JP2018114528A - 鋼の連続鋳造鋳片およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)成分組成が質量%で、C:0.05%〜0.3%、Si:0.05%〜0.4%、Mn:0.2%〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.003%以下、Al:0.1%以下、N:0.001%〜0.01%、Ag:0.0001%〜0.005%を含有し、さらに希土類元素(REM)(Ce、La、Nd、Pr)を0.001%〜0.01%、Zr:0.001%〜0.01%のうちの1種または2種を含有するとともに下記(1)式を満たし、残部Fe及び不可避的不純物である連続鋳造鋳片であって、鋳片厚み中央領域において、REMあるいは/およびZrとAgを含有する介在物の最大円相当直径が5μm以下であることを特徴とする連続鋳造鋳片。
(REM%+Zr%)×0.1≦Ag%≦(REM%+Zr%)×0.4 (1)
(2)(1)に記載の連続鋳造鋳片であって、鋳片厚み1/4位置の結晶粒径の円相当直径が5mm未満であることを特徴とする連続鋳造鋳片。
(3)さらに質量%で、Mo:1.5%以下、Ni:0.5〜3.0%、Cr:5.0%以下、Cu:1.5%以下、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、B:0.01%以下のうちの1種または2種以上を含有することを特徴とする(1)又は(2)に記載の連続鋳造鋳片。
(4)希土類元素、Zrの塊をRH真空槽内あるいは取鍋内の溶鋼に添加した後、タンディッシュ内あるいは鋳型内の溶鋼にAgを内包する鉄被覆ワイヤーあるいはAgの粒を添加することを特徴とする、(1)から(3)までのいずれか1つに記載の連続鋳造鋳片の製造方法。
希土類元素(Ce、La、Nd、Pr):0.001〜0.01%
希土類元素であるCe、La、Nd、Prは、溶鋼中の酸素と反応して酸化物を形成し、これがピン止め粒子として作用することで結晶粒の粗大化を抑制する。濃度が0.001%未満であると、その効果を得ることができない。0.01%を超えると粗大な酸化物を形成し、これが連続鋳造鋳片内で捕捉されると割れの起点となるとともに、溶鋼中で沈降しノズル閉塞を引き起こすなど、操業を妨げることになる。そこで、希土類元素の含有量の最適範囲を0.001〜0.01%とした。
Zr:0.001〜0.01%
Zrは、溶鋼中の酸素と反応して酸化物を生成し、結晶粒径の粗大化を抑制可能なピン止め粒子生成のための元素である。濃度が0.001%未満であると、その効果を得ることができない。また、0.01%を超えると生成する酸化物が大きくなり、溶鋼中で沈降しノズル閉塞の原因となり操業を妨げることになる。そこで、Zr含有量の最適範囲を0.001〜0.01%とした。
Agは、溶鋼中の酸素と反応して脱酸元素として作用する他に、Zrや希土類元素と合金化して、希土類元素酸化物やZr酸化物の融点を低下させる効果がある。Agの濃度が0.0001%未満であると、脱酸の効果が得られないだけでなく、合金化による酸化物の融点の低下が小さい。また、濃度が0.005%を超えると製造コストが増し望ましくない。そこで、Ag含有量の最適範囲を0.0001〜0.005%とした。
(REM%+Zr%)×0.1≦Ag%≦(REM%+Zr%)×0.4 (1)
Cは、強度および靱性を確保するために有効な元素である。その含有量が0.05%未満では、上記の効果が充分に得られず、一方、その含有量が0.3%を超えて高くなると母材およびHAZ部の靭性が低下する。そこで、Cの適正範囲を0.05〜0.3%とした。
Siは、0.05%未満では母材の強度を確保できないので下限を0.05%とした。また、0.4%を超えると溶接性が低下するため上限を0.4%とした。上記の理由から、その適正範囲を0.05〜0.4%とした。
Mnは、鋼板の高強度化と靱性の確保のために有効な元素である。上記の効果を得るためには、その含有量を0.2%以上とする必要がある。一方、その含有量が3.0%を超えて高くなると、靱性が損なわれる。このため、Mn含有量の適正範囲を0.2〜3.0%とした。
Pは、鋼板の延性および靱性および加工性を劣化させる元素であることから、その含有量を0.02%以下に制限する。
Sは、Mnと反応して介在物MnSを形成して鋼材の延性を低下させるが、結晶粒内にフェライトの生成を促進する効果がある。0.003%を超えると、粗大なMnSが生成し、機械的特性を低下させるため、0.003%を上限とした。
Alは、鋼を脱酸させるために添加される元素である。0.1%を超えると、酸化物系介在物のサイズが大きくなるため、鋼板の表面性状も劣化する。これらのことから、本発明では、Al含有率の適正範囲を0.1%以下とすることが好ましい。Alは含有しなくても良い。
Nは、鋼に不可避的に含有される不純物であり、鋼板の曲げ性の観点からは、含有率は低いほど好ましいが、窒化物を活用するには0.001%以上必要である。そのため、本発明では、N含有率を0.001〜0.01%とすることが好ましい。
