JP2013204391A - アコーディオンドア - Google Patents

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Abstract

【課題】季節やアコーディオンドア使用環境の温度変化に応じて、ユーザーが簡単に折畳んだアコーディオンドアの保持力を調整することができるようにする。
【解決手段】コード60にはストッパーケース42に出入可能にロック体62が設けられており、ロック体62はカム52によって係止及び係止解除可能であり、カム52はコイルバネ54によって常時付勢されており、コイルバネ54による付勢力によりカム52がロック体62を係止することによりコード60はコードリール46に巻き取られた状態を保持され、コード60の引き出し力に応じてコイルバネ54の付勢力に抗してカム52のロック体62に対する係止が解除されることができ、さらにコイルバネ54の付勢力をアコーディオンドア本体外部から調整可能な調整装置56が設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、アコーディオンドアの折畳み時において折畳んだアコーディオンドアの逆戻りを阻止して保持することができるアコーディオンドアに関する。
かかる従来のアコーディオンドアとして、特許文献1に示されるものが知られている。これに示されるものは、アコーディオンドアの両端に固定した枠体のうちの一方の枠体に取付けた筐体内にゼンマイにより回転される巻取具を収納し、巻取具に連結されるワイヤが引き出される側の筐体側壁に筒状部を外方へ突設すると共に筒状部に筐体内に貫通する円孔を穿設し、筒状部の下面に回動片を回動自在に軸承させ、回動片が自由状態にある直立時に上端が円孔内に突出し、下端が円孔の下方側壁に摺動自在に貫通され、かつコイルばねによって常時外方へ移動摺性を与えたストッパの先端と接触させ、巻取具に一端を連結し他端を他方の枠体に固定したワイヤ固定装置に取付けたワイヤの途中に、円孔を嵌入する直径を有する嵌合体を介在し、アコーディオンドアを折畳んだとき、ゼンマイの巻回力によりワイヤを巻取って円孔内に嵌入した嵌合体と回動片とをストッパにより係合させて折畳んだアコーディオンドアの逆戻りを阻止するようになっている。
これにより、閉鎖中のアコーディオンドアを折畳みたいときには、ゼンマイに蓄積された巻回力により自動的に折畳むことができると共に、折畳んだ後には、ワイヤに取付けた嵌合体がストッパの作用を受けて回動片と係合し、円孔内に嵌って止着されるため、強い力で円孔から引き出さない限り、止着状態が外れてアコーディオンドアが自動的に広がってしまうということはなく、折畳んだ状態を維持することができるようにしている。
実公昭58−36790号公報
このようなアコーディオンドアの化粧被覆材は、一般的に塩化ビニルで構成されるものが多く、冬期は硬くなって折畳んだときの反発力が増し、夏期は柔らかくなって折畳んだときの反発力が弱まるという傾向がある。このため、ストッパの保持力が弱いと、化粧被覆材の反発力が弱い夏期は問題なくても、冬期はアコーディオンドアを折畳んだ状態に保持できずに閉鎖方向へ展開されてしまうことがある。一方で、ストッパの保持力が強いと、化粧被覆材の反発力が強い冬期は問題なくても、夏期はアコーディオンドアを折畳んだ状態での保持力が強すぎて、ストッパの係合を解除するときの操作荷重が重くなったり、アコーディオンドアの反操作側である固定側の枠体の保持力が負けて、固定側の枠体が操作側の枠体と一体に移動してしまうようになり、ストッパを解除することができなかったりすることがある。
そして、上記特許文献1に記載されているものも、コイルばねによって上記外方へ移動摺性を与えたストッパが回動片を押すことによって回動片と嵌合体とが係合し、嵌合体が円孔内に嵌って止着され、コイルばねによりストッパの係合力が不変となっているため、レザーの剛軟度の変化に対応することができないという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、季節やアコーディオンドア使用環境の温度変化に応じて、ユーザーが簡単に折畳んだアコーディオンドアの保持力を調整することができるアコーディオンドアを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、左右方向両端部に設けられたフレーム間に伸縮可能なヒンジが複数配置され、該複数のヒンジの前後に化粧被覆材を配置することによってアコーディオンドア本