JPH10183781A - 外装用水切り具 - Google Patents

外装用水切り具

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JPH10183781A
JPH10183781A JP34681496A JP34681496A JPH10183781A JP H10183781 A JPH10183781 A JP H10183781A JP 34681496 A JP34681496 A JP 34681496A JP 34681496 A JP34681496 A JP 34681496A JP H10183781 A JPH10183781 A JP H10183781A
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JP
Japan
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notch
piece
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bent
engagement
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Application number
JP34681496A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ito
丈志 伊藤
Tomohiro Yuzuriha
杠  智広
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重合部が金属板のバネ作用により開くことな
く、施工性が向上する外装用水切り具を提供すること。 【解決手段】 金属板(8)の上部中程に形成した切欠
(14)の中心で平面視略L字状に折り曲げ、切欠(1
4)の対向する辺の一辺に重ね片(2)を設け、他辺に
折込片(3)を設け、折込片(3)と重ね片(2)とを
折り曲げてハゼ係合し、仮止め機能を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装用水切り具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図8、9に示すように、金属板
(8)の一端に切欠(14)を形成し、切欠(14)の
中心で平面視略L字状に折り曲げ、切欠(14)の対向
する辺を重合部(12)で重合させ、裏側からシーリン
グ材(図示せず)を用いてコーキング処理を行うもので
あり、この金属板(8)は、あらかじめ折り曲げ加工さ
れたものであって、大きくは上片(1)と下片(10)
とに分けられ、上片(1)と下片(10)との間には二
段からなる段部(11)が形成されている。そして、上
片(1)及び段部(11)には切欠(14)が形成され
ており、上片(1)の切欠(14)の対向する一辺には
重ね片(2)が設けられており、この重ね片(2)を他
方の辺に重ね合わせることにより、重合部(12)を構
成し、上側の段部(11)の切欠(14)の一辺にも重
ね片(6)を設け、また、下側の段部(11)の切欠
(14)を略V字状に切り欠いてこの切欠(14)の一
辺にも重ね片(7)を設け、これら二つの重ね片(6、
7)を他方の対向する辺に重合させるようにしている。
また、下片(10)は連続しており、下片(10)を切
欠(14)の中心で折り曲げることにより、上片(1)
及び段部(11)に形成した切欠(14)の対向する辺
に重合部(12)で重ね片(2、6、7)を重合させ、
裏側からシーリング材を用いてコーキング処理を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、上記
のように下片(10)を切欠(14)の中心で平面視略
L字状に折り曲げを行うと、金属板(8)のバネ作用に
より、重合部(12)が開こうとする力が働くため、コ
ーキング処理を行った後にシーリング材が切れて、重合
部(12)が開く恐れがあり、そうすると、再度シーリ
ング材を打ち直したり、シーリング材が硬化するまで手
で重合部(12)を押さえておかなければならない場合
もあり、施工に手間取っていた。
【0004】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、重合部が金属板のバ
ネ作用により開くことなく、施工性が向上する外装用水
切り具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
外装用水切り具は、金属板の上部中程に形成した切欠の
中心で平面視略L字状に折り曲げ、切欠の対向する辺を
重合させた重合部で切欠の対向する辺を係合してなるも
のである。このように、金属板の上部中程に形成した切
欠の中心で平面視略L字状に折り曲げ、切欠の対向する
辺を重合させた重合部で切欠の対向する辺を係合したの
