JP2013224396A - アゾ顔料およびその製造方法 - Google Patents

アゾ顔料およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】顔料の二次凝集が弱く易分散性に優れ、高い着色力と鮮明性を有し、使用時の作業性に優れたアゾ顔料とその製造方法を提供する。
【解決手段】JIS K 5101−12−1で規定される見掛け密度が、0.04g/mL〜0.14g/mLであることを特徴とする一般式(1)で表わされる化合物からなるアゾ顔料。
一般式(1)
【化1】
Figure 2013224396

(一般式(1)中、R1は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基等を表わす。
2〜R6は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、カルバモイル基を表す。
【選択図】なし

Description

本発明は、アゾ顔料およびその製造方法に関する。
アゾ系顔料は、ベース成分である芳香族アミンのジアゾ化物とカップラー成分とを反応させることで得られる化合物であり、中でもナフトールAS系顔料は、その着色力、鮮明性と良好な諸耐性から、印刷インキ、プラスチック、捺染、インクジェットインキ、電子写真印刷、カラートナー、カラーフィルター等様々な分野の着色剤として用いられている。
ナフトールAS系顔料は、通常、ジアゾカップリング反応を水中で行うことで製造される。こうして得られた顔料は、ウェットケーキ等の湿潤状態で被着色物の着色に用いられる。また、湿潤状態の顔料を乾燥させ、パウダー等の乾燥状態の顔料として、被着色物の着色に用いられる。
ナフトールAS系顔料は、通常、ワニス、プラスチック、水系分散樹脂等の被着色物へ微分散させることが比較的難しく、優れた着色特性の着色物を得るためには、強い力で且つ長時間分散を行わなければならないという欠点がある。この欠点を解消するために、顔料を乾燥させず、湿潤状態から直接分散を行うことがあるが、湿潤状態の顔料は、冬季の保存では凍結しやすく、夏季の保存では雑菌等によるカビ等が発生しやすいという欠点があり、長期の保存が困難という問題がある。また、湿潤した顔料を被着色物へ分散する際に、水分を除去する等、特別な装置が必要となる。一方、乾燥状態の顔料は、このような問題は無いが、優れた着色特性の着色物を得ようとした場合、強い力で且つ長時間分散する等、手間やコストがかかる。
乾燥を経ていない湿潤状態の顔料は、顔料粒子同士の凝集が比較的弱く、被着色媒体への微分散は容易である。これは、顔料の状態が、顔料の一次粒子同士が角や陵で付着している、柔らかい凝集(agglomerate)の状態であることに起因する。ところが、上記した様な湿潤状態に次いで乾燥を経ることで、一次粒子同士が面と面で付着し二次粒子となった、硬い凝集(aggregate)の状態となる。本明細書では、この一次粒子同士が付着し二次粒子となる性質を二次凝集と呼ぶ。
顔料粒子の凝集状態は、顔料の分散性、及び顔料を用いた着色物の色特性に大きな影響を及ぼしており、柔らかい凝集状態であれば、より小さな力かつより短時間で被着色物に分散でき、それにより得られたインキ、塗料、プラスチック、カラートナー等の着色物は着色力、鮮明性等に優れたものとなる。本明細書では、この、小さな力かつより短時間で被着色物に分散可能な性質を易分散性と呼ぶ。
一般的に、顔料の一次粒子径が小さいほど、乾燥時に硬い二次凝集を起こすことが知られている。そこで、二次凝集を緩和する方法として、溶剤による処理(特開昭56−32548、特開昭57−168951、特開昭57−168952、特開昭58−120673等)が知られている。この方法は、顔料を易分散化させるのには有効ではあるが、顔料の一次粒子が成長することで被着色物の着色力、鮮明性などの色特性が劣る傾向にある。
そこで、上記湿潤顔料共通の欠点がなく、湿潤顔料を使いこなすために必要な特別な装置等を必要とせず、乾燥顔料であるにもかかわらず、より弱い力かつより短時間で被着色物に分散することができ、従来の乾燥状態の顔料で着色を行った場合よりも良好な着色特性を発揮する、乾燥したナフトールAS系顔料が求められている。
特開昭56−32548号公報 特開昭57−168951号公報 特開昭57−168952号公報 特開昭58−120673号公報
本発明は、係る従来技術の問題点を解決し、顔料の二次凝集が弱く易分散性に優れ、高い着色力と鮮明性を有し、使用時の作業性に優れたアゾ顔料とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明の実施態様は、JIS K 5101−12−1で規定される見掛け密度が、0.04g/mL〜0.14g/mLであることを特徴とする一般式(1)で表わされる化合物からなるアゾ顔料に関する。
一般式(1)
Figure 2013224396
(一般式(1)中、R1は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基、または、下記一般式(2)で表わされる基を表わす。
2〜R6は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、カルボニル基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、ニトリル基、または、ベンゾイルアミノ基を表す。また、R2〜R6は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
一般式(2)
Figure 2013224396
(一般式(2)中、R7〜R11は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、スルホン酸基、カルボキシル基、エステル基、水酸基、ニトロ基、または、ベンゾイルアミノ基を表わす。また、R7〜R11は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
また、本発明の実施態様は、アゾ顔料が、C.I.Pigment Red 5、31、32、146、147、150、176、184、185、208、245、258、266、268、269、C.I.Pigment Violet 32、50、化学式(3)で表わされる化合物、化学式(4)で表わされる化合物から選ばれた少なくとも一種以上のアゾ顔料である前記アゾ顔料に関する。
化学式(3)
Figure 2013224396
化学式(4)
Figure 2013224396
また、本発明の実施態様は、前記アゾ顔料に、アゾ顔料に対して0.1〜10重量%の界面活性剤を含んでなるアゾ顔料組成物に関する。
また、本発明の実施態様は、アゾ顔料の製造方法であって、カップラー成分を含む溶液に酸を反応させて析出させ、さらにジアゾ成分を反応させてアゾ顔料を生成する工程を含む、JIS K 5101−12−1で規定される見掛け密度が、0.04g/mL〜0.14g/mLであることを特徴とする一般式(1)で表わされる化合物からなるアゾ顔料の製造方法に関する。
一般式(1)
Figure 2013224396
(一般式(1)中、R1は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基、または、下記一般式(2)で表わされる基を表わす。
2〜R6は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、カルボニル基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、ニトリル基、または、ベンゾイルアミノ基を表す。また、R2〜R6は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
一般式(2)
Figure 2013224396
(一般式(2)中、R7〜R11は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、スルホン酸基、カルボキシル基、エステル基、水酸基、ニトロ基、または、ベンゾイルアミノ基を表わす。また、R7〜R11は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
また、本発明の実施態様は、カップラー成分を含む溶液を70〜100℃に加熱し、0.1分〜10分の間保持する工程の後、カップラー成分を含む溶液に酸を反応させて析出させ、さらにジアゾ成分を反応させてアゾ顔料を生成する工程を含む、前記アゾ顔料の製造方法に関する。
本発明によれば、顔料の二次凝集が緩和されることで、易分散性に優れ、高い着色力と鮮明性を有し、使用時の作業性に優れたアゾ顔料とその製造方法が提供される。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書における「C.I.」とは、カラーインデックス(C.I.)を意味する。
本発明のアゾ顔料は、JIS K 5101−12−1で規定される見掛け密度が、0.04g/mL〜0.14g/mLであることを特徴とする一般式(1)で表わされる化合物からなるアゾ顔料である。ここで、見掛け密度とは、緩く充填した粉体の質量をその占めるかさ体積で割った値である。本明細書における見掛け密度は、乾燥した顔料をIKA製連続式ミルMF10.2(ハンマー式ヘッドミル)に目開き1mmのスクリーンを装着し、回転速度を6000rpm、顔料の供給速度を50g/分で粉砕したものを試料として用いて測定した。ここで、「乾燥した」という語彙は、試料の顔料を90℃±2℃の温度に保った乾燥器で2時間乾燥した場合の重量減少が、乾燥前の顔料の重量の2%以下であることを指す。
見掛け密度が0.14g/mLより高い場合、アゾ顔料の易分散性が劣る傾向がある。一方、見掛け密度が0.04g/mLより低い場合は、顔料が飛散しやすく、顔料の仕込み時や樹脂等との混合時に顔料の飛散が生じ、作業性を悪化させる傾向がある。
見掛け密度は、一般的な易分散性の指標となる顔料粒子の二次凝集の強さと相関のある値である。顔料の一次粒子径が同程度の場合、二次凝集が強いほど見掛け密度は大きくなり、易分散性が悪くなりやすい。逆に、二次凝集が弱いほど見掛け密度は小さくなり、易分散性が良好となりやすい。
本発明のアゾ顔料は、酸析正カップリングにより製造することができる。酸析正カップリングの方法としては、公知の方法を用いることができ、カップラー成分を含む溶液を酸水溶液と反応させることで酸析カップラースラリーを得、その後、ジアゾ成分を含む溶液とカップリング反応させる方法が挙げられる。
酸水溶液に用いられる酸は、水に溶解する酸であれば、どのような酸でもかまわないが、塩酸、酢酸のいずれか、または塩酸と酢酸を混合して用いることが好ましい。酸析中の酸水溶液の温度は任意の温度を選ぶことができるが、0〜5℃で酸析を行うとその後のカップリング反応速度を高くすることができ、40〜50℃で酸析を行うと、より見掛け密度の低い顔料を得やすい。酸析温度を維持するために、必要に応じて氷を加えてもよい。反応速度を向上させるため、酸析カップラースラリーは、ジアゾ成分を含む溶液を加える前または後に、必要に応じて加熱してもよい。ただし、温度が高くなるとジアゾ成分が、変質、分解し易くなるため、カップリング反応時の酸析カップラースラリーの温度は、50℃以下であることが好ましい。ジアゾ成分を含む溶液を加える前の酸析カップラースラリーのpHは、2〜6であることが好ましい。pHが2未満の場合は、ジアゾ成分を含む溶液を添加した後の反応速度が極端に遅くなり、pHが6を越える場合には、ジアゾ成分が変質し易くなるため好ましくない。pHの調整のために用いる酸は、水に溶解する酸であれば、どのような酸でも用いることができるが、塩酸または酢酸のいずれか、または塩酸と酢酸を混合して用いることが好ましい。酸の添加方法は、あらかじめ酸析に用いる酸をカップラー成分を含む溶液の塩基の当量よりも過剰にしてもよいし、ベースの溶解時にあらかじめ添加しても良いし、ジアゾ溶液に添加しても良いし、酸析後のカップラースラリーに、後から必要な量を添加してもかまわない。
カップラー成分を含む溶液は、加熱した塩基性水溶液中に、ナフトールAS系カップラーを加えることで調製することができる。また、室温(15℃〜30℃程度)で、水、塩基、カップラー成分を混合し、酸水溶液中への移送中に加熱して溶解させてもかまわない。加熱温度は、使用するナフトールAS系カップラーの種類によるが、概ね50℃〜95℃程度が必要である。塩基としては、水に溶解し、ナフトールAS系カップラーを溶解させることができ、上記酸水溶液と中和した際に不溶の塩を作らなければどのような塩基でも構わないが、水酸化ナトリウムないし水酸化カリウムを用いるのが、コスト、カップラー成分の溶解力、廃液処理等の面から好ましい。
ジアゾ成分を含む溶液は、ベース成分である芳香族アミンをジアゾ化することで得られる。ジアゾ化の方法は公知の方法を用いることができる。例えば、ベース成分を氷水にリスラリーしたものに塩酸を加えて溶かし、亜硝酸ナトリウムを加えることでジアゾ化を行うことができる。
本発明の製造方法が適用可能なアゾ顔料は、一般式(1)で表わされる化合物からなるアゾ顔料が挙げられる。
1において、アルキルアミノアルキル基とは、N,N−ジアルキルアミノアルキル基を意味する。ここで、末端アルキル基の炭素数は、1〜4が好ましく、1〜3がより好ましい。また、末端のジアルキルアミノ基と結合するアルキレン基の炭素数は、1〜4が好ましく、1〜3がより好ましい。具体的には、N,N−ジメチルアミノエチル基、N,N−ジエチルアミノエチル基、N−エチル−N−メチルアミノエチル基、N,N−ジプロピルアミノエチル基、N,N−ジイソプロピルアミノエチル基、N,N−ジメチルアミノプロピル基、N,N−ジエチルアミノプロピル基、N−エチル−N−プロピルアミノプロピル基、N,N−ジプロピルアミノプロピル基、N,N−ジイソプロピルアミノプロピル基、N,N−ジブチルアミノプロピル基等が挙げられる。この内、N,N−ジエチルアミノエチル基、N,N−ジプロピルアミノエチル基、N,N−ジエチルアミノプロピル基、N,N−ジプロピルアミノプロピル基が好ましい。
2〜R6において、アルキル基の例としては、炭素数1〜12の直鎖または分岐のアルキル基が好ましく、炭素数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基がより好ましい。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ネオペンチル基、n−へキシル基、n−オクチル基、2−エチルへキシル基等が挙げられ、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基が好ましい。
アルコキシル基の例としては、炭素数1〜6の直鎖または分岐のアルコキシル基が好ましく、炭素数1〜4の直鎖または分岐のアルコキシル基がより好ましい。具体的には、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブチルオキシ基、tert−ブチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、2,3−ジメチル−3−ペントキシ基、n−へキシルオキシ基等が挙げられ、メトキシ基、エトキシ基が好ましい。
ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
また、R7〜R11におけるアルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子としては、R2〜R6におけるアルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子と同じものを挙げることができ、好ましい基もR2〜R6と同様である。