体が形成され、アコーディオンドア本体内には、アコーディオンドア本体を開放状態に保持可能なリールストッパーが設けられ、リールストッパーは、アコーディオンドア本体内で固定されるストッパーケースと、ストッパーケースに回転可能に支持されるコードリールと、一端がコードリールに巻取可能に固着されるとともに他端はアコーディオンドア本体の可動側のフレームに固着されるコードと、コードリールのコード巻取方向の回転を付勢するコードリール付勢手段と、を有し、アコーディオンドア本体が閉鎖方向に動作したときには、コードがコードリールから引き出され、アコーディオンドア本体が開放方向に動作したときには、コードはコードリールに巻き取られるようになったアコーディオンドアにおいて、
コードにはストッパーケースに出入可能に被係止部材が設けられており、被係止部材は係止部材によって係止及び係止解除可能であり、係止部材は係止部材付勢手段によって常時付勢されており、係止部材付勢手段による付勢力により係止部材が被係止部材を係止することによりコードはコードリールに巻き取られた状態を保持され、コードの引き出し力に応じて係止部材付勢手段の付勢力に抗して係止部材の被係止部材に対する係止が解除されることができ、係止部材付勢手段の付勢力をアコーディオンドア本体外部から調整可能な調整装置が設けられることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、係止部材付勢手段はコイルバネであり、該コイルバネは一端が係止部材に当接されているとともに他端が調整装置に連結されており、調整装置によってコイルバネの他端と係止部材との距離を調整可能であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、調整装置はアコーディオンドア本体の開閉方向に移動可能であり、調整装置の移動量により係止部材付勢手段による付勢力を調整可能であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発明において、左右方向両端部のフレームのうちの一方のフレームに、調整装置を調整可能な操作部が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、調整装置によって係止部材付勢手段による付勢力を調整できるようにしたため、付勢力を大きくしたときには係止部材による被係止手段の保持力を大きくすることができ、付勢力を小さくしたときには係止部材による被係止手段の保持力を小さくすることができ、季節やアコーディオンドアの使用環境の温度変化に応じて係止部材により被係止手段の保持力を調整することができる。
また、調整装置はアコーディオンドア本体の外部から調整可能であるため、ユーザーが簡単に調整することができる。
本発明の第1の実施形態のアコーディオンドアの正面図である。 本発明の第1の実施形態のアコーディオンドアの内部を表す正面図である。 本発明の第1の実施形態のアコーディオンドアの側面図である。 本発明の第1の実施形態の夏期のリールストッパーの状態を表し、(a)はリールストッパー及び固定側フレームの側断面図であり、(b)は調整装置の操作部の正面図である。 本発明の第1の実施形態の冬期のリールストッパーの状態を表し、(a)はリールストッパー及び固定側フレームの側断面図であり、(b)は調整装置の操作部の正面図である。 本発明の第1の実施形態のリールストッパー及び固定側フレームの部分側断面図であり、(a)はカムが被係止手段を係止している状態を、(b)はカムによる被係止手段の係止が解除されている途中の状態を、(c)はカムによる被係止手段の係止が解除された後の状態を、それぞれ示す。 調整装置の操作部の様々な例を表す正面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図3に示すように、本発明の第1の実施形態のアコーディオンドア10は、例えば、室内のドア枠等の開口枠部100内に配設されて、開口部を閉鎖するものであり、開口枠部100の上枠100aにアコーディオンドア10のレール12が取付けられ、該レール12を走行可能となった複数のランナー14によって、アコーディオンドア本体16が吊下げ支持されている。アコーディオンドア本体16は、左右方向両端部に設けられた固定側端部となる固定フレーム18及び可動側端部となる可動フレーム20と、固定フレーム18及び可動フレーム20の間に渡り伸縮可能なヒンジ22と、ヒンジ22に連結されてヒンジ22の前後に配置される布、プラスチックシート、レザー等からなる化粧被覆材24とから形成される。ヒンジ22は、本実施の形態では上下方向に等間隔で三段設けられているが、これに限定されず、アコーディオンドア本体の大きさなどに応じて適当な間隔で複数設けることができる。
