JP2013219910A - 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 - Google Patents

駆動対象スイッチング素子の駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】センス電圧Vse2の伝達経路にノイズが重畳する場合、スイッチング素子S¥#のコレクタ電流が減少していないにもかかわらず、減少したとして、放電経路のインピーダンスが増加制御されるおそれがあること。
【解決手段】スイッチング素子S¥#の操作信号g¥#がオン操作指令からオフ操作指令に切り替わることで、定電流用スイッチング素子26がオフ操作され、第1放電用スイッチング素子30がオン操作される。その後、センス電圧Vse2が判定電圧Vths以上となることで、第1放電用スイッチング素子30がオフ操作され、第2放電用スイッチング素子34がオン操作される。センス電圧Vse2に基づくこの切り替えは、ゲート電圧Vgeが規定値以下となる以前においては、禁止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電流の流通経路の一方の端部および開閉制御端子間の電位差に応じて該流通経路を開閉する電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子とする駆動対象スイッチング素子の駆動装置に関する。
この種の駆動装置としては、たとえば下記特許文献1に見られるように、駆動対象スイッチング素子としての絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)をオフ操作すべく、ゲートから正の電荷を放電するに際し、コレクタ電流の減少が検出されることで放電経路のインピーダンスを増加させるものも提案されている。これにより、コレクタ電流の減少速度を低下させることができ、ひいてはサージ電圧を低減することができる。
特許第3373704号公報
ところで、上記技術において、コレクタ電流が減少した旨を示す信号の伝達経路にノイズが重畳する場合、コレクタ電流が減少していないにもかかわらず、減少したとして、放電経路のインピーダンスが増加制御されるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決する過程でなされたものであり、その目的は、電流の流通経路の一方の端部および開閉制御端子間の電位差に応じて該流通経路を開閉する電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子とする新たな駆動対象スイッチング素子の駆動装置の提供にある。
以下、上記課題を解決するための手段、およびその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、電流の流通経路の一方の端部および開閉制御端子間の電位差に応じて該流通経路を開閉する電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子(S¥#:¥=u,v,w,c、#=p,n)とし、前記駆動対象スイッチング素子は、前記流通経路を流れる電流と相関を有する微小電流を出力するセンス端子(St)を備え、前記センス端子の出力信号を入力とし、前記駆動対象スイッチング素子をオン状態およびオフ状態のいずれかとするための電荷の充電処理の途中で、該電荷の充電経路(28,30,32,34)における充電パラメータを変更する変更手段(36)と、前記一方の端部および開閉制御端子間の電位差に関する信号、ならびに前記流通経路の両端の電位差に関する信号の少なくとも一方を入力信号とし、前記出力信号に基づく前記変更手段による充電パラメータの変更を前記入力信号に応じて禁止する禁止手段(36)と、を備えることを特徴とする。
変更手段による変更によってその狙いとする効果を奏するうえでは、スイッチング状態の切り替え期間において、充電パラメータを変更することが要求される。一方、スイッチング状態の切替に伴い、一方の端子および開閉制御端子間の電位差や、流通経路の両端の電位差が変化する。このため、上記電位差に基づき変更を禁止するなら、変更すべきでないときに変更されることを禁止することができる。上記発明では、この点に鑑み、禁止手段を備えることで、変更手段の誤動作を好適に回避することができる。
なお、本発明にかかる以下の代表的な実施形態に関する概念の拡張については、代表的な実施形態の後の「その他の実施形態」の欄に記載してある。
第1の実施形態のシステム構成図。 同実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 同実施形態の解決課題を示すタイムチャート。 同実施形態にかかるオフ状態への切替制御の処理手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 第3の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 第4の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 第5の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 同実施形態にかかるオフ状態への切替制御の処理手順を示す流れ図。 第6の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 第7の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 第8の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 第9の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 同実施形態にかかるオフ状態への切替制御の処理手順を示す流れ図。 第10の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。 同実施形態にかかるオフ状態への切替制御の処理手順を示す流れ図。 第11の実施形態にかかるオフ状態への切替制御の処理手順を示す流れ図。 第12の実施形態にかかるドライブユニットの構成を示す図。
<第1の実施形態>
