JP2013215477A - 消臭剤及び消臭剤製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】消臭効果及びその速効性に優れる消臭剤を提供する。
【解決手段】(A)成分:下記一般式(a1)で表される化合物と、(B)成分:シリコーン化合物とを含有する消臭剤。
[化1]
Figure 2013215477

[(a1)式中、nは2〜6の整数であり、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、Rは水素原子、炭素数8〜18のアルキル基、又は(CHNHである。mは2〜6の整数である。]
前記(A)成分/前記(B)成分で表される質量比は、0.002〜500であることが好ましく、さらに、(C)成分:尿素、尿素の複塩及び尿素の誘導体から選択される1種以上を含有することが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、消臭剤及び消臭剤製品に関する。
人が不快に感じる臭気は多種多様であるが、例えば、汗臭は他人が苦手とする臭気の一種である。不快な臭気の消臭方法としては、(1)換気・拡散によって悪臭を希釈、除去するか、あるいはシリカゲルや活性炭等を利用して臭気を吸着させる方法(物理的消臭法);(2)悪臭や異臭成分と化学的に反応(中和、付加、縮合、酸化等)させて無臭化する方法(化学的消臭法);(3)芳香性物質の発する香気によって悪臭や異臭を隠蔽し感じにくくする方法(感覚的消臭法)がある。
従来、物理的消臭法や化学的消臭法によって、手軽に不快な臭気を消臭できる消臭剤が提案されている。例えば、シクロデキストリンを含有する組成物が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1の発明によれば、シクロデキストリンに臭気成分を包接させることで、臭気の低減を図っている。
また、特定の両性界面活性剤を含有するスプレー用消臭剤組成物が提案されている(例えば、特許文献2)。特許文献2の発明によれば、両性界面活性剤を消臭成分として用いることで、汗臭及びアルデヒド類に由来する複合臭の低減を図っている。
あるいは、特定のポリヒドロキシアミン化合物及び/又はその塩を含有する消臭剤組成物が提案されている(例えば、特許文献3)。特許文献3の発明によれば、ポリヒドロキシアミン化合物を消臭成分として用いることで、汗臭及びアルデヒド類等に由来する複合臭の低減が図られている。
特表2003−533588号公報 特開2007−135849号公報 特開2007−175405号公報
しかしながら、消臭剤には、汗臭に対する消臭効果のさらなる向上が求められている。加えて、特許文献2〜3の発明では、消臭剤を消臭対象物にスプレーした1時間後の消臭効果が評価されているものの、即効性の面で十分なものとはいえない。
そこで、本発明は、消臭効果及びその速効性に優れる消臭剤を目的とする。
汗の臭気は、酸性成分、アミンやアンモニア系化合物等を含む複合臭でもあり、従来の消臭成分では十分な消臭効果を発揮できなかった。
本発明者らは、鋭意検討した結果、特定のアルキルアミンが汗臭に対する高い消臭効果を有し、かつ速効性に優れるとの知見を得た。
しかし、前記の特定のアルキルアミンは、例えば、繊維製品のような消臭対象物の表面にのみ作用し、繊維製品の内部に浸み込んだ臭気にまで作用しにくかった。
そこで、適度な親水基を持つシリコーンと前記の特定のアルキルアミンとを併用することで、繊維製品の内部まで消臭成分を速やかに浸透させて、消臭効果及びその速効性を高められることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の消臭剤は、(A)成分:下記一般式(a1)で表される化合物と、(B)成分:シリコーン化合物とを含有することを特徴とする。
Figure 2013215477
[(a1)式中、nは2〜6の整数であり、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、Rは水素原子、炭素数8〜18のアルキル基、又は(CHNHである。mは2〜6の整数である。]
前記(A)成分/前記(B)成分で表される質量比は、0.002〜500が好ましく、さらに、(C)成分:尿素、尿素の複塩及び尿素の誘導体から選択される1種以上を含有することが好ましい。
