JP2013220699A - サンバイザ固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付部材の取付け作業性を良好に維持しつつ電線の損傷を防止することができるサンバイザ固定構造を提供する。
【解決手段】サンバイザ固定構造1は、電線4の配索が内面28側になり且つ取付パネル7に固定されるコネクタハウジング9を有する固定側コネクタ2と、取付面10側に取付側コネクタ14を有し且つ取付面10の一端に突設された筒状サンバイザ保持支柱13の筒内にサンバイザ11のシャフト12を保持するとともに取付面10にフック15を設ける取付部材3とを備える。取付部材3は、取付パネル7にフック15を引っ掛けてフック15を中心に他端を回動させ取付側コネクタ14を固定側コネクタ2に嵌合させる。筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間には電線4が接触しないような間隔に保持するスペーサ部を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両室内の取付パネルに対してサンバイザを固定する際に用いるサンバイザ固定構造に関する。
下記特許文献1に開示されたサンバイザ固定構造は、パネル側ブラケットとバイザ側ブラケットとを備えている。パネル側ブラケットは、雄コネクタ部を有している。雄コネクタ部には、車体側に接続される電線の一端に接続された端子が収容されている。バイザ側ブラケットは、取付面側に雌コネクタ部を有している。取付面には更に筒状サンバイザ保持支柱が突設されサンバイザのシャフトを保持している。サンバイザ固定構造は、パネル側ブラケットとバイザ側ブラケットとを取付パネルに結合させてネジで止めることにより、サンバイザを取付パネルに固定している。
ところで、上記従来技術にあっては、取付パネルにパネル側ブラケット及びバイザ側ブラケットを固定するのに少なくとも二箇所をネジで止める必要がある。そのため、作業時間が掛かってしまうという問題点を有している。また、作業者は上向きでネジ止めをしなければならないため、作業者への負担が大きくなるという問題点を有している。
上記問題点を解決するために、下記特許文献2に開示されたサンバイザ固定構造が提案されている。サンバイザ固定構造は、固定側コネクタと取付部材とを備えている。固定側コネクタは、取付パネルに固定されている。取付部材は、取付面側に取付側コネクタを有している。また、取付面には筒状サンバイザ保持支柱が突設される。取付面には更にフックを設けている。サンバイザ固定構造は、フックを取付パネルに引っ掛けて取付面側を取付パネルに向けて回動させることによりコネクタ同士を嵌合させている。上記特許文献2によれば、一回のネジ止めのみで取付パネルと取付部材とを固定できるとともに結合を維持することができ、取付部材の取付け作業性を良好にすることができる。
特開2002−192949号公報 特開2011−243505号公報
上記特許文献2は、例えば図19に示すサンバイザ固定構造100の構成を適用することもできる。サンバイザ固定構造100によれば、電線106が損傷してしまうという虞がある。この問題点に関して以下に説明する。
サンバイザ固定構造100は、固定側コネクタ101と取付部材102とを備えている。固定側コネクタ101は、取付パネル103に固定されるコネクタハウジング104を有している。コネクタハウジング104の内面105側には電線106が配索されている。電線106の一端には端子107が接続されるとともに端子107はコネクタハウジング104の内部に配置されている。また、電線106の他端側は車両側に接続されている(図示省略)。取付部材102は、取付面108の一端に筒状サンバイザ保持支柱109が突設されている。取付面108の略中央部には、固定側コネクタ101の接続相手となる取付側コネクタ110を有している。取付面108には更にフック111が設けられている。
上記サンバイザ固定構造100によれば、電線106は、筒状サンバイザ保持支柱109が回動する付近に配索されている(図20参照)。筒状サンバイザ保持支柱109が図21(a)に示す矢印の方向に向かってコネクタハウジング104の内部に挿入されると、挿入が開始された当初から電線106は、筒状サンバイザ保持支柱109とコネクタハウジング104の内面105との間に挟み込まれている(図21(b)参照)。電線106は、取付部材102が取付完了位置に回動するまで、筒状サンバイザ保持支柱109とコネクタハウジング104の内面105との間に挟み込まれ、筒状サンバイザ保持支柱109によって擦れが生じてしまう(図21(c)参照)。そのため、電線106が損傷してしまう虞があるという問題点を有している。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、取付部材の取付け作業性を良好に維持しつつ電線の損傷を防止することができるサンバイザ固定構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のサンバイザ固定構造は、電線の配索が内面側になるとともに取付パネルに固定されるコネクタハウジングを有する固定側コネクタと、取付面側に前記固定側コネクタの接続相手となる取付側コネクタを有し且つ前記取付面の一端に突設された筒状サンバイザ保持支柱の筒内にサンバイザのシャフトを保持するとともに前記取付面にフックを設ける取付部材とを備え、前記取付パネルに前記フックを引っ掛けて該フックを中心に前記取付部材の他端を回動させ前記取付側コネクタを前記固定側コネクタに嵌合させるサンバイザ固定構造において、前記筒状サンバイザ保持支柱と前記コネクタハウジングの前記内面との間を前記電線が接触しないような間隔に保持するスペーサ部を設けることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、スペーサ部を設けることにより、筒状サンバイザ保持支柱とコネクタハウジングの内面との間を電線が接触しないような間隔に保持することができる。