以下、本発明にかかる駆動対象スイッチング素子の駆動装置を車載主機に接続される電力変換回路に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかる制御システムの全体構成を示す。モータジェネレータ10は、車載主機であり、図示しない駆動輪に機械的に連結されている。モータジェネレータ10は、インバータINVおよび昇圧コンバータCNVを介して高電圧バッテリ12に接続されている。ここで、昇圧コンバータCNVは、コンデンサCと、コンデンサCに並列接続された一対のスイッチング素子Scp,Scnと、一対のスイッチング素子Scp,Scnの接続点と高電圧バッテリ12の正極とを接続するリアクトルLとを備えている。そして、スイッチング素子Scp,Scnのオン・オフによって、高電圧バッテリ12の電圧(例えば百V以上)を所定の電圧(例えば「666V」)を上限として昇圧するものである。一方、インバータINVは、スイッチング素子Sup,Sunの直列接続体と、スイッチング素子Svp,Svnの直列接続体と、スイッチング素子Swp,Swnの直列接続体とを備えており、これら各直列接続体の接続点がモータジェネレータ10のU,V,W相にそれぞれ接続されている。これらスイッチング素子S¥#(¥=u,v,w,c;#=p,n)として、本実施形態では、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が用いられている。そして、これらにはそれぞれ、ダイオードD¥#が逆並列に接続されている。
制御装置18は、低電圧バッテリ16を電源とする制御装置である。制御装置18は、モータジェネレータ10を制御対象とし、その制御量を所望に制御すべく、インバータINVや昇圧コンバータCNVを操作する。詳しくは、昇圧コンバータCNVのスイッチング素子Scp,Scnを操作すべく、操作信号gcp,gcnをドライブユニットDUに出力する。また、インバータINVのスイッチング素子Sup,Sun,Svp,Svn,Swp,Swnを操作すべく、操作信号gup,gun,gvp,gvn,gwp,gwnをドライブユニットDUに出力する。ここで、高電位側の操作信号g¥pと、対応する低電位側の操作信号g*nとは、互いに相補的な信号となっている。換言すれば、高電位側のスイッチング素子S*pと、対応する低電位側のスイッチング素子S¥nとは、交互にオン状態とされる。
なお、高電圧バッテリ12を備える高電圧システムと低電圧バッテリ16を備える低電圧システムとは、互いに絶縁されており、これらの間の信号の授受は、例えばフォトカプラ等の絶縁通信手段を備えるインターフェース14を介して行われる。
図2に、上記ドライブユニットDUの構成を示す。
図示されるように、ドライブユニットDUは、1チップ化された半導体集積回路であるドライブIC20を備えている。ドライブIC20は、低電圧バッテリ16からフライバックコンバータを介して供給されレギュレータによって調整された電力(電源22の電力)を端子T1に取り込む。端子T1は、端子T2、定電流用抵抗体24、および端子T3を介してPチャネルMOS電界効果トランジスタ(定電流用スイッチング素子26)に接続されている。定電流用スイッチング素子26は、端子T4を介してスイッチング素子S¥#の開閉制御端子(ゲート)に接続されている。
駆動制御部36では、端子T3の電位を、定電流用抵抗体24の電圧降下量に応じた量として取り込み、この電位が目標値となるように定電流用スイッチング素子26のゲートの電圧を操作する。これにより、定電流用抵抗体24の電圧降下量は、一定値に操作されることとなり、ひいてはスイッチング素子S*#のゲートの充電電流が一定値に制御される。
上記スイッチング素子S¥#のゲートは、放電用抵抗体28を介してドライブIC20の端子T5に接続されている。端子T5には、NチャネルMOS電界効果トランジスタ(第1放電用スイッチング素子30)のドレインが接続されており、第1放電用スイッチング素子30のソースには、端子T7を介してスイッチング素子S¥#のエミッタが接続されている。また、スイッチング素子S¥#のゲートは、放電用抵抗体32を介してドライブIC20の端子T6に接続されている。端子T6には、NチャネルMOS電界効果トランジスタ(第2放電用スイッチング素子34)のドレインが接続されており、第2放電用スイッチング素子34のソースは、スイッチング素子S¥#のエミッタに接続されている。
一方、上記スイッチング素子S¥#のゲートは、ソフト遮断用抵抗体52を介して端子T20に接続されており、端子T20は、ソフト遮断用スイッチング素子54を介してスイッチング素子S¥#のエミッタに接続されている。ここで、ソフト遮断用抵抗体52の抵抗値R3は、放電用抵抗体28,32の抵抗値R1,R2よりも大きい値に設定されている。これは、ソフト遮断用抵抗体52やソフト遮断用スイッチング素子54を備える電気経路(ソフト遮断経路)を、通常時における正の電荷の放電経路と比較して抵抗値の大きい経路とするためのものである。
上記スイッチング素子S¥#のゲートは、端子T9を介してNチャネルMOS電界効果トランジスタ(クランプ用スイッチング素子44)のドレインに接続されており、クランプ用スイッチング素子44のソースには、スイッチング素子S¥#のエミッタが接続されている。そして、クランプ用スイッチング素子44のゲートには、オペアンプ46の出力電圧が印加される。オペアンプ46の反転入力端子には、クランプ用電圧Vcが印加され、非反転入力端子には、端子T9を介してスイッチング素子S*#のゲート電圧Vgeが印加される。ここで、オペアンプ46に対する電源50の電力の供給は、電源用スイッチング素子48によってオン・オフされる。
一方、スイッチング素子S¥#は、その開閉する流通経路(コレクタおよびエミッタ間の電気経路)に流れる電流(コレクタ電流)と相関を有する微少電流を出力するセンス端子Stを備えている。センス端子Stは、抵抗体40を介してスイッチング素子S¥#のエミッタに接続されている。抵抗体40の電圧降下量(センス電圧Vse1)は、端子T8を介してコンパレータ42の非反転入力端子に印加される。コンパレータ42の反転入力端子には、基準電圧Vrefが印加される。
そして、端子T8を介して入力されるセンス電圧Vse1が許容上限値を超える際の値に対応する場合、コンパレータ42の出力信号に基づき、駆動制御部36では、電源用スイッチング素子48をオン操作する。これにより、クランプ用スイッチング素子44がオン操作され、スイッチング素子S¥#のゲート電圧Vgeがクランプ電圧Vcにクランプされる。なお、クランプ電圧Vcは、スイッチング素子S¥#に許容上限値の電流を流すことのできるゲート電圧の最低値よりも高い電圧に設定されている。
その後、規定の継続時間が経過しても、スイッチング素子S¥#を流れる電流量が許容上限値を超えている場合、定電流用スイッチング素子26や、第1放電用スイッチング素子30、第2放電用スイッチング素子34をオフして且つ、ソフト遮断用スイッチング素子54をオン操作する。これにより、スイッチング素子S¥#に過度に大きい電流が流れる状況下、通常時よりも低いスイッチング速度でオフ状態への切替制御を行なうことができ、ひいてはサージ電圧を抑制することができる。
なお、上記許容上限値を超えると判断される場合、ドライブIC20から端子T11を介して低電圧システム(制御装置18)にフェール信号FLが出力される。また、このフェール信号FLによって、先の図1に示すフェール処理部14aでは、インバータINVやコンバータCNVをシャットダウンする。ちなみに、フェール処理部14aの構成は、例えば特開2009−60358号公報の図3に記載のものとすればよい。