本発明の消臭剤製品は、前記の本発明の消臭剤が容器に収納されてなることを特徴とする。
本発明の消臭剤によれば、消臭効果及びその速効性の向上が図れる。
(消臭剤)
本発明の消臭剤は、(A)成分:下記一般式(a1)で表される化合物と、(B)成分:シリコーン化合物とを含有するものである。
Figure 2013215477
本発明の消臭剤の剤形は、特に限定されず、例えば、水等の溶媒に(A)〜(B)成分を分散させた液体製剤であってもよいし、(A)〜(B)成分と賦形剤とを混合し、これを造粒した粉体等の固体製剤であってもよい。液体製剤である場合には、使用時に水で希釈して用いられる濃縮型であってもよいし、水で希釈せずに用いられるストレート型であってもよい。
ストレート型の液体製剤である場合、消臭剤のpHは、4〜11が好ましく、7〜10がより好ましく、7〜9がさらに好ましい。上記下限値以上であれば、消臭効果をより高められ、上記上限値以下であれば、取り扱いが容易である。
なお、pHは、pHメーターを用いて25℃で測定される値である。
ストレート型の液体製剤である場合、消臭剤の粘度は10mPa・s以下が好ましく、5mPa・s以下がより好ましい。上記上限値以下であれば、消臭対象物に消臭剤を噴霧するのが容易である。
なお、粘度は、B型粘度計(株式会社トキメック製)を用いて、25℃で測定される数値である。
<(A)成分>
(A)成分は、前記(a1)式で表される化合物である。(A)成分を含有することで、消臭剤の消臭効果を高められる。
(a1)式中、nは2〜6の整数であり、3が好ましい。上記範囲内であれば、優れた消臭効果を発揮できる。
(a1)式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、消臭効果をより高める観点から、Rの炭素数は、10〜16が好ましく、12〜14がより好ましい。
は、直鎖状、分岐鎖状又は環状のいずれであってもよく、消臭効果をより高める観点から、直鎖状又は分岐鎖状が好ましい。
は水素原子、アルキル基、又は(CHNHであり、中でも、消臭効果を高める観点から水素原子、(CHNHが好ましく、(CHNHがより好ましい。
がアルキル基である場合、その炭素数は8〜18であり、消臭効果をより高める観点から、10〜16が好ましく、12〜14がより好ましい。
がアルキル基である場合、Rは直鎖状、分岐鎖状又は環状のいずれであってもよく、消臭効果をより高める観点から、直鎖状又は分岐鎖状が好ましい。
が(CHNHである場合、mは2〜6の整数であり、3が好ましい。上記範囲内であれば、優れた消臭効果を発揮できる。
(A)成分としては、消臭効果をより高める観点から、Rが炭素数12のアルキル基であり、かつn=3のものが好ましく、結晶性が低く、消臭剤を液体製剤とした場合に保存安定性が良好であることから、Rが炭素数12のアルキル基、Rが(CHNH、m=3かつn=3のものがより好ましい。市販品としては、トリアミンY−12D(商品名、Rが炭素数12のアルキル基、Rが(CHNH、m=3かつn=3、ライオンアクゾ株式会社製)等が挙げられる。
(A)成分は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
消臭剤中の(A)成分の含有量は、消臭剤の剤形等を勘案して決定される。例えば、消臭剤がストレート型の液体製剤である場合、消臭剤中の(A)成分の含有量は、0.01〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましく、0.05〜2質量%がさらに好ましく、0.1〜1質量%が特に好ましい。上記下限値以上であれば、消臭効果のさらなる向上を図れる。上記上限値以下であれば、液体安定性が高まると共に、(A)成分の繊維製品への浸透性が高まって、消臭効果をより高められる。
<(B)成分>
(B)成分は、シリコーンである。(B)成分を含有することで、消臭対象物中への(A)成分の浸透性を良好にし、内部に染み込んだ汗臭を消臭できる。加えて、消臭対象物への(A)成分の浸透性が高まることから、消臭効果の即効性を高められる。特に繊維製品においては、(A)成分を繊維同士の間に速やかに浸透できるため、繊維製品の内部に染み込んだ汗臭を速やかかつ効果的に消臭できる。
