JP4990635B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、本体と、本体に取り付けられる取付体と、を備え、本体と取付体との一端側同士がヒンジを介して回動自在かつ脱着可能に取り付けられた電気接続箱に関する。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用モータ等のモータ類等の多種多様な電子機器が搭載されている。これら電子機器に電力を供給するために、自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置している。ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレーやバスバーなどを有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックスやジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
電気接続箱内には、前述したリレーやヒューズ等の電気部品や、該電気部品が実装された回路基板等が収容されている。さらに、該電気部品を制御する回路基板を備えたECU(Electronic Control Unit)が収容されている(例えば、特許文献1参照)。
また、電気接続箱には、別部品として製造されたECUが本体に組み付けられることがある。ECUを別部品にすることによって、ECUの故障時のメンテナンス性を向上させることができる。この場合、本体とECUとは、それぞれ、回路基板に実装されたコネクタを備えている。コネクタは、それぞれ、端子金具を備えている。コネクタ同士が嵌合して端子金具同士が接続することによって、回路基板同士が接続してECUからの制御信号等が本体に伝達される。
別部品としてのECUは、例えばヒンジやロック等によって本体に取り付けられる(例えば、特許文献2参照)。ヒンジは、ECUの一端に連設されたフックと、本体の一端に連設されかつフックを回動自在かつ着脱自在に収容するフック収容凹部と、を備えている。ロックは、ECUの他端に連設されたロックアームと、本体の他端に連設されかつロックアームと係合可能なロックアーム差し込み穴と、を備えている。電気接続箱は、フックをフック収容凹部内に引っ掛けてフックを起点にECUを本体に近付ける方向に回動させて、ロックアームをロックアーム差し込み穴に係合させてECUを本体に固定する。
特開2006−187052号公報 特開平9−163552号公報
前述した特許文献2等に記載された電気接続箱は、作業性の問題や製造誤差等を考慮して予めECUと本体との間にクリアランス(隙間)を設定していることから、ECUが本体に取り付けられた後にがたつきが生じてしまうという問題があった。
また、前述した特許文献2等に記載された電気接続箱は、ヒンジを起点にしてECUを回動させながら本体に取り付けるので、ECUと本体とを直線的に近付けて取り付ける電気接続箱よりもクリアランスを大きく取る必要があり、それだけがたつきも大きくなってしまうという問題があった。
このようながたつきは、例えばECUを本体に取り付けた後、両者をねじで固定するなどして対処することが可能であるが、この場合、部品点数の増加や作業工数の増加などの新たな問題が生じることになる。
したがって、本発明の目的は、本体に着脱自在に設けられた取付体を容易に本体に取り付けることができ、かつ、取付体が本体に取り付けられた後にこれらにがたつきが生じることを防止できる電気接続箱を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電気接続箱は、本体と、前記本体に取り付けられる取付体と、を備え、前記本体と前記取付体との一端側同士がヒンジを介して回動自在かつ着脱自在に取り付けられた電気接続箱において、前記ヒンジが、前記本体と前記取付体とのうち一方に設けられた軸部と、他方に設けられかつ前記軸部を収容して回動自在に軸支する軸受け部と、を備え前記軸受け部が、前記軸部を内側に位置付けるとともに、その内面から凸に設けられた係止突部を有する収容凹部を備え、前記係止突部には、前記内面と平行な当接面と、前記内面と前記当接面とを繋ぐとともに前記内面及び前記当接面に対して傾斜したガイド面と、が設けられ、前記軸部が前記収容凹部内に挿入されて回動されていくにしたがって、該軸部が前記ガイド面側から前記当接面側に移動し、前記軸部が前記収容凹部内に挿入されてから前記取付体が前記本体に取り付けられるまでは、前記軸部における軸方向の外面と前記当接面とが当接せず、前記取付体が前記本体に取り付けられると前記軸部における軸方向の外面と前記当接面とが当接することを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1記載の電気接続箱において、前記本体と前記取付体とが、それぞれの内部にコネクタを実装した回路基板を備えるとともに、前記当接面が、前記コネクタ同士が互いに嵌合するタイミングで前記軸部における軸方向の外面と当接することを特徴としている。