JP2013209011A - エアバッグ用締結バンド - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳んだエアバッグを安定して折り崩れしないように包んでおくことができ、かつ、包むように巻き付ける作業も容易なエアバッグ用締結バンドを提供すること。
【解決手段】エアバッグの膨張時に破断する破断予定部55を有した帯状の本体部51と、折り畳まれたエアバッグに巻き付けた際の相互に接近した本体部51の両端部に、配設されて、エアバッグの折り崩れを防止可能に相互に係合する係合部56,62と、を備える。さらに、一方の係合部56の近傍の本体部51の裏面53側から突設されるとともに、エアバッグに巻き付ける方向に沿って、折り畳まれたエアバッグの端縁に差し込んで、端縁を係止可能な係止爪部65と、他方の係合部62の近傍に配設されて、係合部56,62相互の係合時に把持可能な把持部72と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、エアバッグの膨張時に破断する構成として、折り崩れを防止可能に、折り畳んだエアバッグに巻き付けて使用されるエアバッグ用締結バンドに関する。
従来、例えば、頭部保護エアバッグ装置に使用されるエアバッグでは、折り畳んだ後に、折り崩れを防止して、その折り畳み状態を維持できるように、粘着剤を塗布したテープ材が、巻き付けられていた(例えば、特許文献1参照)。このテープ材は、エアバッグの膨張時に、破断可能に形成されていた。
また、折り畳んだ状態のエアバッグを不織布からなるエアバッグカバーで包み、さらに、合成樹脂製のバッグホルダを利用して、エアバッグを収納する構造もあった(例えば、特許文献2参照)。このバッグホルダでは、折り畳んだエアバッグを包んだ状態のエアバッグカバーに対して、その長手方向に沿って断続的に配設されているベルトを巻き付け、ベルト端部を、エアバッグの取付片と共締めして、車両のボディ側に取り付けていた。このベルトやエアバッグカバーも、エアバッグの膨張時に、破断可能に形成されていた。
特開平11−321532号公報 特開2000−296750号公報
しかし、特許文献1に記載の粘着剤を塗布したテープ材では、剥がれの問題があり、エアバッグを包んだ後に、他の部品等と擦れて剥がれないように、車両に搭載するまでの管理が必要となっていた。
また、特許文献2に記載の構成では、折り畳んだエアバッグを不織布からなるエアバッグカバーで包む際、折り畳んだ位置からエアバッグを包む場所が離れた別場所としていれば、やはり、テープ材等で、折り崩れしないように、折り畳んだエアバッグを、一旦、包む必要が生じて、手間がかかってしまう。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、折り畳んだエアバッグを安定して折り崩れしないように包んでおくことができ、かつ、包むように巻き付ける作業も容易なエアバッグ用締結バンドを提供することを目的とする。
<請求項1の説明>
本発明に係るエアバッグ用締結バンドは、エアバッグの膨張時に破断する構成として、折り崩れを防止可能に、折り畳んだ前記エアバッグに巻き付けて使用されるエアバッグ用締結バンドであって、
折り畳まれた前記エアバッグの外周側に裏面側を当てて前記エアバッグに巻き付ける帯状として、前記エアバッグの膨張時に破断するための破断予定部を有した本体部と、
折り畳まれた前記エアバッグに巻き付けた際の相互に接近した前記本体部の両端部に、配設されて、前記エアバッグの折り崩れを防止可能に相互に係合する係合部と、
一方の前記係合部の近傍における前記本体部の裏面側から突設されるとともに、前記エアバッグに巻き付ける方向に沿って、折り畳まれた前記エアバッグの端縁に差し込んで、前記端縁を係止可能な係止爪部と、
他方の前記係合部の近傍に配設されて、前記係合部相互の係合時に把持可能な把持部と、
を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係るエアバッグ用締結バンドでは、折り畳んだエアバッグに巻き付ける際、係止爪部をエアバッグの端縁の裏面側に挿入させて、係止爪部によってエアバッグの端縁を係止させた状態で、把持部を把持し、かつ、本体部をエアバッグに巻き付けつつ、係止爪部近傍の係合部に対して、その係合部から離れた把持部側の係合部を、接近させて係合させれば、折り畳んだエアバッグを、折り崩れを防止して包むことができる。
そして、包んだ後は、係合部相互の係合力を、破断予定部の破断強度より、高くし設定していれば、エアバッグが膨張するまで、外れること無く、エアバッグの折り崩れを確実に防止できる。
さらに、折り畳んだエアバッグに巻き付ける作業は、本体部の両端部に配置される両係合部を共に保持しなくとも、係止爪部をエアバッグの端縁に係止させておけば、エアバッグ用締結バンドから手を放しても、エアバッグ用締結バンドの落下を防止できる。そのため、係止爪部の近傍の係合部を強く把持しなくとも、他方の係合部近傍の把持部を把持して、その他方の係合部を、係止爪部近傍の係合部側に接近させて、係合部相互を係合させることができ、本体部を折り畳んだエアバッグに巻き付けつつ、係合部相互を係合させる作業、すなわち、エアバッグの包み作業が容易となる。
したがって、本発明に係るエアバッグ用締結バンドでは、折り畳んだエアバッグを安定して折り崩れしないように包んでおくことができ、かつ、包むように巻き付ける作業も容易に行なえる。
<請求項2の説明>
そして、本発明に係るエアバッグ用締結バンドでは、把持部近傍の係合部は、係合凹部とし、係止爪部近傍の係合部は、係合凹部に挿入させて係合する係合突部として構成することが望ましい。
このような構成では、係止爪部側の係合部としての係合突部に対して接近させる把持部側の係合部が、係合突部を挿入させるような係合凹部から形成されており、把持部を把持して引っ張りつつ、係合凹部を係合突部に被せるように配置させ、その後、把持部から手を離せば、係合部相互を係合させることができて、容易に、係合部相互を係合させることができる。
ちなみに、上記と逆の構成であれば、把持部側の係合突部を、まず、係合凹部の位置に配置させるように引っ張り、その後、係合突部を、係合凹部の裏面側から、あるいは、係合凹部の表面側から、係合凹部に挿入させるように強く押し込む作業が必要となる。
そして、係合凹部の裏面側から押し込む場合には、その裏面側に、一旦、係合突部を配置させ、そして、係合突部を係合凹部に押し込まなければ作業が行えず、係合凹部の裏面側に係合突部を配置させる際にエアバッグを強く凹ませることから、強い押し込み力が必要となって、作業が行い難い。
