JP2013206719A - 導電膜の製造方法 - Google Patents

導電膜の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013206719A
JP2013206719A JP2012074550A JP2012074550A JP2013206719A JP 2013206719 A JP2013206719 A JP 2013206719A JP 2012074550 A JP2012074550 A JP 2012074550A JP 2012074550 A JP2012074550 A JP 2012074550A JP 2013206719 A JP2013206719 A JP 2013206719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
conductive film
light irradiation
dispersion
irradiation step
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012074550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5736338B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ota
浩史 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2012074550A priority Critical patent/JP5736338B2/ja
Publication of JP2013206719A publication Critical patent/JP2013206719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5736338B2 publication Critical patent/JP5736338B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

【課題】導電膜の内部における空隙(ボイド)の発生を抑制することができると共に、電気抵抗率が低く、基体との密着性に優れた導電膜を製造することができる導電膜の製造方法を提供する。
【解決手段】銅酸化物微粒子を含む分散体を基材に付与する工程と、前記分散体に、250nm〜700nmの領域における最も大きい光の強度I250−700の割合が、750nm〜1100nmの領域における最も大きい光の強度I750−1100に対して、0.3以下である光を照射する第1の光照射工程と、前記分散体に更に光を照射する第2の光照射工程と、を有することを特徴とする導電膜の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、導電膜の内部における空隙(ボイド)の発生を抑制することができると共に、電気抵抗率が低く、基体との密着性に優れた導電膜を製造することができる導電膜の製造方法に関する。
従来より、電子材料の分野において、基板上に金属薄膜を形成する方法としては、真空蒸着法、スパッタ法、CVD法、メッキ法及び金属ペースト法等が利用されている。例えば、金属ペースト法は、金属酸化物のペーストを基板上に塗布して、これを加熱処理することにより金属薄膜を形成する方法である。金属ペースト法によると、真空装置等の特別な装置が不要であるため、比較的容易に金属薄膜を形成することができる。
しかしながら、この方法によると、金属抵抗値が低い薄膜を得るために高い温度で加熱処理するため、耐熱性が高い基材を使用する必要があり、基材が制限されるという問題点がある。
そこで、最近では、金属酸化物超微粒子を含む分散体の層を基板上に形成し、この層に光を照射しながら加熱処理をする方法が、先行特許文献1に記載されている。これによると、光照射により加熱処理を施して、金属酸化物超微粒子を還元するので、230℃程度の低温での処理が可能となり、抵抗値が低い金属薄膜を比較的容易に形成することができる。
また、基板上に銅ナノ粒子を含有するフィルムを堆積させ、このフィルム中の銅ナノ粒子に対して、光焼結と還元とを同時に行う方法が、先行特許文献2に記載されている。この方法によると、金属薄膜の材料として銅を利用することにより、低コストを実現することができると共に、基板との密着性が優れた多様な導電性パターンを容易に形成することができる。
特開2005−211732号公報 特開2010−528428号広報
しかしながら、先行特許文献1に記載の方法により金属膜を形成すると、光を照射しながら加熱処理を施す工程において、金属膜の表面のみで金属酸化物が焼結され、金属膜の表面に更に硬化した膜が形成されるという問題点が発生する。その後、金属膜が加熱されることにより、膜の内側に閉じ込められた有機物が気化し、その結果、金属膜に空隙(ボイド)が発生する。
また、密度に基づいて計算すると、金属酸化物が還元される際に、その体積は56%に収縮するので、ボイドが形成されやすくなると共に、導電性及び基板との密着性が低下するという問題点がある。
更に、先行特許文献2に記載の方法により金属フィルムを形成する方法によっても、酸化銅の焼結と還元とを同時に行っているので、上記先行特許文献1の場合と同様に、ボイドが形成されやすくなる。
