JP2013227848A - 湾曲部用水切り - Google Patents

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Abstract

【課題】建築物の凹状湾曲部に適用することが可能な湾曲部用水切りを提供する。
【解決手段】建築物の凹状湾曲部に設置される湾曲部用水切り1であって、後面が凹状湾曲部に沿って配置される平板状の上側板状部11と、上側板状部11の下端から前面下方向へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部12と、中側板状部12の下端から下方向へ折曲された平板状の下側板状部13と、下側板状部13の下端から中側板状部12の上端にかけて形成された1以上の切込み部14a・14b・14c・14dとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、湾曲部用水切りに関する。
従来、建築物の外装板を伝って流下してきた雨水等を外方に導いて滴下させるために、種々の形態の水切りが提案されている。例えば、建築物の凹状部においては、引用文献1及び2のようなものが開示されている。
具体的に、特許文献1には、入隅部を形成する2壁面に個々に固定される2本の水切り間に介在され、該入隅部に設けられる入隅部用水切りが開示されている。また、引用文献2には、バルコニー床または屋上床の周縁から立ち上げられて入隅を形成する2面の防水腰壁と、各防水腰壁のそれぞれ上方に設けられ各防水腰壁の表面よりも前方に張り出して入隅を形成する2面の外装材との、境界部分の防水構造が開示されている。
特開平11−210179号公報 特開平11−350701号公報
しかしながら、引用文献1及び2等の従来のものは、特に壁面同士が出会う直角の入隅のみに用いられるものであって、曲面で形成されるような凹状や凸状の湾曲部に適合するものではなかった。また、平面部に用いる水切りを湾曲部に用いる場合は、適用する曲面に合わせて手作業で板金加工する必要があり時間やコストが掛かってしまっていた。さらに、手作業で板金加工を行った場合、見た目が悪くなると共に、他の箇所と不揃いとなってしまう虞がある。
そこで、本発明は、建築物の凹状や凸状の湾曲部に適用することが可能な湾曲部用水切りを提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は、建築物の湾曲部に設置される湾曲部用水切りであって、後面が前記湾曲部に沿って配置される平板状の第1板状部と、前記板状部の一端から前面へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部と、前記中側板状部の一端から折曲された平板状の第2板状部と、前記第1板状部の一端から前記中側板状部の一端にかけて形成された1以上の切込み部とを有する。
上記構成によれば、第2板状部に、切込み部によって2以上に分割された中側板状部がそれぞれ連続し、さらにそれぞれの中側板状部から第1板状部が連続している。第2板状部の後面を取付対象の凹状や凸状の湾曲部の形状に従って湾曲させると、切込み部によって分割された中側板状部の切込み縁同士、第1板状部の切込み縁同士が重ね合わされて全体が湾曲状に組み上げられることになる。これにより、水切りは湾曲部に沿って好適に取付設置することができる。また、切込み部によって分割された中側板状部及び第1板状部の切込み縁同士の重ね合わせる幅を調整することで、多様な湾曲形状に対して取付設置することができる。
また、本発明は、建築物の凹状湾曲部に設置される湾曲部用水切りであって、後面が前記凹状湾曲部に沿って配置される平板状の上側板状部と、前記上側板状部の下端から前面下方向へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部と、前記中側板状部の下端から下方向へ折曲された平板状の下側板状部と、前記下側板状部の下端から前記中側板状部の上端にかけて形成された1以上の切込み部とを有する。
上記構成によれば、上側板状部に、切込み部によって2以上に分割された中側板状部がそれぞれ連続し、さらにそれぞれの中側板状部から下側板状部が連続している。上側板状部の後面を取付対象の凹状湾曲部の形状に従って湾曲させると、切込み部によって分割された中側板状部の切込み縁同士、下側板状部の切込み縁同士が重ね合わされて全体が湾曲状に組み上げられることになる。これにより、上側板状部は凹状湾曲部に沿って好適に取付設置することができる。また、切込み部によって分割された中側板状部及び下側板状部の切込み縁同士の重ね合わせる幅を調整することで、多様な凹形状に対して取付設置することができる。さらに、1枚の鋼板を折曲して組み上げることができる構成であるため、コストの軽減を図ることができる。
なお、本発明において、「湾曲」とは、弓状、凹状及び凹凸状をも含む概念を意味するものとする。また、「切込み部」とは、スリット状に切り抜いたことをも含む概念を意味する。
