JP2013204852A - 空調制御方法及び空調装置 - Google Patents
空調制御方法及び空調装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013204852A JP2013204852A JP2012071720A JP2012071720A JP2013204852A JP 2013204852 A JP2013204852 A JP 2013204852A JP 2012071720 A JP2012071720 A JP 2012071720A JP 2012071720 A JP2012071720 A JP 2012071720A JP 2013204852 A JP2013204852 A JP 2013204852A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- temperature
- cooling
- load
- warming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【解決手段】冷房、暖房及び送風の何れかの運転モードで動作し、空調対象空間を空調する風向制御可能な空調装置の空調制御方法であって、空調対象空間が設定時刻に設定温度になるように設定時刻前に空調装置を運転させる予冷運転又は予暖運転を行うにあたり、空調対象空間の使用者の在室時間幅と空調対象空間の負荷分布とに基づいて予冷運転又は予暖運転の運転開始時刻と、空調装置の運転モードと、風向及び風量と、を制御する。
【選択図】図6
Description
《システム構成》
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調装置を有する空気調和システムの構成図である。図1及び後述の図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。更に、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
図2は、図1の空気調和装置の冷媒回路図である。
空気調和装置は、冷媒を圧縮する圧縮機11と、四方弁12と、室外熱交換器13と、冷媒を減圧する絞り装置14と、室内熱交換器21とが順次配管100で接続されて冷媒が循環するように構成された冷媒回路1000を備えている。圧縮機11、四方弁12、室外熱交換器13及び絞り装置14は室外機10側に配置され、室内熱交換器21は室内機20側に配置されている。
圧縮機11は、運転容量を可変することが可能な圧縮機であり、インバータにより制御されるモータ(図示せず)によって駆動される容積式圧縮機である。なお、本発明は圧縮機11の台数を1台に限定するものではなく、2台以上の圧縮機が並列又は直列に接続されたものであってもよい。
室外熱交換器13、室内熱交換器21は、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。
送風装置15、22は、室外熱交換器13、室内熱交換器21に供給する空気の流量を可変することが可能なファンであり、DCファンモータなどのモータによって駆動される遠心ファンや多翼ファン等である。
絞り装置14は、冷媒回路1000内を流れる冷媒の流量の調節等を行うことが可能であり、ステッピングモータ(図示せず)により絞りの開度を調整することが可能な電子膨張弁または受圧部にダイアフラムを採用した機械式膨張弁である。
四方弁12は、圧縮機11から吐出された冷媒の流れ方向を切り換える弁である。四方弁12は室内を冷房する際には圧縮機11、四方弁12、室外熱交換器13、絞り装置14、及び室内熱交換器21の順に冷媒が流れる冷媒回路1000を構成し、室内を暖房する際には圧縮機11、四方弁12、室内熱交換器21、絞り装置14及び室外熱交換器13の順に冷媒が流れる冷媒回路1000を構成する。
空調装置1に用いられる冷媒は例えば、R410A、R407C、R404AなどのHFC冷媒、R22、R134aなどのHCFC冷媒、又は炭化水素、ヘリウムのような自然冷媒などがある。
図2で冷凍サイクルの冷房動作を説明する。圧縮機11から吐出された冷媒は四方弁12を通過して室外熱交換器13へと流れる。室外熱交換器13はこのとき凝縮器として作用し、室外熱交換器13に流入した冷媒は、空気と熱交換する際に凝縮液化し、絞り装置14へと流れる。冷媒は絞り装置14で減圧された後、室内熱交換器21へと流れる。室内熱交換器21はこのとき蒸発器として機能し、室内熱交換器21に流入した冷媒は、空気と熱交換して蒸発した後、四方弁12を通過して再び圧縮機11に吸入される。
図2で冷凍サイクルの暖房動作を説明する。圧縮機11から吐出された冷媒は四方弁12を通過して室内熱交換器21へと流れる。室内熱交換器21はこのとき凝縮器として作用し、室内熱交換器21に流入した冷媒は、空気と熱交換する際に凝縮液化し、絞り装置14へと流れる。冷媒は絞り装置14で減圧された後、室外熱交換器13へと流れる。室外熱交換器13はこのとき蒸発器として機能し、室外熱交換器13に流入した冷媒は、空気と熱交換して蒸発した後、四方弁12を通過して再び圧縮機11に吸入される。
圧縮機11の吐出側には吐出温度センサ1a、吸入側には吸入温度センサ1bを備える。また、室外熱交換器13に流入・流出する冷媒の温度を検出する温度センサ1c、1d、室内熱交換器21に流入・流出する冷媒の温度を検出する温度センサ1f、1gを備える。更に、室外熱交換器13の空気吸込み側に温度センサ1e、室内熱交換器21の空気吸込み側に吸込温度Tinを検知する温度センサ1hを備える。
