JP2013200361A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013200361A
JP2013200361A JP2012067184A JP2012067184A JP2013200361A JP 2013200361 A JP2013200361 A JP 2013200361A JP 2012067184 A JP2012067184 A JP 2012067184A JP 2012067184 A JP2012067184 A JP 2012067184A JP 2013200361 A JP2013200361 A JP 2013200361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
average particle
forming apparatus
white
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012067184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5613711B2 (ja
Inventor
Hiroshi Miura
博史 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2012067184A priority Critical patent/JP5613711B2/ja
Priority to CN201310075033.8A priority patent/CN103324062B/zh
Priority to EP13159565.4A priority patent/EP2642347A3/en
Priority to US13/845,048 priority patent/US8995882B2/en
Publication of JP2013200361A publication Critical patent/JP2013200361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5613711B2 publication Critical patent/JP5613711B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0189Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to an intermediate transfer belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6582Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching
    • G03G15/6585Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching by using non-standard toners, e.g. transparent toner, gloss adding devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】記録媒体上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する場合に良好な画像を得る。
【解決手段】用紙P上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する画像形成装置1において、上記第1のトナー像の形成に用いられる第1のトナーの平均粒径は、上記第2のトナー像の形成に用いられる第2のトナーの平均粒径よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
カラー電子写真プリンタ等のカラー画像形成装置として、それぞれ感光体、帯電装置、露光装置、現像装置等からなる複数の画像形成ユニットを用いてカラー画像を形成する装置が知られている。例えば、タンデム方式のカラー画像形成装置では、それぞれブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のトナー画像を形成する4個の画像形成ユニットが並べて配置され、各画像形成ユニットにより形成された各色のトナー画像が中間転写ベルト上に順次1次転写され、さらに、中間転写ベルト上に1次転写されたトナー画像の位置に合わせて給紙されてきた用紙にトナー画像が2次転写される(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−39378号公報
ところで、例えば、白色以外の色の記録媒体にカラー画像を形成する場合、当該記録媒体の色を隠蔽するための下地として白色トナーを用いることがある。このとき、下地として用いられる白色トナーと、その上に重ねて転写されるカラー画像形成用の有色トナーとが混合してしまい、所望の色味のカラー画像が得られない場合がある。
上記の例のように、記録媒体上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する場合、第1のトナー像を形成するトナーと第2のトナー像を形成するトナーとが混合してしまい、良好な画像が得られない場合がある。
本発明は、記録媒体上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する場合に良好な画像を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、
記録媒体上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する画像形成装置において、
前記第1のトナー像の形成に用いられる第1のトナーの平均粒径は、前記第2のトナー像の形成に用いられる第2のトナーの平均粒径よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する場合に良好な画像を得ることができる。
実施の形態1における画像形成装置の構成を示す概略図である。 実施の形態1における画像形成装置の構成を示すブロック図である。 白色トナーの平均粒径がシアントナーの平均粒径よりも大きい場合における転写の様子を示す模式図である。 白色トナーの平均粒径がシアントナーの平均粒径よりも小さい場合における転写の様子を示す模式図である。 白色トナーとシアントナー(平均粒径7.0μm)との混合による色味変化と、白色トナーの平均粒径との関係についての実験結果を示す図である。 白色トナーとシアントナー(平均粒径6.8μm)との混合による色味変化と、白色トナーの平均粒径との関係についての実験結果を示す図である。 トナーの粒度分布を示す模式図である。 実施の形態2における転写の様子を示す模式図である。 透明トナーを用いる画像形成装置の構成を示す概略図である。 直接転写方式の画像形成装置の構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
実施の形態1.
[画像形成装置の構成]
図1および図2は、それぞれ実施の形態1における画像形成装置1の構成を示す概略図およびブロック図である。この画像形成装置1は、電子写真方式を利用して画像を形成する装置である。ここでは、画像形成装置1は、入力された印刷データに基づく画像を記録媒体としての用紙に印刷するプリンタである。
図1において、画像形成装置1は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ホワイト(W)の5色に対応した5つの独立したプロセスユニット(画像形成部ともいう)である印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wを有する。印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wは、それぞれブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ホワイト(W)のトナー画像を形成するものであり、後述する中間転写ベルト32の搬送方向に沿って配置されている。