また、本発明において、前記下側板状部が、その下端から後面側へ折り返えされた折り返し片を有し、前記折り返し片の前記切込み部によって分割された隣り合う一方の切込み縁部に切欠部を設けるようにしてもよい。
上記構成によれば、下側板状部の下端を折り返した構成とした水切りであっても、上側板状部を凹状湾曲部に従って湾曲させて、中側板状部及び下側板状部が一部重ねられて組み上げられた際に、下側板状部の折り返し片の対向する切込み縁の一方を他方の切欠部に円滑に入り込ませることができて好ましく湾曲状に組み上げることができる。また、切込み部によって分割された下側板状部の対向する一方側に折り返し片により形成された溝部に、他方側の下側板状部の折り返し片の切欠部の下端縁を差し込むことができる。これにより、差し込んだ下側板状部の下端縁は、溝部によって下方向及び前後方向への移動が規制される。また、差し込んだ下側板状部は、差し込まれた側の下側板状部に連続する中側板状部によって上方向への移動が規制される。さらに、下側板状部は、上側板状部が凹状湾曲部に従って湾曲されることにより、左右方向への移動が規制される。この結果、切込み部において中側板状部及び下側板状部が重ねられた部分に隙間が生じることを軽減でき、切込み部で分割された状態の下側板状部、及び、下側板状部に連続する中側板状部を容易に固設することができる。
また、本発明において、前記上側板状部の下端に、前記切込み部と連続する補助切込み部を形成するようにしてもよい。
上記構成によれば、下側板状部から上側板状部の下端部にまでわたる切込みが形成されることになり、水切りをより容易に所望の形状に湾曲させることができる。
また、本発明は、建築物の凸状湾曲部に設置される湾曲部用水切りであって、後面が前記凸状湾曲部に沿って配置される平板状の下側板状部と、前記下側板状部の上端から後面上方向へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部と、前記中側板状部の上端から上方向へ折曲された平板状の上側板状部と、前記上側板状部の上端から前記中側板状部の下端にかけて形成された1以上の上側切込み部とを有する。
上記構成によれば、下側板状部に、上側切込み部によって2以上に分割された中側板状部がそれぞれ連続し、さらにそれぞれの中側板状部から上側板状部が連続している。下側板状部の前面を取付対象の凸状湾曲部の形状に従って湾曲させると、上側切込み部によって分割された中側板状部の切込み縁同士、上側板状部の切込み縁同士が重ね合わされて全体が湾曲状に組み上げられることになる。これにより、上側板状部は凸状湾曲部に沿って好適に取付設置することができる。また、上側切込み部によって分割された上側板状部及び中側板状部の切込み縁同士の重ね合わせる幅を調整することで、多様な凸形状に対して取付設置することができる。さらに、1枚の鋼板を折曲して組み上げることができる構成であるため、コストの軽減を図ることができる。
また、本発明において、前記上側板状部は、その上端から前面側へ折り返された上側折り返し片を有し、前記上側折り返し片の前記上側切込み部によって分割された隣り合う一方の切込み縁部に上側切欠部を設けてもよい。
上記構成によれば、上側板状部の上端を折り返した構成とした水切りであっても、下側板状部を凸状湾曲部に従って湾曲させて、上側板状部及び中側板状部が一部重ねられて組み上げられた際に、上側板状部の上側折り返し片の対向する切込み縁の一方を他方の切欠部に円滑に入り込ませることができて好ましく湾曲状に組み上げることができる。また、上側切込み部によって分割された上側板状部の対向する一方側に上側折り返し片により形成された溝部に、他方側の上側板状部の上側折り返し片の上側切欠部の上端縁を差し込むことができる。これにより、差し込んだ上側板状部の上端縁は、溝部によって上方向及び前後方向への移動が規制される。また、差し込んだ上側板状部は、差し込まれた側の上側板状部に連続する中側板状部によって下方向への移動が規制される。さらに、上側板状部は、下側板状部が上状湾曲部に従って湾曲されることにより、左右方向への移動が規制される。この結果、上側切込み部において上側板状部及び中側板状部が重ねられた部分に隙間が生じることを軽減でき、上側切込み部で分割された状態の上側板状部、及び、上側板状部に連続する中側板状部を容易に固設することができる。
また、本発明において、前記下側板状部の上端には、前記上側切込み部と連続する補助切込み部が形成されてもよい。
上記構成によれば、上側板状部から下側板状部の上端部にまでわたる切込みが形成されることになり、湾曲部用水切りをより容易に所望の形状に湾曲させることができる。
また、本発明において、前記下側板状部は、その下端から後面側へ折り返された下側折り返し片を有し、前記下側折り返し片は、前記上側切込み部の切り込み方向の線分上に下側切欠部を設けてもよい。
上記構成によれば、下側板状部の下端部を後面側に折り返して下側折り返し片を形成することにより、湾曲部用水切りを取付設置した後等に手や指に怪我をしたりすることを防止できる。また、下側折り返し片に下側切欠部が形成されることで、下側板状部を湾曲させた時に下側折り返し片がシワ状に変形することを防止することができる。
