JP2013208095A - ゼラチン成形組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ゼラチン臭が低減されたゼラチン成形組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】ヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物及びチャ抽出物からなる群より選択される少なくとも1種の植物抽出物をゼラチン成形物に配合することにより、ゼラチン臭の抑制が実現される。
【選択図】なし

Description

本発明は、ゼラチン臭が軽減されたゼラチン成形組成物に関する。
ゼラチンは、安価で毒性がなく、保水性、増粘性等の優れた特性を有していることから、食品用として広く使用されている成分である。しかしながら、ゼラチンは動物由来のタンパク質であるため、精製しても不純物を完全に除去することが困難であり、それが原因となってゼラチン特有のにおいを生じる。更に、このにおいが経時的変化により悪臭となることが知られている。そのため、ゼラチンを用いた食品においては、ゼラチンに起因する特有の獣臭(ゼラチン臭)を抑制することが課題となっていた。
ゼラチン臭を抑制する方法としては、例えば香料を配合することによってゼラチン臭をマスキングする方法、及びにおいを吸着する物質であるシリカゲル等と共に包装することによって、発生したゼラチン臭を吸着する方法等が一般に採用されている。しかしながら、これらの方法は、いずれも本質的にゼラチン臭の発生を抑制できるものではないため、十分な抑制効果は得られていなかった。また、これらの他に、例えば、特許文献1にはエチルデカノエート又は甘酒、酒粕、日本酒等のエチルデカノエートを多量に含有する食品素材を、風味改善剤として、ゼラチンを含む組成物に配合し、ゼラチン臭を抑制する方法が提案されている。また、澱粉分解物を配合してゼラチン臭の原因となるタンパク質や脂質を包接し、においの発生を抑制する方法等も提案されている(例えば特許文献2を参照)。このように、ゼラチン臭の抑制については、従来様々な手段が講じられてきたが、更に効果的にゼラチン臭の発生を抑制することが可能な、新たな方法が求められていた。
特開2006−197857号公報 特開2010−90062号公報
本発明は、ゼラチン臭が低減されたゼラチン成形組成物を提供することを主な目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、ゼラチン成形組成物において、特定の植物抽出物を配合することにより、ゼラチン臭の発生を抑制できることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて更に研究を重ねた結果、完成されたものである。即ち、本発明は下記態様のゼラチン成形組成物を提供する。
項1.ヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物及びチャ抽出物からなる群より選択される少なくとも1種の植物抽出物を含有することを特徴とするゼラチン成形組成物。
項2.ゼラチン100重量部に対し、前記植物抽出物を乾燥重量換算で0.001〜1重量部含有する、項1に記載のゼラチン成形組成物。
項3.前記植物抽出物がヤマモモ抽出物である項1又は2に記載のゼラチン成形組成物。
項4.更にテルペンを含有する、項1〜3のいずれかに記載のゼラチン成形組成物。
項5.テルペンがメントールである、項4に記載のゼラチン成形組成物。
項6.乾燥重量換算で植物抽出物1重量部に対し、テルペンを0.1〜1000重量部含有する、項4又は5に記載のゼラチン成形組成物。
項7.カプセル状である、項1〜6のいずれかに記載のゼラチン成形組成物。
項8.食品である、項1〜7のいずれかに記載のゼラチン成形組成物。
本発明によれば、ヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物、チャ抽出物等の植物抽出物を配合することによって、ゼラチン特有の悪臭が抑制されたゼラチン成形組成物を提供することができる。
また、本発明において、植物抽出物としてヤマモモ抽出物を使用した場合、ヤマモモ抽出物によって焦げたようなにおい(コゲ臭)が生じたり、ゼラチン成形組成物が硬化したりする傾向があるが、本発明によれば、ヤマモモ抽出物とテルペンを組み合わせて配合することによって、ヤマモモ抽出物に起因するこれらの不都合を解消することができる。