上記放電用抵抗体28,32は、いずれも線形素子であり、放電用抵抗体28の抵抗値R1は、放電用抵抗体32の抵抗値R2よりも小さくなっている。これは、スイッチング素子S¥#をオフ操作すべく、オフとするための電荷(負の電荷)を充電するに際しての充電経路(正の電荷の放電経路)のインピーダンスを変更するアクティブゲート制御のための構成である。すなわち、上記充電経路のインピーダンスは、本実施形態にかかる充電速度調整パラメータとなっている。インピーダンスの変更は、スイッチング損失の低減とサージ電圧の抑制との好適な両立を図ることを狙いとするものである。ちなみに、本実施形態では、スイッチング素子S¥#のオン操作については、定電流制御を採用することで、定電流用スイッチング素子26のゲートの印加電圧を一定とするいわゆる定電圧制御を行なう場合と比較して、スイッチング損失の低減とサージ電圧の抑制との両立を良好なものとしている。
上記定電流用スイッチング素子26や、第1放電用スイッチング素子30、第2放電用スイッチング素子34は、ドライブIC20内の駆動制御部36によって操作される。すなわち、駆動制御部36では、端子T10を介して入力される上記操作信号g¥#に基づき、第1放電用スイッチング素子30および第2放電用スイッチング素子34と、定電流用スイッチング素子26とを相補的にオン・オフすることでスイッチング素子S*#を駆動する。すなわち、操作信号g¥#がオン操作指令となることで、定電流用スイッチング素子26をオンして且つ第1放電用スイッチング素子30および第2放電用スイッチング素子34をオフする。また、操作信号g¥#がオフ操作指令となることで、定電流用スイッチング素子26をオフして且つ第1放電用スイッチング素子30および第2放電用スイッチング素子34をオンする。
ここで、上記センス端子Stは、抵抗体60,62を介してエミッタに電気的に接続されている。これにより、センス端子Stから出力される電流によって抵抗体62に電圧降下が生じるため、抵抗体62による電圧降下量(センス電圧Vse2)を、スイッチング素子S¥#のコレクタ電流の検出信号とすることができる。
駆動制御部36では、センス電圧Vse2に基づき、第1放電用スイッチング素子30および第2放電用スイッチング素子34の切り替えを行なう。すなわち、操作信号g¥#がオフ操作指令に切り替わることで、定電流用スイッチング素子26がオフ操作され、第1放電用スイッチング素子30がオン操作される。これにより、スイッチング素子S¥#のゲートの正の電荷が放電されるため、ゲート電圧Vgeが低下する。そして、ゲート電圧Vgeの低下速度が一旦低下するミラー期間においてコレクタ電流が減少し始めるものの、この際、センス電圧Vse2が上昇する現象が見られる。すなわち、スイッチング状態の切り替え期間において、センス電圧Vse2とコレクタ電流との相関が一時的に崩れる現象が見られる。
ここで、センス電圧Vse2が上昇してピークとなるタイミングは、スイッチング素子S¥#の両端の電圧(コレクタエミッタ間電圧Vce)が上昇する過程でピークとなるタイミングと同期していることが発明者らによって見出されている。本実施形態では、この点に鑑み、センス電圧Vse2がピークへと上昇するタイミングにおいて、スイッチング素子S¥#のゲートの正の電荷の放電経路を、第1放電用スイッチング素子30を備える経路から第2放電用スイッチング素子34を備える経路に切り替える。詳しくは、センス電圧Vse2が変更用判定値以上となるタイミングにおいて、第1放電用スイッチング素子30をオフとして且つ第2放電用スイッチング素子34をオンとする。これにより、スイッチング損失を極力低減しつつもサージを好適に抑制することができる。
すなわち、スイッチング損失を低減する上では、ゲートの放電速度は大きいほどよい。これに対し、サージを抑制する上では、ゲートの放電速度は小さいほどよいものの、スイッチング素子S¥#を流れる電流の変化に起因した寄生インダクタの起電圧がある程度大きくなったとしても、スイッチング素子S¥#の流通経路の両端の電圧(コレクタエミッタ間電圧Vce)がコンバータCNVの出力電圧以下の領域にあっては、スイッチング素子S¥#に過度に高い電圧が印加されることはない。このため、理想的には、コレクタエミッタ間電圧がコンバータCNVの出力電圧となることでゲートの放電経路の抵抗値を大きくすることが望ましい。一方、コレクタエミッタ間電圧がコンバータCNVの出力電圧となるタイミングとセンス電圧Vse2がピークへと上昇するタイミングとの一対のタイミングについて、それらは近似している。このため、本実施形態ではセンス電圧Vse2の上昇タイミングを利用して放電経路の抵抗値を切り替える。
ただし、センス電圧Vse2にノイズが重畳する場合、アクティブゲート制御を適切に行なうことができなくなるおそれがある。すなわち、上記の狙いとする効果が得られるのは、図3(a)に示す正常時、換言すれば、センス電圧Vse2が上記現象に起因して判定電圧Vths以上となることで、スイッチング素子S¥#のゲートの正の電荷の放電経路のインピーダンスを増大させた場合である。これに対し、図3(b)に示すように、センス電圧Vse2にノイズが重畳する場合には、インピーダンスの増加タイミングが適切なものとならない。
そこで本実施形態では、ゲート電圧Vgeを入力信号とし、これに応じてインピーダンスの増加処理を禁止する処理を行なうことで、インピーダンスが不適切なタイミングで切り替えられることを回避する。
こうした処理を行なうべく、本実施形態では、ゲート電圧Vgeと規定電位差との大小比較に基づき、上記禁止の解除処理を行なう。詳しくは、本実施形態では、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小比較と、ゲート電圧Vgeに応じた信号(抵抗体64,66による分圧信号)と規定電圧Vthgとの大小比較とを、単一の比較手段(コンパレータ72)によって行なう。すなわち、抵抗体66の電圧降下量は、対象切替手段(セレクタ68)の端子Aに印加され、センス電圧Vse2は、セレクタ68の端子Bに印加される。そして、セレクタ68の出力端子が、コンパレータ72の非反転入力端子に接続されている。一方、規定電圧Vthgは、基準値用切替手段(セレクタ70)の端子Cに印加され、判定電圧Vthsは、セレクタ70の端子Dに印加され、セレクタ70の出力端子は、コンパレータ72の反転入力端子に接続されている。そして、コンパレータ72の比較信号CMPは、端子T12を介して駆動制御部36に取り込まれる。
図4に、本実施形態にかかるアクティブゲート制御の処理手順を示す。この処理は、ドライブIC20によって実行される。
この一連の処理では、ステップS10において、操作信号g¥#がオン操作指令からオフ操作指令に切り替わると判断されることで、ステップS12において、定電流用スイッチング素子26をオフ操作し、第1放電用スイッチング素子30をオン操作する。続くステップS14においては、セレクタ68に端子Aを選択させて且つ、セレクタ70に端子Cを選択させる。これにより、コンパレータ72では、ゲート電圧に応じた信号(抵抗体66の電圧降下量)と、規定電圧Vthgとの大小を比較することとなる。ここで、規定電圧Vthgは、ゲート電圧Vgeが電源22の電圧よりも低い電圧になるときの値に対応している。また、規定電圧Vthgは、スイッチング素子S¥#がオフ状態となる閾値電圧よりも高い電圧に対応している。