本発明の湾曲部用水切りによれば、水切りを取付けようとする建築物の取り付け部位の形状が凹状や凸状湾曲部をなす形状であっても、当該形状に沿わせた状態で容易に取付けることができる。
本発明の一実施形態に係る湾曲部用水切りの設置状態の断面を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る湾曲部用水切りを模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る湾曲部用水切りの設置前の状態を模式的に示す斜視図である。 湾曲部用水切りの製造前の状態における鋼板を示す平面図である。 湾曲部用水切りの組み上げ方法を示す説明図である。 第2実施形態に係る湾曲部用水切りを模式的に示す斜視図である。 第2実施形態に係る湾曲部用水切りの設置前の状態を模式的に示す斜視図である。 第2実施形態に係る湾曲部用水切りの製造前の状態における鋼板を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
(概要)
図1に示すように、湾曲部用水切りが適用される一般的な建築物は、地面に一部を露出して埋め込まれるように布基礎4が設けられ、布基礎4の上に通気間隙を形成するための基礎パッキン3が適所に配置される。そして、基礎パッキン3の上に土台2が設けられ、土台2の壁面には外装板5が設けられる。図1では、本実施形態に係る湾曲部用水切り1・201は、外装板5を伝って流下してきた雨水等を外方に導いて滴下させるために、外装板5の下方に設けられる。湾曲部用水切り1は、土台2の壁面に釘止めなどによって取付面が固定される。尚、本発明の湾曲部用水切りの取付対象は土台に限定されず、例えばベランダ、デッキの外周等、凹湾曲形状、凹形状、凸湾曲形状、凸形状、凹凸形状をなす部位に広く適用することができる。
具体的に、本発明の湾曲部用水切り(湾曲部用水切り1、湾曲部用水切り101)は、建築物の湾曲部に設置される湾曲部用水切りであって、後面が湾曲部に沿って配置される平板状の第1板状部(上側板状部11、下側板状部213)と、第1板状部の一端から前面へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部(中側板状部12、中側板状部212)と、中側板状部の一端から折曲された平板状の第2板状部(下側板状部13、下側板状部213)と、第1板状部の一端から中側板状部の一端にかけて形成された1以上の切込み部(切込み部14a・14b・14c・14d、上側切込み部214a・214b・214c・214d)とを有している。
尚、「後面が湾曲部に沿って」とは、第1板状部が湾曲部に接触することに限定されない。即ち、第1板状部が湾曲部に接触するものであっても良いし、第2板状部が湾曲部に接触するものであっても良い。従って、第1板状部が湾曲部に接触する場合は、第1板状部が取付部となり、中側板状部が雨水案内部となり、第2板状部が前垂れ部となる。また、第2板状部が湾曲部に接触する場合は、第2板状部が取付部となり、中側板状部が雨水案内部となり、第1板状部が前垂れ部となる。
上記の構成によれば、第2板状部に、切込み部によって2以上に分割された中側板状部がそれぞれ連続し、さらにそれぞれの中側板状部から第1板状部が連続している。第2板状部の後面を取付対象の凹状や凸状の湾曲部の形状に従って湾曲させると、切込み部によって分割された中側板状部の切込み縁同士、第1板状部の切込み縁同士が重ね合わされて全体が湾曲状に組み上げられることになる。これにより、水切りは湾曲部に沿って好適に取付設置することができる。また、切込み部によって分割された中側板状部及び第1板状部の切込み縁同士の重ね合わせる幅を調整することで、多様な湾曲形状に対して取付設置することができる。
上記の湾曲部用水切りは、凹状の湾曲部及び凸状の湾曲部に適用することができる。凹状の湾曲部に好適な湾曲部用水切りを第1実施形態において説明し、凸状の湾曲部に好適な湾曲部用水切りを第2実施形態において説明する。
[第1実施形態]
図2に示すように、本実施形態に係る湾曲部用水切り1は、建築物の土台2等における凹状の湾曲部に容易に設置することが可能に構成されている。湾曲部用水切り1は、図3に示すように、1枚の鋼板10(図4参照)を折曲して製造される。使用者や施工者は、図2に示すように、湾曲部用水切り1を建築物の湾曲部に合わせて組み上げた状態で、上側板状部11を当該湾曲部に釘止め等することにより湾曲部用水切り1を設置する。
尚、本発明においては、水切りの材質は鋼板に限定されず、鉄板、ステンレス鋼板等の鉄合金板、銅板、銅合金板、アルミニウム板、アルミニウム合金板、チタン板、チタン合金板等の各種の金属板を採用することができる。また、1枚の金属板を折曲して製造することに限定されず、樹脂等の素材を採用してもよい。