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、軸受け部が、取付体が本体に取り付けられるまでは軸部における軸方向の外面と当接せずかつ取付体が本体に取り付けられると軸部における軸方向の外面と当接する当接面を備えている。このため、取付体が本体に取り付けられるまでは取付体は容易に回動して、取付体が本体に取り付けられると軸部における軸方向の外面当接面と当接して固定されて取付体が固定される。したがって、取付体を容易に本体に取り付けることができるとともに、取付体と本体とのがたつきを防止することができる。
また、請求項1に記載の本発明は、軸受け部が、軸部を当接面に導くガイド面を備えている。このため、取付体が本体に取り付けられる際に、軸部は容易に当接面へと導かれる。したがって、取付体を容易に本体に取り付けることができるとともに、軸部と軸受け部とを容易に固定することができる。
請求項2に記載の本発明は、本体と取付体とがそれぞれの内部にコネクタを実装した回路基板を備えるとともに、当接面が、コネクタ同士が互いに嵌合するタイミングで軸部における軸方向の外面と当接する。このため、軸部が軸受け部に固定されることによってコネクタ同士の嵌合を妨げることがない。したがって、コネクタ同士を嵌合させる際に端子金具の製造誤差や組付交差等に対応することができ、コネクタ同士を確実に嵌合させて取付体と本体とを固定することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる電気接続箱を、図1ないし図14を参照して説明する。本発明の一実施形態にかかる電気接続箱1は、自動車の車体を構成するパネル等に固定され、この自動車に搭載される多種多様な電子機器同士を予め定められたパターンにしたがって電気的に接続するものである。
電気接続箱1は、図1ないし図4に示すように、本体2と、本体2に取り付けられる取付体としてのECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)3と、本体2とECU3とを回動自在かつ着脱自在に取り付けるヒンジ8と、本体2とECU3とを互いに固定する固定部9と、を備えている。
本体2は、絶縁性の合成樹脂等で構成されたハウジング20と、ハウジング20に取り付けられた回路基板21(図6ないし図8)と、を備えている。
ハウジング20は、図1等に示すように、正方形の板状に形成された取付面2aと、取付面2aの一端、即ち取付面2aの一つの外縁、に連なったブロック状の連結部26と、取付面2aの他端、即ち取付面2a前記連結部26と相対する外縁、から立設した立設壁2cと、取付面2aの連結部26と立設壁2cとの間に位置する外縁から立設したガイド壁2fと、を備えている。
連結部26は、取付面2aの平面方向と直交する方向に延びるとともに取付面2aの前記他端と交わる外面26eと、外面26eの図1中取付面2aの上側に位置する端部に連なるとともに取付面2aの平面方向と平行に延びた外面26aと、を備えている。
ガイド壁2fは、取付面2aの前記外縁から図1中取付面2aの上方に向かって立設しているとともに取付面2aの平面方向と直交する方向に沿って配置されている。
回路基板21は、リレーやヒューズ等を搭載した周知の回路基板である。回路基板21は、図6ないし図8に示すように、取付面2aと平行になる向きで、取付面2aの図6中下側に配置されている。また、回路基板21には、ECU3の後述する回路基板31と電気的に接続するためのコネクタ24が実装されている。
コネクタ24は、回路基板21に形成された回路パターンと接続するとともに取付面2aに向かって立設した棒状の雄型端子22と、筒状に形成されるとともに雄型端子22を包囲する合成樹脂製のコネクタハウジング23と、を有している。コネクタ24は、取付面2aに設けられた貫通孔に挿入されてその一部が取付面2aの図6中上側に突出している。
ECU3は、絶縁性の合成樹脂等で構成されたハウジング30と、ハウジング30に収容された回路基板31(図6ないし図8)と、を備えている。
