JP3771088B2 - 消臭剤物品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は空間や繊維製品の消臭に対して好適な消臭剤物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
空間に存在する臭い物質は衣料やカーペット等に付着し悪臭の原因となる。このような悪臭を除去する方法として特表平10−505257号公報に消臭源に消臭剤をスプレーする方法が開示されている。しかしながら、これらは、使用当初は消臭効果が得られるが、その効果が持続しないという問題があった。
【0003】
従って本発明の目的は、臭気源に噴霧することにより高い消臭効果があり、しかも持続性に優れるスプレー消臭剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、消臭基剤と重量平均分子量2,000〜6,000,000の水溶性高分子化合物0.001〜0.5重量%と水とを含有する液体消臭剤をスプレー容器に充填してなる消臭剤物品を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
<液体消臭剤>
(1)水溶性高分子化合物
本発明では重量平均分子量2,000〜6,000,000の水溶性高分子化合物を使用する。このような高分子化合物は20℃のイオン交換水100gに1g以上溶解するものであり、具体的には水溶性天然高分子化合物及びその誘導体、不飽和カルボン酸重合体、ポリビニルアルコール、ポリアルキレングリコールを挙げることができる。水溶性天然高分子化合物及びその誘導体としてはアラビアゴム、カラーギナン、グアガム、デンプン、キサンタンガム、エチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化セルロース、カチオン化デンプン、アルギン酸ナトリウム、カチオン化グアガムなどを挙げることができ、これらの中でも特にエチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化セルロース、カチオン化デンプンが好ましい。また、分子量は2,000〜2,000,000、特に5,000〜1,000,000のものが良好である。不飽和カルボン酸重合体としては、分子量100,000〜6, 000,000、特に500,000〜3,000,000のポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリマレイン酸塩、あるいはこれらの共重合体が好ましい。また、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸と共重合可能な不飽和化合物と共重合していても差し支えない。ポリビニルアルコールとしては、分子量5,000〜500,000、特に10,000〜300,000のものが良好であり、鹸化度は75〜100モル%、特に80〜99モル%のものが好ましい。また、ビニルアルコールと共重合可能な不飽和化合物と共重合していても差し支えない。ポリアルキレングリコールとしては、分子量2,000〜50,000、好ましくは5,000〜40,000のポリエチレングリコール、ポリプロピレングルコールあるいはエチレンオキシドとプロピレンオキシドのランダム付加物もしくはブロック付加物を挙げることができる。また、炭素数8〜20、好ましくは10〜18、平均付加モル数50〜500、好ましくは100〜300のポリオキシエチレンアルキルエーテルや、これをさらにジエポキシドで架橋した化合物も有用である。
【0006】
なお、本発明において、これら高分子化合物の「分子量」は、「重量平均分子量」であり、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)によりポリエチレングリコールを標準として求めたものをいう。
【0007】
本発明では、これら水溶性高分子化合物の中でも水溶性天然高分子及びその誘導体が好ましく、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化セルロース、カチオン化デンプンが特に好ましい。
【0008】
本発明では、消臭効果の持続性の点から、このような水溶性高分子化合物を液体消臭剤中に0.001重量%〜0.5重量%、特に0.005〜0.1重量%配合するのが好ましい。また、該液体消臭剤の20℃における粘度が1〜10mPa・s、好ましくは2〜8mPa・sになるように添加されることが望ましい。なお、粘度はJIS K 7117記載の方法によって測定することができる。
【0009】
(2)消臭基剤