で、従来品に比べ、施工後にシーリング材切れによる重
合部の開きがなくなるとともに、仮止め機能があるた
め、シーリング材を重合部に打つ際に、重合部の開きを
気にせずに打てるようになる。
【0006】本発明の請求項2に係る外装用水切り具
は、請求項1において、重合部での係合が、切欠の対向
する辺の一辺に重ね片を設け、他辺に折込片を設け、折
込片と重ね片とを折り曲げて係合するハゼ係合であるこ
とを特徴とするものである。こうすることにより、上記
効果に加えて、重合部での係合が、切欠の対向する辺の
一辺に重ね片を設け、他辺に折込片を設け、折込片と重
ね片とを折り曲げて係合するハゼ係合であるので、より
仮止め機能が向上するようになる。
【0007】本発明の請求項3に係る外装用水切り具
は、請求項1において、重合部での係合が、切欠の対向
する辺の一辺に重ね片を設け、重ね片と他辺の重合部と
の一方に凸部、他方に凹部を設けて係合する凹凸係合で
あることを特徴とするものである。こうすることによ
り、上記効果に加えて、重合部での係合が、切欠の対向
する辺の一辺に重ね片を設け、重ね片と他辺の重合部と
の一方に凸部、他方に凹部を設けて係合する凹凸係合で
あるので、より仮止め機能が向上するようになるととも
に、係合作業が簡単に行えるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明していく。図1から図4は請求項1、2に係
る本発明の第一の実施形態を示す図である。本実施形態
は、金属板(8)の上部中程に形成した切欠(14)の
中心で平面視略L字状に折り曲げ、切欠(14)の対向
する辺を重合させた重合部(12)で切欠(14)の対
向する辺を係合したものであって、この重合部(12)
での係合は、切欠(14)の対向する辺の一辺に重ね片
(2)を設け、他辺に折込片(3)を設け、折込片
(3)と重ね片(2)とを折り曲げてハゼ係合したもの
である。
【0009】さらに詳しく説明すると、金属板(8)は
図4に示すように、あらかじめ折り曲げ加工されたもの
であって、大きくは上片(1)と下片(10)とに分け
られている。上片(1)の上端には折返片(9)が設け
られており、ほぼ180度折り返されいる。また、上片
(1)と下片(10)との間には二段からなる段部(1
1)が形成されており、また、下片(10)の下端にも
折返片(13)が設けられており、この折返片(13)
は約170度程折り返されている。
【0010】また、図3に示すように、上片(1)及び
段部(11)の中程には切欠(14)が形成されてお
り、上片(1)の切欠(14)の対向する辺にはそれぞ
れハゼ係合させるための重ね片(2)、折込片(3)が
設けられており、これらを折り曲げて係合することによ
り、重合部(12)を構成している。また、上側の段部
(11)の切欠の一辺にも重ね片(6)を設け、また、
下側の段部(11)の切欠(14)は略V字状であっ
て、この切欠(14)の一辺にも重ね片(7)を設け、
これら二つの重ね片(6、7)を他方の対向する辺に重
合させている。また、下片(10)は連続しており、下
片(10)を平面視略L字型となるように切欠(14)
の中心で折り曲げることにより、上片(1)及び段部
(11)に形成した切欠(14)の対向する辺に重合部
(12)で重ね片(2、6、7)を重合させるようにし
ている。
【0011】そして、出隅用の水切り具を形成する場合
は、段部(11)が平面視略L字型の外側へ突出するよ
うに下片(10)を折り曲げて上片(1)及び段部(1
1)に形成した切欠(14)の対向する辺を重合させ、
上片(1)に設けた重ね片(2)を折り曲げ、さらに、
折込片(3)を二つ折りにし、折込片(3)と重ね片
(2)とをハゼ係合させ、裏側からシーリング材(図示
せず)を打っている。
【0012】また、入隅用の水切り具を形成する場合
は、出隅用の水切り具を形成する場合と逆方向に下片
(10)を折り曲げた後は出隅用の水切り具を形成する
場合と同様である。
【0013】このように、金属板(8)の上部中程に切
欠(14)を形成し、切欠(14)の中心で平面視略L
字状に折り曲げ、切欠(14)の対向する辺を重合させ
た重合部(12)で切欠(14)の対向する辺を係合し
たので、従来品に比べ、施工後にシーリング材切れによ
る重合部(12)の開きがなくなるとともに、仮止め機
能があるため、シーリング材を重合部に打つ際に、重合
部の開きを気にせずに打てるようになる。また、重合部
での係合が、切欠の対向する辺の一辺に重ね片を設け、
他辺に折込片を設け、折込片と重ね片とを折り曲げて係
合するハゼ係合であるので、より仮止め機能が向上する
ようになる。
【0014】次に、図5から図7は請求項1、3に係る
本発明の第二の実施形態を示す図である。本実施形態
は、第一の実施形態における重合部(12)での係合
が、切欠(14)の対向する辺の一辺に重ね片(2)を
設け、重ね片(2)と他辺の重合部(12)との一方に