7〜R11におけるエステル基とは、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基を挙げることができ、これら基の炭素数は2〜6が好ましく、2〜4がより好ましい。アルコキシルカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル等を挙げることができる。また、アルキルカルボニルオキシ基としては、アセトキシ基、エチルカルボニルオキシ基等を挙げることができる。
上記の一般式(1)で表わされるアゾ顔料の好ましいものとしては、C.I.Pigment Red 5、31、32、146、147、150、176、184、185、208、245、258、266、268、269、C.I.Pigment Violet 32、50、化学式(3)で表わされる化合物、化学式(4)で表わされる化合物からなるアゾ顔料が挙げられる。
本発明の製造方法によると、単一の化合物からなるアゾ顔料を製造することもできるし、2種類以上の異なる化合物からなるアゾ顔料を製造することもできる。異種成分となるアゾ顔料は、特に限定されないが、主成分となるアゾ顔料とベース部分またはカップラー部分の構造が共通であることが好ましい。
異種成分を生成するための異種原料としては、ジアゾ成分またはカップラー成分と反応してアゾ化合物となるものであれば、いずれも使用できる。
ジアゾ成分と反応してアゾ化合物となる異種カップラー成分の例としては、一般式(5)に表わされる化合物の他、β−ナフトール、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6−スルホン酸等のナフトール誘導体が挙げられる。
一般式(5)
Figure 2013224396
(一般式(5)中、R12は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基、または、一般式(2)で表わされる基を表わす。R12におけるアルキルアミノアルキル基は、R1におけるアルキルアミノアルキル基と同義である。)
カップラー成分と反応してアゾ化合物となる異種ベース成分の例としては、一般式(6)に表わされる化合物が挙げられる。
一般式(6)
Figure 2013224396
(一般式(6)中、R13〜R17は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、カルボニル基、スルホン基、カルバモイル基、スルファモイル基、ニトリル基、または、ベンゾイルアミノ基を表す。また、R13〜R17は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
ここで、一般式(6)のR13〜R17におけるアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、カルバモイル基、スルファモイル基は、一般式(1)のR2〜R6におけるアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、カルバモイル基、スルファモイル基と同義である。
異種成分となるアゾ顔料を生成させる順序は、主成分となるアゾ顔料の生成前、同時、生成後のいずれでも構わない。主成分となるアゾ顔料と異種成分となるアゾ顔料を同時に生成させる場合は、異種ベース成分を用いる場合は主ベース成分と同時にジアゾ化することで、異種カップラー成分を用いる場合はカップラー槽で主カップラー成分と混合しておいて同時に酸析することで実施できる。
アゾ顔料を製造する際、必要に応じて種々の添加剤を加えることができる。使用できる添加剤の種類は特に限定されないが、界面活性剤、樹脂、および、顔料誘導体のいずれかを加えることが好ましく、特に界面活性剤を加えることが特に好ましい。
アゾ顔料を製造する際に添加剤を使用する場合、添加剤はあらかじめカップラー成分を含む溶液、ジアゾ成分を含む溶液または酸析用に酸液に加えて使用してもよく、カップリング反応後のスラリー中に加えて使用してもよい。カップラー成分を含む溶液に加える場合はカップラーを溶解する前に加えても良く、また酸析を行った後に加えてもかまわない。
界面活性剤としては、アニオン性、ノニオン性または両性の界面活性剤が好適に使用することができる。界面活性剤をカップラー成分を含む溶液に加える場合は、アニオン性または両性が好ましい。界面活性剤を酸析用の酸液または酸析カップラースラリーに添加する場合は、ノニオン性界面活性剤も好適に使用することができる。
アニオン性界面活性剤としては、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ジアルキルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルジアリールエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩、グリセロールボレイト脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセロール脂肪酸エステル等を挙げることができる。
両性界面活性剤としては、ベタイン、スルホベタイン、アルキルベタイン、アルキルアミンオキサイド等を挙げることができる。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルポリオキシエチレンアルキルアミン等を挙げることができる。
これらは単独で使用してもよく、複数を組み合わせて使用してもよい。界面活性剤を組み合わせる場合は上記から選ばれる界面活性剤を自由に選択することができるが、両性界面活性剤とアニオン性界面活性剤の組み合わせが好適に用いられる。また、キシレン等の有機溶剤を用いてエマルジョン状にして加えてもよい。またこれらは、顔料組成物の全重量に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の範囲で使用することができる。10重量%を超えた場合、顔料の見掛け密度が低くなる傾向がある。
樹脂としては、公知の樹脂が使用でき、特に制限されない。スチレン−アクリル酸共重合体、アクリル酸−アクリル酸アクリルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アクリルエステル共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合物の塩、スチレン−マレイン酸共重合物の塩、マレイン酸−無水マレイン酸共重合物の塩、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩等を挙げることができる。また、これらの水溶性樹脂を調製する際に、アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリルアミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、ヒドロキシエチルアクリレート等のモノマーを共重合したものを使用してもよい。
また、上記の樹脂以外にロジンを用いることもできる。ロジンの例としては、公知のロジンが使用でき、特に制限されない。例としては、ロジン変性フェノール樹脂、不均化ロジン、水素添加ロジン、ロジンエステル等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、複数を組み合わせて使用してもよい。またこれらは、顔料組成物の全重量に対して0.1〜50重量%、好ましくは1〜30重量%の範囲で使用することができる。
顔料誘導体の例としては、下記一般式(7)〜(9)で表わされる化合物が挙げられる。
一般式(7)

P−[X1−(Y1k]m

(式中、Pは有機色素残基を表す。
1は、PとY1を結ぶ直接結合、−O−、−S−、−CO−、−SO2−、−NR18−、−CONR18−、−SO2NR18−、−NR18CO−、−NR18SO2−、炭素数1〜12個の直鎖または枝分かれしたアルキレン基、もしくはアルキル基、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシ基、ハロゲン原子、のいずれかで置換されていてもよいベンゼン残基もしくはトリアジン残基、または、これら結合基が2個以上連結してなる結合基を表す(ここでR18は、水素原子、アルキル基、またはヒドロキシアルキル基を表す)。
1は、−NR1920、−SO3・M/j、または、−COO・M/jを表し、
19とR20は、それぞれ独立に、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいフェニル基、またはR19とR20とで一体となって窒素、酸素もしくは硫黄原子を含む置換されていてもよい複素環基を表し、Mは水素イオン、1〜3価の金属イオン、または少なくとも1つがアルキル基で置換されているアンモニウムイオンを表し、jは、Mの価数を表す。
kは、1または2の整数を表し、mは、1〜4の整数を表す。)
一般式(8)

Q−[X2−(Y2k]m

(式中、Qはアルキル基、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシ基、またはハロゲン原子、で置換されていてもよいアントラキノン残基を表す。
2は、直接結合、−O−、−S−、−CO−、−SO2−、−NR18−、−CONR18−、−SO2NR18−、−NR18CO−、−NR18SO2−、炭素数1〜12個の直鎖または枝分かれしたアルキレン基、もしくはアルキル基、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、のいずれかで置換されていてもよいベンゼン残基もしくはトリアジン残基、または、これら結合基が2個以上連結してなる結合基を表す(ここでR18は、水素原子、アルキル基、またはヒドロキシアルキル基を表す)。
2は、−NR1920、−SO3・M/j、または、−COO・M/jを表し、
19とR20は、それぞれ独立に、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいフェニル基、またはR19とR20とで一体となって窒素、酸素もしくは硫黄原子を含む置換されていてもよい複素環基を表し、
Mは、水素イオン、1〜3価の金属イオン、または少なくとも1つがアルキル基で置換されているアンモニウムイオンを表し、jは、Mの価数を表す。kは、1または2の整数を表し、mは、1〜4の整数を表す。)
一般式(9)
Figure 2013224396
(式中、Rは、トリアジン残基を表す。
3からX5は、それぞれ独立に、RとY3からY5のいずれかを結ぶ直接結合、−O−、−S−、−CO−、−SO2−、−NR18−、−CONR18−、−SO2NR18−、−NR18CO−、−NR18SO2−、炭素数1〜12個の直鎖または枝分かれしたアルキレン基、もしくは、アルキル基、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシ基、ハロゲン原子、のいずれかで置換されていてもよいベンゼン残基、または、これら結合基が2個以上連結してなる結合基を表す(ここでR18は、水素原子、アルキル基、またはヒドロキシアルキル基を表す)。
3は、−NR1920、−SO3・M/j、または−COO・M/jを表し、R19とR20は、それぞれ独立に、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいフェニル基、またはR19とR20とで一体となって窒素、酸素もしくは硫黄原子を含む置換されていてもよい複素環基を表し、
Mは、水素イオン、1〜3価の金属イオン、または少なくとも1つがアルキル基で置換されているアンモニウムイオンを表し、jはMの価数を表す。
4とY5は、それぞれ独立に、Y3と同じであるか、または、アルキル基、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、または置換されていてもよいフェニル基のいずれかを表す。
p、q、rは、それぞれ独立に、1または2の整数を表す。)
ここで、Pにおける有機色素残基としては、ジケトピロロピロール系色素、アゾ、ジスアゾ、ポリアゾ等のアゾ系色素、ジアミノジアントラキノン、アントラピリミジン、フラバントロン、アントアントロン、インダントロン、ピラントロン、ビオラントロン等のアントラキノン系色素、キナクリドン系色素、ジオキサジン系色素、ペリノン系色素、ペリレン系色素、チオインジゴ系色素、イソインドリン系色素、イソインドリノン系色素、キノフタロン系色素、スレン系色素、ポルフィリン系色素、フタロシアニン系色素、金属錯体系色素等が挙げられる。
また、X1〜X3における炭素数1〜12個の直鎖または枝分かれしたアルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基、オクチレン基、ノニレン基、デキレン基、ウンデキレン基、ドデキレン基とその異性体等が挙げられる。
また、R19〜R20における置換されていてもよいアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、を骨格とし、それらの1つの水素がアミノ基、水酸基、塩素、臭素、スルホン基、ニトロ基のいずれかに置換されていてもよいもの等が挙げられる。
また、R19〜R20における置換されていてもよいアルケニル基としては、ビニル基、2−プロペニル基、を骨格とし、それらの1つの水素がアミノ基、水酸基、塩素、臭素、スルホン基、ニトロ基のいずれかに置換されていてもよいもの等が挙げられる。
また、R19〜R20における置換されていてもよいフェニル基としては、フェニル基、メチルフェニル基、ジメチルフェニル基、メトキシフェニル基、ニトロフェニル基、ヒドロキシフェニル基、クロロフェニル基、アミノフェニル基等が挙げられる。
また、R19とR20とで一体となって窒素、酸素もしくは硫黄原子を含む置換されていてもよい複素環基としては、アゾリジン環、オキソラン環、チオラン環、アゾール環、オキソール環、チオール環、アジナン環、オキサン環、チアン環、ピリジン環、ラクタム環、ピラゾール環、イミダゾール環、オキサゾール環、ベンズイミダゾロン環等が挙げられる。
また、Mにおける1〜3価の金属イオンとしては、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、アルミニウム、バナジウム、銅、鉄等が挙げられる。
また、Mにおける少なくとも1つがアルキル基で置換されているアンモニウムイオンとしては、ジメチルアンモニウム、エチルメチルアンモニウム、ジエチルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム、ジメチルプロピルアンモニウム、ジエチルプロピルアンモニウム等が挙げられる。
これらは単独で使用してもよく、複数を組み合わせて使用してもよい。またこれらは、顔料組成物の全重量に対して0.1〜20重量%、好ましくは1〜10重量%の範囲で使用することができる。
一般式(7)の例としては、
Figure 2013224396
Figure 2013224396
等が挙げられる。
一般式(8)の例としては、
Figure 2013224396
等が挙げられる。
一般式(9)の例としては、
Figure 2013224396
等が挙げられる。
上記の化合物は、業界公知の方法、例えば、特開2010−195906に開示される方法で製造することができる。
本発明の製造方法により製造したアゾ顔料は、易分散性に優れ、着色力、鮮明性に優れた特性を備えたものである。従って、印刷インキ、プラスチック、捺染、インクジェットインキ、電子写真印刷、カラートナー、カラーフィルター等に好適に使用可能である。
