JP2007252059A - ハーネスプロテクタのハーネス組付構造 - Google Patents

ハーネスプロテクタのハーネス組付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】電線本数の多いワイヤハーネスをハーネスプロテクタに容易に屈曲配索させる。
【解決手段】分離された複数のカバー3,4と、複数のカバーで覆われる一つの樋状のプロテクタベースとを備えるハーネスプロテクタ1にワイヤハーネス10を組み付けるハーネスプロテクタのハーネス組付構造で、複数のカバーにワイヤハーネスを組み付けてワイヤハーネス組付体30を構成し、ワイヤハーネス組付体をプロテクタベース2に組み付ける。カバー3,4に、ワイヤハーネス10に対する固定部28を形成した。固定部を仮固定部とし、プロテクタベースに、ワイヤハーネスに対する本固定部を形成してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスを屈曲させた形状に配索するハーネスプロテクタのハーネス組付構造に関するものである。
図6は、従来のハーネスプロテクタのハーネス組付構造の一形態を示すものである。(特許文献1参照)。
このハーネスプロテクタ61は、合成樹脂を材料として、前後二つの樋状部62,63を可撓性の屈曲自在板64で連結して成るプロテクタベース65と、屈曲自在板64に対応する屈曲部66と、一方の樋状部62に対応してヒンジ67で回動自在な蓋板68と、他方の樋状部63に対応する板部69とを有するカバー70とで構成されたものである。
カバー70は他方の樋状部63にヒンジ71で開閉自在に連結され、係止爪72でプロテクタベース65の係止枠片73に係止固定される。屈曲自在板64は横断方向の複数の溝を有し、屈曲自在板64と二つの樋状部62,63とは一体に樹脂成形される。
プロテクタベース65を真直に伸ばした状態でワイヤハーネス(複数本の絶縁被覆電線)74を挿通させ、次いでワイヤハーネス74と共に両樋状部62,63を屈曲自在板64からカバー70側に屈曲させ、次いでカバー70を閉止することで、ワイヤハーネス74が二次元方向に屈曲した状態に配索される。ワイヤハーネス74はハーネスプロテクタ内で外部との干渉等から安全に保護される。ハーネスプロテクタ61は例えば車両ボディ等の屈曲した部位に配置される。
特開2003−134634号公報(図1)
しかしながら、上記従来のハーネスプロテクタ61のハーネス組付構造にあっては、ワイヤハーネス74を二次元的に屈曲させる場合はよいが、ワイヤハーネス74を三次元的に配索するためには不向きであった。特に、電線本数(回路数)が多い場合には、ワイヤハーネス74をプロテクタベース65と共に屈曲させるために、屈曲作業に大きな力を必要とし、ワイヤハーネス74の組付作業性が悪いという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、電線本数の多い場合でもワイヤハーネスを二次元や三次元形状に容易に屈曲配索することのできるハーネスプロテクタのハーネス組付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハーネスプロテクタのハーネス組付構造は、分離された複数のカバーと、該複数のカバーで覆われる一つの樋状のプロテクタベースとを備えるハーネスプロテクタにワイヤハーネスを組み付けるハーネスプロテクタのハーネス組付構造であって、該複数のカバーに該ワイヤハーネスを組み付けてワイヤハーネス組付体を構成し、該ワイヤハーネス組付体を該プロテクタベースに組み付けることを特徴とする。
上記構成により、別体に分離された各カバーにワイヤハーネスを固定し、例えば各カバーを段差状に離間させることで、ワイヤハーネスに屈曲部が形成され、その状態のカバー付きのワイヤハーネス(ワイヤハーネス組付体)を樋状のプロテクタベースに容易に組み付けることができる。ワイヤハーネスを予め段差状に屈曲させておき、その状態のワイヤハーネスに各カバーを組み付けてもよい。ワイヤハーネスは各カバーに例えばテープ巻きや弾性保持等といった固定手段で固定ないし仮固定される。