これにより、スぺーサ部が設けられる部分に電線が配索された状態で取付部材の他端を回動させても、電線が筒状サンバイザ保持支柱とコネクタハウジングの内面とによって挟み込まれることによる擦れが生じなくなる。
請求項2記載の本発明のサンバイザ固定構造は、請求項1に記載のサンバイザ固定構造において、前記スペーサ部を前記筒状サンバイザ保持支柱の両側且つ該筒状サンバイザ保持支柱の突設方向に沿って形成されるとともに前記電線と接触しないような位置に配置される取付側スペーサ部として設けることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、筒状サンバイザ保持支柱は両側を設けているため筒状サンバイザ保持支柱の幅を小さくできる。これにより、両側を設けていない円柱状の筒状サンバイザ保持支柱を突設させる場合と異なりコネクタハウジングの大きさを変更することなく筒状サンバイザ保持支柱とコネクタハウジングの内面との間に電線が接触しないような間隔を設けることができる。また、取付側スペーサ部は両側且つ筒状サンバイザ保持支柱の突設方向に沿って形成される。これにより、取付側スペーサ部を設けることにより上記間隔が保持される。
請求項3記載の本発明のサンバイザ固定構造は、請求項2に記載のサンバイザ固定構造において、前記取付側スペーサ部を前記筒状サンバイザ保持支柱に一体に形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、取付側スペーサ部は筒状サンバイザ保持支柱に一体に形成される。これにより、取付側スペーサ部が筒状サンバイザ保持支柱と別個に設けられることはないため外部からの衝撃に強くなる。
請求項4記載の本発明のサンバイザ固定構造は、請求項1、2又は3に記載のサンバイザ固定構造において、前記コネクタハウジングには、該コネクタハウジングの前記内面から突出されるとともに前記筒状サンバイザ保持支柱が前記コネクタハウジング内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまでに前記筒状サンバイザ保持支柱の前記両側における前記コネクタハウジングの前記内面と対向する領域に向けて形成されるコネクタハウジング側スペーサ部を設けることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、コネクタハウジング側スペーサ部はコネクタハウジングの内面から突出される。コネクタハウジング側スペーサ部が向けられる筒状サンバイザ保持支柱の両側は、筒状サンバイザ保持支柱がコネクタハウジング内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまでに上記両側とコネクタハウジングの内面とが対向する領域となる。これにより、筒状サンバイザ保持支柱がコネクタハウジング内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまでに上記両側におけるコネクタハウジングの内面と対向する領域が電線に擦れなくなる。
請求項5記載の本発明のサンバイザ固定構造は、請求項4に記載のサンバイザ固定構造において、前記取付側スペーサ部と前記コネクタハウジング側スペーサ部を前記電線を間にして対向するように配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、取付側スペーサ部とコネクタハウジング側スペーサ部は、電線を間にして対向することになる。これにより、筒状サンバイザ支柱の両側とコネクタハウジングの内面との間は、上記二つのスペーサ部によって電線が接触しないような間隔に保持される。また、筒状サンバイザ支柱の両側とコネクタハウジングの内面との間に上記二つのスぺーサ部を設けることにより、スぺーサ部を一つのみ設ける場合と比較してコネクタハウジングのガタつきをより少なくすることができる。
請求項1に記載された本発明によれば、スぺーサ部を設けることにより、電線が筒状サンバイザ保持支柱とコネクタハウジングの内面とによって挟み込まれることによる擦れが生じなくなる。従って、取付部材の取付け作業性を良好に維持しつつ電線の損傷を防止することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、筒状サンバイザ保持支柱は両側を設けているため、筒状サンバイザ保持支柱の幅を小さくするのみで筒状サンバイザ保持支柱とコネクタハウジングの内面との間に電線が接触しないような間隔を設けることができる。また、取付側スペーサ部を設けることにより上記間隔が保持される。