以下、本発明の製造方法を実施例により説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例、比較例において、特に断りの無い限り、「部」は「質量部」を表す。
(実施例1)顔料Aの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を水432.2部に添加、攪拌して懸濁液を調製し、さらに氷を加えて温度を5℃に調整した。その中に35%−塩酸を39.7部添加し、1時間攪拌した。その後、亜硝酸ナトリウム7.1部を水22部に加えて調整した水溶液を添加して、1時間攪拌することによりジアゾ化を行った。反応混合物にスルファミン酸2部を加え、亜硝酸を消失させ、ジアゾ成分を含む溶液を得た。
また、カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて撹拌し、酢酸水溶液を得た。
一方、水670部と25%−水酸化ナトリウム水溶液99.9部を混合して90℃に加熱した中に、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を加えて10分掛けて溶かし、カップラー成分を含む溶液を得た。この溶液を、酢酸水溶液を撹拌するカップリング槽に30分掛けて導入し、酸析を行った。酸析中氷が全て溶けたところで、氷を400部追加した。カップラー成分を含む溶液の導入が終了した後、この液を15℃まで加熱した。さらに35%−塩酸を38.0部添加し、酸析カップラースラリーを得た。
酸析カップラースラリーを撹拌しながらジアゾ成分を含む溶液を20分掛けて添加した。ジアゾ成分を含む溶液の導入後、さらに8時間攪拌して反応を完結させた。反応終了後、スラリーを80℃に加熱、濾過、水洗することにより、顔料組成物のプレスケーキを得た。このプレスケーキを、90℃、18時間の条件下で乾燥した後、目が1mmのメッシュを装着したハンマーミルを用いて粉砕して顔料A 56.7部を得た。
(実施例2)顔料組成物Bの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を水432.2部に添加、攪拌して懸濁液を調製し、さらに氷を加えて温度を5℃に調整した。その中に35%−塩酸を39.7部添加し、1時間攪拌した。その後、亜硝酸ナトリウム7.1部を水22部に加えて調整した水溶液を添加して、1時間攪拌することによりジアゾ化を行った。反応混合物にスルファミン酸2部を加え、亜硝酸を消失させ、ジアゾ成分を含む溶液を得た。
また、カップリング槽に80%−酢酸水溶液34.4部、水335部、氷670部を入れて撹拌し、酢酸水溶液を得た。
一方、水670部と70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム(花王株式会社製:エレクトロストリッパーF)3.3部と25%−水酸化ナトリウム水溶液66.6部を混合して80℃に加熱した中に、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を加えて10分掛けて溶かし、カップラー成分を含む溶液を得た。この溶液を、酢酸水溶液を撹拌するカップリング槽に30分掛けて導入し、酸析を行った。酸析中氷が全て溶けたところで、氷を400部追加した。カップラー成分を含む溶液の導入が終了した後、この液を15℃まで加熱した。さらに35%−塩酸を29.0部添加し、酸析カップラースラリーを得た。
酸析カップラースラリーを撹拌しながらジアゾ成分を含む溶液を20分掛けて添加した。ジアゾ成分を含む溶液の導入後、さらに8時間攪拌して反応を完結させた。反応終了後、スラリーを80℃に加熱、濾過、水洗することにより、顔料組成物のプレスケーキを得た。このプレスケーキを、90℃、18時間の条件下で乾燥した後、目が1mmのメッシュを装着したハンマーミルを用いて粉砕して顔料組成物B 58.7部を得た。
(実施例3)顔料組成物Cの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2.3部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物C 58.6部を得た。
(実施例4)顔料組成物Dの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム2.3部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物D 59.0部を得た。
(実施例5)顔料組成物Eの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ラウリル硫酸ナトリウム2.3部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物E 58.7部を得た。
(実施例6)顔料組成物Fの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジメチルドデシルベタイン2.3部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物F 59.2部を得た。
(実施例7)顔料組成物Gの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、26% アルキルジメチルベタイン(花王株式会社製:アンヒトール86B)8.8部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物G 58.9部を得た。
(実施例8)顔料組成物Hの製造方法
酢酸水溶液にポリオキシエチレンラウリルエーテル(花王株式会社製:エマルゲン105)0.6部を加えること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物H 57.8部を得た。
(実施例9)顔料組成物Iの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を水432.2部に添加、攪拌して懸濁液を調製し、さらに氷を加えて温度を5℃に調整した。その中に35%−塩酸を39.7部添加し、1時間攪拌した。その後、亜硝酸ナトリウム7.1部を水22部に加えて調整した水溶液を添加して1時間攪拌することによりジアゾ化を行った。反応混合物にスルファミン酸2部を加え、亜硝酸を消失させ、ジアゾ成分を含む溶液を得た。
また、カップリング槽に80%−酢酸水溶液34.4部、水335部、氷670部を入れて撹拌し、酢酸水溶液を得た。
一方、水670部、ジメチルドデシルベタイン2.3部、25%−水酸化ナトリウム水溶液66.6部を混合した中に、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を混合し、25℃のカップラー成分を含む懸濁液を得た。このカップラー成分を含む懸濁液を移送する途中で、流路中に取り付けたスチームミキサーから蒸気を吹き込んで85℃に加熱し、酢酸水溶液を撹拌するカップリング槽に導入し、酸析を行った。カップラー成分を含む懸濁液が蒸気と混合されてからカップリング槽に導入されるまでの時間が0.5分になるよう流量を調節した。酸析中氷が全て溶けたところで、氷を400部追加した。カップラー成分を含む溶液の導入が終了した後、この液を15℃まで加熱した。さらに35%−塩酸を29.0部添加し、酸析カップラースラリーを得た。
酸析カップラースラリーを撹拌しながらジアゾ成分を含む溶液を20分掛けて添加した。ジアゾ成分を含む溶液の導入後、さらに8時間攪拌して反応を完結させた。反応終了後、スラリーを80℃に加熱、濾過、水洗することにより、顔料組成物のプレスケーキを得た。このプレスケーキを、90℃、18時間の条件下で乾燥した後、目が1mmのメッシュを装着したハンマーミルを用いて粉砕して顔料組成物I 56.9部を得た。
(実施例106)顔料組成物DBの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジメチルドデシルベタイン0.2部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2.1部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DB 58.2部を得た。
(実施例107)顔料組成物DCの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジメチルドデシルベタイン0.6部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.7部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DC 58.0部を得た。
(実施例108)顔料組成物DDの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジメチルドデシルベタイン0.2部とテイカパワーBN2060 3.5部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DD 58.6部を得た。
(実施例109)顔料組成物DEの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジメチルドデシルベタイン0.6部とテイカパワーBN2060 2.9部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DE 58.1部を得た。
(実施例110)顔料組成物DFの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、テイカパワーBN2060 3.9部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DF 58.7部を得た。
(実施例111)顔料組成物DGの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジメチルドデシルベタイン0.2部とジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム2.1部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DG 58.7部を得た。
(実施例112)顔料組成物DHの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、ジメチルドデシルベタイン0.6部とジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム1.7部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DH 58.1部を得た。
(実施例113)顔料組成物DIの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、26% アルキルジメチルベタイン(花王株式会社製:アンヒトール86B)0.9部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2.1部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DI 58.1部を得た。
(実施例114)顔料組成物DJの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、26% アルキルジメチルベタイン(花王株式会社製:アンヒトール86B)2.7部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.7部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DJ 58.1部を得た。
(実施例115)顔料組成物DKの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、26% アルキルジメチルベタイン(花王株式会社製:アンヒトール86B)0.9部とテイカパワーBN2060 3.5部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DK 58.1部を得た。
(実施例116)顔料組成物DLの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、26% アルキルジメチルベタイン(花王株式会社製:アンヒトール86B)2.7部とテイカパワーBN2060 2.9部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DL 58.1部を得た。
(実施例117)顔料組成物DMの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、26% アルキルジメチルベタイン(花王株式会社製:アンヒトール86B)0.9部とジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム2.1部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DM 58.1部を得た。
(実施例118)顔料組成物DNの製造方法
70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム3.3部の代わりに、26% アルキルジメチルベタイン(花王株式会社製:アンヒトール86B)2.7部とジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム1.7部を加えること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物DN 58.1部を得た。
(実施例132)顔料EBの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料EB 55.3部を得た。
(実施例133)顔料組成物ECの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物EC 56.6部を得た。
(実施例134)顔料組成物EDの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例3と同様の方法で、顔料組成物ED 58.2部を得た。
(実施例135)顔料組成物EEの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例4と同様の方法で、顔料組成物EE 56.7部を得た。
(実施例136)顔料組成物EFの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例5と同様の方法で、顔料組成物EF 57.7部を得た。
(実施例137)顔料組成物EGの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物EG 57.4部を得た。
(実施例138)顔料組成物EHの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例7と同様の方法で、顔料組成物EH 57.4部を得た。
(実施例139)顔料組成物EIの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物EI 57.3部を得た。
(実施例140)顔料組成物EJの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例106と同様の方法で、顔料組成物EJ 57.0部を得た。
(実施例141)顔料組成物EKの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例107と同様の方法で、顔料組成物EK 57.4部を得た。