プロテクタベースが、第一の樋状部から段差状に続く第二の樋状部と、第二の樋状部に続く第三の樋状部とを備え、第一の前記カバーが第一の樋状部に対応し、第二のカバーが第二の樋状部と第三の樋状部とに対応した構造としてもよい。
この構成では、ワイヤハーネスの屈曲部がプロテクタベースの第一の樋状部から第二の樋状部にかけて収容される。プロテクタベースの第二の樋状部と第三の樋状部とは交差して続いていても、あるいは同方向に続いていてもよい。交差した場合は三次元形状にワイヤハーネスが配索される。
また、第二の樋状部に交差して第三の樋状部が続き、第三の樋状部に交差して第四の樋状部が続き、第二のカバーが第二〜第四の樋状部に対応した構造としてもよい。
この構成では、ワイヤハーネスが例えば第一の樋状部に沿って縦方向に配索され、第二の樋状部に沿って斜め方向に配置され、第三の樋状部に沿って横方向に配置され、第四の樋状部に沿って縦方向に配置され、というように複雑な三次元の屈曲形状に配索され、この複雑な配索が、分離された各カバーへのワイヤハーネスの先組付によって容易化される。
請求項2に係るハーネスプロテクタのハーネス組付構造は、請求項1記載のハーネスプロテクタのハーネス組付構造において、前記カバーに、ワイヤハーネスに対する固定部が形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスが予め各カバーに容易に固定され、その状態でプロテクタベースにカバー付きのワイヤハーネスがスムーズ且つ確実に組み付けられる。固定部でワイヤハーネスをカバーにしっかりと固定できる場合は、プロテクタベース側のハーネス固定部は不要となる。
請求項3に係るハーネスプロテクタのハーネス組付構造は、請求項2記載のハーネスプロテクタのハーネス組付構造において、前記固定部が仮固定部であり、前記プロテクタベースに、前記ワイヤハーネスに対する本固定部が形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスに各カバーが容易に仮固定(仮保持)され、その状態でワイヤハーネスがプロテクタベースに組み込まれて本固定される。両カバーにワイヤハーネスを仮固定した段階で、両カバーの間でワイヤハーネスを容易に移動させて、ワイヤハーネスの屈曲部を所要の長さに容易に調整することができる。
請求項1記載の発明によれば、各カバーが完全に分離されているから、ワイヤハーネスの所望の位置に各カバーを組み付けることができると共に、各カバーの間にワイヤハーネスの屈曲部を容易に形成することができ、屈曲部を形成したワイヤハーネスをカバーごとプロテクタベースに組み込むことで、ハーネスプロテクタへのワイヤハーネスの組付作業性が向上する。特に、ワイヤハーネスを構成する電線の本数が増えた場合でも、各カバーの間でワイヤハーネスの屈曲を容易に行うことができるから、ハーネスプロテクタにワイヤハーネスを二次元や三次元形状に屈曲させて容易に組み付けることができる。
請求項2記載の発明によれば、ワイヤハーネスをカバーに容易に固定することができ、カバー付きのワイヤハーネスをプロテクタベースにスムーズ且つ確実に組み付けることができて、請求項1記載の発明の効果が促進される。
請求項3記載の発明によれば、各カバーをワイヤハーネスに容易に組み付けることができると共に、各カバーの間でワイヤハーネスの屈曲部の長さ調整等を容易に行うことができるから、プロテクタベースへのワイヤハーネスの組付を一層スムーズ且つ確実に行うことができる。
図1〜図2は、本発明に係るハーネスプロテクタのハーネス組付構造の一実施形態をそれぞれ表裏から見た状態を示すものである。
このハーネスプロテクタ1は、合成樹脂を材料として、略クランク状に屈曲した樋状部5〜8を有するプロテクタベース2と、プロテクタベース2の上側の垂直な第一の樋状部5に対応する第一のカバー3と、第一のカバー3とは分離され、プロテクタベース2の第一の樋状部5に段差状に続く中間の短い垂直な第二の樋状部6と、中間の水平な第三の樋状部7と、下側の垂直な第四の樋状部8とに対応する第二のカバー4とで構成されるものである。段差部を符号29で示す。