従って、コネクタハウジングの設計に影響を来さずに電線の損傷を防止することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、取付側スペーサ部は、筒状サンバイザ保持支柱と別個に設けられることはないため外部からの衝撃によって折損等し難くなる。従って、より確実に電線の損傷を防止することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、コネクタハウジング側スペーサ部を設けることにより、筒状サンバイザ保持支柱がコネクタハウジング内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまでに筒状サンバイザ保持支柱の両側におけるコネクタハウジングの内面と対向する領域が電線に擦れなくなる。従って、筒状サンバイザ保持支柱がコネクタハウジング内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまで上記両側におけるコネクタハウジングの内面と対向する領域が擦れることに起因する電線の損傷を防止することができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、取付側スペーサ部とコネクタハウジング側スペーサ部は電線を間にして対向する。筒状サンバイザ保持支柱の両側とコネクタハウジングの内面との間は、上記二つのスペーサ部によって電線が接触しないような間隔に保持される。従って、より確実に電線の損傷を防止することができるという効果を奏する。また、筒状サンバイザ支柱の両側とコネクタハウジングの内面との間に上記二つのスぺーサ部を設けることにより、スぺーサ部を一つのみ設ける場合と比較してコネクタハウジングのガタつきをより少なくすることができる。従って、上記二つのスペーサ部の上記配置により、コネクタハウジングのガタつきを防止することができるという効果も奏する。
本発明の一実施形態に係るサンバイザ固定構造の分解斜視図である。 サンバイザ固定構造の斜視図である。 サンバイザ固定構造の斜視図である。 サンバイザ固定構造の断面図である。 固定側コネクタの斜視図である。 取付部材の斜視図である。 固定側コネクタに対して取付部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 固定側コネクタに対して取付部材を取り付けた状態を示す正面図及び断面図である。 固定側コネクタに対して取付部材を取り付ける方法を説明する断面図である。 図9に続く図である。 図10に続く図である。 図11に続く図である。 図12に続く図である。 固定側コネクタに対する筒状サンバイザ保持支柱の動作を示す模式図である。 図14に続く図である。 図15に続く図である。 図16に続く図である。 図17に続く図である。 従来技術におけるサンバイザ固定構造の一形態を示す斜視図である。 図19におけるサンバイザ固定構造のコネクタハウジングの上面を取り外した状態の平面図及び断面図である。 図19において固定側コネクタに対する筒状サンバイザ保持支柱の動作を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るサンバイザ固定構造の分解斜視図、図2はサンバイザ固定構造の斜視図、図3はサンバイザ固定構造の斜視図、図4は図3におけるA−A間断面図、図5は固定側コネクタの斜視図、図6は取付部材の斜視図、図7は固定側コネクタに対して取付部材を取り付けた状態を示す斜視図、図8は固定側コネクタに対して取付部材を取り付けた状態を示す図であって、(a)は図7の正面図、(b)は(a)のA−A間断面図、図9は図3におけるA−A間断面図であって固定側コネクタに対して取付部材を取り付ける方法を説明する図、図10は図9に続く図、図11は図10に続く図、図12は図11に続く図、図13は図12に続く図、図14は固定側コネクタに対する筒状サンバイザ保持支柱の動作を示す模式図、図15は図14に続く図、図16は図15に続く図、図17は図16に続く図、図18は図17に続く図である。
図1において、引用符号1は、本発明の一実施形態に係るサンバイザ固定構造を示している。サンバイザ固定構造1は、自動車等の車両室内における運転席や助手席の上方に存在するトリムに配設されるサンバイザを固定するものである。 サンバイザ固定構造1は、固定側コネクタ2と、取付部材3とを備えている。固定側コネクタ2は、電線4の一端に圧着接続される雌端子5と、一端6aが雌端子5に接続されるジョイント雄端子6と、雌端子5及びジョイント雄端子6を収容するとともに取付パネル7とトリム8とによって固定されるコネクタハウジング9とを含んで構成されている。取付部材3は、取付面10を有するとともに、取付面10側にサンバイザ11のシャフト12を保持する筒状サンバイザ保持支柱13が突設されている。取付面10には更に取付側コネクタ14が備えられるとともに、フック15が設けられている。サンバイザ固定構造1は、取付パネル7にフック15を引っ掛けてフック15を中心に取付部材3の他端10bを回動させることにより、図2及び図3に示す如く、固定側コネクタ2に取付部材3が取り付けられる。これと同時に、図4に示す如く、固定側コネクタ2に取付側コネクタ14が嵌合される。
以下、先ず、固定側コネクタ2の各構成部材について説明する。
雌端子5は、図1に示す如く、導電性を有する金属板を加工して所定形状に形成されるとともに電線4の端末に圧着接続されている。
