JP2013212886A - コンテナターミナルと運搬台車の移載方法 - Google Patents

コンテナターミナルと運搬台車の移載方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013212886A
JP2013212886A JP2012082708A JP2012082708A JP2013212886A JP 2013212886 A JP2013212886 A JP 2013212886A JP 2012082708 A JP2012082708 A JP 2012082708A JP 2012082708 A JP2012082708 A JP 2012082708A JP 2013212886 A JP2013212886 A JP 2013212886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
position sensor
cart
path
travel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012082708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5848180B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kasai
大至 笠井
Shinya Kashiwasuga
信哉 栢菅
Masanobu Ogasawara
正信 小笠原
Masahito Horie
雅人 堀江
Kazuaki Ando
和彰 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP2012082708A priority Critical patent/JP5848180B2/ja
Publication of JP2013212886A publication Critical patent/JP2013212886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5848180B2 publication Critical patent/JP5848180B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも三つのセンサで、正確に運搬台車と走行路との位置を合わせて、運搬台車を高精度に移載するコンテナターミナルと運搬台車の移載方法を提供する。
【解決手段】カート9を復路から往路に移載するときに、移載機、又はカート9のどちらか一方に、往路のレール11aを検知する少なくとも三つの第1近接スイッチ21、第2近接スイッチ22、及び第3近接スイッチ23をレール11aの幅方向に順に配設すると共に、第1近接スイッチ21と第3近接スイッチ23がレール11aを検知せず、且つ第2近接スイッチ22がレール11aを検知すると、カート9が往路を走行可能と判定する制御装置を備える
【選択図】図3

Description

本発明は、コンテナを蔵置する蔵置レーンの長手方向に延在する往路と復路と、往路を走行したときの逆方向に復路を自走する運搬台車と、を備えるコンテナターミナルと運搬台車の移載方法に関する。
コンテナターミナルは船舶に対してコンテナを積み込み又は積み卸し、陸上輸送用の外来シャーシでコンテナを搬入および搬出する施設である。また、積み卸し又は搬入されたコンテナを一時的に保管する施設でもある。
現在、国際航路におけるコンテナ輸送システムの急速な進展に伴い、コンテナターミナル内での荷役や蔵置作業の自動化や省力化が望まれている。すなわち船舶とコンテナターミナル間のコンテナの搬送およびコンテナターミナルでのコンテナの蔵置部分での自動化や高能率化、ならびに低コスト化などが重要になっている。
そこで、一つのコンテナの両端部を二台のカートで保持して、運搬する装置がある(例えば、特許文献1参照)。この装置は、コンテナを運搬するカートを従来のものよりも小型化し、コンテナ運搬の効率を向上すると共に、消費電力を低減している。
一方、コンテナを蔵置する蔵置レーンに隣接し、蔵置レーンの長手方向に延在する往路と復路とを備え、カートが往路を走行したときの逆方向復路を自走するコンテナターミナルもある(例えば、特許文献2参照)。この装置は、蔵置レーン内でコンテナを運搬するカートの走行路を互いに逆向きの往路と復路とに分けることで、次々にカートにコンテナを運搬させて荷役効率を向上している。
ここで、それら二つの装置を組み合わせたコンテナターミナルの動作について、図10を参照しながら説明する。このコンテナターミナル1Xは、船舶SからコンテナCを積み卸す場合には、まず、岸壁クレーンGCが荷役したコンテナCを、周回搬送台車7が海側受渡領域3まで運搬する。
次に、海側受渡領域3の受渡架台5がそのコンテナCを二台のカート9に搭載し、その二台のカート9が往路11を自走して、コンテナCをどちらか一方のヤードクレーン6まで運搬する。次に、ヤードクレーン6が二台のカート9からコンテナCを受け取り、蔵置レーン2に蔵置する。そして二台のカート9は往路11から復路12に移載され、それぞれ復路12を自走して元に戻る。
船舶Sへ積み込む場合には、この逆の動作となり、カート9が復路12を自走し、復路12から往路11に移載され、往路11を自走し、ヤードクレーン6からコンテナCを受け取る。
また、外部からコンテナを搬入する場合には、まず、外来シャーシ8がコンテナCを陸側受渡領域4まで運搬する。次に、陸側受渡領域4の受渡架台5がそのコンテナCを二台のカート9に搭載し、その二台のカート9がコンテナCをどちらか一方のヤードクレーン6まで運搬する。次に、ヤードクレーン6が二台のカート9からコンテナCを受け取り、蔵置レーン2に蔵置する。外部へ搬出する場合には、この逆の動作を行う。
各動作において、カート9は二台一組で一つのコンテナCを搭載して往路11を自走し
