JP2013216927A - 清浄性の高い鋼材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】製鋼炉から取鍋に出鋼した、Sol.Al:0.005%以下、Si:0.005〜0.3%、S:0.003%以下、O(全酸素濃度):0.02%以下を含有する溶鋼を、減圧清浄化処理として、環流型脱ガス装置において、Al<0.0008×((101.325×C)/P0_former)1.5式を満たすAl濃度、C濃度および真空槽内圧力の条件下で、10分間以上環流処理した後、さらに、強脱酸剤添加処理として、Zr、REMのうち1種以上を0.0003〜0.002%添加し、前記条件下で5分間以上環流処理することにより、清浄性の高い鋼材を製造する。P0_formerは減圧清浄化処理時の真空槽内圧力(kPa)である。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、溶鋼撹拌のみからなる介在物の浮上・分離工程を20分間以上継続して行うことにより高清浄度鋼を溶製する方法が開示されている。この方法は、生成した介在物を物理的に溶鋼から除去する技術に分類できる。この技術は、効率良く凝集させて見かけの介在物径を大きくして除去速度を増大させ、かつ、長時間処理することで鋼の清浄性を向上させるものである。
例えば特許文献6には、溶鋼に脱酸剤を添加した後に、脱酸剤を添加した溶鋼よりも溶存酸素濃度が高い他の溶鋼を添加することにより溶鋼中の酸化物を微細分散させる方法が開示されている。この方法は、酸素供給速度を抑制しつつ、電圧印加や酸化性ガス吹込みに比べて多量の酸素を供給することにより、粗大な酸化物の生成を抑制しながら酸化物を微細化するものである。
しかしながら、炭素濃度が低下してくる脱炭末期では脱炭反応が停滞することに加え、脱炭終了後にAlを多量添加して脱酸した後の溶鋼では、脱炭反応が生じないことから、通常のAlキルド鋼を対象に考えた場合、脱炭反応を活用することはできない。
一方、低Al状態での減圧処理を考えた場合、低Al状態での平衡到達酸素濃度は、減圧処理時のC脱酸における平衡酸素濃度よりも高く、溶鋼中の酸素濃度はC脱酸平衡に従って低下する。脱炭反応下での平衡酸素濃度は非常に低位であり、真空槽内は強還元状態となることから、低Al状態で減圧処理を行っている間は、溶存酸素が溶鋼中炭素と反応することで減少し、一時的にアルミナの生成速度が極端に低い状態が作られることになる。さらに、溶鋼中酸素濃度が低位になってくると、酸化物として懸濁したアルミナの分解反応が生じるようになる。
%O_C=C_8(定数)×P_CO/%C ・・・(8)
%Al<C_9(定数)×(%C/P)3/2 ・・・(9)
ただし、
%O_Al:Alの酸化反応から求まる溶鋼中溶存O濃度
%O_C:Cの酸化反応から求まる溶鋼中溶存O濃度
C_7:定数
%Al:Sol.Al濃度
C_8:定数
P_CO:CO分圧
%C:C濃度
C_9:定数
P:CO分圧と相関関係にある真空槽内の圧力
である。
(1)製鋼炉から取鍋に出鋼した、質量%で、Sol.Al:0.005%以下、Si:0.005〜0.3%、S:0.003%以下、O(全酸素濃度):0.02%以下を含有する溶鋼を、
減圧清浄化処理として、環流型脱ガス装置において、(1)式を満たすAl濃度、C濃度および真空槽内圧力の条件下で、炭素以外の脱酸剤を添加することなく、10分間以上環流処理した後に、
さらに、強脱酸剤添加処理として、Zr、REMのうち1種以上を0.0003〜0.002質量%添加し、該脱酸剤以外には脱酸剤を添加することなく、前記条件下で5分間以上環流処理すること
を特徴とする清浄性の高い鋼材の製造方法。
・・・(1)
ただし、
Al:溶鋼中Sol.Al濃度(質量%)
C:溶鋼中C濃度(質量%)
P0_former:減圧清浄化処理時の真空槽内圧力(kPa)
である。
後環流処理として、質量%で、Sol.Al:0.005%以下、Si:0.005〜0.3%、S:0.003%以下、O(全酸素濃度):0.005%以下、Zr,REMのうち1種以上:0.0003〜0.002%を含有する溶鋼を、前記強脱酸剤添加処理後には炭素以外の脱酸剤を添加することなく、(2)式を満たす範囲の真空槽内圧力P0_latterで3分間以上環流処理することを特徴とする(1)項に記載された清浄性の高い鋼材の製造方法。
P0_latter:後環流処理時の真空槽内圧力(kPa)
「製鋼炉」とは、転炉または電気炉を指し、製鋼炉から出鋼された「溶鋼」とは、脱硫,脱りんもしくは脱炭といった一次精錬処理が実施された状態であるものとする。
「環流時間」とは、真空脱ガス装置で溶鋼を処理するに当たり、真空槽内が所定の圧力に到達した後、環流ガスを流して、溶鋼を真空槽内と取鍋間を循環させている間の時間を指す。