プロテクタベース2の第一と第二と第四の各樋状部5,6,8は縦配置部であり、第三の樋状部7は横配置部である。各樋状部5〜8は必ずしも直交している必要はなく、ワイヤハーネス10の配索形態によっては、例えば第一,第四の樋状部を垂直ではなく傾斜状に配置したり、第三の樋状部7を水平ではなく傾斜状に配置したりすることも可能である。また、ハーネスプロテクタ1を90゜反転させて、第一,第二,第四の樋状部5,6,8を水平に、第三の樋状部7を垂直に配置することも可能である。
各カバー3,4は略板状に形成されている。プロテクタベース2の少なくとも第一〜第三の各樋状部6〜7は三方の壁部で囲まれて構成されている。第二の樋状部6は、第三の樋状部7と共通の一方の側壁11と、対向する他方の側壁12と、両側壁11,12の上端に沿う傾斜状の壁部13とで構成されている。
第一の樋状部5は第二の樋状部6の開口端14に一体に続き、第二の樋状部6からカバー側に突出して位置している。第二〜第四の樋状部6〜8の底壁15は垂直な同一面上に位置している。第二の樋状部6の傾斜状の壁部13は第一の樋状部5の底壁16と第三の樋状部7の底壁15とに交差している。傾斜状の壁部13を水平な壁部とすることも可能である。何れの場合も、第二の樋状部6によってワイヤハーネス10が三次元方向に屈曲配索される。
第一,第三,第四の各樋状部5,7,8の底壁側には、車体側(取付側)への固定用の係止クリップ17が設けられている。係止クリップ17は支柱部の両側に可撓性の爪部を有して構成される。第一の樋状部5の上端と第四の樋状部8の側端とには、ワイヤハーネス10をテープやバンド等で本固定するための固定板(固定部ないし本固定部)18,19が一体に設けられている。各樋状部5〜8の側壁には各カバー3,4の係止枠片20に係合する係止突起21が設けられている。これら係止手段は必要に応じて適宜変更可能である。
第一のカバー3は、第一の樋状部5の底壁16に対向する垂直な板部22と、板部22の左右両側に設けられた係止枠片20と後述の突出片23とで構成されている。第二のカバー4は、第二の樋状部6の底壁15aに対向する上向きに短く突出した板部24と、第三の樋状部7の底壁15に対向する横長の板部25と、第四の樋状部8の一方の側壁に対向して他方の側壁を成す縦長の板部26と、各部に突設された係止枠片20とを備えている。
縦長の板部26は横長の板部25に対して90゜捻られた方向に位置し、両板部25,26の交差部の近傍にはワイヤハーネス10を挿通させる枠状部27が設けられている。縦長の板部26を横長の板部25と同一面上に形成して、第四の樋状部8の開口を覆うようにすることも可能であり、この場合、枠状部27は廃除可能である。
図3の如く、各カバー3,4にはワイヤハーネス10を仮保持させるために、例えば板部22(24〜26)の両側に弾性の仮保持爪(固定部又は仮固定部)28を設けておく。仮保持爪28はあくまでも固定のための一手段である。図1で仮保持爪28は第一のカバー3の板部22と、第二のカバー4の例えば横長の板部25と縦長の板部26とに配置される。上向きの短い板部24に配置してもよい。
図3では便宜上、板部22(24〜26)の形状を簡略化して示している。この仮保持爪28は、板部22の両側から対向して立ち上がる支持片28aと、各支持片28aの先端から内向きに傾斜状に突出した弾性の押え片28bとで構成されている。
仮保持爪28の形状は必要に応じて適宜変更可能である。例えば左右の仮保持爪28を互い違いに配置したり、押え片28bをもっと長く形成したり、支持片28aと押え片28bとを湾曲状に一体化させたりすることも可能である。
また、仮保持爪に代えてビニルテープ等でカバーの板部に直接ワイヤハーネスを仮固定ないし本固定させることも可能である。また、仮保持爪28ではなくハーネス固定板のような本固定部を各カバー3,4に設けた場合は、プロテクタベース2側の固定板18,19を廃除することも可能である。
