JP2013204230A - フィルター部材、排水設備構成体、および、舗装道路の施工方法 - Google Patents

フィルター部材、排水設備構成体、および、舗装道路の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】舗装道路と排水設備構成体との境界部分に舗装道路の排水経路の入口を設定できる排水設備のフィルター部材、排水設備構成体、および、舗装道路の施工方法を提供する。
【解決手段】側溝ブロック1に装着されるフィルター部材12であって、側溝ブロック1の側面に開設された集水口11を被覆し、集水口11への水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する通水孔14aが開設されたフィルター本体14と、側溝ブロック1の側面に止着される止着部15とを備え、フィルター本体14を止着部15よりも側溝ブロック1から離れる方向に凹ませて集水流入空間部16を形成し、前記装着状態で集水口11とフィルター本体14との間に集水流入空間部16が介在するように構成し、該集水流入空間部16の上部には、水を受け入れて集水流入空間部16へ流入可能とする集水流入口17を開設して、集水流入口17が舗装道路の路面に露出するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、舗装道路上の水が流れ込む側溝ブロックや集水桝等の排水設備構成体の側面に装着されるフィルター部材、このフィルター部材を装着した排水設備構成体、および、このフィルター部材や排水設備構成体を含んで構成される排水設備を備えた舗装道路の施工方法に関する。
従来、舗装道路の路肩には、側溝ブロックや集水桝等の排水設備構成体で構成された排水設備を備え、舗装道路上の水(雨水など)を排水できるようになっている。また、近年では、透水性舗装材を舗装道路の表層として敷設して、舗装道路内に水を浸透させてから排水設備へ受け入れ可能とし、良好な排水機能を有する舗装道路(水捌けの良い舗装道路)を施工することが多くなっている。そして、排水設備構成体に開設された集水口には排水フィルターを装着し、該排水フィルターにより集水口への水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−183216号公報
ところで、舗装道路の排水設備においては、舗装道路内への水の浸透の可否に拘らず、排水経路の受入口を舗装道路と排水設備構成体との境界部分から舗装道路の路面に露出させれば、舗装道路上の水を迅速に排水設備構成体へ受け入れることができて好ましい。
また、舗装道路においては、所謂舗装痩せにより舗装道路の縁部が沈下して排水設備構成体との境界部分に段差が生じることがある。排水経路の受入口を舗装道路と排水設備構成体との境界部分に設定していない場合には、この段差に水が溜まってしまい、舗装道路の排水機能が低下してしまう。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、舗装道路と排水設備構成体との境界部分に舗装道路の排水経路の入口を設定することができ、また、所謂舗装痩せが生じて舗装道路と排水設備構成体との境界部分に段差が生じたとしても、舗装道路の排水機能が低下してしまう不都合を抑制することができる排水設備のフィルター部材、このフィルター部材を装着した排水設備構成体、および、このフィルター部材や排水設備構成体を含んで構成される排水設備を備えた舗装道路の施工方法を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、舗装道路上の水が流れ込む側溝ブロックや集水桝等の排水設備構成体の側面に装着されるフィルター部材であって、
前記排水設備構成体の側面に開設された集水口を被覆し、集水口への水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する通水孔が開設されたフィルター本体と、
該フィルター本体の両側部に位置し、排水設備構成体の側面に止着される止着部と、を備え、
前記フィルター本体を止着部よりも排水設備構成体から離れる方向に凹ませて集水流入空間部を形成し、前記装着状態で集水口とフィルター本体との間に前記集水流入空間部が介在するように構成し、
該集水流入空間部の上部には、水を上面から受け入れて集水流入空間部へ流入可能とする集水流入口を開設して、当該集水流入口が前記舗装道路の路面に露出するようにしたことを特徴とするフィルター部材である。
請求項2に記載のものは、前記集水流入口には、フィルター本体から排水設備構成体の側面に向けて延出するフィルター支持部を一方の止着部側から他方の止着部側に亘って複数並んだ状態で備え、隣り合うフィルター支持部の間隔を、水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する寸法に設定したことを特徴とする請求項1に記載のフィルター部材である。