続くステップS16では、比較信号CMPが論理Hから論理Lに反転するまで待機する。この処理は、コンパレータ72による比較対象を変更するタイミングを判断するためのものである。すなわち、ステップS16において肯定判断されるまでは、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小比較がなされず、ひいてはインピーダンスの増加処理も禁止される。この処理は、本実施形態において、禁止手段を構成する。
そして、ステップS16において肯定判断される場合、ステップS18において、セレクタ68に端子Bを選択させ、セレクタ70に端子Dを選択させる。これにより、コンパレータ72では、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小を比較することとなる。続くステップS20においては、比較信号CMPが論理Lから論理Hに反転するまで待機する。この処理は、センス電圧Vse2が上昇する現象が生じるまで待機するためのものである。
そしてステップS20において肯定判断される場合、ステップS22において、第1放電用スイッチング素子30をオフ操作して且つ、第2放電用スイッチング素子34をオン操作する。この処理は、本実施形態において、変更手段を構成する。
その後、所定時間が経過することで、第1放電用スイッチング素子30をオン操作する。この処理は、スイッチング素子S¥#をオフ状態に保持するに際し、そのゲートおよびエミッタ間を、スイッチング素子S¥#をオン状態からオフ状態に切り替える際よりも低インピーダンスで接続するためのものである。これは、上記操作信号g¥#に応じてスイッチング素子S¥#がオフ状態とされている際、スイッチング素子S¥#の流通経路の端部(コレクタおよびエミッタ)とゲートとの間の寄生容量を介してゲートに高周波ノイズが重畳することでスイッチング素子S¥#が誤ってオン状態となることを回避するための設定である。ステップS26の処理は、本実施形態において、オフ保持制御手段を構成する。また、第1放電用スイッチング素子30および抵抗体28の経路と、第2放電用スイッチング素子34および抵抗体32の経路とは、オフ保持経路を構成する。
なお、ステップS10において否定判断される場合や、ステップS26の処理が完了する場合には、この一連の処理を一旦終了する。
以下、本実施形態の効果のいくつかを記載する。
(1)ゲート電圧Vgeが規定電位差以下に低下するまで、スイッチング素子S¥#のゲートの放電経路のインピーダンスの切り替え処理を禁止した。これにより、ノイズによってオフとするための電荷(負の電荷)の充電経路のインピーダンスが誤って切り替えられる事態を回避することができる。
(2)ゲート電圧Vgeと規定電位差との大小を比較する手段と、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小を比較する手段とを、単一の比較手段(コンパレータ72)とした。これにより、部品点数を低減することができる。
(3)スイッチング素子S¥#をオフ状態に維持する期間において、第1放電用スイッチング素子30および第2放電用スイッチング素子34の双方をオン状態とした。これにより、オフ状態に維持するための手段を、スイッチング素子S¥#をオン状態からオフ状態に切り替えるための手段によって構成することができる。
(4)インピーダンスを変更する際に用いる抵抗体62と、過電流の有無を判断する際に用いる抵抗体40とを別の抵抗体とした。これにより、先の図3(a)に示したセンス電圧の上昇量と、過電流時のセンス電圧との大小にかかわらず、それらの値を適切に処理することができる。ちなみに、先の図3(a)に示した現象が生じる場合、センス端子Stとエミッタ間の電圧降下量は、スイッチング素子S¥#に許容上限値の電流が流れるときよりも大きくなる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図5に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図5において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、コンパレータ72の反転入力端子に印加される電圧を閾値Vthmに固定し、判定電圧Vthsと規定電圧Vthgとの双方を単一の閾値Vthmによって賄う。これは、抵抗体64,66の抵抗値と、抵抗体60,62の抵抗値との調整によって行なうことができる。すなわち、抵抗体64,66と抵抗体60,62とは、本実施形態において、スケール変換手段を構成する。
これにより、比較対象信号(センス電圧Vse2、ゲート電圧Vgeに応じた信号)と比較される基準信号の生成手段の数を低減することできる。
<第3の実施形態>
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図6に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図6において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
本実施形態では、センス電圧Vse2の上昇速度が判定速度以上となることで、スイッチング素子S¥#のゲートから正の電荷を放電する経路のインピーダンスを増加させる。また、このインピーダンスの増加処理を、ゲート電圧Vgeの減少速度が規定速度(>0)未満である場合、禁止する。
詳しくは、セレクタ68の出力側に、微分回路80を備え、微分回路80の出力信号をコンパレータ72の非反転入力端子に印加する。また、セレクタ70の端子Cには、規定速度に対応する規定電圧Vsdgが印加され、セレクタ70の端子Dには、判定速度に対応する判定電圧Vsdsが印加される。
なお、本実施形態にかかるアクティブゲート制御は、先の図4に示した手順で行なうことができる。すなわち、操作信号g¥#がオフ操作指令に切り替わった後、ゲート電圧Vgeが減少する。このとき、微分回路80の出力電圧は、それ以前(変化速度がゼロのときの値)よりも低下する。このため、比較信号CMPが論理Hから論理Lに反転する。また、先の図3(a)に示したように、センス電圧Vse2が上昇することで、比較信号CMPが論理Lから論理Hに反転する。
<第4の実施形態>
以下、第4の実施形態について、先の第3の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図7に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図7において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、コンパレータ72の反転入力端子に印加される電圧を閾値Vsdmに固定し、規定電圧Vsdgと判定電圧Vsdsとの双方を単一の閾値Vsdmによって賄う。これは、抵抗体64,66の抵抗値と、抵抗体60,62の抵抗値との調整によって行なうことができる。すなわち、抵抗体64,66と抵抗体60,62とは、本実施形態において、スケール変換手段を構成する。