仮保持爪28の場合は、二つのカバー3,4を一平面上に展開した状態でワイヤハーネス10を仮保持させ、二つのカバー3,4をプロテクタベース2の段差部29に対応して板厚方向に離間させた際に、ワイヤハーネス10が引っ張られつつ仮保持爪28に摺接して自在に移動するから、各カバー3,4へのワイヤハーネス10の仮保持作業が容易化する。
図3ではワイヤハーネス10を扁平状に配索しているが、断面円形状に配索してもよい。ワイヤハーネス(複数本の電線)10はばらけないようにテープ等で粗巻きしておくことが好ましい。
図1,図2の如く、各カバー3,4にワイヤハーネス10を仮固定し、各カバー3,4の間をカバー板厚方向に離間させ、各カバー3,4の間でワイヤハーネス10を傾斜状ないし段差状に屈曲させ(図1で屈曲部を符号10aで示す)、各カバー3,4に沿ってワイヤハーネス10を配索する。
ワイヤハーネス10は第一のカバー3に沿って垂直に真直に配索され、第二のカバー4に沿って水平と垂直に略L字状に屈曲して配索され、両カバー3,4の間で符号10aのように傾斜状ないし段差状に配索される。ワイヤハーネス10は第一のカバー3の板部22から上向きに配索され、第二のカバー4の縦長の板部26から下向きに配索される(下向きのハーネス配索部10bは後で90゜方向に屈曲される)。
縦長の板部26は横長の板部25に対して90゜捻られて配置されているから、ワイヤハーネス10を両板部25,26の交差部分で90゜方向に屈曲させた際に、下向きのハーネス配索部10bをその復元力(真直に戻ろうとする力)に抗して縦長の板部26の内面に沿って当接させて安定に支持させることができる。
各カバー3,4にワイヤハーネス10を仮固定した状態で、各カバー3,4をワイヤハーネス10ごとワイヤハーネス組付体30としてプロテクタベース2に装着する(組み付ける)。各カバー3,4は係止手段20,21でプロテクタベース2に係止される。この状態でワイヤハーネス10をプロテクタベース2の固定板18,19にテープ巻き等で本固定する。第四の樋状部8においてワイヤハーネス10はカバー側に屈曲されて固定板19に本固定される。
図1において、各カバー3,4にワイヤハーネス10を仮固定する際に、真直なワイヤハーネス10に各カバー3,4を組み付けた後、各カバー3,4を板厚方向に離間させてもよく、あるいはワイヤハーネス10を予めカバー板厚方向に傾斜状に屈曲させておき、そのワイヤハーネス10に各カバー3,4を組み付けてもよい。
このように、各カバー3,4を完全に分離(分割)した状態で、板状の各カバー3,4にワイヤハーネス10を組み付ける(各カバー3,4をワイヤハーネス10に組み付ける)ことで、ワイヤハーネス10の三次元屈曲及び配索作業が容易化する。
図4は、上記ハーネスプロテクタ1を自動車のドア41に装着した状態を示すものである。ドア41の一例として、図5に示すリンク式のドアが挙げられる。
図4の如く、ドアインナパネル42の下端部にハーネスプロテクタ1が配置され、プロテクタベース2がドアインナパネル42に接して係止クリップ17(図1)で固定され、各カバー3,4が車両ボディ側(車室側)に向けて位置する。
ハーネスプロテクタ1の上側の垂直な第一の樋状部5と第一のカバー3とはドアインナパネル42の膨出壁43の縦方向の凹溝44内に配置され、中間の水平な第三の樋状部7と下側の垂直な第四の樋状部8と第二のカバー4とは、膨出壁43の下側でドアインナパネル42の裾部44に沿って位置している。第一のカバー3の両側の突出片23に沿って防水用のウェザストリップ45(図5)が配置される。
ワイヤハーネス10は第一の樋状部5のハーネス固定板18から上向きにドア内に延長され、第四の樋状部8のハーネス固定板19に沿って水平に車両ボディ側に配索されている。下側の固定板19は可撓性であることが好ましい。
図5の如く、ドア41は一対の平行な高剛性のリンクアーム46で開閉自在に支持され、各リンクアーム46はリンクブラケット47に軸部48で揺動自在に支持され、ワイヤハーネス10は一方(車両前側)のリンクアーム46に沿う長形のプロテクタ49内を挿通して車両ボディ50側に配索されている。