請求項3に記載のものは、前記フィルター支持部の集水流入空間部側の端部を、前記装着状態における集水口の開口縁よりも上方に位置させたことを特徴とする請求項2に記載のフィルター部材である。
請求項4に記載のものは、前記集水流入空間部の下部には、前記集水流入口とは上下対称の構成となるフィルター端部開口を開設し、該フィルター端部開口には、前記フィルター支持部とは上下対称の構成となる開口支持部を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のフィルター部材である。
請求項5に記載のものは、側面に集水口を開設し、該集水口に請求項1から請求項4のいずれかに記載のフィルター部材を装着したことを特徴とする排水設備構成体である。
請求項6に記載のものは、前記フィルター部材が装着される側面には、前記フィルター部材が嵌合可能な嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部の内部に前記集水口を開設したことを特徴とする請求項5に記載の排水設備構成体である。
請求項7に記載のものは、前記嵌合凹部の上部を上方へ開放して、前記集水流入口を前記舗装道路の路面に露出させたことを特徴とする請求項6に記載の排水設備構成体である。
請求項8に記載のものは、前記請求項1から請求項4のいずれかに記載のフィルター部材が装着された前記排水設備構成体を含んで構成される排水設備を備えた舗装道路の施工方法であって、
前記排水設備構成体を埋設する埋設穴を掘削する穴掘削工程と、
前記埋設穴の底部に基礎層を形成する基礎層形成工程と、
前記基礎層上に前記排水設備構成体を載置する構成体載置工程と、
前記排水設備構成体の側面に前記フィルター部材を装着して集水口を覆うフィルター装着工程と、
前記フィルター部材により集水口を覆った後、基礎層上に載置された前記排水設備構成体の側方に舗装材を敷設する舗装工程と、を含み、
前記舗装工程では、排水設備構成体と舗装材との間にフィルター部材を介在させ、このフィルター部材の集水流入口を舗装道路の路面に露出させることを特徴とする舗装道路の施工方法である。
請求項9に記載のものは、前記請求項5から請求項7のいずれかに記載の排水設備構成体を含んで構成される排水設備を備えた舗装道路の施工方法であって、
前記排水設備構成体を埋設する埋設穴を掘削する穴掘削工程と、
前記埋設穴の底部に基礎層を形成する基礎層形成工程と、
前記基礎層上に、前記フィルター部材が予め装着された前記排水設備構成体を載置する構成体載置工程と、
前記基礎層上に載置された前記排水設備構成体の側方に舗装材を敷設する舗装工程と、を含み、
前記舗装工程では、排水設備構成体と舗装材との間にフィルター部材を介在させ、このフィルター部材の集水流入口を舗装道路の路面に露出させることを特徴とする舗装道路の施工方法である。
請求項10に記載のものは、前記舗装工程では、透水性舗装材を舗装道路の表層として敷設し、該透水性舗装材と排水設備構成体との間にフィルター部材を介在させたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の舗装道路の施工方法である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1,5,8,9に記載の発明によれば、舗装道路上の水が流れ込む排水設備構成体の側面に装着されるフィルター部材には、排水設備構成体の側面に開設された集水口を被覆し、集水口への水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する通水孔が開設されたフィルター本体と、該フィルター本体の両側部に位置し、排水設備構成体の側面に止着される止着部と、を備え、フィルター本体を止着部よりも排水設備構成体から離れる方向に凹ませて集水流入空間部を形成し、前記装着状態で集水口とフィルター本体との間に集水流入空間部が介在するように構成し、該集水流入空間部の上部には、水を上面から受け入れて集水流入空間部へ流入可能とする集水流入口を開設して、当該集水流入口が舗装道路の路面に露出するようにしたので、舗装道路と排水設備構成体との境界部分に舗装道路の排水経路の入口を設定することができる。したがって、舗装道路の表層が透水性であるか不透水性であるかに拘らず何れの場合においても、舗装道路上の水を迅速に排水設備構成体へ受け入れることができ、良好な排水機能を有する舗装道路を実現することができる。また、所謂舗装痩せにより舗装道路の縁部が沈下して排水設備構成体との境界部分に段差が生じたとしても、フィルター本体の上部に開設された通水孔がこの段差箇所に露出するため、舗装痩せ部分に溜まろうとする水を露出状態の通水孔へ通して排水設備構成体に受け入れることができる。これにより、舗装痩せ部分に水が溜まってしまうことがなく、舗装道路の排水機能が低下してしまう不都合を抑制することができる。
