JP2013216833A - 接着フィルムの貼着装置、接着フィルムの貼着方法、及び接続構造体 - Google Patents

接着フィルムの貼着装置、接着フィルムの貼着方法、及び接続構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】接着フィルムの接着剤層がベースフィルムから充分に剥離されず、仮貼り不良を起こした場合にも、製造ラインを停止することなく以降の仮貼り工程を続行する。
【解決手段】ベースフィルム22とベースフィルム22上に支持された接着剤層21とを有するテープ状の接着フィルム20を搬送する搬送機構2と、接着フィルム20が貼着される対象物10を支持する支持部3と、支持部3と対向して設けられ、貼着対象物10上に搬送された接着フィルム20を貼着対象物10に対して押圧し、接着剤層21を貼着対象物10に貼着させるヘッド4と、支持部3及びヘッド4よりも接着フィルム20の搬送方向下流側に設けられ、ベースフィルム22上に残存する接着剤層21を除去する除去部材5とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、テープ状の接着フィルムを貼着対象物に貼着する貼着装置に関し、特に、接着フィルム搬送工程に改良を施した接着フィルムの貼着装置、接着フィルムの貼着方法、及び接続構造体に関する。
従来より、ガラス基板等の接続対象物に接着フィルムを用いて電子部品を実装する実装法が用いられている。例えば、液晶表示パネル(LCDパネル)の周縁部に導電性の接着フィルムを介して液晶駆動回路であるICチップを実装するCOG(Chip on Glass)実装法や、太陽電池セルにインターコネクタとなるタブ線を接続する接続法が挙げられる。
導電性の接着フィルム50は、バインダー樹脂に導電性粒子が分散された接着剤層50aが、支持体となるベースフィルム50b上に形成されたものである。このような導電性接着フィルム50は、例えば、図7に示すように、一対のリールフランジ52を有するリール部材51の巻芯53に巻回されたフィルム巻装体の形状で使用される(例えば、特許文献1を参照)。
リール部材51より巻き出された導電性接着フィルム50は、図8(a)に示すように、複数のガイドローラ54にガイドされながら、ガラス基板等の接続対象物55が支持された支持台56上に搬送され、接続対象物55に形成された端子電極領域に接着剤層50a側が仮貼りされる。このとき、導電性接着フィルム50は、支持台56上に昇降自在に設けられ、所定の温度に加熱された加熱押圧ヘッド57によってベースフィルム50b側から、所定の圧力及び所定の時間で、熱加圧される。これにより、導電性接着フィルム50は、接着剤層50aがベースフィルム50bから剥離し、接続対象物55側に貼着する。
次いで、図8(b)に示すように、導電性接着フィルム50は、加熱押圧ヘッド57が離間すると、接着剤層50aが剥離されたベースフィルム50bが一対のチャッキング片58によって挟持され、このチャッキング片58に牽引されることにより下流側へ所定の長さ分、搬送されていく。これにより、図8(c)に示すように、支持台56には、新たな導電性接着フィルム50が搬送され、接続対象物55への貼着に供される。
特開2001−171033号公報 特開2010−114301号公報
ところで、近年の導電性接着フィルム50に対する低温低圧による接着の要請から、導電性接着フィルム50の仮貼り温度や圧力もさらなる低温化、低圧化が求められている。しかし、低温での仮貼りを行うと、導電性接着フィルム50の接着剤層50aがベースフィルム50bから充分に剥離されず、接続対象物55への貼着エラーを起こす場合がある。
そして、図9に示すように、ベースフィルム50bは、接着剤層50aが残存した状態でチャッキング片58によって挟持されると、チャッキング片58に接着剤層50aのバインダー樹脂が付着し、以降のベースフィルム50bの挟持及び搬送時にエラーが発生する。このため、いったん製造ラインを停止し、チャッキング片58に付着したバインダー樹脂を除去するなど、COG実装等の工程において大きなタイムロスとなることがある。
そこで、本発明は、接着フィルムの接着剤層がベースフィルムから充分に剥離されず、貼着エラーを起こした場合にも、製造ラインを停止することなく以降の仮貼り工程を続行することができる接着フィルムの貼着装置、接着フィルムの貼着方法、及びこれにより製造された接続構造体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る接着フィルムの貼着装置は、ベースフィルムと該ベースフィルム上に支持された接着剤層とを有するテープ状の接着フィルムを搬送する搬送機構と、上記接着フィルムが貼着される対象物を支持する支持部と、上記支持部と対向して設けられ、上記貼着対象物上に搬送された上記接着フィルムを上記貼着対象物に対して押圧し、上記接着剤層を上記貼着対象物に貼着させるヘッドと、上記支持部及び上記ヘッドよりも上記接着フィルムの搬送方向下流側に設けられ、上記ベースフィルム上に残存する上記接着剤層を除去する除去部材とを備えるものである。