これにより、比較対象信号(センス電圧Vse2の変化速度、ゲート電圧Vgeに応じた信号の変化速度)と比較される基準信号の生成手段の数を低減することできる。ただし、本実施形態にかかる微分回路80は、先の第3の実施形態のものとは相違させ、入力信号の絶対値の変化速度を出力するものとする必要がある。これは、簡易的には、抵抗体64,66の接続点に接続される微分回路80の入力端子に反転増幅回路を接続することで実現することができる。
<第5の実施形態>
以下、第5の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、アクティブゲート制御の禁止処理のための入力信号を、スイッチング素子S¥#の流通経路の両端の電位差(コレクタエミッタ間電圧Vce)に応じた信号とする。
図8に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図8において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、スイッチング素子S¥#のコレクタおよびエミッタ間には、コンデンサ82,84の直列接続体が接続されており、これらの接続点の電圧が、セレクタ68の端子Aに印加されている。
図9に、本実施形態にかかるアクティブゲート処理の手順を示す。この処理は、駆動制御部36によって実行される。なお、図9において、先の図4に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS14の処理が完了する場合、ステップS16aにおいて、比較信号CMPが論理Lから論理Hに反転するまで待機する。これは、操作信号g¥#がオフ操作指令に切り替わった後、コレクタエミッタ間電圧Vceが上昇することで、比較信号CMPが論理Hに反転することに鑑みた設定である。そしてステップS16aにおいて肯定判断される場合、ステップS18の処理に移行することで、比較信号CMPは一旦論理Lに反転する。
<第6の実施形態>
以下、第6の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図10に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図10において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、コンパレータ72の反転入力端子に印加される電圧を閾値Vthmに固定し、判定電圧Vthsと規定電圧Vthgとの双方を単一の閾値Vthmによって賄う。これは、コンデンサ82,84の静電容量と、抵抗体60,62の抵抗値との調整によって行なうことができる。すなわち、コンデンサ82,84と抵抗体60,62とは、本実施形態において、スケール変換手段を構成する。
これにより、比較対象信号(センス電圧Vse2、コレクタエミッタ間電圧Vceに応じた信号)と比較される基準信号の生成手段の数を低減することできる。
<第7の実施形態>
以下、第7の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図11に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図11において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
本実施形態では、センス電圧Vse2の上昇速度が判定速度以上となることで、スイッチング素子S¥#のゲートから正の電荷を放電させる経路のインピーダンスを増加させる。また、このインピーダンスの増加処理を、コレクタエミッタ間電圧Vceの上昇速度が規定速度(>0)未満である場合、禁止する。
詳しくは、セレクタ68の出力側に、微分回路80を備え、微分回路80の出力信号をコンパレータ72の非反転入力端子に印加する。また、セレクタ70の端子Cには、規定速度に対応する規定電圧Vsdgが印加され、セレクタ70の端子Dには、判定速度に対応する判定電圧Vsdsが印加される。
なお、本実施形態にかかるアクティブゲート制御は、先の図9に示した手順で行なうことができる。すなわち、操作信号g¥#がオフ操作指令に切り替わった後、コレクタエミッタ間電圧Vceが上昇することで、比較信号CMPが論理Lから論理Hに反転する。また、先の図3(a)に示したように、センス電圧Vse2が上昇することで、比較信号CMPが論理Lから論理Hに反転する。
<第8の実施形態>
以下、第8の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図12に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図12において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、コンパレータ72の反転入力端子に印加される電圧を閾値Vsdmに固定し、規定電圧Vsdgと判定電圧Vsdsとの双方を単一の閾値Vsdmによって賄う。これは、コンデンサ82,84の静電容量と、抵抗体60,62の抵抗値との調整によって行なうことができる。すなわち、コンデンサ82,84と抵抗体60,62とは、本実施形態において、スケール変換手段を構成する。
これにより、比較対象信号(センス電圧Vse2の変化速度、コレクタエミッタ間電圧Vceに応じた信号の変化速度)と比較される基準信号の生成手段の数を低減することできる。
<第9の実施形態>
以下、第9の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図13に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図13において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、スイッチング素子S¥#のゲートおよびエミッタ間を短絡するためのNチャネルMOS型電界効果トランジスタ(オフ保持用スイッチング素子90)を備えている。オフ保持用スイッチング素子90は、スイッチング素子S¥#のゲートおよびエミッタ間を低抵抗にて接続すべく、スイッチング素子S¥#に極力近接して設けられている。そして、スイッチング素子S¥#のゲートおよびエミッタ間を接続させる経路のうち、オフ保持用スイッチング素子90を備える経路のインピーダンスは、スイッチング素子S¥#をオフ状態に切り替える際に用いられる経路のインピーダンスよりも低くなるように設定されている。これは、上記操作信号g¥#に応じてスイッチング素子S¥#がオフ状態とされている際、スイッチング素子S¥#の流通経路の端部(コレクタおよびエミッタ)とゲートとの間の寄生容量を介してゲートに高周波ノイズが重畳することでスイッチング素子S¥#が誤ってオン状態となることを回避するためのものである。