図3は、図1の空気調和システムの制御ブロック図である。
空調装置1のコントローラ30は、各温度センサ1a〜1hの検知温度を取得できるように接続されている。また、空調装置1は、空調負荷分布検知装置2により検知された空調負荷分布(天井温度Th、床面温度Tl)及び在室情報取得装置3により取得された在室情報を受信部41を介して取得できるように接続されている。コントローラ30は、在室情報取得装置3で取得した在室情報に基づいて在室時間幅TIMEinを設定する在室時間幅設定部32を備えている。なお、在室時間幅TIMEinは、使用者が直接、入力部31から入力して在室時間幅設定部32に設定するようにしてもよい。
空調装置1は、使用者の運転開始指令により、所定周波数で圧縮機11を運転開始する。運転開始指令では、冷房、暖房などの運転モードも同時に設定される。そして、空調装置1は室内温度として温度センサ1hにより検知された吸込温度Tinが、使用者により設定された設定温度Tmとなるように運転する。その際、吸込温度Tinと設定温度Tmとの温度差が大きい場合、圧縮機11の周波数を高くして空調装置1の冷却・加熱能力を増大させ、設定温度Tmへの収束を速めるようにする。一方、室内温度と設定温度Tmとの温度差が小さい場合、圧縮機11の周波数を低くして空調装置1の冷却・加熱能力を小さくし、室内が過剰に冷却・加熱されることを回避して室内温度の安定を図る。
まず、予冷運転時に行われる風向制御について説明する。風向制御としては、室内循環動作、上部循環動作、下部循環動作の3つの動作がある。
《(a)室内循環動作》
室内循環動作は、空調対象空間a全体の空気を循環させる動作であり、空調対象空間aの温度を均一化させることを目的とする。この動作を行うための具体的な風向制御機構24の制御は、室内機20の吸込み口及び吹出し口の位置関係に応じて適宜制御すればよい。
上部循環動作は、空調対象空間a上部の空気を上部空間内で循環させる動作であり、空調対象空間aの上部温度を均一化させるか又は設定温度Tmに近づける(天井に蓄熱された熱を室内空気で処理又は利用する)ことを目的とする。この動作を行うための具体的な風向制御機構24の制御は、室内機20の吸込み口及び吹出し口の位置関係に応じて適宜制御すればよい。
下部循環動作は、空調対象空間a下部の空気を下部空間内で循環させる動作であり、空調対象空間aの下部温度を均一化させるか又は設定温度Tmに近づける(在室者付近の空気を優先的に温調する)ことを目的とする。この動作を行うための具体的な風向制御機構24の制御は、室内機20の吸込み口及び吹出し口の位置関係に応じて適宜制御すればよい。
(1)居住負荷処理運転
在室時間幅TIMEinが居住負荷処理運転判定時間TIMEin_s以下の場合には、床面温度Tlが在室開始時刻に設定温度Tm(例えば26℃)となることを目標として、冷房運転で下部循環動作を行う。居住負荷処理運転の運転時間幅TIME_w1は、最大周波数で圧縮機11を運転して床面温度Tl(例えば28℃)を設定温度Tmに下げるのに要する時間であり、床面温度Tlと設定温度Tmとの温度差(この例では2℃)と、最大周波数とに基づいて決定する。この運転では、天井付近の熱負荷は処理せず、使用者の快適性に関わる居住領域部分の負荷を処理することで、処理する熱負荷量を最小にでき、消費電力の低減が可能となる。
(2)高負荷処理運転+予冷本運転
空調対象空間aに高負荷領域が有る場合、予冷運転の初期にまずは高負荷領域の負荷を集中して処理する高負荷処理運転を行う。そして、高負荷処理運転により高負荷領域の負荷が処理されると、空調対象空間a全体の負荷を処理する予冷本運転を行う。
空調対象空間aに高負荷領域が無い場合で、空調対象空間aの低負荷領域部分の負荷を利用して空調対象空間a全体の負荷軽減が可能な場合、予冷運転の初期にまずは空調対象空間a全体の空気を掻き混ぜる負荷軽減運転を行う。その後、空調対象空間a全体の負荷を処理する予冷本運転を行う。
空調対象空間aに高負荷領域が無い場合で、空調対象空間aの低負荷領域部分の負荷を利用して空調対象空間a全体の負荷の処理が可能な場合、空調対象空間a全体の空気を掻き混ぜる負荷軽減運転を行って予冷運転を終了する。
図6は、図1の空気調和システムにおける予冷動作を示すフローチャートである。
空調装置1のコントローラ30は、在室情報取得装置3を通じて空調対象空間aの在室情報を入手する(ST1)。在室情報は、使用者が在室を始める時刻、使用者が在室を続ける時間幅、または不在となる時刻が該当する。在室情報は上述したように予め使用者により設定するようにしてもよい。
図7及び図8は、高負荷処理運転+予冷本運転による予冷運転時の運転結果を示す図である。図7及び図8のそれぞれにおいて、(a)は本制御における空調対象空間aの天井温度Th、床面温度Tl、吸込温度Tinの温度変化を示している。(b)は従来制御における空調対象空間の天井温度Th、床面温度Tl、吸込温度Tinの温度変化を示している。(c)は、本制御と従来制御の消費電力量を比較した図である。
図7は、天井温度Thと吸込温度Tinの両方が高い場合(例えば、晴天時の夕方、夏期の晴天時昼間に在室開始など)の運転結果を示している。