本発明のゼラチン成形組成物(以下、「本発明の組成物」ということもある。)は、ヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物及びチャ抽出物からなる群より選択される、少なくとも1種の植物抽出物を含有することを特徴とする。ここで、「ゼラチン成形組成物」とは、ゼラチン溶解液が一旦ゲル化して形成したもの、又はそれを乾燥させたものを指す。以下、本発明について詳述する。
本発明の組成物に使用されるゼラチンは、食品、医薬品等の分野において従来使用されている可食性のゼラチンから適宜選択することができ、特に限定されないが、例えば、牛、豚、鶏、魚等の皮、骨、腱、鱗等を原料とし、酸又はアルカリで処理して得られる粗コラーゲンを加熱抽出して製造されたものが用いられる。また、ゼラチンの加水分解物や酸素分解物、アシル化ゼラチン等のゼラチン誘導体等を用いることもできる。本発明においては、これらのゼラチンの中から1種を選択して単独で使用することもでき、2種以上を組み合わせて使用することもできる。ゼラチンは商業的に入手可能なものを使用することができ、例えば株式会社ニッピ、新田ゼラチン株式会社、Rousselot社、Weishardt社、ゼライス株式会社等のゼラチンが挙げられる。
本発明の組成物におけるゼラチンの含有量としては、組成物の総重量に対して25〜99.9重量%、好ましくは40〜99.5重量%、更に好ましくは45〜99.5重量%が挙げられる。
本発明のゼラチン成形組成物は、前記植物抽出物を配合することにより、ゼラチンの経時的変化に伴って発生する悪臭(ゼラチン臭)が抑制されたものである。植物抽出物としては、具体的にはヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物及びチャ抽出物が挙げられる。本発明においては、これらの抽出物の中から1種を選択して単独で使用することもでき、2種以上を組み合わせて使用することもできる。ゼラチン成形組成物のゼラチン臭を効果的に抑制し、且つゼラチンの透明性を保ち、ゼラチンの着色を防ぐことができるという観点から、前記植物抽出物としては、ヤマモモ抽出物が好ましい。
ヤマモモ(学名:Myrica rubra)としては、ヤマモモ目ヤマモモ科に属する植物が包含される。ヤマモモ抽出物としては、具体的にはヤマモモ又はヤチヤナギの樹皮、枝、根等、好ましくは樹皮、枝から得られる抽出物を使用することができる。ゼラチン臭を効果的に抑制するという観点から、本発明において使用されるヤマモモ抽出物として、ヤマモモ抽出物の乾燥物中にミリシトリンが通常150〜1000mg/g、より好ましくは500〜1000mg/g、更に好ましくは800〜1000mg/g、特に好ましくは900〜1000mg/g含有されるものが挙げられる。ヤマモモ抽出物を調製する際に使用される溶媒としては、従来公知のものから適宜選択することができるが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等の炭素数1〜4の低級アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール;水、アセトン、酢酸エチル、酢酸メチル等の極性溶媒;ヘキサン、ピリジン等の非極性溶媒が挙げられる。これらの中でも、ミリシトリンを高濃度で含有する抽出物が得られることから、好ましくはメタノール、エタノール、ピリジンが挙げられる。また、調製方法としては、例えばヤマモモの樹皮若しくは小枝の乾燥物、又はヤチヤナギの樹皮乾燥物、或いはこれらの混合物1重量部に対して、溶媒を0.25〜50重量部用い、0〜130℃で1〜10時間、浸漬する方法が挙げられる。ゼラチン臭を一層効果的に抑制するという観点から、ヤマモモ抽出物としては、ヤマモモの水又はエタノール抽出物が好ましいものとして挙げられる。ヤマモモ抽出物中には、有効成分としてフラボノイド配糖体の一つであるミリシトリンが含有されており、ゼラチン成形組成物中における当該ミリシトリンの含有量を、液体クロマトグラフィーなどの従来公知の測定方法により測定することで、ゼラチン成形組成物中におけるヤマモモ抽出物の含有量を推定することが可能である。ヤマモモ抽出物として、簡便には商業的に入手可能なものを使用することができ、例えばサンメリンY−AF、サンメリンYO−1844、サンメリンYU−8630(いずれも株式会社三栄源エフ・エフ・アイ)が挙げられる。
