JP2010137762A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

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裕一 北川
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Abstract

【課題】側突時に、ドアガラスの有無にかかわらず乗員頭部を拘束できる車両用乗員保護装置の提供。
【解決手段】本発明の車両用乗員保護装置10は、膜または布または網から構成される膜体20と該膜体20の縁部の少なくとも一部を支持する弾性棒22とを備えている。弾性棒22および膜体20は、通常時には、シートバック12の車幅方向外側側部および/またはシートバック12の上部に位置し、車両の側突時には、ヘッドレスト14の車幅方向外側側方および/またはヘッドレスト14の車幅方向外側側方の前方に繰り出される。車両用乗員保護装置10がアクチュエータ等の移動部材38を備える。車両用乗員保護装置10が弾性棒22を有し膜体20が弾性棒22によって張られて支持されるので、側突時に、膜体20は、ドアガラスの有無にかかわらず乗員頭部Aを拘束できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、側突時にヘッドレストの、車幅方向外側側方および/または車幅方向外側側方前方に繰り出されて、乗員の頭部を保護する、シート付けの車両用乗員保護装置に関する。
特許文献1は、側突時に乗員の車幅方向外側側方に展開膨張して乗員の頭部および胸部を保護するサイドエアバッグを、シートバックのドア側側部に収納した側突用エアバッグ装置(TH(トルソアンドヘッド)エアバッグ)を開示している。
特許文献2は、側突時にシートバック上部左右のショルダー部分を構成する一対の保護パッドをヘッドレストを挟んだ左右のサイド位置に上昇させて乗員の頭部を保護する車両用シートを開示している。
特開平11−278195号公報 特開2008−137537号公報
従来装置にはつぎの課題がある。
特許文献1のような、側突時に乗員の車幅方向外側側方にエアバッグを展開膨張させる装置では、乗員頭部を支持する反力を得るためには、エアバッグの背面にドアガラスがあることが前提となる。したがって、ドアガラスが降ろされていたり、あるいは割れたりした場合には、エアバッグで頭部を支持することが難しくなる。
また、シートバック付けのサイドエアバッグを流用しているため、乗員の胴体が側突の初期段階からドアで押されるような場合は、頭部がエアバッグに保持されにくくなる。
特許文献2のような、シートバック上部左右から一対の保護パッドを上昇させる装置では、側突時に乗員頭部が保護パッドの上昇軌跡内に保護パッドより先に進入していると、保護パッドが上昇途中で乗員頭部に接触する可能性がある。
本発明の目的は、側突時に、ドアガラスの有無にかかわらず乗員頭部を拘束でき、乗員頭部側方に繰り出される部材が繰り出し途中に乗員頭部に大きな力で接触する可能性が低い車両用乗員保護装置を提供することにある。
上記課題を解決する、または上記目的を達成する本発明の頭部保護エアバッグ装置はつぎのとおりである。
(1)本発明の車両用乗員保護装置は、膜または布または網から構成される膜体と該膜体の縁部の少なくとも一部を支持する弾性棒とを備えている。
弾性棒および膜体は、通常時には、シートバックの車幅方向外側側部および/またはシートバック上部に位置し、車両の側突時には、ヘッドレストの車幅方向外側側方および/またはヘッドレストの車幅方向外側側方の前方に繰り出される。
(2)上記(1)の車両用乗員保護装置は、シートフレーム上部に設置され弾性棒の上端を回転支持する回転支持部と、シートフレーム側部に設置され弾性棒の下端を回転支持しかつ上下方向に移動可能に支持する移動支持部と、シートフレーム側部に設置され弾性棒の中間部を回転支持しかつ摺動可能に挿通させるスルージョイントと、移動支持部の移動をガイドするガイド部材と、移動支持部に連結され該移動支持部を移動させる移動部材と、をさらに備えている。
(3)上記(2)の車両用乗員保護装置において、ガイド部材は、移動支持部の移動の始点と終点を有している。始点はスルージョイントより下方に位置し、終点は始点より上方でかつスルージョイントより後方に位置する。