また、本発明に係る接着フィルムの貼着方法は、搬送機構によって、ベースフィルムと該ベースフィルム上に支持された接着剤層とを有するテープ状の接着フィルムを、支持部に支持された貼着対象物上に搬送し、上記支持部と対向して設けられたヘッドによって、上記接着フィルムを上記貼着対象物に押圧し、上記接着剤層を上記貼着対象物に貼着し、上記ベースフィルムを上記支持部及び上記ヘッドよりも上記接着フィルムの搬送方向下流側に搬送する工程を有し、上記ベースフィルムの搬送工程では、除去部材によって、上記ベースフィルム上に残存する上記接着剤層を除去するものである。
また、本発明に係る接続構造体は、上記接着フィルムの貼着方法を用いて製造された接続構造体である。
本発明によれば、ベースフィルムに接着剤層が残存することなく、搬送機構に接着剤層が付着することがない。したがって、接着剤層によって以降のベースフィルムの挟持や牽引を行う際にエラーを生じることがなく、製造ラインの停止によるタイムロスを防止することができる。
本発明が適用された貼着装置を示す側面図である。 接着フィルムの構成を示す断面図である。 本発明が適用された他の貼着装置を示す側面図である。 本発明が適用された貼着装置による貼着工程を示す側面図であり、(a)は、接着フィルムを熱加圧する工程を示す側面図であり、(b)は、接着フィルムの接着剤層が基板に貼着された状態を示す側面図であり、(c)は、ベースフィルムをチャッキング片で挟持し牽引するとともに除去部材(粘着テープ)によってベースフィルム上に残存するバインダーを除去する状態を示す側面図である。 本発明が適用された貼着装置による貼着工程を示す側面図であり、(a)は、接着フィルムを熱加圧する工程を示す側面図であり、(b)は、接着フィルムの接着剤層が基板に貼着された状態を示す側面図であり、(c)は、ベースフィルムをチャッキング片で挟持し牽引するとともに除去部材(ロール)によってベースフィルム上に残存するバインダーを除去する状態を示す側面図である。 本発明が適用された貼着装置による貼着工程を示す側面図であり、(a)は、接着フィルムを熱加圧する工程を示す側面図であり、(b)は、接着フィルムの接着剤層が基板に貼着された状態を示す側面図であり、(c)は、ベースフィルムをチャッキング片で挟持し牽引するとともに除去部材(ロール)によってベースフィルム上に残存するバインダーを除去する状態を示す側面図である。 接着フィルムが巻回されたリール部材を示す斜視図である。 従来の貼着装置による貼着工程を示す側面図であり、(a)は、接着フィルムを熱加圧する工程を示す側面図であり、(b)は、接着フィルムの接着剤層が基板に貼着された状態を示す側面図であり、(c)は、ベースフィルムをチャッキング片で挟持し牽引する状態を示す側面図である。 従来の貼着装置において、仮貼り不良によって、ベースフィルムに接着剤層が残存したままチャッキング片で挟持し牽引する状態を示す側面図である。
以下、本発明が適用された接着フィルムの貼着装置、接着フィルムの貼着方法、及びこれにより製造された接続構造体について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがある。具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
本発明が適用された接着フィルム20の貼着装置1は、ガラス基板やプリント配線板等の貼着対象物にICチップやフレキシブル基板等の電子部品を実装する際に、予め貼着対象物に設けられた端子電極上に異方性導電接着フィルム(ACF)等の接着フィルム20を仮貼りするものである。以下では、貼着対象物としてガラス基板やプリント配線板等の基板10を例に説明する。
この貼着装置1は、図1に示すように、テープ状の接着フィルム20を搬送する搬送機構2と、接着フィルム20が貼着される基板10を支持する支持台3と、支持台3と対向して設けられ、基板10上に搬送された接着フィルム20を基板10に対して押圧し、接着剤層を基板10に貼着させる加熱押圧ヘッド4と、支持台3及び加熱押圧ヘッド4よりも接着フィルム20の搬送方向下流側に設けられ、ベースフィルム22上に残存する接着剤層21を除去する除去部材5とを備える。なお、貼着装置1によって仮貼りされる接着フィルム20は、図2に示すように、導電性粒子22が含有されたバインダー(絶縁性接着剤組成物)21aからなる接着剤層21と接着剤層21を支持する支持体となるベースフィルム22とを備える。この接着フィルム20については後に詳述する。