日射などの負荷によって室内の熱負荷が増大する場合には、吸込温度Tinよりも天井温度Thが高温になり、空調対象空間aに高負荷領域が有る。しかし、従来制御では空調対象空間の温度分布を把握しておらず、高温となっている天井温度Thは検知していない。このため、空調対象空間には吸込温度の温度変動から推算した住宅の熱負荷よりも多くの負荷が実際には存在する。
図8は、天井温度Thが高く、吸込温度Tin及び床面温度Tlが目標温度近傍の場合(例えば、夏期の夕方に在室開始する場合等)の運転結果を示している。なお、図8は、図7に比べて吸込温度Tinが低い場合の例である。
従来制御では、図8(b)に示すように、吸込温度Tinが図7(b)に比べて低いため、図7(b)に比べて在室開始時の吸込温度Tinを設定温度Tm近くまで下げることができている。しかし、天井温度Thは高いままであり、天井付近の熱負荷を処理仕切れていない。このため、躯体からの放射により、図8(b)に示すように通常運転開始後の吸込温度Tinの変動が大きい。よって、図8(c)に示すように通常運転中に圧縮機発停が頻発し、また、圧縮機起動時の吸込温度Tinと設定温度Tmとの差温が大きくなることによる起動時の入力増加が発生している。
図9は、負荷軽減運転+予冷本運転による予冷運転時の運転結果を示す図である。図9において、(a)は本制御における空調対象空間の天井温度Th、床面温度Tl、吸込温度Tinの温度変化を示している。(b)は従来制御における空調対象空間の天井温度Th、床面温度Tl、吸込温度Tinの温度変化を示している。(c)は、本制御と従来制御の消費電力量を比較した図である。
従来制御では、図9(b)に示すように吸込温度Tinが低いため低負荷と判断し、吸込温度Tinが高い時と比較して予冷運転時間を短くしており、在室開始時に吸込温度Tinが設定温度Tmまで低下している。しかし、予冷運転時に冷房運転するため、吸込温度Tinと共に床面温度Tlも低下し、天井面との温度差が広がり、温度ムラが生じている。
図10は、負荷軽減運転による予冷運転時の運転結果の説明図である。図10において、(a)は本制御における空調対象空間の天井温度Th、床面温度Tl、吸込温度Tinの温度変化を示している。(b)は従来制御における空調対象空間の天井温度Th、床面温度Tl、吸込温度Tinの温度変化を示している。(c)は、本制御と従来制御の消費電力量を比較した図である。
従来制御は、図9と略同様である。これに対し、本制御は、図10(a)に示すように、負荷軽減運転により空調対象空間a内全体の空気が掻き混ぜられ、床面の低温域の空気により天井温度Thが下がる。また、空調対象空間a内全体の空気が掻き混ぜられて均一化しており、温度ムラが解消されている。また、天井付近の負荷を処理しているため、在室開始後の吸込温度昇温が天井温度Thに影響されず、図9(c)に示すように、従来制御に比べて圧縮機停止時の室温変動が低減し、発停回数の低減、起動時設定温度Tmとの差温が小さくなることからの入力低減が可能となっている。また、負荷軽減運転では圧縮機11を起動しないため、その点によっても入力低減が可能となっている。
・空調対象空間のうち、在室者の快適性に関わる部分の温度(床面温度Tl)を目標とすることで、処理する熱負荷量を最小にでき、消費電力の低減が可能となる。
・予冷運転時間、冷房運転を躯体の負荷状況に応じて変化させるため、在室開始時に設定温度近傍に高精度で達成でき、快適性が向上する。
・床面近くの低温になりやすい場所の空気を使って天井付近の負荷処理ができるため、圧縮機入力が低減し、省エネが可能である。
・空調装置1の処理する負荷量が平準化するため、圧縮機11が低容量運転を行い、効率が上昇するために省エネが可能である。
・空調装置1の処理する負荷量が平準化するため、入力の瞬時値が低くなり、ピークカットが可能となる。そのため、電力供給側より使用量抑制指示(デマンド)が発生した場合でも快適性を保ちながら空調を運転することが可能となる。
上記では、居住負荷処理運転判定時間TIMEin_sを固定値(例えば30分)としたが、製品出荷時に初期設定値をおいておき、その後、運転履歴(吸込温度Tinが設定温度Tmに下がるまでの時間の履歴等)に応じて補正するようにしてもよい。
TIME_w1〜TIME_w4の算出方法は、上記の方法に限られず、更に躯体の影響も加味して決定するようにしてもよい。
また、本制御手法では、室内の在室時間幅TIMEinの情報の高精度な入手が重要となるため、空調対象空間a内に設置した機器からの情報だけでなく、家庭全体の生活パターンから在室情報を設定してもよい。例えば、家全体の機器の状態を監視するHEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)を別途導入し、そのシステムにて在室情報を処理させる。そして、その在室情報を空調装置1に伝送し、本例の予冷暖運転に用いるようにしてもよい。
Claims (20)
- 冷房、暖房及び送風の何れかの運転モードで動作し、空調対象空間を空調する風向制御可能な空調装置の空調制御方法であって、
前記空調対象空間が設定時刻に設定温度になるように前記設定時刻前に前記空調装置を運転させる予冷運転又は予暖運転を行うにあたり、前記空調対象空間の使用者の在室時間幅と前記空調対象空間の負荷分布とに基づいて前記予冷運転又は前記予暖運転の運転開始時刻と、前記空調装置の運転モードと、風向及び風量と、を制御することを特徴とする空調制御方法。 - 前記在室時間幅が予め設定した運転判定時間よりも長い場合には、前記負荷分布に基づいて前記空調対象空間内の高負荷領域の有無を判定し、高負荷領域有りと判定した場合は、前記予冷運転時又は前記予暖運転時の開始初期に、前記高負荷領域の負荷を集中して処理する高負荷処理運転を行い、その後、前記空調対象空間全体の負荷を処理する本運転を行い、前記高負荷処理運転及び前記本運転を通して前記空調装置の圧縮機を前記設定時刻以降に行う通常運転時よりも低い予冷暖用周波数で運転することを特徴とする請求項1記載の空調制御方法。