(B)成分としては、消臭対象物の材質等を勘案して決定され、消臭対象物が繊維製品であれば、繊維製品の処理に一般的に用いられるものを選択でき、例えば、ジメチルシリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、メチルフェニルシリコーン、カルボキシ変性シリコーン、グリセリン変性シリコーン及びアミノ変性シリコーン等が挙げられる。これらの(B)成分は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(B)成分の分子構造は、直鎖状であっても分岐や架橋していてもよい。また、(B)成分の内、変性シリコーンは1種類の有機官能基により変性されていても構わないし、2種以上の有機官能基により変性されていてもよい。
(B)成分としては、(A)成分を消臭対象物へ浸透させる効果をより高められることから、ポリエーテル変性シリコーンが好ましい。
≪ポリエーテル変性シリコーン≫
好ましいポリエーテル変性シリコーンとしては、下記一般式(b1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2013215477
(b1)式中、R10は水素又は炭素数1〜3の1価の炭化水素基である。p、q、s及びtは各ユニットの平均付加モル数を表す。pは1〜50、好ましくは3〜30、さらに好ましくは7〜20である。qは0〜20、好ましくは0〜10、さらに好ましくは0〜5である。sは1〜400である。tは1〜40、好ましくは2〜30、さらに好ましくは3〜20である。なお、(b1)式中における繰り返し単位の重合形態はランダム付加又はブロック付加のどちらでもよい。
前記(b1)で示されるポリエーテル変性シリコーンは、Si−H基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、ポリオキシアルキレンアリルエーテルとを付加反応させる等の従来公知の方法により製造することができる。
ポリエーテル変性シリコーンにおける1分子当たりのポリオキシエチレン基の割合は、好ましくは20〜80質量%、より好ましくは25〜80質量%、さらに好ましくは35〜80質量%、特に好ましくは50〜80質量%である。適度に親水基を有することで、(A)成分の浸透性をより高められ、消臭効果の速効性をより高められる。
また、ポリエーテル変性シリコーンにおける親水親油バランスは、「HLB」で表すことができる。本稿の「HLB」は、「[シリコーン化合物中のポリオキシエチレン基の質量%]÷5」で算出される値である。
このようなポリエーテル変性シリコーンとしては、例えば、東レ・ダウコーニング株式会社製のSH3771M(HLB=13)、SH3772M(HLB=6)、SH3773M(HLB=8)、SH3775M(HLB=5)が挙げられ、中でも、SH3771M、SH3772M、SH3773Mが好ましく、SH3771M、SH3773Mがより好ましく、SH3771Mがさらに好ましい。
消臭剤中の(B)成分の含有量は、消臭剤の剤形等を勘案して決定される。例えば、消臭剤がストレート型の液体製剤である場合、消臭剤中の(B)成分の含有量は、0.01〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましく、0.01〜1質量%がさらに好ましく、0.05〜0.5質量%が特に好ましい。上記下限値以上であれば、消臭対象物への(A)成分の浸透性をより高められ、上記上限値以下であれば、液安定性を高められる。
消臭剤中、(A)成分/(B)成分で表される質量比(以下、A/B比ということがある)は、0.002〜500が好ましく、0.2〜100がより好ましく、0.1〜50がさらに好ましい。A/B比が上記下限値以上であれば、消臭効果をより高められる。A/B比が上記上限値以下であれば、消臭効果の速効性をより高められる。
<(C)成分>
本発明の消臭剤は、(C)成分:尿素、尿素の複塩及び尿素の誘導体から選択される1種以上を含有してもよく、(C)成分としては、尿素が好ましい。(A)成分は、消臭剤が液体製剤である場合、その外観を黄変させたり、接触させた繊維製品を黄変させたりすることがある。そこで、(C)成分を添加することにより、(A)成分に起因する黄変を防止することができる。