また、係合凹部の表面側から押し込む場合には、押し込み完了状態が表面側から目視し難く、確実な係合状態を確保できるように、慎重な作業が必要となってしまう。
<請求項3の説明>
また、本発明に係るエアバッグ用締結バンドでは、前記把持部は、前記把持部近傍の前記係合部における前記本体部側の周縁から、前記本体部表面から離れる方向へ突出する把持片から構成することが望ましい。
このような構成では、把持片が、把持片近傍の係合部の周縁における本体部側にずれて突設されており、係止爪部をエアバッグの端縁の裏面側に差し込む作業時から、把持片を把持して行なえ、さらに、その後の本体部のエアバッグへの巻き付けや係合部相互の係合時にも、持ち直すこと無く、その把持片を把持して行なえ、係合部から延長させるように把持部を形成する場合に比べて、エアバッグ用締結バンドの長さ寸法を抑えて、エアバッグの包み作業を効率的に行うことができる。
<請求項4の説明>
さらに、本発明に係るエアバッグ用締結バンドでは、前記係止爪部は、前記本体部から突出する首部と、該首部の先端から屈曲して前記エアバッグの端縁の裏面側に挿入される挿入部と、を設けて構成するとともに、
前記挿入部は、前記エアバッグの端縁に沿って断続的に前記端縁に設けられた表裏を貫通する貫通部に対して、裏面側から表面側に挿入可能で、かつ、前記貫通部における前記端縁に沿う内周縁に当接して、前記エアバッグの端縁に沿った移動を規制可能に、構成することが望ましい。
このような構成では、係止爪部をエアバッグの端縁の裏面側に挿入させる際、挿入部をエアバッグ端縁の貫通部に挿入させれば、挿入部が貫通部の内周縁に規制されて、エアバッグの端縁に沿う移動、すなわち、エアバッグを包むエアバッグ用締結バンドの位置ずれ、を防止して、所定位置で、折り畳んだエアバッグを包むことができる。
<請求項5の説明>
本発明のエアバッグ用締結バンドでは、上記の構成の場合、前記挿入部は、
前記係止爪部の前記首部から延びて前記貫通部の内周縁に規制される挿入片部と、
該挿入片部の先端側に配設されて、前記貫通部を挿通可能な先細り形状とし、かつ、前記挿入片部から拡開して前記貫通部の表面側周縁を係止可能な係止片部と、
を設けて構成することが望ましい。
このような構成では、係止爪部の挿入部をエアバッグの貫通部に挿入すれば、挿入部の先細り状の係止片部が、貫通部を貫通して、貫通部の表面側周縁を係止する状態となり、挿入部の貫通部からの抜けが防止される。
すなわち、挿入部の挿入片部が、貫通部の内周縁に規制されて、エアバッグの端縁に沿う位置ずれが防止されるとともに、さらに、挿入部の係止片部における貫通部からの抜けが防止されることから、エアバッグ用締結バンドが、エアバッグからの脱落を、一層、安定して防止されることとなって、エアバッグに巻き付けるエアバッグ用締結バンドの数が多くとも、迅速かつ円滑に、エアバッグに巻き付けることができる。
<請求項6,7の説明>
そして、本発明のエアバッグ用締結バンドでは、前記本体部の表面側に、
折り畳んだ前記エアバッグを収納するケースの係止孔に対して、挿入させて前記ケースに係止可能な係止脚部や、あるいは、折り畳んだ前記エアバッグを搭載する車両のボディ側の係止孔に対して、挿入させて前記ボディ側に係止可能な係止脚部を、配設させてもよい。
これらの場合には、エアバッグに巻き付けたエアバッグ用締結バンド自体を、ケースやボディに係止させて、ケースやボディに対するエアバッグの位置ずれを防止することができることから、別途、他の部品を使用することなく、簡便に、エアバッグの所定部位(エアバッグ用締結バンドを巻き付けた部位)を、ケースやボディの所定位置に配置させておくことができる。
本発明に係る第1実施形態のエアバッグ用締結バンドが使用されたエアバッグ装置の車両搭載状態を示す正面図である。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドが使用されたエアバッグ装置の車両搭載状態の縦断面図であり、図1のII−II部位に対応する。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドが使用されたエアバッグ装置の車両搭載状態の縦断面図であり、図1のIII−III部位に対応する。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドの斜視図である。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドの正面図である。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドの底面図である。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドによって折り畳んだエアバッグを包む状態を説明する図であり、エアバッグの端縁に係止爪部を係止させる状態を説明する図である。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドによって折り畳んだエアバッグを包む状態を説明する図であり、エアバッグに巻き付けて、係合部相互を係合させる状態を説明する図である。 エアバッグを折り畳んで、多数のエアバッグ用締結バンドを巻き付ける状態を示す図である。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドが使用されたエアバッグ装置を示す正面図である。 第2実施形態のエアバッグ用締結バンドを示す斜視図である。 第2実施形態のエアバッグ用締結バンドの使用状態を説明する図である。 第3実施形態のエアバッグ用締結バンドを示す斜視図である。 第3実施形態のエアバッグ用締結バンドの係合部相互の係合を説明する平面図である。 第4実施形態のエアバッグ用締結バンドを示す斜視図である。 第4実施形態のエアバッグ用締結バンドの係合部相互を係合させた斜視図である。 第5実施形態のエアバッグ用締結バンドを示す斜視図である。 第5実施形態のエアバッグ用締結バンドを示す正面図である。 第5実施形態のエアバッグ用締結バンドを示す底面図である。 第5実施形態のエアバッグ用締結バンドの係合部相互の係合を説明する図である。 第1実施形態のエアバッグ用締結バンドの係止片部の変形例を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1に示すように、第1実施形態のエアバッグ用締結バンド50は、頭部保護エアバッグ装置Mに使用されている。頭部保護エアバッグ装置Mは、エアバッグ20を、展開膨張完了時に、車両Vの窓(サイドウィンド)W1,W2を覆い可能に、窓W1,W2の上縁側の周縁、すなわち、フロントピラー部FPからルーフサイドレール部RRを経てリヤピラー部RPの上方付近までの範囲に、折り畳んで収納させている。