このように、従来の金属薄膜の形成方法においては、ボイドの発生を抑制することができ、優れた導電性と基板との高い密着性とを有する金属薄膜を製造することができる製造方法については確立されていなかった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、ボイドの発生を抑制することができると共に、導電性及び基板との密着性が優れた導電膜の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、銅酸化物微粒子を含む分散体を基材に付与する工程と、前記分散体に、250nm〜700nmの領域における最も大きい光の強度I250−700の割合が、750nm〜1100nmの領域における最も大きい光の強度I750−1100に対して、0.3以下である光を照射する第1の光照射工程と、前記分散体に更に光を照射する第2の光照射工程と、を有することを特徴とする導電膜の製造方法を見出した。そして、前記導電膜の製造方法により、ボイドの発生を防止することができ、優れた導電性を有する導電膜を製造することができることを見出し、本発明を完成するに至った。また、本発明の製造方法によって得られた導電膜は、基板との密着性にも優れたものとなった。
本発明の課題は、以下の方法によって達成された。
〔1〕
銅酸化物微粒子を含む分散体を基材に付与する工程と、
分散体に、250nm〜700nmの領域における最も大きい光の強度I250−700の割合が、750nm〜1100nmの領域における最も大きい光の強度I750−1100に対して、0.3以下である光を照射する第1の光照射工程と、
分散体に更に光を照射する第2の光照射工程と、
を有することを特徴とする導電膜の製造方法。
〔2〕
第2の光照射工程における光は、250nm〜1100nmの領域に波長のピークを有するものであることを特徴とする〔1〕に記載の導電膜の製造方法。
〔3〕
第1の光照射工程は、1.0J/cm〜20J/cmのエネルギーで光を照射するものであることを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の導電膜の製造方法。
〔4〕
第2の光照射工程は、30J/cm以上のエネルギーで光を照射するものであることを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
〔5〕
分散体は、更に電子供給剤として作用する化合物を含むことを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
〔6〕
電子供給剤として作用する化合物は、アルコール、脂肪酸及び亜硫酸ナトリウムからなる群から選択された少なくとも1種であることを特徴とする〔5〕に記載の導電膜の製造方法。
〔7〕
第1の光照射工程は、パルス光により光を照射する工程であることを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
〔8〕
第2の光照射工程は、パルス光により光を照射する工程であることを特徴とする〔1〕〜〔7〕のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
〔9〕
第1の光照射工程及び第2の光照射工程は、同一の光源から光を照射する工程であることを特徴とする〔1〕〜〔8〕のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
〔10〕
分散体はインクジェットにより基材に塗布されるものであることを特徴とする〔1〕〜〔9〕のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
本発明によれば、ボイドの発生を抑制することができると共に、導電性及び基板との密着性が優れた導電膜の製造方法が提供される。
図1は、CuOに対する光の波長と吸収係数との関係を示すグラフである。 図2は、Cuに対する光の波長と吸収係数との関係を示すグラフである。 図3は、投入する電流密度を1000A/cmとした場合にキセノンフラッシュランプから照射される光の波長と強度との関係を示すグラフである。 図4は、投入する電流密度を4000A/cmとした場合にキセノンフラッシュランプから照射される光の波長と強度との関係を示すグラフである。 A評価のボイドを有する導電膜の電子像断面の例である。 B評価のボイドを有する導電膜の電子像断面の例である。 C評価のボイドを有する導電膜の電子像断面の例である。
以下に本発明の導電膜の製造方法について、詳細に説明する。なお、本発明において「〜」は、その前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味として使用される。
本発明に係る導電膜の製造方法は、銅酸化物微粒子を含む分散体を基材に付与する工程と、前記分散体に、250nm〜700nmの領域における最も大きい光の強度I250−700の割合が、750nm〜1100nmの領域における最も大きい光の強度I750−1100に対して、0.3以下である光を照射する第1の光照射工程と、前記分散体に更に光を照射する第2の光照射工程と、を有する。
〔付与工程〕
本発明において、銅酸化物微粒子を含む分散体を基材に付与する方法に特に制限はない。
