JP2013219265A - 半導体素子、半導体素子の製造方法、及び電子機器 - Google Patents

半導体素子、半導体素子の製造方法、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】寄生容量を低減した半導体素子、半導体素子の製造方法、及び電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の半導体素子1は、ベース基板12と、前記ベース基板12上に互いに並んで配置された第1、第2の半導体配線50と、を備え、前記ベース基板12は、前記第1の半導体配線50と前記第2の半導体配線50との間で、前記第1、第2の半導体配線50の延出方向に沿った開口部(配線間溝54、スリット56)を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子、半導体素子の製造方法、及び電子機器に関し、特に寄生容量を低減する技術に関する。
近年、MEMS(Micro Electro Mechanical System:微小電気機械システム)技術を使用して、ベース基板上に小型で高感度の半導体素子を形成するとともに、半導体素子の形成に伴って半導体素子に接続する配線をベース基板上に形成する技術が注目されている。
このような半導体素子の製造方法としては、例えば、ガラス等で形成されたベース基板に半導体素子の材料となるシリコン基板を陽極接合で接合する。そして、シリコン基板の半導体素子の構成要素を形成する領域、及びその構成要素に接続する半導体配線を形成する領域を残してシリコン基板をエッチングして構成要素及び半導体配線を型抜きすることにより半導体素子が得られる。
また、他の製造方法として、非特許文献1では、半導体素子のベース基板としてSOI(Silicon on Insulator)基板を用いている。そして、SOI基板上に構成要素を配置した半導体素子において、ポリシリコンを材料とし構成要素と接続するための配線をSOI基板に埋め込み、その配線を接続先の構成要素と接続する構成が開示されている。非特許文献1のSOI基板では、配線が埋め込まれた位置より下層となるところにSiOの層を有する。
デンソーテクニカルレビュー Vol.5 No.1 2000 p39−p44
しかし、上記いずれの方法であっても、SiOのガラス基板、若しくはSiO層に近接して配線が配置されることになる。SiOは比誘電率が高いため、配線をSiOに近接して配置すると配線間において寄生容量(浮遊容量)が発生しやすくなる。よって、いずれの方法であっても配線間の寄生容量により半導体素子の電気的特性に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題点に着目し、寄生容量を低減した半導体素子、半導体素子の製造方法、及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]ベース基板と、前記ベース基板上に互いに並んで配置された第1、第2の半導体配線と、を備え、前記ベース基板は、前記第1の半導体配線と前記第2の半導体配線との間で、前記第1、第2の半導体配線の延出方向に沿った開口部を備えたことを特徴とする半導体素子。
上記構成により、半導体配線から放出される電気力線が通過するベース基板内の領域に開口部を形成することになる。よって、ベース基板の電気力線が通過する部分の比誘電率を低減させることができるので、半導体配線間の寄生容量を低減した半導体素子となる。
[適用例2]前記開口部の深さをDとし、前記第1の半導体配線の幅の中央部と前記第2の半導体配線の幅の中央部との間の幅をWとしたとき、D≧2Wの関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
上記構成により、半導体配線間の寄生容量をより効果的に低減することができる。
[適用例3]前記ベース基板の材料がガラスであり、前記半導体配線の材料がシリコンであることを特徴とする適用例1または2に記載の半導体素子。
上記構成により、簡易な構成で半導体素子を構築することができる。
[適用例4]前記開口部が有底であることを特徴とする適用例1乃至3のいずれか1例に記載の半導体素子。
上記構成により、ベース基板上に半導体配線を覆うキャップを接合すると半導体配線を気密封止することができ、半導体配線のコンタミネーションを防止することができる。
[適用例5]適用例1乃至4のいずれか1例に記載の半導体素子を搭載したことを特徴とする電子機器。
適用例1と同様の理由により、半導体配線間の寄生容量を低減した電子機器となる。