凸部(4)、他方に凹部(5)を設けて凹凸係合したも
のであり、他の構成は第一の実施形態と同様なものであ
る。
【0015】第一の実施形態と異なる部分について詳し
く説明すると、上片に設けた重ね片(2)には凸部
(4)が形成され、また、他方の重合部(12)で凸部
(4)と重合する部分には凹部(5)が形成されてい
る。そして、下片(10)を平面視略L字型となるよう
に切欠(14)の中心で折り曲げ、上片(1)及び段部
(11)に形成した切欠(14)の対向する辺に重ね片
(2、6、7)を重合させ、凹部(5)と凸部(4)と
で凹凸係合させている。
【0016】このようにすることにより、第一の実施形
態の効果に加えて、重合部(12)での係合が凹凸係合
であるので、係合作業が簡単に行えるようになる。
【0017】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、請求項1記載
の外装用水切り具によると、金属板の上部中程に形成し
た切欠の中心で平面視略L字状に折り曲げ、切欠の対向
する辺を重合させた重合部で切欠の対向する辺を係合し
たので、従来品に比べ、施工後にシーリング材切れによ
る重合部の開きがなくなるとともに、仮止め機能がある
ため、シーリング材を重合部に打つ際に、重合部の開き
を気にせずに打てるようになる。
【0018】また、請求項2記載の外装用水切り具によ
ると、上記効果に加えて、重合部での係合が、切欠の対
向する辺の一辺に重ね片を設け、他辺に折込片を設け、
折込片と重ね片とを折り曲げて係合するハゼ係合である
ので、より仮止め機能が向上するようになる。
【0019】また、請求項3記載の外装用水切り具によ
ると、上記効果に加えて、重合部での係合が、切欠の対
向する辺の一辺に重ね片を設け、重ね片と他辺の重合部
との一方に凸部、他方に凹部を設けて係合する凹凸係合
であるので、より仮止め機能が向上するようになるとと
もに、係合作業が簡単に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外装用水切り具の第一の実施形態
を裏側から見た要部斜視図である。
【図2】同実施形態における外装用水切り具を示す斜視
図である。
【図3】同実施形態における外装用水切り具を示す展開
図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明に係る外装用水切り具の第二の実施形態
を裏側から見た斜視図である。
【図6】同実施形態を示す斜視図である。
【図7】同実施形態における外装用水切り具を示す展開
図である。
【図8】従来の外装用水切り具を示す斜視図である。
【図9】従来の外装用水切り具を示す展開図である。
【符号の説明】
2 重ね片 3 折込片 4 凸部 5 凹部 8 金属板 12 重合部 14 切欠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の上部中程に形成した切欠の中心
    で平面視略L字状に折り曲げ、切欠の対向する辺を重合
    させた重合部で切欠の対向する辺を係合してなる外装用
    水切り具。
  2. 【請求項2】 上記重合部での係合が、切欠の対向する
    辺の一辺に重ね片を設け、他辺に折込片を設け、折込片
    と重ね片とを折り曲げて係合するハゼ係合であることを
    特徴とする請求項1記載の外装用水切り具。
  3. 【請求項3】 上記重合部での係合が、切欠の対向する
    辺の一辺に重ね片を設け、重ね片と他辺の重合部との一
    方に凸部、他方に凹部を設けて係合する凹凸係合である
    ことを特徴とする請求項1記載の外装用水切り具。
JP34681496A 1996-12-26 1996-12-26 外装用水切り具 Pending JPH10183781A (ja)

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JP (1) JPH10183781A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052321A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Tookoo:Kk 出隅用土台水切
JP2013227848A (ja) * 2012-03-30 2013-11-07 Joto Techno Co Ltd 湾曲部用水切り
JP5633857B1 (ja) * 2013-10-16 2014-12-03 弘 片岡 入隅及び出隅用土台水切り加工用の墨付けスコヤ
JP2015074898A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 すてきナイスグループ 株式会社 巾木

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