、復路12へと移動して、元に戻る、又は復路12を自走し、往路11へ移動して、コンテナCを搭載して元に戻る。このとき、往路11と復路12との間の移動にカート9を持ち上げる、又は吊り上げる移載機13Xを用いて、または、移載機13Xの換わりにカート9を鉛直方向に持ち上げて、往路11と復路12との間の移動を行うコンベア(図示しない)を用いて行っている。
しかし、カート9が往路11と復路12との間を移動する際に、例えば、往路11と復路12とを一対のレールで構成すると、カート9をレールから持ち上げる、又は吊り上げることにより、カート9の車輪とレールが離れてしまい、カート9の車輪とレールとの位置合わせを正確に行う必要があった。このとき、カート9をレール上に降ろす際には、往路11と復路12のレールとカート9の車輪とのずれの寸法差を約5mm程度以内に収めなければならず、高精度の操作、又は制御が必要であった。
米国特許出願公開US2011/0133419号明細書 米国特許出願公開US2011/0217150号明細書
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも三つのセンサで、正確に運搬台車と走行路との位置を合わせて、運搬台車を高精度に移載することができるコンテナターミナルと運搬台車の移載方法を提供することである。
上記の目的を解決するための本発明のコンテナターミナルは、複数の走行路を走行する運搬台車と、該運搬台車を前記走行路から離れる位置に保持して、一方の第1走行路から他方の第2走行路に移載する移載機とを備えるコンテナターミナルにおいて、前記移載機、又は前記運搬台車のどちらか一方に、前記第2走行路を形成する一対のレールのどちらか一方のレールを検知する少なくとも三つの第1位置センサ、第2位置センサ、及び第3位置センサを前記レールの幅方向に順に配設すると共に、前記運搬台車を前記第1走行路から前記第2走行路に移載するときに、前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知せず、且つ前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記運搬台車が前記第2走行路を走行可能と判定する制御装置を備えて構成される。
この構成によれば、少なくとも三つの位置センサで、運搬台車が移載先の走行路を走行可能な状態、つまり運搬台車の車輪と走行路のレールとの位置が合った状態を正確に判断することができるので、運搬台車の移載を高精度に行うことができる。これにより、運搬台車の車輪と走行路のレールとのずれの寸法差を約5mm以内に収めることができる。
また、上記のコンテナターミナルにおいて、前記運搬台車が前記走行路を走行可能なときに、前記第1位置センサが前記レールの外側を、前記第2位置センサが前記レールの上面を、及び前記第3位置センサが前記レールの内側を、それぞれ検知する近接スイッチで形成すると、運搬台車が移載先の走行路で走行可能な状態のときに、第1位置センサと第3位置センサはレールを検知せず、第2位置センサのみがレールを検知することができる。
これにより、運搬台車を持ち上げて、又は吊り上げて移載する際に発生する運搬台車の車輪と移載先のレールとのレール幅方向のずれと、運搬台車の走行方向とレールの延在方向とのずれの両方を検知することができるので、運搬台車の移載を高精度に行うことがで
きる。
また、上記の各位置センサの配置は、レールの幅方向の直線上に並べる配置、レール幅方向の辺を有する三角形の配置、又は車輪を囲う配置にすることができるが、近接スイッチ同士が干渉しないように、隣接する近接スイッチの間隔を開けるとよい。
加えて、上記のコンテナターミナルにおいて、前記制御装置が、前記第1位置センサ、又は前記第3位置センサのどちらか一方が前記レールを検知し、他方が検知しないときに、前記レールを検知した方に前記運搬台車を移動する手段と、前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知せず、且つ前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記第2走行路に前記運搬台車を降ろす手段と、を備えると、運搬台車を移載する際に発生する運搬台車と走行路とのずれを補正し、運搬台車が移載先で走行可能な状態、つまり運搬台車の車輪とレールとを正確に接地する状態にし、正確にその状態を少なくとも三つの位置センサで検知して、運搬台車を移載先の走行路に降ろすことができる。
さらに、上記のコンテナターミナルにおいて、前記走行路として、コンテナを蔵置する蔵置レーンに隣接し、該蔵置レーンの長手方向に延在する往路及び復路を備えると共に、前記移載機を少なくとも前記往路及び前記復路の両端部に備え、前記蔵置レーンに隣接する前記運搬台車の流れを、少なくとも一つの環状の流れで形成すると、高精度な運搬台車の移載により、運搬台車が往路と復路との間を容易に移動することができるので、運搬台車の流れを環状の流れにすることができる。
これにより、運搬台車を環状路の一方向に自走させることで、運搬台車が先行する運搬台車の動作を待たずに自走することができる。これにより、効率良くコンテナを運搬することができ、荷役効率を向上することができる。
上記の目的を解決するための本発明の運搬台車の移載方法は、複数の走行路を走行する運搬台車を、前記走行路から離れる位置に保持して、一方の第1走行路から他方の第2走行路に移載する運搬台車の移載方法において、前記第2走行路の一対のレールのどちらか一方のレールを検知する少なくとも三つの第1位置センサ、第2位置センサ、及び第3位置センサを前記レールの幅方向に順に配設し、前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知しないときに、前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記運搬台車が前記第2走行路を走行可能と判定することを特徴とする方法である。