上記(1)〜(3)は本発明の全実施例に適用可能である。
(4)上記(2)または(3)の車両用乗員保護装置において、ガイド部材が、シートバックのシートフレーム側部に沿って設けられている。
上記(4)は本発明の実施例1に適用可能である。
(5)上記(2)または(3)の車両用乗員保護装置において、ガイド部材が、バックプレートの左右両端部間の中間部からシートフレームにかけて斜めに設けられており、バックプレート、シートフレームに固定されている。
上記(5)は本発明の実施例2に適用可能である。
(6)上記(2)〜(5)の何れか1つの車両用乗員保護装置において、回転支持部の回転軸芯が、前方に向かって水平に対して下方に傾斜している。
上記(6)は本発明の実施例3に適用可能である。
(7)上記(2)〜(6)の何れか1つの車両用乗員保護装置において、弾性棒が、弾性棒の上端と下端との間で断面が捩じられている。
上記(7)は本発明の実施例4に適用可能である。
(8)上記(2)〜(6)の何れか1つの車両用乗員保護装置において、弾性棒が繰り出された状態で、弾性棒の一部がヘッドレストの前面の一部に接触する。
上記(8)は本発明の実施例5に適用可能である。
上記(1)の車両用乗員保護装置によれば、車両用乗員保護装置が弾性棒を有し膜体が弾性棒によって支持されるので、側突時に、膜体は、ドアガラスの有無にかかわらず乗員頭部を拘束できる。
また、頭部が弾性棒の繰り出し軌跡内に弾性棒の繰り出しより先に進入したとしても、弾性棒が弾性で変形してくれるので、弾性棒が頭部と大きな力で接触する可能性は低い。
上記(2)の車両用乗員保護装置によれば、移動支持部が弾性棒の下端を上下方向に移動可能に支持するので、移動部材が移動支持部を上方に移動させた時に、弾性棒の一部をシートフレーム上部より上方に押し出し、弾性棒がヘッドレスト側方で上方に突出する湾曲部を形成する。この湾曲部を頭部側方に変形させることにより、弾性棒とそれに支持された膜体とで、頭部を衝突側から支持することができる。
上記(3)の車両用乗員保護装置によれば、移動支持部の移動の終点が始点より上方でかつスルージョイントより後方に位置するので、移動支持部が移動の終点に持ち上げられた時に、シートフレーム上部より上方の弾性棒の湾曲部は、シート前方に、頭部側方に繰り出され、弾性棒とそれに支持された膜体とで、頭部を衝突側側方から支持することができる。
上記(4)の車両用乗員保護装置によれば、ガイド部材が、シートバックのシートフレーム側部に沿って設けられているので、スルージョイントより下方の弾性棒部分が、車両左右方向に曲げられず、スルージョイントを摺動自在に挿通することができ、弾性棒の押し出し作動が円滑となる。
上記(5)の車両用乗員保護装置によれば、ガイド部材が、バックプレートの左右両端部間の中間部からシートフレームにかけて斜めに設けられているので、移動支持部の移動の始点から終点までの距離を長くとることができ、弾性棒を大きく繰り出すことができる。
上記(6)の車両用乗員保護装置によれば、回転支持部の回転軸芯が、前方に向かって水平に対して下方に傾斜しているので、弾性棒が回転支持部とスルージョイントの間で撓む際、弾性棒が回転支持部より前方に繰り出すことになる。その結果、乗員の頭部側方をより前方に広くカバーするように膜体を展開することが可能になる。
上記(7)の車両用乗員保護装置によれば、弾性棒が、弾性棒の上端と下端との間で断面が捩じられているので、弾性棒が回転支持部とスルージョイントの間で撓む際、弾性棒が回転支持部より前方に繰り出すように展開する。その結果、乗員の頭部側方をより前方に広くカバーするように膜体を展開することが可能になる。
上記(8)の車両用乗員保護装置によれば、弾性棒が繰り出された状態で、弾性棒の一部がヘッドレストの前面の一部に接触するので、弾性棒が前方に押しやられ、乗員の頭部側方をより前方に広くカバーするように膜体を展開することが可能になる。また、弾性棒の一部がヘッドレストの前面の一部に接触するので、弾性棒の一部がヘッドレストの前面の一部に接触しない場合に比べて、乗員頭部を側方から支持する力が、より一層保たれる。
以下に、本発明の実施例の車両用乗員保護装置を、図1〜図8、および、図10〜図23を参照して、説明する。図9は比較例である。