[支持部/加熱押圧ヘッド]
支持台3は、接着フィルム20が仮貼りされる基板10を支持するものである。支持台3は、基板10を位置決めする図示しない位置決め機構が設けられている。また、支持台3は、XYステージに支持され、接着フィルム20や加熱押圧ヘッド4に対する基板10の端子電極の位置合わせを行うことができる。支持台3の上方には、接着フィルム20を基板10に対して熱加圧する加熱押圧ヘッド4が設けられている。
加熱押圧ヘッド4には、接着フィルム20を加熱するためのヒータ4aが内蔵されている。加熱押圧ヘッド4は、昇降機構6によって、上下方向に昇降可能とされている。昇降機構6は、例えば駆動シリンダと、加熱押圧ヘッド4が取り付けられたロッドとを備え、ロッドの動作に応じて加熱押圧ヘッド4を昇降させる。なお、昇降機構6は、駆動シリンダ及びロッドからなる機構を用いる他、公知の機構によって構成することができる。
貼着装置1は、この支持台3及び加熱押圧ヘッド4の間を、接着フィルム20の接着剤層21を基板10に仮貼りする仮貼り位置とする。
[搬送機構]
支持台3及び加熱押圧ヘッド4の間に接着フィルム20を搬送する搬送機構2は、テープ状の接着フィルム20が巻回された供給リール11と、接着剤層21が剥離されたベースフィルム22を巻き取る巻き取りリール12と、供給リール11及び巻き取りリール12間に亘って接着フィルム20をガイドする複数のガイドローラ13と、仮貼り位置より搬送方向下流側に設けられベースフィルム22を挟持、牽引する一対のチャッキング片14とを備える。
供給リール11は、図2に示すように、テープ状の接着フィルム20が巻回される巻芯16と、巻芯16の両側に設けられたリールフランジ17とを備える。供給リール11に巻回された接着フィルム20は、巻芯16に巻回されることによりフィルム巻装体18を形成する。同様に、巻き取りリール12も、接着剤層21が剥離されたベースフィルム22が巻回される巻芯と、巻芯の両側に設けられたリールフランジとを備える。
また、供給リール11及び巻き取りリール12は、いずれも図示しない回転駆動源に係合され、該回転駆動源に回転されることにより、接着フィルム20を巻き出し、あるいは接着剤層21が剥離されたベースフィルム22を巻き取る。
一対のチャッキング片14は、ベースフィルム22を挟持するとともに、図1中矢印A方向に牽引する。これにより、一対のチャッキング片14は、ベースフィルム22を巻き取りリール12へ搬送するとともに、新たな接着フィルム20を仮貼り位置へ搬送する。
チャッキング片14は、牽引駆動源19によって近接離間可能とされ、ベースフィルム22を挟持し、またリリースする。また、チャッキング片14は、牽引駆動源19によって、図1に実線で示す位置と破線で示す位置との間で上下方向に直線駆動されるようになっている。
牽引駆動源19、供給リール11を回転させる回転駆動源、巻き取りリール12を回転させる回転駆動源は、共に同期して動作される。したがって、搬送機構2は、接着フィルム20の巻き出し、接着剤層21が剥離されたベースフィルム22の牽引、及びベースフィルム22の巻き取りが同期して行われ、これにより接着フィルム20の搬送を行うことができる。
[除去部材・粘着テープ]
除去部材5は、ベースフィルム22がチャッキング片14に挟持される前に、予めベースフィルム22に残存するバインダー21aを除去し、チャッキング片14による挟持エラーや牽引エラーを防止するためのものである。この除去部材5は、仮貼り位置より接着フィルム20の搬送方向下流側に設けられ、かつチャッキング片14より接着フィルム20の搬送方向上流側に設けられている。
除去部材5は、例えば、図1に示すように、粘着テープ30によって構成される。粘着テープ30は、接着剤層21との間で、ベースフィルム22との接着力より大きな接着力を有するものであれば、公知の粘着テープを用いることができる。この接着剤層21とベースフィルム22との接着力は、例えば1.6mN/cmとされ、したがって、粘着テープ30は、バインダー21aとの接着力が1.6mN/cm以上とされる。