- 予冷運転時には、前記負荷分布により得られた天井温度と前記設定温度との差が所定温度差以上の場合に高負荷領域有りと判定し、前記高負荷処理運転として、前記運転モードを冷房とすると共に、前記空調対象空間の上部の空気が上部空間内で循環するように風向制御を行い、
予暖運転時には、前記負荷分布により得られた床面温度と前記設定温度との差が所定温度差以上の場合に高負荷領域有りと判定し、前記高負荷処理運転として、前記運転モードを暖房にすると共に、前記空調対象空間の下部の空気が下部空間内で循環するように風向制御を行うことを特徴とする請求項2記載の空調制御方法。 - 前記在室時間幅が予め設定した運転判定時間よりも長い場合には、前記負荷分布に基づいて高負荷領域の有無を判定し、高負荷領域無しと判定した場合は、前記予冷運転時又は前記予暖運転時に、前記運転モードを送風にすると共に、前記空調対象空間全体の空気が循環するように風向制御する負荷軽減運転を少なくとも行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の空調制御方法。
- 高負荷領域無しと判定した場合の予冷運転時において、前記負荷分布により得られた床面温度が前記設定温度未満で且つ互いの温度差が所定値よりも大きい場合には、前記負荷軽減運転を行い、それ以外の場合には、前記予冷運転の開始初期に前記負荷軽減運転を行い、その後、前記運転モードを冷房にし、前記設定時刻以降に行う通常運転時よりも低い予冷暖用周波数で前記空調装置の圧縮機を運転する予冷本運転を行い、
高負荷領域無しと判定した場合の予暖運転時において、前記負荷分布により得られた天井温度が前記設定温度未満で且つ互いの温度差が所定値よりも大きい場合には、前記負荷軽減運転を行い、それ以外の場合には、前記予暖運転の開始初期に前記負荷軽減運転を行い、その後、前記運転モードを暖房にし、前記予冷暖用周波数で前記空調装置の圧縮機を運転する予暖本運転を行うことを特徴とする請求項4記載の空調制御方法。 - 前記予冷運転又は前記予暖運転の前記運転開始時刻を、
予冷運転の場合、前記天井温度と前記設定温度との温度差に基づいて決定し、
予暖運転の場合、前記床面温度と前記設定温度との温度差に基づいて決定することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の空調制御方法。 - 前記在室時間幅が予め設定した運転判定時間以下の場合、前記予冷運転時又は予暖運転時に、前記負荷分布により得られた前記使用者付近の温度が前記設定温度となるように、前記運転モードを冷房又は暖房にし、前記空調装置の圧縮機を使用上の最大周波数で運転することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の空調制御方法。
- 前記予冷運転時又は予暖運転時の風量を最大とすることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の空調制御方法。
- 前記空調対象空間に存在する一又は複数の機器の使用情報を収集し、収集した情報に基づいて前記在室時間幅を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の空調制御方法。
- 前記一又は複数の機器は、空調装置自身、照明、人感センサ及び室内ドアの開閉装置のうちの一以上であることを特徴とする請求項9記載の空調制御方法。
- 冷房、暖房及び送風の何れかの運転モードで動作して空調対象空間を空調する風向制御可能な空調本体と、
前記空調対象空間の負荷分布を検知する負荷分布検知装置と、
前記空調対象空間が設定時刻に設定温度になるように前記設定時刻前に前記空調本体を運転させる予冷運転又は予暖運転を行う制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記空調対象空間の使用者の在室時間幅が設定される在室時間幅設定部を有し、前記在室時間幅設定部に設定された在室時間幅と、前記負荷分布検知装置により検知した負荷分布とに基づいて前記空調本体の運転開始時刻と、前記運転モードと、前記空調本体の風向及び風量と、を決定し、前記運転開始時刻に前記空調本体を前記決定した運転モード、風向及び風量で運転させることを特徴とする空調装置。 - 前記制御装置は、前記在室時間幅が予め設定した運転判定時間よりも長い場合には、前記負荷分布に基づいて高負荷領域の有無を判定し、高負荷領域有りと判定した場合は、前記予冷運転時又は前記予暖運転時の開始初期に、前記高負荷領域の負荷を集中して処理する高負荷処理運転を行い、その後、前記空調対象空間全体の負荷を処理する予冷暖本運転を行うようにし、前記高負荷処理運転及び前記予冷暖本運転を通して前記空調本体の圧縮機を、前記設定時刻以降に行う通常運転時よりも低い予冷暖用周波数で運転することを特徴とする請求項11記載の空調装置。
- 前記制御装置は、
予冷運転時には、前記負荷分布により得られた天井温度と前記設定温度との差が所定温度差以上の場合に高負荷領域有りと判定し、前記高負荷処理運転として、前記運転モードを冷房とすると共に、前記空調対象空間の上部の空気が上部空間内で循環するように風向制御を行い、