ブドウ(学名:Vitaceae)としては、クロウメモドキ目ブドウ科に属する植物が包含される。本発明においてブドウ種子には、ブドウ種子の種皮、胚乳、胚軸、子葉等が含まれる。ゼラチン臭を効果的に抑制するという観点から、本発明において使用されるブドウ種子抽出物として、ブドウ種子抽出物の乾燥物中にプロアントシアニジンが通常30重量%以上、好ましくは40重量%以上含有されるものが挙げられる。ブドウ種子抽出物を調製する際に使用される溶媒としては、従来公知のものから適宜選択することができるが、例えばアセトン、エーテル等の非極性溶媒;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等の炭素数1〜4の低級アルコール;酢酸エチル、酢酸メチル、水等の極性溶媒を用いて抽出する方法が挙げられる。これらの中でも、プロアントシアニジンを高濃度で含有する抽出物が得られることから、好ましくはアセトン、ブタノール、水が好ましい溶媒として挙げられる。ブドウ種子抽出物を調製する際には、これらの溶媒を用いて多段的に抽出する方法を採用してもよい。より具体的には、例えば、ブドウ種子の乾燥物、好ましくはブドウ種子乾燥物の粉砕物1重量部に対し、アセトン4〜25重量部を溶媒として0〜60℃で1〜10時間、抽出した後、得られた抽出物を減圧濃縮後、当該減圧濃縮した抽出物1重量部に対して、酢酸エチル、酢酸メチル又はブタノールを0.2〜50重量部用いた固液抽出に供し、更に水又はエタノールを溶媒として0〜100℃で1〜10時間、浸漬して抽出する方法が挙げられる。ゼラチン臭を一層効果的に抑制することから、ブドウ種子抽出物として、ブドウ種子の水抽出物が好ましいものとして挙げられる。ブドウ種子抽出物として、簡便には商業的に入手可能なものを使用することができ、例えばブドウ種子抽出物OPC30、ブドウ種子抽出物OPC40(いずれもサンブライト株式会社)が挙げられる。
チャ(学名:Camellia sinensis)としては、ツバキ目ツバキ科ツバキ属に属する植物が包含される。ゼラチン臭を効果的に抑制するという観点から、本発明において使用されるチャ抽出物としては、チャ抽出物の乾燥物中にカテキンが通常5重量%以上、好ましくは10重量%以上含有されるものが挙げられる。チャ抽出物の調製に用いられる溶媒としては、従来公知のものから適宜選択することができるが、例えば水又はエタノール等が挙げられる。これらの中でも、カテキンを高濃度で含有する抽出物が得られることから、好ましくはエタノールが挙げられる。チャ抽出物の調製方法としては、例えば、チャ葉の乾燥物又はその粉砕物1重量部に対し、溶媒1〜20重量部を用いて浸漬し、−10〜200℃、好ましくは−10〜40℃で1〜30分抽出する方法が挙げられる。抽出は、必要に応じて加圧条件下で行ってもよい。ゼラチン臭を一層効果的に抑制することから、チャ抽出物として、チャの熱水抽出物、エタノール抽出物が好ましいものとして挙げられる。また、本発明においては、上記のようにして得られたチャ抽出物を乳化処理等に供し、油溶性としたものを使用することが好ましい。チャ抽出物として、簡便には商業的に入手可能なものを使用することができ、例えばサンカトールNo.1、サンカトールW−5(いずれも太陽化学株式会社)、サンフード100(三菱化学フーズ株式会社)、ピュアフェノン50W(小川香料株式会社)が挙げられる。
本発明においては、食品又は医薬品上許容し得る規格に適合し、且つ本発明の効果を奏するものである限り、上記の抽出方法により得られた抽出液をそのまま植物抽出物として使用してもよい。また、必要に応じて分離精製を行い、純度を高めたものを用いてもよい。精製方法は、従来公知の方法から適宜選択して採用することができ、特に限定されないが、例えば有機溶剤沈殿、遠心分離、限外濾過、高速液体クロマトグラフィー、カラムクロマトグラフィー等が挙げられる。更に、本発明においては、上記の抽出方法により得られた抽出液を、必要に応じて減圧乾燥、凍結乾燥等の処理に供して植物エキス粉末とし、これを植物抽出物として使用することもできる。
本発明の組成物における前記植物抽出物の配合割合は、乾燥重量換算でゼラチン100重量部に対して0.001〜1重量部、好ましくは0.015〜1重量部、より好ましくは0.03〜1重量部、更に好ましくは0.045〜1重量部、特に好ましくは0.06〜1重量部が挙げられる。このような配合割合で植物抽出物を配合することにより、ゼラチンに起因する悪臭を効果的に抑制することができる。