図2及び図3に示すように、湾曲部用水切り1は、後面が凹状湾曲部に沿って配置される平板状の上側板状部(取付部)11と、上側板状部11の下端から下方向へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部(雨水案内部)12と、中側板状部12(中側板状部121・122・123・124・125)の下端から下方向へ折曲された平板状の下側板状部(前垂れ部)13(下側板状部131・132・133・134・135)と、下側板状部13の下端から中側板状部12の上端にかけて直線状に形成された1以上(4つ)の切込み部14a・14b・14c・14dとを有している。また、下側板状部13の下端には、所定寸法を折り返して形成した折り返し片15により、溝部151〜155(図4,5参照)が設けられている。さらに、上側板状部11の下端には、補助切込み部16a・16b・16c・16dが設けられている。
(上側板状部11)
上側板状部11は、垂直に立ち上げられた平板状に形成される。図2に示すように、上側板状部11は、後面が土台2等の凹状湾曲部に接するように、長手方向の両端を前面側へ湾曲されて組み上げられる。上側板状部11が、この湾曲状態で凹状湾曲部に釘止め等されることにより、湾曲部用水切り1が固設される。
(中側板状部12)
中側板状部12は、上側板状部11の下端である折り曲げ線20に沿って折曲されることにより、平板状に形成される。中側板状部12は、上側板状部11と鈍角をなすように折曲される。これにより、中側板状部12は、上側板状部11の下端から下方向へ傾斜し、外装板5を伝って流下してきた雨水等を下端方向へ導くことができるようになっている。即ち、上側板状部11は、設置状態において外装板5よりも水平前面方向に長くなるように組み上げられる。
中側板状部12は、4つの切込み部14a・14b・14c・14dによって、長手方向に5等分されている。即ち、中側板状部12には、5つに分割された中側板状部121・122・123・124・125が長手方向に並列している。
(下側板状部13)
下側板状部13は、中側板状部12の下端である折り曲げ線30に沿って折曲されることにより、平板状に形成される。下側板状部13は、中側板状部12の下端から鉛直下方向へ折曲される。これにより、下側板状部13は、中側板状部12によって導かれた雨水等が、通気間隙を形成するための基礎パッキン3の方向へ流入することを防止することができる。従って、下側板状部13の下端は、基礎パッキン3の下端より下方の位置であることが好ましい。
下側板状部13は、4つの切込み部14a・14b・14c・14dによって、長手方向に5等分されている。即ち、下側板状部13には、5つに分割された下側板状部131・132・133・134・135が長手方向に並列している。
また、下側板状部13には、その下端である折り返し線40から後面側へ折り返すことにより折り返し片15が形成され、切込み部14a・14b・14c・14dにおいて対向する折り返し片15の切込み縁の一方に切欠部15a・・・が設けられている。このように、下側板状部13の下端を折り返しておくことにより、水切り1の取り扱い時、取付設置後に手や指に怪我をしたりすることを防止できる。
(切込み部14a・14b・14c・14d)
切込み部14a・14b・14c・14dは、下側板状部13の下端から中側板状部12の上端にかけて直線状に切断された切断部である。即ち、一つの上側板状部11の下端に、5つに分割された中側板状部121・122・123・124・125の各上端が接続されている。また、中側板状部121・122・123・124・125の各下端には、下側板状部131・132・133・134・135の各上端がそれぞれ接続されている。
(溝部151・152・153・154・155)
下側板状部13の下端には、折り返し片15により溝部151〜155が形成されている。
各溝部151〜155は、下側板状部13の厚さ以上の幅に形成されている。また、各溝部151〜155の各折り返し片15・・・は、左端部が切除されて切欠部15aが形成されることで、各下側板状部13より長手方向に短く形成されている。これにより、溝部151〜155の各折り返し片15・・・の端部が切除された側の下側板状部13が、切込み部14a・14b・14c・14dのいずれかによって分割された隣り合う下側板状部13から折り返される溝部151〜155に差込可能にされる。また、下側板状部13を溝部151〜155に差し込んでいったときに、隣り合う溝部151〜155同士が当接するため、差し込みの距離が制限される。これにより、湾曲部用水切り1を設置した際に、下側板状部13が差込方向に過度に移動してしまうことを回避することができる。また、折り返し片15・・・の左端部の切欠部15aの切除幅を大きくすれば、切込み部14a・14b・14c・14dにおける中側板状部12及び下側板状部13の重なり幅の許容寸法を大きくし得、水切り1をより大きく且つ多様な形状に湾曲させることができる。尚、いずれにも差し込まれない下側板状部13(下側板状部131)に連接する折り返し片15には、切欠部15aが形成されなくてもよい。