予暖運転時には、前記負荷分布により得られた床面温度と前記設定温度との差が所定温度差以上の場合、高負荷領域有りと判定し、前記高負荷処理運転として、前記運転モードを暖房すると共に、前記空調本体の風向を前記空調対象空間の下部の空気を下部空間内で循環させる運転を行うことを特徴とする請求項12記載の空調装置。 - 前記制御装置は、前記在室時間幅が予め設定した運転判定時間よりも長い場合には、前記負荷分布に基づいて高負荷領域の有無を判定し、高負荷領域無しと判定した場合は、前記予冷運転時又は前記予暖運転時に、前記運転モードを送風にすると共に、前記空調対象空間全体の空気が循環するように風向制御する負荷軽減運転を少なくとも行うことを特徴とする請求項11乃至請求項13の何れか一項に記載の空調装置。
- 前記制御装置は、
高負荷領域無しと判定した場合の予冷運転時において、前記負荷分布により得られた床面温度が前記設定温度未満で且つ互いの温度差が所定値よりも大きい場合には、前記負荷軽減運転を行い、それ以外の場合には、前記予冷運転の開始初期に前記負荷軽減運転を行い、その後、前記運転モードを冷房にし、前記設定時刻以降に行う通常運転時よりも低い予冷暖用周波数で前記空調本体の圧縮機を運転する予冷本運転を行い、
高負荷領域無しと判定した場合の予暖運転時において、前記負荷分布により得られた天井温度が前記設定温度未満で且つ互いの温度差が所定値よりも大きい場合には、前記負荷軽減運転を行い、それ以外の場合には、前記予暖運転の開始初期に前記負荷軽減運転を行い、その後、前記運転モードを暖房にし、前記予冷暖用周波数で前記空調本体の圧縮機を運転する予暖本運転を行うことを特徴とする請求項14記載の空調装置。 - 前記予冷運転又は前記予暖運転の前記運転開始時刻を、
予冷運転の場合、前記天井温度と前記設定温度との温度差に基づいて決定し、
予暖運転の場合、前記床面温度と前記設定温度との温度差に基づいて決定することを特徴とする請求項11乃至請求項15の何れか一項に記載の空調装置。 - 前記制御装置は、前記在室時間幅が予め設定した運転判定時間以下の場合、前記予冷運転時又は予暖運転時に、前記負荷分布により得られた前記使用者付近の温度が前記設定温度となるように、前記運転モードを冷房又は暖房にし、前記空調本体の圧縮機を使用上の最大周波数で運転することを特徴とする請求項11乃至請求項16の何れか一項に記載の空調装置。
- 前記制御装置は、前記予冷運転時又は予暖運転時の風量を最大とすることを特徴とする請求項11乃至請求項17の何れか一項に記載の空調装置。
- 前記制御装置は、前記空調対象空間に存在する一又は複数の機器の使用情報を収集し、収集した情報に基づいて前記在室時間幅を取得して前記在室時間幅設定部に設定することを特徴とする請求項11乃至請求項18の何れか一項に記載の空調装置。
- 前記一又は複数の機器は、空調装置自身、照明、人感センサ及び室内ドアの開閉装置のうちの一以上であることを特徴とする請求項19記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012071720A JP5389211B2 (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 空調制御方法及び空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012071720A JP5389211B2 (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 空調制御方法及び空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013204852A true JP2013204852A (ja) | 2013-10-07 |
JP5389211B2 JP5389211B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=49524140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012071720A Active JP5389211B2 (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 空調制御方法及び空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5389211B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015148417A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 株式会社東芝 | 空調システム、空調装置、空調制御方法およびプログラム |
WO2015173868A1 (ja) * | 2014-05-12 | 2015-11-19 | 三菱電機株式会社 | 空調装置 |
JP2016217708A (ja) * | 2016-09-29 | 2016-12-22 | シャープ株式会社 | 空気調和機および空気調和方法 |
JP2020012613A (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 旭化成ホームズ株式会社 | 熱源制御装置及び熱源制御プログラム |