前記付与する方法としては、塗布法、インクジェット法、スピンコート法、ニーダーコート法、バーコート法、ブレードコート法、ディップコート法、カーテンコート法、キャスト法、スクリーン転写法などが公知であり適用可能である。
これらのうち、所望の箇所に分散体を効率よく付与し当該箇所に対して選択的に導電性を発揮させることができる観点から、インクジェット法が最も好ましい。
〔第1の光照射工程〕
まず、第1の光照射工程について詳細に説明する。第1の光照射工程は、銅酸化物微粒子を含む分散体に、250nm〜700nmの領域における最も大きい光の強度I250−700の割合が、750nm〜1100nmの領域における最も大きい光の強度I750−1100に対して、0.3以下である光(以下、「250nm〜700nmの領域に波長のピークを実質的に含まず、750nm〜1100nmの領域に波長のピークを有する光」ともいう。)を照射する工程である。すなわち、第1の光照射工程においては、分散体に含まれる銅酸化物(酸化銅)のバンドギャップ以上のエネルギーを有すると共に、吸収係数が小さい所定の波長領域の光を分散体に照射し、これにより、酸化銅を還元する。第1の光照射工程で使用される光は、吸収係数が小さい領域の光であるので、第1の光照射工程により、膜状に付与された分散体の厚さ方向に略均一な光還元反応を起こすことが可能となる。その結果、従来の製造方法による場合と比較して、分散体の表面のみで酸化銅が焼結されて、分散体の表面に更に硬化した膜が形成されることを防止することができ、ボイドの発生を抑制することができる。
なお、分散体を膜状に付与する際の分散体の膜厚としては、限定的ではないが、0.1〜5μmが好ましく、0.5〜2μmが更に好ましく、0.5〜1μmが特に好ましい。膜状に付与する分散体の膜厚の調整方法としては、例えば、分散体中の銅酸化物微粒子濃度を変化させることにより調整できる。
ここで、第1の光照射工程において使用される光の波長領域について、具体的に説明する。分散体に含まれる銅酸化物微粒子として、酸化銅(II)CuOを使用した場合、CuOのバンドギャップ(Eg)は、およそ、以下の式
Eg=1.4±0.3(eV)
で表される領域である。また、CuOのバンドギャップ以上のエネルギーを有する光の波長λは、以下の式
λ<1240/Eg
により計算することができ、Egに1.1(eV)を代入すると、λは以下の式
λ<1127(nm)
により表される。従って、本発明においては、波長λの上限を1100nmとする。
このように、CuOのバンドギャップ以上のエネルギーを有する光をCuO微粒子に照射することにより、CuOの伝導帯の電子が価電子帯に励起され、光化学反応を起こすことができる。ここで、CuOはp−型半導体であり、そのホール導電性は銅イオンが欠乏していることに由来する。第1の光照射工程により励起されたCuO微粒子中の電子は、銅イオンの欠乏により空いている電子軌道に捕捉され、その結果、CuO微粒子は以下の化学式(1)で示される反応により、Cu微粒子に還元される。
CuO+2H+2e→Cu+HO (1)
一方、第1の光照射工程において使用される光の下限については、CuOに対する光の波長と吸収係数との関係により求めることができる。なお、所定の波長における吸収係数αは、α=4πk/λ(k:消光係数)の式で表すことができる。
図1は、CuOに対する光の波長と吸収係数との関係を示すグラフである。図1に示すように、波長が小さくなるほど吸収係数は高くなるため、吸収係数を5.0×10cm−1以下にする、即ち、図1より、光の波長を実質的に750nm以上とすることにより、所望の効果を得ることができる。吸収係数は、入射した光の強度が物質中で1/eになるまでの距離の逆数であるから、所定の値以下の小さい吸収係数の光を分散体に照射することにより、照射された光は所定の強度を維持した状態で分散体の深部まで到達する。従って、第1の光照射工程により、基材に付与した分散体の厚さ方向に略均一に、CuO微粒子の還元反応を起こすことができる。
第1の光照射工程において使用される光が、250nm〜700nmの領域にも波長のピークを有する光である場合、光の分散体への進入深さが小さくなるため、分散体の表面のみが加熱され、分散体の表面に硬化した膜が形成される。その結果、前述のごとく、分散体に含まれる有機物が蒸発しようとするときに、ボイドが発生しやすくなる。従って、本発明においては、250nm〜700nmの領域に波長のピークを実質的に含まず、750nm〜1100nmの領域に波長のピークを有する光を使用することが必要である。
なお、250nm〜700nmの領域における最も大きい光の強度I250−700の割合が、750nm〜1100nmの領域における最も大きい光の強度I750−1100に対して、0.3以下である光とは、前記I250−700とI750−1100との関係が、下記の式で表される光を指す。
250−700/I750−1100≦0.3
ボイドの原因となる表面硬化膜発生防止の観点から、上記I250−700/I750−1100は、0.3以下であることが好ましく、0.2以下であることがより好ましく、0.1以下であることがさらに好ましい。
尚、250〜700nmの領域に波長のピークを実質的に含ませない方法として、限定的ではないが、例えば、IRパスフィルター(例えば、Edmund Optics社製のIR−76等)を使用し、の250〜700nmの波長のピークを遮蔽する方法等がある。前記パスフィルターとは、特定波長領域以外の光を遮蔽することを指し、IRパスフィルターは700nm以下の波長を遮蔽するフィルターのことを指す。