[適用例6]ガラス基板上に第1、第2の半導体配線を並べて配置し、前記ガラス基板を、前記第1の半導体配線及び前記第2の半導体配線をマスクパターンとして用いてエッチングして、前記第1の半導体配線と前記第2の半導体配線との間で前記第1、第2の半導体配線の延出方向に沿って延出する開口部を形成することを特徴とする半導体素子の製造方法。
上記方法により、ベース基板に予め開口部を形成したのちに半導体配線をベース基板に配置する場合に起こりうるアライメント誤差が発生することはなく、半導体配線の間に開口部を確実に配置した半導体素子を製造することができる。
本実施形態の半導体素子の断面図である。 本実施形態の半導体素子の変形例の断面図である。 本実施形態の半導体素子の製造工程(エッチング前)を示す断面図である。 本実施形態の半導体素子の製造工程(エッチング後)を示す断面図である。 本実施形態の半導体素子において、半導体配線間の静電容量を算出するためのモデルを示す図である。 配線間溝の深さの変化に基づいた半導体配線間の静電容量の変化を、図5のモデルに基づいて算出したグラフである。 本実施形態のジャイロセンサーの平面図である。 図7の一点鎖線で囲まれた部分の詳細図である。 図8のA−A線断面図である。 本実施形態のジャイロセンサーの製造工程(配線溝及び凹部形成工程)を示す図である。 本実施形態のジャイロセンサーの製造工程(配線間溝形成工程)を示す図である。 第1実施形態のジャイロセンサーの製造工程(導電膜形成工程)を示す図である。 第1実施形態のジャイロセンサーの製造工程(陽極接合工程)を示す図である。 本実施形態のジャイロセンサーを搭載した電子機器の模式図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
本発明の半導体素子は、その適用対象が、例えば図7以降に示すジャイロセンサー10であるが、その前に図1乃至図6を用いて本発明の内容を端的に説明する。
図1に本実施形態の半導体素子の断面図を示し、図2に、本実施形態の半導体素子の変形例の断面図を示す。本実施形態の半導体素子1は、ベース基板12(図7参照)に複数の半導体配線50(図7参照)が配置した構成を有している。そして、ベース基板12は、半導体配線50同士の間で半導体配線50の延出方向に沿った開口部(配線間溝54(図1)、またはスリット56(図2))を備えたことが特徴となっている。
ベース基板12は、ガラスにより形成されている。また半導体配線50は、導電性のシリコンにより形成されている。半導体配線50と半導体配線50とが同電位ではない場合、両者の間には電界が発生し、これにより半導体配線50同士を結ぶ電気力線(電界の向き)を描くことができる。電気力線は、ベース基板12上を通過する成分と、ベース基板12内を通過する成分と、を有する。
一方、ベース基板12の材料がガラスであれば、その誘電率は真空より高いため、2つの半導体配線50をコンデンサーとみなすと、コンデンサーの静電容量であってベース基板12内を通過する電気力線を包含する成分が、ベース基板12上を通過する電気力線を包含する成分よりも大きくなる。したがって、半導体配線50間の寄生容量が大きくなる。また、この寄生容量は、半導体配線50間の距離が小さくなるほど顕著になる。
そこで、図1に示すように、本実施形態の半導体素子1では、ベース基板12の互いに隣接する半導体配線50の間となる位置に配線間溝54(開口部)を設けている。これにより、配線間溝54に電気力線を通過させて、ベース基板12内の電気力線が通過する領域の平均的な比誘電率を低下させ、半導体配線50間の寄生容量を小さくすることができる。
また、図2に示すように、配線間溝54の代わりにベース基板12を貫通するスリット56(開口部)を形成してもよい。これにより、同一のベース基板12に配線間溝54を形成する場合よりも半導体配線50から放射される電気力線のうちベース基板12の材料を通過する成分を小さくすることができるので、配線間の寄生容量をさらに低減することができる。
本実施形態の半導体素子1の製造工程としては、ベース基板12に配線間溝54(若しくはスリット56)を形成し、配線間溝54を挟むように半導体配線50をベース基板12に接合する工程を経ることとなるが、以下のように行なうことも可能である。
図3、図4に、本実施形態の半導体素子の製造工程を示す。図3に示すように、ベース基板12上に半導体配線50を配置する。半導体配線50の配置は、後述のように一枚のシリコン基板52(図13)をベース基板12に接合し、そのシリコン基板52を半導体配線50の配置に倣ってエッチングして半導体配線50を型抜きするようにして行ってもよい。そして、半導体配線50をマスクパターンとして用いて、ベース基板12の半導体配線50の間となる領域に対してドライエッチングまたはウェットエッチングを行なう。これにより、図4に示すように、ベース基板12の半導体配線50の間となる位置に配線間溝54(若しくはスリット56)が形成される。ここで、配線間溝54(若しくはスリット56)は、ベース基板12の半導体配線50の間となる領域の外形に倣った外形を有し半導体配線50の延出方向に沿って形成される。