(実施例142)顔料組成物ELの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例108と同様の方法で、顔料組成物EL 56.8部を得た。
(実施例143)顔料組成物EMの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例109と同様の方法で、顔料組成物EM 58.7部を得た。
(実施例144)顔料組成物ENの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例110と同様の方法で、顔料組成物EN 57.9部を得た。
(実施例145)顔料組成物EOの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例111と同様の方法で、顔料組成物EO 57.4部を得た。
(実施例146)顔料組成物EPの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例112と同様の方法で、顔料組成物EP 57.7部を得た。
(実施例147)顔料組成物EQの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例113と同様の方法で、顔料組成物EQ 56.7部を得た。
(実施例148)顔料組成物ERの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例114と同様の方法で、顔料組成物ER 56.8部を得た。
(実施例149)顔料組成物ESの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例115と同様の方法で、顔料組成物ES 56.7部を得た。
(実施例150)顔料組成物ETの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例116と同様の方法で、顔料組成物ET 57.8部を得た。
(実施例151)顔料組成物EUの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例117と同様の方法で、顔料組成物EU 57.7部を得た。
(実施例152)顔料組成物EVの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例118と同様の方法で、顔料組成物EV 57.9部を得た。
(実施例10)顔料組成物Jの製造方法
ジアゾ化後にジアゾ成分を含む溶液に、化合物(1)2.9部を加えることと、カップリング後に8時間撹拌した後に、水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整すること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物J 59.5部を得た。
(実施例11)顔料組成物Kの製造方法
カップラー成分を含む溶液を調製時に、化合物(2)2.9部を加えること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物K 58.8部を得た。
(実施例12)顔料組成物Lの製造方法
ジアゾ化後にジアゾ成分を含む溶液に、化合物(3)2.9部を加えることと、カップリング後に8時間撹拌した後に、水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整すること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物L 58.7部を得た。
(実施例13)顔料組成物Mの製造方法
カップラー成分を含む溶液を調製時に、化合物(4)2.9部を加えること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物M 58.9部を得た。
(実施例14)顔料組成物Nの製造方法
ジアゾ化後にジアゾ成分を含む溶液に、化合物(5)2.9部を加えることと、カップリング後に8時間撹拌した後に、水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整すること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物N 59.2部を得た。
(実施例15)顔料組成物Oの製造方法
カップラー成分を含む溶液を調製時に、化合物(6)2.9部を加えること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物O 59.2部を得た。
(実施例16)顔料組成物Pの製造方法
カップリング後に8時間撹拌した後のスラリーに、化合物(7)2.9部を塩酸に溶かしたものを加え、その後、水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整すること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物P 59.6部を得た。
(実施例17)顔料組成物Qの製造方法
カップリング後8時間撹拌した後のスラリーに、化合物(8)2.9部を塩酸に溶かしたものを加え、その後、水酸化ナトリウム水溶液で、pHを7に調整すること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物Q 59.8部を得た。
(実施例18)顔料Rの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料R 56.5部を得た。
(実施例19)顔料組成物Sの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物S 57.7部を得た。
(実施例20)顔料組成物Tの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物T 57.8部を得た。
(実施例21)顔料組成物Uの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物U 58.0部を得た。
(実施例119)顔料組成物DOの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例106と同様の方法で、顔料組成物DO 58.7部を得た。
(実施例120)顔料組成物DPの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例107と同様の方法で、顔料組成物DP 57.7部を得た。
(実施例121)顔料組成物DQの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例108と同様の方法で、顔料組成物DQ 56.5部を得た。
(実施例122)顔料組成物DRの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例109と同様の方法で、顔料組成物DR 56.9部を得た。
(実施例123)顔料組成物DSの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例110と同様の方法で、顔料組成物DS 57.7部を得た。
(実施例124)顔料組成物DTの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例111と同様の方法で、顔料組成物DT 57.0部を得た。
(実施例125)顔料組成物DUの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例112と同様の方法で、顔料組成物DU 56.5部を得た。
(実施例126)顔料組成物DVの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例113と同様の方法で、顔料組成物DV 58.1部を得た。
(実施例127)顔料組成物DWの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例114と同様の方法で、顔料組成物DW 56.6部を得た。
(実施例128)顔料組成物DXの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例115と同様の方法で、顔料組成物DX 57.1部を得た。
(実施例129)顔料組成物DYの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例116と同様の方法で、顔料組成物DY 57.0部を得た。
(実施例130)顔料組成物DZの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例117と同様の方法で、顔料組成物DZ 56.7部を得た。
(実施例131)顔料組成物EAの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド30.9部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド1.5部の混合物を用いること以外は、実施例118と同様の方法で、顔料組成物EA 58.3部を得た。
(実施例153)顔料組成物EWの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例20と同様の方法で、顔料組成物EW 57.2部を得た。
(実施例154)顔料組成物EXの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例119と同様の方法で、顔料組成物EX 57.5部を得た。
(実施例155)顔料組成物EYの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例120と同様の方法で、顔料組成物EY 57.8部を得た。
(実施例156)顔料組成物EZの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例121と同様の方法で、顔料組成物EZ 57.5部を得た。
(実施例157)顔料組成物FAの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例122と同様の方法で、顔料組成物FA 56.5部を得た。
(実施例158)顔料組成物FBの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例123と同様の方法で、顔料組成物FB 58.6部を得た。
(実施例159)顔料組成物FCの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例124と同様の方法で、顔料組成物FC 57.8部を得た。
(実施例160)顔料組成物FDの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例125と同様の方法で、顔料組成物FD 56.5部を得た。
(実施例161)顔料組成物FEの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例126と同様の方法で、顔料組成物FE 58.1部を得た。
(実施例162)顔料組成物FFの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例127と同様の方法で、顔料組成物FF 57.8部を得た。
(実施例163)顔料組成物FGの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例128と同様の方法で、顔料組成物FG 56.4部を得た。
(実施例164)顔料組成物FHの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例129と同様の方法で、顔料組成物FH 57.8部を得た。
(実施例165)顔料組成物FIの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例130と同様の方法で、顔料組成物FI 58.1部を得た。
(実施例166)顔料組成物FJの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例131と同様の方法で、顔料組成物FJ 57.9部を得た。
(実施例22)顔料Vの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部とN−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド1.6部の混合物を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料V 56.3部を得た。
(実施例23)顔料組成物Wの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部とN−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド1.6部の混合物を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物W 58.8部を得た。
(実施例24)顔料組成物Xの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部とN−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド1.6部の混合物を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物X 58.7部を得た。
(実施例25)顔料組成物Yの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部とN−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド1.6部の混合物を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物Y 58.3部を得た。
(実施例167)顔料組成物FKの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例24と同様の方法で、顔料組成物FK 57.3部を得た。
(実施例26)顔料組成物Zの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部とN−[3−(ジエチルアミノ)プロピル]−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド 0.9部の混合物を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料組成物Z 56.7部を得た。
(実施例27)顔料組成物AAの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部とN−[3−(ジエチルアミノ)プロピル]−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド 0.9部の混合物を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物AA 59.1部を得た。
(実施例28)顔料組成物ABの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部とN−[3−(ジエチルアミノ)プロピル]−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド 0.9部の混合物を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物AB 58.6部を得た。