尿素の複塩としては、HNO・CO(NH、HPO・CO(NH、H・2CO(NH、Ca(NO・4CO(NH、CaSO・4CO(NH、Mg(NO・CO(NH・2HO等が挙げられる。
尿素の誘導体としては、下記一般式(c1)で表されるものが挙げられる。
Figure 2013215477
[(c1)式中、Rは、メチル基、エチル基、又は炭素数1〜2のヒドロキシアルキル基である。R、R及びRは、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基である。]
前記(c1)式で表される化合物としては、1,3−ジメチル尿素、N−(2−ヒドロキシエチル)尿素等が挙げられ、中でも1,3−ジメチル尿素が好ましい。
これらの(C)成分は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
消臭剤中の(C)成分の含有量は、0.01〜5質量%が好ましく、0.05〜3質量%がより好ましく、0.1〜2質量%がさらに好ましい。上記範囲内であれば、消臭剤の外観の黄変を効果的に抑制できる。上記下限値未満では、黄変抑制効果が不十分になるおそれがあり、上記上限値超では、液体製剤とした場合、保存中に分解物としてアンモニアが発生しやすくなり、臭気が問題となることがある。
<任意成分>
本発明の消臭剤は、(A)〜(C)成分以外に、任意成分を含有できる。任意成分としては、4級アンモニウム化合物、非イオン性界面活性剤、溶媒、水溶性溶剤等が挙げられる。
≪4級アンモニウム化合物≫
4級アンモニウム化合物としては、下記一般式(d1)で表される化合物が挙げられる。4級アンモニウム化合物を含有することで、消臭剤が消臭対象物に付着しやすくなり、消臭効果をさらに高められる。
Figure 2013215477
(d1)式中、R40〜R43は、互いに同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子又は炭素数1〜14の炭化水素基である。R40〜R43が炭化水素基である場合、直鎖もしくは分岐アルキル基又はアルケニル基であり、炭素数8〜12が好ましい。この炭化水素基は、酸素やベンゼン環を含んでいてもよい。
Xは、Cl、Br、CHSO又はCSOである。
前記(d1)式で表される化合物としては、例えば、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられ、中でも、消臭効果のさらなる向上を図る観点からは塩化ジデシルジメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライドが好ましい。これらの4級アンモニウム化合物は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
消臭剤中の4級アンモニウム化合物の含有量は、消臭剤の剤形等を勘案して決定され、ストレート型の液体製剤であれば、例えば、0〜20質量%の範囲で適宜決定され、0.01〜20質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。上記上限値以上としても、さらなる効果の向上が図れないおそれがあるためである。
≪非イオン性界面活性剤≫
消臭剤は、非イオン性界面活性剤を含有することで、液体製剤における各成分の分散安定性を高めることができる。
本発明において使用できる非イオン性界面活性剤としては、炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシエチレン基の平均付加モル数が10〜100モルであるポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルキル(C1〜3)エステルや、オキシエチレン基の平均付加モル数が10〜100モルであるポリオキシエチレンアルキルアミン、炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基を有するアルキルポリグルコシド、オキシエチレン基の平均付加モル数が20〜100モルである硬化ヒマシ油等が挙げられる。中でも、炭素数10〜14のアルキル基を有し、オキシエチレン基の平均付加モル数が5〜20モルのポリオキシエチレンアルキルエーテル、オキシエチレン基の平均付加モル数が30〜50モルである硬化ヒマシ油が好ましい。