ジョイント雄端子6は、導電性を有する細長い金属板を所定形状に曲げて形成される。ジョイント雄端子6は、一端6aが雌端子5に接続されるとともに他端6bが取付側コネクタ14に接続されるように形成されている。
取付パネル7は、車両室内の天井を構成する金属製のパネルである。取付パネル7には、コネクタハウジング9を取り付けて固定するための取付パネル側取付孔16が開口形成されている。取付パネル側取付孔16は、コネクタハウジング9が挿通可能な大きさに形成されている。取付パネル側取付孔16の一端縁部16aは、フック係止部17として形成されている。また、取付パネル側取付孔16の他端縁部16bには、取付パネル側ネジ締め孔18が略円形に貫通形成されている。
トリム8は、車両室内の天井を構成する内装材である。トリム8には、コネクタハウジング9を取り付けて固定するためのトリム側取付孔19が開口形成されている。トリム側取付孔19の両脇における縁部にはコネクタハウジング9を組み付けるための取付溝20が切り欠き形成されている。
コネクタハウジング9は、略箱体の形状を有している。コネクタハウジング9は、図1において、取付パネル7と対向する側がコネクタハウジング9の上側となる。また、コネクタハウジング9において、トリム8と対向する側がコネクタハウジング9の下側となる。また、コネクタハウジング9において、ジョイント雄端子6と対向する側がコネクタハウジング9の前側となる。また、コネクタハウジング9において、雌端子5及び電線4と対向する側がコネクタハウジング9の後側となる。
尚、コネクタハウジング9の前側は、コネクタハウジング9の他端9bとなる。また、コネクタハウジング9の後側は、コネクタハウジングの一端9aとなる。
更に図1において、取付パネル7と、コネクタハウジング9と、トリム8が並んでいる方向を上下方向という。従って、例えば取付パネル7はコネクタハウジング9に対して上方に位置することになり、トリム8はコネクタハウジング9に対して下方に位置することになる。また、ジョイント雄端子6と、コネクタハウジング9と、雌端子5及び電線4が並んでいる方向を前後方向という。従って、例えばジョイント雄端子6はコネクタハウジング9の前方に位置することになり、雌端子5及び電線4はコネクタハウジング9の後方に位置することになる。
図1に示す如く、コネクタハウジング9の上側は、上壁21として形成されている。コネクタハウジング9の他端9bにおける上壁21の端部は、他端縁部21bとなっている。また、図5に示す如く、コネクタハウジング9の一端9aにおける上壁21の端部は一端縁部21aとなっている。図1に示す如く、コネクタハウジング9の他端9bには、前方壁22aが形成されている。更にコネクタハウジング9は、図1において矢印で示す左右方向における左側面及び右側面が一対の側壁22b,22cとして形成されている。尚、コネクタハウジング9の下側及びコネクタハウジング9の一端9aには壁が形成されていない(図5参照)。
上壁21の内部には、図1に示す如く、上壁21の他端縁部21bから上壁21の略中央部にかけてジョイント雄端子6が挿入されるジョイント雄端子挿入孔23が形成されている。また、図5に示す如く、上壁21の一端縁部21aから上壁21の略中央部にかけて雌端子5(図1参照)を収容する雌端子キャビティ24が形成されている。雌端子5が雌端子キャビティ24に収容されるとともに、図1において、ジョイント雄端子6がジョイント雄端子挿入孔23に挿入されると雌端子5とジョイント雄端子6は上壁21の内部にて導通可能に接続される。
コネクタハウジング9には、図5に示す如く、上壁21の一端縁部21aに連続して電線露出部25が形成されている。電線露出部25には、雌端子キャビティ24から導出された電線4が露出されている。電線露出部25の上側には上側電線保護部26が設けられている。上側電線保護部26は、板状の形状に形成されるとともにコネクタハウジング9の上側にて上壁21と側壁22b,22cとが連続する部分に一対設けられている。上側電線保護部26は、電線露出部25において露出される電線4を保護するように設けられている。また、電線露出部25の下側には、電線露出部25に連続する下側電線保護部27が設けられている。下側電線保護部27は、電線4を組み付けることが可能な形状に形成されている。電線4は、電線露出部25において左右に分岐される。電線4は、下側電線保護部27に組み付けられてコネクタハウジング9の内面28側にてコネクタハウジング9の下側に向かって配索されている。
図5に示す如く、コネクタハウジング9の側壁22b,22cには、コネクタハウジング9の一端9aにてコネクタハウジング側スぺーサ部29が一対設けられている。コネクタハウジング側スぺーサ部29は、板状に形成されるとともに側壁22b,22cの内面28から突出されている。コネクタハウジング側スぺーサ部29は、固定側コネクタ2に対して取付部材3(図1参照)を取り付ける際に、筒状サンバイザ保持支柱13(図1参照)がコネクタハウジング9の内部に挿入されてから、取付部材3が図2乃至図4に示す取付完了位置に回動されるまでに、筒状サンバイザ保持支柱13の後述する両側39(図1参照)におけるコネクタハウジング9の内面28と対向する領域に向けて形成されている。図5において、コネクタハウジング側スぺーサ部29をコネクタハウジング9の内面28から突出させる距離(すなわちコネクタハウジング側スぺーサ部29の幅)は、筒状サンバイザ保持支柱13(図1参照)とコネクタハウジング9の内面28との間を電線4が接触しないような間隔に保持することが可能な距離に設定されている。上記距離は、例えばコネクタハウジング9の内面28側に配索される電線4の径よりも大きい距離に設定されるものとする。また、コネクタハウジング側スペーサ部29は、下側電線保護部27に組み付けられコネクタハウジング9の下側に配索される電線4を保護するように形成されている。
