JP2013209010A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構成として、衝撃力作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を的確に保護可能なエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】エアバッグ装置Mは、離隔側座席DSの衝撃力作用側に、配置されるもので、離隔側乗員DPの衝撃力作用側を覆うように膨張するエアバッグ14と、上方に突出するように作動されて上端側の連結支持部CPの部位で、膨張完了時のエアバッグ14の上端側から延びる連結部材23の先端24と連結される支柱部30と、を備える。エアバッグ14が、連結部材23の先端24と前下連結部26とで離隔側座席DSに連結される。支柱部30が、繰り出し完了時に、連結支持部CPの部位で、膨張完了時のエアバッグ14の上端16a側を支持する。エアバッグ14が、膨張完了時に、連結部材23の先端24と前下連結部26とを結ぶ直線TL上に張力TFを発生させるように、膨張する。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の座席を並設させて構成される車両に搭載されて、座席の並設方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を保護可能なエアバッグ装置に関する。
従来、離隔側乗員を保護するためのエアバッグ装置としては、離隔側座席の背もたれ部に折り畳んで収納させたエアバッグを、作動時に、内部に膨張用ガスを流入させて、離隔側乗員の衝撃力作用側を覆うように膨張させ、また、このエアバッグの展開膨張時に、背もたれ部に収納される支持板を繰り出し、この支持板により膨張を完了させたエアバッグの衝撃力作用側を支持させることにより、離隔側乗員の衝撃力作用側への移動を防止しているものがあった。この従来のエアバッグ装置では、支持板は、エアバッグとテザーによって連結されており、エアバッグの背もたれ部からの突出に連動して、繰り出される構成であった(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来のエアバッグ装置では、支持板は、膨張を完了させたエアバッグにおいて、離隔側乗員の胸部を保護する一部の領域のみを、支持する構成であることから、大きな衝撃力が作用した際に、離隔側乗員を拘束した際の反力を確保し難く、衝撃力作用側に向かって大きく移動する離隔側乗員を、的確に受け止められない場合があった。
また、離隔側乗員を保護するためのエアバッグ装置としては、作動時に、並設される二つの席(運転席と助手席)の間の隙間を塞ぐように、エアバッグを膨張させる構成のものがあった(例えば、特許文献2参照)。
さらに、離隔側乗員を保護するための装置としては、作動時に、並設される二つの席の間に、エアバッグを膨張させ、離隔側乗員を受け止めて衝撃力作用側へ移動するエアバッグを、衝撃力作用側となる近接側座席の衝撃力作用側の側方に配置される別体の支持バッグによって受け止めることにより、エアバッグによって離隔側乗員を受け止める構成のものもあった(例えば、特許文献3参照)。
特開2011−178189公報 特開平3−281458号公報 特開2009−234538公報
上記特許文献2及び3のいずれも、膨張を完了させたエアバッグによって、衝突力作用側に向かって移動してくる離隔側乗員を的確に受け止めることは可能であるが、特許文献2のエアバッグ装置では、エアバッグの容量が大きく、出力の大きなインフレーターが必要となって製造コストが高く、また、特許文献3の装置でも、エアバッグとは別に膨張させる支持バッグを使用してエアバッグを支持させている構成であることから、装置が複雑となって、製造コストが嵩んでいた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、簡便な構成として、衝撃力作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を的確に保護可能なエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグ装置は、複数の座席を並設させて構成される車両に搭載されて、座席の並設方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を保護可能なエアバッグ装置であって、
離隔側座席の衝撃力作用側に配置される収納部位に収納されて、作動時に、内部に膨張用ガスを流入させて収納部位から突出しつつ展開し、離隔側乗員の衝撃力作用側を覆うように膨張するエアバッグと、