(実施例29)顔料組成物ACの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部とN−[3−(ジエチルアミノ)プロピル]−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド 0.9部の混合物を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物AC 58.1部を得た。
(実施例168)顔料組成物FLの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例28と同様の方法で、顔料組成物FL 58.7部を得た。
(実施例30)顔料ADの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N,N−ジエチル−3−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホンアミド25.8部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2,4−ジメトキシ−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料AD 61.2部を得た。
(実施例31)顔料組成物AEの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N,N−ジエチル−3−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホンアミド25.8部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2,4−ジメトキシ−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物AE 63.5部を得た。
(実施例32)顔料組成物AFの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N,N−ジエチル−3−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホンアミド25.8部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2,4−ジメトキシ−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物AF 63.3部を得た。
(実施例33)顔料組成物AGの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N,N−ジエチル−3−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホンアミド25.8部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2,4−ジメトキシ−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物AG 65.0部を得た。
(実施例169)顔料組成物FMの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例32と同様の方法で、顔料組成物FM 61.5部を得た。
(実施例34)顔料AHの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料AH 54.7部を得た。
(実施例35)顔料組成物AIの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物AI 57.1部を得た。
(実施例36)顔料組成物AJの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物AJ 57.5部を得た。
(実施例37)顔料組成物AKの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物AK 59.5部を得た。
(実施例170)顔料組成物FNの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例36と同様の方法で、顔料組成物FN 56.8部を得た。
(実施例38)顔料ALの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料AL 49.9部を得た。
(実施例39)顔料組成物AMの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物AM 51.9部を得た。
(実施例40)顔料組成物ANの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物AN 51.9部を得た。
(実施例41)顔料組成物AOの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物AO 52.5部を得た。
(実施例171)顔料組成物FOの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例40と同様の方法で、顔料組成物FO 50.7部を得た。
(実施例42)顔料APの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料AP 59.9部を得た。
(実施例43)顔料組成物AQの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物AQ 61.9部を得た。
(実施例44)顔料組成物ARの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物AR 62.2部を得た。
(実施例45)顔料組成物ASの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物AS 61.7部を得た。
(実施例172)顔料組成物FPの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例44と同様の方法で、顔料組成物FP 60.0部を得た。
(実施例46)顔料ATの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料AT 54.9部を得た。
(実施例47)顔料組成物AUの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物AU 57.3部を得た。
(実施例48)顔料組成物AVの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物AV 56.5部を得た。
(実施例49)顔料組成物AWの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物AW 57.4部を得た。
(実施例173)顔料組成物FQの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例48と同様の方法で、顔料組成物FQ 56.2部を得た。
(実施例50)顔料AXの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド9.6部とN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド16.7部の混合物を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料AX 49.4部を得た。
(実施例51)顔料組成物AYの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド9.6部とN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド16.7部の混合物を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物AY 52.0部を得た。
(実施例52)顔料組成物AZの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド9.6部とN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド16.7部の混合物を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物AZ 51.8部を得た。
(実施例53)顔料組成物BAの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド9.6部とN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド16.7部の混合物を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物BA 52.1部を得た。
(実施例174)顔料組成物FRの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例52と同様の方法で、顔料組成物FR 52.1部を得た。
(実施例54)顔料BBの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料BB 56.0部を得た。
(実施例55)顔料組成物BCの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物BC 57.6部を得た。
(実施例56)顔料組成物BDの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物BD 57.9部を得た。
(実施例57)顔料組成物BEの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物BE 58.0部を得た。
(実施例175)顔料組成物FSの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例56と同様の方法で、顔料組成物FS 57.9部を得た。
(実施例58)顔料BFの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド15.9部とN−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド18.3部の混合物を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料BF 57.6部を得た。
(実施例59)顔料組成物BGの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド15.9部とN−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド18.3部の混合物を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物BG 60.0部を得た。
(実施例60)顔料組成物BHの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド15.9部とN−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド18.3部の混合物を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物BH 58.8部を得た。
(実施例61)顔料組成物BIの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド15.9部とN−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド18.3部の混合物を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物BI 59.5部を得た。
(実施例176)顔料組成物FTの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例60と同様の方法で、顔料組成物FT 59.4部を得た。
(実施例62)顔料BJの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド23.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料BJ 54.4部を得た。
(実施例63)顔料組成物BKの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド23.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物BK 56.2部を得た。
(実施例64)顔料組成物BLの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド23.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物BL 56.9部を得た。
(実施例65)顔料組成物BMの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド23.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物BM 57.1部を得た。
(実施例177)顔料組成物FUの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例64と同様の方法で、顔料組成物FU 55.6部を得た。
(実施例66)顔料BNの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−アミノ安息香酸ブチル19.3部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料BN 50.3部を得た。
(実施例67)顔料組成物BOの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−アミノ安息香酸ブチル19.3部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物BO 53.4部を得た。
(実施例68)顔料組成物BPの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−アミノ安息香酸ブチル19.3部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物BP 53.6部を得た。
(実施例69)顔料組成物BQの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−アミノ安息香酸ブチル19.3部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物BQ 52.6部を得た。
(実施例178)顔料組成物FVの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例68と同様の方法で、顔料組成物FV 51.7部を得た。
(実施例70)顔料BRの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアミド11.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料BR 50.8部を得た。