半導体配線50をベース基板12に配置後に、配線間溝54を形成する場合、エッチングは、ベース基板12の厚み方向のみならずベース基板12の面内方向にも進行する。よって、図4に示すように、上述の製造工程で配線間溝54を形成すると、結果的に半導体配線50は、平面視で配線間溝54側にややはみ出た形で配置されることになる。
次に、半導体配線50間の寄生容量を低下させるのに十分な配線間溝54の深さについて検討する。半導体配線50間の寄生容量とは、半導体配線50間の静電容量と同義である。よって、半導体配線50間の静電容量を算出するための簡易的なモデルを考える。
図5に、本実施形態の半導体素子において、半導体配線間の静電容量を算出するためのモデルを示す。図5に示すように、半導体素子1のベース基板12を厚さΔtごとにスライスしたn個(n:整数)の薄板12aを考える。また、k番目(k<n)までの薄板12aには配線間溝54が形成されているものと考える。このとき、配線間溝54の深さDは、k×Δtとなる。
電気力線は、半導体配線50の全ての面から放出するように描かれる。しかし、モデルを単純化するため、半導体配線50のベース基板12に接合する下面以外の表面から放射される電気力線は、ベース基板12内を通過せず、半導体配線50の下面から放出された電気力線のみがベース基板12を通過するものと考える。また、下面において電気力線は、半導体配線50の下面の中央部からのみ放射されるものと考える。
そして、電気力線のベース基板12を通過する成分は、図5に示すように、一方の半導体配線50の下面の中央部から直線的に放出し、各薄板12aの下面で折れ曲がり、他方の半導体配線50の下面の中央部に直線的に収束するV字の経路を描くものと考える。
モデルのさらなる単純化のため、i番目(i<k)番目の薄板12aの下面で折れ曲がる電気力線は、全て配線内溝54内(真空中)を通過するとともにベース基板12の材料中を通過しないものと考える。同様に、i番目(i>k)番目の薄板12aの下面で折れ曲がる電気力線は、全てベース基板12の材料中を通過するとともに配線内溝54内を通過しないものと考える。
上記モデルにより、i番目(i<k)の電気力線により形成される微小静電容量ΔCは、

となる。ここで、εは真空の誘電率、Sは半導体配線50の長手方向の単位長さ当たりの半導体配線50の下面の面積、Wは半導体配線50の中央部同士の間の幅である。同様に、i番目(k<i)の電気力線により形成される微小静電容量ΔCは、

となる。ここでεは、ベース基板12の材料の比誘電率である。よって、半導体配線50間の静電容量であって電気力線がベース基板12側を通過する成分は以下のようになる。
数式3において、配線間溝54の深さDを深くする、すなわちkの値を大きくするとCの値は減少する。よって、kの値を大きくしたときの静電容量Cを算出するとともに、kを大きくした場合に対して静電容量の減少が飽和するときの配線間溝54の深さを算出する。これにより、半導体配線50間の寄生容量を低下させるのに十分な配線間溝54の深さDを算出することができる。
図6に、配線間溝の深さの変化に基づいた半導体配線間の静電容量の変化を、図5のモデルに基づいて算出したグラフを示す。本願発明者は、上記モデルにもとづき、ベース基板12に配置する配線間溝54の深さを変化させたときの静電容量の変化を算出した。上記モデルにおいて、ベース基板12の厚みを1mmとし、材料をパイレックス(登録商標)とした。パイレックス(登録商標)の比誘電率は4.8である。また半導体配線50の材料をシリコンとするとともに、半導体配線50の幅を25μmとした。さらに、半導体配線50間の幅を25μmとし、半導体配線50の中央部同士の間の幅Wを50μmとした。そして、配線間溝54の深さDを0から1μmの間で変化させたときの静電容量の変化を算出した。なお、図6のグラフの縦軸は、前述の静電容量を、配線間溝54が無いときの半導体配線50間の静電容量で割ったものを表示している。
図6に示すように、配線間溝54の深さが100μmとなるところで、静電容量の減少が飽和する。よって、半導体配線50間の静電容量を十分に低下させるために必要な配線間溝54の深さDは100μm以上であり、Dの値がWの値の2倍以上となることがわかる。