(補助切込み部16a・16b・16c・16d)
また、上側板状部11の下端には、切込み部14a・14b・14c・14dの夫々と連続する補助切込み部16が形成されている。これにより、上側板状部11をより容易に湾曲させることができると共に、上側板状部11を湾曲させて、中側板状部12同士が水平方向に反発しあう力が働いた場合でも、この力によって切込み部14a・14b・14c・14dから上側板状部11がひび割れしてしまうことを予め防止することができる。
(組み上げ方法)
具体的に、図5を参照して、湾曲部用水切り1の組み上げ方法について、切込み部14dによって分割される箇所に関し説明する。その他の切込み部14a・14b・14cに関しては同様であるため説明を省略する。
先ず、上側板状部11が設置対象となる凹状湾曲部に合わせて湾曲される。その際、中側板状部125は、中側板状部124の下方に重ね合せられる。また、下側板状部135は、下側板状部134の後面側に重ね合わせられる。このとき、下側板状部135の左下端部の折り返し片15は切除されているため、他の箇所よりも上下方向に短くなっている。従って、中側板状部125は、中側板状部124の下方に重ね合せたときに、下側板状部135の左下端部は、溝部154の溝底面よりも上方の位置となる。従って、溝部154に下側板状部135の左下端部を差込状態に案内することができる。
このように、上側板状部11が湾曲される際には、中側板状部125が中側板状部124の下方に重ね合せられ、中側板状部124が中側板状部123の下方に重ね合せられ、中側板状部123が中側板状部122の下方に重ね合せられ、中側板状部122が中側板状部121の下方に重ね合せられる。また、下側板状部135が下側板状部134の後方に重ね合せられると共にその左下端部が溝部154に差し込まれ、下側板状部134が下側板状部133の後方に重ね合せられると共にその左下端部が溝部153に差し込まれ、下側板状部133が下側板状部132の後方に重ね合せられると共にその左下端部が溝部152に差し込まれ、下側板状部132が下側板状部131の後方に重ね合せられると共にその左下端部が溝部151に差し込まれる。
これにより、図2に示すような、湾曲部用水切り1の組み上げられて、凹状湾曲部に形成された土台2等に設置することができる。尚、図示しないが、切込み部14a・14b・14c・14d等によって生じる隙間を目地材等によって充填するコーキング処理が設置の前後のいずれかまたは両方で行われてもよい。
このように、上側板状部11に、切込み部14a・14b・14c・14dによって2以上に分割された中側板状部12がそれぞれ連続し、さらにそれぞれの中側板状部12から下側板状部13が連続している。上側板状部11の後面を凹状湾曲部に沿わせると、上側板状部11が凹状湾曲部に従って湾曲される。上側板状部11が湾曲されると、切込み部14a・14b・14c・14dによって分割された中側板状部12同士、下側板状部13同士が重ね合わされて組み上げられることになる。これにより、上側板状部11は凹状湾曲部に沿って設置されると共に、切込み部14a・14b・14c・14dによる隙間が閉鎖されるため、建築物の凹状湾曲部に設置した場合であっても、建築物を伝って流下してきた雨水等を中側板状部12、下側板状部13の内部に侵入させることなく、外方へ導いて滴下させることができる。また、1枚の鋼板10を折曲して組み上げることができる構成であるため、コストの軽減を図ることができる。
また、上側板状部11が凹状湾曲部に従って湾曲され、中側板状部12及び下側板状部13の一部が切込み部14a・14b・14c・14dにおいて重ねられて組み上げられた際に、下側板状部13の下端の溝部151〜155に、切込み部14a・14b・14c・14dによって分割された他の下側板状部13の下端を差し込むことができる。これにより、差し込んだ下側板状部13は、溝部151〜155によって下方向及び前後方向への移動が規制される。また、差し込んだ下側板状部13は、差し込まれた側の下側板状部13に連続する中側板状部12によって上方向への移動が規制される。さらに、下側板状部13は、上側板状部11が凹状湾曲部に従って湾曲されることにより、左右方向への移動が規制される。この結果、切込み部14a・14b・14c・14dで分割された状態の下側板状部13、及び、下側板状部13に連続する中側板状部12を容易に固設することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態にかかる湾曲部用水切り201について説明する。
本実施形態に係る湾曲部用水切り201は、建築物の土台2(図2参照)等における凸状の湾曲部に容易に設置することが可能に構成されている。湾曲部用水切り201は、図6に示すように、1枚の鋼板210(図8参照)を折曲して製造される。使用者や施工者は、図2に示すように、湾曲部用水切り201を建築物の湾曲部に合わせて組み上げた状態で、上側板状部11を当該湾曲部に釘止め等することにより湾曲部用水切り201を設置する。