この方法によれば、運搬台車を走行路間で移載するときに、三つ以上の位置センサで、運搬台車の車輪と、運搬台車の移載先の走行路のレールとの位置関係を正確に検出して、運搬台車が走行可能な状態で運搬台車の車輪と走行路のレールとを接地することができる。これにより、走行路間で運搬台車を、走行路のレールと運搬台車の車輪とを離れた位置に保持して移載する動作を高い精度で行うことができ、走行路のレールと運搬台車との車輪とのずれの寸法差を約5mm以内に収めることができる。
また、上記の運搬台車の移載方法において、前記第1位置センサ、又は前記第3位置センサのどちらか一方が前記レールを検知し、他方が検知しないときに、前記レールを検知した方に前記運搬台車を移動し、前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知しないときに、前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記運搬台車が前記第2走行路を走行可能と判定して、前記第2走行路に前記運搬台車を降ろすと、三つ以上の位置センサで容易に、走行路のレールと運搬台車の車輪の位置合せを高い精度で行うことができる。
本発明によれば、少なくとも三つのセンサで、正確に運搬台車と走行路との位置を合わせて、運搬台車を高精度に移載することができる。これにより、荷役効率を向上するために、蔵置レーンに隣接する往路と復路とを設け、コンテナを運搬する運搬台車の流れを環状にし、運搬台車に効率よくコンテナを運搬させることができるので、荷役効率を向上し、且つ消費電力を低減することができる。
本発明に係る第1の実施の形態のコンテナターミナルの一つの蔵置レーンを示した平面図である。 図1のII−IIに示す矢視図であり、移載機とレール検知装置を示した図である。 図2に示すレール検知装置を拡大した拡大図であり、(a)は、レール検知装置の正面図を示し、(b)はレール検知装置がレールを検知した状態を示す。 図2に示すレール検知装置の動作を示した図であり、(a)は第1近接スイッチと第2近接スイッチがON、第3近接スイッチがOFFの状態を示し、(b)は第1近接スイッチがOFF、第2近接スイッチと第3近接スイッチがONの状態を示す。 本発明に係る第1の実施の形態の運搬台車の移載方法を示すフローチャートである。 本発明に係る第2の実施の形態のコンテナターミナルの一つの蔵置レーンを示した平面図である。 図6に示すヤードクレーン用移載機を拡大した拡大図である。 本発明に係る第3及び第4の実施の形態のコンテナターミナルを示し、(a)は第3の実施の形態のコンテナターミナルのレール検知装置を示し、(b)は第4の実施の形態のコンテナターミナルのレール検知装置を示す。 本発明に係る第5の実施の形態のコンテナターミナルの移載機とレール検知装置を示した正面図である。 従来のコンテナターミナルを示した平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態のコンテナターミナルと運搬台車の移載方法について、図面を参照しながら説明する。この実施の形態では、蔵置レーンが海陸方向に長手方向を有するコンテナターミナルを例に説明するが、本発明はこれに限定せず、例えば、蔵置レーンが海陸方向と直交する方向に長手方向を有するコンテナターミナルでも適用することができる。なお、図面に関しては、構成が分かり易いように寸法を変化させており、各部材、各部品の板厚や幅や長さなどの比率も必ずしも実際に製造するものの比率とは一致させていない。
まず、本発明に係る第1の実施の形態のコンテナターミナルについて、図1〜図4を参照しながら説明する。図10に示す従来のコンテナターミナルと同様の構成については省略する。図1に示すように、コンテナターミナル1は、蔵置レーン2に隣接し、カート(運搬台車)9が自走する往路11と復路12の両端部に、移載機13aと13bを備え、カート9の流れを、往路11、復路12、及び移載機13aと13bとからなり、図中の矢印で示す環状の流れ10(場合によっては逆方向となる)で形成する。
また、カート9には、図2に示すように、往路11及び復路12のそれぞれのレール11a及び12aを検出するレール検知装置20を備える。ここで、往路11を形成する一対のレール11aと11bの、環状の流れ10の外側に位置する方をレール11aとし、内側に位置する方をレール11bとする。復路12を形成するレール12aと12bも同様とする。
このコンテナターミナル1のカート9は、無人の運搬台車であり、また、往路11又は復路12を海から陸へ向かう方向に、及び陸から海へ向かう方向に、つまり双方向に自走可能な運搬台車である。このカート9は、例えば、一つのコンテナCを一台で搭載できるものを用いることができるが、好ましくは、コンテナCの両端部を二台で保持して運搬することができるものがよい。
この実施の形態では、コンテナCの両端部を二台で保持して運搬するカート9を用いて説明する。このカート9は、全長が短く、且つ自重が軽いため、コンテナ運搬の効率を向上すると共に、消費電力を低減することができる。
移載機13(移載機13aと13bは構成が同一になるため、以下13で統一する)は、図2に示すように、アーム14、昇降装置15、及び回転部16を備える。ここで、図中の往路11及び復路12の延在方向と直行する方向(レール11aの幅方向)をx方向、鉛直方向をy方向、往路11及び復路12の延在方向(カート9の走行方向)をz方向とする。
この移載機13は、アーム14とカート9の基台9aとを接合し、回転軸にもなる昇降装置15により、回転部16を鉛直上方に持ち上げて、カート9の車輪9cと復路12とが離れる位置にカート9を保持する。次に、移載機13は、回転部16を回転し、カート9を復路12の鉛直上方から往路11の鉛直上方に移動し、昇降装置15により、回転部16を鉛直下方に下げて、カート9を往路11に降ろす。
この移載機13はカート9を往路11から復路12に、又は復路12から往路11に移載することができればよく、例えば、カート9を鉛直方向に持ち上げて、コンベアにより、往路11と復路12との間の移動を行う装置でもよい。
制御装置17は、電気回路によってコンテナターミナル1の制御を担当している電気的な制御を総合的に行うマイクロコントローラであり、レール検知装置20が検知する信号に基づいて移載機13の駆動を制御している。また、カート9の走行も制御している。この制御装置14は、例えば荷役作業を管理する管理棟などに設けてもよい。