印刷機構10Kは、像担持体である感光ドラム11K、帯電装置としての帯電ローラ12K、現像装置13K、除電装置としての除電光源14K、トナーカートリッジ15K等を含んで構成されている。感光ドラム11Kは、静電潜像を担持する部材である。帯電ローラ12Kは、感光ドラム11Kの表面を一様に帯電させるものである。現像装置13Kは、感光ドラム11Kの表面に形成された静電潜像を現像剤としてのトナーにより現像してトナー像を形成する装置である。ここでは、現像装置13Kは、感光ドラム11K上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像ローラ16Kと、現像ローラ16K上にトナーの薄層を形成する現像剤規制部材としての現像ブレード17Kと、現像ローラ16Kにトナーを供給する供給ローラ18Kとを含む。除電光源14Kは、感光ドラム11Kの転写後の表面に光を照射して当該表面を除電するものである。トナーカートリッジ15Kは、ブラックのトナーを収容し、当該トナーを現像装置13Kへ供給するための容器である。
印刷機構10Kの感光ドラム11Kの上方には、露光装置としてのLEDヘッド20Kが、感光ドラム11Kと対向するように配置されている。LEDヘッド20Kは、カラー画像信号のうちのブラックの画像信号の入力を受け、当該画像信号に基づく光を感光ドラム11Kの表面に照射して静電潜像を形成する。具体的には、LEDヘッド20Kは、LEDアレイ、このLEDアレイを駆動するドライブIC、画像データを保持するレジスタ群を搭載した基板、およびLEDアレイの光を集光するセルフォックレンズアレイ等を備え、画像信号に対応してLEDアレイから光を出射する。
上記印刷機構10Kと同様に、印刷機構10Y,10M,10C,10Wは、それぞれ、感光ドラム11Y,11M,11C,11W、帯電ローラ12Y,12M,12C,12W、現像装置13Y,13M,13C,13W、除電光源14Y,14M,14C,14W、トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15W等を含んで構成されている。現像装置13Y,13M,13C,13Wは、それぞれ、現像ローラ16Y,16M,16C,16W、現像ブレード17Y,17M,17C,17W、および供給ローラ18Y,18M,18C,18Wを含む。また、印刷機構10Y,10M,10C,10Wに対して、それぞれLEDヘッド20Y,20M,20C,20Wが設けられる。LEDヘッド20Y,20M,20C,20Wは、それぞれ、カラー画像信号のうちのイエロー、マゼンタ、シアン、ホワイトの画像信号の入力を受け、当該画像信号に基づく光を感光ドラム11Y,11M,11C,11Wの表面に照射して静電潜像を形成する。
本実施の形態で用いられる各色のトナーは、結着樹脂としてポリエステル樹脂を用い、内部添加剤として帯電制御剤、離型剤、および着色剤が添加され、外部添加剤としてシリカが添加されており、粉砕法により得られる。なお、各トナーは、上記に限定されるものではない。例えば、各トナーは、粉砕法で得られるものに限られず、重合法などで得られるトナーであっても良い。
印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wの下方には、それぞれ、感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11Wと対向するように1次転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wが配置されている。そして、感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11Wと1次転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wとの間には、トナー像を担持する像担持体としての中間転写ベルト32が移動可能に配置されている。中間転写ベルト32は、表面が平滑で継目なしのエンドレス状に形成されたベルトであり、例えば高抵抗の半導電性プラスチックフィルムからなる。中間転写ベルト32は、駆動ローラ33、従動ローラ34、および2次転写対向ローラ36によって所定のテンションを持って張架されている。駆動ローラ33は、ベルトモータ113(図2参照)により回転し、中間転写ベルト32を矢印e方向に搬送する。従動ローラ34は、中間転写ベルト32に連れ回りする。中間転写ベルト32の上面部は、各印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wの感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11Wと各1次転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wとの間に掛け渡されている。中間転写ベルト32は、各1次転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wによって各感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11Wに押し当てられており、中間転写ベルト32と各感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11Wとは、互いに接触して1次転写ニップを形成している。各1次転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wには1次転写電圧発生部124(図2参照)により所定の直流電圧が印加され、これにより、各感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11W上のトナー像が中間転写ベルト32上に転写させられる。
画像形成装置1の下部には、搬送路40(図1中に破線で図示)に用紙Pを供給するための給紙機構50が設けられている。この給紙機構50は、用紙収容カセット51、用紙収容カセット51に収容されている用紙Pを送り出すホッピングローラ52、用紙Pのスキュー(用紙が斜めに送り出された状態)を修正するピンチローラ53、ホッピングローラ52からの用紙Pを後述する2次転写ローラ35に送り出すレジストローラ54、用紙Pを2次転写ローラ35へと案内するガイド55、および、ピンチローラ53とレジストローラ54との間に用紙Pが到達したことを検知するための給紙センサ56を備える。
給紙機構50の用紙搬送方向下流側には、2次転写ローラ35が配置される。2次転写ローラ35は、中間転写ベルト32を挟んで2次転写対向ローラ36と対向して配置される。2次転写ローラ35は、2次転写モータ115(図2参照)によって回転駆動され、2次転写対向ローラ36は、2次転写ローラ35に連れ回りする。中間転写ベルト32は、2次転写ローラ35によって2次転写対向ローラ36に押し当てられており、中間転写ベルト32と2次転写ローラ35とは、互いに接触して2次転写ニップを形成している。2次転写ローラ35には2次転写電圧発生部125(図2参照)により所定の直流電圧が印加され、これにより、中間転写ベルト32上のトナー像が用紙P上に転写させられる。また、2次転写ローラ35に対しては、クリーニングブレード37が設けられている。クリーニングブレード37は、可撓性のゴム材またはプラスチック材からなり、2次転写ローラ35の表面に付着したトナーを廃トナータンク38に掻き落とすことができる。
2次転写ローラ35の用紙搬送方向下流側には、2次転写排出センサ41、ガイド42、および定着機構60が設けられている。2次転写排出センサ41は、2次転写ローラ35への用紙Pの巻き付きや、中間転写ベルト32からの用紙Pの分離の失敗を監視する。ガイド42は、2次転写ローラ35を通過した用紙Pを定着機構60へと案内する。