消臭剤中の非イオン性界面活性剤の含有量は、消臭剤の剤形等を勘案して決定され、ストレート型の液体製剤であれば、0.01〜5質量%が好ましく、0.1〜3質量%がより好ましい。上記範囲内であれば、消臭剤の分散安定性を高めることができる。
≪水溶性溶剤≫
水溶性溶剤としては、消臭剤に一般的に使用されているものを使用することができる。「水溶性溶剤」とは任意の比率で水と混ぜて透明に混ざるものを指す。例えば、エタノール、イソプロパノール等の炭素数2〜3の1級アルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等の炭素数2〜6のグリコール類;及びグリセリン、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等の炭素数3〜8の多価アルコール類等が挙げられる。消臭剤の香気に及ぼす影響や価格の点から、エタノール、グリセリン、ジエチレングリコールモノブチルエーテルが好ましい。
ストレート型の液体製剤中の水溶性溶剤の含有量は、5〜30質量%が好ましく、10〜20質量%がより好ましい。上記下限値未満では、消臭対象物に接触させた後、乾燥するまで時間がかかることがある。上記上限値超では、使用場所等が制限されるおそれがある。
上述した任意成分以外の成分としては、キレート剤、再汚染防止剤、高分子、防腐剤、抗菌剤、防カビ剤、忌避剤、天然物等のエキス、分散剤、色素、酸化防止剤、増粘剤、減粘剤、紫外線吸収剤等、従来の消臭剤に用いられるものであればよい。本発明における上記のその他の成分の配合量は、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。
消臭対象物での微生物の増殖を抑制し、不快な臭気の発生を抑制する観点から、有機系防菌防黴剤、無機系防菌防黴剤を用いることができる。有機系防菌防黴剤としては、アルコール系、フェノール系、アルデヒド系、カルボン酸系、エステル系、エーテル系、ニトリル系、過酸化物・エポキシ系、ハロゲン系、ピリジン・キノリン系、トリアジン系、イソチアゾロン系、イミダゾール・チアゾール系、アニリド系、ビグアナイド系、ジスルフィド系、チオカーバメート系、糖質系、トロポロン系、有機金属系のものが含まれる。また、無機系防菌防黴剤としては、金属酸化物、銀系が含まれる。
また、例えば、イソプロピルメチルフェノール等の抗菌剤又は除菌剤をストレート型の液体製剤中に0.05〜1質量%の範囲で配合することが好ましい。
消臭剤に含まれる各成分の保存安定性を高めるために、pH調整剤を用いてもよい。酸としては、例えば、塩酸、硫酸等の無機酸、酢酸、クエン酸等のカルボン酸が挙げられる。アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属塩、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられる。
消臭剤は、それ自体又は消臭剤により処理された消臭対象物に香り付けをするために、香料を含有してもよい。香料としては、本発明の分野において通常使用されているいかなる香料も使用でき、例えば特開2008−7872号公報に記載されているような香料成分、溶剤、安定化剤を含有する香料組成物が挙げられる。ストレート型の液体製剤中の香料組成物の含有量は、例えば、0.005〜5質量%とされ、香り付けの効果と経済性の観点から、0.01〜1質量%が好ましい。
(製造方法)
本発明の消臭剤は、剤形に応じた常法により製造される。
例えば、水溶性溶剤に、(B)成分を添加して混合後、一部の水を添加する。次いで(A)成分と必要に応じて(C)成分を添加し、混合する。その後、必要に応じてpH調整剤を用いてpHを調整した後、残りの水を添加して液体製剤である消臭剤を製造できる。
また、任意の量の水に全ての成分を一時に投入し、攪拌して、液体製剤としてもよい。
得られた消臭剤は、その剤形に応じた容器に収納された消臭剤製品として、流通される。
例えば、ストレート型の液体製剤を収納する容器としては、エアゾールスプレー容器、トリガースプレー容器(直圧型あるいは蓄圧型)、ディスペンサースプレー容器等のスプレー容器や、ボトル容器や詰替え用のスタンディングパウチ等、消臭剤の容器として従来公知のものが挙げられる。