レール検知装置20は、図3の(a)に示すように、第1近接スイッチ(第1位置センサ)21、第2近接スイッチ(第2位置センサ)22、及び第3近接スイッチ(第3位置センサ)23を備え、各近接スイッチ21〜23は、レール11a上面の金属部を検出する近接センサである。
なお、近接スイッチとは、センサの中で物体の接近及び、近傍の物体の有無を非接触で検出するものであり、日本工業規格(JIS C8201−5−2低圧開閉装置及び制御装置)で規定されるもので、例えば、金属の存在を検出する誘導形近接スイッチ、金属及び非金属物体の存在を検出する静電容量形近接スイッチ、音響反射物体を検出する超音波近接スイッチ、又は物体の存在を検出する光電形近接スイッチのことである。
このレール検知装置20は、第1近接スイッチ21、第2近接スイッチ22、及び第3近接スイッチ23をx方向に往路11の外側(レール11aの外側)から順番に略直線上に並べて配置する。また、第2近接スイッチ22を、図3の(b)に示すように、カート9の車輪9cが正確にレール11a上に接地し、カート9が往路11を走行可能な状態のときに、レール11aの上面の金属部を検出することができるように、カート9の車輪9cからz方向の略直線上のレール11aの鉛直上方(y方向上方)に配置する。
このとき、レール11aの外側の第1近接スイッチ21と、レール11bの内側の第3
近接スイッチ23との間隔L1の大きさは、レール11aのレール幅L2よりも大きくし、第1近接スイッチ21と第3近接スイッチ23との間に第2近接スイッチ22を配置すると、第1近接スイッチ21及び第3近接スイッチ23がレール11aを検出せず、且つ第2近接スイッチがレール11aを検出したときに、カート9が移載先の往路11を走行可能な状態、つまり車輪9cとレール11aとの位置が合った状態を検知することができる。
この構成によれば、少なくとも三つの近接スイッチ21〜23で、カート9が走行可能な状態を、つまりカート9の車輪9cがレール11aと正確に接地する状態を検知することができる。この実施の形態では、第1近接スイッチ21と第3近接スイッチ22とが、レール11aの上面の金属部を検知しない状態(以下、OFFという)を示し、且つ第2近接スイッチ22が、レール11aの上面の金属部を検知する状態(以下、ONという)を示す場合のことをいう。
また、少なくとも三つの第1近接スイッチ21、第2近接スイッチ22、及び第3近接スイッチ23を用いることで、車輪9cとレール11a又は12aとのx方向のずれと、車輪9cの向きとレール11a又は12aの延在方向のずれの両方を検知することができるので、このレール検知装置20は、カート9の少なくとも片側(この実施の形態では、レール11a又はレール12a側)に少なくとも一つ設ければよい。これにより、一つのレール検知装置20で高精度な位置合せを図ることができる。
なお、この実施の形態では、レール11a上面の金属部を検出するとON(信号が流れる状態)になるものを用いたが、例えば、レール11a上面の金属部を検出するとOFF(信号を遮断する状態)になるものでもよい。また、上記のレール検知装置20を、カート9のレール11a又はレール12aを検知する側に配置したが、レール11b又はレール12bを検知する側に配置することもでき、加えて、両側に配置することもできる。
次に、運搬台車の移載方法について、図4及び図5を参照しながら、カート9が移載機13によって、復路12から往路11に移載される場合について説明する。往路11から復路12に移載される場合も同様である。
まず、図5に示すように、前述したとおり、移載機13が移載先である往路11の鉛直上方にカート9を移動し、カート9を降ろすステップS1を行う。次に、レール検知装置20を作動するステップS2を行う。レール検知装置20を荷役中ずっと作動させてしまうと、レール検知装置20が検出すべきレール11a又はレール12aの上面の金属部以外を検出してしまう可能性があり、レール検知装置20がレール11a又はレール12aを検知できる範囲になってから作動することが好ましい。
次に、第1近接スイッチ21と第3近接スイッチ23の検知結果が異なるか否かを判断するステップS3を行う。ここで第1近接スイッチ21と第3近接スイッチ23の検知結果が異なる場合は、図4の(a)、及び図4の(b)に示す状態である。例えば、図4の
(a)に示すように、第1近接スイッチ21がONで、第3近接スイッチがOFFの場合
に、カート9を降ろすと、車輪9cはレール11aと正確に接地しない状態(例えば、フランジがレール11aと接触してしまう状態)では、カート9が脱輪などを引き起こし、正常に走行することができない。
そこで、次に、カート9を第1近接スイッチ21がONの場合に、第1近接スイッチ21側に移動し、第3近接スイッチ23がONの場合に、第3近接スイッチ23側に移動するステップS4を行う。このステップS4によれば、例えば、第1近接スイッチ21がONの状態、つまり車輪9cがレール11aの内側に寄り、第1近接スイッチ21がレール11aの上面の金属部を検知してしまう状態から、第1近接スイッチ21側に、つまりレール11aの外側に移動することで、車輪9cとレール11aとのずれを補正することができる。このステップS4では、制御装置17が回転部16を回転させる、若しくはアーム14が伸縮可能であれば、アーム14を伸縮させて補正する。ステップS4が完了するとステップS3へ戻る。
ステップS3で第1近接スイッチ21と第3近接スイッチ23の両方がONの場合は、カート9の向きが本来の正しい向きであるz方向を向いていないことを示すため、レール検知装置20の作動を停止するステップS5を行ってから、再度ステップS1を行う。再度ステップS1から行っても同様の状態になる場合はレール検知装置20が故障している可能性があるため、交換を促すステップを行う。