離隔側座席における背もたれ部の衝撃力作用側に配置されて、エアバッグの突出と略同時に、繰出手段の作動により上方に突出するように作動されるとともに、上端側に配置される連結支持部の部位で、膨張完了時のエアバッグの上端側から延びる連結部材の先端と連結される支柱部と、
を備え、
エアバッグが、離隔側座席の正面側を前方として、連結支持部に連結される連結部材の先端と、膨張完了時の前下端側の前下連結部と、の少なくとも2箇所で、離隔側座席の側方側における衝撃力の作用側に連結されるとともに、膨張完了時に、少なくとも離隔側乗員の頭部から胸部にかけての衝撃力の作用側の領域を保護可能な保護膨張部を備える構成とされ、
支柱部が、繰り出し完了時に、保護膨張部を離隔側乗員の側方に配置可能に、連結支持部の部位で、膨張完了時のエアバッグの上端側を支持する構成とされて、
エアバッグが、膨張完了時に、連結部材の先端と前下連結部とを結ぶ直線上に張力を発生させるように、少なくとも前縁側の膜長を実質的に縮めるように膨張する構成とされていることを特徴とする。
本発明のエアバッグ装置では、エアバッグは、膨張完了時の前下端側を、離隔側座席の側方側における衝撃力の作用側に連結されるとともに、保護膨張部によって、少なくとも離隔側乗員の頭部から胸部にかけての領域の衝撃力作用側を覆うように、膨張する構成であることから、膨張を完了させたエアバッグによって、離隔側座席に着座している離隔側乗員の衝撃力作用側を、上下の広い範囲にわたって覆うことができる。また、本発明のエアバッグ装置では、エアバッグの膨張完了時の上端側が、収納部位から上方に突出するように作動される支柱部の上端側に配置される連結支持部の部位で支持される構成として、エアバッグは、膨張完了時の前下端側の前下連結部と、支柱部の上端側の連結支持部に連結される連結部材の先端と、の少なくとも2箇所で、離隔側座席の側方側における衝撃力の作用側に連結される構成である。そして、エアバッグは、連結部材の先端と前下連結部とを結ぶ直線上に張力を発生させるように膨張することから、必要最小限の容積と保護エリアに設定していても、衝撃力作用側に向かって移動してくる離隔側乗員を、膨張を完了させたエアバッグによって、的確に受け止めることができる。また、本発明のエアバッグ装置では、離隔側座席の側方側における衝撃力の作用側にのみ、エアバッグ装置を構成する部材を配置させ、衝撃力作用側に位置する座席側にはエアバッグ装置を構成する部材を配置させなくともよいことから、従来の装置と比較して、構成を簡便にすることができる。
したがって、本発明のエアバッグ装置では、簡便な構成として、衝撃力作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を的確に保護することができる。
また、本発明のエアバッグ装置では、支柱部は、離隔側座席の背もたれ部の側方に配置されることから、膨張完了時のエアバッグが覆う領域(乗員保護エリア)と重ならず、支柱部が離隔側乗員と直接接触することも防止できる。
さらに、本発明のエアバッグ装置において、エアバッグを、膨張完了時において、張力が発生する直線を離隔側座席に着座している離隔側乗員の側方側における胸部中心より前方に位置させるように、構成すれば、エアバッグの膨張完了時に、離隔側乗員を一層安定して受け止めることができて、好ましい。
具体的には、本発明のエアバッグ装置では、エアバッグを、離隔側座席の座部から背もたれ部にかけて、収納させ、支柱部を、背もたれ部に収納させる構成とすれば、エアバッグが乗員を保護する保護エリアに近い位置に収納されることから、作動時にエアバッグを迅速に展開膨張させることができ、また、支柱部も最上昇位置に接近させた状態で収納されることから、支柱部を迅速に繰出完了位置まで突出させることができて、好ましい。
さらに、上記構成のエアバッグ装置において、エアバッグを、前下連結部の後方となる領域の1箇所を加えた3箇所で、離隔側座席側に連結させる構成とすれば、膨張完了時に、エアバッグを、面状となる三点によって、離隔側座席に支持させることができて、離隔側乗員をより一層安定して受け止めることができ、また、離隔側乗員の側方において、連結部材の先端と前下連結部とを結ぶ直線より後方となる領域を、膨張を完了させたエアバッグにより略隙間なく覆うことができて、好ましい。