第1の光照射工程においては、光照射のエネルギーを調整することが好ましい。
本発明においては、第1の光照射工程における光照射のエネルギーは、1.0J/cm〜20J/cmで行うことが好ましく、5〜20J/cmで行うことがより好ましく、10〜20J/cmで行うことが最も好ましい。
第1の光照射工程における光照射のエネルギーを1.0J/cm以上とすると、酸化銅の還元効率が優れたものとなる。また、第1の光照射工程に使用する光のエネルギーを20J/cm以下とすると、酸化銅の還元が完了する前に焼結が進行することがなく、より効率よく酸化銅を還元することができる。
基材に関しては後述するが、例えば、基材としてPET(ポリエチレンテレフタレート)又はPEN(ポリエチレンナフタレート)を使用する場合、これらの樹脂に対する750nm以上の波長の光の透過率は80%以上であるため、パターン形成等により基材の表面が露出した領域に対して、第1の光照射工程による光を照射しても、基材の露出領域がダメージを受ける可能性は低いものとなる。
〔第2の光照射工程〕
次に、第2の光照射工程について詳細に説明する。第1の光照射工程の後、第2の光照射工程として、波長が制限されていない光を基材表面に照射する。これにより、還元されたCu微粒子に、吸収係数が大きい光が照射されるので、Cu微粒子の温度を瞬間的に上昇させることができ、Cuが焼結される。即ち、第2の光照射工程により光を分散体に照射すると、この光は吸収係数が大きいため、光は分散体の深部まで到達せず、最初に分散体の最表面に存在するCu微粒子のみが光を吸収して発熱する。その後、分散体の膜厚方向に熱伝導が発生することにより、Cuが完全に焼結される。本発明においては、第1の光照射工程によって、分散体中の酸化銅が銅に還元されているので、酸化銅と比較して熱伝導率が100倍以上に上昇している。その結果、第2の光照射工程において、膜厚方向の熱分布が最小化して、均一なCu微粒子の焼結を行うことができ、これにより、膜厚方向の均一性が優れた導電膜を得ることができる。
ここで、第2の光照射工程において使用される光の波長領域について、具体的に説明する。図2は、Cuに対する光の波長と吸収係数との関係を示すグラフである。第2の光照射工程においては、吸収係数が大きい波長の光を分散体に照射することにより、分散体中のCuを焼結させて、導電性を得ることを目的としている。図2に示すように、Cuに対しては、300nm〜1200nmの波長の全領域にわたって、吸収係数が5.0×10cm−1以上であるので、第2の光照射工程においては、光の波長領域について制限する必要はない。好ましくは、250nm〜1100nmの領域に波長のピークを有する光を照射すると、Cuを完全に焼結させることができる。
なお、250nm〜1100nmの領域に波長のピークを有する光とは、全波長領域中での最も大きい光の強度を有する光の波長が、250nm〜1100nmの範囲にある光を指す。
なお、従来の導電膜の製造方法においては、酸化銅から銅への還元と同時に銅の焼結を行っていたので、密度変化から算出して40%以上の体積収縮が発生する危険性があり、これにより、ボイドが発生することがあった。しかしながら、本発明においては、還元と焼結とを異なる工程で行うので、体積の収縮後のCu微粒子を焼結することにより、CuOの体積収縮によるボイドの発生を抑制することができる。
第2の光照射工程においても、第1の光照射工程と同様に、光照射のエネルギーを調整することが好ましい。
本発明においては、第2の光照射工程における光照射のエネルギーは、30J/cm以上で行うことが好ましく、35J/cm以上で行うことがより好ましく、45J/cm以上で行うことが最も好ましい。
第2の光照射工程に使用する光のエネルギーを30J/cm以上とすると、第1の光照射工程により還元されたCu微粒子が再酸化されるおそれがなく、効率よく焼結を行うことができる。
〔光源〕
本発明においては、所望の波長を有する光を照射できる光源であれば、使用する光源に特に制限はない。
光源としては、例えば、キセノンフラッシュランプ、高圧水銀ランプ、クリプトンランプを使用することができる。
樹脂基材へのダメージ防止の観点から、キセノンフラッシュランプ又はクリプトンランプを光源とし、これらの光からUV光を遮蔽して使用することが好ましい。前記光源としては、キセノンフラッシュランプを使用することが最も好ましい。
前記UV光を遮蔽する方法としては、特に限定されないが、例えば前出のフィルターを使用したり、ランプ外管にUVを遮蔽する膜がコーティングされたランプを使用すること等が挙げられる。
第1の光照射工程において、250nm〜700nmの領域に波長のピークを実質的に含まない光を得る方法としては、例えば、本発明の条件に合う光が得られるように、光学フィルターを使用して不要な波長を遮蔽する方法がある。
前記光学フィルターを使用する方法としては、例えば、Edmund Optics社のIR−76というフィルターを使用することが挙げられる。これにより、250nm〜700nmの波長の光を実質的に透過させず、760±9nmの波長の光を50%透過し、800nm以上の波長の光を94%透過させることができるので、本発明の第1の光照射工程において最適に利用することができる。