図1に示す如く、コネクタハウジング9の側壁22b,22cには、コネクタハウジング9をトリム8に取り付けるための上側トリム取付部30と下側トリム取付部31とが設けられている。上側トリム取付部30は、側壁22b,22cの下側にて前後方向における前方と後方のそれぞれに側壁22b,22cに対して略垂直に突設されている。後方に設けられた上側トリム取付部30の下側は、電線4をコネクタハウジング9の外部に導出させる際に電線4を通過させる部分となっている。下側トリム取付部31は、側壁22b,22cにおいて、上側トリム取付部30よりも下側であって二つの上側トリム取付部30の中間の位置に突設せれている。また、下側トリム取付部31は、トリム側取付孔19に形成された取付溝20を通過可能な大きさに形成されている。
図1に示す如く、コネクタハウジング9の側壁22b,22cには、取付側コネクタガイド溝32と、コネクタハウジング側係止部33が設けられている。取付側コネクタガイド溝32は、側壁22b,22cの内面28に形成されるとともに固定側コネクタ2に対する取付側コネクタ14の嵌合をガイドできるように形成されている。コネクタハウジング側係止部33は、側壁22b,22cの内面28に形成されるとともに固定側コネクタ2に対して取付部材3を取り付ける際に、固定側コネクタ2と取付部材3とを係止することができるように形成されている。
次に、取付部材3の構成について説明する。
取付部材3は、図1に示す如く、四隅が略円弧状に形成された略矩形の形状に形成されるとともに上面側が取付面10として形成されている。取付部材3は、取付面10側にて、筒状サンバイザ保持支柱13と、取付側コネクタ14と、フック15の他、取付側スぺーサ部34と、取付側コネクタ仮係止部35と、取付部材側係止部36と、取付部材側ネジ締め孔37とを備えている。
筒状サンバイザ保持支柱13は、図1及び図6に示す如く、略筒状の形状を有している。筒状サンバイザ保持支柱13は、取付面10の一端10a側にて取付面10に対して略垂直に突設されている。筒状サンバイザ保持支柱13の筒内は、筒状サンバイザ保持支柱13の上端から下端にわたって貫通形成するシャフト挿入孔38として形成されている。シャフト挿入孔38は、図4に示す如く、サンバイザ11のシャフト12が挿入可能な径に形成されている。また、シャフト挿入孔38は、取付面10に対する略垂直方向より傾斜した角度にて形成されている。筒状サンバイザ保持支柱13は、シャフト挿入孔38にシャフト12を挿入して保持することになる(図1乃至図4参照)。図1及び図6に示す如く、筒状サンバイザ保持支柱13には、一対の側面(以下、「両側39」という)が形成されている。従来技術のサンバイザ固定構造における筒状サンバイザ保持支柱には、上記両側39は設けられず、例えば略円柱状の形状に形成されていた。しかしながら、本実施例では、筒状サンバイザ保持支柱13の両脇に両側39を設けることとしている。両側39は、取付面10に対して略垂直な平面として形成されている。
取付側スぺーサ部34は、図1及び図6に示す如く、筒状サンバイザ保持支柱13の両側39且つ筒状サンバイザ保持支柱13が突設される方向に沿って形成されている。すなわち、取付側スペーサ部34は取付面10に対して略垂直に突設されている。取付側スペーサ部34は、先端側にて上端に向かうのに従ってテーパ状に形成されている。取付側スぺーサ部34は、取付部材3を固定側コネクタ2に取り付けた際(図2乃至図4参照)に、筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間を電線4(図1参照)が接触しないような間隔に保持することが可能な幅に設定されている。上記幅は、コネクタハウジング9の内面28側に配索される電線4(図5参照)の径よりも大きい幅に設定されるものとする。また、取付側スぺーサ部34は、コネクタハウジング9の内面28側に配索されている電線4に接触しないように配置されるものとする。 尚、本実施例において取付側スぺーサ部34は、筒状サンバイザ保持支柱13に一体に形成されているが(図1及び図6参照)、これに限定されるものではない。従って、筒所サンバイザ保持支柱13とは別個に取付面10から突設させてもよいものとする。
フック15は、図1に示す如く、筒状サンバイザ保持支柱13のシャフト挿入孔38の開口端部に連続して設けられるとともに略鉤状の形状に形成されている。フック15は、取付パネル7におけるフック係止部17に引っ掛かるように形成されている。尚、フック15は、筒状サンバイザ保持支柱13とは別個に設けてもよいものとする。
取付側コネクタ14は、図1に示す如く、L字雌端子40と、取付側コネクタハウジング41とを有する。
L字雌端子40は、導電性を有する金属板を加工して所定形状に形成されるとともに、ジョイント雄端子6の他端6bが接続可能に形成されている。