請求項2によれば、集水流入口には、フィルター本体から排水設備構成体の側面に向けて延出するフィルター支持部を一方の止着部側から他方の止着部側に亘って複数並んだ状態で備え、隣り合うフィルター支持部の間隔を、水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する寸法に設定したので、舗装道路の施工時に舗装材がフィルター部材を排水設備構成体側へ押圧したとしても、集水流入口が潰れてしまう不都合を抑制することができ、舗装道路の排水機能を十分に確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、フィルター支持部の集水流入空間部側の端部を、前記装着状態における集水口の開口縁よりも上方に位置させたので、フィルター部材内を流れる水の流路面積を下流側が上流側よりも広い状態に設定することができる。したがって、集水流入口から流れ込んだ水を滞りなく集水口へ流入させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、集水流入空間部の下部には、集水流入口とは上下対称の構成となるフィルター端部開口を開設し、該フィルター端部開口には、フィルター支持部とは上下対称の構成となる開口支持部を備えたので、フィルター部材を上下逆にして排水設備構成体に装着したとしても、フィルター端部開口を水の受入口として機能させることができ、舗装道路の排水機能が損なわれてしまうことがない。したがって、フィルター部材を装着し直さずに済ませることができる。
請求項6に記載の発明によれば、フィルター部材が装着される側面には、フィルター部材が嵌合可能な嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部の内部に集水口を開設したので、フィルター部材の位置決めが容易になり、フィルター部材の装着作業を迅速に行うことができる。また、フィルター部材が排水設備構成体の側面から大きく出っ張った状態で装着されずに済み、フィルター部材が障害物に当たって損傷したり、排水設備構成体から脱落したりする不都合を抑制することができる。
請求項7に記載の発明によれば、嵌合凹部の上部を上方へ開放して、集水流入口を舗装道路の路面に露出させたので、フィルター部材を嵌合凹部に嵌合したとしても、舗装道路上の水を支障なく集水流入口へ受け入れることができる。
請求項10に記載の発明によれば、透水性舗装材を舗装道路の表層として敷設し、該透水性舗装材と排水設備構成体との間にフィルター部材を介在させたので、透水性舗装材内に浸透した水をフィルター本体の通水穴に通して集水口へ流入させることができる。したがって、一層良好な排水機能を有する舗装道路を実現することができる。しかも、施工時に舗装材がフィルター部材を通って集水口に侵入してしまう不都合がない。
フィルター部材を装着した側溝ブロックの説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 フィルター部材の説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)のA−A断面図である。 側溝ブロックを路肩に配置した舗装道路の施工手順の概略図であり、(a)は側溝ブロックを埋設する埋設穴を掘削する説明図、(b)は埋設穴に基礎層を形成する説明図、(c)は基礎層上に側溝ブロックを載置する説明図、(d)は埋設穴と側溝ブロックとの隙間を埋める説明図、(e)は側溝ブロックの側方を舗装する説明図である。 舗装道路の排水の流れを示す説明図である。 舗装痩せが発生した舗装道路の部分断面図である。 表層を不透水性舗装材で舗装した舗装道路の部分断面図である。 嵌合凹部にフィルター部材を嵌合した側溝ブロックの部分拡大図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は断面図である。 断面が円形状の排水流路を備えた側溝ブロックの側面にフィルター部材を装着した状態の概略図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 上面が道路の境界として機能する側溝ブロックユニットの側面にフィルター部材を装着した状態の概略図である。 上部が縁石として機能する側溝ブロックユニットの側面にフィルター部材を装着した状態の概略図であり、(a)は下側ブロックに排水流路を形成した場合の概略図、(b)は下側ブロックおよび上側ブロックに排水流路を形成した場合の概略図である。 側面に集水口が開設された集水桝の側面にフィルター部材を装着した状態の概略図である。 L形側溝ブロックユニットの側面にフィルター部材を装着した状態の概略図であり、(a)はL形側溝に集水口を開設した場合の概略図、(b)は排水桝に集水口を開設した場合の概略図である。 路肩ブロックユニットの側面にフィルター部材を装着した状態の概略図であり、(a)は側面図、(b)は背面図である。