(実施例71)顔料組成物BSの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアミド11.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物BS 52.7部を得た。
(実施例72)顔料組成物BTの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアミド11.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物BT 53.1部を得た。
(実施例73)顔料組成物BUの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアミド11.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物BU 52.6部を得た。
(実施例179)顔料組成物FWの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例72と同様の方法で、顔料組成物FW 52.4部を得た。
(実施例74)顔料BVの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−メトキシ−5−ベンジルスルホニルアニリン27.7部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料BV 53.5部を得た。
(実施例75)顔料組成物BWの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−メトキシ−5−ベンジルスルホニルアニリン27.7部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物BW 55.1部を得た。
(実施例76)顔料組成物BXの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−メトキシ−5−ベンジルスルホニルアニリン27.7部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物BX 55.1部を得た。
(実施例77)顔料組成物BYの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−メトキシ−5−ベンジルスルホニルアニリン27.7部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物BY 55.2部を得た。
(実施例180)顔料組成物FXの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例76と同様の方法で、顔料組成物FX 55.2部を得た。
(実施例78)顔料BZの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、p−アミノベンズアミド13.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド29.9部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料BZ 42.7部を得た。
(実施例79)顔料組成物CAの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、p−アミノベンズアミド13.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド29.9部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物CA 44.8部を得た。
(実施例80)顔料組成物CBの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、p−アミノベンズアミド13.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド29.9部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物CB 45.4部を得た。
(実施例81)顔料組成物CCの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、p−アミノベンズアミド13.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド29.9部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物CC 44.5部を得た。
(実施例181)顔料組成物FYの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例80と同様の方法で、顔料組成物FY 44.1部を得た。
(実施例82)顔料CDの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メチルベンズアミド15.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料CD 40.8部を得た。
(実施例83)顔料組成物CEの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メチルベンズアミド15.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物CE 43.2部を得た。
(実施例84)顔料組成物CFの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メチルベンズアミド15.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物CF 43.2部を得た。
(実施例85)顔料組成物CGの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メチルベンズアミド15.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物CG 43.3部を得た。
(実施例182)顔料組成物FZの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例84と同様の方法で、顔料組成物FZ 43.4部を得た。
(実施例86)顔料CHの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド24.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料CH 55.9部を得た。
(実施例87)顔料組成物CIの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド24.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物CI 58.2部を得た。
(実施例88)顔料組成物CJの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド24.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物CJ 57.9部を得た。
(実施例89)顔料組成物CKの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド24.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物CK 57.8部を得た。
(実施例183)顔料組成物GAの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例88と同様の方法で、顔料組成物GA 57.1部を得た。
(実施例90)顔料CLの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−メトキシ−4−アミノフェニル)ベンズアミド25.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料CL 51.4部を得た。
(実施例91)顔料組成物CMの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−メトキシ−4−アミノフェニル)ベンズアミド25.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物CM 53.4部を得た。
(実施例92)顔料組成物CNの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−メトキシ−4−アミノフェニル)ベンズアミド25.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物CN 53.7部を得た。
(実施例93)顔料組成物COの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−メトキシ−4−アミノフェニル)ベンズアミド25.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物CO 53.3部を得た。
(実施例184)顔料組成物GBの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例92と同様の方法で、顔料組成物GB 52.0部を得た。
(実施例94)顔料CPの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部と4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド6.1部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料CP 55.2部を得た。
(実施例95)顔料組成物CQの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部と4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド6.1部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物CQ 57.0部を得た。
(実施例96)顔料組成物CRの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部と4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド6.1部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物CR 57.3部を得た。
(実施例97)顔料組成物CSの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部と4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド6.1部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物CS 57.5部を得た。
(実施例185)顔料組成物GCの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例96と同様の方法で、顔料組成物GC 56.3部を得た。
(実施例98)顔料CTの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド6.0部と4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド31.6部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料CT 54.0部を得た。
(実施例99)顔料組成物CUの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド6.0部と4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド31.6部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物CU 57.0部を得た。
(実施例100)顔料組成物CVの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド6.0部と4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド31.6部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物CV 56.3部を得た。
(実施例101)顔料組成物CWの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド6.0部と4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド31.6部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物CW 56.5部を得た。
(実施例186)顔料組成物GDの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例100と同様の方法で、顔料組成物GD 55.3部を得た。
(実施例102)顔料CXの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド37.3部を用いること以外は、実施例1と同様の方法で、顔料CX 60.7部を得た。
(実施例103)顔料組成物CYの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド37.3部を用いること以外は、実施例2と同様の方法で、顔料組成物CY 62.4部を得た。
(実施例104)顔料組成物CZの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド37.3部を用いること以外は、実施例6と同様の方法で、顔料組成物CZ 62.4部を得た。
(実施例105)顔料組成物DAの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド37.3部を用いること以外は、実施例9と同様の方法で、顔料組成物DA 62.7部を得た。
(実施例187)顔料組成物GEの製造方法
カップリング槽に80%−酢酸水溶液51.6部、水335部、氷670部を入れて酢酸水溶液を得る代わりに80%−酢酸水溶液51.6部と湯1005部を入れて40℃に調整したものを酢酸水溶液とすることと、酢酸水溶液にカップラー成分を含む溶液を導入する間の温度を、適宜氷を加えて40〜45℃の範囲に維持すること以外は、実施例104と同様の方法で、顔料組成物GE 62.3部を得た。
(比較例1)顔料aの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を水432.2部に添加、攪拌して懸濁液を調製し、さらに氷を加えて温度を5℃に調整した。その中に35%−塩酸を39.7部添加し、1時間攪拌した。その後、亜硝酸ナトリウム7.1部を水22部に加えて調整した水溶液を添加して1時間攪拌することによりジアゾ化を行った。反応混合物にスルファミン酸2部を加え、亜硝酸を消失させた。得られた水溶液に、25%−水酸化ナトリウム水溶液40.4部、80%−酢酸52.8部、氷40部からなる水溶液を添加し、ジアゾ成分を含む溶液を得た。