図1〜図8、図10〜図12は本発明の実施例1を示し、図13〜図17は本発明の実施例2を示し、図18および図19は本発明の実施例3を示し、図20および図21は本発明の実施例4を示し、図22および図23は本発明の実施例5を示す。本発明の全実施例に共通する構成部分には、本発明の全実施例にわたって共通の符号を付してある。また、図中、FRは前方(FRONT)を示す。
〔実施例1〕
まず、本発明の実施例1の車両用乗員保護装置10を、図1〜図8、図10〜図12と比較例の図9を参照して説明する。
本発明の車両用乗員保護装置10は、車両側突時(側突検知時または側突予知時、以下、同じ)に、シートバック12から、ヘッドレスト14の車幅方向外側側方、および/または、ヘッドレスト14の車幅方向外側側方の前方に、膜体20および膜体20を支持する弾性棒22を頭部支持可能に繰り出して、頭部Aを膜体20および弾性棒22で支持する乗員頭部保護装置である。したがって、本発明の車両用乗員保護装置10は、シート付けの、膜体タイプの頭部保護装置であって、カーテンタイプまたはシート付けのエアバッグタイプの頭部保護装置ではない。
本発明の車両用乗員保護装置10は、ほぼ半円状の変形可能な膜体20と、膜体20のほぼ弧状とほぼ直線状の縁部の少なくとも一部(ほぼ弧状の部分)を支持し膜体20を張る弾性棒22とを備えている。
弾性棒22および膜体20は、通常時(車両側突時以外の時)には、シートバック12の車幅方向外側側部および/またはシートバック12の上部に位置し、車両の側突時には、ヘッドレスト14の車幅方向外側側方および/またはヘッドレスト14の車両外側側方前方に繰り出される。
弾性棒22および膜体20は、通常時には、シートバック12の表皮の内側に位置するか、または、シートバック12の表皮の外側にシートバック12の表皮に沿って位置する。弾性棒22および膜体20が、通常時に、シートバック12の表皮の内側に位置する場合は、車両の側突時には、表皮の縫い目を破って表皮外に繰り出される。その繰り出し力は、後述する移動部材38による移動支持部34の押上力(弾性棒22の繰り出し力)である。
膜体20は、膜(たとえば、剛性樹脂膜)または布または網から構成される。膜体20が膜からなる場合、膜は、たとえば、四フッ化エチレン製である。弾性棒22は、弾性変形可能な棒であればよく、たとえば、グラスファイバーを束ねた棒、または樹脂などの繊維または炭素繊維を束ねた棒等から構成される。弾性棒22の断面は、円形、楕円形、正方形、矩形の何れであってもよい。
膜体20の縁部は、膜体20および弾性棒22の繰り出し展開状態で、ほぼ弧状部24と、弧状部24の2点間にわたって延びるほぼ直線状の直線部26とからなる。
膜体20は、弧状部24で弾性棒22に支持され、直線部26では支持されないか、または、弧状部24の2点間にわたって延びるウエビング、弾性変形可能な補強ワイヤ28等によって支持されてもよい。
弧状部24では、膜体20は弾性棒22部位で折り返され縫合されて袋状をなしている。したがって、弧状部24では、弾性棒22が膜体20の弧状折り返し部を摺動可能に挿通している。図10で、20aが折り返し部を示し、20bが縫合部を示す。
車両用乗員保護装置10は、シートフレーム50上部のアッパーパイプ52上に設置され弾性棒22の上端(上側端部)を回転支持する回転支持部30と、シートフレーム50側部に設置され弾性棒22の下端を回転支持しかつ上下方向に移動可能に支持する移動支持部34と、シートフレーム50側部に設置され弾性棒22の中間部を回転支持しかつ摺動可能に挿通させるスルージョイント32と、移動支持部34の移動をガイドするガイド部材36と、移動支持部34に連結され移動支持部34を移動させる移動部材38と、をさらに備えている。膜体20は、繰り出し前の状態で見て、回転支持部30とスルージョイント32との間のほぼ全長で、または一部で、弾性棒22に支持される。
回転支持部30の回転軸芯は、ほぼ車両前後方向に向けられており、水平か、または、水平に対して(前方にいくにしたがって下がるように)傾けられている。回転支持部30は、回転支持部30の回転軸芯まわりに回転自在である。
移動支持部34の回転軸芯は、車幅方向に向けられており、水平か、または、ほぼ水平である。移動支持部34は、移動支持部34の回転軸芯の回転軸芯まわりに回転自在である。