取付側コネクタハウジング41には、図1に示す如く、L字雌端子キャビティ42と、取付側コネクタガイド軸43と、取付側コネクタ仮係止孔44とが設けられている。L字雌端子キャビティ42は、L字雌端子40が収容されるように形成されている。取付側コネクタガイド軸43は、取付側コネクタハウジング41の側面に一対設けられるとともに取付側コネクタガイド溝32に摺接することによって固定側コネクタ2に対する取付側コネクタ14の嵌合をガイドできるように形成されている。取付側コネクタ仮係止孔44は、取付側コネクタ14を取付部材3に仮係止することができるように形成されている。
取付側コネクタ仮係止部35は、図1に示す如く、取付面10の略中央部に一対設けられる。取付側コネクタ仮係止部35は取付側コネクタ14の取付側コネクタ仮係止孔44に取付可能に形成されている。
取付部材側係止部36は、図1に示す如く、取付面10の略中央部に一対設けられている。取付部材側係止部36は、取付部材3を固定側コネクタ2に対して取り付ける際に、コネクタハウジング側係止部33と係止される部分として設けられている。
取付部材側ネジ締め孔37は、略円形に貫通形成されるとともに取付面10の他端10b側に設けられている。取付部材側ネジ締め孔37は、固定側コネクタ2に対して取付部材3を取り付けた際に、取付パネル側ネジ締め孔18の形成位置と一致するように形成されている。
次に、固定側コネクタ2に対して取付部材3が取り付けられた状態におけるサンバイザ固定構造1について説明する。
図7に示す如く、固定側コネクタ2に取付部材3に取り付けると、コネクタハウジング9の内部に筒状サンバイザ保持支柱13が挿入される。尚、図7において取付パネル7及びトリム8は図示を省略するものとする。筒状サンバイザ保持支柱13は、コネクタハウジング9の内面28側に電線4が配索される部分に配置される。すると、筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とコネクタハウジング9の内面28との間に電線4が配索されるような配置となる。また、コネクタハウジング側スペーサ部29の突設方向と筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とが対向する配置となる。筒状サンバイザ保持支柱13は、コネクタハウジング9の一端9aにて一部が外部に露出されている。また、固定側コネクタ2に取付部材3に取り付けると、固定側コネクタ2に取付側コネクタ14が嵌合される。
次に、固定側コネクタ2に対して取付部材3が取り付けられた状態における取付側スぺーサ部34とコネクタハウジング側スぺーサ部29の配置について説明する。
図7に示す固定側コネクタ2に取付部材3を取り付けた状態において、図8に示す如く、筒状サンバイザ保持支柱13に両側39を設けることにより、筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間には電線4が接触しないような間隔が設けられている。図8(b)に示す如く、筒状サンバイザ保持支柱13は、両側39を設けることにより、仮想線Xで図示するような略円柱状に形成される場合よりも幅を小さくすることができる。上記間隔に取付側スペーサ部34とコネクタハウジング側スペーサ部29とが設けられることにより上記間隔が保持されている。取付側スペーサ部34とコネクタハウジング側スペーサ部29は、上記間隔において電線4を間にして対向するように配置されている。本実施例によれば、上記間隔は、二つのスペーサ部29,34によって保持される。
尚、コネクタハウジング9の内面28側に配索された電線4は、取付側スペーサ部34とコネクタハウジング側スペーサ部29と筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とによってコネクタハウジング9の下側に案内される。そして、電線4は、コネクタハウジング9の外部へ導出される(図8参照)。
次に、固定側コネクタ2の取付パネル7及びトリム8に対する取り付け方法について説明する。
先ず、固定側コネクタ2のトリム8に対する取り付けを行う。図1に示す固定側コネクタ2は、下側トリム取付部31をトリム側取付孔19における取付溝20に通過させた後、固定側コネクタ2をスライドさせる。トリム8は、上側トリム取付部30と下側トリム取付部31との間に挟み付けられる。これにより、固定側コネクタ2とトリム8との取り付けが完了する。
次に、固定側コネクタ2と取付パネル7との取り付けを行う。トリム8に取り付けられた固定側コネクタ2は、図1に示す取付パネル7の下側から取付パネル側取付孔16に挿入される。上側トリム取付部30は、取付パネル7とトリム8とによって上下方向から挟み付けられる。これにより、固定側コネクタ2は、取付パネル7に固定される。以上により、固定側コネクタ2の取付パネル7及びトリム8に対する取り付けが完了する。
次に、固定側コネクタ2に対する取付部材3の取り付け方法について説明する。
図9に示す如く、取付パネル7のフック係止部17にフック15を引っ掛ける。次に、フック15を中心にして取付部材3の他端10bを回動させる。取付部材3の他端10bの回動方向は、取付面10側を取付パネル7に向けて図示する矢印の方向に回動させる。図9の時点で筒状サンバイザ保持支柱13の一部は、コネクタハウジング9の内部に挿入されている。すると、筒状サンバイザ保持支柱13の両側39は、コネクタハウジング9の内面28と対向するとともに筒状サンバイザ保持支柱13の両側39は、コネクタハウジング側スペーサ部29が突設される方向とも対向する。