以下、舗装道路の排水設備を構成する側溝ブロックを代表的な排水設備構成体として例に挙げて、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
側溝ブロック1は、図1に示すように、底面部2と、該底面部2の左右両側縁から立設した左右の側壁部3とから概略構成されたコンクリート製の樋体であり、底面部2と両側壁部3とに囲まれた空部を排水流路4としている。また、両側壁部3の上部を下部よりも厚肉に設定するとともに、該上部の内側を切り欠いて蓋支持部6を形成し、両側壁部3の蓋支持部6の間に蓋材7を載置し、該蓋材7により排水流路4を上方から塞ぐように構成されている。
そして、側溝ブロック1の一側(図1(a)中、右側)に位置する側壁部3の上部には、排水流路4の上部に連通する集水路10を側壁部3の厚さ方向に貫通し、集水路10の上流開口となる集水口11を側溝ブロック1の側壁部3の側面に開設し、側溝ブロック1の側方から集水口11に流入した水が集水路10を通って排水流路4へ流れるように構成されている。なお、集水路10の下流部となる排水流路4側の部分は、蓋支持部6に形成された溝を蓋材7で上方から塞いで構成されており、蓋材7と側壁部3との隙間に入り込んで蓋支持部6上に到達した水が集水路10の下流部に流入できるようになっている。
さらに、側溝ブロック1のうち集水口11が開設された側壁部3の側面には、耐熱性材質(耐熱樹脂や金属等)で構成されたフィルター部材12が集水口11を塞ぐ状態で装着される。フィルター部材12は、図2に示すように、格子状に形成されて複数の通水孔14aが開設された縦長平板状のフィルター本体14と、該フィルター本体14の両側部に位置する縦長短冊状の止着部15とを備えて構成されており、当該フィルター部材12の上縁部を側壁部3の上縁部に揃えた状態で装着される(図2(a)参照)。そして、フィルター本体14を止着部15よりも側溝ブロック1から離れる方向に凹ませて集水流入空間部16を形成し(図2(c)参照)、フィルター部材12を側溝ブロック1の側面に装着した状態で集水口11とフィルター本体14との間に集水流入空間部16が介在するように構成し、該集水流入空間部16に連通する通水孔14aを、集水口11への水の流入を許容する一方、後述する舗装道路R(図3(e)参照)の舗装材(骨材)の侵入を阻止する開口広さに設定している。
また、集水流入空間部16の上部には、当該集水流入空間部16を上方へ開放する集水流入口17を開設し、前記装着状態においては、集水流入口17が舗装道路Rの路面に露出するように構成されている(図4参照)。さらに、図2(b)および(c)に示すように、集水流入口17には、格子状のフィルター本体14のうち縦向き仕切り部の上部からフィルター支持部19を側溝ブロック1の側面に向けて延出し、この側溝ブロック1の側面に当接可能としている。また、該フィルター支持部19を一方の止着部15側から他方の止着部15側に亘って複数(本実施形態では5つ)並んだ状態で備え、隣り合うフィルター支持部19の間隔を、水の流入を許容する一方、舗装道路Rの舗装材の侵入を阻止する寸法に設定している。
そして、集水流入空間部16の下部には、当該集水流入空間部16を下方へ開放するフィルター端部開口22を集水流入口17とは上下対称となる状態で開設している。また、フィルター端部開口22には、格子状のフィルター本体14のうち縦向き仕切り部の下部から延出して側溝ブロック1の側面に当接可能な開口支持部23を、フィルター支持部19とは上下対称となる状態(詳しくは一方の止着部15側から他方の止着部15側に亘って複数(本実施形態では5つ)並んだ状態であり、且つ隣り合う開口支持部23の間隔が水の流入を許容する一方、舗装道路Rの舗装材の侵入を阻止する寸法に設定された状態)で備えている。
さらに、図2(c)に示すように、フィルター支持部19の下端部(言い換えると、側溝ブロック1への装着状態で集水流入空間部16側となる端部)を前記装着状態における集水口11の開口縁よりも上方に位置させ、開口支持部23の上端部(言い換えると、側溝ブロック1への装着状態で集水流入空間部16側となる端部)を前記装着状態における集水口11の開口縁よりも下方に位置させるように構成されている。
次に、側溝ブロック1で構成された側溝を路肩に備えた舗装道路Rの施工手順について、図3に基づき説明する。