JP2020153529A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | ダイキン工業株式会社 | 空調機の予冷運転又は予暖運転の運転条件決定システム |
WO2020262701A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の制御装置、空調システム、空気調和装置の制御方法、およびプログラム |
CN112254299A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-22 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于控制制冷设备的方法及装置、制冷设备 |
CN112413857A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-02-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器控制方法、装置、空调器及存储介质 |
WO2021130960A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 三菱電機株式会社 | 空調制御装置、空調システム、空調方法及びプログラム |
CN113154626A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-07-23 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 空调机组的控制方法 |
CN113483474A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-10-08 | 珠海拓芯科技有限公司 | 分层制冷控温方法、装置、空调及计算机可读存储介质 |
JPWO2021229801A1 (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | ||
WO2021261457A1 (ja) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 | ダイキン工業株式会社 | 空調システム、空調制御装置、空気調和機、及び空調制御方法 |
CN114183889A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-03-15 | 邵阳学院 | 一种空调器的控制方法、控制装置及空调器 |
WO2022270515A1 (ja) * | 2021-06-23 | 2022-12-29 | ダイキン工業株式会社 | 排気装置を有する空気調和装置 |
CN115978753A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-04-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 新风空调的出风温度控制方法及相关设备 |
JP7494545B2 (ja) | 2020-04-17 | 2024-06-04 | 三菱電機株式会社 | 空調機器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03207947A (ja) * | 1990-01-08 | 1991-09-11 | Hitachi Ltd | 空気調和機 |
JPH09229449A (ja) * | 1996-02-20 | 1997-09-05 | Nippon Metsukusu Kk | 空調装置における最適起動時刻の算定方法 |
JP2002013776A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-18 | Sumitomo Fudosan Kk | 地域冷暖房の2次側システム |
JP2002251201A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通電制御装置および通電制御装置を有した機器 |
JP2008020091A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Daikin Ind Ltd | 空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラム |
JP2013036678A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 空調装置 |
-
2012
- 2012-03-27 JP JP2012071720A patent/JP5389211B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03207947A (ja) * | 1990-01-08 | 1991-09-11 | Hitachi Ltd | 空気調和機 |
JPH09229449A (ja) * | 1996-02-20 | 1997-09-05 | Nippon Metsukusu Kk | 空調装置における最適起動時刻の算定方法 |
JP2002013776A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-18 | Sumitomo Fudosan Kk | 地域冷暖房の2次側システム |