粘着テープ30は、第1の巻芯31に巻回され、この第1の巻芯31より巻き出された後、ベースフィルム22の搬送ルート上に沿って引き回され、第2の巻芯32に巻き取られる。また、粘着テープ30は、ベースフィルム22の搬送ルート上の仮貼り位置とチャッキング片14との間に設けられた押圧部材35によってベースフィルム22と対向して支持されている。押圧部材35は、粘着テープ30の粘着面をベースフィルム22に押圧するものであり、図示しない駆動機構によって駆動されることにより、粘着テープ30をベースフィルム22側へ押圧可能とされている。
貼着装置1は、通常、押圧部材35を下方に退避させ、粘着テープ30をベースフィルム22から離間させている。また、貼着装置1は、仮貼り位置の下流側にカメラやセンサー等の検出手段25を設置し、ベースフィルム22上にバインダー21aが残存しているか否かをモニタリングしている。そして、貼着装置1は、接着フィルム20の接着剤層21がベースフィルム22から充分に剥離されず、貼着エラーを起こした結果、ベースフィルム22上に残存するバインダー21aを検知すると、押圧部材35を駆動して粘着テープ30をベースフィルム22に押し当てて、残存するバインダー21aをベースフィルム22から除去する。
これにより、ベースフィルム22にはバインダー21aが残存することなく、チャッキング片14で挟持した場合にも、チャッキング片14にバインダー21aが付着することがない。したがって、チャッキング片14が、以降のベースフィルム22の挟持や牽引を行う際にも、バインダー21aの付着に伴うチャッキングエラーを生じることがなく、製造ラインの停止によるタイムロスを防止することができる。
[除去部材・ロール]
また、除去部材5は、図3に示すように、バインダー21aが付着するロール40によって構成してもよい。ロール40は、特に剥離処理などを施すことなく、接着剤層21との間で、ベースフィルム22との接着力より大きな力でバインダー21aが転着可能であれば、あらゆる材料のロールを用いることができる。
ロール40は、ベースフィルム22の搬送ルート上の仮貼り位置とチャッキング片14との間に、転動方向をベースフィルム22の搬送方向と平行にして支持されている。また、ロール40は、常時ベースフィルム22と接触する位置に支持され、常時ベースフィルム22の搬送に追従して転動するようにしてもよく、あるいはベースフィルム22と近接離間可能に支持し、ベースフィルム22上にバインダー21aの残存が検出されるとベースフィルム22に摺接するようにしてもよい。
除去部材5としてロール40を備えた貼着装置1は、ベースフィルム22がロール40を転動することにより、ベースフィルム22に残存するバインダー21aをロール40に転着させて除去することができる。
なお、貼着装置1は、ロール40に図示しないスクレーパを当接させ、あるいは他のロールを転動させることにより、転着されたバインダー21aをロール40より払拭し、バインダー21aの除去性能を維持するようにしてもよい。また、貼着装置1は、ベースフィルム22上に残存するバインダー21aを検知する毎にロール40をベースフィルム22に当接させ、バインダー21aの除去を行う度に清浄なロール40に交換するようにしてもよい。
[接着フィルム]
ここで、貼着装置1に搬送される接着フィルム20について説明する。接着フィルム20は、図2に示すように、接着剤層21と接着剤層21を支持する支持体となるベースフィルム22とを備える。
接着剤層21は、バインダー(絶縁性接着剤組成物)21aに導電性粒子23を含有する異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)とすることができるが、これに限定されず、バインダー21aに導電性粒子23を含有しない絶縁性接着フィルム(NCF:Non-Conductive Film)であってもよい。
接着フィルム20のバインダー21aは、例えば、膜形成樹脂、熱硬化性樹脂、潜在性硬化剤、シランカップリング剤等を含有する通常のバインダーを用いることができる。接着フィルム20は、バインダー21aに導電性粒子23が分散された異方性導電組成物、又は、バインダー21aに導電性粒子23を含有しない絶縁性接着剤組成物を、ベースフィルム22上に塗布することにより、ベースフィルム22上に形成される。
ベースフィルム22は、バインダー21aをフィルム状に支持するものであり、例えば、PET(Poly Ethylene Terephthalate)、OPP(Oriented Polypropylene)、PMP(Poly-4-methlpentene−1)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)等にシリコーン等の剥離剤を塗布することにより形成される。