ハウジング30は、前述した取付面2aと略同一形状の正方形の板状に形成された上面3aと、この上面3aの外縁それぞれから立設した側面3c、3d、3e、3fと、上面3aと間隔をあけて相対するとともに側面3c、3d、3e、3fの上面3aから離れた側の端部に連なった下面3bと、を備えている。ハウジング30は、平板箱状に形成され、内部に回路基板31を収容する空間を有している。ハウジング30は、下面3bが取付面2aと当接するとともに側面3fがガイド壁2fと当接する向きで本体2に取り付けられる(図3及び図4)。
回路基板31は、本体2の回路基板21に搭載されたリレーやヒューズ等を制御する制御回路を搭載した周知の回路基板である。この回路基板31は、図6ないし図8に示すように、ハウジング30の上面3a及び下面3bと平行になる向きでハウジング30内に収容されている。また、回路基板31は、前述した本体2の回路基板21と電気的に接続するためのコネクタ34を実装している。
コネクタ34は、回路基板31に形成された回路パターンと接続するとともに下面3bに向かって立設した筒状の雌型端子32と、筒状に形成されるとともに雌型端子32を収容する合成樹脂製のコネクタハウジング33と、を備えている。また、下面3bのコネクタ34と相対する箇所には貫通孔が形成されており、前述したコネクタ24は、この貫通孔に挿入されてコネクタ34と嵌合する。また、前記「嵌合」とは、本明細書においては、雄型端子22が雌型端子32の内側に挿入されてこれらが電気的に接続することを意味する。
ヒンジ8は、ECU3の一端に設けられた回転部7と、本体2の一端に設けられた軸受け部6と、を備えている。
回転部7は、図5に示すように、側面3eから立設するとともに側面3cから離れる方向に延びた軸足71と、軸足71の先端に設けられるとともに側面3dと側面3fとが相対する方向に沿って延びた軸部72と、を備えている。回転部7はECU3に一対設けられている。一方の回転部7は、側面3eの長手方向の側面3d側の端部に設けられている。他方の回転部7は、側面3eの長手方向の側面3f側の端部に配置されている。一対の回転部7は、軸部72が互いに近付く方向に延びている。即ち、前述した側面3eは、特許請求の範囲に記載した取付体としてのECU3の一端をなし、側面3cは、取付体としてのECU3の他端をなす。
軸受け部6は、図1及び図6等に示すように、連結部26に設けられるとともに回転部7を内側に位置付ける収容凹部60と、回転部7の回動時に軸部72がこの収容凹部60から外れることを規制する第1の規制壁61及び第2の規制壁62と、を備えている。軸受け部6は、本体2の連結部26に一対設けられているとともに、一対の回転部7に対応して連結部26の両端部それぞれに互いに間隔をあけて配置されている。
収容凹部60は、連結部26の外面26eから立設壁2cと離れる方向に向かって延びた空隙である。収容凹部60は、外面26eと外面26aとの2方向に開口している。収容凹部60は、係止突部64を備えている。
係止突部64は、図10等に示すように、収容凹部60の図1中本体2の内側に位置する内面60aから凸に設けられている。係止突部64は、図9等に示すように、内面60
aの幅方向(図9中、左右方向)に沿って設けられている。係止突部64は、内面60aの前記幅方向に直交する方向の断面形状が略台形状に形成されている。係止突部64は、内面60aの第2の規制壁62(外面26a)寄りに設けられ、一端が第2の規制壁62に連なるように形成されている。係止突部64は、接面65と、イド面66と、を備えている。
当接面65は、係止突部64の前記一端側(第2の規制壁62寄り)の外面である。当接面65は、コネクタ24、34同士が嵌合し始める時点で軸部72の外面72aの上端(図12中、上側)が位置する高さから、前記一端に亘って設けられている。当接面65は、内面60a及び内面60aと相対する内面60bのそれぞれと平行になるように設けられている。一対の軸受け部6のそれぞれに設けられた当接面65同士の間隔は、一対の回転部7のそれぞれに設けられた外面72a同士の間隔より若干広くなるように設けられている。
ガイド面66は、係止突部64の他端側(第2の規制壁62から離れた側)の外面である。ガイド面66は、当接面65の第2の規制壁62から離れた端部に連なって設けられている。ガイド面66は、前記端部から離れるにしたがって内面60aに近づくように傾斜したテーパ面である。
