JP2013224371A - インクジェット記録用インク組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物と、主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、を含むインク組成物である。
【選択図】なし
Description
[1]
主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物と、主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、を含む、インクジェット記録用インク組成物。
[2]
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのHLB値が12〜16である、[1]に記載のインクジェット記録用インク組成物。
[3]
前記アルキレンオキサイド付加物がエチレンオキサイド付加物である、[1]又は[2]に記載のインクジェット記録用インク組成物。
[4]
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量と、主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物及び主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールの総含有量と、の質量比は、0.10:1.0〜0.50:1.0の範囲である、[1]〜[3]のいずれかに記載のインクジェット記録用インク組成物。
[5]
前記主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物のHLB値が、8〜15である、[1]〜[4]のいずれかに記載のインクジェット記録用インク組成物。
[6]
前記主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールのHLB値が、4以下である、[1]〜[5]のいずれかに記載のインクジェット記録用インク組成物。
[7]
着色剤をさらに含む、[1]〜[6]のいずれかに記載のインクジェット記録用インク組成物。
[8]
有機溶剤をさらに含む、[1]〜[7]のいずれかに記載のインクジェット記録用インク組成物。
本発明の一実施形態は、インクジェット記録用インク組成物(以下、単に「インク組成物」ともいう。)に係る。当該インク組成物は、主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物と、主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、を含むものである。
以下、本実施形態のインク組成物に含まれるか、又は含まれ得る添加剤(成分)を説明する。
本実施形態のインク組成物は、主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物を含む(以下、アルキレンオキサイド付加物を「AO付加物」ともいう。)。当該主鎖の炭素数12以上のアセチレングリコールのAO付加物は、後述する主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールとともに、アセチレングリコール系界面活性剤に含まれるものである。なお、本明細書における「主鎖」とは、IUPAC命名法に基づく主鎖を意味する。
なお、上記の事項は、本実施形態のインク組成物が主鎖の炭素数12以上のアセチレングリコールのAO付加物の代わりに主鎖の炭素数12以上のアセチレングリコールを含む場合について説明したものにすぎず、後述する主鎖の炭素数10以上のアセチレングリコールのうち炭素数が12以上のものとは何ら関係のない事項である。つまり、本実施形態のインク組成物が主鎖の炭素数12以上のアセチレングリコールのAO付加物と主鎖の炭素数10以上のアセチレングリコールのうち炭素数が12以上のものとを含む場合、これらの水系インク中での溶解性は優れたものとなる。
本実施形態のインク組成物は、主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールを含む。アセチレングリコール系界面活性剤のうち、主鎖の炭素数10以上のアセチレングリコールは、インク中に発生した気泡を効果的に消泡させることができる。これにより、初期充填性及び連続印刷安定性が優れたものとなる。
本実施形態のインク組成物は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含む。上記した主鎖の炭素数12以上のアセチレングリコールのAO付加物と主鎖の炭素数10以上のアセチレングリコールとは、いずれも水又は水系有機溶媒への溶解性が良好でない。そこで、インク組成物がポリオキシアルキレンアルキルエーテルをさらに含むことにより、当該ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが上記のアセチレングリコールをインク中に溶解、又は分散させる可溶化剤として作用するものである。つまり、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは上記のアセチレングリコール系化合物の可溶化剤である。さらに、上記のアセチレングリコールはいずれも動的表面張力が低く、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルはこの低い動的表面張力に影響を及ぼさない可溶化剤ということができる。
C12H25O(C2H4O)6(C3H6O)2(C2H4O)6(C3H6O)8H、
C13H27O(C2H4O)6(C3H6O)2(C2H4O)6(C3H6O)8H、
C12H25O(C2H4O)w(C3H6O)x(C2H4O)y(C3H6O)zH
(但し、w+y=15且つx+z=4)、
C13H27O(C2H4O)w(C3H6O)x(C2H4O)y(C3H6O)zH
(但し、w+y=15且つx+z=4)、
C12H25O(C2H4O)8(C3H6O)2(C2H4O)6H、
C13H27O(C2H4O)8(C3H6O)2(C2H4O)6H、
C12H25O(C2H4O)12(C3H6O)2(C2H4O)12H、
C13H27O(C2H4O)12(C3H6O)2(C2H4O)12H、
CH3(CH2)9(CH3)CHO(C2H4O)7(C3H6O)4.5H、
CH3(CH2)11(CH3)CHO(C2H4O)7(C3H6O)4.5H、