本発明の一実施形態であるエアバッグ装置を搭載させた座席の側面図である。 図1のII−II部位の部分拡大断面図である。 実施形態のエアバッグ装置に使用するエアバッグを平らに展開した状態の平面図である。 図3のエアバッグを単体で膨張させた状態を示す縦断面図であり、図3のIV−IV部位に対応する図である。 図1の座席において、背もたれ部の部位を示す部分拡大側面図である。 実施形態のエアバッグ装置に使用する支柱部を示す部分拡大断面図である。 図6の支柱部において、外筒部の前後方向に沿った断面図である。 図7の外筒部に設けられるストッパを示す部分拡大断面図である。 実施形態のエアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す側面図である。 実施形態のエアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す車両前方側から見た概略図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態において、前後・上下・左右の方向は、特に断らない限り、車両の前後・上下・左右の方向と一致するものである。
実施形態では、左右方向に沿って並設される運転席DSと助手席PSとを備える車両Vにおいて、左側(助手席PS側)から側面衝突された場合を、例に採り説明する。すなわち、実施形態では、右側に位置する運転席DSが、衝突側(衝撃力作用側)から遠い離隔側座席とされ、左側に位置する助手席PSが、衝突側(衝撃力作用側)に近い近接側座席とされて、運転席DSに着座した運転者DPを、離隔側乗員として保護するエアバッグ装置Mを、例に採り説明する。実施形態の場合、エアバッグ装置Mは、運転席DSの側方側における衝撃力の作用側である左側面側に、配置されている。
エアバッグ装置Mを搭載させる運転席DSは、図1に示すように、座部1と、座部1の後端側から上方に向かって延びる背もたれ部3と、背もたれ部3の上端から上方に突出するヘッドレスト5と、を備えている。
座部1は、図1,2に示すように、水平方向に略沿って配置される板金製のシートパン1aと、シートパン1aの周囲を覆うように配置されるクッション1bと、を備える構成とされている。座部1の上面(座面)は、図1に示すように、水平方向に対して、後下がりに傾斜している。背もたれ部3は、座部1の後端から後上方に向かって延びるように、鉛直方向に対して傾斜して配置されるもので、板金製のフレーム3a(図6参照)と、フレーム3aの周囲を覆うように配置されるクッション3b(図1参照)と、を備える構成とされている。そして、実施形態のエアバッグ装置Mは、座部1から背もたれ部3にかけて形成される収納部位Pに、収納されている。実施形態の場合、収納部位Pは、座部1におけるシートパン1aとクッション1bとの間の隙間と、背もたれ部3におけるフレーム3aとクッション3bとの間の隙間と、から構成されている。なお、座部1と背もたれ部3において、それぞれ、クッション1b,3bの外表面側には、表皮(図符号省略)が配置されているが、これらの表皮は、エアバッグ14の展開膨張時に、破断されることとなる。ヘッドレスト5は、背もたれ部3に対して、高さ位置を調節可能に取り付けられている。
エアバッグ装置Mは、図1に示すように、エアバッグ14と、エアバッグ14に膨張用ガスを供給するインフレーター7と、連結部材を構成する連結部23と、膨張完了時のエアバッグ14の上端側を支持する支柱部30と、支柱部30を上方に突出させる繰出手段42と、を備えている。
インフレーター7は、シリンダタイプとして、実施形態の場合、図1に示すように、膨張用ガスを吐出させる図示しないガス吐出口を後端側に位置させるように、軸方向を前後方向に略沿わせるようにして配置されるもので、取付ブラケット8を用いて、シートパン1aに固定されている。また、インフレーター7は、クランプ9を用いて、エアバッグ14の接続口部20と連結されている。
エアバッグ14は、膨張完了時に、運転席DSに着座した運転者DPの左側を覆い可能に、図3に示すように、上下方向側に幅広とした略長方形板状として、構成されている。詳細には、エアバッグ14は、膨張完了時に、長手方向を座部1の上面(座面)に対して略直交させるように、鉛直方向に対して傾斜して配置されるとともに、運転席DSに着座している運転者DPの左側を、大腿部DTから腰部DWと胸部DBとを経て、頭部DHにかけての略全域にわたって覆うように、構成されている(図9参照)。実施形態の場合、連結部材としての連結部23が、エアバッグ14と一体的に構成されており、エアバッグ14は、図3に示すように、バッグ本体15と、バッグ本体15から延びる連結部材としての連結部23と、を備える構成とされている。
バッグ本体15は、図3に示すように、内部に膨張用ガスを流入させて膨張する略長方形状の保護膨張部16と、保護膨張部16の下端から突出するように形成されてインフレーター7と接続される接続口部20と、保護膨張部16の下縁の前後両端側に配置される取付部21,21と、を備えている。また、実施形態の場合、バッグ本体15は、外形形状を同一とされて、膨張完了時に、運転者側に配置される乗員側壁部15aと、衝突側に配置される衝突側壁部15bと、の周縁相互を結合させて、袋状とされている。詳細には、実施形態の場合、バッグ本体15は、ポリアミド糸やポリエステル糸等からなる可撓性を有した織布の表面にシリコン等のコーティング剤を塗布したコート布からなる乗員側壁部15aと衝突側壁部15bとの周縁相互を、縫合糸を用いて縫着させて、袋状に構成されている。