本発明を実施するに当たって、溶鋼段階の鋼に含まれる元素について説明する。以下、断りが無い限り全て質量%とする。
本発明は、環流型脱ガス装置において、脱炭脱酸反応を活用して酸化物の分解反応を生じさせる。このため、減圧清浄化処理の前段階において、溶存酸素が完全に低減されていないことが必要である。このため、脱炭脱酸反応中は終始、溶鋼中のSol.Al濃度は0.005%以下である必要がある。この時、Sol.Al濃度は低位であるほうが脱炭脱酸反応を効率的に活用できる。
Siは、溶鋼中で脱酸元素として働き、鋼材中では焼き入れ性を高める。脱酸成分が低位過ぎると、溶鋼中酸素濃度が過度に高くなってしまう可能性があることから、Siは0.005%以上含有されることが必要である。一方、Siが0.3%を超えて含有されると、溶存酸素濃度が低くなりすぎ、脱炭脱酸反応が停滞する可能性ある。このことから、減圧清浄化処理中および強脱酸剤添加処理中、並びに後環流処理中は終始、Si濃度は0.005〜0.3%であることが必要である。
Oは、鋼材の製造過程において不可避的に含有される元素であり、溶存、もしくは酸化物として存在する。両者を明確に分離することは困難であり、かつ脱炭脱酸反応では溶存酸素とともに酸化物としての酸素も酸素源に成り得ると考えられることから、本発明でのO濃度は両者を合わせた全酸素濃度とする。本発明の対象鋼は清浄性の高い鋼であり、減圧清浄化処理後は脱酸材を新たに添加しなくても酸素濃度が低い状態にする必要がある。減圧清浄化処理する前の段階でO濃度が0.02%を超えると、脱炭脱酸反応によって脱酸するのに長時間要し、生産性が低下することから、減圧清浄化処理する前の段階で、溶鋼中のO濃度は0.02%以下であることが必要である。また、極端にO濃度が低い場合、脱炭脱酸反応を効率的に活用できないことから、減圧清浄化処理する前の段階ではO濃度が0.003%以上であることが望ましい。
Cは、鋼材の製造過程において不可避的に含有される元素であり、脱炭脱酸反応を効率的に生じさせるためには、溶鋼中のC濃度が一定量以上含有されていることが望ましい。減圧清浄化処理する前の段階で0.03%を下回ると、溶存酸素濃度が低い状況において脱炭脱酸反応が停滞することになる。脱炭脱酸反応を促進する点から、減圧清浄化処理する前の段階はC濃度が高い方が望ましい。一方、製品性能の面からは、1.2%を超えてCが含有されると過度に硬くなり過ぎることに加え、1.2%を超えてCが含有されていても脱炭脱酸反応の効率は飽和している。このため、減圧清浄化処理する前の段階のC濃度は0.03〜1.2%であることが望ましい。
Mnは、鋼材の製造過程において不可避的に含有される元素であり、脱酸剤として有用であるとともに、鋼材中でMnSを形成して赤熱脆性を防止する作用もある。左記の効果を得るにはMnが0.3%を超えて含有されることが望ましい。一方、Mnが2.5%を超えて含有されても効果が飽和してしまうことから、減圧清浄化処理中および強脱酸剤添加処理中、並びに後環流処理中は終始Mn濃度は0.3〜2.5%であることが望ましい。
Zr,REMは、強脱酸元素であり、鋼材の組織を微細化するといった付加価値を付ける目的で添加する。溶存Zr,REMと、介在物としてのZr,REMを分離することは困難であるため、本発明でのZr,REM濃度は、全Zr,全REM濃度とする。また、脱酸剤として多く用いられるAlと同等もしくはAl以上に脱酸力が強く、多量添加した場合は取鍋スラグからの再酸化に起因する粗大酸化物の生成が無視できなくなる。これらの元素は少量添加であっても大きな効果が得られることに加え、多量に添加されるとC脱酸が生じなくなることから、ZrおよびREMは0.002%以下含まれている必要がある。一方で、これらの元素の添加量が少量すぎると、酸化物濃度の制御性が低下してしまうことから、減圧清浄化処理後から後環流処理中は終始0.0003%以上0.002%以下であることが必要である。酸化物の微細化効果を最大限得るためには、0.0005〜0.0015%であることが望ましい。
Sは、鋼材の製造過程において不可避的に含有される元素であり、Feと化合物を作り、熱間加工性を害する。REMはSとの親和性が強い元素であり、多量に含まれていると溶鋼段階でREM硫化物を形成してしまい、酸化物の微細分散効果が低下してしまう。このため、減圧清浄化処理中もしくは減圧清浄化処理以降に脱硫剤を添加すると、新たな酸化物が生成してしまう可能性があることから、Sは減圧清浄化処理する前段階において0.003%以下であることが必要である。
本発明において、脱炭脱酸反応を生じさせるには、減圧清浄化処理で脱炭脱酸反応を生じさせる前段階において、Al脱酸で決まる溶鋼中の酸素濃度よりも、溶鋼中の炭素濃度と真空槽内圧力で決まる酸素濃度が低い状態を構築する必要がある。また、強脱酸元素の微細酸化物を生成させることを考えた場合、添加した強脱酸元素と平衡する酸素濃度よりも、溶鋼中の炭素濃度と真空槽内圧力で決まる酸素濃度が低い状態を構築する必要がある。