図3に固定フレーム18の側面18aを示すように、固定フレーム18及び同様に可動フレーム20にはこれらの側面18a、20aの上下2か所に磁石26、28がそれぞれ設けられている。固定フレーム18の磁石26は開口枠部100の左側枠100bの上下2か所に設けられる金属板102に吸着可能であり、磁石26及び金属板102が互いに吸着することにより、固定フレーム18を左側枠100bに着脱可能に固定する。一方、可動フレーム20の磁石28は開口枠部100の右側枠100cの上下2か所に設けられた金属板104に吸着可能であり、可動フレーム20を右側枠100cに着脱可能に固定する。なお、磁石26は、化粧被覆材24の開閉操作によって左側枠100bから容易に外れることがない程度の吸着力で金属板102に吸着されており、一方、磁石28は化粧被覆材24の開放方向の操作時に右側枠100cから容易に離脱することができる程度の吸着力で金属板104に吸着されている。
可動フレーム20の前後面には把持部30が前後方向に突出するように設けられており、これら把持部30を把持して可動フレーム20をレール12に沿って移動可能である。
アコーディオンドア本体16内にはリールストッパー40が設けられており、リールストッパー40は、アコーディオンドア本体16内で固定フレーム18に固定されるストッパーケース42を有している。
ストッパーケース42は、図4及び図5に示すようにケース本体44とケース蓋45とを有する。ケース本体44内には、円筒形空洞が形成されており、該空洞内には、ケース本体44と一体に円周状の仕切壁44aが形成される。
このケース本体44内の円筒形空洞内には、コードリール46が回転可能に配置される。コードリール46には、円周状の巻取部46aと、その中心に中心部46bとが一体に形成されており、巻取部46aは仕切壁44aの外周側に、中心部46bは仕切壁44aの内周側に配置される。
巻取部46aには、コード60の一端が固着されて、コード60は巻取部46aに巻取可能となっている。コード60の他端は、ストッパーケース42外に導出されて、取付具51を介して可動フレーム20に固着される。また、ケース本体44外に導出されるコード60の途中位置には円筒状のロック体(被係止部材)62が取付けられる。
仕切壁44aの内周側にはぜんまい(コードリール付勢手段)48が配設され、このぜんまい48の一端はコードリール46の中心部46bに、他端はケース本体44に形成された係止部44bに連結されている。ぜんまい48の付勢力により、コードリール46は、コード巻取方向に回転するように常時付勢される。
ストッパーケース42のケース本体44の下方には、ケース本体44外に導出されたコード60の配回し方向を変更するコード転回部49と、コード転回部49により転回されたコード60のストッパーケース42下部からの導出を案内するコード案内部50とが形成されている。コード案内部50は、これの内部にロック体62を収納可能であり、コード案内部50を通ってこれに案内されてロック体62はストッパーケース42に対し進入及び脱出可能である。
さらに、ストッパーケース42のケース本体44とコード案内部50との間には、カム(係止部材)52が回動可能に軸支されている。カム52の上部にはコイルバネ(係止部材付勢手段)54の一端に設けられたストッパ55が弾接しており、カム52の下部はロック体62に当接してロック体62を係止可能である。カム52がロック体62を係止することによりコード60はコードリール46に巻き取られた状態を保持され、コード60の引き出し力の大きさに応じてコイルバネ54の付勢力に抗してカム52のロック体62に対する係止が解除されると、コード60は引き出し可能となる。
コイルバネ54の他端は調整装置56に連結されている。調整装置56は雄ねじで構成されており、ねじ先56aがコイルバネ54に連結され、ねじ軸56bが固定フレーム18に螺合して固定フレーム18を貫通し、頭部56cが固定フレーム18の側面18aから外部に突出している。調整装置56は、これが回転することにより固定フレーム18の側方、すなわち、アコーディオンドア本体16の開閉方向に移動する。