接続口部20は、保護膨張部16の下縁における前後の略中央となる部位から下方に突出するように形成されるもので、実施形態の場合、先端を前方に向けるように屈曲して形成され、先端側を、インフレーター7を挿入可能に開口させて構成されている。そして、接続口部20は、図1に示すように、外周側に配置されるクランプ9を利用して、インフレーター7に接続されている。このインフレーター7は、図示しないリード線により、エアバッグ作動回路と電気的に接続されている。
取付部21,21は、保護膨張部16の下縁側における前後両端近傍において、下方に突出するように形成されるもので、略長方形状として、ボルト12を挿通可能な挿通孔(図符号省略)を備えている。実施形態の場合、図2に示すように、各取付部21は、板金製の長方形板状の2枚の取付ブラケット11に挟持された状態で、ボルト12を利用して、座部1のシートパン1aに取り付けられている。
保護膨張部16は、実施形態の場合、運転者DPの頭部DHから胸部DBと腰部DWとを経て大腿部DTにかけての領域を保護可能に構成されるもので、上端16a側を略半円形状に湾曲させて構成されている。そして、保護膨張部16は、平らに展開した状態の前後方向側の幅寸法を、座部1の前後の幅寸法より若干小さく設定されて、下縁16bの前後両端側に配置される取付部21,21の部位で、座部1を構成するシートパン1aの前端付近と、シートパン1aの後端付近であって背もたれ部3の前側近傍となる部位と、に、取り付けられている。すなわち、保護膨張部16は、下縁16b側を、膨張完了時の前下端側の前下連結部26と、前下連結部26の後方となる後下端側の後下連結部27と、の2箇所で、運転席DS側に連結されている。また、保護膨張部16は、平らに展開した状態の上下方向側の長さ寸法を、膨張完了時に運転者DPの頭部全体の左側を覆い可能な寸法に、設定されている。実施形態の場合、保護膨張部16は、ヘッドレスト5よりも上方に突出するように、膨張を完了させる構成とされている。
また、実施形態のエアバッグ14では、バッグ本体15は、図3,4に示すように、保護膨張部16の前側の領域を、複数の区画部17によって、上下で複数に区画させている。区画部17は、図3,4に示すように、保護膨張部16の前縁から後方に延びるような略直線状として、乗員側壁部15aと衝突側壁部15bとを縫合糸を用いて縫着させて、形成されている。実施形態では、区画部17は、3箇所に形成され、それぞれ、先端を、保護膨張部16の前後の略中央に位置させるように、形成されている。すなわち、保護膨張部16は、膨張完了時の前側の領域に、前端側をそれぞれ閉塞されて、前後方向に略沿った棒状とされる4個の横セル18を、上下に並設させて構成されるもので、エアバッグ14の展開膨張時に、この前縁側に配置される各横セル18が、平らに展開した状態から、上下方向の幅寸法を縮めるように略円柱状に膨張することから(図4参照)、エアバッグ14(保護膨張部16)は、前縁16c側の膜長を縮めるように膨張し、膨張完了時に、連結部23の先端23b側に配置される取付片24と、前下連結部26と、を結ぶ直線TL上に張力TFを発生させることとなる(図8参照)。
連結部材としての連結部23は、実施形態の場合、バッグ本体15と別体の可撓性を有した織布から構成されて、元部23a側を、バッグ本体15に縫着させてバッグ本体15と連結されている。詳細には、連結部23は、ポリアミド糸やポリエステル糸等からなる可撓性を有した織布から形成されるもので、バッグ本体15(保護膨張部16)の上後縁側から上方に延びて先端23b側にかけて収束するように、外形形状を略三角板状として、構成されている。なお、連結部23は、エアバッグ14を平らに展開した状態では、図3に示すように、バッグ本体15の後上縁側から上方に延びるように配置されているが、エアバッグ14の膨張完了時には、バッグ本体15の後上縁側から後方に延びるように配置されることとなる(図8参照)。連結部23の先端23b側には、支柱部30の上端側に連結される取付片24が、形成されている。この取付片24は、バッグ本体の取付部21と同様に、板金製の取付ブラケット11に挟持された状態で、支柱部30(第1支持材36)の上端36b側にボルト47止めされて、支柱部30の上端36b側に連結されている(図6参照)。