エアゾールスプレー容器としては、特開平9−3441号公報、特開平9−58765号公報等に記載されているものが挙げられる。また、噴射剤としてはLPG(液化プロパンガス)、DME(ジメチルエーテル)、炭酸ガス、窒素ガス等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよく、2種以上が混合されて使用されてもよい。
トリガースプレー容器としては、特開平9−268473号公報、特開平10−76196号公報等に記載のものが挙げられる。
ディスペンサースプレー容器としては、特開平9−256272号公報等に記載のものが挙げられる。
スタンディングパウチとしては、特開2000−72181号公報に記載のものが挙げられ、例えば、内層に100〜250μmの線状低密度ポリエチレン、外層に15〜30μmの延伸ナイロンを用いた二層構造のスタンディングパウチ、又は内層に100〜250μmの線状低密度ポリエチレン、中間層に15μmの延伸ナイロン、外層に15μmの延伸ナイロンを用いた三層構造のスタンディングパウチが保存安定性の点から好ましい。
濃縮型の液体製剤を収納する容器としては、スタンディングパウチやプラスチック製のボトル容器等が挙げられる。
(使用方法)
本発明の消臭剤の使用方法(消臭方法)は、消臭剤を消臭対象物に接触させるものである。
消臭対象物としては、特に限定されず、Yシャツ、Tシャツ、ポロシャツ、ブラウス、チノパン、スーツ、スラックス、スカート、ソファ、枕カバー、シーツ、布製の靴、トイレマット、カーテン、絨毯等の繊維製品;皮製品;床、壁等の硬質面等が挙げられ、中でも繊維製品が好ましい。本発明の消臭剤は、繊維同士の間に浸透しやすいため、繊維製品用の消臭剤として好適である。
繊維製品の素材は、特に限定されず、例えば、綿、ウール、麻等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維、アセテート等の半合成繊維、レーヨン、テンセル、ポリノジック等の再生繊維及びこれら各種繊維の混紡品、混織品、混編品等が挙げられる。
消臭方法としては、例えば、固体製剤を水に溶解したり濃縮型の液体製剤を任意の濃度に希釈した希釈製剤又はストレート型の液体製剤を消臭対象物に塗布したり、希釈製剤又はストレート型の液体製剤に消臭対象物を浸漬したりし、その後、消臭対象物を風乾する等して乾燥する方法が挙げられる。中でも、家庭で消臭する際の操作の簡便性や、必要量の消臭剤を臭気が気になる部分にのみ作用させられるという経済性の点から、消臭剤をスプレー容器に収納し、消臭対象物に噴霧する方法が好ましい。
希釈製剤のpHは、4〜11が好ましく、7〜10がより好ましく、7〜9がさらに好ましい。上記下限値以上であれば、消臭効果をより高められ、上記上限値以下であれば、取り扱いが容易である。
希釈製剤の粘度は10mPa・s以下が好ましく、5mPa・s以下がより好ましい。上記上限値以下であれば、消臭対象物に消臭剤を噴霧するのが容易である。
希釈製剤中の(A)成分の含有量は、0.01〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましく、0.05〜2質量%がさらに好ましく、0.1〜1質量%が特に好ましい。上記下限値以上であれば、消臭効果のさらなる向上を図れる。上記上限値以下であれば、液体安定性が高まると共に、(A)成分の繊維製品への浸透性が高まって、消臭効果の速効性をより高められる。
消臭対象物へ消臭剤を噴霧する場合、その噴霧量は、消臭対象物の種類や付着した臭気の強度等に応じて適宜決定され、例えば、消臭対象物が繊維製品であれば、噴霧した領域における繊維製品の質量に対して好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上、さらに好ましくは20質量%以上とされる。上限は好ましくは100質量%以下、より好ましくは80質量%以下、さらに好ましくは50質量%以下である。噴霧量がこの範囲内にあると、消臭効果及び経済性に優れるので好ましい。
上述したように、本発明によれば、(A)成分と(B)成分とを含有するため、消臭対象物の汗臭に対し、消臭効果及びその速効性に優れる。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。