バインダー21aに含有される膜形成樹脂としては、平均分子量が10000〜80000程度の樹脂が好ましい。膜形成樹脂としては、エポキシ樹脂、変形エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フェノキシ樹脂等の各種の樹脂が挙げられる。中でも、膜形成状態、接続信頼性等の観点からフェノキシ樹脂が特に好ましい。
熱硬化性樹脂としては、常温で流動性を有していれば特に限定されず、例えば、市販のエポキシ樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。
エポキシ樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂等が挙げられる。これらは単独でも、2種以上の組み合わせであってもよい。
アクリル樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じてアクリル化合物、液状アクリレート等を適宜選択することができる。例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、イソブチルアクリレート、エポキシアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート、テトラメチレングリコールテトラアクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジアクリロキシプロパン、2,2−ビス[4−(アクリロキシメトキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロキシエトキシ)フェニル]プロパン、ジシクロペンテニルアクリレート、トリシクロデカニルアクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等を挙げることができる。なお、アクリレートをメタクリレートにしたものを用いることもできる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
潜在性硬化剤としては、特に限定されないが、例えば、加熱硬化型、UV硬化型等の各種硬化剤が挙げられる。潜在性硬化剤は、通常では反応せず、熱、光、加圧等の用途に応じて選択される各種のトリガにより活性化し、反応を開始する。熱活性型潜在性硬化剤の活性化方法には、加熱による解離反応などで活性種(カチオンやアニオン)を生成する方法、室温付近ではエポキシ樹脂中に安定に分散しており高温でエポキシ樹脂と相溶・溶解し、硬化反応を開始する方法、モレキュラーシーブ封入タイプの硬化剤を高温で溶出して硬化反応を開始する方法、マイクロカプセルによる溶出・硬化方法等が存在する。熱活性型潜在性硬化剤としては、イミダゾール系、ヒドラジド系、三フッ化ホウ素−アミン錯体、スルホニウム塩、アミンイミド、ポリアミン塩、ジシアンジアミド等や、これらの変性物があり、これらは単独でも、2種以上の混合体であってもよい。中でも、マイクロカプセル型イミダゾール系潜在性硬化剤が好適である。
シランカップリング剤としては、特に限定されないが、例えば、エポキシ系、アミノ系、メルカプト・スルフィド系、ウレイド系等を挙げることができる。シランカップリング剤を添加することにより、有機材料と無機材料との界面における接着性が向上される。
導電性粒子23としては、異方性導電フィルムにおいて使用されている公知の何れの導電性粒子を挙げることができる。導電性粒子23としては、例えば、ニッケル、鉄、銅、アルミニウム、錫、鉛、クロム、コバルト、銀、金等の各種金属や金属合金の粒子、金属酸化物、カーボン、グラファイト、ガラス、セラミック、プラスチック等の粒子の表面に金属をコートしたもの、或いは、これらの粒子の表面に更に絶縁薄膜をコートしたもの等が挙げられる。樹脂粒子の表面に金属をコートしたものである場合、樹脂粒子としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル・スチレン(AS)樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ジビニルベンゼン系樹脂、スチレン系樹脂等の粒子を挙げることができる。
なお、上述した説明では、ベースフィルム22上にACF又はNCFからなる接着フィルム20が積層されてなる接着フィルム20を用いたが、この例に限定されるものではない。例えば、フィルム積層体は、ACFとNCFとが積層された2層以上の異方性導電フィルムとしてもよい。
また、接着フィルム20は、接着フィルム20のベースフィルム22が積層された面とは反対の面側にもカバーフィルムを設ける構成としてもよい。また、例えば、太陽電池セルとタブ線とを電気的に接続するための導電性接着フィルムとしてもよい。