支柱部30は、図5に示すように、背もたれ部3の上端付近に収納されるもので、繰出手段42の作動時に上方に突出するように構成される支柱本体35と、支柱本体35を収納させる外筒部32と、を備えている。この支柱部30は、背もたれ部3の上端付近において、外筒部32の軸方向を背もたれ部3の傾斜に略沿わせるように、上端側を後方に向けるようにして、鉛直方向に対して傾斜して配置されている。また、支柱部30は、外筒部32の外周側を覆うように配置されるブラケット44をフレーム3aにボルト45止めすることにより、背もたれ3部のフレーム3aに取り付けられている(図6参照)。
外筒部32は、上下両端側を開口させた略円筒状とされている。支柱本体35は、外径寸法に差を持たせて外筒部32に入れ子に内蔵される複数段(実施形態の場合、3段)の第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38を、備えている。各第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38及び外筒部32は、金属製とされている。また、各第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38は、上方への突出完了後において、膨張したエアバッグ14が運転者DPを受け止めて上端側を左方に向けるように傾いた際にも、塑性変形することを抑制されて、撓んで、エアバッグ14を支持可能に構成されている。実施形態の場合、第1支持材36は、略円柱状とされ、第2支持材37は、第1支持材36を挿通可能で、かつ、第3支持材38に挿通可能とされる略円筒状とされ、第3支持材38は、第2支持材37を挿通可能で、かつ、外筒部32に挿通可能とされる略円筒状とされている。さらに、各第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38は、上昇移動時に、相互に抜け不能に、構成されている。また、第3支持材38は、外径寸法を、外筒部32内を摺動可能で、かつ、外筒部32内周面との間に隙間を殆ど生じさせないような寸法に、設定されている。
実施形態の場合、繰出手段42としては、外筒部32の下端側に配置されて、作動時に、駆動用のガスを発生可能なマイクロガスジェネレータが、使用されている。繰出手段42としてのマイクロガスジェネレータは、図示しないリード線により、エアバッグ作動回路と電気的に接続されている。そして、この繰出手段42は、作動時に、発生するガスにより、内周側に配置される第1支持材36の下端面から構成される受圧面36aを押圧させて、第1支持材36を上昇させ、第2支持材37及び第3支持材38も、第1支持材36の上昇移動に伴って、順次上昇移動させることにより、第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38を上方へ突出させることとなる。なお、各第1支持材36,第2支持材37は、上方移動完了後には、図示しないストッパにより、下降移動を規制されることとなる。
なお、繰出手段42としては、実施形態では、マイクロガスジェネレータが使用されているが、作動時に支柱本体(支柱部)を上方へ突出させることが可能であれば、マイクロガスジェネレータに限らず、油圧・水圧・空気圧等の流体圧を利用するピストンシリンダ、それらの流体圧や電気を利用したモータ、電磁ソレノイド、ばね等を、使用することができる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、第1支持材36の上端36b側に、エアバッグ14の連結部23の先端23b側に形成される取付片24を連結させている。具体的には、取付片24は、図6に示すように、取付ブラケット11に挟持された状態で、第1支持材36の上端36b側の面に、ボルト47止めされている。そして、この第1支持材36の上端36b側の面が、連結部23の先端23bと連結される連結支持部CPを、構成することとなる。
また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、各第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38は、外筒部32の軸方向(背もたれ部3の傾斜)に沿って、鉛直方向に対して上端を後方に位置させるように傾斜して、突出することとなるが、各第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38は、繰出完了後には、全体を回転させて、略鉛直方向に沿って配置されることとなる(図5、図8の二点鎖線及び図9参照)。