まず、図3(a)に示すように、路床30に、側溝ブロック1を複数個並べて埋設するための溝状の埋設穴31を側溝ブロック1の幅(長手方向とは直交する方向に沿う幅)よりも広い幅で掘削する(穴掘削工程)。さらに、図3(b)に示すように、この埋設穴31の底部にコンクリートを打設して、側溝ブロック1が載置される基礎層32を形成する(基礎層形成工程)。基礎層形成工程においては、基礎層32を上面が側溝の下流側に設けられる集水桝(図示せず)へ向けて下り傾斜する状態で打設し、側溝ブロック1を基礎層32上へ載置すると排水流路4が集水桝へ向けて下り傾斜するように構成する。
埋設穴31内に基礎層32を形成したならば、基礎層32上に敷モルタル33を敷設し、この敷モルタル33上に複数の側溝ブロック1を載置する(側溝ブロック載置工程(本発明における構成体載置工程に相当))。具体的に説明すると、側溝ブロック載置工程においては、複数の側溝ブロック1を排水流路4が埋設穴31の長手方向に沿って延在した姿勢であり、尚且つ蓋支持部6が側溝ブロック1の上側に位置する姿勢とする。また、蓋支持部6に蓋材7を載置して排水流路4を上方から覆う。なお、蓋材7を載置する作業は、側溝ブロック1を基礎層32上に載置する前に行ってもよいが、側溝ブロック載置工程で側溝ブロック1を吊り上げる最中に蓋材7が落下する虞があるため、基礎層32上への載置後に実行することが好適である。
側溝ブロック1を基礎層32上に載置したならば、図3(c)に示すように、側壁部3にフィルター部材12の止着部15を両面テープや接着剤などの止着材を用いて止着して、図1(a)に示すように、側溝ブロック1にフィルター部材12を各上縁が揃う状態で装着し、集水口11を側溝ブロック1の側方から覆う(フィルター装着工程)。側溝ブロック1に装着されたフィルター部材12は、側壁部3のうち集水口11よりも上方に位置する部分にフィルター支持部19を当接し、集水口11よりも下方に位置する部分に開口支持部23を当接する(図2(a)参照)。また、集水口11とフィルター本体14との間には集水流入空間部16を位置させ、該集水流入空間部16を介して通水孔14aと集水口11とが連通する。さらに、集水流入空間部16の上部に開設された集水流入口17が側溝ブロック1の上縁に揃う状態で位置する。
なお、フィルター装着工程においては、図3(c)に示すように、埋設穴31の上側開口縁(言い換えると路床30の表面)が集水口11の下縁部よりも下方に位置すれば、路床30が邪魔にならずにフィルター部材12を装着し易くなるが、本発明はこれに限定されない。要は、フィルター部材12を側溝ブロック1に装着できれば、埋設穴31の上側開口縁と集水口11の上下位置関係はどのように設定してもよい。
側溝ブロック1にフィルター部材12を装着して集水口11を覆ったならば、埋設穴31と側溝ブロック1との間隙を土砂やコンクリートなどで埋め戻す(図3(d)参照)。そして、側溝ブロック1の側方に砕石やアスファルト合材等の舗装材を複数層に分けて敷設する(舗装工程)。具体的には、図3(e)に示すように、路床30の表面に砕石等の舗装材を路盤36(下層路盤36aおよび上層路盤36b)として敷設し、路盤36の表面には、不透水性舗装材を基層37として敷設し、基層37の表面をフィルター部材12側へ向けて緩やかに下り傾斜した状態に設定し、基層37の表面の傾斜下端を集水流入空間部16の側方であり、且つ集水口11よりも上方に位置させる。さらに、基層37の表面には透水性舗装材を表層38として敷設し、該表層38の表面(言い換えると、舗装道路Rの路面)を側溝ブロック1側へ緩やかに下り傾斜した状態であり、且つ傾斜下端が側壁部3の上縁に揃うように設定する。
また、舗装工程では、側溝ブロック1と舗装材との間に前記装着状態のフィルター部材12を介在させ、このフィルター部材12の集水流入口17を舗装道路Rの路面に露出させる。したがって、舗装道路Rと側溝ブロック1との境界部分に舗装道路Rの排水経路の入口を設定することができる。そして、フィルター部材12は、フィルター支持部19を側壁部3へ当接しているので、舗装道路Rの施工時に舗装材がフィルター部材12を側溝ブロック1側へ押圧したとしても、集水流入口17が潰れてしまう不都合を抑制することができ、舗装道路Rの排水機能を十分に確保することができる。さらに、フィルター本体14の通水孔14aの開口寸法、および集水流入口17のフィルター支持部19同士の離間距離を、水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する寸法に設定しているので、施工時に舗装材がフィルター部材12を通って集水口11に侵入してしまう不都合がない。