一方、90℃に加熱した25%−水酸化ナトリウム水溶液99.9部、水670部の混合液にカップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を加え10分撹拌してカップラー溶液を得た。このカップラー溶液をジアゾ成分を含む溶液を撹拌するカップリング槽に30分掛けて導入しカップリングした。
カップラー成分を含む溶液の導入後、さらに1時間攪拌して反応を完結させた。反応終了後、スラリーを80℃に加熱、濾過、水洗することにより、顔料組成物のプレスケーキを得た。さらにこのプレスケーキを、90℃、18時間の条件下で乾燥した後、粉砕して顔料a 56.4部を得た。
(比較例2)顔料組成物bの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を水432.2部に添加、攪拌して懸濁液を調製し、さらに氷を加えて温度を5℃に調整した。その中に35%−塩酸を39.7部添加し、1時間攪拌した。その後、亜硝酸ナトリウム7.1部を水22部に加えて調整した水溶液を添加して1時間攪拌することによりジアゾ化を行った。反応混合物にスルファミン酸2部を加え、亜硝酸を消失させ、ジアゾ成分を含む溶液とした。
また、カップリング槽に80%−酢酸水溶液34.4部、水335部、氷670部を入れて撹拌し酢酸水溶液とした。
一方、水670部と70% ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム(花王株式会社製:エレクトロストリッパーF)10.0部と25%−水酸化ナトリウム水溶液66.6部を混合して80℃に加熱した中に、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を加えて10分掛けて溶かし、カップラー成分を含む溶液とした。この溶液を、酢酸水溶液を撹拌するカップリング槽に30分掛けて導入し酸析を行った。酸析中氷が全て溶けたところで氷を400部追加した。カップラー成分を含む溶液の導入が終了した後、この液を15℃まで加熱した。さらに35%−塩酸を29.0部添加し酸析カップラースラリーとした。
酸析カップラースラリーを撹拌しながらジアゾ成分を含む溶液を20分掛けて添加した。ジアゾ成分を含む溶液の導入後、さらに8時間攪拌して反応を完結させた。反応終了後、スラリーを80℃に加熱、濾過、水洗することにより、顔料組成物のプレスケーキを得た。このプレスケーキを、90℃、18時間の条件下で乾燥した後、目が1mmのメッシュを装着したハンマーミルを用いて粉砕して顔料組成物b 62.7部を得た。
(比較例3)顔料cの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料c 55.8部を得た。
(比較例4)顔料組成物dの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物d 63.5部を得た。
(比較例5)顔料eの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部とN−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド1.6部の混合物を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料e 56.5部を得た。
(比較例6)顔料組成物fの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部とN−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド1.6部の混合物を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物f 63.0部を得た。
(比較例7)顔料組成物gの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部とN−[3−(ジエチルアミノ)プロピル]−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド 0.9部の混合物を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料組成物g 56.1部を得た。
(比較例8)顔料組成物hの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド32.4部とN−[3−(ジエチルアミノ)プロピル]−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド 0.9部の混合物を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物h 63.5部を得た。
(比較例9)顔料iの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N,N−ジエチル−3−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホンアミド25.8部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2,4−ジメトキシ−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料i 61.5部を得た。
(比較例10)顔料組成物jの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N,N−ジエチル−3−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホンアミド25.8部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2,4−ジメトキシ−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物j 67.0部を得た。
(比較例11)顔料kの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料k 55.0部を得た。
(比較例12)顔料組成物lの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物l 61.5部を得た。
(比較例13)顔料mの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料m 49.8部を得た。
(比較例14)顔料組成物nの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物n 56.4部を得た。
(比較例15)顔料oの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料o 58.8部を得た。
(比較例16)顔料組成物pの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド36.5部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物p 66.1部を得た。
(比較例17)顔料qの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料q 55.3部を得た。
(比較例18)顔料組成物rの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド31.8部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物r 61.5部を得た。
(比較例19)顔料sの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド9.6部とN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド16.7部の混合物を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料s 49.5部を得た。
(比較例20)顔料組成物tの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド9.6部とN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド16.7部の混合物を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物t 55.9部を得た。
(比較例21)顔料uの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料u 55.0部を得た。
(比較例22)顔料組成物vの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物v 62.8部を得た。
(比較例23)顔料wの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド15.9部とN−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド18.3部の混合物を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料w 56.8部を得た。
(比較例24)顔料組成物xの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド15.9部とN−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド18.3部の混合物を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物x 63.2部を得た。
(比較例25)顔料yの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド23.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料y 54.9部を得た。
(比較例26)顔料組成物zの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド23.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物z 61.5部を得た。
(比較例27)顔料aaの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−アミノ安息香酸ブチル19.3部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料aa 51.2部を得た。
(比較例28)顔料組成物abの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−アミノ安息香酸ブチル19.3部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物ab 58.1部を得た。
(比較例29)顔料acの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアミド11.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料ac 37.6部を得た。
(比較例30)顔料組成物adの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアミド11.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物ad 44.1部を得た。
(比較例31)顔料aeの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−メトキシ−5−ベンジルスルホニルアニリン27.7部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料ae 53.3部を得た。
(比較例32)顔料組成物afの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、2−メトキシ−5−ベンジルスルホニルアニリン27.7部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物af 60.7部を得た。
(比較例33)顔料agの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、p−アミノベンズアミド13.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド29.9部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料ag 42.4部を得た。
(比較例34)顔料組成物ahの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、p−アミノベンズアミド13.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド29.9部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物ah 49.9部を得た。
(比較例35)顔料aiの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メチルベンズアミド15.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料ai 41.4部を得た。
(比較例36)顔料組成物ajの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メチルベンズアミド15.0部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物aj 47.4部を得た。
(比較例37)顔料akの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド24.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料ak 56.5部を得た。
(比較例38)顔料組成物alの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド24.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物al 62.8部を得た。
(比較例39)顔料amの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−メトキシ−4−アミノフェニル)ベンズアミド25.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料am 51.6部を得た。
(比較例40)顔料組成物anの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、N−(2−メチル−5−メトキシ−4−アミノフェニル)ベンズアミド25.6部を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−フェニル−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド26.9部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物an 58.6部を得た。