上記オフ保持用スイッチング素子90のゲートは、端子T15を介して、ドライブIC20内の駆動制御部36に接続されている。
また、本実施形態では、第2放電用スイッチング素子34を備えるものの、先の図
2に示した第1放電用スイッチング素子30を備えない。これに代えて、本実施形態では、ソフト遮断用スイッチング素子54を流用してアクティブゲート制御を実行する。
図14に、本実施形態にかかるアクティブゲート処理の手順を示す。この処理は、駆動制御部36によって実行される。なお、図14において、先の図4に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS10の処理が完了する場合、ステップS12aにおいて、定電流用スイッチング素子26をオフ操作し、第2放電用スイッチング素子34と、ソフト遮断用スイッチング素子54との双方をオン操作する。一方、ステップS20において肯定判断される場合、ステップS22aにおいて、ソフト遮断用スイッチング素子54をオフ操作する。これは、スイッチング素子S¥#のゲートから正の電荷を放電させる経路のインピーダンスを増加させるための処理である。この処理は、本実施形態において、変更手段を構成する。その後、ステップS24において肯定判断される場合、ステップS26aにおいて、オフ保持用スイッチング素子90をオン操作し、第2放電用スイッチング素子34をオフ操作する。
このように、本実施形態では、スイッチング素子S¥#のゲートから正の電荷を放電する経路のインピーダンスを変更するための手段が、ソフト遮断用スイッチング素子54を用いて構成されることで、部品点数を削減することができる。
<第10の実施形態>
以下、第10の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図15に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図15において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、オペアンプ46の反転入力端子に印加される電圧を、クランプ電圧Vcと、クランプ電圧よりも低いアクティブゲート用電圧Vc0とのいずれにするかを、セレクタ96によって切り替え可能とする。すなわち、セレクタ96の端子Fには、アクティブゲート用電圧Vc0が印加され、端子Eには、クランプ電圧Vcが印加されている。そして、駆動制御部36がセレクタ96を操作可能とする。なお、アクティブゲート用電圧Vc0は、スイッチング素子S¥#がオン状態に切り替わる閾値電圧よりも高い電圧に設定される。
図16に、本実施形態にかかるアクティブゲート処理の手順を示す。この処理は、駆動制御部36によって実行される。なお、図16において、先の図14に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、まずステップS10において肯定判断される場合、ステップS12bにおいて、定電流用スイッチング素子26をオフ操作し、電源用スイッチング素子48をオン操作するとともに、セレクタ96の端子Fを選択する。これにより、スイッチング素子S¥#のゲート電圧は、アクティブゲート用電圧Vc0まで迅速に低下する。
そして、ステップS20において肯定判断される場合、ステップS22bにおいて、電源用スイッチング素子48をオフ操作し、第2放電用スイッチング素子34をオン操作する。
<第11の実施形態>
以下、第11の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、スイッチング素子S¥#に許容上限値以上の電流が流れることで、フェール信号FLが出力される状況下、アクティブゲート制御を禁止する。これにより、たとえばスイッチング素子S¥#のゲート電荷がソフト遮断用スイッチング素子54を介して放電されるに際し、第2放電用スイッチング素子34が誤ってオン操作される等の不具合を回避することができる。
図17に、本実施形態にかかるアクティブゲート処理の手順を示す。この処理は、駆動制御部36によって実行される。なお、図17において、先の図4に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS10aにおいて、操作信号g¥#がオン操作指令からオフ操作指令に切り替わったことと、フェール信号FLの出力がないこととの論理積が真であることを条件に、ステップS12に移行する。
<第12の実施形態>
以下、第12の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図18に、本実施形態にかかるドライブユニットDUの構成を示す。なお、図18において、先の図2に示した部材に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
本実施形態では、第2放電用スイッチング素子34がオン操作されているときにおけるゲート電荷の放電経路を、抵抗体32に加えて、第1放電用スイッチング素子30がオン操作される際の放電経路に備えられる抵抗体28を備えて構成する。これにより、抵抗体32がショートした場合であっても、第2放電用スイッチング素子34がオン操作される際、スイッチング素子S¥#のゲートおよびエミッタ間が短絡される事態を回避することができる。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
「比較手段(72)について」
コンパレータ72を、ドライブIC20に内蔵してもよい。
「対象用切替手段(68)について」
セレクタ68を、ドライブIC20に内蔵してもよい。
「基準値用切替手段(70)について」
セレクタ70を、ドライブIC20に内蔵してもよい。
「微分用切替回路について」
セレクタ68を、ドライブIC20に内蔵してもよい。
「スケール変換手段について」
上記第2の実施形態(図5)において、センス端子Stおよびエミッタ間の電圧降下量とゲート電圧Vgeとの双方を分圧するものに限らない。たとえば一方のみを抵抗体によって分圧するものであってもよい。
上記第6の実施形態(図10)では、コレクタエミッタ間電圧Vceを、コンデンサ82,84によって分圧したが、これに限らない。たとえば抵抗体によって分圧してもよい。また、この際、センス端子Stおよびエミッタ間の電圧降下量については、これを分圧しない設定としても、スケール変換手段を構成可能ではある。
「変更手段について」
たとえば、上記第1の実施形態(図2)において、ゲート電圧Vgeと規定電圧Vthgとの大小比較と、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小比較とを行なう単一のコンパレータ72を備えるものに限らない。たとえば、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小比較を行なう際に用いられて且つ、ゲート電圧Vgeと規定電圧Vthgとの大小比較を行なう際に利用されないコンパレータを備えてもよい。