スルージョイント32の回転軸芯は、車幅方向に向けられており、水平か、または、ほぼ水平である。スルージョイント32は、スルージョイント32の回転軸芯の回転軸芯まわりに回転自在である。スルージョイント32の回転軸芯は、移動支持部34の回転軸芯に平行である。
ガイド部材36は、移動支持部34の移動の始点40と終点42を有している。始点40はスルージョイント32より下方に位置し、終点42は始点40より上方でかつスルージョイント32より車両前後方向後方に位置する。
移動部材38は、移動支持部34を移動駆動できるものであればよく、たとえば、高圧ガスにより作動するインフレータからなるアクチュエータ38Aや、スプリング38B等を用いることができる。インフレータからなるアクチュエータ38Aを用いる場合は、サイドエアバッグ54展開膨張用のインフレータと共用してもよい。サイドエアバッグ54は、本発明の車両用乗員保護装置10と併用され、シート付けである。
シートフレーム50には、ガイド部材36およびアクチュエータ38Aを取り付けるための穴16と、移動支持部34とアクチュエータ38Aとを連結する連結部材が挿通する穴18とが、設けられる。穴18は、ガイド部材36と平行に斜め上下方向に、長く延びる。
図8は車両用乗員保護装置10とシート付けサイドエアバッグ54とが展開した状態を示す。一方、図9は比較例を示す。比較例では、サイドエアバッグ54とカーテンエアバッグ(図示せず)が設けられる。図9は、サイドエアバッグ54の展開膨張した状態を示す。図8と図9との比較からわかるように、本発明では、頭部Aが、比較例に比べて、早期に(頭部Aがドアガラス60まで移動するより前に)、弾性棒22によって張られた膜体20によって支持される。また、弾性棒22がある程度の曲げ剛性をもつため、膜体20は、ドアガラスの有無にかかわらず、ドアガラスによる反力によらずに、弾性棒22による支持だけによって、頭部Aを支持す。
以上の構成は、本発明の全実施例に適用できる。
つぎに、本発明の実施例1に特有な部分の構成を説明する。
本発明の実施例1においては、ガイド部材36が、シートバック12のシートフレーム50側部に沿って設けられている。アクチュエータ38Aは、シートフレーム50側部に固定され、ガイド部材36と平行に斜め上下方向に延びる。
移動部材38の移動の始点40は、スルージョイント32のシートフレーム50に沿った下方に位置し、移動の終点42は、スルージョイント32のシートフレーム50に沿った下方より後方に位置する。この始点40と終点42の配置により、移動支持部34が終点42に持ち上げられた時に、膜体20と弾性棒22は、ヘッドレスト14の車幅方向外側かそれより前方に繰り出され、乗員頭部Aを車幅方向外側から支持できる位置に繰り出される。
弾性棒22の、繰り出し前での、シートバック12の表皮に沿った長さをLとする。移動支持部34が終点42に持ち上げられた時の、移動支持部34とスルージョイント32との距離をdとする。弾性棒22のうち、長さ(L−d)分が回転支持部30とスルージョイント32の間に押し出される。このとき、移動支持部34がスルージョイント32より後方に位置するため、弾性棒22の、上記の長さ(L−d)分が、シート前方に向かって繰り出される。
つぎに、本発明の実施例1の車両用乗員保護装置10の作用、効果を説明する。
車両側方からの側突が検知または予知されると、移動部材38が作動して、弾性棒22下端の移動支持部34がガイド部材36に沿って始点40から終点42まで上方に移動する。図8、図9で、Vは側突の加害車両を示す。
弾性棒22下端の上方への移動により、弾性棒22はスルージョイント32より上方に押し出される。移動部材38の移動の終点42がスルージョイント32より後方にあるため、弾性棒22はスルージョイント32より前方に向かって繰り出す。
膜体20が、弾性棒22の弧状部24内で、あるいは、弾性棒22と補強ワイヤ28との間で展開し、乗員頭部Aの車幅方向外側側方を覆い、乗員頭部Aを車幅方向外側側方から支持する。シート付けサイドエアバッグ54が設けられる場合は、乗員の胴体がサイドエアバッグ54によって支持される。
車両用乗員保護装置10が弾性棒22を有し膜体20が弾性棒22によって支持されるので、側突時に、膜体20は、ドアガラスの有無にかかわらず乗員頭部Aを支持できる。また、頭部Aが弾性棒22の繰り出し軌跡内に弾性棒22の繰り出しより先に進入したとしても、頭部Aが弾性棒22に当たった時に弾性棒22が弾性で変形してくれるので、弾性棒22が頭部Aと強い力で接触する可能性は低い。