本発明の組成物にテルペンを配合することにより、呈味や清涼感を付与することができ、また、前記植物抽出物によるゼラチン臭の抑制効果を高めることができる。更に、前記植物抽出物としてヤマモモ抽出物を配合した場合、ヤマモモ抽出物に起因するコゲ臭の発生、ゼラチンの硬化が問題となるが、テルペンを組み合わせて配合することにより、これらの問題を解消することができる。従って、本発明においては、前記植物抽出物と組み合わせてテルペンを配合することが好ましい。
テルペンとは、テルペノイド又はイソプレノイドとも呼ばれる。本発明の組成物に配合されるテルペンとしては、可食性である限り特に限定されず、従来公知のものから適宜選択することができるが、具体的にはリモネン、メントン、カルボン、ジヒドロカルボン、ピネン、メントール、ゲラニオール、リナロール、チモール、ボルネオール、ペリルアルデヒド、シトラール、シトロネラール、カンフル、シネオール等のモノテルペンが例示される。ゼラチン臭の抑制効果を高め、且つヤマモモ抽出物に起因するコゲ臭の発生及びゼラチンの硬化を効果的に抑制できるという観点から、本発明においては、前記植物抽出物と組み合わせて配合するテルペンとして、メントールが好ましい。
また、本発明において使用されるテルペンとしては、光学異性体が存在する場合、d体、l体、dl体のいずれもが包含される。
また、本発明においては、上述されるテルペンを含む精油を使用することができる。精油としては、公知のものから適宜選択して使用することができるが、例えばメントールを含む精油としては、ハッカ油、ペパーミント油、スペアミント油等が挙げられる。
本発明の組成物におけるテルペンの配合割合は、乾燥重量換算で植物抽出物1重量部に対して0.1〜1000重量部、好ましくは1〜100重量部、より好ましくは5〜80重量部、更に好ましくは6〜70重量部、特に好ましくは7〜20重量部が挙げられる。このような配合割合でテルペンを含有することにより、本発明の組成物に呈味や清涼感を付与し、且つゼラチン臭の抑制効果を高め、更に、植物抽出物としてヤマモモ抽出物を使用した場合に問題となるコゲ臭やゼラチンの硬化が効果的に抑制される。
本発明のゼラチン成形組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で従来公知の添加剤を配合することができる。添加剤としては、特に限定されないが、例えば色素や顔料等の着色料、香料、甘味料、防腐剤、崩壊剤、界面活性剤、矯味剤、矯臭剤等が挙げられる。
本発明の組成物は、当該分野において通常採用される方法により調製することができ、具体的には、各成分を水とともに混合し、次いで必要に応じて所望の形状に成型して乾燥固化又は冷却することによって調製することができる。また、混合工程は、必要に応じて、加熱、撹拌及び脱気工程を組み合わせて行うことができる。該混合物の加熱温度としては、ゼラチンの溶解温度以上であればよく、例えば60〜90℃、好ましくは70〜90℃の範囲から選択される。また、乾燥固化の方法は特に限定されず、従来公知の方法から適宜選択され得るが、例えば気流式回転乾燥機等を用いる方法がある。
また、本発明のゼラチン成形組成物の形状は、特に限定されないが、ゼリー状、カプセル状、シート状等いずれの形態のものも包含される。ゼラチン臭は水分含有量が少ないほど強くなる傾向があるため、好ましくはカプセル状又はシート状に本発明の組成物を調製することによって、より一層ゼラチン臭の抑制効果を実感することができる。
本発明の組成物は、従来公知の方法に従い所望の形状に成型することができる。本発明の組成物の形状は、特に限定されず、例えばシート状である場合、その厚みは0.2〜5mm、好ましくは0.2〜1mmが挙げられる。また、本発明の組成物がカプセル状である場合には、オーバール(フットボール)型、オブロング(長楕円)型、ラウンド(球状)型、涙型、三角形等のいずれでもよい。カプセルの大きさも服用が可能な限り特に制限されないが、例えば長径6〜20mm、短径4〜15mmのオーバール型、好ましくは長径6〜15mm、短径4〜10mmのオーバール型が挙げられる。本発明の組成物がカプセル状である場合、カプセルに充填される内容物は、特に限定されないが、経口摂取用として調製する場合は、好ましくは可食性のものが挙げられ、具体的にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE等のビタミン類及びその誘導体等;レモン油、オレンジ油、グレープフルーツ油、ライム油、ペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油、パセリ油等の精油;大豆油、トウモロコシ油、綿実油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマワリ油、ヤシ油等の可食性油脂等;ニンニク末、DHA、EPA、ルテイン、セサミン、杜仲葉エキス、ノコギリヤシエキス、プロポリス等の健康補助食品に含まれる成分等を例示することができる。口腔内に清涼感を付与する目的で使用する場合には、充填される内容物中に精油が配合されることが好ましい。