また、数式1、数式2において、配線間溝54の深さD(i×Δt)と、半導体配線50の中央部同士の間の距離Wと、は同じ次数を有している。よって、半導体配線50間の静電容量を十分に低下させるために必要な配線間溝54の深さDと、そのときのWとは線形的な比例関係を有する。
以上のことから、D≧2Wであれば、半導体配線50間の静電容量、すなわち寄生容量を十分に低減可能であることがわかる。
図7に、本実施形態のジャイロセンサーの平面図を示す。図8に、図7の一点鎖線で囲まれた部分の詳細図を示す。図9に、図8のA−A線断面図を示す。図において、X軸、Y軸、Z軸は互いに直交するものとする。
図7に示すように、本実施形態のジャイロセンサー10は、X軸方向(振動方向)に並べられた一対の駆動質量部26A,26Bと、各駆動質量部を振動させる駆動部(可動電極44、固定電極46A,46B)と、駆動質量部26A,26Bに支持された検出部(可動質量部36A,36B)等がベース基板12上に一体で配置されているものである。この一体物は、後述の導電性のシリコン基板52から型抜きすることにより形成される。
本実施形態では、Y軸方向の線(図7中の導電膜22C)を中心線としてほぼ線対称な配置となっている。そこで、まず、図1の一点鎖線で囲まれた部分(図8)を用いて、本実施形態の構成について説明する。
図8等に示すように、駆動質量部26Aは、矩形の枠形状を有するものである。駆動質量部26Aは、X軸方向に長手方向を有し、互いに平行となる第1梁部28と、Y軸方向に長手方向を有し、互いに平行となる一対の第2梁部30と、を有する。また、駆動質量部26Aの第1梁部28の長手方向の延長線上にはアンカー部32(32A〜32D)が配置されている。駆動質量部26Aは、第1梁部28の長手方向の端部において駆動バネ34に接続され、駆動バネ34がアンカー部32にそれぞれ接続されている。よって、駆動質量部26Aは、駆動バネ34を介してアンカー部32に電気的に接続されている。駆動バネ34は、X軸方向(振動方向)には可撓性を有し(変形しやすく)、Y軸方向(感応軸方向)には一定の剛性を有する(変形しにくい)ように形成されている。
駆動部は、駆動質量部26AからY軸方向に延出した櫛歯状の可動電極44と、ベース基板12に接合され、可動電極44をX軸方向から挟み込む櫛歯状の固定電極46A,46Bと、を有する。可動電極44からは電極指44aが固定電極46A,46Bに向かってX軸方向に延出している。また固定電極46A,46Bからも電極指46Aa,46Baが可動電極44に向かってX軸方向に延出している。そして、可動電極44から延出した電極指44aと固定電極46Aから延出した電極指46Aa,46BaがY軸方向に交互に並ぶように配置されている。
検出部は、可動質量部36Aと島状電極40Aを有する。可動質量部36Aは、駆動質量部26Aの内側に配置され、検出バネ42を介して駆動質量部26Aに機械的且つ電気的に接続されている。検出バネ42は、Y軸方向(感応軸方向)には可撓性を有し、X軸方向(振動方向)には一定の剛性を有するように形成されている。よって、可動質量部36Aは、ベース基板12上で駆動質量部26Aの振動方向に交差(直交)する方向に変位可能となっている。
可動質量部36Aは、矩形の枠形状を有し、X軸方向を長手方向とするスリット38が、Y軸方向に一定の間隔で並んで複数空けられている。島状電極40Aは、可動質量部36Aから空間的に分離した部材であり、各スリット38の内部に配置され、ベース基板12に接合している。これにより、島状電極40Aは、可動質量部36Aに対してY軸方向から対向した状態で配置される。また検出部は、可動質量部36Aと島状電極40Aに電気的に接続され、可動質量部36Aと島状電極40Aとの間の静電容量を検出する検出回路(不図示)を有している。
図7に示すように、駆動質量部26Bは、駆動質量部26Aと同様であり、可動質量部36Bは、可動質量部36Aと同様であり、島状電極40Bは、島状電極40Aと同様である。アンカー部32E,32Fは、アンカー部32A,32Bと同様である。アンカー部32B,32Dは、それぞれX軸方向から駆動バネ34に挟まれ、駆動バネ34を支持している。
また図7右側の駆動質量部26Bに隣接する固定電極46A,46Bは、図7左側の駆動質量部26Aに隣接する固定電極46A,46Bと可動電極44を中心として左右逆向きに配置されている。
ベース基板12は、ガラス等の絶縁材料により形成されている。ベース基板12上の、駆動バネ34、駆動質量部26A,26B、可動電極44、検出バネ42、可動質量部36A,36B等に対向する位置には、凹部16(図10等参照)が設けられている。これらの構成要素は、凹部16の底面から浮いた状態でアンカー部32に支持されているため、ベース基板12に干渉せずに、ベース基板12上でX軸方向、Y軸方向に変位することができる。