なお、この車両Vは、フロントピラー部FPとリヤピラー部RPとの間に、略上下方向に沿って配設される一つの中間ピラー部CPを配設させ、展開膨張完了時のエアバッグ20は、窓W1,W2とともに、中間ピラー部CPの中間ピラーガーニッシュ7やリヤピラー部RPのリヤピラーガーニッシュ8の一部の車内側も、覆うように、構成されている。
頭部保護エアバッグ装置Mは、図1,10に示すように、エアバッグ20、エアバッグ20に膨張用ガスを供給するインフレーター10、取付ブラケット11、取付ボルト12,取付クリップ14、折り畳まれたエアバッグ20を収納するケース41(41A,41B)、及び、エアバッグ用締結バンド50を備えて構成されている。折り畳まれたエアバッグ20、インフレーター10、及び、ケース41は、バッグ締結バンド50を含めて、車両Vへの搭載時に、車内側をエアバッグカバー18に覆われて収納されている。エアバッグカバー18は、実施形態の場合、フロントピラー部FPの車内側を覆うフロントピラーガーニッシュ5の下縁5aとルーフサイドレール部RRの車内側を覆うルーフヘッドライニング6の下縁6aとから構成されている。
フロントピラーガーニッシュ5とルーフヘッドライニング6とは、中間ピラーガーニッシュ7やリヤピラーガーニッシュ8とともに、合成樹脂製として、図示しない取付手段によって、フロントピラー部FPやルーフサイドレール部RRにおけるボディ1側の部材であるインナパネル2の車内側に、取り付けられている。そして、これらの下縁5a,6aから構成されるエアバッグカバー18は、展開膨張時のエアバッグ20を突出可能に、エアバッグ20に押されて、下縁5a,6a側を車内側に開くように、構成されている(図2,3の二点鎖線参照)。
インフレーター10は、略円柱状とされて、先端(前端)側に、膨張用ガスを吐出可能な図示しないガス吐出口が、配設されている。このインフレーター10は、ガス吐出口付近を含めた先端付近をエアバッグ20の接続口部23に挿入させ、接続口部23の後端付近に外装されるクランプ13を利用して、エアバッグ20の接続口部23に連結されている。また、インフレーター10は、インフレーター10を保持する取付ブラケット11と、取付ブラケット11をボディ1側のインナパネル2に固定するための取付ボルト12と、を利用して、インナパネル2に取り付けられている。
エアバッグ20は、図2,3の二点鎖線や図9のAに示すように、膨張用ガスGを流入させて車内側壁部21aと車外側壁部21bとを離すように膨張するガス流入部21と、車内側壁部21a、車外側壁部21b相互を結合させるように形成されて、膨張用ガスGを流入させない非流入部25と、を備えて構成されている。ガス流入部21は、保護膨張部22と接続口部23とを備えて構成され、非流入部25は、周縁部26、取付部30、板状部31,32、及び、閉じ部33、を備えて構成されている。
ガス流入部21の保護膨張部22は、エアバッグ20の展開膨張完了時に、前席の側方の窓W1を覆う前保護部22aと、後席の側方の窓W2を覆う後保護部22bと、を備えている。接続口部23は、エアバッグ20の上縁20a側の前後方向の中央付近に配置されて、インフレーター10からの膨張用ガスGを保護膨張部22内に導入できるように、配設されている。そして、前保護部22aと後保護部22bとは、膨張時のエアバッグ20が、前後方向の幅寸法を狭め、また、厚さを規制して前後方向に延びる板形状を維持できるように、多数の閉じ部33と板状部31とを配設させて構成されている。
非流入部25の周縁部26は、ガス流入部21の外周縁に配置されている。板状部31は、前保護部22aと後保護部22bとの間に位置して、略長方形板状とし、また、板状部32は、エアバッグ20の前端側に配置される略長方形板状とし、かつ、下端から前方にベルト状に延びる部位を備えた形状としている。これらの板状部31,32は、エアバッグ20の全体形状を確保するとともに、膨張用ガスGを流入させる部位の容積を減らして、エアバッグ20の膨張開始から膨張完了前の時間を極力短くするために配設されている。
また、取付部30は、板状部32を含めたエアバッグ20の上縁20a側に、上方へ突出するように、複数、配置されて、取付クリップ14を利用してエアバッグ20をインナパネル2に止めるための取付孔30aを備えて、構成されている。
なお、取付クリップ14は、図2に示すように、インナパネル2の取付孔3に係止されるもので、合成樹脂製の拡張リベットタイプとし、取付ベース15と押しピン16とを備えて構成されている。取付ベース15は、押しピン16の鍔部16aを受け止める受皿部15aと、受皿部15aからインナパネル2の取付孔3側に延びる挿入軸部15cと、を備えて構成されている。挿入軸部15c内には、受皿部15aから延びる挿入凹部15bが形成され、押しピン16の拡張用軸部16bを挿入させている。そして、挿入軸部15cは、押しピン16の拡張用軸部16bの挿入凹部15b内への押し込みにより、一対の張出し鉤部15dを拡開させるように構成され、この拡開により、取付クリップ14は、インナパネル2の取付孔3の車外側Oの周縁を係止することとなって、各取付部30を、ケース41の取付片部45とともに、車両Vのボディ1側のインナパネル2に対して、取り付けることとなる。
また、エアバッグ20は、図9のAに示すように、ポリアミド糸やポリエステル糸等を使用した袋織りによって形成される本体部35と、ポリアミド糸やポリエステル糸等の織布からなって本体部35に縫製される別体布36,37,38,39と、から構成されている。別体布36は、板状部31の部位を構成し、別体布37は、板状部32の部位を構成し、別体布38は、取付部30A,30B,30C,30D、30E,30Fの部位を構成し、別体布39は、接続口部23の部位を構成している。本体部35は、長方形形状に形成されて、前保護部22a、後保護部22b、周縁部26、及び、板状部31、の部位を備えて、袋織りにより製造されている。なお、袋織りで製造された板状部31の部位は、その部位を切除されて、接続口部23を形成する別体布39となる。そして、切除された部位には、別体布36が縫合されて塞がれ、板状部31が形成されている。
エアバッグ20の上縁20a側は、図7,8に示すように、折り畳まれた状態の外周面20e側に露出する端縁27となり、端縁27の所定位置には、貫通部28が形成されている。貫通部28は、エアバッグ用締結バンド50の係止爪部65を挿入させるための貫通孔28aを設けて構成されている。なお、貫通孔28aは、実施形態の場合、取付部30としての別体布38を本体部35に縫製する際の位置決め孔としており、円形の開口としている。