具体的には、実施形態の支柱部30では、第3支持材38の下端近傍に、左右方向に沿って突設される2本のピン38a,38aが、形成されており、外筒部32の内周面に、これらのピン38a,38aを案内可能な案内溝33が、形成されている(図6,7参照)。外筒部32の内周面に形成される案内溝33は、図7に示すように、第3支持材38の上昇完了位置までは、外筒部32の軸方向に沿って直線状に形成され、第3支持材38の上昇完了位置において、先端を前方に向けるように、円弧状に湾曲して配置されている。すなわち、実施形態の支柱部30では、第3支持材38の上昇移動時には、ピン38a,38aは、案内溝33における直線状の下側部位33aに沿って移動することとなる。そして、各第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38の上方への突出を完了させた後に、エアバッグ14が内部に膨張用ガスを流入させて上下方向側の長さ寸法を縮めるように膨張することに伴って、第1支持材36の上端36bが前方に引っ張られるような態様となって、第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38が、第3支持材38の下端側に形成されるピン38a,38aを、案内溝33における略円弧状の上側部位33bに沿って案内されるようにして、第1支持材36の上端36bを前方に向けるように回転することとなる(図7参照)。外筒部32の上端側における前側の領域は、実施形態の場合、回転する第3支持材38の前下端側と干渉しないように、部分的に切り欠かれている(図7参照)。そして、実施形態の場合、フレーム3aには、軸方向を鉛直方向に略沿わせるように回転した際の第3支持材38のさらなる回転を規制するストッパ3cが設けられており(図7,9参照)、第3支持材38は、ストッパ3cに当接して回転を止め、各第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38が、略鉛直方向に沿って配置されることとなる。
また、実施形態の場合、外筒部32の上端近傍には、回転移動後の第3支持材38の下降移動を規制するように、第3支持材38の下端面38bを支持するストッパ34が、配設されている(図7参照)。このストッパ34は、図8に示すように、外筒部32の外周面に突出して配置される収納部34cと、外筒部32の内周面から内側に突出可能に配置されるストッパピン34aと、ストッパピン34aと収納部34cとを連結させるばね34bと、を備える構成とされるもので、図8のAに示すように、第3支持材38が外筒部32内に収納されて、ストッパピン34aを外筒部32の内周面から突出させないように収納部34c内に収納させた状態では、ばね34bは圧縮されることとなる。そして、第3支持材38が上昇移動後に、回転移動すれば、図8のBに示すように、ばね34bの復元力を利用して、ストッパピン34aが先端を外筒部32の内周面から内側に突出させるように移動し、第3支持材38の下端面38bを支持可能な位置に、ストッパピン34aが、配置されることとなる。
支柱部30において支柱本体35の突出完了時の高さ寸法は、エアバッグ14の膨張完了時に、上端36b側の連結支持部CPの部位によって、エアバッグ14の上端16a側を支持可能であって、連結部23の先端23b(取付片24)と前下連結部26とを結ぶ直線TL上に張力TFを発生可能として、かつ、この直線TLを、運転席DSを側方から見た状態で、運転席DSに着座している運転者DPの胸部中心BOより前方に位置させるように、設定されている。また、実施形態の場合、支柱部30の突出完了時(回転移動後)の高さ寸法は、第1支持材36の上端36b(連結支持部CP)を、ヘッドレスト5の上端より上方に位置させ、かつ、膨張を完了させた保護膨張部16の上端16aと略同一高さに位置させるように、設定されている。
なお、実施形態では、支柱本体35として、第1支持材36,第2支持材37,第3支持材38の3つに分割されたものを使用しているが、背もたれ部に収納可能で、かつ、円滑に上昇移動可能であれば、支柱部を、1本の支持杆から構成してもよい。
実施形態のエアバッグ装置Mでは、車両Vの左側から図示しない衝突物が衝突した側面衝突時に、エアバッグ作動回路からの作動信号を受けて、インフレーター7が作動されるとともに、支柱部30の支柱本体35を駆動させる繰出手段42が作動されることとなる。そして、エアバッグ14が内部に膨張用ガスを流入させて上方に突出するのと略同時に、支柱本体35が上方に突出するように繰り出されることとなる。そして、エアバッグ14の膨張に伴って、上方への突出を完了させた支柱本体35が、上端36bを前方に向けるように回転し、エアバッグ14が、図9,10に示すように、運転者DPの衝突側(左側LW)を覆うように膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ14は、膨張完了時の前下端側を、前下連結部26の部位で、離隔側座席としての運転席DSの側方側における衝撃力の作用側(左側LW)に連結されるとともに、保護膨張部16によって、少なくとも離隔側乗員としての運転者DPの頭部DHから胸部DBにかけての領域(実施形態の場合、運転者DPの大腿部DTから腰部DWと胸部DBとを経て頭部DHにかけての領域)の衝撃力作用側(左側LW)を覆うように、膨張する構成であることから、膨張を完了させたエアバッグ14によって、運転席DSに着座している運転者DPの左側を、上下の広い範囲にわたって覆うことができる。