(使用原料)
<(A)成分>
A−1:トリアミン(ライオンアクゾ株式会社製、商品名:トリアミンY−12D)。
A−2:デュオミン(ライオンアクゾ株式会社製、商品名:デュオミンCD)。(a1)式におけるn=3、R=ヤシ油由来(炭素数12,14)のアルキル基、R=水素原子。
<(A’)成分:(A)成分の比較品>
A’−1:シクロデキストリン(関東化学株式会社製、試薬特級、AI=100質量%)。
A’−2:ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド(川研ファインケミカル株式会社製、商品名:ソフタゾリンLAO、AI=30質量%)。
A’−3:トリスヒドロキシメチルアミノメタン(関東化学株式会社製、試薬)
<(B)成分>
B−1:(b1)式で表されるポリエーテル変性シリコーン(東レ・ダウコーニング株式会社製、商品名:SH3771M)。1分子当りのポリオキシエチレン基=65質量%、HLB=13のもの。
B−2:(b1)式で表されるポリエーテル変性シリコーン(東レ・ダウコーニング株式会社製、商品名:SH3773M)。1分子当りのポリオキシエチレン基=40質量%、HLB=8のもの。
B−3:(b1)式で表されるポリエーテル変性シリコーン(東レ・ダウコーニング株式会社製、商品名:SH3775M)。1分子当りのポリオキシエチレン基=25質量%、HLB=5のもの。
B−4:ポリエーテル変性シリコーン。下記合成例で合成されたもの。(b1)式中、s=210、t=9、p=10、q=0、R10=CH、1分子当りのポリオキシエチレン基=20質量%のもの。
≪合成例≫ B−4の合成
攪拌装置、凝縮機、温度計及び窒素挿入口を備えた1Lの4つ口フラスコに、(CHSiO{(CHSiO}210{(CH)HSiO}Si(CH(オルガノハイドロジェンポリシロキサン)を100g、イソプロピルアルコールを50g、CH=CHCHO(CO)10CH(ポリオキシエチレン化合物)を11g、付加反応用触媒塩化白金酸を0.2g、2質量%酢酸ナトリウムのイソプロピルアルコール溶液を0.3g投入して、これらを窒素雰囲気下、90℃で3時間反応させた。反応終了後、溶媒を減圧留去することにより前記B−4のポリエーテル変性シリコーンを得た。
B−5:アミノ変性シリコーン(東レ・ダウコーニング株式会社、商品名:SM8904)。
B−6:ジメチルシリコーンエマルション(東レ・ダウコーニング株式会社、商品名:BY22−080)。
<(C)成分>
C−1:尿素(特級、純正化学株式会社製)。
C−2:1,3−ジメチル尿素(東京化成工業株式会社製)。
<その他の原料>
≪pH調整剤≫
0.1N硫酸:関東化学株式会社製。
1N硫酸:関東化学株式会社製。
2N硫酸:関東化学株式会社製。
0.1N水酸化ナトリウム:関東化学株式会社製。
≪水溶性溶剤≫
エタノール:合成エタノール95%(日本アルコール販売株式会社製)。
(評価方法)
<消臭効果>
≪試験用布の前処理≫
試験用布として、市販の肌シャツ(綿100%、白色、丸首、BVD社製)を用いた。家庭用の二槽式洗濯機(VH−30S、東芝株式会社製)に20℃の水道水30Lを入れ、ここに市販の衣類用粉末洗剤(消臭ブルーダイヤ(商品名)、ライオン株式会社製)15gを加え、よく分散させた後、試験用布5枚を投入し、15分間洗浄した。洗剤液を排水後、試験用布を脱水機で1分間脱水し、20℃の水道水30Lで3分間濯ぐという脱水・濯ぎ工程を2度行なった後、3分間脱水しハンガーで吊り干しにて一晩風乾した。
≪評価方法≫
[弱い汗臭の消臭効果]
40歳代の男性1名が、前処理を施した試験用布を着用し、晴天時にマラソンを30分間行った。マラソン後に試験用布を回収し、背中部分及び前部分からそれぞれ7cm×7cm(0.85g/枚)を27枚採取した(試験用布の採取処理)。採取した試験用布を弱い汗臭のモデル試験用布とした
モデル試験用布に対し、各例の消臭剤をディスペンサースプレー容器(「スタイルガード しわもニオイもすっきりスプレー」(ライオン株式会社製)用の容器)を用いて0.2g/枚噴霧し、噴霧5分後に、10人のパネラーにより以下に示す評価基準で臭気の評価を行った。10人のパネラーの点数の平均が3点未満のものを合格とした。平均値が低いほど、消臭効果が高いと評価できる。