ステップS3で、第1近接スイッチ21と第3近接スイッチ23の両方がOFFの場合は、次に、第2近接スイッチ22がONか否かを判断するステップS6を行う。ここで第2近接スイッチ22がOFFの場合は、ステップS5を行う。前述と同様に、再度この状態になる場合は、レール検知装置20が故障している可能性があるため、交換を促すステップを行う。
ステップS6で、第2近接スイッチ22がONの場合は、図3の(b)に示すように、車輪9cとレール11aとが正確に接地することができる状態である。そこで、カート9の車輪9cを移載先のレール11aと接地するステップS7を行い、この方法は完了する。
この方法によれば、カート9を往路11から復路12に、又は復路12から往路11に移載するときに、第1近接スイッチ21、第2近接スイッチ22、及び第3近接スイッチ23のそれぞれの検知結果を比較することで、カート9の移載先のレール11a又は12aとカート9の車輪9cとの位置関係を高い精度で正確に検知することができ、カート9を走行可能な状態で移載先に降ろすことができる。
これにより、移載先のレール11aと12aとカート9の車輪9cとのずれの寸法差を約5mm以内に収めることができ、往路11と復路12との間でカート9を正確に移載することができる。
カート9を持ち上げて、又は吊り上げて移載する際に、移載機13の動作の誤差が発生し、そのまま降ろす場合は、必要精度に入れることができないが、上記の動作によれば、その誤差を第1近接スイッチ21、第2近接スイッチ22、及び第3近接スイッチ23のそれぞれの検知結果を比較することで、補正することができる。
これは、往路11及び復路12のx方向に少なくとも三つの近接スイッチ21〜23を並べることで、カート9を移載先のレール11a又は12aに降ろしたときに、車輪9cのレール11a又は12aに対するx方向のずれと、向きのずれの両方を補正することができるからである。
次に、第1の実施の形態のコンテナターミナル1の動作について、図1を参照しながら説明する。まず、環状の流れ10とは、例えば、カート9が往路11を自走し、移載機13bで往路11から復路12へ移動し、カート9が往路11を自走した方向とは逆向きに復路12を自走し、移載機13aで復路12から往路11へ移動する流れのことであり、蔵置レーン2に隣接する双方向(図中の時計回り、又は反時計回り)の周回軌道である。カート9の流れを、往路11と復路12と移載機13a及び13bとからなる環状の流れ10にすることで、蔵置レーン2内のコンテナCの運搬を円滑に効率よく行うことができる。
往路11と復路12を、蔵置レーン2の長手方向、つまり海陸方向に延在する一対のレールで形成し、往路11を蔵置レーン2側に配置し、且つ往路11と復路12とを略平行に配置する。この往路11は、カート9が二台一組になりコンテナCを運搬する走行路であり、復路12は、カート9がコンテナCを運搬せず一台ずつ自走する走行路である。
また、往路11と復路12との間にヤードクレーン6の一方の走行路6bを配置すると、蔵置レーン2、往路11、ヤードクレーン6の一方の走行路6b、及び復路12の順に並べることができ、その配置スペースを小さくすることができる。これにより、複数の蔵置レーン2の並べた場合に、隣接する蔵置レーン2の間隔を短くすることができ、より多くの蔵置レーン2を設置することができる。
例えば、周回搬送台車7が岸壁クレーン(図示せず)から運搬してきたコンテナCを、カート9が海側受渡領域3の受渡架台5から受け取り、どちらか一方のヤードクレーン6まで運搬する場合は、カート9は環状の流れ10を右回りする。詳しくは、カート9は、往路11を海側から陸側に向かって自走し、ヤードクレーン6にコンテナCを渡した後に、移載機13bで往路11から復路12へ移動し、復路11を陸側から海側に向かって自走して戻る。
このとき、往路11では、カート9が海側から陸側へ自走し、移載機13bで復路12へと移動し、一方、復路12でも、カート9が陸側から海側へ自走し、移載機13aで往路11へと戻るため、待機時間が少なく、次々にコンテナCを運搬することができる。
ヤードクレーン6からコンテナCを受け取り、陸側受渡領域4の受渡架台5まで運搬する場合は、まずカート9が復路12を陸側から海側へ自走し、移載機13で復路12から往路11へ移動し、往路11を海側から陸側へ自走し、ヤードクレーン6からコンテナCを受け取り、陸側受渡領域4の受渡架台5まで運搬する。
逆に、陸側受渡領域の受渡架台5からコンテナを受け取る場合と、ヤードクレーン6からコンテナCを受け取り、海側受渡領域3の受渡架台5まで運搬する場合は、カート9は前述と逆向き、つまり環状の流れ10を左回りする。
これにより、蔵置レーン2を跨ぎ、蔵置レーン2の長手方向に移動するヤードクレーン6にはコンテナCの吊り上げ下げを担当させ、カート9には蔵置レーン2内でのコンテナCの運搬を担当させることができるので、ヤードクレーン6がコンテナCを吊り上げて蔵置レーン2上を走行することがなくなり、蔵置レーン2内のコンテナCの運搬を効率良く行うことができる。また、往路11をカート9がコンテナCを運搬する走行路とし、復路12をカート9が戻る走行路とすることで、カート9の流れが止まることなく、次々にコンテナCを運搬することができる。これにより、コンテナターミナル1の荷役効率を向上することができる。
次に、本発明に係る第2の実施の形態のコンテナターミナルについて、図6及び図7を参照しながら説明する。図6に示すように、このコンテナターミナル30は、第1の実施の形態の蔵置レーン2に、搬入コンテナ領域2aと搬出コンテナ領域2bとを備え、ヤードクレーン6にヤードクレーン用移載機31を備える。
この移載機31を、図7に示すように、ヤードクレーン6の走行装置6dの間に配置し、脚構造物6cと接合する。このヤードクレーン用移載機31は、アーム32、回転軸となる昇降装置33、及び回転部34を備え、第1の実施の形態の移載機と同様の動作を行う。
図6に示すように、搬入コンテナ領域2aは、コンテナターミナル1の外部から外来シャーシ8が搬入し、船舶へ積み込まれるコンテナを配置する領域である。また、搬出コンテナ領域2bは、船舶から積み卸しされ、外来シャーシ8がコンテナターミナル1の外部へ搬出するコンテナを配置する領域である。蔵置レーン2の海側を搬入コンテナ領域2aと陸側を搬出コンテナ領域2bとに大まかに区別して配置することでより荷役効率を上げることができる。