一方、アンカー部32、固定電極46A,46Bは、ベース基板12上に接合される。凹部16の島状電極40A,40Bに対向する位置には、島状電極40A,40Bの平面視の外形に倣った形状の島部20(図10等参照)が配置され、島状電極40A,40Bは、島部20上に接合される。
また、ベース基板12上には、互いに異なる駆動部に属する固定電極46A同士を電気的に接続する半導体配線50A、互いに異なる駆動部に属する固定電極46B同士を電気的に接続する半導体配線50B、アンカー部32A〜32Dを電気的に接続する半導体配線50C、アンカー部32E,32F同士を電気的に接続する半導体配線50Dが配置されている。
ベース基板12には配線溝14(図10等参照)が配置され、配線溝14は、導電膜22の接続先となる各種電極・半導体配線の下面に対向する位置にまで延出している。なお、配線溝14の深さは、凹部16の深さと同じにすることができる。
配線溝14において、導電膜22の接続先となる各種電極・半導体配線に対向する位置には凸部18が配置されている。また配線溝14にはITO(Indium Tin Oxide)等で形成された導電膜22(22A〜22G)が配置され、導電膜22は、配線溝14の底部、及び凸部18の表面を覆うように配置されている(図9、図12参照)。凸部18の上面はベース基板12の表面とほぼ同じ高さとなっている。
よって図9に示すように、導電膜22は、凸部18の上面では、ベース基板12の表面より露出して各種電極・半導体配線と接続するが、それ以外の部分はベース基板12表面より低い位置に配置され、導電膜22が凸部18の上面以外で他の構成要素と短絡若しくは接続することはない。
図7に示すように、導電膜22の端部には、外部端子24(24A〜24E)が配置されている。外部端子24Aは、導電膜22Aを介して島状電極40Aに電気的に接続されている。外部端子24Bは、導電膜22Bを介して半導体配線50Aに電気的に接続されている。ここで、半導体配線50Aは、固定電極46Aを並列に接続している。これにより、外部端子24Bは半導体配線50Aを介して固定電極46Aと電気的に接続される。
外部端子24Cは、導電膜22Cを介して半導体配線50C、アンカー部32B、アンカー部32Dと電気的に接続されている。ここで、半導体配線50Cは、アンカー部32A,32Bに接続されるとともに導電膜22Fを介してアンカー部32E、半導体配線50D、アンカー部32Fに電気的に接続されている。これにより、外部端子24Cは、アンカー部32と電気的に接続される。
外部端子24Dは、導電膜22Dを介して半導体配線50Bに電気的に接続されている。ここで、半導体配線50Bは、導電膜22Gを介して固定電極46Bを電気的に並列に接続している。これにより、外部端子24Dは、半導体配線50B、導電膜22Gを介して固定電極46Bと電気的に接続される。
外部端子24Eは、導電膜22Eを介して島状電極40Bと電気的に接続されている。
外部端子24B,外部端子24Dには、駆動部を駆動させるための直流電圧及び交流電圧が印加される。外部端子24A、外部端子24C、外部端子24Eは、検出回路(不図示)に接続される。
固定電極46A,46Bには、直流電圧が印加されるとともに、互いに逆位相となる交流電圧が印加される。よって、可動電極44は、固定電極46A,46Bの直流電圧の成分によって生じる静電引力により固定電極46A,46Bの高さ位置に引きつけられ、交流電圧の成分によりX軸方向を振幅方向として振動する。
これにより、駆動質量部26A、可動電極44、検出バネ42、可動質量部36Aは、X軸方向を振幅方向として振動し、駆動バネ34は、X軸方向に伸縮振動をする。この振動に対して、可動質量部36Aと島状電極40Aとの間のY軸方向の距離は不変であるため、その間の静電容量に変化はない。
このとき、駆動質量部26A,26Bにおいて、固定電極46A,46Bの配置が可動電極44を挟んで互いに左右逆となっているので、駆動質量部26A,26Bは、X軸方向を振幅方向として互いに逆位相で振動する。これにより、駆動質量部26A,26Bは、ベース基板12上で左右対称に振動する。このとき、振動に伴う重心の移動はないので、振動もれを抑制することができる。
上記振動状態において、Z軸回りの角速度が印加されると、可動質量部36AがY軸方向に変位するコリオリ力を受け、この力を受けて検出バネ42がY軸方向に伸縮し、可動質量部36AがY軸方向に変位する。これにより島状電極40Aと可動質量部36A(スリット38の+Y軸側の内壁)との間の距離が変化し、島状電極40Aと可動質量部36Aとの間の静電容量が変化する。よって、この静電容量の変化を検出回路(不図示)においてモニターすることにより、Z軸回りの角速度の大きさ及び方向を検出することができる。