図6乃び図7に示すように、後面が凸状湾曲部に沿って配置される平板状の下側板状部(前垂れ部)213と、下側板状部213の上端から後面上方向へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部212(中側板状部2121・2122・2123・2124・2125)と、中側板状部212の上端から上方向へ折曲された平板状の上側板状部(取付部)211と、上側板状部211の上端から中側板状部212の上端にかけて形成された1以上(4つ)の上側切込み部214a・214b・214c・214dとを有している。
また、上側板状部211は、その上端から前面側へ折り返された上側折り返し片217を有し、上側折り返し片216の上側切込み部214a・214b・214c・214dによって分割された隣り合う一方の切込み縁部に上側切欠部217a・217b・217c・217dを設けている。
また、下側板状部213の上端には、上側切込み部214a・214b・214c・214dと連続する補助切込み部216a・216b・216c・216dが形成されている。
また、下側板状部213は、その下端から後面側へ折り返された下側折り返し片215(2151〜2155)を有し、下側折り返し片215は、上側切込み部214a・214b・214c・214dの切り込み方向の線分上に下側切欠部215a・215b・215c・215dを設けている。
(上側板状部211)
上側板状部211は、垂直に立ち上げられた平板状に形成される。図6に示すように、上側板状部211は、後面が土台2等の凸状湾曲部に接するように、長手方向の両端を後面側へ湾曲されて組み上げられる。上側板状部211が、この湾曲状態で凸状湾曲部に釘止め等されることにより、湾曲部用水切り201が固設される。
上側板状部211は、4つの上側切込み部214a・214b・214c・214dによって、長手方向に5等分されている。即ち、上側板状部211には、5つに分割された上側板状部2111・2112・2113・2114・2115が長手方向に並列している。
また、上側板状部211には、その上端である折り返し線250から前面側へ折り返すことにより上側折り返し片217が形成され、上側切込み部214a・214b・214c・214dにおいて対向する上側折り返し片217の切込み縁の一方に上側切欠部217a・217b・217c・217dが設けられている。このように、上側板状部211の上端を折り返しておくことにより、湾曲部用水切り201の取り扱い時、取付設置後に手や指に怪我をしたりすることを防止できる。
(中側板状部212)
中側板状部212は、上側板状部211の下端である折り曲げ線220に沿って折曲されることにより、平板状に形成される。中側板状部212は、上側板状部211と鈍角をなすように折曲される。これにより、中側板状部212は、上側板状部211の下端から下方向へ傾斜し、外装板5(図1参照)を伝って流下してきた雨水等を下端方向へ導くことができるようになっている。即ち、中側板状部212は、設置状態において外装板5よりも水平前面方向に長くなるように組み上げられる。
中側板状部212は、4つの上側切込み部214a・214b・214c・214dによって、長手方向に5等分されている。即ち、中側板状部12には、5つに分割された中側板状部2121・2122・2123・2124・2125が長手方向に並列している。
(下側板状部213)
下側板状部213は、中側板状部212の下端である折り曲げ線230に沿って折曲されることにより、平板状に形成される。下側板状部213は、中側板状部212の下端から鉛直下方向へ折曲される。これにより、下側板状部213は、中側板状部212によって導かれた雨水等が、通気間隙を形成するための基礎パッキン3(図1参照)の方向へ流入することを防止することができる。従って、下側板状部213の下端は、基礎パッキン3の下端より下方の位置であることが好ましい。
下側板状部213には、その下端である折り返し線240から後面側へ折り返すことにより下側折り返し片215が形成されている。このように、下側板状部213の下端を折り返しておくことにより、湾曲部用水切り201の取り扱い時、取付設置後に手や指に怪我をしたりすることを防止できる。また、下側板状部213の下側折り返し片215には、上側切込み部214a・214b・214c・214dの切り込み方向の線分上に三角形状の下側切欠部215a・215b・215c・215dが設けられている。これにより、組み上げ時等において湾曲部用水切り201を湾曲させた時に、下側折り返し片215にシワが形成されることを防止することができる。
(上側切込み部214a・214b・214c・214d)
上側切込み部214a・214b・214c・214dは、上側板状部211の上端から中側板状部212の下端にかけて直線状に切断された切断部である。即ち、一つの下側板状部213の上端に、5つに分割された中側板状部2121・2122・2123・2124・2125の各下端が接続されている。また、中側板状部2121・2122・2123・2124・2125の各上端には、上側板状部2111・2112・2113・2114・2115の各下端がそれぞれ接続されている。