本発明において、溶鋼は、製鋼炉から取鍋に出鋼された後、環流型脱ガス装置にて減圧清浄化処理される。取鍋に出鋼された後、環流型脱ガス装置まで搬送される間に、合金等を添加して成分調整してもよい。
一方、清浄性が高いことに加え、強脱酸元素の酸化物が微細分散した鋼材を得るには、上記した処理手順に加え、以下の後環流処理の手順を加える。
本発明の効果を確認するため、減圧清浄化処理前(Zr,REMを除き、本発明に係るSol.Al,Si,SおよびOを含めて製品所要成分の濃度調整を完了した直後)、減圧清浄化処理中の強脱酸元素添加前(添加直前)、減圧清浄化処理後(後環流処理をしなかった場合は溶鋼環流停止直後、後環流処理をした場合はP0_formerからP0_latterへの変更直前)、加えて、後環流処理した場合、後環流処理後(溶鋼環流停止直後)の溶鋼サンプルを採取し、迅速酸素濃度分析装置で全酸素濃度、化学分析に供して溶鋼成分を得るとともに、酸素濃度プローブで溶存酸素濃度を測定した。また、減圧清浄化処理後および後環流処理後に採取した溶鋼のボンブサンプルの切断面を光学顕微鏡で観察し、測定視野面積200mm2に存在する5.0μm以上20μm以下の酸化物の個数を調査した。酸化物とは、EDS付属の走査電子顕微鏡で測定した際、Al,Si,Mn,Ti,Ca,MgおよびOの占める割合が90atm%以上である介在物を指す。Sが10atm%以上含まれる介在物は、酸化物として計数しない。
Heat7では減圧清浄化処理中(REM添加前)にCを(1)式を満たす範囲内で添加した。一方、Heat11では減圧清浄化処理中(REM添加前)にMnを0.005%以下の条件に収まる範囲内で添加した。その結果、減圧清浄化処理後(REM添加前)の酸化物個数は、Heat7では7と少なかった一方、Heat11では83と多かった。また、この酸化物個数は、強脱酸剤添加処理後でも、Heat7では5と少なかった一方、Heat11では55と多かった。したがって、減圧清浄化処理を開始して以降は、Cは(1)式を満たす範囲内で添加してもよいが、C以外のAl等の脱酸剤を添加してはいけないことが確認された。
Heat27は(1)式の条件は全て満たしているが、Siによって強脱酸されたことから脱炭脱酸反応が生じていないと考えられ、減圧清浄化処理後の酸化物個数が低減できていない。このため、減圧清浄化処理前Si濃度は0.3%以下である必要がある。
図1のグラフ中の*印(Heat14)は、REM添加前に真空槽内の圧力を高めたことで減圧清浄化処理条件が(1)式から外れてしまったため、減圧清浄化処理後の酸化物個数が多い。
図1のグラフ中の□印(Heat12,13,19,20)はZr,REMの添加量が多く、溶存酸素と反応して酸化物が新たに生成するとともに、脱炭反応が上手く生じないことから清浄化作用が享受できず、減圧清浄化処理後の酸化物個数が増加している。また、この状態のまま真空槽内の真空度を高める操作を行っても、溶存酸素濃度は増加できるが、粗大な酸化物が低減されていない。
Claims (2)
- 製鋼炉から取鍋に出鋼した、質量%で、Sol.Al:0.005%以下、Si:0.005〜0.3%、S:0.003%以下、O(全酸素濃度):0.02%以下を含有する溶鋼を、
減圧清浄化処理として、環流型脱ガス装置において、(1)式を満たすAl濃度,C濃度および真空槽内圧力の条件下で、炭素以外の脱酸剤を添加することなく、10分間以上環流処理した後に、
さらに、強脱酸剤添加処理として、Zr,REMのうち1種以上を0.0003〜0.002質量%添加し、該脱酸剤以外には脱酸剤を添加することなく、前記条件下で5分間以上環流処理すること
を特徴とする清浄性の高い鋼材の製造方法。
Al<0.0008×((101.325×C)/P0_former)1.5
・・・(1)
Al:溶鋼中Sol.Al濃度(質量%)
C:溶鋼中C濃度(質量%)
P0_former:減圧清浄化処理時の真空槽内圧力(kPa) - 前記減圧清浄化処理および前記強脱酸剤添加処理を施した後に、
後環流処理として、質量%で、Sol.Al:0.005%以下、Si:0.005〜0.3%、S:0.003%以下、O(全酸素濃度):0.005%以下、Zr,REMのうち1種以上:0.0003%〜0.002%を含有する溶鋼を、
前記強脱酸剤添加処理後には炭素以外の脱酸剤を添加することなく、(2)式を満たす範囲の真空槽内圧力P0_latterで3分間以上環流処理すること
を特徴とする請求項1に記載された清浄性の高い鋼材の製造方法。
5<P0_latter<15 ・・・(2)
P0_latter:後環流処理時の真空槽内圧力(kPa)
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