前述した構成の係止突部64は、回転部7が収容凹部60に挿入されると、軸部72の近傍に配置される。この時、図10に示すように、軸部72の外面72aは内面60aと相対する。
そして、軸部72が収容凹部60内で回動していくと外面72aは徐々にガイド面66と相対する。さらに軸部72が回動してコネクタ24、34同士が互いに嵌合し始めると、図12に示すように、外面72aは当接面65と当接し始める。この時、軸部72は内面60aから離れる側に若干撓むことになるが、ガイド面66があるので引っ掛かったりすることなくスムーズに当接面65へ導かれる。
そしてECU3が本体2に取り付けられてコネクタ24、34同士が互いに嵌合すると、図14に示すように、外面72aの大部分が当接面65に当接する。軸部72は内面60aに近づく方向に弾性復元力を生じて収容凹部60内でがたつくことなく安定して固定される。
なお、特許請求の範囲に記載した「コネクタ同士が互いに嵌合するタイミング」とは、コネクタ24、34同士が互いに嵌合し始める時点(本実施形態)や、嵌合を完了した時点、さらには前記2つの時点の間を指す。即ち当接面65は、コネクタ24、34同士が全く接触しない段階では、外面72aと当接することはない。
第1の規制壁61は、板状に形成されかつ外面26eと同一平面上に配置されているとともに、収容凹部60の外面26e側の開口面を一部塞ぐように配置されている。第1の規制壁61は、上記開口面のうち図1中本体2の内側かつ外面26a側を塞ぐように配置されている。第1の規制壁61は、回転軸7の回動時に収容凹部60内に位置付けられた軸部72が上記開口面から収容凹部60外に出ることを規制する。
第2の規制壁62は、板状に形成されかつ外面26aと同一平面上に配置されているとともに、収容凹部60の外面26a側の開口面を一部塞ぐように配置されている。第2の規制壁62は、上記開口面のうち図1中本体2の内側を塞ぐ格好に配置されている。第2の規制壁62は、回転軸7の回動時に収容凹部60内に位置付けられた軸部72が上記開口面から収容凹部60外に出ることを規制する。
固定部9は、側面3cから連設されたロックアーム5と、立設壁2cから連設されるとともにロックアーム5に係合可能に設けられたロック4と、を備えている。ロックアーム5とロック4とは、ECU3の下面3bが本体2の取付面2aに当接するのと同時に互いに係合し、ECU3と本体2とを互いに固定する。
上述した構成の電気接続箱1は、図2、図6、図9、図10に示すように、ECU3が取付面2aに対し傾いた状態で軸部72が収容凹部60の奥側に向かって取付面2a上を摺接することにより、回転部7が収容凹部60内に位置付けられる。
そして、ECU3の側面3eが第1の規制壁61に当接するまで回転部7を収容凹部60内に侵入させた状態で、図7、図11、図12に示すように、軸部72を起点にしてECU3の前記他端側、即ち側面3c側を取付面2aに近付けるようにECU3を回動させていく。すると、コネクタ24、34同士が互いに嵌合し始め(図7)、前述したように軸部72の外面72aは当接面65に当接し始める(図12)。
さらにECU3を回動させていくと、図8に示すようにECU3の下面3bが取付面2aに重ねられるとともに、ロックアーム5とロック4とが互いに係合してECU3が本体2に固定される。即ちECU3が本体2に取り付けられる。また、この状態で、軸部72は第1の規制壁61及び第2の規制壁62により収容凹部60外に出ることが規制されている。また、ECU3が本体2に取り付けられると同時に、図13、図14に示すように、軸部72が当接面65と当接してECU3と本体2とのがたつきを防止する。また、ECU3が本体2に取り付けられると同時にコネクタ24、34同士が互いに嵌合し、回路基板21、31同士が互いに電気的に接続される。
本実施形態によれば、軸受け部6が、ECU3が本体2に取り付けられるまでは軸部72と当接せずかつECU3が本体2に取り付けられると軸部72と当接する当接面65を備えている。このため、ECU3が本体2に取り付けられるまではECU3は容易に回動して、ECU3が本体2に取り付けられると軸部72が当接面65と当接して固定されてECU3が固定される。したがって、ECU3を容易に本体2に取り付けることができるとともに、ECU3と本体2とのがたつきを防止することができる。
軸受け部6が、軸部72を当接面65に導くガイド面66を備えている。このため、ECU3が本体2に取り付けられる際に、軸部72は容易に当接面65へと導かれる。したがって、ECU3を容易に本体2に取り付けることができるとともに、軸部72と軸受け部6とを容易に固定することができる。