(比較例41)顔料aoの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部と4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド6.1部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料ao 54.3部を得た。
(比較例42)顔料組成物apの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部と4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド6.1部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド32.6部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物ap 62.0部を得た。
(比較例43)顔料aqの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド6.0部と4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド31.6部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料aq 54.4部を得た。
(比較例44)顔料組成物arの製造方法
ベース成分として3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド24.2部を用いる代わりに、3−アミノ−4−メトキシベンズアニリド6.0部と4−アミノ−5−メトキシ−N,2−ジメチルベンゼンスルホンアミド17.3部の混合物を用い、カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−[(2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−ベンゾイミダゾール)−5−イル]−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド31.6部と3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボアミド0.6部の混合物を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物ar 60.6部を得た。
(比較例45)顔料asの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド37.3部を用いること以外は、比較例1と同様の方法で、顔料as 59.8部を得た。
(比較例46)顔料組成物atの製造方法
カップラー成分としてN−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド33.4部を用いる代わりに、N−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド37.3部を用いること以外は、比較例2と同様の方法で、顔料組成物at 66.6部を得た。
表1
Figure 2013224396
表2
Figure 2013224396
表3
Figure 2013224396
表4
Figure 2013224396
表5
Figure 2013224396
表6
Figure 2013224396
[顔料の見掛け密度の測定方法]
本発明のアゾ顔料の見掛け密度はJIS K 5101−12−1に記載の『顔料試験方法−第12部:見掛け密度又は見掛け比容−第1節:静置法』に従って測定した。
[着色力、鮮明性の評価方法]
実施例1〜187、比較例1〜46で得られた顔料または顔料組成物を用いて、オフセットインキを調製した。オフセットインキは顔料または顔料組成物0.5g、オフセットインキ用ワニス(タマノール361(荒川化学工業株式会社製:ロジン変性フェノール樹脂)50重量部に対し、アマニ油20重量部、5号ソルベント(日本石油株式会社:オフセットインキ用溶剤)30重量部を加え、200℃にて加熱溶解したもの)2.0gを150ポンドの荷重を掛けたフーバーマーラーで100×4回転して混練することで濃色インキを得、この濃色インキ0.2gと白インキ(上記オフセットインキ用ワニス50部に酸化チタン50部を分散したもの)5.0gを50ポンドの荷重を掛けたフーバーマーラーで25×4回転して混合することで淡色インキを得た。
この淡色インキをアート紙(三菱製紙製:特菱アート両面N)に展色して目視で着色力と鮮明性を以下に示す◎、○、△、×で評価した。P.R.269(実施例1〜17、実施例106〜118、実施例132〜152および比較例2)は比較例1を、P.R.269+P.R.150(実施例18〜21、実施例119〜131、実施例153〜166および比較例4)は比較例3を、P.R.269+P.R.147(実施例22〜25、実施例167および比較例6)は比較例5を、P.R.269+化学式(3)で表わされる化合物(実施例26〜29、実施例168および比較例8)は比較例7を、P.R.5(実施例30〜33、実施例169および比較例10)は比較例9を、P.R.31(実施例34〜37、実施例170および比較例12)は比較例11を、P.R.32(実施例38〜41、実施例171および比較例14)は比較例13を、P.R.146(実施例42〜45、実施例172および比較例16)は比較例15を、P.R.147(実施例46〜49、実施例173および比較例18)は比較例17を、P.R.150+P.R.269(実施例50〜53、実施例174および比較例20)は比較例19を、P.R.176(実施例54〜57、実施例175および比較例22)は比較例21を、P.R.184(実施例58〜61、実施例176および比較例24)は比較例23を、P.R.185(実施例62〜65、実施例177および比較例26)は比較例25を、P.R.208(実施例66〜69、実施例18および比較例28)は比較例27を、P.R.245(実施例70〜73、実施例179および比較例30)は比較例29を、P.R.258(実施例74〜77、実施例180および比較例32)は比較例31を、P.R.266(実施例78〜81、実施例181および比較例34)は比較例33を、P.R.268(実施例82〜85、実施例182および比較例36)は比較例35を、P.V.32(実施例86〜89、実施例183および比較例38)は比較例37を、P.V.50(実施例90〜93、実施例184および比較例40)は比較例39を、P.R.85+P.V.32(実施例94〜97、実施例185および比較例42)は比較例41を、P.R.185+P.V.176+P.V.150+顔料誘導体(実施例98〜101、実施例186および比較例44)は比較例43を、化学式(4)で表わされる化合物(実施例102〜105、実施例187および比較例46)は比較例45を、△(基準)として、同じC.I.No.のもの同士の相対評価で比較した。△のものより高着色力または高鮮明な場合を○、顕著に高着色力または高鮮明な場合を◎、低着色力または不鮮明な場合を×とした。
[易分散性の評価方法]
易分散性の評価はオフセットインキを用いて行った。ただし、着色力、鮮明性の評価に用いたインキとは異なり、以下に示す、より弱い力かつ短い時間で分散する方法でインキを作製した。顔料または顔料組成物0.5g、上記オフセットインキ用ワニス2.0gを50ポンドの荷重を掛けたフーバーマーラーで25×4回転して易分散性評価用の濃色インキを得た。
この濃色インキを少量取り、スライドガラス2枚の間に挟んで良く延ばし、プレパラートとした。
このプレパラートを透過型の光学顕微鏡で観察し、40um以上の未分散の顔料の塊(以下粗粒と表現)が観察された場合を×、20um以上の粗粒が観察された場合を△、10um以上の粗粒が観察された場合を○、10um以上の粗粒が観察されなかった場合を◎とした。
[作業性の評価方法]
上記オフセットインキ作成時に、ワニスと、顔料もしくは顔料組成物をヘラで混合する際、顔料または顔料組成物が飛散してしまうものを×、顔料もしくは顔料組成物が飛散してしまうものを○とした。
着色力、鮮明性、易分散性、作業性の各評価項目において、全ての評価結果が○以上であり、少なくとも一つ以上の評価項目が◎のものを合格とした。
上記表1〜4に示す通り、比較例1〜46で得た顔料または顔料組成物は、実施例1〜187で得た顔料または顔料組成物に比べて、着色力、鮮明性、易分散性に劣るか、飛散しやすく作業性に難が見られた。
(一般式(1)中、R1は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基、または、下記一般式(2)で表わされる基を表わす。
2 素原子、ルコキシル基、または、ブトキシカルボニル基を表す。
3 は、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、カルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基、N,N−ジエチルスルファモイル基、または、ベンジルスルホニル基を表す。
4 は、水素原子、カルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基、または、N−メチルスルファモイル基を表す。
5 は、水素原子、または、アルキル基を表す。
6 は、水素原子、アルキル基、または、アルコキシル基を表す。
(一般式(2)中、
7 素原子、アルキル基、アルコキシル基、または、ハロゲン原子を表す。
8 は、水素原子を表す。
9 は、水素原子、アルコキシル基、または、ハロゲン原子を表す。
10 は、水素原子、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、または、ニトロ基を表す。
11 は、水素原子を表わす。
一般式(1)
Figure 2013224396

(一般式(1)中、R1は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基、または、下記一般式(2)で表わされる基を表わす。
2 素原子、ルコキシル基、または、ブトキシカルボニル基を表す。
3 は、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、カルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基、N,N−ジエチルスルファモイル基、または、ベンジルスルホニル基を表す。
4 は、水素原子、カルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基、または、N−メチルスルファモイル基を表す。
5 は、水素原子、または、アルキル基を表す。
6 は、水素原子、アルキル基、または、アルコキシル基を表す。
一般式(2)
Figure 2013224396

(一般式(2)中、
7 素原子、アルキル基、アルコキシル基、または、ハロゲン原子を表す。
8 は、水素原子を表す。
9 は、水素原子、アルコキシル基、または、ハロゲン原子を表す。
10 は、水素原子、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、または、ニトロ基を表す。
11 は、水素原子を表わす。

Claims (5)

  1. JIS K 5101−12−1で規定される見掛け密度が、0.04g/mL〜0.14g/mLであることを特徴とする一般式(1)で表わされる化合物からなるアゾ顔料。
    一般式(1)
    Figure 2013224396
    (一般式(1)中、R1は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基、または、下記一般式(2)で表わされる基を表わす。
    2〜R6は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、カルボニル基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、ニトリル基、または、ベンゾイルアミノ基を表す。また、R2〜R6は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
    一般式(2)
    Figure 2013224396
    (一般式(2)中、R7〜R11は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、スルホン酸基、カルボキシル基、エステル基、水酸基、ニトロ基、または、ベンゾイルアミノ基を表わす。また、R7〜R11は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
  2. アゾ顔料が、C.I.Pigment Red 5、31、32、146、147、150、176、184、185、208、245、258、266、268、269、C.I.Pigment Violet 32、50、化学式(3)で表わされる化合物、化学式(4)で表わされる化合物から選ばれた少なくとも一種以上のアゾ顔料である請求項1記載のアゾ顔料。
    化学式(3)
    Figure 2013224396
    化学式(4)
    Figure 2013224396
  3. 請求項1または請求項2いずれか記載のアゾ顔料に、アゾ顔料に対して0.1〜10重量%の界面活性剤を含んでなるアゾ顔料組成物。
  4. アゾ顔料の製造方法であって、カップラー成分を含む溶液に酸を反応させて析出させ、さらにジアゾ成分を反応させてアゾ顔料を生成する工程を含む、JIS K 5101−12−1で規定される見掛け密度が、0.04g/mL〜0.14g/mLであることを特徴とする一般式(1)で表わされる化合物からなるアゾ顔料の製造方法。
    一般式(1)
    Figure 2013224396
    (一般式(1)中、R1は、水素原子、ベンズイミダゾロン基、アルキルアミノアルキル基、または、下記一般式(2)で表わされる基を表わす。
    2〜R6は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、カルボニル基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、ニトリル基、または、ベンゾイルアミノ基を表す。また、R2〜R6は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
    一般式(2)
    Figure 2013224396
    (一般式(2)中、R7〜R11は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、スルホン酸基、カルボキシル基、エステル基、水酸基、ニトロ基、または、ベンゾイルアミノ基を表わす。また、R7〜R11は、隣接した基が互いに結合して環を形成しても良い。)
  5. カップラー成分を含む溶液を70〜100℃に加熱し、0.1分〜10分の間保持する工程の後、カップラー成分を含む溶液に酸を反応させて析出させ、さらにジアゾ成分を反応させてアゾ顔料を生成する工程を含む、請求項4記載のアゾ顔料の製造方法。
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