本発明のゼラチン成形組成物の用途は、特に限定されないが、本発明のゼラチン成形組成物は、ゼラチン独特のにおいが効果的に抑制され、摂食又は服用の際に不快感を生じることがないため、例えば医薬品、医薬部外品、食品等に用いることができ、好ましくは食品に好適に用いることができる。
以下に試験例を示して本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
[試験例1]
ゼラチンシートの調製方法
下表1に示される原料を80℃で10分間混合した後、60分間加温静置してゼラチン溶解液とし、これを型枠に流し込んでシート状のゼラチン成形組成物(厚さ0.6mm)(以下、「ゼラチンシート」ということもある。)を作製した。得られたゼラチンシートを15mm×15mmにカットした。その後、ゼラチンシートの水分活性が0.5以下になるまで乾燥させた。
ゼラチンシートの評価
得られたゼラチンシート1枚(15mm×15mm)を、それぞれアルミチャック袋に入れて50℃の恒温器に投入した。投入から一ヶ月後、各ゼラチンシートについて、以下に示される指標に基づいてゼラチン臭について評価した。
(ゼラチン臭)
アルミチャック袋にこもったゼラチン臭を下記指標に従って官能評価した。10人のパネラーによる評点の平均点を、下表1における「ゼラチン臭」の評点として示した。
ゼラチン臭を全く感知できない:5
ゼラチン臭をやっと感知できる:4
ゼラチン臭と分かるが、弱いにおい:3
ゼラチン臭と分かるにおい:2
明らかにゼラチン臭と分かる強いにおい:1
ゼラチン臭の発生について評価した結果を下表1に示す。
Figure 2013208095
※表1に示される、ヤマモモ抽出物はサンメリンY−AF(株式会社三栄源エフ・エフ・アイ製)、ブドウ種子抽出物はブドウ種子抽出物OPC30(サンブライト株式会社製)、チャ抽出物はサンカトールNo.1(太陽化学株式会社製)を使用した。
※※ヤマモモ抽出物(サンメリンY−AF)の含有量は、液状抽出物の重量であり、液状抽出物中には3重量%の固形分が含まれ、乾燥重量に換算したヤマモモ抽出物の含有量が括弧内に示される。また、当該固形分中には、約100重量%のミリシトリンが含まれる。
※※※チャ抽出物の含有量も液状抽出物の重量であり、液状抽出物中には10重量%の固形分が含まれ、乾燥重量に換算したチャ抽出物の含有量が括弧内に示される。また、当該チャ抽出物は油溶性のものを用いた。
以下に示される指標に基づいて表1の実施例1〜3のゼラチンシートの透明度及び着色について評価した。
(透明度)
ゼラチン皮膜の透明度を下記指標に従って目視で確認した。
透明:○
やや曇っている:△
曇っている:×
(着色)
ゼラチン皮膜の着色を下記指標に従って目視で確認した。
着色なし:○
やや着色している:△
着色している:×
ゼラチンシートの透明度の変化及び着色について評価した結果を下表2に示す。
Figure 2013208095
※表2中、乾燥重量に換算したヤマモモ抽出物及びチャ抽出物の含有量が括弧内に示される。
表1より、ヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物及びチャ抽出物を配合することで、ゼラチン臭が顕著に低減されることが示された。また、表2より、これらのゼラチン臭の低減効果に優れる植物抽出物のなかでも、特に、ヤマモモ抽出物を含有するゼラチンシートにおいては、透明性が保たれ、且つ着色しないという優れた効果が示された。
[試験例2]
ヤマモモ抽出物の含有量の違いによるゼラチン臭の低減効果を評価するため、下表3に示される組成のゼラチンシートを調製した。ゼラチンシートの調製は、上記試験例1の「ゼラチンシートの調製方法」の記載に従って行った。また、得られたゼラチンシートのゼラチン臭を、上記試験例1の「ゼラチンシートの評価」及び(ゼラチン臭)に記載の方法に従って評価した。結果を下表3に示す。
Figure 2013208095