本体2とECU3とがそれぞれの内部にコネクタ24、34を実装した回路基板21、31を備えるとともに、当接面65が、コネクタ24、34同士が互いに嵌合するタイミングで軸部72と当接する。このため、軸部72が軸受け部6に固定されることによってコネクタ24、34同士の嵌合を妨げることがない。したがって、コネクタ同士24、34を嵌合させる際に端子金具22、32の製造誤差や組付交差等に対応することができ、コネクタ24、34同士を確実に嵌合させてECU3と本体2とを固定することができる。
また、この電気接続箱1は、上述したようにECU3と本体2とのがたつきを確実に防止できることから、コネクタ24、34の端子22、32の摩耗を防止できるとともにこの端子22、32同士の接続信頼性即ち回路基板21、31同士の接続信頼性を確保することができる。
前述した本実施形態においては、回転部7はECU3の一端に設けられ、軸受け部6は本体2の一端に設けられていた。しかしながら、本発明では、回転部7が本体2の一端に設けられ、軸受け部6がECU3の一端に設けられていてもよい。
また、前述した本実施形態では、取付体としてECU3を例に挙げて説明したが、本発明の取付体はこれに限らず、本体2に取り付けられるケース、部品等であれば、ECU3以外の如何なるものであってもよい。また、本発明の本体及び取付体は必ずしも回路基板やコネクタを有していなくてもよい。
なお、前述した実施形態は、本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態にかかる電気接続箱を示す斜視図であり、本体と取付体とが互いに分離している状態を示す図である。 図1に示された電気接続箱の取付体が本体に取り付けられる過程を示す斜視図である。 図2に示された取付体が本体に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図3に示された電気接続箱の正面図である。 図1に示された電気接続箱の取付体を示す斜視図である。 図2に示された状態の電気接続箱を図4中のK−K線に沿って切った断面図である。 図2に示された状態の電気接続箱の取付体がさらに本体に近づけられた状態を示す断面図である。 図4中のK−K線に沿った断面図である。 図6に示された電気接続箱のB部を拡大して示す断面図である。 図6中のA−A線に沿った断面図である。 図7に示された電気接続箱のD部を拡大して示す断面図である。 図7中のC−C線に沿った断面図である。 図8に示された電気接続箱のF部を拡大して示す断面図である。 図8中のE−E線に沿った断面図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 本体
3 ECU(取付体)
6 軸受け部
8 ヒンジ
21、31 回路基板
24、34 コネクタ
65 当接
66 ガイド
72 軸部

Claims (2)

  1. 本体と、前記本体に取り付けられる取付体と、を備え、前記本体と前記取付体との一端側同士がヒンジを介して回動自在かつ着脱自在に取り付けられた電気接続箱において、
    前記ヒンジが、前記本体と前記取付体とのうち一方に設けられた軸部と、他方に設けられかつ前記軸部を収容して回動自在に軸支する軸受け部と、を備え
    前記軸受け部が、前記軸部を内側に位置付けるとともに、その内面から凸に設けられた係止突部を有する収容凹部を備え、
    前記係止突部には、前記内面と平行な当接面と、前記内面と前記当接面とを繋ぐとともに前記内面及び前記当接面に対して傾斜したガイド面と、が設けられ、
    前記軸部が前記収容凹部内に挿入されて回動されていくにしたがって、該軸部が前記ガイド面側から前記当接面側に移動し、
    前記軸部が前記収容凹部内に挿入されてから前記取付体が前記本体に取り付けられるまでは、前記軸部における軸方向の外面と前記当接面とが当接せず、前記取付体が前記本体に取り付けられると前記軸部における軸方向の外面と前記当接面とが当接する
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記本体と前記取付体とが、それぞれの内部にコネクタを実装した回路基板を備えるとともに、
    前記当接面が、前記コネクタ同士が互いに嵌合するタイミングで前記軸部における軸方向の外面と当接することを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
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