・評価基準
5点:汗臭が非常に強い。
4点:汗臭がかなりある。
3点:汗臭がわかる。
2点:汗臭がややわかる。
1点:汗臭がかすかにわかる。
0点:まったく汗臭がしない。
[強い汗臭の消臭効果]
上記の[弱い汗臭の消臭効果]と同様にして、試験用布を27枚採取し、採取した試験用布をチャック付きポリ袋に入れ一晩放置し、これを強い汗臭のモデル試験用布とした。弱い汗臭のモデル試験用布を強い汗臭の試験用布に換えた以外は、[弱い汗臭の消臭効果]と同様にして消臭効果を評価した。
[黄変抑制の評価]
上記の[弱い汗臭の消臭効果]を評価した後(即ち、弱い汗臭のモデル試験用布に各例の消臭剤を噴霧した後)、モデル試験用布を室温で3日間保管した。10人のパネラーが、保管後のモデル試験用布の外観を以下の基準で目視評価した。10人のパネラーの点数の平均値が低いほど、黄変が抑制されていると評価できる。
・評価基準
3点:はっきりと黄変している。
2点:やや黄変している。
1点:わずかに黄変している。
0点:変色が認められない。
(実施例1〜22、比較例1〜5)
表1〜3の組成に従い、300mLビーカーにエタノールを入れ、次いで、(B)成分を入れ、マグネットスターラー(MITAMURA KOGYO INC.製)を用いて攪拌した。続いて、(A)成分あるいは(A’)成分、及び(C)成分を加え、攪拌しながら全体量が80質量%になるようにイオン交換水を加え、さらによく攪拌して混合溶液とした。
表中に示したpHとなるようにpH調整剤(水酸化ナトリウム又は硫酸)を適量添加し、全体量が100質量%になるように残りのイオン交換水を加えて、各例の消臭剤を得た。得られた消臭剤について、消臭効果及び黄変抑制を評価し、その結果を表中に示す。
pHは、pHメーター(pHメーター型番:F−52、pH電極型式:9611、株式会社堀場製作所製)を用い、25℃に調温した試料にpHメーターの電極を入れ、2分後の値を読み取ることにより測定された値である。
なお、表中、各成分の含有量は、純分換算値である。
また、pH調整剤の含有量を示す「適量」とは、消臭剤を表中に示すpHに調整するために添加した硫酸及び/又は水酸化ナトリウムの総量を示す。イオン交換水の含有量を示す「バランス」は、最終調製物である消臭剤の総量が100質量%となるように加えた量を示す。pH調整剤の総添加量は、0.5質量%以下であった。
Figure 2013215477
Figure 2013215477
Figure 2013215477
表1〜3に示すように、本発明を適用した実施例1〜22において、弱い汗臭に対する消臭効果及び強い汗臭に対する消臭効果は3点未満であった。即ち、実施例1〜22は、モデル試験用布に噴霧後、5分間という短時間で優れた消臭効果を発揮できるものであった。
加えて、(C)成分を含有する実施例1〜18、20〜22は、(C)成分を含有しない実施例19に比べて、モデル試験用布の黄変を良好に抑制できていた。
一方、(A)成分に換えて(A’)成分を含有する比較例1〜3、(A)成分を含有しない比較例4、(B)成分を含有しない比較例5は、いずれも消臭効果が3点以上であった。
これらの結果から、本発明を適用することで、消臭効果及びその速効性に優れた消臭剤を得られることが判った。

Claims (4)

  1. (A)成分:下記一般式(a1)で表される化合物と、(B)成分:シリコーン化合物とを含有する消臭剤。
    Figure 2013215477
    [(a1)式中、nは2〜6の整数であり、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、Rは水素原子、炭素数8〜18のアルキル基、又は(CHNHである。mは2〜6の整数である。]
  2. 前記(A)成分/前記(B)成分で表される質量比は、0.002〜500である請求項1に記載の消臭剤。
  3. さらに、(C)成分:尿素、尿素の複塩及び尿素の誘導体から選択される1種以上を含有する請求項1又は2に記載の消臭剤。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の消臭剤が容器に収納されてなる消臭剤製品。
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