また、第1の光照射工程において使用する光を得るための他の方法として、キセノンフラッシュランプに投入する電流密度を変化させる方法も利用することができる。図3は投入する電流密度を1000A/cmとした場合にキセノンフラッシュランプから照射される光の波長と強度との関係を示すグラフである。図3に示すように、電流密度を1000A/cmとすると、700nm以下の波長の光が実質的に出力されず、750nm〜1100nmの領域に波長のピークを有する光が出力されるので、本発明の第1の光照射工程において好適に利用することができる。
第2の光照射工程においては、使用する光の波長を制限しないので、使用する光源も特に制限されないが、例えば、第1の光照射工程において使用する光源と同一の光源を使用することができる。
図4は投入する電流密度を4000A/cmとした場合にキセノンフラッシュランプから照射される光の波長と強度との関係を示すグラフである。図4に示すように、電流密度を4000A/cmとすると、キセノンフラッシュランプから250nm〜1100nmの領域の光を好適に出力させることができる。
本発明においては、第1及び第2の光照射工程で、同一の光源を使用して光を照射することが好ましい。同一の光源を使用して光を照射することにより、2種類の光を照射するための2種類の装置を準備する必要がなく、低コストで導電膜を製造することができる。
なお、第1及び第2の光照射工程において、いずれの光源を利用する場合であっても、連続光、パルス光から選択して光を照射することができる。
これらのうち、パルス光で分散体に光を照射することが最も好ましい。
第1の光照射工程においてパルス光を利用すると、分散体を冷却する時間を得ることができ、焼結を防止しながらCuOを還元することが容易となる。
また、第2の光照射工程において、例えば、キセノンフラッシュランプを利用し、パルス幅を10ミリ秒以下として、高エネルギーのパルス光をCu微粒子に照射すると、Cu微粒子は光を吸収して瞬間的に発熱するので、前述のごとく、均一性が優れた導電膜を得ることができる。即ち、第2の光照射工程においてもパルス光を照射すると、Cu微粒子の瞬間的な昇温が可能となり、基材へのダメージを防止しつつ光焼結を行うことができる。
〔銅酸化物微粒子を含む分散体〕
本発明において、銅酸化物微粒子を含む分散体とは、銅酸化物微粒子が溶媒に分散されたものが好ましい。
銅酸化物としては、CuOもしくはCuOであることが好ましく、酸化状態の安定性から、CuOであることが最も好ましい。
溶媒としては、銅酸化物微粒子を分散することができるものであれば特に制限はないが、水系溶媒が好ましく、多価アルコール水溶液がより好ましく、グリセリン水溶液が最も好ましい。
銅酸化物微粒子の粒径は1〜100nmであることが好ましく、5〜50nmであることがより好ましく、10〜30nmであることが最も好ましい。銅酸化物微粒子の粒径の測定方法としては限定的ではないが、一次平均粒子径を走査型顕微鏡(SEM)で測定することにより求めることが出来る。
分散体中の銅酸化物微粒子の含有量は、1〜80質量%であることが好ましく、5〜50質量%であることがより好ましく、10〜30質量%であることが最も好ましい。
本発明においては、銅酸化物微粒子を含む分散体として、例えば、Novacentrix社製のCuOインク:ICI−003、株式会社イオックス製のCuO−X01等を好ましく使用することができる。
なお、本発明における分散体は、更に電子供給剤として作用する化合物を含むことが好ましい。上記化学式(1)に示す還元反応時においては、光励起された電子がホールと再結合することにより、還元反応が十分に進行しなくなる可能性がある。そこで、ホールに優先的に電子を供給する電子供給剤を分散剤に添加しておくことにより、還元効率を高めることができる。
電子供給剤としては、メタノール等の1価のアルコール、グリセリン及びエチレングリコール等の多価アルコール、ギ酸及びシュウ酸等の脂肪酸、亜硫酸ナトリウム、などを使用することができる。
導電膜に金属イオンを持ち込まないという観点から、電子供給剤としては、多価アルコールや脂肪酸が好ましく、多価アルコールが最も好ましい。
〔基材〕
更に、基材について詳細に説明する。本発明において使用される基材としては、例えば、プラスチックフィルム、プラスチック板、及びガラス板等を使用することができる。プラスチックフィルム及びプラスチック板の原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、及びポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、EVA等のポリオレフィン類;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂;その他、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)等を使用することができる。
本発明において、基材として使用することができるプラスチックフィルム及びプラスチック板は、単層で使用することもできるが、2層以上を組み合わせた多層フィルムとして使用することも可能である。
本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されない。
(実施例1)