「禁止手段について」
たとえば、上記第1の実施形態(図2)において、ゲート電圧Vgeと規定電圧Vthgとの大小比較と、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小比較とを行なう単一のコンパレータ72を備えるものに限らない。たとえば、ゲート電圧Vgeと規定電圧Vthgとの大小比較を行なう際に用いられて且つ、センス電圧Vse2と判定電圧Vthsとの大小比較を行なう際に利用されないコンパレータを備えてもよい。
「センス抵抗体について」
変更手段の入力パラメータとしてのセンス端子Stの出力信号を生成する手段としては、抵抗体62に限らない。たとえば、抵抗体60,62の直列接続体であってもよい。すなわち、センス端子Stおよびエミッタ間の電圧降下量を分圧する抵抗体に限らない。もっとも、この場合、過電流検出用の抵抗体40を流用することが有効である。
「オフ保持経路について」
たとえば上記第1の実施形態(図2)において、オフ保持経路を、抵抗体28および第1放電用スイッチング素子30を備える経路と、抵抗体32および第2放電用スイッチング素子34を備える経路とに加えて、ソフト遮断用スイッチング素子54を備える経路としてもよい。
「オフ保持制御手段について」
ゲート電圧Vgeの検出値を入力とし、これがオフ保持用閾値以下となることでオフ保持用スイッチング素子をオン操作するものであってもよい。ここで、オフ保持用閾値は、スイッチング素子S¥#がオフ状態からオン状態に切り替わる閾値電圧以下に設定することが望ましい。
「クランプ用経路について」
上記第10の実施形態(図15)に例示したものに限らない。たとえば、クランプ用スイッチング素子44にツェナーダイオードを直列接続し、クランプ用スイッチング素子44のゲートに印加可能な最大電圧を印加することでこれをオン操作してもよい。ただし、この場合、ツェナーダイオードを複数備え、アクティブゲート制御に利用する場合には、スイッチング素子S¥#のゲートおよびエミッタ間を接続するツェナーダイオードの数を減少させることが望ましい。
「変更手段によって充電パラメータが変更される充電経路について」
a)上記第12の実施形態
たとえば、上記第12の実施形態(図18)において、抵抗体28,32や第1放電用スイッチング素子30、第2放電用スイッチング素子34を、ドライブIC20の外に設けてもよい。
b)充電パラメータの変更
充電経路を複数備え、それらのうちの充電に用いられるものを変更する手法としては、充電経路のインピーダンスを変更する手法に限らない。たとえば、エミッタよりも低電位の部材を備え、スイッチング素子S¥#のゲート放電開始初期において、ゲートをエミッタよりも低電位の部材に接続する経路を閉状態とし、その後、その経路を開状態として且つ、ゲートをエミッタに接続する経路を閉状態としてもよい。
また、複数の経路を備えるものにも限らない。たとえば、上記低電位の部材を、エミッタ電位基準で負バイアスを印加する手段として且つ、その印加電圧を変更可能とするものであってもよい。
「オン状態およびオフ状態のいずれか一方および他方について」
上記実施形態では、他方の状態をオフ状態とし、他方の状態とするための電荷を負の電荷としたがこれに限らない。換言すれば、変更手段による変更がなされる期間としては、ゲートから正の電荷を放電させる期間に限らない。たとえば、他方の状態をオン状態とし、ゲートに正の電荷を充電する期間であってもよい。
「駆動対象スイッチング素子について」
IGBTに限らず、たとえばNチャネルMOS電界効果トランジスタであってもよい。もっともこれに限らず、たとえばPチャネルMOS電界効果トランジスタであってもよい。ただし、この場合、開閉する流通経路の一方の端部(ソース)に対する開閉制御端子(ゲート)の電位差をマイナスとすることでオン状態となるものであるため、オフ操作に際して、ゲートに正の電荷を充電することとなる。
10…モータジェネレータ、30…第1放電用スイッチング素子、34…第2放電用スイッチング素子、36…駆動制御部、S¥#…スイッチング素子。

Claims (15)

  1. 電流の流通経路の一方の端部および開閉制御端子間の電位差に応じて該流通経路を開閉する電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子(S¥#:¥=u,v,w,c、#=p,n)とし、
    前記駆動対象スイッチング素子は、前記流通経路を流れる電流と相関を有する微小電流を出力するセンス端子(St)を備え、
    前記センス端子の出力信号を入力とし、前記駆動対象スイッチング素子をオン状態およびオフ状態のいずれかとするための電荷の充電処理の途中で、該電荷の充電経路(28,30,32,34)における充電パラメータを変更する変更手段(36)と、
    前記一方の端部および開閉制御端子間の電位差に関する信号、ならびに前記流通経路の両端の電位差に関する信号の少なくとも一方を入力信号とし、前記出力信号に基づく前記変更手段による充電パラメータの変更を前記入力信号に応じて禁止する禁止手段(36)と、
    を備えることを特徴とする駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  2. 前記いずれかとするための電荷は、オフ状態とするための電荷であり、
    前記禁止手段は、前記一方の端部および開閉制御端子間の電位差に応じた信号を入力信号とし、該電位差が、前記駆動対象スイッチング素子に対するオフ操作指令が出される前の電位差よりも低い規定電位差を越える場合、前記充電パラメータの変更を禁止することを特徴とする請求項1記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  3. 前記いずれかとするための電荷は、オフ状態とするための電荷であり、
    前記禁止手段は、前記一方の端部および開閉制御端子間の電位差の絶対値の減少速度に応じた信号を入力信号とし、該減少速度が規定速度以下の場合、前記充電パラメータの変更を禁止することを特徴とする請求項1記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  4. 前記いずれかとするための電荷は、オフ状態とするための電荷であり、
    前記禁止手段は、前記流通経路の両端の電位差に応じた信号を入力信号とし、該電位差が規定電位差未満である場合、前記充電パラメータの変更を禁止することを特徴とする請求項1記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  5. 前記いずれかとするための電荷は、オフ状態とするための電荷であり、
    前記禁止手段は、前記流通経路の両端の電位差の絶対値の増加速度に応じた信号を入力信号とし、該増加速度が規定速度未満である場合、前記充電パラメータの変更を禁止することを特徴とする請求項1記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  6. 前記センス端子と前記一方の端部との間には、センス抵抗体が接続され、