定着機構60は、用紙P上に転写されたトナー像を用紙P上に定着させるものであり、ここでは、ヒートローラ61およびヒートローラ61を加圧する加圧ローラ62等を含んで構成される。ヒートローラ61は、ヒータモータ116(図2参照)によって回転駆動され、加圧ローラ62は、ヒートローラ61に連れ回りする。ヒートローラ61は、熱源として機能するハロゲンランプからなるヒータ63を内蔵する。ヒートローラ61の表面近くにはサーミスタ64が配置され、サーミスタ64によりヒートローラ61の温度が監視される。
定着機構60の用紙搬送方向下流側には、定着排出センサ43が設けられており、定着排出センサ43により、定着機構60におけるジャムや用紙Pのヒートローラ61への巻き付きが監視される。この定着排出センサ43の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを画像形成装置1の筐体上部のスタッカ44へと案内するガイド45が設けられ、印刷済みの用紙Pはスタッカ44に排出される。
中間転写ベルト32の側面部には、2次転写において用紙Pに転写されず中間転写ベルト32上に残留する2次転写残トナーを除去するクリーニングブレード71が配置される。このクリーニングブレード71は、中間転写ベルト32を挟んでクリーニングブレード対向ローラ72と対向して配置される。クリーニングブレード71は、可撓性のゴム材またはプラスチック材からなり、中間転写ベルト32上に残留する2次転写残トナーを廃トナータンク73に掻き落とす。
次に、本実施の形態における画像形成装置1の制御回路の構成について説明する。図2において、画像形成装置1は、ホストインタフェース部101、コマンド/画像処理部102、LEDヘッドインタフェース部103、機構制御部104、および高圧制御部120を有する。
ホストインタフェース部101は、図示しないホストコンピュータとの物理的階層のインタフェースを担う部分であり、コネクタ及び通信用チップで構成される。
コマンド/画像処理部102は、ホストコンピュータ側からのコマンドの解釈、および画像データの解釈またはビットマップへの展開を行う部分であり、マイクロプロセッサ、RAM(Random Access Memory)、およびビットマップ展開のための特別なハードウェア等からなり、画像形成装置1全体を制御する。
LEDヘッドインタフェース部103は、セミカスタムLSI(Large Scale Integration)およびRAM等から構成され、コマンド/画像処理部102からのビットマップに展開された画像データを、各色のLEDヘッド20K,20Y,20M,20C,20Wのインタフェースに合わせて加工する。
機構制御部104は、画像形成装置1のエンジン部の各部の制御を行う機構部であり、コマンド/画像処理部102からの指令に従い、給紙センサ56、2次転写排出センサ41、定着排出センサ43からの入力を見つつ、ホッピングモータ111、レジストモータ112、ベルトモータ113、ドラムモータ114、2次転写モータ115、ヒータモータ116、ヒータ63、および高圧制御部120を制御し、印刷系の機構部の制御と高圧電源の制御とを行う。
ホッピングモータ111、レジストモータ112、ベルトモータ113、ドラムモータ114、2次転写モータ115、およびヒータモータ116は、それぞれ、ホッピングローラ52、レジストローラ54、駆動ローラ33、印刷機構10K,10Y,10M,10C,10W、2次転写ローラ35、およびヒートローラ61を動かすためのモータと、当該モータを駆動するドライバとから構成される。ヒータ63は、前述のようにヒートローラ61の中に配置されるハロゲンランプであり、ヒートローラ61の表面近くにはサーミスタ64が配置され、機構制御部104は、サーミスタ64からの入力に基づいてヒートローラ61の温度制御を行う。
高圧制御部120は、マイクロプロセッサまたはカスタムLSIから構成され、機構制御部104からの指示に従い、帯電電圧発生部121、供給電圧発生部122、現像電圧発生部123、1次転写電圧発生部124、および2次転写電圧発生部125を制御する。
帯電電圧発生部121は、高圧制御部120からの指示に従い、帯電ローラ11K,11Y,11M,11C,11Wへの帯電電圧の生成と停止を行う。
供給電圧発生部122は、高圧制御部120からの指示に従い、供給ローラ18K,18Y,18M,18C,18Wへの供給電圧の生成と停止を行う。
現像電圧発生部123は、高圧制御部120からの指示に従い、現像ローラ16K,16Y,16M,16C,16Wへの現像電圧の生成と停止を行う。
1次転写電圧発生部124は、高圧制御部120からの指示に従い、1次転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wへの1次転写電圧の生成と停止を行う。
2次転写電圧発生部125は、高圧制御部120からの指示に従い、2次転写ローラ35への2次転写電圧の生成と停止を行う。
[画像形成装置の動作]
以下、本実施の形態における画像形成装置1の動作について説明する。
コマンド/画像処理部102は、ホストインタフェース部101を介して、ホストコンピュータから送られてきた画像データを受信すると、機構制御部104に定着機構60のウォームアップ開始の指示を出すとともに、画像データの展開処理を行い、1ページごとのビットマップデータを各色について生成する。機構制御部104は、コマンド/画像処理部102からウォームアップ開始の指示を受け取ると、ヒータモータ116を制御してヒートローラ61を駆動し、サーミスタ64の出力信号を見つつヒータ63のON/OFFを制御し、定着温度の調整を行う。コマンド/画像処理部102は、定着温度が記録媒体上のトナー像を定着可能な予め設定された温度に到達すると、印刷動作を開始する。
コマンド/画像処理部102の制御により、機構制御部104は、ベルトモータ113、ドラムモータ114、および2次転写モータ115を制御し、駆動ローラ33、各印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wの各ローラ、および2次転写ローラ35を駆動する。
同時に、機構制御部104は、高圧制御部120に指示を出し、帯電電圧発生部121、供給電圧発生部122、および現像電圧発生部123より、各印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wの各ローラに予め設定された高圧バイアスを供給する。
ここで、各印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wにおけるトナー像の形成動作について説明する。ここでは、ブラック(K)の印刷機構10Kを代表として説明する。なお、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ホワイト(W)については、ブラック(K)と同様であるので説明を省略する。
高圧制御部120により各高圧バイアスが各ローラに供給されると、帯電ローラ12Kには−1100Vの帯電電圧が供給され、これにより、感光ドラム11Kの表面が−600Vに帯電する。また、現像ローラ16Kには−200Vの現像電圧が供給され、供給ローラ18Kには−250Vの供給電圧が供給され、現像ローラ16Kと供給ローラ18Kとのニップ領域近傍では、現像ローラ16Kから供給ローラ18Kに向かう方向の電界が形成される。トナーカートリッジ15Kから供給されたブラックのトナーは、現像ローラ16Kと供給ローラ18Kに強く擦られて摩擦帯電される。本実施の形態では、現像ローラ16Kおよび供給ローラ18Kの特性により、トナーはマイナス極性に摩擦帯電されるものとする。マイナス極性に帯電されたトナーは、現像ローラ16Kから供給ローラ18Kの方向を向いた電界から受けるクーロン力によって現像ローラ16Kに付着する。現像ローラ16Kに付着したトナーは、現像ローラ16Kの回転に伴って現像ローラ16Kと現像ブレード17Kとの接触部に運ばれ、現像ブレード17Kによって均一な厚さにならされてトナー層を形成する。トナー層は、現像ローラ16Kの回転に伴い、現像ローラ16Kと感光ドラム11Kとのニップ部に運ばれる。
一方、コマンド/画像処理部102は、1ページごとのビットマップデータをLEDヘッドインタフェース部103に送信する。LEDヘッドインタフェース部103は、送信されたビットマップデータに対応したLEDヘッド20KのLEDを点滅させて、−600Vに帯電された感光ドラム11Kを露光して−50Vに除電し、感光ドラム11Kに静電潜像を書き込む。