[接着方法]
次いで、貼着装置1を用いて接着フィルム20を基板10に貼着する工程について説明する。先ず、供給リール11より接着フィルム20を巻き出し、貼着装置1にセットする。接着フィルム20は、複数のガイドローラ13にベースフィルム22側を支持されることにより、支持台3と加熱押圧ヘッド4間の仮貼り位置を経て巻き取りリールまで引き回される。これにより、接着フィルム20は、接着剤層21が支持台3側に向けて支持される。
なお、このとき接着フィルム20は、仮貼り位置からチャッキング片14に亘って、除去部材5により、あるいはその他の方法で、予めベースフィルム22より接着剤層21を剥離させておくことが望ましい。これによりチャッキング片14へのバインダー21aの付着を防止することができる。また、粘着テープ30あるいはロール40からなる除去部材5はベースフィルム22から離間されていることが望ましい。また、チャッキング片14は、互いに離間され、図1中反矢印A方向へ下降されている。
次いで、基板10が支持台3に載置され、接着フィルム20とのアライメント調整が行われる。また、接着フィルム20がカット機構41によって、接着剤層21を基板10への貼着長さに応じた所定の長さにハーフカットされる。このとき、接着フィルム20は、ベースフィルム22まではカットされない。
次いで、図4(a)に示すように、所定の温度に加熱された加熱押圧ヘッド4が昇降機構6によって下降し、接着フィルム20のベースフィルム22側から所定の圧力、時間で熱加圧を行う。加熱押圧ヘッド4による加熱温度は、接着剤層21のバインダー21aが熱硬化しないが流動性を示す所定の温度とされ、また、低温化の要請から例えば30℃〜120℃の範囲に設定される。これにより、図4(b)に示すように、接着フィルム20は、接着剤層21がベースフィルム22より剥離され、基板10へ仮貼りされる。
接着剤層21の仮貼りが終了すると、牽引駆動源19に駆動されたチャッキング片14がベースフィルム22を挟持するとともに図1中矢印A方向へ牽引する。これにより、接着剤層21が剥離したベースフィルム22が仮貼り位置より下流側へ搬送される。
このとき、貼着装置1は、ベースフィルム22に接着剤層21のバインダー21aが残存しているか否かを検出手段25によってモニタする。その結果、ベースフィルム22にバインダー21aが残存している場合には、除去部材5によってバインダー21aの残滓を除去する。
具体的に、除去部材5として粘着テープ30を用いる場合には、図4(c)に示すように、貼着装置1は、押圧部材35を駆動して粘着テープ30をベースフィルム22に押し当てて、残存するバインダー21aをベースフィルム22から除去する。このとき、粘着テープ30は、バインダー21aとの接着力を、バインダー21aとベースフィルム22との間の接着力よりも大きな接着力、例えば1.6mN/cm以上有するため、ベースフィルム22に残存するバインダー21aを確実に転着させることができる。
粘着テープ30は、バインダー21aを転着させると、押圧部材35によってベースフィルム22より離間され、第2の巻芯32に巻き取られる。これにより、粘着テープ30は、第1の巻芯31より未使用部分が巻き出され、次回の使用に備える。
また、除去部材5としてロール40を用いる場合には、図5(a)〜(c)に示すように、貼着装置1は、常時ベースフィルム22に当接されているロール40によって、ベースフィルム22に残存するバインダー21aを転着させることにより除去する。このとき、ロール40は、表面に剥離処理が施されておらず、シリコーン等の剥離剤を塗布されたベースフィルム22と接着剤層21との間の接着力よりも、ロール表面と接着剤層21との接着力を大きく、例えば1.6mN/cm以上とし、ベースフィルム22に残存するバインダー21aを確実に転着させることができる。
ロール40は、スクレーパや他のロールとの摺接によって、貼着されたバインダー21aが払拭され、次回以降の使用に備える。
あるいは、図6(a)及び図6(b)に示すように、貼着装置1は、通常の状態ではロール40をベースフィルム22より離間させ、図6(c)に示すように、ベースフィルム22にバインダー21aが残存していることが検出されると、ベースフィルム22より離間して待機していたロール40をベースフィルム22に当接させ、残存するバインダー21aを転着させることにより除去する。ロール40は、バインダー21aを転着させると、ベースフィルム22より離間される。また、ロール40は、スクレーパや他のロールによって貼着されたバインダー21aを払拭され、あるいは新しいロール40に交換されることにより次回以降の使用に備える。