Novacentrix社製のCuOインク(ICI−003)をスライドグラスの表面に塗布した後、ホットプレート上にて100℃で10分間乾燥させた。但し、前記CuOインクには、本発明において電子供給剤として作用するエチレングリコールが3〜7質量%含まれている。インクをスライドグラスの表面に塗布する方法としては、FUJIFILM Dimatix製インクジェットプリンター(DMP−2831)と、インクジェットヘッド(DMC−11610)とを組み合わせたインクジェット装置を使用し、波形は装置標準のものを使用して、吐出周波数は2kHzとした。また、スライドグラスの表面に塗布した分散体の膜厚は1μmとした。
次に、第1の光照射工程として、分散体が塗布されたスライドグラス(サンプル)の表面に光を照射した。このとき、光源とサンプルとの間に、Edmund Optics社製IRパスフィルター IR−76を挿入することにより、700nm以下の波長の光を実質的に遮蔽した(I250−700/I750−1100:0.1以下)。光源としては、高安定キセノンランプ(浜松ホトニクス株式会社製ランプL2273)を使用し、光照射のエネルギーが合計15J/cmとなるように連続光で30秒間の連続照射を行った。なお、照射した光のI250−700/I750−1100が0.3以下であることは、当該ピークの値を計算することによっても確認することができた。
更に、第2の光照射工程として、Xenonランプ(Xenon社製光焼結装置;Sinteron2000)を使用し、IRパスフィルターを取り外して、光照射のエネルギーが合計45J/cmとなるようにサンプルに更に光を照射し、導電膜を得た。実施例1における第2の光照射工程では、パルス光を使用し、パルス幅を2.0ミリ秒として照射した。第2の光照射工程においては、IRパスフィルターを取り外していたので、Xenonランプから出射されたすべての波長の光がサンプルに照射された。
(実施例2〜10、比較例1〜4)
分散体に添加する電子供給剤として作用する化合物の種類、並びに第1及び第2の光照射工程における光の照射エネルギー、及び光の態様を下記表1に示すように変更した以外は、実施例1の条件と同様にして、実施例2〜10及び比較例1〜4の導電膜を製造した。
なお、実施例2〜10及び比較例1〜4において、第1の光照射として連続光を用いる場合は実施例1と同じ光源を用いランプとサンプルの距離を変更することで、照射した光のエネルギーの合計が表1に記載の各エネルギーとなる条件で照射した。また、パルス光を用いる場合はコンデンサの充電電圧を変更することにより、照射した光のエネルギーの合計が表1に記載の各エネルギーとなる条件で照射した。
そして、第2の光照射として連続光を用いる場合は実施例1と同じ光源を用いランプとサンプルの距離を変更することで、照射した光のエネルギーの合計が表1に記載の各エネルギーとなる条件で照射した。また、パルス光を用いる場合はコンデンサの充電電圧を変更することにより、照射した光のエネルギーの合計が表1に記載の各エネルギーとなる条件で光照射した。
実施例6〜8については、他の実施例で使用されるCuOインクに代えて、CuOインクに対してメタノール、ギ酸又はグリセリンを更に所定量添加したものを使用した。
比較例1については、実施例2における第1の光照射工程と第2の光照射工程との順番を入れ替えて光照射を行った。なお、比較例1における第1の光照射工程(フィルターを使用しない光照射工程)で使用した照射光は、I250−700/I750−1100が0.4であった。
比較例3については、第1の光照射に代えて、上記ホットプレート上にて100℃で更に20分間加熱を行った。
比較例4については、第1の光照射工程において、Edmund Optics社製ロングパスフィルター GG495を使用することにより、500nm以下の波長を遮蔽し500〜1100nmの波長領域の光をサンプルに照射した。なお、比較例4における第1の光照射工程(GG495を使用した光照射工程)で使用した照射光は、I250−700/I750−1100が0.31であった。
<評価>
以上の各実施例(実施例1〜10)及び比較例(比較例1〜4)の導電膜について下記評価を行い、その結果を下記表2に示した。
(導電性)
得られた導電膜の膜厚を触針式段差計(Dektak3)により測定し、その膜厚を三菱化学性低抵抗率計ロレスタに入力して、4端子法で体積抵抗率を測定し、導電性を評価した。
下記のとおり、体積抵抗率の範囲により導電性を評価した。
A:0.1×10−4Ωcm未満
B:0.1×10−4Ωcm以上0.1×10−3Ωcm未満
C:0.1×10−3Ωcm以上0.1×10−2Ωcm未満
D:0.1×10−2Ωcm以上
(ボイド)
集束イオンビーム(FIB:エスアイアイ・ナノテクノロジー製 SMI3200F)又はイオン加工により、光照射後のサンプルの基材に対して垂直方向の断面を出し、走査型電子顕微鏡(SEM:日立ハイテクノロジーズ製 S−5500)を使用して断面を観察した。そして、SEMによる二次電子像を画像ソフト(Adobe Systems,Inc.製 “Adobe Photoshop”)にて閾値を調整して、銅が存在する白の領域と、空隙が存在する黒の領域とに二値化した。その後、断面全体の面積に対する黒の領域(空隙)の面積の割合を下記式より算出し、これをボイド率とした。
ボイド率(%)=(黒の領域の面積/断面全体の面積)×100
ボイドの評価基準としては、ボイド率が10%未満のものをA、10%以上30%未満のものをB、30%以上のものをCとして、三段階で評価した。A、B及びC評価のボイドを有する導電膜の電子像断面の例を図4,5及び6に示す。