図3及び図7(a)に示すように、調整装置56の頭部56cは固定フレーム18の側面18aとともに操作部58を構成する。固定フレーム18の側面18aから突出する頭部56cの上方には、矢印58aが付され、矢印58aの図中左右上部には「夏期」及び「冬期」等を表示した表示部58bが付されている。これら矢印58aと表示部58bの表示は、夏期と冬期とで化粧被覆材24の反発力が変わることに対応して、夏期と冬期とでコイルバネ54によるカム52への付勢力を調整装置56で調整するための頭部56cの回転方向を示すものである。
以上のように構成されるアコーディオンドア本体16において、アコーディオンドア本体16を開閉する際の動作について、図6(a)ないし(c)に基づいて説明する。
(1) 図6(a)は、化粧被覆材24が完全に折畳まれて、アコーディオンドア本体16が開放状態にある状態を示し、この状態では、コード60はコードリール46にほぼ完全に巻き取られており、ロック体62はコード案内部50内に位置しており、折畳まれた化粧被覆材24の反発力を受けて、ロック体62はカム52に当接している。カム52にはコイルバネ54の付勢力が作用しており、これによって折畳まれた状態が保持される。
(2) 開放状態のアコーディオンドア本体16を、化粧被覆材24を展開して閉鎖するには、把持部30を持って、可動フレーム20を図1中右方向にスライドさせる。可動フレーム20にはコード60の他端が固着されているため、コード60に図6(b)中矢印Eで示す方向の引っ張り力が加わる。このため、コード60がコードリール46から巻解かれ、ロック体62がコード案内部50内を図中右方向へ移動するため、ロック体62に押されたカム52がコイルバネ54の付勢力に抗して図中反時計方向に回転し、カム52によるロック体62の拘束が解除される。
(3) 可動フレーム20をさらにスライドさせていくと、図6(c)に示すように、コード60がコードリール46から巻解かれて、コード案内部50から引き出されていく。このとき、ロック体62もコード60とともに図中矢印Fで示す方向に移動していく。可動フレーム20を開口枠部100の右側枠100cに当接する位置までスライドさせて、可動フレーム20の磁石28を右側枠100cの金属板104に吸着させることにより、可動フレーム20を右側枠100cに連結することができ、よって、アコーディオンドア本体16が閉鎖状態となる。
(4) 閉鎖状態となったアコーディオンドア本体16を開放状態とするには、把持部30を持って、可動フレーム20を図1中左方向にスライドさせて右側枠100cから取り外すと、ぜんまいの蓄積力によりコードリール46が自動的に巻き取られていき、ロック体62がコード案内部50内に誘導されて、カム52に当接すると、カム52が図中時計方向に回転し、ロック体62がカム52を通過して図6(a)の状態に戻る。
化粧被覆材24は夏期には柔らかくなって折畳んだときの反発力が弱まり、冬期には硬くなって折畳んだときの反発力が大きくなる。このため、反発力が弱い夏期にはコイルバネ54の付勢力を小さくして、折畳んだ状態での保持力が強すぎて開放するための操作荷重が重くなったり、化粧被覆材24の展開時に反操作側である固定フレーム18の保持力が負けて固定フレーム18が左側枠100bから外れてしまいロック体62を解除できなかったりすることを防止し、一方、化粧被覆材24の反発力が強い冬期にはコイルバネ54の付勢力を大きくして、折畳んだ状態が保持できずに閉鎖方向へ展開されてしまうことを防止するべく調整することが望まれる。
そのため、夏期の調整を行う場合には、図4(b)に示すように、表示部58bの「夏期」の表示に従い、頭部56cを図中矢印Aで示す反時計方向に回転させる。これにより、ねじ軸56bが図中矢印B方向に移動してねじ先56a(コイルバネ54の他端)とカム52との距離が離れ、コイルバネ54による付勢力が小さくなり、カム52が一点鎖線で示す状態から実線で示す状態になる。このため、化粧被覆材24を折畳んだ状態でのカム52の保持力が小さくなり、化粧被覆材24を開放するための操作荷重が軽くなるとともに、展開時にロック体62を容易に解除することができる。
一方、冬期の調整を行う場合、図5(b)に示すように、表示部58bの「冬期」の表示に従い、頭部56cを図中矢印Cで示す時計方向に回転させる。これにより、ねじ軸56bが図中矢印D方向に移動してねじ先56a(コイルバネ54の他端)とカム52との距離が近づき、コイルバネ54による付勢力が大きくなり、カム52が一点鎖線で示す状態から実線で示す状態になる。このため、化粧被覆材24を折畳んだ状態でのカム52の保持力が大きくなり、折畳んだ状態の化粧被覆材24が展開されてしまうことを防止することができる。