感光ドラム11Kの表面に書き込まれた静電潜像は、感光ドラム11Kの回転に伴い、感光ドラム11Kと現像ローラ16Kとのニップ領域に到達する。現像ローラ16Kと感光ドラム11Kとの間には、−50Vに除電された露光部では感光ドラム11Kから現像ローラ16Kに向かう方向の電界が形成され、−600Vのまま除電されていない非露光部では逆向きの電界が形成されるので、現像ローラ16K上のマイナス極性に帯電したトナー層から感光体ドラム11Kの露光部にのみ選択的にトナーが付着し、静電潜像がトナー像として現像される。
次に、感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11W上に現像されたトナー像を中間転写ベルト32に転写する動作(以降、「1次転写」と称する)と、中間転写ベルト32に1次転写されたトナー像を用紙Pに転写する動作(以降、「2次転写」と称する)について説明する。
感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11W上に現像されたトナー像は、当該感光ドラムと中間転写ベルト32との間の1次転写ニップ部に順次到達する。このとき、機構制御部104は、感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11W上のトナー像がそれぞれの1次転写ニップ部に順次到達するタイミングに合わせて、高圧制御部120に1次転写電圧の生成の指示を出す。この指示に応じて、高圧制御部120は、1次転写電圧発生部124より各1次転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wへ1次転写電圧を供給する。本実施の形態では、1次転写電圧は+3000Vとする。このとき、1次転写ニップ部では、転写ローラ31K,31Y,31M,31C,31Wから感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11Wに向かう方向の電界が形成され、感光ドラム11K,11Y,11M,11C,11W上に現像されたマイナス極性のトナー像は、中間転写ベルト32上に順に1次転写される。
機構制御部104は、中間転写ベルト32上に1次転写されたトナー像が2次転写ローラ35と2次転写対向ローラ36とのニップ部に到達する前に、ホッピングモータ111を駆動し、ホッピングローラ52を回転させ、用紙収容カセット51の用紙Pを1枚だけピンチローラ53とレジストローラ54との間へ送る。機構制御部104は、給紙センサ56の出力を監視して、用紙Pの先端がピンチローラ53とレジストローラ54との間に到達したことを検出すると、ホッピングモータ111を停止させる。
さらに、機構制御部104は、中間転写ベルト32上に1次転写されたトナー像が2次転写ローラ35と2次転写対向ローラ36との2次転写ニップ部に到達するタイミングに合わせて、レジストモータ112を駆動し、ピンチローラ53とレジストローラ54との間の用紙Pをガイド55へと搬送する。用紙Pは、ガイド55に案内されて2次転写ニップ部に到達する。
同時に、機構制御部104は、中間転写ベルト32上に1次転写されたトナー像が2次転写ニップ部に到達するタイミングに合わせて、高圧制御部120に2次転写電圧の生成の指示を出す。この指示に応じて、高圧制御部120は、2次転写電圧発生部125より2次転写ローラ35へ2次転写電圧を供給する。本実施の形態では、2次転写電圧は+2500Vとする。このとき、2次転写ニップ部では、2次転写ローラ35から2次転写対向ローラ36に向かう方向の電界が形成され、中間転写ベルト32上に1次転写されたマイナス極性のトナー像は、記録媒体としての用紙P上に2次転写される。
2次転写ローラ35を通過した用紙P(すなわち転写工程が終了した用紙P)は、中間転写ベルト32より分離され、ガイド42へ搬送され、ガイド42に案内されて定着機構60へと送られる。このとき、機構制御部104は、2次転写排出センサ41により、2次転写ローラ35への用紙Pの巻き付きや中間転写ベルト32からの用紙Pの分離の失敗を監視する。
用紙Pは、定着機構60に到達すると、既に定着可能温度に到達しているヒートローラ61と、これに圧接する加圧ローラ62とに挟持搬送されて、用紙P上のトナーが加熱されて溶融し、トナー像が用紙Pに定着される。
定着工程が終了した用紙Pは、ガイド45に案内され、図示せぬ排出ローラによりスタッカ44へと排出される。このとき、機構制御部104は、定着排出センサ43により、定着機構60におけるジャムや用紙Pのヒートローラ61への巻き付きを監視する。
定着工程と同時に、中間転写ベルト32上に残留する2次転写残トナーは、クリーニングブレード71により廃トナータンク73に掻き落とされる。
以上、すべての工程が終了すると、機構制御部104は、ベルトモータ113、ドラムモータ114、および2次転写モータ115を停止し、同時に高圧制御部120に指示を出し、帯電電圧発生部121、供給電圧発生部122、および現像電圧発生部123から各印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wの各ローラへの高圧バイアスの供給を停止する。また、機構制御部104は、ヒータモータ116およびヒータ63を停止し、印刷動作を完了させる。
[トナー]
以下、本実施の形態におけるトナーについて説明する。
上記画像形成装置1では、記録媒体としての用紙P上に、下地としてホワイト(白色)のトナー像が形成され、その上に重ねてブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのうち少なくとも1つのトナー像がカラー画像として形成される。すなわち、ホワイト(白色)トナーにより形成される白色のトナー像は、記録媒体(用紙P)上に下地として形成されるトナー像であり、ブラック、イエロー、マゼンタ、およびシアンのトナー像は、下地上のカラー画像を構成するトナー像である。白色トナーは、特に、白色以外の色の記録媒体にカラー画像を形成する場合に、当該記録媒体の色を隠蔽するための下地として用いられる。
上記構成では、下地として用いられる第1のトナーとしての白色トナーと、その上に重ねて形成されるカラー画像形成用の第2のトナーとしての白色以外の有色トナー(以降、「カラートナー」と称す)とが混合してしまうと、所望の色味のカラー画像が得られない(すなわちカラー画像の色味が変わってしまう)。
ここで、白色トナーとカラートナーとの混合について、図3を用いて説明する。ここでは、白色トナーとカラートナーとの混合が発生しやすい条件である、白色トナーの平均粒径がカラートナーの平均粒径よりも大きい場合について説明する。また、カラートナーはシアントナーであるものとする。
図3(a)に示されるように、まず、表面が平滑で凹凸が小さい中間転写ベルト32上に、カラー画像を形成するカラートナーの1つであるシアントナーTcが1次転写される。さらに、図3(b)に示されるように、下地としての白色トナーTwがシアントナーTcに重ねて1次転写される。
次に、図3(c)に示されるように、中間転写ベルト32上に1次転写されたシアントナーTcおよび白色トナーTwが、記録媒体としての用紙P上に2次転写される。このとき、用紙P側には白色トナーTwが2次転写され、その上にシアントナーTcが2次転写される。これにより、白色トナーTwは用紙Pの色を隠蔽するための下地となり、シアントナーTcによるカラー画像が得られる。
しかし、この2次転写の際に、白色トナーTwとシアントナーTcとの混合が発生する。白色トナーTwの平均粒径が大きいと、白色トナーTw同士の隙間も大きくなり、図3(c)の破線で囲まれた領域Aで示されるように、シアントナーTcが白色トナーTwの隙間に入り込んで白色トナーTwの下側で転写されてしまう。また、図3(c)に示されるように、用紙Pの表面は、製造誤差や紙の繊維等による凹凸を有し、平滑度が低く、例えば、用紙Pの表面の凹凸は、像担持体としての中間転写ベルト32の表面の凹凸より大きい。白色トナーTwの平均粒径が大きい場合、この用紙Pの表面の凹凸を白色トナーTwで平らに埋めることができず、凹凸のある白色トナー像上にシアントナーTcが転写されることになる。このとき、シアントナーTcは凹部には転写されやすいが、凸部には転写されにくいため、図3(c)の矢印Bで示されるように、凸部では白色トナーTwが表面に出てしまう。
このように、白色トナーTwの平均粒径がシアントナーTcの平均粒径より大きいと、白色トナーTwの隙間にシアントナーTcが入り込んでしまう。この場合、白色トナーTwの下側にあるシアントナーTcは白色トナーTwに隠蔽されるため、所望の濃度が得られず(濃度が薄くなり)、所望の色味のカラー画像が得られない。また、白色トナーTwの平均粒径が大きいと、用紙P表面の凹凸を白色トナーTwで平らに埋めることができず、シアントナーTcが均一に転写されず、例えば表面に出てしまった白色トナーTwにより色味が変わってしまい、所望の色味のカラー画像が得られない。
本実施の形態では、白色トナーとその上に重ねるカラートナーとの混合を防止または軽減する観点より、白色トナーの平均粒径をカラートナーの平均粒径よりも小さくする。本実施の形態における平均粒径とは、顕微鏡法による投影面積円相当径で表した粒度分布における中位径である。
図4は、白色トナーの平均粒径がシアントナーの平均粒径よりも小さい場合における転写の様子を示す模式図である。
図4(a),(b)に示されるように、中間転写ベルト32上に、シアントナーTcが1次転写され、シアントナーTcに重ねて白色トナーTwが1次転写される。そして、図4(c)に示されるように、中間転写ベルト32上のシアントナーTcおよび白色トナーTwが用紙P上に2次転写される。
白色トナーTwの平均粒径がシアントナーTcの平均粒径よりも小さい場合、白色トナー同士の隙間が小さいため、シアントナーTcが白色トナーTwの隙間に入り込んで白色トナーTwの下側で転写されてしまうことが抑制される。すなわち、白色トナーの平均粒径をシアントナーの平均粒径よりも小さくすることにより、白色トナーとシアントナーとの混合を減らすことができる。また、白色トナーTwの平均粒径を小さくすると、記録媒体としての用紙Pの表面の凹凸を比較的平らに埋めることができ、シアントナーTcを比較的均一に2次転写できる。
ここで、白色トナーとシアントナーとの混合による色味変化(所望の色味からのずれ)と、白色トナーの平均粒径との関係についての実験結果を図5に示す。
本実験では、平均粒径が7.0μmのシアントナーと、平均粒径が6.0、6.1、6.3、6.5、6.7、6.9、8.9、11.2μmの8種類の白色トナーとを用いて、白色トナーとシアントナーとの混合による色味変化を測定した。ここでは、色味変化を表す指標として色差ΔEを用いることとし、平均粒径の異なる8種類の白色トナーのそれぞれについて次のように色差ΔEを測定した。分光測色計(KONICA MINOLTA社製 CM−2600d)により、基準となる白色紙上にシアントナーのみ印字した画像(30mm×25mmの矩形のべた画像)のLab値を測定し、白色紙上に白色トナー上に重ねてシアントナーを印字した画像(30mm×25mmの矩形のべた画像)のLab値を測定し、両測定値を比較して色差ΔEを計算した。色差ΔEが小さいほど、白色トナーとシアントナーとの混合が少なく色味変化が少ないことを示す。本実験では、8種類の白色トナーのそれぞれについて、色差ΔEに基づいて色味変化のレベルを判定した。具体的には、ΔE>10を「非常に悪い」、5<ΔE≦10を「悪い」、3<ΔE≦5を「やや悪い」、1<ΔE≦3を「良い」、ΔE≦1を「非常に良い」と判定した。図5において、「××」は「非常に悪い」、「×」は「悪い」、「△」は「やや悪い」、「○」は「良い」、「◎」は「非常に良い」を示す。「非常に良い」および「良い」は、白色トナーとシアントナーとの混合による色味変化が一般的に(例えば一般ユーザにとって)目視で見てほとんど分からないレベルである。「非常に悪い」および「悪い」は、一般的に(例えば一般ユーザにとって)目視で見て許容されない色味変化があるレベルである。「やや悪い」は、一般的に(例えば一般ユーザにとって)目視では分かりづらいが許容されにくい色味変化があるレベルである。
図5の実験結果を見ると、シアントナーの平均粒径7.0μmに対し、白色トナーの平均粒径を小さくしていくと、混合による色味変化のレベルが改善していくことが分かる。白色トナーの平均粒径が6.5μm以下では、混合による色味変化のレベルは「良い」以上であった。白色トナーの平均粒径6.5μmは、シアントナーの平均粒径7.0μmの6.5/7.0=0.93≒0.95倍に相当する。
さらに、本実施の形態において用いられるカラートナーの平均粒径は6.9μmであるが、製造上のばらつきとして±0.1μmのばらつきが見込まれ、ばらつき上限の平均粒径は7.0μm、ばらつき下限の平均粒径は6.8μmとなる。
ここで、ばらつき下限の平均粒径6.8μmのシアントナーにおける、白色トナーとシアントナーとの混合による色味変化と、白色トナーの平均粒径との関係についての実験結果を図6に示す。本実験は、シアントナーの平均粒径を除き、上記図5に対応する実験と同様のものである。図6に示されるように、白色トナーの平均粒径が6.3μm以下では、混合による色味変化のレベルは「良い」以上であった。白色トナーの平均粒径6.3μmは、シアントナーの平均粒径6.8μmの6.3/6.8=0.93≒0.95倍に相当する。
シアン以外の色、すなわち、ブラック、イエロー、およびマゼンタのトナーについても上記と同様の実験を行ったところ、上記シアントナーの場合と同様の結果が得られた。
以上の実験結果より、白色トナーの平均粒径をカラートナーの平均粒径の0.95倍以下とすることにより、白色トナーとカラートナーとの混合を減らし、所望の色味の画像を得ることができる。または、カラートナーの平均粒径が6.9+0.1μmの場合に白色トナーの平均粒径を6.7μm以下(より好ましくは6.5μm以下)とすることにより、あるいはカラートナーの平均粒径が6.9−0.1μmの場合に白色トナーの平均粒径を6.5μm以下(より好ましくは6.3μm以下)とすることにより、白色トナーとカラートナーとの混合を減らし、所望の色味の画像を得ることができる。一方、平均粒径が6.0μmより小さい小径のトナーを作ることは困難またはコスト高であることから、白色トナーの平均粒径は6.0μm以上であることが好ましい。
用紙Pの表面の凹凸を平らに埋める観点より、白色トナーの平均粒径は、用紙Pの表面の凹凸より小さいことが好ましい。用紙Pの表面の凹凸は、具体的には、JIS B0601:1994に規定される十点平均粗さRzである。また、白色トナー像の厚さは、カラートナー像の厚さより厚いことが好ましい。また、白色トナー像の厚さは、用紙Pの表面の凹凸より大きいことが好ましい。
[効果]
以上説明した本実施の形態1によれば、下記(1)〜(9)の効果が得られ得る。
(1)記録媒体上に第1のトナー像(白色トナー像)と第2のトナー像(白色以外の有色トナー像)とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する画像形成装置において、第1のトナー像の形成に用いられる第1のトナーの平均粒径は、第2のトナー像の形成に用いられる第2のトナーの平均粒径よりも小さい。このため、記録媒体上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する場合に、第1のトナーと第2のトナーとの混合が減り、良好な画像を得ることができる。
(2)第1のトナー像は画像の下地として形成されるトナー像であり、第2のトナー像は画像を構成するトナー像である。本態様では、第1のトナーの平均粒径を第2のトナーの平均粒径よりも小さくすることにより、下地として用いられる第1のトナーと、その上に重ねて転写される画像形成用の第2のトナーとの混合が減り、下地用トナーと画像形成用トナーとの混合による色味変化を抑えることができ、良好な画像を得ることができる。
(3)第1のトナーは白色トナーであり、第2のトナーは白色以外の有色トナー(カラートナー)である。本態様では、第1のトナーの平均粒径を第2のトナーの平均粒径よりも小さくすることにより、白色トナーと有色トナーとの混合が減り、良好なカラー画像を得ることができる。例えば、白色以外の有色の記録媒体にカラー画像を形成する場合に、当該記録媒体の色を隠蔽するための下地として用いられる白色トナーと、その上に重ねて転写されるカラー画像形成用のカラートナーとの混合が減り、良好なカラー画像を得ることができる。
(4)一つの態様では、第1のトナーの平均粒径は、第2のトナーの平均粒径の0.95倍以下である。本態様によれば、第1のトナーと第2のトナーとの混合を好適に抑制することができる。
(5)一つの態様では、第1のトナーの平均粒径は、6.0μm以上6.7μm以下(より好ましくは6.5μm以下)である。本態様によれば、第2のトナーの平均粒径が7.0μmまたはそれ以上である場合に、第1のトナーと第2のトナーとの混合を好適に抑制することができる。
(6)一つの態様では、第1のトナーの平均粒径は、6.0μm以上6.5μm以下(より好ましくは6.3μm以下)である。本態様によれば、第2のトナーの平均粒径が6.8μmまたはそれ以上である場合に、第1のトナーと第2のトナーとの混合を好適に抑制することができる。
(7)一つの態様では、第1のトナー像の厚さは、第2のトナー像の厚さより厚い。本態様によれば、第1のトナーにより記録媒体の表面の凹凸を平らに埋めて、第2のトナーを均一に転写することが可能となる。
(8)一つの態様では、第1のトナーの平均粒径は、記録媒体の表面の凹凸より小さい。本態様によれば、第1のトナーにより記録媒体の表面の凹凸を平らに埋めて、第2のトナーを均一に転写することが可能となる。
(9)一つの態様では、画像形成装置は、像担持体(具体的には中間転写ベルト)と、第2トナー像を像担持体に形成する第2の画像形成部(具体的には印刷機構10K、10Y、10M、または10C)と、像担持体に形成された第2のトナー像と重ねて第1のトナー像を形成する第1の画像形成部(具体的には印刷機構10W)と、像担持体上の第1のトナー像および第2のトナー像を記録媒体に転写する転写部(具体的には2次転写ローラ)とを有し、像担持体の表面の凹凸は、第2のトナーの平均粒径より大きい。像担持体の表面の凹凸は、具体的には、JIS B0601:1994に規定される十点平均粗さRzである。本態様によれば、像担持体上でのトナーの混合を減らし、良好な画像を得ることができる。
なお、像担持体(具体的には中間転写ベルト)は、その表面の凹凸が第1のトナーの平均粒径より小さくなるように構成されてもよい。
実施の形態2.
以下、実施の形態2における画像形成装置について説明する。本実施の形態2における画像形成装置は、上記実施の形態1における画像形成装置に対し、ホワイト(白色)のトナー像を形成する印刷機構10Wに用いられる現像剤としてのトナーが異なり、その他の部分については同様である。以下の説明では、実施の形態1と同様の部分については説明を省略または簡略化し、実施の形態1と同一または対応する要素については同一の符号を付す。
図7は、トナーの粒度分布を示す模式図である。以下、図7を参照して、実施の形態2で用いられる白色トナーについて説明する。
図7(a)には、実施の形態1における白色トナーの粒度分布Dw1およびカラートナーの粒度分布Dcが示されている。白色トナーの粒度分布Dw1のピークの粒径(ピーク位置)Pw1は、カラートナーの粒度分布Dcのピークの粒径Pcよりも小さい。例えば、Pc=6.9μm、Pw1=6.5μmである。一方、白色トナーの粒度分布Dw1の形状は、カラートナーの粒度分布Dcの形状と略同じである。すなわち、図7(a)では、白色トナーの平均粒径をカラートナーの平均粒径よりも小さくするために、白色トナーの粒度分布をカラートナーの粒度分布に対して全体的に小粒径側にシフトさせ、全体的に白色トナーの粒径をカラートナーの粒径に対して小さくしている。
図7(b)には、実施の形態2における白色トナーの粒度分布Dw2およびカラートナーの粒度分布Dcが示されている。本実施の形態では、カラートナーより白色トナーの粒度分布の小径側(例えば6.5μm以下)の割合を増やすことにより、白色トナーの平均粒径をカラートナーの平均粒径よりも小さくする。具体的には、図7(b)に示されるように、本実施の形態では、第1のトナーとしての白色トナーの粒度分布Dw2は第1のピークPw21および第2のピークPw22を有し、第1のピークPw21の粒径は第2のトナーとしてのカラートナーの平均粒径と略同じであり、第2のピークPw22の粒径は第1のピークの粒径Pw21より小さい。例えば、Pw21=Pc=6.9μm、6.0μm<Pw22<6.5μmである。本実施の形態の白色トナーは、例えば、カラートナーと同様の粒度分布を有するトナーに、カラートナーの粒度分布を全体的に小径側にシフトさせた粒度分布を有する微粉トナーを追加することにより得られる。
記録媒体としての用紙Pの表面の凹凸を平らに埋める観点より、第2のピークPw22の粒径は、用紙Pの表面の凹凸より小さいことが好ましい。例えば、白色トナーは、用紙Pの表面の凹凸より小径な微粉トナーを含むことが好ましい。用紙Pの表面の凹凸は、具体的には、JIS B0601:1994に規定される十点平均粗さRzである。
図8は、本実施の形態2における転写の様子を示す模式図である。
図8(a),(b)に示されるように、中間転写ベルト32上に、シアントナーTcが1次転写され、シアントナーTcに重ねて白色トナーTwが1次転写される。そして、図8(c),(d)に示されるように、中間転写ベルト32上のシアントナーTcおよび白色トナーTwが用紙P上に2次転写される。記録媒体としての用紙Pの表面の凹凸は用紙Pの材料や製造方法により様々な形状を有し、用紙Pには凹凸が大きいものや小さいものが存在する。図8(c)には、表面の凹凸が比較的小さい用紙P上にトナーが2次転写される様子が示されており、図8(d)には、表面の凹凸が比較的大きい用紙P上にトナーが2次転写される様子が示されている。
図8(c),(d)に示されるように、白色トナーの粒度分布の小径側の割合を増やす(例えば微粉トナーを追加する)ことにより、様々な用紙表面の凹凸をより均一に埋めることができ、その上に重ねられるシアントナーがより均一に転写されるようになる。
以上説明した本実施の形態2によれば、上記(1)〜(9)に加えて、下記(10)〜(13)の効果が得られ得る。
(10)第1のトナー(白色トナー)の粒度分布は第1および第2のピークを有し、第1のピークの粒径は第2のトナー(カラートナー)の平均粒径と略同じであり、第2のピークの粒径は第1のピークの粒径より小さい。これにより、様々な凹凸を持つ様々な記録媒体について、第1のトナーと第2のトナーとの混合を減らすことができ、良好な画像を得ることができる。
(11)一つの態様では、第2のピークの粒径は、記録媒体の表面の凹凸より小さい。本態様によれば、様々な記録媒体の表面の凹凸をより均一に埋めることができる。例えば、記録媒体表面の凹凸より小さい粒径の微粉トナーにより、表面凹凸の小さい記録媒体に対応することができる。
(12)トナー粒径が小さいほど製造コストが高いことから、図8(a)のような粒度分布より、図8(b)のような本実施の形態の粒度分布の方が、コスト的に有利である。
(13)トナー粒径が小さいほどトナー帯電量(電荷Q/質量Mの絶対値)が高くなりやすく、トナー帯電量が高いと転写プロセスにおいて高い転写電圧が必要となる。このことから、図8(a)のような粒度分布より、図8(b)のような本実施の形態の粒度分布の方が転写に有利である。
なお、上記実施の形態1,2では、白色トナーとカラートナーとの組み合わせについて説明したが、第1のトナーと第2のトナーとの組み合わせは、上記に限定されず、両トナーが混合することにより画像不良が発生する他の組み合わせであってもよい。例えば、第1のトナー像が画像を構成するトナー像であり、第2のトナー像が第1のトナー像を被覆する被覆層として形成されるトナー像であってもよい。この場合、例えば、第1のトナー像を形成するための第1のトナーは有色トナーであり、第2のトナー像を形成するための第2のトナーは透明トナーである。このような構成では、第1のトナーの平均粒径を第2のトナーの平均粒径よりも小さくすることにより、画像形成用トナーと被覆用トナーとの混合による画像不良を抑えることができる。例えば、透明トナーが画像に光沢を持たせるためのトナーである場合、画像に均一な光沢を持たせることができる。図9には、透明トナーを用いる画像形成装置2の構成が概略的に示されている。この画像形成装置2は、図1の画像形成装置1と殆ど同じであるが、それぞれ透明、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像を形成する印刷機構10T,10K,10Y,10M,10Cを有する。そして、用紙P上において最上層に透明トナー像が形成されるように、透明トナー像を形成する印刷機構10Tは、他の印刷機構10K,10Y,10M,10Cよりも、中間転写ベルト32の搬送方向上流側に配置される。
また、上記実施の形態1,2では、中間転写方式の画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、本発明は直接転写方式の画像形成装置に適用されてもよい。直接転写方式の画像形成装置は、第1の像担持体(例えば感光ドラム)上に第1のトナー像を形成する第1の画像形成部(例えば印刷機構)と、第2の像担持体(例えば感光ドラム)上に第2のトナー像を形成する第2の画像形成部(例えば印刷機構)と、第1の像担持体上に形成された第1のトナー像を記録媒体上に転写する第1の転写部(例えば転写ローラ)と、第2の像担持体上に形成された第2のトナー像を記録媒体上に転写する第2の転写部(例えば転写ローラ)とを有する。図10には、直接転写方式の画像形成装置3の構成が概略的に示されている。図10では、図1と同一または対応する要素については同一の符号が付されている。直接転写方式の画像形成装置3では、各印刷機構10K,10Y,10M,10C,10Wで形成されたトナー像は、中間転写ベルトを介さずに、搬送ベルト90により搬送される記録媒体としての用紙P上に直接転写される。また、画像形成装置3では、印刷機構10Wで形成されたトナー像を用紙Pに最初に転写するために、印刷機構10Wは、他の印刷機構10K,10Y,10M,10Cよりも用紙搬送方向上流側に配置される。具体的には、図10では、印刷機構10W,10K,10Y,10M,10Cにより感光ドラム11W,11K,11Y,11M,11C上にトナー像が形成される。搬送ベルト90は、給紙機構50から供給される用紙Pを受け、当該用紙Pを表面上に保持して矢印e方向に搬送する。このとき、転写ローラ31W,31K,31Y,31M,31Cにより、感光ドラム11W,11K,11Y,11M,11C上のトナー像が用紙P上に順に転写される。その後、用紙Pは、定着機構60で定着処理された後、ガイド45を通ってスタッカ44に排出される。
また、上記実施の形態1,2では、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色のカラートナーを用いる構成を例示したが、カラートナーの色数は4色に限定されず、例えば、画像形成装置は、1色(例えばブラック)のカラートナーを用いるモノクロプリンタであってもよい。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の態様で実施することができる。
1,2,3 画像形成装置、 10K,10Y,10M,10C,10W,10T 印刷機構、 32 中間転写ベルト、 35 2次転写ローラ。

Claims (15)

  1. 記録媒体上に第1のトナー像と第2のトナー像とをこの順に重ねて転写することにより画像を形成する画像形成装置において、
    前記第1のトナー像の形成に用いられる第1のトナーの平均粒径は、前記第2のトナー像の形成に用いられる第2のトナーの平均粒径よりも小さいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のトナー像は前記画像の下地として形成されるトナー像であり、前記第2のトナー像は前記画像を構成するトナー像であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のトナーは白色トナーであり、前記第2のトナーは白色以外の有色トナーであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のトナー像は前記画像を構成するトナー像であり、前記第2のトナー像は前記第1のトナー像を被覆する被覆層として形成されるトナー像であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のトナーは有色トナーであり、前記第2のトナーは透明トナーであることを特徴とする請求項1または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1のトナーの平均粒径は、前記第2のトナーの平均粒径の0.95倍以下であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1のトナーの平均粒径は、6.0μm以上6.5μm以下であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1のトナー像の厚さは、前記第2のトナー像の厚さより厚いことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1のトナーの平均粒径は、前記記録媒体の表面の凹凸より小さいことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1のトナーの粒度分布は第1および第2のピークを有し、前記第1のピークの粒径は前記第2のトナーの平均粒径と略同じであり、前記第2のピークの粒径は前記第1のピークの粒径より小さいことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2のピークの粒径は、前記記録媒体の表面の凹凸より小さいことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 像担持体と、
    前記第2トナー像を前記像担持体に形成する第2の画像形成部と、
    前記像担持体に形成された前記第2のトナー像と重ねて前記第1のトナー像を形成する第1の画像形成部と、
    前記像担持体上の前記第1のトナー像および前記第2のトナー像を前記記録媒体に転写する転写部と、
    を有し、
    前記像担持体の表面の凹凸は、前記第1のトナーの平均粒径より小さいことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 像担持体と、
    前記第2トナー像を前記像担持体に形成する第2の画像形成部と、
    前記像担持体に形成された前記第2のトナー像と重ねて前記第1のトナー像を形成する第1の画像形成部と、
    前記像担持体上の前記第1のトナー像および前記第2のトナー像を前記記録媒体に転写する転写部と、
    を有し、
    前記像担持体の表面の凹凸は、前記第2のトナーの平均粒径より大きいことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記記録媒体の表面の凹凸は、前記像担持体の表面の凹凸より大きいことを特徴とする請求項12または13に記載の画像形成装置。
  15. 前記第1のトナー像の厚さは、前記記録媒体の表面の凹凸より大きいことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2012067184A 2012-03-23 2012-03-23 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5613711B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012067184A JP5613711B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 画像形成装置
CN201310075033.8A CN103324062B (zh) 2012-03-23 2013-03-08 图像形成装置
EP13159565.4A EP2642347A3 (en) 2012-03-23 2013-03-15 Image forming apparatus