(テープ密着性)
基材(スライドグラス)表面の2cm×2cmの領域に銅酸化物微粒子を含む分散体(CuOインク)を塗布し、これを実施例又は比較例の方法で光を照射することにより導電膜を製造した。その導電膜に対し、1mm間隔で縦横各10本ずつの素地面に達する切り傷をカッターで碁盤目状につけ、この導電膜の上に粘着テープを貼って、引きはがした後の導電膜の基材への付着状態を目視によって観察した。テープ密着性の評価基準としては、導電膜の剥がれがないものをA、導電膜が剥がれた面積が全体の10%未満であるものをB、導電膜が剥がれた面積が全体の10%以上であるものをCとして、三段階で評価した。
以上に示すように、本発明の導電膜の製造方法は、比較例の製造方法と比べて、ボイドの発生を抑制することができると共に、導電性及び基板との密着性が優れていることが分かった。
一方、比較例1は第1の光照射工程と第2の光照射工程との順序を逆にしたものであるので、光の分散体への進入深さが小さくなり、分散体の表面のみが加熱されたので、ボイドが発生し、体積抵抗率が高くなるとともにテープ密着性が低下した。また、比較例2は第2の光照射工程のみを実施したものであるので、比較例1と同様にボイドが発生し、体積抵抗率が高くなるとともにテープ密着性が低下した。比較例3は第1の光照射工程の代わりにサンプルを加熱したものであり、比較例4は第1の光照射工程の波長を500〜1100nmとしたものである。従って、比較例1及び2と同様の結果となった。

Claims (10)

  1. 銅酸化物微粒子を含む分散体を基材に付与する工程と、
    前記分散体に、250nm〜700nmの領域における最も大きい光の強度I250−700の割合が、750nm〜1100nmの領域における最も大きい光の強度I750−1100に対して、0.3以下である光を照射する第1の光照射工程と、
    前記分散体に更に光を照射する第2の光照射工程と、
    を有することを特徴とする導電膜の製造方法。
  2. 前記第2の光照射工程における光は、250nm〜1100nmの領域に波長のピークを有するものであることを特徴とする請求項1に記載の導電膜の製造方法。
  3. 前記第1の光照射工程は、1.0J/cm〜20J/cmのエネルギーで光を照射するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の導電膜の製造方法。
  4. 前記第2の光照射工程は、30J/cm以上のエネルギーで光を照射するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
  5. 前記分散体は、更に電子供給剤として作用する化合物を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
  6. 前記電子供給剤として作用する化合物は、アルコール、脂肪酸及び亜硫酸ナトリウムからなる群から選択された少なくとも1種であることを特徴とする請求項5に記載の導電膜の製造方法。
  7. 前記第1の光照射工程は、パルス光により光を照射する工程であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
  8. 前記第2の光照射工程は、パルス光により光を照射する工程であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
  9. 前記第1の光照射工程及び前記第2の光照射工程は、同一の光源から光を照射する工程であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
  10. 前記分散体はインクジェットにより前記基材に塗布されるものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の導電膜の製造方法。
JP2012074550A 2012-03-28 2012-03-28 導電膜の製造方法 Active JP5736338B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012074550A JP5736338B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 導電膜の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012074550A JP5736338B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 導電膜の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013206719A true JP2013206719A (ja) 2013-10-07