また、可動質量部36A,36Bは、振幅方向(X軸方向)が互いに反対方向であるので、Y軸方向に互いに反対方向にコリオリ力を受けることになる。またY軸に平行な方向の加速度を受けると、可動質量部36A,36Bは、共にY軸方向で同一方向に慣性力(加速度)を受ける。
よって、可動質量部36Aと島状電極40Aとの間の静電容量と、可動質量部36Bと島状電極40Bとの間の静電容量との差分を取ると、Y軸に平行な方向の加速度の成分は相殺され、Z軸回りの角速度の成分を足し合わせたものを検出することができる。したがって、Z軸回りの角速度の検出を高感度に行なうことができる。
図7等に示すように、ベース基板12上には、配線間溝54が配置されている。配線間溝54は、ベース基板12上において、半導体配線50Aと半導体配線50Bの間となる領域、半導体配線50Bと半導体配線50Cの間となる領域、半導体配線50Bと半導体配線50Dの間となる領域、半導体配線50Aと駆動バネ34の間となる領域、にそれぞれ配置されている。前述のように、配線間溝54の深さDは、互いに隣接する半導体配線50の中央部同士の間の幅Wに対して、D≧2Wの関係を満たす必要がある。もちろんベース基板12の配線間溝54の形成位置に対し、配線間溝54の代わりに、ベース基板12を厚み方向に貫通するスリット56(貫通孔、図2参照)を形成してもよい。
次に、本実施形態のジャイロセンサー10の製造工程について説明する。図10乃至図13に、本実施形態のジャイロセンサーの製造工程を示す。図10に示すように、ベース基板12に、配線溝14、凹部16、凸部18、島部20をエッチングにより形成する。またベース基板12の配線間溝54を形成する位置も配線溝14等と同一の深さまでエッチングする。凹部16は、駆動バネ34、駆動質量部26A,26B、可動電極44等の外形に倣って形成される。凸部18は、ベース基板12の配線溝14及び凹部16を形成する領域において、凸部18となる部分を残してエッチングを行なうことにより形成される。島部20もベース基板12の凹部16を形成する領域において、島部20となる部分を残してエッチングすることにより形成される。
図11に示すように、スパッタ等を用いて、導電膜22、外部端子24を形成する。このとき、ベース基板12の導電膜22を形成する位置以外の部分を覆うマスクをベース基板12上に形成し、導電膜22を形成後にマスクを除去する。この導電膜22は、配線溝14及び凹部16の底面のみならず、凸部18の上面にも形成される。
図12に示すように、ベース基板12に配線間溝54(またはスリット56)を形成する。
図13に示すように、構成要素(アンカー部32、駆動バネ34、駆動質量部26A,26B、可動電極44、固定電極46A,46B、検出バネ42、可動質量部36A,36B、島状電極40A,40B、半導体配線50)の材料となる導電性のシリコン基板52をベース基板12に配置して、シリコン基板52をベース基板12(ガラス基板)に陽極接合により接合する。この接合により、導電膜22の凸部18の上面に配置された部分とシリコン基板52とが接続し、島部20とシリコン基板52とが接合する。そして、シリコン基板52の上述の構成要素となる領域以外の領域をエッチングして構成要素を型抜きすることにより、本実施形態のジャイロセンサー10が構築される。
配線間溝54(またはスリット56)は、半導体配線50をエッチングにより形成したのちに形成することも可能である。例えば、ベース基板12をSiOのガラスより形成し、半導体配線50を、ベース基板12に接合したシリコン基板52をエッチングにより型抜きして形成する。そして、ベース基板12の半導体配線50の間となる領域を、HF等を用いてエッチングして、配線間溝54を形成する。このときエッチング対象となる領域の周縁となる半導体配線50をマスクパターンとして用いることができる。このような製造工程によれば、ベース基板12に予め配線間溝54を形成したのちに半導体配線50をベース基板12に配置する場合に起こりうるアライメント誤差が発生することはなく、半導体配線50の間に配線間溝54(またはスリット56)を確実に形成することができる。
また、図7等に示すように、ベース基板12の半導体配線50の間となる位置で導電膜22が露出する場合は、半導体配線50とともに導電膜22をマスクパターンとして用いることができる。このとき導電膜22は、HF等によりエッチングされないCuやAu等の金属により形成することが望ましい。
なお、図11に示す工程において、凸部18の高さが配線間溝54の深さと同じとなっても、凸部18の側面に導電膜22が形成され、その導電膜22が凸部18の上面に配置された導電膜22と、その凸部18が配置された配線溝14に配置された導電膜22と、が電気的に互いに接続しているのであれば、配線溝14の深さを配線間溝54の深さと同じ深さにするとともに図12に示す工程を省略することができる。