ドア41の開閉に伴って、ハーネスプロテクタ1の第四の樋状部8内でワイヤハーネス10の立ち上げ部(垂直部)10cが周方向に捩れつつ、車両ボディ側でワイヤハーネス10が屈曲して(屈曲部を符号10dで示す)、ハーネス余長が吸収される。
なお、図1のハーネスプロテクタ1において、第四の樋状部8を廃除して、プロテクタベース2を第一〜第三の樋状部5〜7で略L字状に形成し、これに対応して第二のカバー4の下側の縦長の板部26を廃除して、上側の短い板部24と下側の水平な板部25とで構成することも可能である。
また、第四の樋状部8を廃除して、第一の樋状部5から段差状に続く第二の樋状部6と、第二の樋状部6から第一の樋状部5の延長方向に真直に続く第三の樋状部(7)とで略クランク状にプロテクタベース(2)を形成し、それに対応して第一のカバー2と、第一のカバー2の延長方向に真直に延びる第二のカバー(4)とを形成することも可能である。
また、プロテクタベース2の樋状部5〜8を断面矩形状ではなく断面半円状等に形成することも可能である。また、各カバー3,4を板状ではなく、板部22,25,26の両側に直交して短い鍔部(図示せず)を有したものとすることも可能である。何れの場合もプロテクタベース2はカバー3,4よりも深いハーネス収容空間を有する。
また、例えばプロテクタベース2の第四の樋状部8に段差部(図1の符号29のような部分)を介して第五の樋状部(図示せず)を形成した場合には、第三のカバー(図示せず)を第一,第二のカバー3,4とは分離して設けることも可能である。段差部のない場合は第二のカバー4に第五の樋状部を覆う板部を形成することが好ましい。
また、図5のハーネスプロテクタ1の使用形態において、ドア41のリンクアーム46を一本とすることも可能である。また、リンク式のドア41に代えて、図示しないスライドドアや回動式のドア等に上記ハーネスプロテクタ1を配置することも可能である。また、ドア以外に車両ボディ等に上記ハーネスプロテクタ1を配置することも可能である。
上記ハーネスプロテクタ1のハーネス組付構造は、ハーネスプロテクタ1自体の構成以外に、ハーネス組付方法やハーネス配索構造としても有効なものである。
本発明に係るハーネスプロテクタのハーネス組付構造の一実施形態を示す分解斜視図である。 同じくハーネスプロテクタのハーネス組付構造をカバー側から見た状態を示す分解斜視図である。 カバーにワイヤハーネスを仮固定させた状態を示す斜視図である。 ハーネスプロテクタを自動車のドアに配置した状態を示す要部斜視図である。 同じくドアから車両ボディにワイヤハーネスを配索した状態を示す斜視図である。 従来のハーネスプロテクタのハーネス組付構造の一形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ハーネスプロテクタ
2 プロテクタベース
3 第一のカバー
4 第二のカバー
5 第一の樋状部
6 第二の樋状部
7 第三の樋状部
8 第四の樋状部
10 ワイヤハーネス
18,19 固定板(固定部又は本固定部)
28 仮保持爪(仮固定部又は固定部)
30 ワイヤハーネス組付体

Claims (3)

  1. 分離された複数のカバーと、該複数のカバーで覆われる一つの樋状のプロテクタベースとを備えるハーネスプロテクタにワイヤハーネスを組み付けるハーネスプロテクタのハーネス組付構造であって、該複数のカバーに該ワイヤハーネスを組み付けてワイヤハーネス組付体を構成し、該ワイヤハーネス組付体を該プロテクタベースに組み付けることを特徴とするハーネスプロテクタのハーネス組付構造。
  2. 前記カバーに、ワイヤハーネスに対する固定部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のハーネスプロテクタのハーネス組付構造。
  3. 前記固定部が仮固定部であり、前記プロテクタベースに、前記ワイヤハーネスに対する本固定部が形成されたことを特徴とする請求項2記載のハーネスプロテクタのハーネス組付構造。
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