JP5736338B2 JP5736338B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=49525600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012074550A Active JP5736338B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 導電膜の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5736338B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016031426A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 富士フイルム株式会社 導電膜の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004277868A (ja) * 2003-03-19 2004-10-07 Mitsubishi Paper Mills Ltd 導電性組成物の作製方法
JP2005211732A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Asahi Kasei Corp 金属薄層の製造方法
JP2010528428A (ja) * 2007-05-18 2010-08-19 アプライド・ナノテック・ホールディングス・インコーポレーテッド 金属インク

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004277868A (ja) * 2003-03-19 2004-10-07 Mitsubishi Paper Mills Ltd 導電性組成物の作製方法
JP2005211732A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Asahi Kasei Corp 金属薄層の製造方法
JP2010528428A (ja) * 2007-05-18 2010-08-19 アプライド・ナノテック・ホールディングス・インコーポレーテッド 金属インク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016031426A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 富士フイルム株式会社 導電膜の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5736338B2 (ja) 2015-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Perelaer et al. Roll‐to‐roll compatible sintering of inkjet printed features by photonic and microwave exposure: from non‐conductive ink to 40% bulk silver conductivity in less than 15 seconds
JP5759490B2 (ja) 基板上に形成される金属接点の処理のための方法
JP7076591B2 (ja) 酸化銅インク及びこれを用いた導電性基板の製造方法、塗膜を含む製品及びこれを用いた製品の製造方法、導電性パターン付製品の製造方法、並びに、導電性パターン付製品
KR20140134305A (ko) 액상 조성물, 금속 구리막 및 도체 배선, 그리고 금속 구리막의 제조 방법
KR20140134304A (ko) 액상 조성물, 금속막 및 도체 배선, 그리고 금속막의 제조 방법
JP2017519703A (ja) グラフェン層の製造方法
WO2014156594A1 (ja) 導電膜形成用組成物およびこれを用いる導電膜の製造方法
JP2019090110A (ja) 導電性パターン領域付構造体及びその製造方法
KR20150041112A (ko) 도전층의 제조 방법, 프린트 배선 기판
JP6562196B2 (ja) 銅微粒子焼結体と導電性基板の製造方法
JP5736338B2 (ja) 導電膜の製造方法
JP2020113706A (ja) 導電性パターン領域付構造体及びその製造方法
JP2014167872A (ja) 導電膜の製造方法、配線基板
JP6988826B2 (ja) 透明導電膜の形成方法及び電解メッキ用メッキ液
JP2015026681A (ja) 多層配線基板の製造方法
JP2015141752A (ja) 導電膜形成用組成物、導電膜の製造方法
JP6927968B2 (ja) 透明導電部材、及び、有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2016184552A (ja) 銅配線の製造方法
JP6410278B2 (ja) 導電膜形成用組成物、および、導電膜の製造方法
JP2013206720A (ja) 導電膜の製造方法
TWI764362B (zh) 附導電性圖案之構造體及其製造方法
JP2014065649A (ja) セラミックスの表面改質方法
JP2015144089A (ja) 導電膜の製造方法
JP2015026680A (ja) 多層配線基板の製造方法
JP2015028931A (ja) 銅系ナノ粒子分散液とその製造方法及びその分散液から製造される銅導体膜が形成された基材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5736338

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250