また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ14の膨張完了時の上端16a側が、収納部位Pから上方に突出するように作動される支柱部30の支柱本体35の上端36b側に配置される連結支持部CPの部位で支持される構成として、エアバッグ14は、膨張完了時の前下端側の前下連結部26と、支柱部30の上端36b側の連結支持部CPに連結される連結部材としての連結部23の先端23bと、の少なくとも2箇所で、運転席DSの左側LWに連結される構成である。そして、エアバッグ14は、連結部23の先端23bと前下連結部26とを結ぶ直線TL上に張力TFを発生させるように膨張することから、必要最小限の容積と保護エリアに設定していても、左側LWに向かって移動してくる運転者DPを、膨張を完了させたエアバッグ14によって、的確に受け止めることができる。また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、運転席DSの左側LWにのみ、エアバッグ装置を構成する部材を配置させ、衝撃力作用側に位置する近接側座席としての助手席PS側にはエアバッグ装置を構成する部材を配置させなくともよいことから、従来の装置と比較して、構成を簡便にすることができる。
したがって、実施形態のエアバッグ装置Mでは、簡便な構成として、衝撃力作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席(運転席DS)に着座した離隔側乗員(運転者DP)を的確に保護することができる。
また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、支柱部30は、運転席DSの背もたれ部3の側方に配置されることから、膨張完了時のエアバッグ14が覆う領域(乗員保護エリア)と重ならず、支柱部30が運転者DPと直接接触することも防止できる。
さらに、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ14の膨張完了時において、張力TFが発生する直線TLを、運転席DSに着座している運転者DPの側方側における胸部中心BOより前方に位置させるように、構成していることから、エアバッグ14の膨張完了時に、運転者DPを一層安定して受け止めることができる。具体的には、実施形態のエアバッグ装置Mでは、背もたれ部3の傾斜に沿って配置される支柱部30の支柱本体35を、上方への突出完了時に、上端36bを前方に向けるように回転させて、鉛直方向に沿って配置させる構成であることから、支柱本体35を回転させない場合の直線TL´(図8の一点鎖線参照)と比較して、運転席DSを側方から見た状態で、張力の発生する直線TLの上下方向に対する傾きを小さくすることができて、この直線TLを、運転席DSを側方から見て胸部中心BOの前方を通るように設定させることができる。なお、上記作用を考慮しなければ、支柱部を構成する支柱本体を、上方への突出完了後にも、突出完了時に上端を前方に向けるように回転させず、背もたれ部に沿って延びるように配置させる構成としてもよい。
また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ14を、運転席DSの座部1から背もたれ部3にかけて、収納させ、支柱部30を、背もたれ部3に収納させていることから、エアバッグ14が運転者DPを保護する保護エリアに近い位置に収納されることとなって、作動時にエアバッグ14を迅速に展開膨張させることができ、また、支柱部30も最上昇位置に接近させた状態で収納されることから、支柱部30の支柱本体35を迅速に繰出完了位置まで突出させることができる。勿論、このような点を考慮しなければ、例えば、エアバッグ及び支柱部を、運転席の左側に配置されるコンソールボックス内に収納させる構成としてもよい。