このように、貼着装置1を用いた転着方法によれば、ベースフィルム22にバインダー21aが残存することなく、後の工程でチャッキング片14によって挟持した場合にも、チャッキング片14にバインダー21aが付着することがない。したがって、チャッキング片14が、以降のベースフィルム22の挟持や牽引を行う際にチャッキングエラーを生じることがなく、製造ラインの停止によるタイムロスを防止することができる。
接着フィルム20の接着剤層21が仮貼りされた基板10は、その後、ICチップやフレキシブル基板等の電子部品が載置され、加熱押圧ヘッドによって電子部品の上から熱加圧される。これにより、接着剤層21は、バインダー21aが基板10と電子部品の各電極端子間から流出するとともに、各電極端子間に導電性粒子が挟持され、この状態で熱硬化され、接続構造体が製造される。
上記では、基板10に接着フィルム20の接着剤層21を仮貼りする工程について説明したが、貼着装置1による接着剤層21の除去工程は、供給リール11の交換の際など、接着剤層21が基板に貼着されないで、そのまま搬送される場合にも適用することができる。この場合も、除去部材5によってベースフィルム22から接着剤層21を除去することにより、チャッキング片14にバインダー21aが付着することなく接着フィルム20の搬送を行うことができ、製造ラインを停止することなく供給リール11の交換に引き続いて接着フィルム20の仮貼り工程を行うことができる。
次いで、本発明の実施例について説明する。本実施例では、除去部材5を有する貼着装置1と、除去部材5を有しない従来の貼着装置とを用いて、評価用ガラス基板の端子電極上に接着フィルムを仮貼りした。仮貼りは、加熱温度を変えて各500回ずつ実行し、バインダーの貼着エラー数、及びチャッキング片によるベースフィルムのチャッキングエラー数をカウントした。
使用する接着フィルムは、ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社製ACF:CP6920F3を幅1mmのリール巻装体に巻回された供給リールを使用した。また、接着フィルムの接着剤層とベースフィルムとの剥離力を測定したところ、1.6mN/cmであった。
実施例1では、除去部材として、粘着テープを用いた貼着装置(図1参照)を使用した。粘着テープと接着フィルムのバインダーとの接着力を測定したところ、5600mN/cmであった。また、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を30℃とした。
実施例2では、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を60℃とした他は、実施例1と同様の条件とした。また、粘着テープと接着フィルムのバインダーとの接着力を測定したところ、5600mN/cmであった。
実施例3では、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を90℃とした他は、実施例1と同様の条件とした。また、粘着テープと接着フィルムのバインダーとの接着力を測定したところ、5600mN/cmであった。
実施例4では、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を120℃とした他は、実施例1と同様の条件とした。また、粘着テープと接着フィルムのバインダーとの接着力を測定したところ、5600mN/cmであった。
実施例5では、除去部材として、ロールを用いた貼着装置(図3参照)を使用した。また、ロール表面の温度を50℃となるように加温した。この条件で接着フィルムのバインダーとロールとの接着力を測定したところ、640mN/cmであった。また、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を30℃とした。
実施例6では、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を60℃とした他は、実施例5と同様の条件とした。また、接着フィルムのバインダーとロールとの接着力を測定したところ、640mN/cmであった。
実施例7では、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を90℃とした他は、実施例5と同様の条件とした。また、接着フィルムのバインダーとロールとの接着力を測定したところ、640mN/cmであった。