本実施形態では、ベース基板12上にシリコン基板52から型抜きされた上述の構成要素を覆うようにキャップ(不図示)が接合される。よってベース基板12には、図2に示すスリット56ではなく、配線間溝54を配置することにより、上述の構成要素の気密封止が可能となる。これにより、上述の構成要素のコンタミネーションを防止することができる。また、例えば、上述の構成要素を真空封止する、或いは粘性の低い気体を充填した状態で気密封止することにより、可動部分である駆動質量部や可動質量部の動きを良くし、ジャイロセンサーの励振効率及び角速度の検知感度を高めることができる。
図14に、本実施形態の電子部品を搭載した電子機器(携帯端末)の模式図を示す。図14において、携帯端末60(PHSを含む)は、複数の操作ボタン62、受話口64及び送話口66を備え、操作ボタン62と受話口64との間には表示部68が配置されている。最近では、このような携帯端末60においても手ぶれ補正機能がついたカメラを備えている。そこで、携帯端末60には、手振れ補正機能に用いる角速度検知のため、本実施形態のジャイロセンサー10が内蔵されている。
なお、本実施形態のジャイロセンサー10等を備える電子機器は、上述の携帯端末60のほかに、高機能携帯電話、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピュータ、ラップトップ型パーソナルコンピュータ、タブレット型パーソナルコンピュータ、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、インクジェット式吐出装置、電子手帳、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニタ、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレータ等に適用することができる。
1………半導体素子、10………ジャイロセンサー、12………ベース基板、12a………薄板、14………配線溝、16………凹部、18………凸部、20………島部、22,22A〜22G………導電膜、24,24A〜24E………外部端子、26A、26B………駆動質量部、28………第1梁部、30………第2梁部、32,32A〜32F………アンカー部、34………駆動バネ、36A,36B………可動質量部、38………スリット、40A,40B………島状電極、42………検出バネ、44………可動電極、44a………電極指、46A,46B………固定電極、46Aa,46Ba………電極指、50,50A〜50D………半導体配線、52………シリコン基板、54………配線間溝、56………スリット、60………携帯端末、62………操作ボタン、64………受話口、66………送話口、68………表示部。

Claims (6)

  1. ベース基板と、
    前記ベース基板上に互いに並んで配置された第1、第2の半導体配線と、を備え、
    前記ベース基板は、前記第1の半導体配線と前記第2の半導体配線との間で、前記第1、第2の半導体配線の延出方向に沿った開口部を備えたことを特徴とする半導体素子。
  2. 前記開口部の深さをDとし、
    前記第1の半導体配線の幅の中央部と前記第2の半導体配線の幅の中央部との間の幅をWとしたとき、
    D≧2W
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記ベース基板の材料がガラスであり、
    前記半導体配線の材料がシリコンであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体素子。
  4. 前記開口部が有底であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体素子。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体素子を搭載したことを特徴とする電子機器。
  6. ガラス基板上に第1、第2の半導体配線を並べて配置し、
    前記ガラス基板を、前記第1の半導体配線及び前記第2の半導体配線をマスクパターンとして用いてエッチングして、前記第1の半導体配線と前記第2の半導体配線との間で前記第1、第2の半導体配線の延出方向に沿って延出する開口部を形成することを特徴とする半導体素子の製造方法。
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