CH3(CH2)9(CH3)CHO(C2H4O)5(C3H6O)3.5H、
CH3(CH2)11(CH3)CHO(C2H4O)5(C3H6O)3.5H、
C14H29O(C2H4O)14(C3H6O)2H、
C11H23O(C2H4O)8H、
C10H21O(C2H4O)11H、及び
C12H25O(C2H4O)15H、が挙げられる。
本実施形態におけるインクは、上記以外の界面活性剤(以下、「その他の界面活性剤」と言う。)を含んでもよい。
本実施形態におけるインクは、着色剤をさらに含むことが好ましい。当該着色剤としては、特に限定されず、染料及び顔料のいずれも用いることができる。着色剤が呈する色としては、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、ホワイト、グリーン、オレンジ、レッド、ブルー、ライトイエロー、ライトマゼンタ、ライトイエロー、ライトブラック、ライトグリーン、ライトオレンジ、ライトレッド、及びライトブルーが挙げられる。
本実施形態におけるインクは、水を含有してもよい。特に、当該インクが水性インクである場合、水はインク組成物の主溶媒であり、インクジェット記録において被記録媒体が加熱される際、蒸発飛散する成分となる。
なお、水又は水系有機溶媒を主溶媒として含有するインクは、水性インクに相当する。ここでいう「主溶媒」とは、インク組成物中のあらゆる溶媒のうち最も含有量の多い溶媒成分をいう。また、本明細書における「水系有機溶媒」とは、水と水溶性有機溶剤との混合溶媒を意味する。
本実施形態におけるインクは、有機溶剤をさらに含むことが好ましい。当該有機溶剤の中でも、揮発性の水溶性有機溶剤がより好ましい。当該揮発性の水溶性有機溶剤としては、以下に限定されないが、例えば、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリプロピレングリコールジメチルエーテル、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、iso−プロピルアルコール、n−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール、iso−ブタノール、n−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、及びtert−ペンタノール等のアルコール類又はグリコール類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、2−オキサゾリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、及び1,1,3,3−テトラメチル尿素が挙げられる。
本実施形態のインク組成物は、上記の材料に加えて、トリエタノールアミン及びトリプロパノールアミン等のpH調整剤、防腐剤・防かび剤、防錆剤、並びにキレート化剤などをさらに含んでもよい。
本実施形態のインク組成物は、上述の材料(成分)を任意の順序で混合し、必要に応じて濾過などを行い、不純物を除去することにより得ることができる。ここで、上記した主鎖の炭素数12以上のアセチレングリコールのAO付加物及び主鎖の炭素数10以上のアセチレングリコールと、上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、を混合する際の温度は10〜30℃が好ましい。
なお、顔料は、あらかじめ溶媒中に均一に分散させた状態に調製してから混合することが、取り扱いが簡便になるため好ましい。
本発明の一実施形態に係るインクジェット記録方法は、上記実施形態のインク組成物を用いて被記録媒体の被記録面に記録を行い、記録物を得るというものである。
以下、本実施形態のインクジェット記録方法(以下、「記録方法」ともいう。)に用いられる被記録媒体を説明し、続いて当該記録方法の一例を説明する。
被記録媒体として、特に限定されないが、例えば、インク吸収性の被記録媒体が挙げられる。吸収性被記録媒体としては、特に限定されないが、例えば、水性インクの浸透性が高い電子写真用紙などの普通紙、インクジェット用紙(シリカ粒子やアルミナ粒子から構成されたインク吸収層、あるいは、ポリビニルアルコール(PVA)やポリビニルピロリドン(PVP)等の親水性ポリマーから構成されたインク吸収層を備えたインクジェット専用紙)から、水性インクの浸透性が比較的低い一般のオフセット印刷に用いられるアート紙、コート紙、キャスト紙等が挙げられる。
本実施形態のインクジェット記録方法は吐出工程を含む。当該吐出工程は、インクジェット記録方式で、被記録媒体上にインク組成物の液滴を吐出して、画像を形成するものである。吐出の方法としては、従来公知の方式を使用でき、中でも圧電素子の振動を利用して液滴を吐出させる方法(電歪素子の機械的変形によりインク滴を形成するヘッドを用いた記録方法)を用いると優れた記録を行うことができる。
下記の実施例及び比較例において使用した主な材料は、以下の通りである。
〔染料〕
・C.I.ダイレクトブルー199(以下では「ブルー染料」と記載した。)
〔界面活性剤〕
(1.主鎖の炭素数12以上のアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物)
・界面活性剤1(主鎖の炭素数12、エチレンオキサイドの付加あり、2,5,8,11−テトラメチル−6−ドデシン−5,8−ジオールエトキシレート)
(2.主鎖の炭素数10以上のアセチレングリコール)
・界面活性剤2(主鎖の炭素数12、エチレンオキサイドの付加なし、2,5,8,11−テトラメチル−6−ドデシン−5,8−ジオール)
・界面活性剤3(主鎖の炭素数10、エチレンオキサイドの付加なし、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール)
(3.その他のアセチレングリコール系化合物)
・界面活性剤4(主鎖の炭素数10、エチレンオキサイドの付加モル数10、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシレート)
・界面活性剤5(主鎖の炭素数10、エチレンオキサイド付加モル数4、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのエトキシレート)
・界面活性剤6(主鎖の炭素数8、エチレンオキサイドの付加なし、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール)
・ポリオキシアルキレンアルキルエーテル1(HLB値15.0、以下「POAAE1」という。)