実施例8では、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を120℃とした他は、実施例5と同様の条件とした。また、接着フィルムのバインダーとロールとの接着力を測定したところ、640mN/cmであった。
比較例1では、除去部材を備えない従来の貼着装置(図8参照)を使用し、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を30℃とした。
比較例2では、加熱押圧ヘッドによる貼付温度を60℃とした他は、比較例1と同様の条件とした。
Figure 2013216833
表1に示すように、実施例及び比較例ともに、貼付温度が低温化するほどバインダーの貼着エラー数が増加した。これは、加熱温度が低く、接着剤層の粘度が高いため、ベースフィルムからの剥離が不十分となるためである。
しかし、除去部材を備えた実施例では、チャッキング片によるチャッキングエラー数はいずれも0であり、製造ラインに与える影響は皆無であった。一方、除去部材を備えていない比較例では、バインダーの貼着エラー数に比例してチャッキング片によるチャッキングエラーの数も増加した。
1 貼着装置、2 搬送機構、3 支持台、4 加熱押圧ヘッド、4a ヒータ、5 除去部材、6 昇降機構、10 基板、11 供給リール、12 巻き取りリール、13 ガイドローラ、14 チャッキング片、16 巻芯、17 リールフランジ、18 フィルム巻装体、19 牽引駆動源、20 接着フィルム、21 接着剤層、22 ベースフィルム、23 導電性粒子、25 検出手段、30 粘着テープ、31 第1の巻芯、32 第2の巻芯、35 押圧部材、40 ロール、41 カット機構

Claims (11)

  1. ベースフィルムと該ベースフィルム上に支持された接着剤層とを有するテープ状の接着フィルムを搬送する搬送機構と、
    上記接着フィルムが貼着される対象物を支持する支持部と、
    上記支持部と対向して設けられ、上記貼着対象物上に搬送された上記接着フィルムを上記貼着対象物に対して押圧し、上記接着剤層を上記貼着対象物に貼着させるヘッドと、
    上記支持部及び上記ヘッドよりも上記接着フィルムの搬送方向下流側に設けられ、上記ベースフィルム上に残存する上記接着剤層を除去する除去部材とを備える接着フィルムの貼着装置。
  2. 上記除去部材は、粘着テープである請求項1記載の接着フィルムの貼着装置。
  3. 上記除去部材は、ロールである請求項1記載の接着フィルムの貼着装置。
  4. 上記搬送機構は、上記接着フィルムをガイドする複数のガイドローラと、上記接着剤層が剥離された上記ベースフィルムを挟持して牽引するチャッキング片とを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の接着フィルムの貼着装置。
  5. 上記接着フィルムが上記貼着対象物上に搬送された後、上記接着剤層側をハーフカットするカット機構を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の接着フィルムの貼着装置。
  6. 上記接着フィルムは、上記接着剤層に導電性粒子が分散された導電性接着フィルム、又は上記接着剤層に導電性粒子が含有されていない絶縁性接着フィルムである請求項1〜4のいずれか1項に記載の接着フィルムの貼着装置。
  7. 搬送機構によって、ベースフィルムと該ベースフィルム上に支持された接着剤層とを有するテープ状の接着フィルムを、支持部に支持された貼着対象物上に搬送し、
    上記支持部と対向して設けられたヘッドによって、上記接着フィルムを上記貼着対象物に押圧し、上記接着剤層を上記貼着対象物に貼着し、
    上記ベースフィルムを上記支持部及び上記ヘッドよりも上記接着フィルムの搬送方向下流側に搬送する工程を有し、
    上記ベースフィルムの搬送工程では、除去部材によって、上記ベースフィルム上に残存する上記接着剤層を除去する接着フィルムの貼着方法。
  8. 上記除去部材は、粘着テープである請求項7記載の接着フィルムの貼着方法。
  9. 上記除去部材は、ロールである請求項7記載の接着フィルムの貼着方法。
  10. 上記搬送機構は、上記接着フィルムをガイドする複数のガイドローラと、上記接着剤層が剥離された上記ベースフィルムを挟持して牽引するチャッキング片とを有する請求項7〜9のいずれか1項に記載の接着フィルムの貼着方法。
  11. 請求項7〜10のいずれか1項に記載の接着フィルムの貼着方法を用いて製造された接続構造体。
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