次に、図10に示す位置まで図示する矢印方向に取付部材3の他端10bを回動させる。すると、筒状サンバイザ保持支柱13の両側39における上側の領域がコネクタハウジング側スペーサ部29の突設方向と対向することになる。また、取付部材3に設けられた取付側スペーサ部34の先端側がコネクタハウジング9の内部に挿入される。筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とコネクタハウジング9の内面28との間には電線4が配索されるとともにコネクタハウジング側スペーサ部29及び取付側スペーサ部34が設けられている。これにより、電線4が筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間に挟み込まれることはない。
次に、図11に示す位置まで図示する矢印方向に取付部材3の他端10bを回動させる。すると、筒状サンバイザ保持支柱13の両側39における上側略中央部の領域がコネクタハウジング側スペーサ部29の突設方向と対向することになる。また、取付側スペーサ部34の先端側は、電線4がコネクタハウジング9の外部に導出される位置と同じ高さになる。しかし、取付側スペーサ部34は、電線4と接触しない位置に配置されているため電線4に干渉することはない。一方、図11に示す如く、固定側コネクタ2と取付側コネクタ14との嵌合が開始されている。
次に、図12に示す位置まで図示する矢印方向に取付部材3の他端10bを回動させる。すると、電線4は、取付側スペーサ部29とコネクタハウジング側スペーサ部34との間に入るような配置になる。上記配置のまま取付部材3は回動を続ける。
取付部材3は、図13に示す位置(取付完了位置)に到達すると回動を終了させる。取付側スペーサ部34とコネクタハウジング側スペーサ部29は、電線4を間にして対向するように配置されることとなる。図13に示す如く、取付部材3は、固定側コネクタ2と結合される。上記結合は、コネクタハウジング側係止部33に取付部材側係止部36が係止されることにより行われる。また、これと同時に固定側コネクタ2と取付側コネクタ14とが嵌合される。最後に取付部材側ネジ締め孔37と取付パネル側ネジ締め孔18にネジ(図示省略)を螺入して固定する。以上により、固定側コネクタ2に対する取付部材3の取り付けが完了する。
次に、取付側スペーサ部34とコネクタハウジング側スペーサ部29とによって筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間に電線4が挟み込まれるのを防ぐ作用について説明する。
先ず、取付部材3(図1参照)の回動により、図14に示す如く、筒状サンバイザ保持支柱13の一部がコネクタハウジング9の内部に挿入される(図14において取付パネル7及びトリム8は図示を省略する。図15乃至図18も同じであるものとする)。筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とコネクタハウジング9の内面28との間には電線4が接触しないような間隔が設けられているため、電線4は、筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間に挟み込まれることはない。
図15に示す如く、筒状サンバイザ保持支柱13がコネクタハウジング9の内部に挿入されても、コネクタハウジング9の内面28からは、コネクタハウジング側スペーサ部29が突設されるため上記間隔を保持することができる。上記間隔とコネクタハウジング側スペーサ部29の存在によって、筒状サンバイザ保持支柱13はコネクタハウジング9の内面28との間に電線4を挟み込むことなく回動する。
図16に示す位置から図17に示す位置に亘って、取付側スペーサ部34は、筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とコネクタハウジング9の内面28との間に位置することになる。
筒状サンバイザ保持支柱13は、図18に示す位置(取付完了位置)において回動を終えるまでコネクタハウジング側スぺーサ部29及び取付側スぺーサ部34によって筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とコネクタハウジング9の内面28との間に電線4が接触しないような間隔を保持したまま回動する。
以上、図1乃至図18を参照しながら説明してきたように、本実施例によれば、筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間にスぺーサ部29,34を設けることにより、電線4は、筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28とによって挟み込まれることがなくなる。これにより、筒状サンバイザ保持支柱13による電線4の擦れが生じなくなる。従って、取付部材3の取付け作業性を良好に維持しつつ電線4の損傷を防止することができる。
その他本実施例によれば、筒状サンバイザ保持支柱13は両側39を設けているため、筒状サンバイザ保持支柱13の幅を小さくするのみで筒状サンバイザ保持支柱13とコネクタハウジング9の内面28との間に電線4が接触しないような間隔を設けることができる。また、取付側スペーサ部34を設けることにより上記間隔が保持される。従って、コネクタハウジング9の設計に影響を来さずに電線4の損傷を防止することができる。
