JP2013209041A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. ディスクの両面に配置されるブレーキパッドを液圧シリンダ内に設けられたピストンにより押圧するキャリパと、
   該キャリパに設けられ電動モータによりピストンを推進させる推進部材を有するピストン推進機構と、
   推進したピストンを保持するピストン保持機構と、
   前記電動モータの駆動を制御する制御手段と、を有し、
   前記制御手段は、前記ピストン保持機構によるピストンの保持を解除するべく前記電動モータを駆動した後に、前記ブレーキパッドが前記ディスクから離脱したことを検知してから、前記電動モータの電流値に基づく所定量分該電動モータを駆動したとき、該電動モータの駆動を停止するディスクブレーキ装置。
2. 前記所定量は、
   前記ブレーキパッドが前記ディスクから離脱したことの検知以降の前記電動モータの電流値に基づく検出値の積分値である請求項１に記載のディスクブレーキ装置。
3. 前記電動モータの電流値は、実電流値または電流指令値である請求項２に記載のディスクブレーキ装置。
4. 前記検出値は、前記電動モータの回転速度である請求項２または３に記載のディスクブレーキ装置。
5. 前記電動モータの回転速度は、前記電流値が前記電動モータへの印加電圧によって補正されて算出される請求項４に記載のディスクブレーキ装置。
6. 前記検出値は、前記電動モータへ供給する電流値を検出するモータ電流値検出手段によって検出される電流値である請求項２または３に記載のディスクブレーキ装置。
7. 前記積分値は、前記ブレーキパッドが前記ディスクから離脱してから前記ピストンのロールバック量以上となる距離を前記推進部材が移動するのに要する移動量に対応した値である請求項２乃至６のいずれかに記載のディスクブレーキ装置。
8. 前記ブレーキパッドが前記ディスクから離脱したことは、前記電動モータの電流値が所定値以下となったことによって検知する請求項１に記載のディスクブレーキ装置。
9. 前記ブレーキパッドが前記ディスクから離脱したことは、前記電動モータの電流値が第１の所定値以下となってから前記電動モータの電流値の微分値の絶対値が第２の所定値以下となったことによって検知する請求項１に記載のディスクブレーキ装置。