さらに、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ14を、連結支持部CP及び前下連結部26に加えて、前下連結部26の後方となる後下連結部27と、の3箇所で、運転席DS側に連結させていることから、膨張完了時に、エアバッグ14を、面状となる三点によって、運転席DSに支持させることができて、運転者DPをより一層安定して受け止めることができ、また、運転者DPの左側において、連結部23の先端23bと前下連結部26とを結ぶ直線TLより後方となる領域を、膨張を完了させたエアバッグ14により略隙間なく覆うことができる。勿論、このような点を考慮しなければ、エアバッグを、連結支持部と前下連結部との2箇所のみで、運転席側に連結させる構成としてもよい。また、実施形態では、3箇所目となる後下連結部27も、座部1のシートパン1aに連結される構成であるが、3箇所目の連結部位はこれに限られるものではなく、連結支持部CPよりも下方となる位置で、背もたれ部3のフレーム3aに連結させる構成としてもよい。
なお、実施形態のエアバッグ装置Mでは、連結部材として、可撓性を有した織布から構成される連結部23を用い、この連結部23を、バッグ本体15と縫着させて、一体的に折り畳んで収納部位Pに収納させている構成であるが、連結部材はこれに限られるものではなく、エアバッグと別体の紐状材や帯状材等から構成してもよい。
なお、実施形態では、助手席の側方(左側)からの側面衝突時に、離隔側座席としての運転席に着座した運転者を、離隔側乗員として保護するエアバッグを内を例に採り説明したが、勿論、運転席の側方(右側)からの側面衝突時に、離隔側座席としての助手席に着座した乗員を、離隔側乗員として保護する装置に、本発明を適用してもよい。さらには、本発明のエアバッグ装置は、車両の前席に着座した乗員を保護する装置に限られるものではなく、車両の後席に着座した乗員を保護するように構成してもよく、また、前後方向に沿って並設される座席を備える車両にも、適用可能である。
1…座部、
3…背もたれ部、
7…インフレーター、
14…エアバッグ、
15…バッグ本体、
16…保護膨張部、
16a…上端、
16b…前縁、
21…取付部、
23…連結部(連結部材)、
23b…先端、
24…取付片、
26…前下連結部、
27…後下連結部、
30…支柱部、
35…支柱本体、
42…繰出手段、
CP…連結支持部、
DP…運転者(離隔側乗員)、
DH…頭部、
DB…胸部、
BO…胸部中心、
DS…運転席(離隔側座席)、
M…エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. 複数の座席を並設させて構成される車両に搭載されて、該座席の並設方向の一方側からの衝撃力の作用時に、衝撃力作用側から遠い離隔側座席に着座した離隔側乗員を保護可能なエアバッグ装置であって、
    前記離隔側座席の衝撃力作用側に配置される収納部位に収納されて、作動時に、内部に膨張用ガスを流入させて前記収納部位から突出しつつ展開し、前記離隔側乗員の衝撃力作用側を覆うように膨張するエアバッグと、
    前記離隔側座席における背もたれ部の衝撃力作用側に配置されて、前記エアバッグの突出と略同時に、繰出手段の作動により上方に突出するように作動されるとともに、上端側に配置される連結支持部の部位で、膨張完了時の前記エアバッグの上端側から延びる連結部材の先端と連結される支柱部と、
    を備え、
    前記エアバッグが、前記離隔側座席の正面側を前方として、前記連結支持部に連結される連結部材の先端と、膨張完了時の前下端側の前下連結部と、の少なくとも2箇所で、前記離隔側座席の側方側における前記衝撃力の作用側に連結されるとともに、膨張完了時に、少なくとも前記離隔側乗員の頭部から胸部にかけての前記衝撃力の作用側の領域を保護可能な保護膨張部を備える構成とされ、
    前記支柱部が、繰り出し完了時に、前記保護膨張部を前記離隔側乗員の側方に配置可能に、前記連結支持部の部位で、膨張完了時の前記エアバッグの上端側を支持する構成とされて、
    前記エアバッグが、膨張完了時に、前記連結部材の先端と前記前下連結部とを結ぶ直線上に張力を発生させるように、少なくとも前縁側の膜長を実質的に縮めるように膨張する構成とされていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグが、膨張完了時において、前記張力が発生する直線を、前記離隔側座席に着座している前記離隔側乗員の側方側における胸部中心より前方に位置させるように、構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグが、前記離隔側座席の座部から背もたれ部にかけて、収納され、
    前記支柱部が、前記背もたれ部に収納されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグが、前記前下連結部の後方となる領域の1箇所を加えた3箇所で、前記離隔側座席側に連結されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
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