このようにして施工された舗装道路Rにおいては、雨が降る等して路面に水が溜まろうとすると、この水は、図4に示すように、表層(透水性舗装材)38の内部に浸透して基層(不透水性舗装材)37の傾斜上面まで到達し、この傾斜上面を側溝ブロック1側に向かって流下する。そして、表層(透水性舗装材)38と側溝ブロック1との間に介在するフィルター部材12の通水孔14aを通って集水流入空間部16に流入し、さらには集水口11、集水路10を通って排水流路4に排水される。また、大雨が降る等して水が表層38の内部に浸透しきれない場合には、表層38上の水が側溝ブロック1側に向かって流れる。このとき、舗装道路Rと側溝ブロック1との境界部分に舗装道路Rの排水経路の入口を設定しているので、舗装道路R上の水を迅速に集水流入口17に流入させることができ、さらには集水流入空間部16へ流下させ、集水口11、集水路10に通して側溝ブロック1の排水流路4へ受け入れることができる。したがって、良好な排水機能を有する舗装道路R(水捌けのよい舗装道路R)を実現することができる。
また、図5に示すように、所謂舗装痩せにより舗装道路Rの表層38の縁部(側溝ブロック1側の縁部)が沈下して側溝ブロック1との境界部分に段差が生じることが考えられる。しかしながら、この段差が生じたとしても、フィルター本体14の上部に開設された通水孔14aがこの段差箇所に露出するため、舗装痩せ部分に溜まろうとする水を露出状態の通水孔14aへ通して側溝ブロック1に受け入れることができる。これにより、舗装痩せ部分に水が溜まってしまうことがなく、舗装道路Rの排水機能が低下してしまう不都合を抑制することができる。
さらに、側溝ブロック1に装着された状態のフィルター部材12は、図2(a)に示すように、フィルター支持部19の集水流入空間部16側の端部を集水口11の開口縁よりも上方に位置させたので、フィルター部材12内を流れる水の流路面積を下流側が上流側よりも広い状態に設定することができる。したがって、集水流入口17から流れ込んだ水を滞りなく集水口11へ流入させることができる。また、フィルター部材12には、集水流入口17とは上下対称の構成となるフィルター端部開口22を開設し、該フィルター端部開口22には、フィルター支持部19とは上下対称の構成となる開口支持部23を備えたので、フィルター部材12を上下逆にして側溝ブロック1に装着したとしても、フィルター端部開口22を水の受入口として機能させることができ、舗装道路Rの排水機能が損なわれてしまうことがない。したがって、フィルター部材12を装着し直さずに済ませることができる。
なお、フィルター部材12は、舗装道路Rの施工現場で側溝ブロック1を基礎層32に載置する前に予め装着してもよい。すなわち、舗装道路Rの施工を開始する前にフィルター部材12の装着を行えば、舗装道路Rの施工においてはフィルター装着工程を実行しなくてもよい。また、舗装道路Rの施工現場でフィルター部材12を側溝ブロック1に装着することに限定されない。例えば、工場において側溝ブロック1にフィルター部材12を装着し、この状態で出荷された側溝ブロック1を舗装道路Rの施工現場に搬入してもよい。
ところで、上記実施形態では、表層38として透水性舗装材を敷設した舗装道路Rを例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、フィルター部材12が装着された側溝ブロック1の側方に、水が内部に浸透しない舗装道路R、具体的には、基層37から表層38までを不透水性舗装材で構成した舗装道路Rを施工し、不透水性舗装材と側溝ブロック1との間から集水流入口17を路面に露出させてもよい。このような不透水性の舗装道路Rにおいては、雨が降る等して路面に水が溜まろうとすると、この水は、路面に沿って側溝ブロック1側に向かって流れる。このとき、舗装道路Rと側溝ブロック1との境界部分に舗装道路Rの排水経路の入口を設定しているので、舗装道路R上の水を迅速に集水流入口17に流入させることができ、さらには集水流入空間部16へ流下させ、集水口11、集水路10に通して側溝ブロック1の排水流路4へ受け入れることができる。したがって、水が内部に浸透しない舗装道路Rであったとしても、良好な排水性を実現することができる。
また、不透水性の舗装道路Rにおいて、所謂舗装痩せにより表層38の縁部(側溝ブロック1側の縁部)が沈下して側溝ブロック1との境界部分に段差が生じたとしても、フィルター本体14の上部に開設された通水孔14aがこの段差箇所に露出するため、舗装痩せ部分に溜まろうとする水を露出状態の通水孔14aへ通して側溝ブロック1に受け入れることができる。これにより、舗装痩せ部分に水が溜まってしまうことがなく、舗装道路Rの排水機能が低下してしまう不都合を抑制することができる。