また、エアバッグ20は、上縁20a側が蛇腹折りされ、その下部側がロール折りされて、折り畳まれており、端縁27は、蛇腹折りされた部位の上端側の部位として、端末(端面)27aを車外側Oに向けている(図3参照)。
ケース41は、図1〜3,10に示すように、折り畳まれたエアバッグ20を収納可能な断面逆U字形状として、前後方向に延びた長尺状に形成されている。実施形態の場合、折り畳まれたエアバッグ20の前保護部22aを収納するケース41Aと後保護部22bを収納するケース41Bとの二つが使用されている。各ケース41(41A,41B)は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成され、半割り円筒状の天井壁部42と、天井壁部42の車外側Oの縁から下方に延びる縦壁部43と、を備える断面逆U字形状としている。なお、ケース41Aは、前席の窓W1の上縁側に対応して、前端側が下方に曲げられ、ケース41Bは、後席の窓W2の上縁側に対応して、前後方向に延びる略直線状に形成されている。
そして、それぞれの天井壁部42における車外側Oの縁付近には、上方へ延びる複数の取付片部45が配設されている(図2,10参照)。各取付片部45は、それぞれ、収納するエアバッグ20の各取付部30B,30C,30D,30E,30Fに対応する位置に配置され、その元部側の車内側Iにおける天井壁部42との境界部位には、各取付部30B,30C,30D,30E,30Fを上方へ突出させるスリット状の突出用開口44が形成されている。なお、エアバッグ20の前端の取付部30A付近は、ケース41Aに収納されず、ケース41Aから離れた前方へ突出するように、構成されている。
各取付片部45には、図2に示すように、取付部30の取付孔30aに対応するように、取付クリップ14の挿入軸部15cを貫通させる挿通孔45aが配設されている。
また、ケース41の天井壁部42には、図3,10に示すように、エアバッグ用締結バンド50の係止脚部75を挿入させて係止可能な係止孔47が形成されている。係止孔47は、大きな内径寸法の円形の挿入側開口47aと小さな開口幅の係止側開口47bとを備えて構成されている。そして、係止脚部75の後述する係止頭部77を、図10のAに示すように、係止孔47の挿入側開口47aに下方から挿入させ、さらに、図10のBに示すように、係止側開口47b側に軸部76を移動させて、係止頭部77を係止側開口47bの上面側周縁48に係止させれば、エアバッグ用締結バンド50が、ケース41の天井壁部42に係止されることとなる(図3参照)。
エアバッグ用締結バンド50は、ポリアミドやポリプロピレン等の合成樹脂から形成され、実施形態の場合、図1、図9のC、図10に示すように、折り畳んだエアバッグ20に対して、複数(実施形態では4箇所)巻き付けられている。そして、締結バンド50は、図3〜8に示すように、帯状の本体部51と、本体部51の両端に配設される係合部56、62と、係止爪部65と、把持部72と、係止脚部75と、を備えて構成されている。
本体部51は、折り畳まれたエアバッグ20の外周側に裏面53側を当てて、エアバッグ20に巻き付ける帯状としている。本体部51には、包んだエアバッグ20の膨張時に破断できるように、断面積を減少させた破断予定部55が形成されている。実施形態の場合、破断予定部55は、把持部72(係合部62)と係止脚部75(係止爪部65)との間の中間部位に配設されて、表裏を貫通する複数の肉盗み孔55aを、本体部51の幅方向に並設させて、構成されている。
係合部56,62は、折り畳まれたエアバッグ20に巻き付けた際の相互に接近した本体部51の両端部に、配設されており、相互の係合時の係合力は、エアバッグ20の折り崩れを防止可能な係合力を有し、さらに、エアバッグ20の膨張時にも、両者の係合が解除されず、破断予定部55を破断させる係合力としている。
そして、実施形態の場合、一方の係合部56は、後述する他方の係合部62としての係合凹部63に対応する係合突部57としている。係合突部57は、実施形態の場合、本体部51から幅寸法を狭めるように、裏面53側に曲がりつつ棒状に形成され、円板状の先端側鍔部59と、先端側鍔部59より小径の円板状の元部側鍔部60と、先端側鍔部59と元部側鍔部60とを連結する円柱状の軸部58と、を備えて構成されている。
他方の係合部62は、略長方形板状の舌片部61に表裏を貫通する貫通孔61aを設けて構成される係合凹部63としている。この係合凹部63は、略円形に開口した広幅開口部63aと、広幅開口部63aに連なって、他方の係合部56から離れる方向の舌片部61の先端61c側に延びて略円形に開口する細幅開口部63bと、を備えて構成されている。広幅開口部63aは、既述の係合部56を構成する係合突部57の円板状の先端側鍔部59を挿通可能な内径寸法として開口され、細幅開口部63bは、係合突部57の軸部58を挿通可能で、かつ、係合突部57の先端側鍔部59や元部側鍔部60を挿通不能とする内径寸法として、開口されている。また、広幅開口部63aや細幅開口部63bの長さ寸法(深さ寸法)、換言すれば、舌片部61の厚さ寸法は、係合突部57の軸部58の長さ寸法と略等しく設定されている。
舌片部61は、本体部51の先端から、裏面53側に屈曲するようにして、延設されている。
係止爪部65は、一方の係合部56の近傍の本体部51の裏面53側から突設されるとともに、エアバッグ20に巻き付ける方向に沿って、換言すれば、他方の係合部62側に向かって、延びている。この係止爪部65は、折り畳まれたエアバッグ20の端縁27に差し込んで、端縁27を係止するものである。
実施形態場の場合、係止爪部65は、本体部51から突出する首部66と、首部66の先端から屈曲してエアバッグ20の端縁27の裏面27c側に挿入される挿入部67と、を備えて構成されている。この挿入部67は、エアバッグ20の端縁27に設けられた表裏を貫通する貫通部28の貫通孔28aに対して、裏面27c側から表面27b側に挿入可能としている。さらに、挿入部67は、貫通部28の貫通孔28aにおける端縁27に沿う内周縁、換言すれば、前側内周縁28bと後側内周縁28cとに当接して、エアバッグ20の端縁27に沿った移動(実施形態の場合、前後移動)を規制可能に、構成されている。