※表3中、ゼラチン及びヤマモモ抽出物は上記表1に記載されるものと同じものを使用した。
※※ヤマモモ抽出物の含有量は、液状抽出物の重量であり、乾燥重量に換算した、ヤマモモ抽出物の含有量及びゼラチン100重量部に対する割合が括弧内に示される。
ヤマモモ抽出物を乾燥重量換算で、ゼラチン100重量部に対して0.015重量部以上の割合で含有するゼラチンシートでは、経時的に発生するゼラチン臭が、特に顕著に低減されることが示された。
[試験例3]
ヤマモモ抽出物は経時的変化により焦げたようなにおい(コゲ臭)を生じることが知られている。ゼラチン臭に加えて、テルペンによる当該コゲ臭の低減効果について評価するため、下表4に示される組成のゼラチンシートを調製した。ゼラチンシートの調製は、上記試験例1の「ゼラチンシートの調製方法」の記載に従って行った。また、得られたゼラチンシートのゼラチン臭を、上記試験例1「ゼラチンシートの評価」及び(ゼラチン臭)に記載の方法に従って評価した。コゲ臭については、下記評価方法に従って評価した。
(コゲ臭)
ガラス管内にこもった、焦げたようなにおいを下記指標に従って官能評価した。
コゲ臭を全く感知できない:5
コゲ臭をやっと感知できる:4
コゲ臭と分かるが、弱いにおい:3
コゲ臭と分かるにおい:2
明らかにコゲ臭と分かる強いにおい:1
ゼラチン臭及びコゲ臭の発生について評価した結果を下表4に示す。
Figure 2013208095
※表4中、ゼラチン及びヤマモモ抽出物は上記表1に記載されるものと同じものを使用した。
※※ヤマモモ抽出物の含有量については液状抽出物の重量であり、乾燥重量に換算した、ヤマモモ抽出物の含有量及びゼラチン100重量部に対する割合が括弧内に示される。
※※※ヤマモモ抽出物1重量部に対するl−メントールの割合は、ヤマモモの液状抽出物に対する割合であり、ヤマモモ抽出物を乾燥重量に換算した場合のl−メントールの割合が括弧内に示される。
表4に示されるように、l−メントールを配合することにより、ヤマモモ抽出物に起因するコゲ臭が抑制されることが示された。一方、l−メントールを含有しないゼラチンシート(実施例5及び7)ではコゲ臭が確認された。また、l−メントールを配合することにより、ヤマモモ抽出物によるゼラチン臭の抑制効果が高まることが示された。
[試験例4]
ヤマモモ抽出物を配合すると、ゼラチン成形組成物のゲル硬度が高まる傾向がある。下表5に示される組成のゼラチン成形組成物を、ブロック状にカットしたもの(以下、「ゼラチンブロック」ということもある。)を調製し、ヤマモモ抽出物を配合したゼラチンブロックに、テルペン(l−メントール)を配合した場合の、ゲルの硬化抑制効果について評価した。ゼラチンブロックの調製は、以下のように行った。
ゼラチンブロックの調製方法
下表5に示される材料を80℃で10分間混合した後、60分間加温静置してゼラチン溶解液とし、これを型枠に流し込んでゼラチン成形組成物を作製した。得られたゼラチン成形組成物を1cm角の立方体にカットした。得られた1cm角のゼラチンブロックをガラス管に入れて25℃の恒温器に投入した。投入から一週間後、下記評価方法に従って各ゼラチンブロックのゲル硬度を評価した。
(ゲル硬度)
1cm角の立方体にカットしたゼラチンブロックの硬度を、レオメーター(株式会社サン科学製、CR−500DXを使用)で測定することによって、ゼラチン成形組成物のゲル硬度を評価した。測定条件は以下の通りである。
測定条件:測定速度=60mm/分、直径1cm感圧軸使用
サンプル温度25℃
測定値を比較例9のゼラチンブロックの硬度と比較し、硬度が+20%以上を+;硬度が±20%以内を±;硬度が−20%以上を−とした。ゼラチンブロックの硬度の差が±20%以内(表中、±で表わされる)を合格とした。
ゲル硬度について評価した結果を下表5に示す。
Figure 2013208095
※表5中、ゼラチン及びヤマモモ抽出物は上記表1に記載されるものと同じものを使用した。
※※ヤマモモ抽出物の含有量については液状抽出物の重量であり、乾燥重量に換算した、ヤマモモ抽出物の含有量及びゼラチン100重量部に対する割合が括弧内に示される。
※※※ヤマモモ抽出物1重量部に対するl−メントールの割合は、ヤマモモの液状抽出物に対する割合であり、ヤマモモ抽出物を乾燥重量に換算した場合のl−メントールの割合が括弧内に示される。
表5に示されるように、l−メントールのみを含む場合(比較例10)では、ゼラチン硬度が比較例9に比べて20%以下となり、ゼラチン成形組成物の硬度が低下することが示された。ゼラチン成形組成物が十分な硬度を有していない場合は、製品同士が付着する原因となる。更に、当該十分な硬度を有していない場合は、例えば、カプセル形態にした場合に液漏れの原因となって品質を保持できない。また、ヤマモモ抽出物のみを含む場合(実施例10)は、硬度が高くなりすぎてしまうことが示された。当該硬度の上昇は、製品が硬くなり、食感が悪くなる原因となる。また、例えば、カプセル状やシート状のゼラチン成形組成物の場合においては、硬度が高くなりすぎることは、当該組成物の柔軟性を低下させ、割れの原因にもなる。これらに対し、ヤマモモ抽出物を含有するゼラチン成形組成物に、l−メントールを特定の割合で配合することで、ゼラチン成形組成物(実施例11〜19)の硬度を適切に設定することができ、食感及び品質に優れたゼラチン成形組成物が得られることが示された。
以上の結果より、植物抽出物の中でもヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物、チャ抽出物を選択してゼラチン成形組成物に配合することにより、ゼラチン臭を抑制できることが示された。また、前記植物抽出物を配合したゼラチン成形組成物に、更にテルペンを配合することで、ゼラチン臭の抑制効果が高まることが示された。
また、ヤマモモ抽出物に起因するコゲ臭も、テルペンを配合することによって抑制された。更に、ヤマモモ抽出物をゼラチン成形組成物に添加するとゼラチンが硬化する傾向にあるが、テルペンを組み合わせて配合することにより適度な硬度が保持されることが示された。
[処方例]
以下に処方例を示す。各処方中のヤマモモ抽出物は上記表1に記載されるものと同じものを使用した。各処方例において、数値はいずれも単位:gで表される。
処方例1〜39(フィルム菓子)
上記試験例1のゼラチンシートの調製方法に示す方法に従い、処方例1〜39に記載される材料を用いてフィルム状の菓子(以下、フィルム菓子という)を調製した。下記処方例1〜39の組成物について「ゼラチン臭の低減効果」、「コゲ臭の低減効果」及び「ゼラチンの硬化抑制効果」を評価したところ、いずれも上記実施例と同様に優れた効果が示された。
Figure 2013208095
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Figure 2013208095
Figure 2013208095
Figure 2013208095
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処方例40〜42(ゼリー菓子)
処方例40〜42に記載される材料を70℃で混合した後、冷却することによって、ゼリー菓子を調製した。処方例40〜42に示される処方のゼリー菓子について実施例と同様に「ゼラチン臭の低減効果」及び「コゲ臭の低減効果」を評価したところ、上記実施例と同様に優れた効果が示された。
Figure 2013208095
処方例43〜46(ソフトカプセル用皮膜液)
処方例43〜46に記載される材料を80℃で10分間混合した後、60分間静置することで、ソフトカプセル用の皮膜液を調製した。処方例43〜46に記載の皮膜液を用いて、従来公知の方法(ロータリーダイ法)により調製したソフトカプセルにおいても、優れた「ゼラチン臭の低減効果」、「コゲ臭の低減効果」及び「ゼラチンの硬化抑制効果」が示された。
Figure 2013208095

Claims (8)

  1. ヤマモモ抽出物、ブドウ種子抽出物及びチャ抽出物からなる群より選択される少なくとも1種の植物抽出物を含有することを特徴とするゼラチン成形組成物。
  2. ゼラチン100重量部に対し、前記植物抽出物を乾燥重量換算で0.001〜1重量部含有する、請求項1に記載のゼラチン成形組成物。
  3. 前記植物抽出物がヤマモモ抽出物である請求項1又は2に記載のゼラチン成形組成物。
  4. 更にテルペンを含有する、請求項1〜3のいずれかに記載のゼラチン成形組成物。
  5. テルペンがメントールである、請求項4に記載のゼラチン成形組成物。
  6. 乾燥重量換算で植物抽出物1重量部に対し、テルペンを0.1〜1000重量部含有する、請求項4又は5に記載のゼラチン成形組成物。
  7. カプセル状である、請求項1〜6のいずれかに記載のゼラチン成形組成物。
  8. 食品である、請求項1〜7のいずれかに記載のゼラチン成形組成物。
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