ところで、上記実施形態の側溝ブロック1では、側面にフィルター部材12が嵌合される凹み部を形成していないが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、側溝ブロック1のうちフィルター部材12が装着される側面に、フィルター部材12が嵌合可能な嵌合凹部41を形成し、該嵌合凹部41の内部に集水口11を開設してもよい。さらには、嵌合凹部41の上部を上方へ開放して、フィルター部材12の集水流入口17を舗装道路Rの路面に露出させてもよい。フィルター部材12を嵌合凹部41へ嵌合して側溝ブロック1に装着すれば、フィルター部材12の位置決めが容易になり、フィルター部材12の装着作業を迅速に行うことができる。しかも、フィルター部材12が側溝ブロック1の側面から大きく出っ張った状態で装着されずに済み、フィルター部材12が障害物に当たって損傷したり、側溝ブロック1から脱落したりする不都合を抑制することができる。また、嵌合凹部41の上部開放箇所から集水流入口17を舗装道路Rの路面に露出させるので、フィルター部材12を嵌合凹部41に嵌合したとしても、舗装道路R上の水を支障なく集水流入口17へ受け入れることができる。
ところで、上記各実施形態では、排水設備構成体として、断面が矩形状の排水流路4を備えた側溝ブロック1を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、断面が円形状の排水流路4を備えた側溝ブロック1の側面にフィルター部材12を装着して集水口を覆ってもよい。また、図9〜図11に示すように、上下に重なる状態で配置されるブロック(上側ブロック45および下側ブロック46)を組み合わせて側溝ブロックユニット47とし、上側ブロック45と下側ブロック46とを上下に離間して集水路49および集水口50を設定し、この集水口50を塞ぐ状態でフィルター部材12を側溝ブロックユニット47の側面に装着してもよい。
なお、図9に示すように、上側ブロック45の上面を舗装道路Rの路面に揃えて配置し、上側ブロック45の上面が道路の境界、例えば自転車専用道路RBと自動車専用道路RMとの境界として機能するようにしてもよい。また、図10に示すように、上側ブロック45の上部を舗装道路Rの路面から突出させて縁石として機能するようにしてもよい。さらに、側溝ブロックユニット47内に形成される排水流路51は、下側ブロック46の上面のみを凹ませて形成してもよいし(図9および図10(a)参照)、下側ブロック46の上面および上側ブロック45の下面を凹ませて形成してもよい(図10(b)参照)。そして、図11に示す側溝ブロックユニット(L形側溝ブロックユニット)47のように、上側ブロック45の下面を切り欠いて集水路49を形成することにより、上側ブロック45の側面に集水口50を開設し、この集水口50を覆う状態でフィルター部材12を装着してもよいし(図11(a)参照)、または、下側ブロック46の上面を切り欠いて集水路49を形成することにより、下側ブロック46の側面に集水口50を開設し、この集水口50を覆う状態でフィルター部材12を装着してもよい(図11(b)参照)。
さらに、本発明におけるフィルター部材が装着される排水設備構成体は、側溝を形成する構成体であることに限定されない。要は、舗装道路R上の水を受け入れるための集水口が側面に開設された排水設備構成体であればよい。例えば、図12に示すように、側溝の下流端に接続される集水桝54のうち舗装道路R側の側面に集水口56を開設し、該集水口56を覆う状態でフィルター部材12を装着してもよい。また、図13に示すように、路肩ブロック58と、該路肩ブロック58を載置する基礎層59および敷モルタル60とで路肩部61を構成し、該路肩部61には集水路62を舗装道路R側から路肩部61の側方へ貫通するとともに舗装道路R側の側面に集水口63を開設し、該集水口63を覆う状態でフィルター部材12を装着してもよい。さらに、上記各実施形態におけるフィルター部材12は、上下対称となる構成を成しているが、本発明はこれに限定されない。要は、集水流入空間部の上部に集水流入口を開設し、この集水流入口が舗装道路の路面に露出すれば、フィルター部材の構成が上下対称であるか否かは問わない。例えば、フィルター部材の下部を閉塞して、上下非対称の構成に設定してもよい。
なお、上記フィルター部材が装着される排水設備構成体を用いて排水設備を施工する場面は、新規に排水設備を施工する場面でもよいし、既存の排水設備を改めて施工し直す維持管理工事の場面でもよい。
1 側溝ブロック
2 底面部
3 側壁部
4 排水流路
6 蓋支持部
7 蓋材
10 集水路
11 集水口
12 フィルター部材
14 フィルター本体
14a 通水孔
15 止着部
16 集水流入空間部
17 集水流入口
19 フィルター支持部
22 フィルター端部開口
23 開口支持部
30 路床
31 埋設穴
32 基礎層
33 敷モルタル
36 路盤
36a 下層路盤
36b 上層路盤
37 基層
38 表層
41 嵌合凹部