移動支持部34が弾性棒22の下端を上下方向に移動可能に支持するので、移動部材38が移動支持部34を上方に移動させた時に、弾性棒22の一部をシートフレーム50上部より上方に押し出し、弾性棒22がヘッドレスト14側方で上方に突出する湾曲部を形成することができる。この湾曲部を頭部側方に変形させれば、弾性棒22とそれに支持された膜体20とで、頭部Aを衝突側から支持することができる。
移動支持部34の移動の終点42が始点40より上方でかつスルージョイント32より後方に位置するので、移動支持部34が移動の終点42に持ち上げられた時に、シートフレーム上部より上方の弾性棒22の湾曲部は、シート前方に向かって、ヘッドレスト側方前方に繰り出される。その結果、弾性棒22とそれに支持された膜体20とで、頭部Aを衝突側側方から支持することができる。
弾性棒22と膜体20が、従来のカーテンエアバッグより乗員側で展開するので、側突時に、頭部Aは従来のカーテンエアバッグに衝突するより早期に、したがって大きく加速される前に、弾性棒22と膜体20で受けられて支持される。そのため、頭部Aが膜体20に当たる速度は、小さい。また、当たるのが膜体20であるため、頭部Aの衝撃はごく僅かである。
図8と図9との比較からわかるように、膜体20が従来のカーテンエアバッグより乗員側で展開するので、本発明では、頭部Aと胴体との移動量差が、従来のカーテンエアバッグの場合より小さく、頸部の横方向への屈曲を少なくすることができる。
以上の作用、効果は本発明の全実施例に適用される。
つぎに、本発明の実施例1に特有な作用、効果を説明する。
実施例1では、ガイド部材36が、シートバック12のシートフレーム50側部に沿って設けられているので、スルージョイント32より下方の弾性棒22部分がほぼ直線状で、車両左右方向に曲げられておらず、スルージョイント32を摺動自在に挿通することができる。これによって、弾性棒22の押し出し作動が円滑となる。
〔実施例2〕
つぎに、本発明の実施例2を説明する。
上記の実施例1の構成のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例2にも適用される。
以下では、本発明の実施例2に特有な構成を、図13〜図17を参照して説明する。
本発明の実施例2の車両用乗員保護装置10では、ガイド部材36が、シートバック12下部で左右のシートフレーム50間にわたって水平に延びるバックプレート56の左右両端部間の中間部から、左右のシートフレーム50のうち車幅方向外側のシートフレーム50にかけて斜めに設けられている。ガイド部材36の端部は、バックプレート56およびシートフレーム50に、それぞれ、固定されている。移動部材38の移動の始点40は、バックプレート56との接合部またはその近傍にあり、終点42はシートフレーム50との接合部またはその近傍にある。始点40をシートバック12内部下方に配置することで、始点40から終点42迄の距離が、実施例1に比べて、長くなっている。これによって、弾性棒2の繰り出し長さが長くなり、頭部の側方支持にとって有利となる。
弾性棒22は、繰り出し前はシート表皮の裏に隠れている。膜体20は、回転支持部30とスルージョイント32との間の距離より長い幅を有し、皺20c(図15)を寄せるようにして収納されている。
実施例2では、移動部材38にはスプリング38B(図14)を用いている。スプリング38Bは、伸長された状態(引っ張り状態)で収納されており、側突時に始点40がリリースされるようになっている。スプリング38Bは、長期間引っ張り状態に保持されても収縮力が低下しないように剛性と伸長度が調整されている。
つぎに、本発明の実施例2の作用、効果を説明する。
上記の実施例1の作用、効果のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例2にも適用される。
以下では、本発明の実施例2に特有な作用、効果を、図16および図17を参照して説明する。