JP2002251201A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通電制御装置および通電制御装置を有した機器 |
JP2008020091A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Daikin Ind Ltd | 空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラム |
JP2013036678A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 空調装置 |
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015148417A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 株式会社東芝 | 空調システム、空調装置、空調制御方法およびプログラム |
WO2015173868A1 (ja) * | 2014-05-12 | 2015-11-19 | 三菱電機株式会社 | 空調装置 |
JPWO2015173868A1 (ja) * | 2014-05-12 | 2017-04-20 | 三菱電機株式会社 | 空調装置 |
JP2016217708A (ja) * | 2016-09-29 | 2016-12-22 | シャープ株式会社 | 空気調和機および空気調和方法 |
JP2020012613A (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 旭化成ホームズ株式会社 | 熱源制御装置及び熱源制御プログラム |
JP7042180B2 (ja) | 2018-07-19 | 2022-03-25 | 旭化成ホームズ株式会社 | 熱源制御装置及び熱源制御プログラム |
JP7393613B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-12-07 | ダイキン工業株式会社 | 空調機の予冷運転又は予暖運転の運転条件決定システム |
JP2020153529A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | ダイキン工業株式会社 | 空調機の予冷運転又は予暖運転の運転条件決定システム |
JP2021006759A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の制御装置、空調システム、空気調和装置の制御方法、およびプログラム |
US11852367B2 (en) | 2019-06-27 | 2023-12-26 | Daikin Industries, Ltd. | Control device for air conditioning apparatus, air conditioning system, control method for air conditioning apparatus, and program |
JP7004931B2 (ja) | 2019-06-27 | 2022-02-04 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の制御装置、空調システム、空気調和装置の制御方法、およびプログラム |
WO2020262701A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の制御装置、空調システム、空気調和装置の制御方法、およびプログラム |
WO2021130960A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 三菱電機株式会社 | 空調制御装置、空調システム、空調方法及びプログラム |
JPWO2021130960A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
JP7209869B2 (ja) | 2019-12-26 | 2023-01-20 | 三菱電機株式会社 | 空調制御装置、空調システム、空調方法及びプログラム |
JP7494545B2 (ja) | 2020-04-17 | 2024-06-04 | 三菱電機株式会社 | 空調機器 |
JPWO2021229801A1 (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | ||
JP2022003291A (ja) * | 2020-06-23 | 2022-01-11 | ダイキン工業株式会社 | 空調システム、空調制御装置、空気調和機、及び空調制御方法 |
WO2021261457A1 (ja) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 | ダイキン工業株式会社 | 空調システム、空調制御装置、空気調和機、及び空調制御方法 |
JP6989812B2 (ja) | 2020-06-23 | 2022-01-12 | ダイキン工業株式会社 | 空調システム、空調制御装置、空気調和機、及び空調制御方法 |