本発明の消臭基剤としては、臭気源をマスキング又は相殺することにより消臭するマスキング性(ないし相殺性)消臭基剤、臭気化合物を包接することにより消臭する包接性消臭基剤、又は臭気化合物を吸着することにより消臭する吸着性消臭基剤等が挙げられる。一般に、マスキングは、中和や二重結合による反応等の化学反応による方法と臭覚に刺激を与える方法による行われる。合成香料、天然香料等の香料成分は、これらのいずれかもしくは両方の方法で消臭効果を発現する。また、フラボノイド、亜鉛化合物等は、臭気化合物と反応することにより消臭効果を発現する(以下、このような消臭基剤を反応性消臭基剤という)。本発明の消臭基剤は、これらの方法により消臭効果を発現するものに限定されず、また複数の機能を持つものでもよい。例えば、香料としての植物精油等の天然由来の混合物には、臭覚に刺激を与えることによる消臭と臭気化合物との反応による消臭との両方の機能を兼ね備えるものがある。
【0010】
香料成分は、メチルイオノン、サリチル酸ヘキシル、イオノン、ヘディオン、フェノキシエタノール、アンバーコア、セドリルメチルエーテル、シネオール、カンファー、ピネン、リモネン、リナロール、酢酸リナロール、ネロール、酢酸ネリル、カルバクロール、チモール、シトロネロール、シトラール、ゲラニオール、サンタロール、ボルネオール、カルボン、酢酸ベンジル、オイゲノール、セドレン、酢酸ボルニル、メントール、メントン、メチルチャビコール、サイメン、プレゴール、アネトール、ツヨンから選ばれる1種以上の香料成分を用いることが好ましい。また、天然の香料成分として、セージオイル、タイムオイル、バジルオイル、ペパーミントオイル、ハッカオイル、ローズマリーオイル、ユーカリプタスオイル、マジョラムオイルセージ等を挙げることができる。香料成分を配合する場合は、液体消臭剤中に0.001〜1重量%、特に0.005〜0.5重量%配合するのが好ましい。その他に、松、ヒバ、桧、杉、茶、山茶花、桃等の植物抽出エキスを香料成分と同様にして用いてもよい。
【0011】
反応性消臭基剤としては、フラボノイド、亜鉛化合物が挙げられる。フラボノイドは、カルコン、フラバノン、フラバノール、フラボン、フラボノール、イソフラボンまたはカテキンが有用である。フラボノイドを消臭基剤として用いる場合は、液体消臭剤中に好ましくは0.001〜1重量%、特に好ましくは0.005〜0.5重量%配合するのが、消臭効果の点で望ましい。亜鉛化合物としては、塩化亜鉛、亜鉛石けん等が挙げられる。亜鉛化合物を消臭基剤として用いる場合は、液体消臭剤中に0.001〜2重量%、特に0.005〜1重量%配合するのが好ましい。
【0012】
本発明では、上記以外の反応性消臭基剤として、消臭基剤として炭素数8〜18のアルキル基を少なくとも1つ有する4級アンモニウム塩又はアミンオキシドを使用することも可能である。これらの化合物の中でも特に下記一般式(I)の4級アンモニウム塩及び一般式(II)又は(III) のアミンオキシドが好ましく、一般式(III) のアミンオキシドが消臭効果の点で最も優れている。
【0013】
【化1】
【0014】
〔式中R1 は炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、R2 、R3 、R4 は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、R5 は炭素数1〜5のアルキレン基である。Yは−CONR6 −、−NR6 CO−、−COO−、−OCO−から選ばれる連結基である。ここで、R6 は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基である。X- はハロゲン、炭素数1〜14の脂肪酸、炭素数1〜3の低級アルコールの硫酸エステルに由来する陰イオン基を示す。〕
上記4級アンモニウム塩又はアミンオキシドを消臭基剤として使用する場合は、消臭効果、持続性及び衣料の風合いの点から液体消臭剤に0.1〜2.0重量%、特に0.2〜1.5重量%配合することが好ましい。
【0015】
更に、反応性の消臭基剤の一つとして、臭気化合物であるアミンや硫化物を中和することにより揮発性を低減させ消臭するものが挙げられる。このような消臭基剤は、液体消臭剤1000mlを25℃でpH10にするために必要なN/10NaOH水溶液が10〜200ml及び25℃でpH7にするために必要なN/10H2 SO4 水溶液が20〜500mlとなるようなpH変動抑制能を液体消臭剤に付与する一種以上の化合物が用いられる。具体的には、乳酸、グルコン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、リンゴ酸、酒石酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クエン酸、フタル酸、酢酸、安息香酸、サリチル酸、ジエチルバルビツル酸の他、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、セリン、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸等の有機酸又はそれらの塩、りん酸、ホウ酸、塩酸等の無機酸又はそれらの塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メチルモノエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン等のアミン類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基等を使用することができる。