本発明の実施例2では、ガイド部材36が、バックプレート56の左右両端部間の中間部からシートフレーム50にかけて斜めに設けられており、始点40がシートバック12の内部に配置されているので、移動支持部34の移動の始点40から終点42までの距離を長くとることができ、弾性棒22を大きく繰り出すことができる。その結果、弾性棒22の前方への繰り出し量も大きくなり、膜体20が乗員頭部Aの側方を大きくカバーすることができる。
〔実施例3〕
つぎに、本発明の実施例3を説明する。
上記の実施例1の構成のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例3にも適用される。
以下では、本発明の実施例3に特有な構成を、図18および図19を参照して説明する。
本発明の実施例3の車両用乗員保護装置10では、回転支持部30の回転軸芯が、水平に対して前方が下方へ(θ度)傾斜している。この傾斜により、弾性棒22が回転支持部30とスルージョイント32との間で撓む際、弾性棒22は回転支持部30より前方に繰り出すことになる。図19において、2点鎖線は回転支持部30の回転軸芯の前方下方傾斜がない場合の弾性棒22’を示し、実線は回転支持部30の回転軸芯の前方下方傾斜がある場合の弾性棒22を示す。回転支持部30の回転軸芯の前方下方傾斜によって、2点鎖線が実線の位置まで、弾性棒22が前方に繰り出す。
つぎに、本発明の実施例3の作用、効果を説明する。
上記の実施例1の作用、効果のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例3にも適用される。
以下では、本発明の実施例3に特有な作用、効果を、図18および図19を参照して説明する。
本発明の実施例3では、回転支持部30の回転軸芯が、前方に向かって水平に対して下方に傾斜しているので、弾性棒22が回転支持部30より前方に繰り出す。その結果、膜体20が、乗員の頭部A側方をより前方に広くカバーすることができる。
〔実施例4〕
つぎに、本発明の実施例4を説明する。
上記の実施例1の構成のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例4にも適用される。
以下では、本発明の実施例4に特有な構成を、図20および図21を参照して説明する。
本発明の実施例4の車両用乗員保護装置10では、弾性棒22が、弾性棒22の上端22aと下端22bとの間で、断面が捩じられている。断面の捩じりの方向は、弾性棒22の、回転支持部30とスルージョイント32との間の部分が、回転支持部30より前方に繰り出す方向である。図20において、2点鎖線は回転支持部30が捩じられていない場合の弾性棒22”を示し、実線は弾性棒22が捩じられている場合の弾性棒22を示す。弾性棒22の捩じりによって、2点鎖線が実線の位置まで、弾性棒22が前方に繰り出す。
図21の(イ)、(ロ)、(ハ)は、弾性棒22が回転支持部30から移動支持部34までの間で、図20の断面I、II、III の順に、下端側に向かう方向に見た時に、反時計回りに予めほぼ90度捩じった状態で収納されている場合を示す。図21において、(イ)、(ロ)、(ハ)におけるa、b、c、dを付した箇所は、互いに対応する。図21は捩じりの角度量が90度の場合を示しているが、捩じりの角度量は、90度以外であってもよい。この捩じりによる弾性棒22の前方繰り出しは、他の繰り出し方法、たとえば回転支持部30の回転軸芯の前方かつ下方への傾斜と、組み合わせて用いられてもよい。
つぎに、本発明の実施例4の作用、効果を説明する。
上記の実施例1の作用、効果のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例4にも適用される。
以下では、本発明の実施例4に特有な作用、効果を、図20および図21を参照して説明する。
本発明の実施例4では、弾性棒22が回転支持部30から移動支持部34までの間で、下端側に向かう方向に見た時に、反時計回りに捩じられているので、弾性棒22の、回転支持部30と移動支持部34との間の部分が、回転支持部30より前方に繰り出す。その結果、膜体20が、乗員の頭部A側方をより前方に広くカバーすることができる。
〔実施例5〕
つぎに、本発明の実施例5を説明する。
上記の実施例1の構成のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例5にも適用される。
以下では、本発明の実施例5に特有な構成を、図22および図23を参照して説明する。