こうして、季節やアコーディオンドアの使用環境の温度変化に応じて、ユーザーが保持力の調整を簡単に行うことができる。
図7(b)ないし(d)は、操作部58の他の例である。
図7(b)は、図7(a)の表示部58bの表示のみを変更したものであり、矢印58aの左上部に「弱」を、右上部に「強」を、そして中央上部に「保持力」をそれぞれ記載したものである。この表示部58bのように、頭部56cを図中反時計方向に回転させるとカム52の保持力が弱くなり、図中時計方向に回転させるとカム52の保持力が強くなるようにコイルバネ54の付勢力を調整することができる。
図7(c)は、図7(a)の調整装置56の頭部56cをレバー70に変更したものであり、夏期にはレバー70を図中反時計方向に回転し、冬期にはレバーを図中時計方向に回転させて調整するものである。これによって、工具を不要として、弱い操作力でコイルバネ54の付勢力を調整することができる。
図7(d)は、図7(a)の頭部56cの代わりにスライダ72を上下方向にスライドさせることにより調整装置56を調整するものであり、スライダ72の形状に合わせて表示58bもスライダ72の上部に「夏期」を、下部に「冬期」をそれぞれ表示するように変更し、夏期にはスライダ72を上方にスライドさせ、冬期にはスライダ72を下方にスライドさせることにより、このスライダ72の上下方向の運動を適宜の運動に変換する変換機構を介してコイルバネ54の付勢力を調整するようにしてもよい。
16 アコーディオンドア本体
18 固定フレーム
20 可動フレーム
22 ヒンジ
24 化粧被覆材
40 リールストッパー
42 ストッパーケース
46 コードリール
48 ぜんまい(コードリール付勢手段)
52 カム(係止部材)
54 コイルバネ(係止部材付勢手段)
56 調整装置
58 操作部
60 コード
62 ロック体(被係止部材)

Claims (4)

  1. 左右方向両端部に設けられたフレーム(18、20)間に伸縮可能なヒンジ(22)が複数配置され、該複数のヒンジの前後に化粧被覆材(24)を配置することによってアコーディオンドア本体(16)が形成され、アコーディオンドア本体内には、アコーディオンドア本体を開放状態に保持可能なリールストッパー(40)が設けられ、リールストッパーは、アコーディオンドア本体内で固定されるストッパーケース(42)と、ストッパーケースに回転可能に支持されるコードリール(46)と、一端がコードリールに巻取可能に固着されるとともに他端はアコーディオンドア本体の可動側のフレーム(20)に固着されるコード(60)と、コードリールのコード巻取方向の回転を付勢するコードリール付勢手段(48)と、を有し、アコーディオンドア本体が閉鎖方向に動作したときには、コードがコードリールから引き出され、アコーディオンドア本体が開放方向に動作したときには、コードはコードリールに巻き取られるようになったアコーディオンドアにおいて、
    コードにはストッパーケースに出入可能に被係止部材(62)が設けられており、被係止部材は係止部材(52)によって係止及び係止解除可能であり、係止部材は係止部材付勢手段(54)によって常時付勢されており、係止部材付勢手段による付勢力により係止部材が被係止部材を係止することによりコードはコードリールに巻き取られた状態を保持され、コードの引き出し力に応じて係止部材付勢手段の付勢力に抗して係止部材の被係止部材に対する係止が解除されることができ、係止部材付勢手段の付勢力をアコーディオンドア本体外部から調整可能な調整装置(56)が設けられることを特徴とするアコーディオンドア。
  2. 係止部材付勢手段はコイルバネであり、該コイルバネは一端が係止部材に当接されているとともに他端が調整装置に連結されており、調整装置によってコイルバネの他端と係止部材との距離を調整可能であることを特徴とする請求項1記載のアコーディオンドア。
  3. 調整装置はアコーディオンドア本体の開閉方向に移動可能であり、調整装置の移動量により係止部材付勢手段による付勢力を調整可能であることを特徴とする請求項1または2記載のアコーディオンドア。
  4. 左右方向両端部のフレームのうちの一方のフレームに、調整装置を調整可能な操作部(58)が設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアコーディオンドア。
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