(溝部2171・2172・2173・2174・2175)
上側板状部211の上端には、上側折り返し片217・・・により溝部2171〜2175(図7参照)が形成されている。
各溝部2171〜2175は、上側板状部211の厚さ以上の幅に形成されている。また、各溝部2171〜2175を形成する各折り返し片217・・・は、右端部が切除されて上側切欠部217a・217b・217c・217dが形成されることで、各上側板状部211より長手方向に短く形成されている。これにより、溝部2171・2172・2173・2174・2175の各折り返し片217・・・の端部が切除された側の上側板状部211が、上側切込み部214a・214b・214c・214dのいずれかによって分割された隣り合う上側板状部211から折り返される溝部2171・2172・2173・2174・2175に差込可能にされる。また、上側板状部211を溝部2171・2172・2173・2174・2175に差し込んでいったときに、隣り合う溝部2171・2172・2173・2174・2175同士が当接するため、差し込みの距離が制限される。これにより、湾曲部用水切り201を設置した際に、上側板状部211が差込方向に過度に移動してしまうことを回避することができる。また、上側折り返し片217・・・の左端部の切欠部217aの切除幅を大きくすれば、上側切込み部214a・214b・214c・214dにおける中側板状部212及び上側板状部211の重なり幅の許容寸法を大きくし得、水切り201をより大きく且つ多様な形状に湾曲させることができる。尚、いずれにも差し込まれない上側板状部211(上側板状部2115)に連接する上側折り返し片217には、上側切欠部217dが形成されなくてもよい。尚、複数の水切り201を横に連結して用いても良い。また、図6乃至図8に示すように、中側板状部212、及び、下側板状部213の何れか一方の端部に連結用の接続部材を設けても良い。また、連結して用いる場合、連結部を覆うジョイナーを設けても良い。
(補助切込み部216a・216b・216c・216d)
また、下側板状部213の上端には、上側切込み部214a・214b・214c・214dの夫々の下端と連続する補助切込み部216a・216b・216c・216dが形成されている。これにより、下側板状部213をより容易に湾曲させることができると共に、下側板状部213を湾曲させて、中側板状部212同士が水平方向に反発しあう力が働いた場合でも、この力によって上側切込み部214a・214b・214c・214dから下側板状部213がひび割れしてしまうことを予め防止することができる。
(組み上げ方法)
具体的に、湾曲部用水切り201の組み上げ方法について、上側切込み部214dによって分割される箇所に関し説明する。その他の上側切込み部214a・214b・214cに関しては同様であるため説明を省略する。
先ず、上側板状部211が設置対象となる凸状湾曲部に合わせて湾曲される。その際、中側板状部2125は、中側板状部2124の下方に重ね合せられる。また、上側板状部2115は、上側板状部2114の後面側に重ね合わせられる。このとき、上側板状部2114の右上端部の上側折り返し片217は上側切欠部217dによって切除されているため、他の箇所よりも上下方向に短くなっている。従って、中側板状部2125は、中側板状部2124の下方に重ね合せたときに、上側板状部2114の上端部は、溝部217の溝内の上面よりも下方の位置となる。従って、溝部217に上側板状部2114の右上端部を差込状態に案内することができる。
このように、下側板状部213が湾曲される際には、中側板状部2125が中側板状部2124の下方に重ね合せられ、中側板状部2124が中側板状部2123の下方に重ね合せられ、中側板状部2123が中側板状部2122の下方に重ね合せられ、中側板状部2122が中側板状部2121の下方に重ね合せられる。また、上側板状部2115が上側板状部2114の後方に重ね合せられると共にその右上端部が溝部217に差し込まれ、上側板状部2114が上側板状部2113の後方に重ね合せられると共にその右上端部が溝部217に差し込まれ、上側板状部2113が上側板状部2112の後方に重ね合せられると共にその右上端部が溝部217に差し込まれ、上側板状部2112が上側板状部2111の後方に重ね合せられると共にその右上端部が溝部217に差し込まれる。これにより、図6に示すような、湾曲部用水切り201が組み上げられて、凸状湾曲部に形成された土台2等に設置することができる。
尚、図示しないが、上側切込み部214a・214b・214c・214d等によって生じる隙間を目地材等によって充填するコーキング処理が設置の前後のいずれかまたは両方で行われてもよい。
以上、湾曲部用水切り1・201について説明したが、本発明は、この例に限定されず、以下の構成を採用することができる。