さらに、実施形態の挿入部67は、挿入片部68と係止片部69とを備えて構成されている。挿入片部68は、係止爪部65の首部66から係合凹部63側に延びる部位であり、貫通部28の貫通孔28aの内周縁28b、28cに規制される部位としている。係止片部69は、挿入片部68の先端側に配設されて、貫通部28の貫通孔28aに挿入可能な先細り形状とし、かつ、挿入片部68から拡開して貫通部28の貫通孔28aの表面27b側周縁を係止可能な三角板状に形成されている。
なお、実施形態の場合、係止爪部65は、挿入部67を端縁27の裏面27cに差し込んで、貫通孔28aを貫通させて、係止片部69を表面27b側に配置させた際、首部66を端末27aと接触させる状態の長さ寸法として、本体部51から突出して係合凹部63側に延びている。また、首部66の本体部51からの突出長さは、挿入部67と本体部51との間に、エアバッグ20の端縁27を挿入できる隙間を確保できるように、設定されている。
把持部72は、係止爪部65を設けた側の係合部56から離れた他方の係合部62(係合凹部63)の近傍に配設されて、係合部56,62相互の係合時に把持する部位としている。実施形態の場合、把持部72は、係合凹部63を設けた舌片部61の元部61b側、すなわち、本体部51側に配置される把持片73から構成されている。この把持片73は、本体部51の表面52側から突出するような略長方形板状として、突出端73a側を、舌片部61から離しつつ、本体部51の表面52側から離れ、かつ、係合突部57側に接近するように、本体部51に対して傾斜して配設されている。
係止脚部75は、既述したケース41の係止孔47に挿入させてケース41に係止させるものである。そして、実施形態の場合、係止脚部75は、係止爪部65近傍の本体部51の表面52から、突設されて、円柱状の軸部76と、軸部76の先端の円板状の係止頭部77と、を備えて構成されている。係止頭部77は、既述したように、ケース41の係止孔47における円形の挿入側開口47aに対して、下方から挿入可能な外径寸法で、かつ、係止側開口47bの開口幅より狭い外径寸法として、軸部76は、係止側開口47bに挿通可能な外径寸法として、設定されている。
そして、この係止脚部75では、係止頭部77を、係止孔47の挿入側開口47aに下方から挿入させ、係止側開口47b側に軸部76を移動させて、係止頭部77を係止側開口47bの上面側周縁48に係止させれば、エアバッグ用締結バンド50を、ケース41の天井壁部42に係止させることができる。
なお、このエアバッグ用締結バンド50は、図6に示すように、係合部56,62を両端に配置させて構成されるとともに、その全長にわたって、一定の幅寸法内に各部位を設けた帯状として、構成されている。
そして、実施形態のエアバッグ用締結バンド50を使用する際には、まず、図9のA,Bに示すように、エアバッグ20を非膨張状態の平らに展開した状態として、折り畳む。この折り畳みは、実施形態の場合、上縁20a側のエリアを蛇腹折り部位20cとして、上縁20aと平行な折目を付けた蛇腹折りとし、その下方の下縁20bまでのエリアをロール折り部位20dとして、下縁20bを車外側壁部21b側で巻くロール折りとしている(図2参照)。蛇腹折り部位20cでは、上縁20aに近い最上端の部位に、車内側Iに位置させて折った折目VFを付け、その下方に折り重ねる部位を設ける蛇腹折りとして、端末27aが車外側Oに向いて折り畳まれる状態となる。
そして、折り畳み後、図9のCに示すように、エアバッグ20の周囲に、エアバッグ用締結バンド50を巻き付けて、エアバッグ20を包む。
この時、まず、図7のA,Bに示すように、締結バンド50の係止爪部65をエアバッグ20の端縁27の裏面27c側に挿入させて、係止爪部65によってエアバッグ20の端縁27を係止させた状態で、把持部72を把持して、図8のA、Bに示すように、本体部51をエアバッグ20に巻き付けつつ、係止爪部65近傍の係合部56に対して、その係合部56から離れた把持部72側の係合部62を、接近させて係合させれば、折り畳んだエアバッグ20を、折り崩れを防止して包むことができる。
そして、包んだ後は、係合部56,62相互の係合力が、破断予定部55の破断強度より、高いことから、エアバッグ20が膨張するまで、外れること無く、エアバッグ20の折り崩れを確実に防止できる。
さらに、締結バンド50を折り畳んだエアバッグ20に巻き付ける作業は、本体部51の両端部に配置される両係合部56,62を共に保持しなくとも、係止爪部65をエアバッグ20の端縁27に係止させておけば、締結バンド50から手を放しても、締結バンド50の落下を防止できる。そのため、係止爪部65の近傍の係合部56を強く把持しなくとも、他方の係合部62近傍の把持部72を把持して、その他方の係合部62を、係止爪部65近傍の係合部56側に接近させて、係合部56,62相互を係合させることができ、本体部51を折り畳んだエアバッグ20に巻き付けつつ、係合部56,62相互を係合させる作業、すなわち、エアバッグ20の包み作業が容易となる。
したがって、第1実施形態のエアバッグ用締結バンド50では、折り畳んだエアバッグ20を安定して折り崩れしないように包んでおくことができ、かつ、包むように巻き付ける作業も容易に行なえる。
そして、第1実施形態の締結バンド50では、把持部72近傍の係合部62が、係合凹部63とし、係止爪部65近傍の係合部56が、係合凹部63に挿入させて係合する係合突部57として構成されている。
そのため、第1実施形態では、係止爪部65側の係合部56としての係合突部57に対して接近させる把持部72側の係合部62が、係合突部57を挿入させるような係合凹部63から形成されており、把持部72を把持して引っ張りつつ、図8のBやDに示すように、係合凹部63の広幅開口部63aの部位を、係合突部57の先端側鍔部59を経た軸部58まで、被せるように配置させ、その後、把持部72から手を離せば、図8のCやEに示すように、折り畳まれたエアバッグ20の反発力(スプリングバッグ)により、本体部51が引張力を受けて、軸部58を係合凹部63の細幅開口部63bに挿入させ、先端側鍔部59が係合凹部63の細幅開口部63bの周縁を係止して、係合部56,62相互を係合させることができ、容易に、係合部56,62相互を係合させることができる。
ちなみに、上記と逆の構成であれば、把持部側の係合突部を、まず、係合凹部の位置に配置させるように引っ張り、その後、係合突部を、係合凹部の裏面側から、あるいは、係合凹部の表面側から、係合凹部に挿入させるように強く押し込む作業が必要となる。
そして、係合凹部の裏面側から押し込む場合には、その裏面側に、一旦、係合突部を配置させ、そして、係合突部を係合凹部に押し込まなければ作業が行えず、係合凹部の裏面側に係合突部を配置させる際にエアバッグを強く凹ませることから、強い押し込み力が必要となって、作業が行い難い。