CN112254299A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-22 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于控制制冷设备的方法及装置、制冷设备 |
CN112413857B (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器控制方法、装置、空调器及存储介质 |
CN112413857A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-02-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器控制方法、装置、空调器及存储介质 |
CN113154626A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-07-23 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 空调机组的控制方法 |
CN113483474A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-10-08 | 珠海拓芯科技有限公司 | 分层制冷控温方法、装置、空调及计算机可读存储介质 |
JP2023003126A (ja) * | 2021-06-23 | 2023-01-11 | ダイキン工業株式会社 | 排気装置を有する空気調和装置 |
WO2022270515A1 (ja) * | 2021-06-23 | 2022-12-29 | ダイキン工業株式会社 | 排気装置を有する空気調和装置 |
CN114183889B (zh) * | 2021-12-23 | 2023-07-28 | 邵阳学院 | 一种空调器的控制方法、控制装置及空调器 |
CN114183889A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-03-15 | 邵阳学院 | 一种空调器的控制方法、控制装置及空调器 |
CN115978753A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-04-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 新风空调的出风温度控制方法及相关设备 |
CN115978753B (zh) * | 2022-12-20 | 2024-05-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 新风空调的出风温度控制方法及相关设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5389211B2 (ja) | 2014-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5389211B2 (ja) | 空調制御方法及び空調装置 | |
JP6328049B2 (ja) | 空調装置 | |
JP6009098B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP6270996B2 (ja) | 空調装置 | |
EP2148147A2 (en) | Method of controlling air conditioner | |
JP6091615B2 (ja) | 空調システム | |
JP5642121B2 (ja) | 空調装置 | |
JP5619056B2 (ja) | 空調装置 | |
CN114811876B (zh) | 空调器及其控制方法 | |
JPWO2021176637A5 (ja) | ||
JP6019773B2 (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JP5225442B2 (ja) | 空調装置 | |
CN109642747B (zh) | 空气调节装置 | |
JP6538975B2 (ja) | 空気調和システム | |
CN114061106B (zh) | 空调系统的控制方法、装置、设备及存储介质 | |
JP6049324B2 (ja) | 空気調和機 | |
WO2022024261A1 (ja) | 空気調和装置 | |
KR101153421B1 (ko) | 에어컨의 응축용량 제어 방법 | |
JP2008116136A (ja) | 空気調和装置 | |
JP6490095B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP2002048382A (ja) | 空気調和装置 | |
KR20110009927A (ko) | 공기조화기 및 그 운전 방법 | |
KR100557758B1 (ko) | 공기 조화기의 제어 방법 | |
WO2019198277A1 (ja) | 空気調和システム | |
KR100565236B1 (ko) | 압축기 오일 유면 확보 제어 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131008 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5389211 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |