JPH0349654A - ビールゼリーの製造方法 - Google Patents
ビールゼリーの製造方法Info
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- JPH0349654A JPH0349654A JP1187076A JP18707689A JPH0349654A JP H0349654 A JPH0349654 A JP H0349654A JP 1187076 A JP1187076 A JP 1187076A JP 18707689 A JP18707689 A JP 18707689A JP H0349654 A JPH0349654 A JP H0349654A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はビールゼリーの製造方法に関し、更に詳細には
、ビールゼリー本体(ビールの液部分)に適度に気泡が
点在する容器入りビールゼリーの製造方法に関する。
、ビールゼリー本体(ビールの液部分)に適度に気泡が
点在する容器入りビールゼリーの製造方法に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点]
従来、ビールをコップに注いだ直後の状態を真似た容器
入りビールゼリーが市販されている。
入りビールゼリーが市販されている。
しかしながら、こうした従来の容器人りビールゼリーは
、液面より上部の泡については、メレンゲ等で本物の注
ぎたでのビールと同等な外観を呈していたが、ビールの
液部分即ちビールゼリ−本体については気泡が全く無く
、気泡が点在する本物の注ぎたてのビールと同等な外観
を呈するものではなかった。
、液面より上部の泡については、メレンゲ等で本物の注
ぎたでのビールと同等な外観を呈していたが、ビールの
液部分即ちビールゼリ−本体については気泡が全く無く
、気泡が点在する本物の注ぎたてのビールと同等な外観
を呈するものではなかった。
本発明者等は、上記した現状に鑑み、ビールゼリー本体
(ビールの液部分、以下同じ)に適度に気泡が点在する
容器入りビールゼリーを開発しようと試みた。
(ビールの液部分、以下同じ)に適度に気泡が点在する
容器入りビールゼリーを開発しようと試みた。
ゼリー本体に気泡を含有させるための方法として、本出
願人は既に炭酸含有水溶液とゼラチン水溶液とを10〜
−40℃の雰囲気下で撹拌混合し、該混合溶液が−10
〜10℃になった後適宜容器に充填し、その後ゼラチン
のゲル化温度以下で冷蔵してゲルを形成させる方法につ
いて出願している(特開昭59−45837号)。
願人は既に炭酸含有水溶液とゼラチン水溶液とを10〜
−40℃の雰囲気下で撹拌混合し、該混合溶液が−10
〜10℃になった後適宜容器に充填し、その後ゼラチン
のゲル化温度以下で冷蔵してゲルを形成させる方法につ
いて出願している(特開昭59−45837号)。
そこで、本発明者等は、上記した発明を利用して、ゼリ
ー本体中に適度に気泡を点在させた容器入りビールゼリ
ーを得ようとしたが、得られた容器入りビールゼリーは
、ゼリー本体が気泡を多量に含有しすぎた透明感に欠け
るものとなり、ビールゼリー本体に適度に気泡が点,在
するものとはならなかった。
ー本体中に適度に気泡を点在させた容器入りビールゼリ
ーを得ようとしたが、得られた容器入りビールゼリーは
、ゼリー本体が気泡を多量に含有しすぎた透明感に欠け
るものとなり、ビールゼリー本体に適度に気泡が点,在
するものとはならなかった。
[問題点を解決するための手段]
本発明者等は、上記した問題点を解決するために、鋭意
研究開発を行った結果、特定温度範囲のゼラチン溶液と
特定温度範囲のビール又はビール風味を有する炭酸飲料
とを混合することにより特定温度範囲の原料液を調製し
、次いで、充填時の品温条件を特定範囲にすることによ
り、ゼリー本体に適度に気泡を点在させたビールゼリー
を得ることができるとの知見を得た。
研究開発を行った結果、特定温度範囲のゼラチン溶液と
特定温度範囲のビール又はビール風味を有する炭酸飲料
とを混合することにより特定温度範囲の原料液を調製し
、次いで、充填時の品温条件を特定範囲にすることによ
り、ゼリー本体に適度に気泡を点在させたビールゼリー
を得ることができるとの知見を得た。
上記知見を基に完成した本発明の要旨は、(a)ゼラチ
ン、糖類及び水を混合した後、40℃以上まで加温溶解
しゼラチン溶液を調製する工程、(b)上記ゼラチン溶
液に必要により果汁等を加えた後、該ゼラチン溶液を1
5〜30℃まで冷却する工程、(c)上記ゼラチン溶液
に予め7〜20℃に調温したビール又はビール風味を有
する炭酸飲料を混合し、13〜25℃の原料液を調製す
る工程、(d)該原料液を充填時の品温が13〜20℃
の条件で容器に充填する工程、(e)該容器を0〜10
℃の条件で冷却する工程、上記(a)〜(e)の工程を
含むビールゼリーの製造方法にある。
ン、糖類及び水を混合した後、40℃以上まで加温溶解
しゼラチン溶液を調製する工程、(b)上記ゼラチン溶
液に必要により果汁等を加えた後、該ゼラチン溶液を1
5〜30℃まで冷却する工程、(c)上記ゼラチン溶液
に予め7〜20℃に調温したビール又はビール風味を有
する炭酸飲料を混合し、13〜25℃の原料液を調製す
る工程、(d)該原料液を充填時の品温が13〜20℃
の条件で容器に充填する工程、(e)該容器を0〜10
℃の条件で冷却する工程、上記(a)〜(e)の工程を
含むビールゼリーの製造方法にある。
以下、本発明の内容を詳細に説明する。
先ず、ビール又はビール風味を有する炭酸飲料としては
、特に限定されず、市販されているいずれのビール又は
ビール風味を有する炭酸飲料を使用することもできるが
、得られる容器入りビールゼリーをアルコール濃度1%
未満のものにし且つそれに充分なビール風味を付与する
ためには、アルコール濃度が1%以下のものを使用する
ことが好ましい。この場合、得られる容器入りビールゼ
リーにビールの風味及び炭酸の刺激味を充分に付与する
ためには、ビール又はビール風味を有する炭酸飲料の使
用量を原料液全体の40〜5offlffi%とするこ
とが好ましい。
、特に限定されず、市販されているいずれのビール又は
ビール風味を有する炭酸飲料を使用することもできるが
、得られる容器入りビールゼリーをアルコール濃度1%
未満のものにし且つそれに充分なビール風味を付与する
ためには、アルコール濃度が1%以下のものを使用する
ことが好ましい。この場合、得られる容器入りビールゼ
リーにビールの風味及び炭酸の刺激味を充分に付与する
ためには、ビール又はビール風味を有する炭酸飲料の使
用量を原料液全体の40〜5offlffi%とするこ
とが好ましい。
次に、使用する糖類としては、特に制限されず、上白糖
、グラニュー糖、果糖、ブドウ糖等が例示できるが、風
味及びゼラチンとの混合分散性が良好であるとの点から
グラニュー糖が最も好ましい。
、グラニュー糖、果糖、ブドウ糖等が例示できるが、風
味及びゼラチンとの混合分散性が良好であるとの点から
グラニュー糖が最も好ましい。
次に、ゲル化剤としては、ゼラチンを使用する。ゲル化
剤としてゲル化温度の低いゼラチンを使用することによ
り、後述する特定温度条件の原料液の調製及び充填が可
能となり、その結果ビール又はビール風味を有する炭酸
飲料の気泡を適度に点在させた状態で原料液をゲル化さ
せることができ、ゼリー本体に適度に気泡を点在させた
容器入りビールゼリーを得ることができる。
剤としてゲル化温度の低いゼラチンを使用することによ
り、後述する特定温度条件の原料液の調製及び充填が可
能となり、その結果ビール又はビール風味を有する炭酸
飲料の気泡を適度に点在させた状態で原料液をゲル化さ
せることができ、ゼリー本体に適度に気泡を点在させた
容器入りビールゼリーを得ることができる。
上記ゼラチンの使用量としては、特に制限されないが、
例えば得られる原料液の1. 50〜1、75重量%
好ましくは1.53〜1.70重量%であることが望ま
しい。1.50重量%を下回る場合には、得られるビー
ルゼリーの輸送時等の振動によりゼリー本体中の気泡が
消失するとの傾向があり、一方、1.75重量%を上回
る場合には、得られるゼリーの食感が固くなりすぎるば
かりでなく、ゼラチン臭が生じるとの傾向がある。
例えば得られる原料液の1. 50〜1、75重量%
好ましくは1.53〜1.70重量%であることが望ま
しい。1.50重量%を下回る場合には、得られるビー
ルゼリーの輸送時等の振動によりゼリー本体中の気泡が
消失するとの傾向があり、一方、1.75重量%を上回
る場合には、得られるゼリーの食感が固くなりすぎるば
かりでなく、ゼラチン臭が生じるとの傾向がある。
次に、本発明の製造方法について述べる。
先ず、上記ゼラチン、糖類及び水を混合した後、40゜
C以上好ましくは40〜60’Cまで加温溶解しゼラチ
ン溶液を調製する。
C以上好ましくは40〜60’Cまで加温溶解しゼラチ
ン溶液を調製する。
次いで、上記ゼラチン溶液に必要により果汁等を加える
。果汁としては、リンゴ果汁、レモン果汁、オレンジ果
汁等が例示でき、それらの1種又は2種以上を適宜選択
して使用すれば良いのであるが、ビールの風味とあう点
からリンゴ果汁を主として使用することが好ましい。
。果汁としては、リンゴ果汁、レモン果汁、オレンジ果
汁等が例示でき、それらの1種又は2種以上を適宜選択
して使用すれば良いのであるが、ビールの風味とあう点
からリンゴ果汁を主として使用することが好ましい。
その後、該ゼラチン溶液を15〜30℃好ましくは15
〜20℃まで冷却する。15℃を下回る場合には、ゼラ
チン溶液のゲル化が進行し、後述するビール又はビール
風味を有する炭酸飲料との混合が行いにくくなるとの傾
向があり、一方、30℃を超える場合にはビール又はビ
ール風味を有する炭酸飲料との混合時に多量の気泡が発
生消失することになり、後述する容器への原料液の充填
に際して充分な気泡を発生させることができなくなる。
〜20℃まで冷却する。15℃を下回る場合には、ゼラ
チン溶液のゲル化が進行し、後述するビール又はビール
風味を有する炭酸飲料との混合が行いにくくなるとの傾
向があり、一方、30℃を超える場合にはビール又はビ
ール風味を有する炭酸飲料との混合時に多量の気泡が発
生消失することになり、後述する容器への原料液の充填
に際して充分な気泡を発生させることができなくなる。
次いで、上記ゼラチン溶液に予め7〜20℃好まし《は
7〜10℃に調温したビール又はビール風味を有する炭
酸飲料を混合し、13〜25゜Cの原料液を調製する。
7〜10℃に調温したビール又はビール風味を有する炭
酸飲料を混合し、13〜25゜Cの原料液を調製する。
上記ビール又はビール風味を有する炭酸飲料の温度が7
℃を下回る場合には、得られる原料液を13℃以上にす
るためには、ビール又はビール風味を有する炭酸飲料の
割合を小さくする必要があり、この場合、充分にビール
風味を付与することができなくなる。一方、20℃を超
える場合には、上記ゼラチン溶液との混合に際して気泡
が多く発生しすぎることになり、後述する容器への原料
液の充填に際して充分な気泡を発生させることができな
くなる。
℃を下回る場合には、得られる原料液を13℃以上にす
るためには、ビール又はビール風味を有する炭酸飲料の
割合を小さくする必要があり、この場合、充分にビール
風味を付与することができなくなる。一方、20℃を超
える場合には、上記ゼラチン溶液との混合に際して気泡
が多く発生しすぎることになり、後述する容器への原料
液の充填に際して充分な気泡を発生させることができな
くなる。
また、得られる原料液が13℃を下回る場合にはゲル化
が進行して次の充填が行いにくくになり、一方、25℃
を上回る場合には、多量の気泡が発生消失することにな
り、次の容器への原料液の充填に際して充分な気泡を発
生させることができなくなる。
が進行して次の充填が行いにくくになり、一方、25℃
を上回る場合には、多量の気泡が発生消失することにな
り、次の容器への原料液の充填に際して充分な気泡を発
生させることができなくなる。
その後、該原料液を充填時の品温か13〜20℃好まし
くは13〜17℃の条件で容器に充填する。該充填によ
り気泡が発生し、上記原料液は適度に気泡を含有した状
態になる。
くは13〜17℃の条件で容器に充填する。該充填によ
り気泡が発生し、上記原料液は適度に気泡を含有した状
態になる。
充填時の品温が13℃を下回る場合には気泡を多く含有
しすぎる傾向にあり、一方、20℃を上回る場合には発
生した気泡を充分に保持できなくなる傾向にある。
しすぎる傾向にあり、一方、20℃を上回る場合には発
生した気泡を充分に保持できなくなる傾向にある。
上記容器としては特に制限されないが、透明容器である
ことが好ましく、例えばボリスチレン製容器、ボリブロ
ピレン製容器、ガラス製容器等を好適に使用できる。
ことが好ましく、例えばボリスチレン製容器、ボリブロ
ピレン製容器、ガラス製容器等を好適に使用できる。
次いで、該容器を0〜10℃好ましくは0〜5℃で冷却
する。0℃を下回る場合には、凍結状態になり食感上好
ましくなく、to’cを上回る場合には、原料液がゲル
化するまでに時間が長くなりすぎ、気泡が消失してしま
うとの傾向がある。
する。0℃を下回る場合には、凍結状態になり食感上好
ましくなく、to’cを上回る場合には、原料液がゲル
化するまでに時間が長くなりすぎ、気泡が消失してしま
うとの傾向がある。
以上により、ビールゼリーを得ることができる。
更に、要すれば、得られたビールゼリーの上面に適宜味
付け香り付けを行ったメレンゲ、ムース等の泡状食品を
載置することにより、より一層注ぎたでのビールらしい
外観を呈する容器入りビールゼリーを得ることができる
。
付け香り付けを行ったメレンゲ、ムース等の泡状食品を
載置することにより、より一層注ぎたでのビールらしい
外観を呈する容器入りビールゼリーを得ることができる
。
この場合、上記泡状食品としてゼラチン等を含有したも
のを使用することが保存中の離水を防止する点から好ま
しい。また、ビールゼリー本体と風味をマッチさせるた
めに、白ワイン等を含有させることが望ましい。
のを使用することが保存中の離水を防止する点から好ま
しい。また、ビールゼリー本体と風味をマッチさせるた
めに、白ワイン等を含有させることが望ましい。
以下実施例を掲げる。
[実施例]
上記A原料のうちゼラチン、グラニュー糖、水を混合し
た後、60℃まで加熱溶解しゼラチン溶液とした。該ゼ
ラチン溶液にレモン果汁、リンゴ果汁を加えた後、18
℃まで冷却した。次いで、該ゼラチン溶液に予め7℃に
調温したビール風味を有する炭酸飲料を混合し原料液を
得た。得られた原料液の品温は13℃であった。次いで
、該原料液120gをポリスチレン製八角容器(満水容
ffi180ml)に、充填時の品温が13〜17℃の
条件で充填した後、3℃の条件で60分間冷却し、容器
入りビールゼリーを得た。
た後、60℃まで加熱溶解しゼラチン溶液とした。該ゼ
ラチン溶液にレモン果汁、リンゴ果汁を加えた後、18
℃まで冷却した。次いで、該ゼラチン溶液に予め7℃に
調温したビール風味を有する炭酸飲料を混合し原料液を
得た。得られた原料液の品温は13℃であった。次いで
、該原料液120gをポリスチレン製八角容器(満水容
ffi180ml)に、充填時の品温が13〜17℃の
条件で充填した後、3℃の条件で60分間冷却し、容器
入りビールゼリーを得た。
一方、上記B原料のうちゼラチン、グラニュー糖、白ワ
イン、水を混合した後、60°Cまで加熱溶解しゼラチ
ン溶液を得た。次いで、該ゼラチン溶液を40℃まで冷
却した後、ボールに上記ゼラチン溶液と冷凍卵白とを入
れ、ゆっくりと撹拌し、少し泡立った時点でボールを氷
水で冷し、次いで、ハンドミキサーで手早く撹拌して泡
立て、メレンゲ(泡状食品)を得た。その後、該メレン
ゲ7gを上記した容器入りビールゼリーの上面に絞り出
した後、5℃の条件で冷却した。このようにして得られ
た容器入りビールゼリーはゼリー本体に気泡が適度に点
在した注ぎたでのビールと同等な外観を呈するものであ
った。
イン、水を混合した後、60°Cまで加熱溶解しゼラチ
ン溶液を得た。次いで、該ゼラチン溶液を40℃まで冷
却した後、ボールに上記ゼラチン溶液と冷凍卵白とを入
れ、ゆっくりと撹拌し、少し泡立った時点でボールを氷
水で冷し、次いで、ハンドミキサーで手早く撹拌して泡
立て、メレンゲ(泡状食品)を得た。その後、該メレン
ゲ7gを上記した容器入りビールゼリーの上面に絞り出
した後、5℃の条件で冷却した。このようにして得られ
た容器入りビールゼリーはゼリー本体に気泡が適度に点
在した注ぎたでのビールと同等な外観を呈するものであ
った。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明によれば、ビールゼリ−本
体に適度に気泡が点在する容器入りビールゼリーを得る
ことができる。
体に適度に気泡が点在する容器入りビールゼリーを得る
ことができる。
Claims (1)
- (1)(a)ゼラチン、糖類及び水を混合した後、40
℃以上まで加温溶解しゼラチン溶液を調製する工程、 (b)上記ゼラチン溶液に必要により果汁等を加えた後
、該ゼラチン溶液を15〜30℃まで冷却する工程、 (c)上記ゼラチン溶液に予め7〜20℃に調温したビ
ール又はビール風味を有する炭酸飲料を混合し、13〜
25℃の原料液を調製する工程、 (d)該原料液を充填時の品温が13〜20℃の条件で
容器に充填する工程、 (e)該容器を0〜10℃の条件で冷却する工程、 上記(a)〜(e)の工程を含むビールゼリーの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187076A JPH0822215B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | ビールゼリーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187076A JPH0822215B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | ビールゼリーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0349654A true JPH0349654A (ja) | 1991-03-04 |
JPH0822215B2 JPH0822215B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
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