ヤードクレーン6にヤードクレーン用移載機31を備えると、その移載機31を境にして、環状の流れ10を、カート9が搬入コンテナ領域2a内を環状に流れる搬入用環状の流れ10aと、カート9が搬出コンテナ領域2b内を環状に流れる搬出用環状の流れ10bとに分割することができる。
例えば、事前に外部から搬入されたコンテナを搬入コンテナ領域2aに、また外部へ搬出されるコンテナを搬出コンテナ領域2bに蔵置しておくと、船舶にコンテナを積み込む場合、又は外来シャーシ8で搬出する場合に、荷役作業は搬入コンテナ領域2a、又は搬出コンテナ領域2b内でそれぞれ行われるため、一方で作業が行われている場合に、もう一方では作業が行われていない。
そこで、上記の構成によれば、船舶にコンテナを積み込む場合、又は外来シャーシ8で搬出する場合に、カート9が搬入用環状の流れ10a又は搬出用環状の流れ10bのどちらか一方の流れの中で走行することで、カート9の走行距離を短くすることができる。これにより、カート9が環状に流れる時間を短縮すると共に、カート9の台数を少なくすることができ、コンテナターミナル1のコストを低減することができる。
上記の構成は、例えば、外部から搬入されたコンテナを搬入コンテナ領域2aに、また、船舶から積み卸しされたコンテナを搬出コンテナ領域2bに蔵置するときには、第1の実施の形態と同様の環状の流れ10として用いることができる。
次に、本発明に係る第3の実施の形態のコンテナターミナルのレール検知装置について、図8の(a)を参照しながら説明する。このレール検知装置40は、第1の実施の形態の各近接スイッチの配置を変更したものである。
第1近接スイッチ41、第2近接スイッチ42、及び第3近接スイッチ43をx方向に往路11の外側から順番に配置し、且つ第2近接スイッチ42をカート9の車輪9cからz方向の略直線上に配置する構成に加えて、第2近接スイッチ42を、第1近接スイッチ41と第3近接スイッチ43とを結ぶ直線上からz方向にずらして配置する。
この配置は、z方向に一辺を有する三角形の頂点に、第1近接スイッチ41、第2近接スイッチ42、及び第3近接スイッチ43のそれぞれを配置するものであり、このように配置すると、各近接スイッチ41〜43は、互いが干渉して誤作動しないように、互いにある程度の間隔を開けて配置することができる。
特に、第2近接スイッチ42を、第1近接スイッチ41及び第3近接スイッチ43から離れた位置に配置することができるので、第1近接スイッチ41と第3近接スイッチ43との間隔L3の大きさが、レール11aのレール幅L2の大きさに近づけることができる。これにより、より高精度の検出を行うことができる。
次に、本発明に係る第4の実施の形態のコンテナターミナルのレール検知装置について
、図8の(b)を参照しながら説明する。このレール検知装置50は、第1近接スイッチ51、第2近接スイッチ52、第3近接スイッチ53、及び第4近接スイッチ54を備え、各近接スイッチ51〜54でカート9の車輪9cを囲うように配置する。
この構成によれば、レール検知装置50が、カート9の車輪9cの形状と略等しい範囲で検出することが可能になり、より高精度な検出を図ることができる。
次に、本発明に係る第5の実施の形態のコンテナターミナルについて、図9を参照しながら説明する。このコンテナターミナル60は、第1の実施の形態のコンテナターミナルの移載機に換えて、伸縮するアーム62をカート9の下に潜らせて、昇降装置63で持ち上げ、回転部64を回転させて移載する移載機61を備え、このアーム62の先端近傍に、レール検知装置65を備える。この構成によれば、移載機61にレール検知装置65を備えても、前述と同様に、カート9の移載を高精度に行うことができる。
本発明のコンテナターミナルは、少なくとも三つのセンサで、正確に運搬台車と走行路との位置を合わせて、運搬台車を高精度に移載することができるので、荷役効率を向上するために、蔵置レーンに隣接する往路と復路とを設け、コンテナを運搬する運搬台車の流れを環状にすることができ、荷役効率を向上することができるので、特に、海陸方向に長手方向を有する蔵置レーンを備えるコンテナターミナルに利用することができる。
1 コンテナターミナル
2 蔵置レーン
3 海側受渡領域
4 陸側受渡領域
5 受渡架台
6 ヤードクレーン
7 搬送台車
8 外来シャーシ
9 カート(運搬台車)
10 環状の流れ
11 往路
12 復路
13 移載機
17 制御装置
20 レール検知装置
21 第1近接スイッチ(第1位置センサ)
22 第2近接スイッチ(第2位置センサ)
23 第3近接スイッチ(第3位置センサ)

Claims (6)

  1. 複数の走行路を走行する運搬台車と、該運搬台車を前記走行路から離れる位置に保持して、一方の第1走行路から他方の第2走行路に移載する移載機とを備えるコンテナターミナルにおいて、
    前記移載機、又は前記運搬台車のどちらか一方に、前記第2走行路を形成する一対のレールのどちらか一方のレールを検知する少なくとも三つの第1位置センサ、第2位置センサ、及び第3位置センサを前記レールの幅方向に順に配設すると共に、
    前記運搬台車を前記第1走行路から前記第2走行路に移載するときに、前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知せず、且つ前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記運搬台車が前記第2走行路を走行可能と判定する制御装置を備えることを特徴とするコンテナターミナル。
  2. 前記運搬台車が前記走行路を走行可能なときに、前記第1位置センサが前記レールの外側を、前記第2位置センサが前記レールの上面を、及び前記第3位置センサが前記レールの内側を、それぞれ検知する近接スイッチで形成することを特徴とする請求項1に記載のコンテナターミナル。