また、係合凹部の表面側から押し込む場合には、押し込み完了状態が表面側から目視し難く、確実な係合状態を確保できるように、慎重な作業が必要となってしまう。
さらに、第1実施形態の締結バンド50では、把持部72が、近傍の係合部62の本体部51側の周縁から、本体部51の表面52から離れる方向へ突出する把持片73から構成されている。
そのため、第1実施形態では、把持片73が、把持片73近傍の係合部62の周縁における本体部51側にずれて突設されており、図7のA,Bに示すように、係止爪部65をエアバッグ20の端縁27の裏面27c側に差し込む作業時から、把持片73を把持して行なえ、さらに、図8のA〜Cに示すように、その後の本体部51のエアバッグ20への巻き付けや係合部56,62相互の係合時にも、持ち直すこと無く、その把持片73を把持して行なえ、係合部62から延長させるように把持部72を形成する場合に比べて、締結バンド50の長さ寸法を抑えて、エアバッグ20の包み作業を効率的に行うことができる。
また、第1実施形態の締結バンド50では、エアバッグ20への巻き付け時、係合突部57と係合凹部63(舌片部61)と両者の本体部51の裏面53側への曲がり状態と相俟って、図8のBに示すように、円柱状のような形状とした折り畳まれたエアバッグ20の外周面20eの接線方向に沿って、係合突部57の軸方向が配置されることなり、係合突部57の先端側鍔部59を係合凹部63の広幅開口部63aに挿通させる際、把持片73の突出端73a側を把持して、本体部51を引っ張りつつ、係合凹部63を設けた板状の舌片部61を、係合突部57の軸方向に直交させた状態として、その軸方向に沿って押し込み易くなることから、係合部56,62相互の係合作業を、一層、容易にさせることができる。
さらに、第1実施形態の締結バンド50では、係止爪部65が、本体部51から突出する首部66と、首部66の先端から屈曲してエアバッグ20の端縁27の裏面27c側に挿入される挿入部67と、を備えて構成されている。また、図7のC,Dに示すように、挿入部67が、エアバッグ20の端縁27に沿って断続的に端縁27に設けられた表裏を貫通する貫通部28の貫通孔28aに対して、裏面27c側から表面27b側に挿入可能で、かつ、貫通部28の貫通孔28aにおける端縁27に沿う前側内周縁28bと後側内周縁28cとに当接して、エアバッグ20の端縁27に沿った前後移動を規制可能に、構成されている。
そのため、第1実施形態では、係止爪部65のエアバッグ20の端縁27の裏面27c側に挿入させる際、挿入部67をエアバッグ20の端縁27における貫通部28の貫通孔28aに挿入させれば、挿入部67が貫通部28の前側内周縁28bと後側内周縁28cとに規制されて、エアバッグ20の端縁27に沿う移動、すなわち、エアバッグ20を包むエアバッグ用締結バンド50の位置ずれ、を防止して、所定位置で、折り畳んだエアバッグ20を包むことができる。
この場合、さらに、第1実施形態では、挿入部67が、係止爪部65の首部66から延びて貫通部28の内周縁28b,28cに規制される挿入片部68と、挿入片部68の先端側に配設されて、貫通部の貫通孔28aを挿通可能な先細り形状とし、かつ、挿入片部68から拡開して貫通部28の貫通孔28aの表面27b側周縁を係止可能な係止片部69と、を備えて構成されている。
そのため、第1実施形態では、係止爪部65の挿入部67をエアバッグ20の貫通部28の貫通孔28aに挿入すれば、挿入部67の先細り状の係止片部69が、貫通部28を貫通して、貫通部28の表面27b側周縁を係止する状態となり、挿入部67の貫通部28からの抜けが防止される。
すなわち、挿入部67の挿入片部68が、貫通部28の内周縁28b,28cに規制されて、エアバッグ20の端縁27に沿う位置ずれが防止されるとともに、さらに、挿入部67の係止片部69における貫通部28からの抜けが防止されることから、締結バンド50が、エアバッグ20からの脱落を、一層、安定して防止されることとなって、エアバッグ20に巻き付けるエアバッグ用締結バンド50の数が多くとも、迅速かつ円滑に、エアバッグ20に巻き付けることができる。
なお、図例では、貫通部28の貫通孔28aを円形の開口を図示したが、係止爪部65の挿入部67を挿入させる貫通部28は、他の長円形や長方形等の多角形形状の貫通孔、あるいは、スリット状の貫通孔を設けて構成してもよい。
そして、第1実施形態では、折り畳んだエアバッグ20を所定数の締結バンド50によって包んだ後では、図10に示すように、接続口部23に対し、クランプ13を利用して、取付ブラケット11を取り付け済みのインフレーター10を結合させ、さらに、折り畳まれたエアバッグ20の前保護部22aのエリアをケース41Aに収納するとともに、後保護部22bのエリアをケース41Bに収納させる。その際、突出用開口44に挿通させつつ、各取付部30B,30C,30D,30E,30Fを、所定の取付片部45の車内側面45dに配置させる。その際、各取付部30B,30C,30D,30E,30Fの取付孔30aと各取付片部45B,45C,45D,45E,45Fの挿通孔45aとに、押しピン16を装着した状態の挿入軸部15cを挿通させて、取付クリップ14を各取付片部45B,45C,45D,45E,45Fに取り付ける。なお、先端の取付部30Aにも、取付クリップ14を取り付けておく。
そしてまた、各締結バンド50は、図10のA,Bに示すように、係止脚部75の係止頭部77を、ケース41の係止孔47の挿入側開口47aに対して、下方から挿入し、係止側開口47b側に軸部76を移動させ、係止頭部77を係止側開口47bの上面側周縁48に係止させて、ケース41の天井壁部42に係止させれば、締結バンド50の締結箇所でエアバッグ20をケース41に取り付けておくことができる。
すなわち、第1実施形態の締結バンド50では、係止脚部75を利用して、エアバッグ20に巻き付けたエアバッグ用締結バンド50自体を、ケース41に係止させて、ケース41に対するエアバッグ20の位置ずれを防止することができることから、別途、他の部品を使用することなく、簡便に、エアバッグ20の所定部位(エアバッグ用締結バンド50を巻き付けた部位)を、ぶらつかせずに、ケース41に配置させておくことができる。
そして、各締結バンド50をケース41に係止させれば、エアバッグ20をケース41(41A,41B)に収納させて、頭部保護エアバッグ装置Mをアッセンブリとして形成しておくことができる。