45 上側ブロック
46 下側ブロック
47 側溝ブロックユニット
49 集水路
50 集水口
51 排水流路
54 集水桝
56 集水口
58 路肩ブロック
59 基礎層
60 敷モルタル
61 路肩部
62 集水路
63 集水口

Claims (10)

  1. 舗装道路上の水が流れ込む側溝ブロックや集水桝等の排水設備構成体の側面に装着されるフィルター部材であって、
    前記排水設備構成体の側面に開設された集水口を被覆し、集水口への水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する通水孔が開設されたフィルター本体と、
    該フィルター本体の両側部に位置し、排水設備構成体の側面に止着される止着部と、を備え、
    前記フィルター本体を止着部よりも排水設備構成体から離れる方向に凹ませて集水流入空間部を形成し、前記装着状態で集水口とフィルター本体との間に前記集水流入空間部が介在するように構成し、
    該集水流入空間部の上部には、水を上面から受け入れて集水流入空間部へ流入可能とする集水流入口を開設して、当該集水流入口が前記舗装道路の路面に露出するようにしたことを特徴とするフィルター部材。
  2. 前記集水流入口には、フィルター本体から排水設備構成体の側面に向けて延出するフィルター支持部を一方の止着部側から他方の止着部側に亘って複数並んだ状態で備え、隣り合うフィルター支持部の間隔を、水の流入を許容する一方、舗装材の侵入を阻止する寸法に設定したことを特徴とする請求項1に記載のフィルター部材。
  3. 前記フィルター支持部の集水流入空間部側の端部を、前記装着状態における集水口の開口縁よりも上方に位置させたことを特徴とする請求項2に記載のフィルター部材。
  4. 前記集水流入空間部の下部には、前記集水流入口とは上下対称の構成となるフィルター端部開口を開設し、該フィルター端部開口には、前記フィルター支持部とは上下対称の構成となる開口支持部を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のフィルター部材。
  5. 側面に集水口を開設し、該集水口に請求項1から請求項4のいずれかに記載のフィルター部材を装着したことを特徴とする排水設備構成体。
  6. 前記フィルター部材が装着される側面には、前記フィルター部材が嵌合可能な嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部の内部に前記集水口を開設したことを特徴とする請求項5に記載の排水設備構成体。
  7. 前記嵌合凹部の上部を上方へ開放して、前記集水流入口を前記舗装道路の路面に露出させたことを特徴とする請求項6に記載の排水設備構成体。
  8. 前記請求項1から請求項4のいずれかに記載のフィルター部材が装着された前記排水設備構成体を含んで構成される排水設備を備えた舗装道路の施工方法であって、
    前記排水設備構成体を埋設する埋設穴を掘削する穴掘削工程と、
    前記埋設穴の底部に基礎層を形成する基礎層形成工程と、
    前記基礎層上に前記排水設備構成体を載置する構成体載置工程と、
    前記排水設備構成体の側面に前記フィルター部材を装着して集水口を覆うフィルター装着工程と、
    前記フィルター部材により集水口を覆った後、基礎層上に載置された前記排水設備構成体の側方に舗装材を敷設する舗装工程と、を含み、
    前記舗装工程では、排水設備構成体と舗装材との間にフィルター部材を介在させ、このフィルター部材の集水流入口を舗装道路の路面に露出させることを特徴とする舗装道路の施工方法。
  9. 前記請求項5から請求項7のいずれかに記載の排水設備構成体を含んで構成される排水設備を備えた舗装道路の施工方法であって、
    前記排水設備構成体を埋設する埋設穴を掘削する穴掘削工程と、
    前記埋設穴の底部に基礎層を形成する基礎層形成工程と、
    前記基礎層上に、前記フィルター部材が予め装着された前記排水設備構成体を載置する構成体載置工程と、
    前記基礎層上に載置された前記排水設備構成体の側方に舗装材を敷設する舗装工程と、を含み、
    前記舗装工程では、排水設備構成体と舗装材との間にフィルター部材を介在させ、このフィルター部材の集水流入口を舗装道路の路面に露出させることを特徴とする舗装道路の施工方法。
  10. 前記舗装工程では、透水性舗装材を舗装道路の表層として敷設し、該透水性舗装材と排水設備構成体との間にフィルター部材を介在させたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の舗装道路の施工方法。
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