なお、POAAE1の化学式を以下に示す。
RO(C2H4O)w(C3H6O)x(C2H4O)y(C3H6O)zH
上記化学式中、Rは炭素数12のアルキル、w+y=15、x+z=4である。
なお、POAAE2の化学式を以下に示す。
RO(C2H4O)w(C3H6O)xH
上記化学式中、Rは炭素数12のアルキル、w=7、x=5である。
なお、POAAE3の化学式を以下に示す。
RO(C2H4O)w(C3H6O)xH
上記化学式中、Rは炭素数12のアルキル、w=5、x=4である。
・トリエチレングリコール
・トリエチレングリコールモノブチルエーテル(以下「TEGmBE」という。)
・プロピレングリコール
・ジプロピレングリコール
・グリセリン
・トリエタノールアミン
下記の表1及び表2に示す組成に従い、各成分の混合及び攪拌を行うことにより、各インク組成物を調製した。また、各インク組成物は、孔径1μmのメンブレンフィルターにて濾過することにより爽雑物を除いた。なお、下記の表1及び表2中、数値の単位は質量%であり、合計は100.00質量%である。
〔1.インクの溶存窒素量の測定〕
Agilent Technologies製の6890N ネットワークGCを用いて溶存窒素量を測定した。測定結果を下記表3に示す。
ここで、脱気処理は、参考例の各インク組成物についてのみ行い、実施例及び比較例の各インク組成物については行わなかった。参考例における当該脱気処理は、市販されているチャンバー方式の真空脱気装置を用いて、脱気時間を調整したものである。これにより、溶存窒素量が互いに異なる各インクを作製した。
なお、下記表3中の「溶存窒素量」は、インク組成物中に溶存する窒素の量を表し、単位はppmである。
調製した各インク組成物について、材料成分が均一に溶解(分散)できているかどうか、目視観察を行った。
評価基準は以下のとおりである。評価結果を下記表3に示す。
○:インクの原料成分が均一に溶解(分散)しており、溶け残った浮遊物は観察されなかった。
×:インクの原料成分が溶解(分散)せずに、溶け残りが浮遊物として観察された。
調製した各インク組成物を、20ml容の蓋付きガラス瓶に取り分け、70℃で1週間放置した。インクの液面を観察し、浮遊物の有無を目視で確認した。さらに、孔径10μmのフィルターでインクをろ過したときに、捕集物(ろ集物)の有無を確認した。
評価基準は以下のとおりである。評価結果を下記表3に示す。
○:インク成分由来の浮遊物は観察されず、捕集物も得られなかった。
△:インク成分由来の浮遊物が観察されたが、捕集物は得られなかった(実用上の問題なし)。
×:捕集物が得られた。
調製した各インク組成物を、インクジェットプリンター(L100〔製品名〕、セイコーエプソン社製)のインクタンクに充填した。L100の定める初期充填シーケンスに従い、ヘッドへの初期充填動作を行った。この後、ヘッドの全ノズルからインクが吐出できるかどうかを確認するため、ノズルチェックを実施した。インクが吐出できないノズルがある場合には、ヘッドのクリーニング(ノズル内のインクの吸引)を行い、その後再度ノズルチェックを実施した。全ノズルからインクが吐出できるまでに要したクリーニングの回数に基づき、以下の評価基準により初期充填性を評価した。評価結果を下記表3に示す。
○:初期充填シーケンスのみで全ノズルから吐出した。
△:全ノズルからインクが吐出できるまでに要したクリーニング回数が1回であった。
×:全ノズルからインクが吐出できるまでに要したクリーニング回数が2回以上であった。
上記「4.初期充填性の評価」によって、ヘッドの全ノズルからインクが吐出できることを確認した後、各インク組成物及びA4サイズの普通紙(P紙〔製品名〕、富士ゼロックス社製)を用いて、70%Dutyの画像を印刷することにより、連続印刷安定性の評価を行った。印刷枚数は、500枚の連続印刷を2回行い、合計で1,000枚とした。その後、ノズルチェックを実施し、ノズル抜けの本数に基づき、以下の評価基準により連続印刷安定性を評価した。評価結果を下記表3に示す。
○:ノズル抜けが発生した回数が1本以下であった。
△:ノズル抜けが発生した回数が2本であった。
×:ノズル抜けが発生した回数が3本以上であった。
Claims (8)
- 主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物と、主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールと、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと、を含む、インクジェット記録用インク組成物。
- 前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのHLB値が12〜16である、請求項1に記載のインクジェット記録用インク組成物。
- 前記アルキレンオキサイド付加物がエチレンオキサイド付加物である、請求項1又は2に記載のインクジェット記録用インク組成物。
- ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量と、主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物及び主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールの総含有量と、の質量比は、0.10:1.0〜0.50:1.0の範囲である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク組成物。
- 前記主鎖の炭素数が12以上であるアセチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物のHLB値が、8〜15である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク組成物。
- 前記主鎖の炭素数が10以上であるアセチレングリコールのHLB値が、4以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク組成物。
- 着色剤をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク組成物。
- 有機溶剤をさらに含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク組成物。
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