そして、頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載までの運搬時や収納時には、ケース41A,41B間の接続口部23付近で二つ折りしておけばよい。その後、頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載時には、取付ブラケット11を、所定のインナパネル2の位置に配置させて、取付ボルト12を使用して、インフレーター10を所定のインナパネル2の位置に固定し、また、各取付クリップ14の部位では、挿入軸部15cを取付孔3に挿入させ、さらに、押しピン16を押し込んで、張出し鉤部15dを張出させて、取付孔3の車外側Oの周縁を張出し鉤部15dによって係止させ、エアバッグ20の各取付部30を、ケース41ごと、インナパネル2に取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置Mを車両Vに組み付けることができる。その後、インフレーター10に、インフレーター作動用の制御装置から延びる図示しないリード線を結線するとともに、フロントピラーガーニッシュ5、ルーフヘッドライニング6、中間ピラーガーニッシュ7、及び、リヤピラーガーニッシュ8を、ボディ1側のインナパネル2に取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載が完了することとなる。
車両Vへの搭載後、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mが作動して、インフレーター10が膨張用ガスGをエアバッグ20に供給すれば、エアバッグ20は、前保護部22aや後保護部22bに膨張用ガスGが流入して膨らむことから、各締結バンド50の破断予定部55を破断させつつ、エアバッグカバー18を押し開いて下方へ展開し、図1,2,3の二点鎖線に示すように、窓W1,W2や中間ピラー部CP,リヤピラー部RPの車内側を覆うように、展開膨張を完了させることなる。
なお、第1実施形態のエアバッグ用締結バンド50では、ケース41に係止させる係止脚部75を設けた場合を示したが、図11,12に示すエアバッグ用締結バンド50Aのように、車両のボディ1側のインナパネル2の係止孔4に挿入させて係止させるような係止脚部80を設けてもよい。
なお、この締結バンド50Aは、係止脚部80が第1実施形態の係止脚部75と相違しているだけであり、他の本体部51、係合部56(係合突部57)、係合部62(係合凹部63)、係止爪部65、及び、把持部72を、第1実施形態と同様としており、同じ部位には同じ符号を付してある。
この係止脚部80は、ボディ1側の係止孔4に挿入される軸部81と、軸部81から撓み可能に突出する一対の係止片82と、を備えて構成され、係止孔4に挿入させる際、係止片82が一旦縮径し、係止孔4を通過後に復元して、係止片82が係止孔4の車外側Oの周縁を係止して、エアバッグ20を包んだエアバッグ用締結バンド50Aが、ボディ1側に取り付けられることとなる。
そのため、第2実施形態の締結バンド50Aでは、係止脚部80を利用して、エアバッグ20に巻き付けたエアバッグ用締結バンド50A自体を、ボディ1側に係止させて、ボディ1側に対するエアバッグ20の位置ずれを防止することができることから、別途、他の部品を使用することなく、簡便に、エアバッグ20の所定部位(エアバッグ用締結バンド50Aを巻き付けた部位)を、ぶらつかせずに、ボディ1側に配置させておくことができる。
なお、これらの係止脚部75,80は、エアバッグ20の膨張時、ケース41やボディ1から外れても、エアバッグ20の所定の取付部30が、ボディ1側に強固に取付固定されていることから、支障が無く、係止脚部75,80のケース41やボディ1側への係止力は、高くなくとも良い。
また、第1実施形態では、係合部62の係合凹部63が、舌片部61に貫通するように形成された貫通孔61aから形成されており、舌片部61に対して、直交させるように、係合部56の係合突部57を係合凹部63に挿入させて、係合させる構造を例示した。しかし、図13に示す第3実施形態のエアバッグ用締結バンド50Bのように構成してもよい。
この締結バンド50Bでは、係合部62の係合凹部63Bが、締結バンド50Bの幅方向となる舌片部61の縁側に、係合突部57の軸部58を挿入可能な挿入側開口部63cを設け、さらに、挿入側開口部63cから締結バンド50Bの幅方向に沿って連なり、開口寸法を狭めた狭小部63dと、さらに、狭小部63dを通過させた軸部58を収納して、周縁で先端側鍔部59を係止可能な収納側開口部63eと、を設けて構成されている。狭小部63dの開口幅は、軸部58を強く押し込むめば挿通させることができるものの、収納側開口部63eに軸部58が収納されれば、挿入側開口部63c側に戻り難い寸法としている。
この締結バンド50Bでは、係合部56,62相互の係合時、図14のA,Bに示すように、把持部72(把持片73)を把持して、係合突部57の軸部58を、挿入側開口部63c、狭小部63d、収納側開口部63eに、順に、収納させて、係合凹部63Bを係合突部57に係合させており、係合部56,62の係合構造をこのように構成してもよい。
さらに、エアバッグ用締結バンドの両端部の係合構造は、図15,16に示す第4実施形態のエアバッグ用締結バンド50Cや、図17〜20に示す第5実施形態のエアバッグ用締結バンド50Dのようにしてもよい。
図15,16に示す第4実施形態の締結バンド50Cは、把持部72C側の係合部62Cが、四角環状の係合凹部63Cとしており、対応する係合部56Cの係合突部57Cが、フック形状としている。この締結バンド50Cでは、エアバッグ20に巻き付ける際、把持部72Cの断面L字状の把持片73Cを把持して、本体部51を引っ張りつつ、四角環状の係合凹部63C内に、フック形状の係合突部57Cを挿入させれば、係合部56C,62C相互を係合させることができる。
図17〜20に示す第5実施形態のエアバッグ用締結バンド50Dは、四角環状の係合凹部63Dに係合させる係合突部57Dを、係合凹部63Dから外れ難くするように、外れ防止部95を設けたものである。また、この締結バンド50Dでは、係合部62Dの係合凹部63Dの外周縁側を、把持部72Dとして、構成されている。さらに、この締結バンド50Dでは、係止爪部65側の本体部51の端部に、断面コ字形のコ字状部90が形成されている。コ字状部90は、本体部51に連結される縦壁部91、縦壁部91の両縁から、本体部51から離れる方向に延びる横壁部93,94と、を備えて構成されている。横壁部93は、インテグラルヒンジ92を介在させて、曲げ可能に、縦壁部91と連結されている。そして、横壁部93が、外れ防止部95を構成し、後述する係合突部57Dの鉤部57aを挿入させて、鉤部57aに周縁を係止される係止孔96を備えている。