これらの中でも特にりん酸、塩酸、クエン酸、コハク酸から選ばれる酸と、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン、メチルモノエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムから選ばれる塩基との組み合わせが、より効果的な消臭効果を得ることができるため好ましい。
【0016】
液体消臭剤に上記pH変動抑制能を与える化合物は、上記のpH変動抑制能を満たすよう、液体消臭剤に0.01〜3.0重量%、特に0.05〜2.0重量%配合するのが好ましい。また、20℃におけるpHを7.5〜9.5、好ましくは7.5〜9.0に調整することが望ましい。
【0017】
包接性の消臭基剤としては、シクロデキストリン等の包接化合物が挙げられる。包接化合物を消臭基剤として用いる場合は、液体消臭剤中に好ましくは0.05〜5重量%、より好ましくは0.1〜3重量%含有される。また、吸着性の消臭基剤としては、タルク等が挙げられる。
【0018】
本発明では、消臭基剤として上記4級アンモニウム塩又はアミンオキシドを使用するか、あるいは液体消臭剤にpH変動抑制能を与える化合物を配合することが好ましく、特に両者を併用することが消臭効果及び効果の持続性の点で好ましい。
【0019】
(3)その他の成分
本発明では、処理後の繊維製品からの液体消臭剤を揮発しやすくさせ、乾燥しやすくさせるために、エタノールを液体消臭剤中に好ましくは1〜10重量%、より好ましくは2〜8重量%配合する。エタノールは変性エタノールを使用することができ、特に8−アセチル化蔗糖変性エタノール又はポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム変性エタノールを用いることが好ましい。
【0020】
本発明の液体消臭剤には、上記上記4級アンモニウム塩又はアミンオキシド以外に布への浸透性を高める目的で炭素数8以上、特には炭素数8〜22のアルキル基またはアルケニル基を有する陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤を配合することができるが、これら界面活性剤の多量の配合は、消臭基剤の作用を阻害するため、配合量は、2重量%以下が好ましく、特に1 重量%以下が好ましい。
【0021】
さらに本発明の効果に影響を与えない添加剤を配合しても差し支えない。例えば可溶化剤として、イソプロパノール等の低級アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール類、p−トルエンスルホン酸塩、m−キシレンスルホン酸塩等の芳香族スルホン酸塩類が挙げられる。また、色素、増粘剤などを所望により添加してもよく、エタノールの含有量が少なく、抗菌性が懸念される場合は防腐・防黴剤を含有することが好ましい。
【0022】
また、本発明に用いられる液体消臭剤は、好ましくは80〜99重量%、より好ましくは90〜96重量%の水を含有する。また、使用する水は重金属や硬度成分を除去した精製水、特にイオン交換水を使用することが好ましい。
【0023】
<スプレー容器>
本発明で使用するスプレー容器は、液体を微粒子に噴霧することが出来るスプレイヤー部と、液体を充填する容器部から構成されるものであり、一般的に知れているものを使用することができる。該容器のスプレイヤー部としては、トリガー式のものが好ましく、特に1 回のストロークで0.2g〜0.7g、好ましくは0.25〜0.5g噴出するものが良好である。また、対象物から15cm離れた場所から噴霧したとき、1 回のストロークで布に該液体消臭剤が付着する面積は100〜800cm2 、好ましくは150〜600cm2 になる容器が好ましい。特に実開平4−37554号公報に開示されているような蓄圧式トリガーを用いると特に良好である。容器部の容量は、使用用途や形態目的等によって好ましい容量が決められるが、通常は片手で保持可能な容量が好ましい。
【0024】
【実施例】
<高分子化合物>
・化合物A:ヒドロキシエチル化セルロース〔分子量40,000のセルロースとエピクロルヒドリンとの反応で製造したもの、置換度(糖骨格1分子にエピクロルヒドリンが付加した分子数を示す。最大は3である)1.3、水への溶解度1g/100g以上〕
・化合物B:ポリアクリル酸(分子量1,250,000、水への溶解度1g/100以上)
・化合物C:ポリビニルアルコール(分子量78000、鹸化度88モル%、水への溶解度1g/100g以上)