本実施形態において、切込み部は4つ設けられるものであったがこれに限定されない。例えば、切込み部は、1〜3、又は、5以上設けられるものであってもよい。また、切込み部は等間隔に設けられるものであったがこれに限定されず、異なる間隔に設けられるものであってもよい。即ち、中側板状部及び下側板状部は、2〜4、又は、6以上に分割されてもよく、分割された夫々が異なる長さであってもよい。
また、上述した例では、製造時に、図3や図7に示した状態まで折曲し、使用者や施工者が、建築物の凹状や凸状湾曲部分に設置する際に図2や図6に示す状態に組み上げる場合について説明したが、本発明は、この例に限定されない。例えば、製造時に図2や図6に示した状態まで組み上げておき、又は、固定状態で製造しておき、使用者や施工者がそれを設置することとしてもよい。
1 湾曲部用水切り
2 土台
3 基礎パッキン
4 布基礎
5 外装板
10 鋼板
11 上側板状部
12(121・122・123・124・125) 中側板状部
13(131・132・133・134・135) 下側板状部
14a・14b・14c・14d 切込み部
15 折り返し片
15a 切欠部
151・152・153・154・155 溝部
16a・16b・16c・16d 補助切込み部
20 折り曲げ線
30 折り曲げ線
40 折り返し線
201 湾曲部用水切り
210 鋼板
211(2111・2112・2113・2114・2115) 上側板状部
212(2121・2122・2123・2124・2125) 中側板状部
213 下側板状部
214a・214b・214c・214d 上側切込み部
215 下側折り返し片
215a・215b・215c・215d 下側切欠部
216a・216b・216c・216d 補助切込み部
217(2171・2172・2173・2174・2175) 溝部
220 折り曲げ線
230 折り曲げ線
240 折り返し線
250 折り返し線

Claims (8)

  1. 建築物の湾曲部に設置される湾曲部用水切りであって、
    後面が前記湾曲部に沿って配置される平板状の第1板状部と、
    前記第1板状部の一端から前面へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部と、
    前記中側板状部の一端から折曲された平板状の第2板状部と、
    前記第1板状部の一端から前記中側板状部の一端にかけて形成された1以上の切込み部とを有することを特徴とする湾曲部用水切り。
  2. 建築物の凹状湾曲部に設置される湾曲部用水切りであって、
    後面が前記凹状湾曲部に沿って配置される平板状の上側板状部と、
    前記上側板状部の下端から前面下方向へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部と、
    前記中側板状部の下端から下方向へ折曲された平板状の下側板状部と、
    前記下側板状部の下端から前記中側板状部の上端にかけて形成された1以上の切込み部とを有することを特徴とする湾曲部用水切り。
  3. 前記下側板状部は、その下端から後面側へ折り返された折り返し片を有し、前記折り返し片の前記切込み部によって分割された隣り合う一方の切込み縁部に切欠部を設けていることを特徴とする請求項2に記載の湾曲部用水切り。
  4. 前記上側板状部の下端には、前記切込み部と連続する補助切込み部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の湾曲部用水切り。
  5. 建築物の凸状湾曲部に設置される湾曲部用水切りであって、
    後面が前記凸状湾曲部に沿って配置される平板状の下側板状部と、
    前記下側板状部の上端から後面上方向へ傾斜するように折曲された平板状の中側板状部と、
    前記中側板状部の上端から上方向へ折曲された平板状の上側板状部と、
    前記上側板状部の上端から前記中側板状部の下端にかけて形成された1以上の上側切込み部とを有することを特徴とする湾曲部用水切り。
  6. 前記上側板状部は、その上端から前面側へ折り返された上側折り返し片を有し、前記上側折り返し片の前記上側切込み部によって分割された隣り合う一方の切込み縁部に上側切欠部を設けていることを特徴とする請求項5に記載の湾曲部用水切り。
  7. 前記下側板状部の上端には、前記上側切込み部と連続する補助切込み部が形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の湾曲部用水切り。
  8. 前記下側板状部は、その下端から後面側へ折り返された下側折り返し片を有し、前記下側折り返し片は、前記切込み部の切り込み方向の線分上に下側切欠部を設けていることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の湾曲部用水切り。
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