  3. 前記制御装置が、前記第1位置センサ、又は前記第3位置センサのどちらか一方が前記レールを検知し、他方が検知しないときに、前記レールを検知した方に前記運搬台車を移動する手段と、
    前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知せず、且つ前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記第2走行路に前記運搬台車を降ろす手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナターミナル。
  4. 前記走行路として、コンテナを蔵置する蔵置レーンに隣接し、該蔵置レーンの長手方向に延在する往路及び復路を備えると共に、
    前記移載機を少なくとも前記往路及び前記復路の両端部に備え、
    前記蔵置レーンに隣接する前記運搬台車の流れを、少なくとも一つの環状の流れで形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンテナターミナル。
  5. 複数の走行路を走行する運搬台車を、前記走行路から離れる位置に保持して、一方の第1走行路から他方の第2走行路に移載する運搬台車の移載方法において、
    前記第2走行路の一対のレールのどちらか一方のレールを検知する少なくとも三つの第1位置センサ、第2位置センサ、及び第3位置センサを前記レールの幅方向に順に配設し、
    前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知しないときに、前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記運搬台車が前記第2走行路を走行可能と判定することを特徴とする運搬台車の移載方法。
  6. 前記第1位置センサ、又は前記第3位置センサのどちらか一方が前記レールを検知し、他方が検知しないときに、前記レールを検知した方に前記運搬台車を移動し、
    前記第1位置センサと前記第3位置センサが前記レールを検知しないときに、前記第2位置センサが前記レールを検知すると、前記運搬台車が前記第2走行路を走行可能と判定して、前記第2走行路に前記運搬台車を降ろすことを特徴とする請求項5に記載の運搬台車の移載方法。
JP2012082708A 2012-03-30 2012-03-30 コンテナターミナルと運搬台車の移載方法 Active JP5848180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082708A JP5848180B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 コンテナターミナルと運搬台車の移載方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082708A JP5848180B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 コンテナターミナルと運搬台車の移載方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013212886A true JP2013212886A (ja) 2013-10-17
JP5848180B2 JP5848180B2 (ja) 2016-01-27

Family

ID=49586562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012082708A Active JP5848180B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 コンテナターミナルと運搬台車の移載方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5848180B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106872964A (zh) * 2016-12-30 2017-06-20 中冶南方工程技术有限公司 定位方法
CN109368069A (zh) * 2018-11-21 2019-02-22 青岛港国际股份有限公司 一种集装箱旋锁检测系统及方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4370085A (en) * 1979-08-15 1983-01-25 Barry Leonard D Rotary parallel arm loader and system
JPH05213415A (ja) * 1992-02-07 1993-08-24 Daifuku Co Ltd 棚設備
JPH10175738A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd コンテナターミナル
JP2000330634A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Hitachi Kiden Kogyo Ltd 搬送システム
JP2001206508A (ja) * 2000-01-28 2001-07-31 Murata Mach Ltd 移載システム
JP2003233421A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Toyota Auto Body Co Ltd 無人搬送車
JP2010247931A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Toyota Industries Corp 自動倉庫システム
US20110133419A1 (en) * 2009-12-07 2011-06-09 Toru Takehara Cargo container handling cart and system using same