・化合物D:セチルアルコールにエチレンオキシドを200モル付加したものをさらにビニルシクロヘキセンジオキシドと反応させたもの(分子量25000、水への溶解度1g/100g以上)
なお、これらの分子量はGPCにより分析を行った。分子量はすべてポリエチレングリコールを標準として求めた。
【0025】
<消臭基剤>
・a−1:アミドプロピルアミンオキシド(ラウリン酸とジメチルアミノプロピルアミンとのアミド化物を過酸化水素により反応させて得たもの)
・a−2:ジメチルラウリルアミンオキシド(アンヒトール20N 花王株社製)
・a−3:Q−40ES(N- テトラデシル- N,N- ジメチル- N- エチル4級アンモニウムエチルサルフェート)
・a−4:カテキン
・a−5:γ―メチルイオノン
・a−6:りん酸2水素ナトリウム
<その他成分>
・b−1:エタノール。
【0026】
実施例1
上記成分を用いて表1に示す液体消臭剤を調製し、下記のトリガー式スプレー容器に充填して、スプレー式消臭剤物品を得た。下記に示す消臭対象物を用いて、下記に示す消臭方法にて処理した後の消臭性能を調べた。また、消臭対象物を下記消臭方法で処理した後、室内で24時間陰干しした後の消臭性能を調べた。さらに下記に示すスプレー性を評価した。これらの結果を表1に示す。
【0027】
<スプレー式消臭剤物品>
市販のトリガー式スプレー容器(花王株社製アイロン用スムーザー400mlの中身を抜いた手動式スプレー容器を匂いが無くなるまで洗浄し、自然乾燥させたもの)に表1の液体消臭剤を400ml入れ、実験に供した。このトリガー式スプレー容器は1回のストロークで液体消臭剤は0.3g噴出し、地面に垂直に置いた布(木綿金布#2003)に15cm離れた場所からスプレーしたときの液のかかる面積が415cm2 であった。
【0028】
<消臭性能の評価>
1.消臭対象物の調製
1−1.たばこ臭衣料の調製
5m×5mの密閉された喫煙室の1方の壁に1m×1mの木綿金布2003#を床から布の上辺までの高さが3mになるように床に対して垂直になるように吊るした。2時間の間に10人の男性が上記喫煙室で3本づつのたばこを喫煙した。
【0029】
その後、上記布を20×20cmの試験片として実験に供した。
【0030】
1−2.汗臭衣料の調製
10人の男性が24時間着用した肌着(グンゼ製半袖アンダーシャツ、グンゼYG)を、ビニール袋に入れ、室温で3日間熟成させた。その後、背中部分を20×20cmに切断し、試験片として実験に供した。
【0031】
2.消臭方法
上記消臭対象物を地面に対して垂直に吊るし、上記トリガー式スプレーにより対象物から15cm離れた場所から2回吹き付け、直後の臭いと24時間放置後の臭いを下記の基準で評価した。
【0032】
3.消臭性能評価
30歳代の男性及び女性10人(各5人ずつ)のパネラーに消臭対象物の臭いを嗅いでもらい、下記の六段階臭気強度表示法で評価し、平均点を求めた。平均点0以上1.0未満を◎、1.0以上2.0未満を○、2.0以上3未満を△、3以上5以下を×として評価した。表1に結果を示す。
0:無臭
1:何の臭いか分からないが、ややかすかに何かを感じる強さ(検知閾値のレベル)
2:何の臭いか分かる、容易に感じる弱い臭い(認知閾値のレベル)
3:明らかに感じる臭い
4:強い臭い
5:耐えられないほど強い臭い
<スプレー性の評価>
縦70cm×横70cmの木綿金布#2003の重量を測定し、これを地面に対して垂直になるように吊るした。また、液体消臭剤の入ったスプレー容器の全重量を測定した。布から15cm離れた場所から20回スプレーし、スプレー容器の重量減少量に対する布の重量増加量の比率を重量%で示した。100%に近いほど、付着量が多く、スプレー性が良好であることを意味する。
【0033】
【表1】
【0034】
液体消臭剤1000mlを25℃でpH10にするために必要なN/10NaOH水溶液の量は、実施例1が22ml、実施例6が25ml、比較例2が21ml、その他が10ml未満であり、また、液体消臭剤1000mlを25℃でpH7にするために必要なN/10H2 SO4 水溶液の量は、実施例1が136ml、実施例6が145ml、比較例2が135ml、その他が20ml未満であった。
Claims (4)
- 炭素数8〜18のアルキル基を少なくとも1つ有する4級アンモニウム塩又はアミンオキシドから選ばれる消臭基剤と重量平均分子量2,000〜6,000,000の水溶性高分子化合物0.001〜0.5重量%と水とを含有する液体消臭剤をスプレー容器に充填してなる消臭剤物品。
- 液体消臭剤の20℃における粘度が1〜10mPa・sである請求項1記載の消臭剤物品。
- 消臭基剤が、下記一般式(I)の4級アンモニウム塩及び一般式 (II) 又は (III) のアミンオキシドから選ばれる請求項1又は2記載の消臭剤物品。
- 液体消臭剤が、前記消臭基剤を0.1〜2.0重量%含有する請求項1〜3の何れか1項記載の消臭剤物品。
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