また、取付側スペーサ部34は、筒状サンバイザ保持支柱13と別個に設けられることはないため外部からの衝撃によって折損等し難くなる。従って、より確実に電線4の損傷を防止することができる。
また、コネクタハウジング側スペーサ部29を設けることにより、筒状サンバイザ保持支柱13がコネクタハウジング9内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまでに筒状サンバイザ保持支柱13の両側39におけるコネクタハウジング9の内面28と対向する領域が電線4に擦れなくなる。従って、筒状サンバイザ保持支柱13がコネクタハウジング9内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまで上記両側39におけるコネクタハウジング9の内面28と対向する領域が擦れることに起因する電線4の損傷を防止することができる。
また、取付側スペーサ部34とコネクタハウジング側スペーサ部29は電線4を間にして対向する。筒状サンバイザ保持支柱13の両側39とコネクタハウジング9の内面28との間は、上記二つのスペーサ部29,34によって電線4が接触しないような間隔に保持される。従って、より確実に電線4の損傷を防止することができる。また、筒状サンバイザ支柱13の両側39とコネクタハウジング9の内面28との間に上記二つのスぺーサ部29,34を設けることにより、スぺーサ部を一つのみ設ける場合と比較してコネクタハウジング9のガタつきをより少なくすることができる。従って、上記二つのスペーサ部29,34の上記配置により、コネクタハウジング9のガタつきを防止することができる。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…サンバイザ固定構造、 2…固定側コネクタ、 3…取付部材、 4…電線、 5…雌端子、 6…ジョイント雄端子、 6a…一端、 6b…他端、 7…取付パネル、 8…トリム、 9…コネクタハウジング、 9a…一端、 9b…他端、 10…取付面、 10a…一端、 10b…他端、 11…サンバイザ、 12…シャフト、 13…筒状サンバイザ保持支柱、 14…取付側コネクタ、 15…フック、 16…取付パネル側取付孔、 16a…一端縁部、16b…他端縁部、 17…フック係止部、 18…取付パネル側ネジ締め孔、 19…トリム側取付孔、 20…取付溝、 21…上壁、 21a…一端縁部、 21b…他端縁部、 22a…前方壁、 22b,22c…側壁、 23…ジョイント雄端子挿入孔、 24…雌端子キャビティ、 25…電線露出部、 26…上側電線保護部、 27…下側電線保護部、 28…内面、 29…コネクタハウジング側スペーサ部、 30…上側トリム取付部、 31…下側トリム取付部、 32…取付側コネクタガイド溝、 33…コネクタハウジング側係止部、 34…取付側スペーサ部、 35…取付側コネクタ仮係止部、 36…取付部材側係止部、 37…取付部材側ネジ締め孔、 38…シャフト挿入孔、 39…両側、 40…L字雌端子、 41…取付側コネクタハウジング、 42…L字雌端子キャビティ、 43…取付側コネクタガイド軸、 44…取付側コネクタ仮係止孔

Claims (5)

  1. 電線の配索が内面側になるとともに取付パネルに固定されるコネクタハウジングを有する固定側コネクタと、
    取付面側に前記固定側コネクタの接続相手となる取付側コネクタを有し且つ前記取付面の一端に突設された筒状サンバイザ保持支柱の筒内にサンバイザのシャフトを保持するとともに前記取付面にフックを設ける取付部材とを備え、
    前記取付パネルに前記フックを引っ掛けて該フックを中心に前記取付部材の他端を回動させ前記取付側コネクタを前記固定側コネクタに嵌合させるサンバイザ固定構造において、
    前記筒状サンバイザ保持支柱と前記コネクタハウジングの前記内面との間を前記電線が接触しないような間隔に保持するスペーサ部を設ける
    ことを特徴とするサンバイザ固定構造。
  2. 請求項1に記載のサンバイザ固定構造において、
    前記スペーサ部は、
    前記筒状サンバイザ保持支柱の両側且つ該筒状サンバイザ保持支柱の突設方向に沿って形成される取付側スペーサ部として設ける
    ことを特徴とするサンバイザ固定構造。
  3. 請求項2に記載のサンバイザ固定構造において、
    前記取付側スペーサ部は、
    前記筒状サンバイザ保持支柱に一体に形成する
    ことを特徴とするサンバイザ固定構造。
  4. 請求項1、2又は3に記載のサンバイザ固定構造において、
    前記コネクタハウジングには、該コネクタハウジングの前記内面から突出されるとともに前記筒状サンバイザ保持支柱が前記コネクタハウジング内に挿入されてから取付完了位置に回動されるまでに前記筒状サンバイザ保持支柱の前記両側における前記コネクタハウジングの前記内面と対向する領域に向けて形成されるコネクタハウジング側スペーサ部を設ける
    ことを特徴とするサンバイザ固定構造。
  5. 請求項4に記載のサンバイザ固定構造において、
    前記取付側スペーサ部と前記コネクタハウジング側スペーサ部は、前記電線を間にして対向するように配置する
    ことを特徴とするサンバイザ固定構造。
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