    前記センス端子の出力信号は、前記センス抵抗体の電圧降下量であり、
    前記変更手段は、前記電圧降下量が変更用判定値以上となることで、前記充電パラメータを変更するものであり、
    前記変更手段および前記禁止手段に共有されて且つ、比較対象信号と基準信号との大小を比較する比較手段と、
    前記比較対象信号を、前記電位差と前記電圧降下量とのいずれに応じた信号とするかを切り替える対象用切替手段と、
    前記基準信号を、前記変更用判定値および前記規定電位差のいずれに対応するものとするかを切り替える基準値用切替手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2または4記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  7. 前記センス端子と前記一方の端部との間には、センス抵抗体が接続され、
    前記センス端子の出力信号は、前記センス抵抗体の電圧降下量であり、
    前記変更手段は、前記電圧降下量が変更用判定値以上となることで、前記充電パラメータを変更するものであり、
    前記変更手段および前記禁止手段に共有されて且つ、比較対象信号と基準信号との大小を比較する比較手段と、
    前記比較対象信号を、前記電位差と前記電圧降下量とのいずれに応じた信号とするかを切り替える対象用切替手段と、
    前記基準信号を前記変更用判定値および前記規定電位差間で共有すべく、前記比較対象信号としての前記電位差に応じた信号および前記電圧降下量に応じた信号の相対的なスケールの変換をするスケール変換手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2または4記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  8. 前記センス端子と前記一方の端部との間には、センス抵抗体が接続され、
    前記センス端子の出力信号は、前記センス抵抗体の電圧降下量の変化速度であり、
    微分回路と、
    前記微分回路の入力信号を、前記電圧降下量に応じた信号と前記電位差に応じた信号とのいずれとするかを切り替える微分用切替回路と、
    を備えることを特徴とする請求項3または5記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  9. 前記変更手段は、前記変化速度が判定速度以上となることで、前記充電パラメータを変更するものであり、
    前記変更手段および前記禁止手段に共有されて且つ、前記微分回路の出力信号と基準信号との大小を比較する比較手段と、
    前記基準信号を、前記規定速度および前記判定速度のいずれに対応するものとするかを切り替える基準値用切替手段と、
    を備えることを特徴とする請求項8記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  10. 前記変更手段は、前記変化速度が判定速度以上となることで、前記充電パラメータを変更するものであり、
    前記変更手段および前記禁止手段に共有されて且つ、前記微分回路の出力信号と基準信号との大小を比較する比較手段と、
    前記基準信号を前記規定速度および前記判定速度間で共有すべく、前記微分回路の入力信号としての前記電位差に応じた信号および前記電圧降下量に応じた信号の相対的なスケールの変換をするスケール変換手段と、
    を備えることを特徴とする請求項8記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  11. 前記センス端子と前記一方の端部との間には、センス抵抗体が接続され、
    前記センス抵抗体の電圧降下量に基づき、前記駆動対象スイッチング素子に流れる電流が過電流閾値以上であるか否かを判断する過電流判断手段を備え、
    前記禁止手段は、前記過電流判断手段によって過電流閾値以上であると判断される場合、前記充電パラメータの変更を禁止することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  12. 前記駆動対象スイッチング素子のオフ操作指令に応じて前記一方の端部および開閉制御端子間の電位差がオフ保持用閾値以下となることで、それ以前と比較して、前記一方の端部および開閉制御端子間を低インピーダンスで接続する経路であるオフ保持経路を閉状態とするオフ保持制御手段を備え、
    前記変更手段による充電パラメータの変更は、充電経路の変更によって実現され、
    前記変更手段の変更対象とする充電経路は、前記オフ保持経路の一部を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  13. 前記センス端子と前記一方の端部との間には、センス抵抗体が接続され、
    前記センス抵抗体の電圧降下量に基づき、前記駆動対象スイッチング素子に流れる電流が過電流閾値以上であるか否かを判断する過電流判断手段と、
    前記過電流判断手段によって過電流閾値以上であると判断される場合、前記一方の端部および開閉制御端子間を、正常時における前記オフ状態とするための電荷の充電経路よりも高インピーダンスで接続するソフト遮断経路を閉状態とするソフト遮断制御手段とを備え、
    前記変更手段による充電パラメータの変更は、充電経路の変更によって実現され、
    前記変更手段の変更対象とする充電経路は、前記ソフト遮断経路を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  14. 前記センス端子と前記一方の端部との間には、センス抵抗体が接続され、
    前記センス抵抗体の電圧降下量に基づき、前記駆動対象スイッチング素子に流れる電流が過電流閾値以上であるか否かを判断する過電流判断手段と、
    前記過電流判断手段によって過電流閾値以上であると判断される場合、前記一方の端部および開閉制御端子間の電位差を、クランプ電圧にてクランプするためのクランプ用経路を閉状態とするクランプ制御手段とを備え、
    前記変更手段による充電パラメータの変更は、充電経路の変更によって実現され、
    前記変更手段の変更対象とする充電経路は、前記クランプ用経路を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
  15. 前記変更手段による充電パラメータの変更は、充電経路の変更によって実現され、
    前記変更手段の変更対象とする充電経路は、独立に開閉制御される複数の経路を備え、
    前記複数の経路のうちの一部に備えられる抵抗体が、他の経路によって共有されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
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