Moは、含有させれば焼入れ性の向上および強度の向上に有効な作用を発揮する元素である。しかし、Mo含有率が1.5%を超えると粗大な介在物を形成し、靭性を低下させる。そこで、Mo含有率の適正範囲を1.5%以下とすることが好ましい。
Niは、含有させれば母材の靭性を向上させる作用を有する元素である。しかし、Ni含有率が0.5%未満では、母材の靭性を向上させる効果が無い。一方、Ni含有率が3.0%を超えて高くなると、焼入れ性が過剰となり、鋼の靭性に悪影響を及ぼす。そこで、Niを含有させる場合のNi含有率の範囲を0.5〜3.0%とした。
Crは、含有させれば焼入れ性の向上、および析出強化による母材強度の向上に有効な作用を発揮する元素である。Cr含有率が5.0%を超えて高くなると、鋼の靭性および溶接性が劣化する傾向が認められる。そこで、Crを含有させる場合のCr含有率の適正範囲を5.0%以下とした。
Cuは、含有させれば焼入れ性の向上および析出強化に有効な作用を有する元素である。Cu含有率が1.5%を超えて高くなると、鋼の熱間加工性が低下する。上記の理由から、Cuを含有させる場合のCu含有率の範囲を1.5%以下とした。
Tiは、主として炭窒化物を析出し、その析出強化作用により母材強度の向上に寄与する有効な元素である。Ti含有率が0.1%を超えて高くなると、鋼中に粗大な析出物や介在物を形成して、鋼の靭性を低下させる。上記の理由から、Ti含有率の適正範囲を0.1%以下とした。
Nbは、含有させれば炭化物や窒化物を生成して鋼の強度を向上させる作用を有する元素である。Nb含有率が0.1%を超えて高くなると、鋼中に粗大な炭化物や窒化物を形成するため、逆に靭性を低下させる。上記の理由から、Nbを含有させる場合のNb含有率の範囲を0.1%以下とした。
Vは、含有させれば炭化物や窒化物を生成して鋼の強度を向上させる効果を有する元素である。V含有率が0.1%を超えて高くなると、鋼の靭性を低下させる。上記の理由から、Vを含有させる場合のV含有率の範囲を0.1%以下とした。
溶鋼成分:表2に記載
溶鋼温度:1570℃(タンディッシュ内溶鋼温度)
鋳型サイズ:幅1600mm×厚さ240mm
鋳造速度:1.0m/分
希土類元素あるいは/およびZrの添加方法:RH処理末期のRH真空槽内に塊を一括添加した。一部比較例ではタンディッシュ内に添加した。
Agの添加方法:タンディッシュ内又は鋳型内の溶鋼にAgを含有する鉄被覆ワイヤーを、鋳造速度と鋳型のサイズから求まる溶鋼のスループット量に対応させて一定速度で添加した。一部比較例ではRH真空槽内にAgの粒を添加した。
添加元素の連続鋳造鋳片内における濃度の変化を評価するため、鋳片の幅中央で、厚み1/4位置から、鋳造方向に1m間隔で切粉を50グラム採取して希土類元素、Zr、Agの化学分析を行った。この結果から、希土類元素、Zrに対して、目標濃度(C0)に対する最大濃度(Cmax)と最小濃度(Cmin)の比をそれぞれ算出し、濃度の最大比(Cmax/C0)、最小比(Cmin/C0)とした。ここで、希土類元素、Zrの最大比、最小比の内で、最も大きい比を、表3に記載した。なお、この最大比と最小比が1.0に近いほど濃度の変動がないことを示す。
表3に実験結果をまとめて示す。表2、表3において、本発明例1〜6が本発明例であり、比較例1〜8が比較例である。表2、表3において、本発明範囲から外れる数値にアンダーラインを付している。
Claims (4)
- 成分組成が質量%で、C:0.05%〜0.3%、Si:0.05%〜0.4%、Mn:0.2%〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.003%以下、Al:0.1%以下、N:0.001%〜0.01%、Ag:0.0001%〜0.005%を含有し、
さらに希土類元素(REM)(Ce、La、Nd、Pr)を0.001%〜0.01%、Zr:0.001%〜0.01%のうちの1種または2種を含有するとともに下記(1)式を満たし、
残部Fe及び不可避的不純物である連続鋳造鋳片であって、
鋳片厚み中央領域において、REMあるいは/およびZrとAgを含有する介在物の最大円相当直径が5μm以下であることを特徴とする連続鋳造鋳片。
(REM%+Zr%)×0.1≦Ag%≦(REM%+Zr%)×0.4 (1) - 請求項1に記載の連続鋳造鋳片であって、鋳片厚み1/4位置の結晶粒径の円相当直径が5mm未満であることを特徴とする連続鋳造鋳片。
- さらに質量%で、Mo:1.5%以下、Ni:0.5〜3.0%、Cr:5.0%以下、Cu:1.5%以下、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、B:0.01%以下のうちの1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の連続鋳造鋳片。
- 希土類元素、Zrの塊をRH真空槽内あるいは取鍋内の溶鋼に添加した後、タンディッシュ内あるいは鋳型内の溶鋼にAgを内包する鉄被覆ワイヤーあるいはAgの粒を添加することを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の連続鋳造鋳片の製造方法。
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