係合部56Dの係合突部57Dは、横壁部94から突出して配設され、先端に係合凹部63Dの内周縁を、外れ防止部95を介在させて、係止可能な鉤部57aを備えて構成されている。なお、この鉤部57aは、外れ防止部95の係止孔96を挿通させて、その周縁に係止させる際、弾性変形するように撓んで復元する際、係止孔96の周縁と当接し、当接音(クリック音)を発生させるように構成されている。
この締結バンド50Dでは、エアバッグに巻き付ける際、把持部72Dを把持して、係合部62Dの係合凹部63Dを引っ張り、図20のAに示すように、係合突部57Dを挿通させつつ、係合突部57Dを嵌め、さらに、図20のBに示すように、外れ防止部95を係合突部57Dに押し付けて、係止孔96周縁に係合突部57Dの鉤部57aを係止させれば、係合部56D,62D相互の係合作業を完了させることができる。このような構成では、外れ防止部95の係止孔96周縁に係合突部57Dの鉤部57aを係止させることから、一手間余分に工数がかかるものの、係合部56D,62D相互が外れ難くなるとともに、係合部56D,62D相互の係合作業の完了を、クリック音で確認することができて、円滑な係合作業を行なえる。
さらに、係止爪部の構成としては、エアバッグの端縁に沿った移動をさらに防止可能に、図21のA,Bに示すように、係止爪部65の先端の係止片部69の両縁に、本体部51の両縁まで立ち上がる規制壁70,70を設けるように構成してもよい。このような構成では、本体部51と係止爪部65とが、エアバッグの端縁27の端末27aから貫通孔28aまでのエリアを、包んで保持する状態となって、一層、エアバッグの端縁27に沿った移動が防止される。
また、実施形態では、頭部保護エアバッグ装置Mに使用されるエアバッグ(カーテンエアバッグ)20を包むエアバッグ用締結バンドを例示したが、締結バンドで包む折り畳まれたエアバッグは、折り崩れ防止用に包む必要のあるエアバッグであれば、カーテンエアバッグに限らない。
さらに、実施形態では、エアバッグ用締結バンドとして、ポリアミドやポリプロピレン等の合成樹脂製を例示したが、折り畳んだエアバッグに巻き付けることができる可撓性を有し、かつ、包んだエアバッグの膨張時に、破断予定部が円滑に破断されれば、合成樹脂製に限定されず、他に、ゴム等の高分子弾性体によって形成してもよい。
1…ボディ、4…係止孔、20…エアバッグ、27…端縁、27a…端末、27b…表面、27c…裏面、28…貫通部、28a…貫通孔、28b…前側内周縁、28c…後側内周縁、41…ケース、47…係止孔、
50,50A,50B,50C,50D…エアバッグ用締結バンド、51…本体部、52…表面、53…裏面、55…破断予定部、
56,56C,56D…係合部、57,57C,57D…係合突部、
62,62B,62C,62D…係合部、63,63B,62C,63D…係合凹部、
65…係止爪部、66…首部、67…挿入部、68…挿入片部、69…係止片部、
72,72C,72D…把持部、73,73C…把持片、
75…(ケース用)係止脚部、80…(ボディ用)係止脚部。

Claims (7)

  1. エアバッグの膨張時に破断する構成として、折り崩れを防止可能に、折り畳んだ前記エアバッグに巻き付けて使用されるエアバッグ用締結バンドであって、
    折り畳まれた前記エアバッグの外周側に裏面側を当てて前記エアバッグに巻き付ける帯状として、前記エアバッグの膨張時に破断するための破断予定部を有した本体部と、
    折り畳まれた前記エアバッグに巻き付けた際の相互に接近した前記本体部の両端部に、配設されて、前記エアバッグの折り崩れを防止可能に相互に係合する係合部と、
    一方の前記係合部の近傍における前記本体部の裏面側から突設されるとともに、前記エアバッグに巻き付ける方向に沿って、折り畳まれた前記エアバッグの端縁に差し込んで、前記端縁を係止可能な係止爪部と、
    他方の前記係合部の近傍に配設されて、前記係合部相互の係合時に把持可能な把持部と、
    を備えて構成されていることを特徴とするエアバッグ用締結バンド。
  2. 前記把持部近傍の前記係合部が、係合凹部とし、
    前記係止爪部近傍の前記係合部が、前記係合凹部に挿入させて係合する係合突部として構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ用締結バンド。
  3. 前記把持部が、前記把持部近傍の前記係合部における前記本体部側の周縁から、前記本体部表面から離れる方向へ突出する把持片から構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のエアバッグ用締結バンド。
  4. 前記係止爪部が、前記本体部から突出する首部と、該首部の先端から屈曲して前記エアバッグの端縁の裏面側に挿入される挿入部と、を備えて構成されるとともに、
    前記挿入部が、前記エアバッグの端縁に沿って断続的に前記端縁に設けられた表裏を貫通する貫通部に対して、裏面側から表面側に挿入可能で、かつ、前記貫通部における前記端縁に沿う内周縁に当接して、前記エアバッグの端縁に沿った移動を規制可能に、構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエアバッグ用締結バンド。
  5. 前記挿入部が、
    前記係止爪部の前記首部から延びて前記貫通部の内周縁に規制される挿入片部と、
    該挿入片部の先端側に配設されて、前記貫通部を挿通可能な先細り形状とし、かつ、前記挿入片部から拡開して前記貫通部の表面側周縁を係止可能な係止片部と、
    を備えて構成されていることを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ用締結バンド。
  6. 前記本体部の表面側に、折り畳んだ前記エアバッグを収納するケースの係止孔に対して、挿入させて前記ケースに係止可能な係止脚部が、配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のエアバッグ用締結バンド。
  7. 前記本体部の表面側に、折り畳んだ前記エアバッグを搭載する車両のボディ側の係止孔に対して、挿入させて前記ボディ側に係止可能な係止脚部が、配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のエアバッグ用締結バンド。
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