本発明の実施例5の車両用乗員保護装置10では、弾性棒22が繰り出された際に、その一部がヘッドレスト14の前面に、敢えて接するように、回転支持部30が配置されている。58が接触部を示す。弾性棒22のヘッドレスト14の前面への接触により、弾性棒22はヘッドレスト14の前面から前方への押し力を受ける。図23において、2点鎖線は弾性棒がヘッドレスト14の前面から前方への押し力を受けていない場合の弾性棒22”を示し、実線は弾性棒22がヘッドレスト14の前面から前方への押し力を受けている場合の弾性棒22を示す。弾性棒22がヘッドレスト14の前面から前方へ押されることによって、2点鎖線が実線の位置まで、弾性棒22が前方に繰り出す。
このヘッドレスト14の前面から前方に押されることによる弾性棒22の繰り出しは、他の繰り出し方法、たとえば回転支持部30の回転軸芯の前方かつ下方への傾斜や、弾性棒22の上端22aと下端22bとの間での断面の捩じりの少なくとも一方と、組み合わせて用いられてもよい。
つぎに、本発明の実施例5の作用、効果を説明する。
上記の実施例1の作用、効果のうち、全実施例に適用可能とした部分は、本発明の実施例5にも適用される。
以下では、本発明の実施例5に特有な作用、効果を、図22および図23を参照して説明する。
本発明の実施例5では、弾性棒22がヘッドレスト14の前面と接触してヘッドレスト14の前面から前方に押されているので、弾性棒22の、回転支持部30と移動支持部34との間の部分が、回転支持部30より前方に繰り出す。その結果、膜体20が、乗員の頭部A側方をより前方に広くカバーすることができる。
〔その他の実施例〕
(イ) 実施例1〜実施例5では、回転支持部30がシートバック12の上端部に設けられる場合を示したが、回転支持部30は、シートバック12の上端部に代わって、ヘッドレスト14の衝突側側面に設けられてもよい。その場合の回転支持部30の軸芯は車両前後方向に向けられる。その他の構成、作用、効果は実施例1〜5と同じである。
(ロ) 実施例1〜実施例5では、膜体20と弾性棒2が、シートの側突側に設けられる場合を示したが、膜体20と弾性棒2は、シートの側突側と、シートの反側突側との両方に設けられてもよい。こうすることによって、ニアサイド側突だけでなく、効果的にファーサイド側突やロールオーバにも対応でいる。その他の構成、作用、効果は実施例1〜5と同じである。
本発明の実施例1の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の格納状態(繰り出し前)での、斜視図である。 図1の車両用乗員保護装置の、正面図である。 図1の車両用乗員保護装置の、側面図である。 本発明の実施例1の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後での、斜視図である。 図4の車両用乗員保護装置の、正面図である。 図4の車両用乗員保護装置の、側面図である。 本発明の実施例1の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の格納状態(繰り出し前)での、背面図である。 本発明の実施例1の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後での、背面図である。 比較例(本発明に含まず)の、サイドエアバッグ展開膨張状態での、背面図である。 本発明の実施例1の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後での、拡大分解斜視図である。 本発明の実施例1の車両用乗員保護装置の一部の、膜体と弾性棒の繰り出し前の、側面図である。 本発明の実施例1の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後の、側面図である。 本発明の実施例2の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の格納状態(繰り出し前)での、斜視図である。 図13の車両用乗員保護装置の、正面図である。 本発明の実施例2の車両用乗員保護装置の一部の、膜体と弾性棒の繰り出し後での、拡大斜視図である。 本発明の実施例2の車両用乗員保護装置の一部の、膜体と弾性棒の繰り出し前の、側面図である。 