US20110217150A1 (en) * 2009-12-07 2011-09-08 Toru Takehara Container storage yard transporation system

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4370085A (en) * 1979-08-15 1983-01-25 Barry Leonard D Rotary parallel arm loader and system
JPH05213415A (ja) * 1992-02-07 1993-08-24 Daifuku Co Ltd 棚設備
JPH10175738A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd コンテナターミナル
JP2000330634A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Hitachi Kiden Kogyo Ltd 搬送システム
JP2001206508A (ja) * 2000-01-28 2001-07-31 Murata Mach Ltd 移載システム
JP2003233421A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Toyota Auto Body Co Ltd 無人搬送車
JP2010247931A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Toyota Industries Corp 自動倉庫システム
US20110133419A1 (en) * 2009-12-07 2011-06-09 Toru Takehara Cargo container handling cart and system using same
US20110217150A1 (en) * 2009-12-07 2011-09-08 Toru Takehara Container storage yard transporation system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106872964A (zh) * 2016-12-30 2017-06-20 中冶南方工程技术有限公司 定位方法
CN109368069A (zh) * 2018-11-21 2019-02-22 青岛港国际股份有限公司 一种集装箱旋锁检测系统及方法
CN109368069B (zh) * 2018-11-21 2024-03-15 青岛港国际股份有限公司 一种集装箱旋锁检测系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5848180B2 (ja) 2016-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI731185B (zh) 物品搬送設備
JP5266683B2 (ja) 搬送システム、及び該搬送システムにおける教示方法
CN102556559B (zh) 搬送系统及搬送方法
JP5676338B2 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP5316907B2 (ja) 物品搬送設備
JP2007246226A (ja) 物品卸し装置及びその物品卸し装置を備えた物品収納設備
CN110831873B (zh) 搬运系统以及搬运方法
CN104129591A (zh) 仓储物品无人自动搬运系统
WO2012133280A1 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
US7806648B2 (en) Transportation system and transportation method
JP5953090B2 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP5848180B2 (ja) コンテナターミナルと運搬台車の移載方法
JP6138720B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
JP2013212884A (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP5890226B2 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP2013212890A (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP5890225B2 (ja) コンテナターミナルと運搬台車の移載方法
JP2010265117A (ja) 移載システム及び該移載システムを備える物品荷役施設並びに、コンテナ移載装置及び該コンテナ移載装置を備えるコンテナターミナル
JP6234867B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
US20170327325A1 (en) Horse And Saddle Transfer Apparatus For Shipping Containers And Method Of Operation
JP2008230843A (ja) 搬送台車の制御方法
JP6844580B2 (ja) 物品搬送設備
JP6271323B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
JP2013212883A (ja) コンテナターミナルとその制御方法
CN110015548A (zh) 作业台车及物品收纳设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5848180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250