本発明の実施例2の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後の、側面図である。 本発明の実施例3の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の格納状態(繰り出し前)での、斜視図である。 本発明の実施例3の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後の、拡大斜視図である。 本発明の実施例4の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後の、拡大斜視図である。 (イ)、(ロ)、(ハ)は、それぞれ、本発明の実施例4の車両用乗員保護装置の、図20の断面I、II、III 部位での、弾性棒の断面図である。 本発明の実施例5の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後での、正面図である。 本発明の実施例5の車両用乗員保護装置の、膜体と弾性棒の繰り出し後での、側面図である。
符号の説明
10 車両用乗員保護装置
12 シートバック
14 ヘッドレスト
16、18 穴
20 膜体
20a 折り返し部
20b 縫合部
20c 皺
22 弾性棒
22a 弾性棒の上端
22b 弾性棒の下端
24 弧状部
26 直線部
28 補強ワイヤ
30 回転支持部
32 スルージョイント
34 移動支持部
36 ガイド部材
38 移動部材
38A アクチュエータ
38B スプリング
40 移動の始点
42 移動の終点
50 シートフレーム
52 アッパーパイプ
54 サイドエアバッグ
56 バックプレート
58 接触部
60 ドアガラス

Claims (8)

  1. 膜または布または網から構成される膜体と該膜体の縁部の少なくとも一部を支持する弾性棒とを備え、
    前記弾性棒および膜体は、通常時には、シートバックの車幅方向外側側部および/またはシートバック上部に位置し、車両の側突時には、ヘッドレストの車幅方向外側側方および/またはヘッドレストの車幅方向外側側方の前方に繰り出される、車両用乗員保護装置。
  2. シートフレーム上部に設置され前記弾性棒の上端を回転支持する回転支持部と、
    シートフレーム側部に設置され前記弾性棒の下端を回転支持しかつ上下方向に移動可能に支持する移動支持部と、
    シートフレーム側部に設置され前記弾性棒の中間部を回転支持しかつ摺動可能に挿通させるスルージョイントと、
    前記移動支持部の移動をガイドするガイド部材と、
    前記移動支持部に連結され該移動支持部を移動させる移動部材と、
    をさらに備えた請求項1記載の車両用乗員保護装置。
  3. 前記ガイド部材は、前記移動支持部の移動の始点と終点を有しており、前記始点は前記スルージョイントより下方に位置し、前記終点は前記始点より上方でかつ前記スルージョイントより後方に位置する請求項2記載の車両用乗員保護装置。
  4. 前記ガイド部材が、シートバックのシートフレーム側部に沿って設けられている請求項2または請求項3記載の車両用乗員保護装置。
  5. 前記ガイド部材が、バックプレートの左右両端部間の中間部からシートフレームにかけて斜めに設けられており、前記バックプレート、前記シートフレームに固定されている請求項2または請求項3記載の車両用乗員保護装置。
  6. 前記回転支持部の回転軸芯が、前方に向かって水平に対して下方に傾斜している請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の車両用乗員保護装置。
  7. 前記弾性棒が、前記弾性棒の上端と下端との間で断面が捩じられている請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の車両用乗員保護装置。
  8. 前記弾性棒が繰り出された状態で、前記弾性棒の一部がヘッドレストの前面の一部に接触する請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の車両用乗員保護装置。
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