US13/845,048 US8995882B2 (en) 2012-03-23 2013-03-17 Image forming apparatus with first and second print engines

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012067184A JP5613711B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013200361A true JP2013200361A (ja) 2013-10-03
JP5613711B2 JP5613711B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=47891497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012067184A Expired - Fee Related JP5613711B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8995882B2 (ja)
EP (1) EP2642347A3 (ja)
JP (1) JP5613711B2 (ja)
CN (1) CN103324062B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019053226A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2019061171A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015145963A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2016042156A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US10310446B2 (en) 2015-06-05 2019-06-04 Ui Technologies, Inc. Method for converting a toner cartridge printer to a sublimation toner printer
US9488932B1 (en) * 2015-06-05 2016-11-08 Ui Technologies, Inc. Method and system for converting a toner cartridge printer to a white, clear, or fluorescent toner printer
US9835968B2 (en) 2015-06-05 2017-12-05 Ui Technologies, Inc. Toner cartridge printer devices, systems, and methods for over printing and under printing
JP6757651B2 (ja) * 2016-11-21 2020-09-23 株式会社沖データ 画像形成装置
JP7077700B2 (ja) * 2018-03-22 2022-05-31 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成システム
JP7047675B2 (ja) * 2018-08-31 2022-04-05 沖電気工業株式会社 画像形成装置および画像形成方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01267569A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Minolta Camera Co Ltd 画像形成方法
JPH08137183A (ja) * 1994-11-14 1996-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
JPH11237800A (ja) * 1997-12-19 1999-08-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法
JP2003295622A (ja) * 2002-04-05 2003-10-15 Kyocera Corp 画像形成装置
JP2004151260A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法および画像形成装置
US20090016776A1 (en) * 2007-07-13 2009-01-15 Priebe Alan R Printing of raised multidmensional toner by electography
JP2011107534A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Canon Inc 画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5122843A (en) * 1990-02-15 1992-06-16 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having developing devices which use different size toner particles
US6887640B2 (en) * 2002-02-28 2005-05-03 Sukun Zhang Energy activated electrographic printing process
JPH1144981A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法
KR100295517B1 (ko) * 1997-12-19 2001-10-29 사까모도 마사모도 정전잠상현상용토너,정전잠상현상제및화상형성방법
JP2000250255A (ja) * 1999-03-02 2000-09-14 Canon Inc 現像剤および該現像剤を使用する画像形成方法
JP3816298B2 (ja) * 2000-04-28 2006-08-30 シャープ株式会社 画像処理装置および画像形成装置
JP2004233914A (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Casio Electronics Co Ltd 多色画像形成装置
JP4697309B2 (ja) * 2009-01-16 2011-06-08 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナーセット、画像形成方法、及び、画像形成装置
JP2011039378A (ja) 2009-08-17 2011-02-24 Oki Data Corp 画像形成装置
JP5531645B2 (ja) * 2010-01-27 2014-06-25 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用白色トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01267569A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Minolta Camera Co Ltd 画像形成方法
JPH08137183A (ja) * 1994-11-14 1996-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
JPH11237800A (ja) * 1997-12-19 1999-08-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法
JP2003295622A (ja) * 2002-04-05 2003-10-15 Kyocera Corp 画像形成装置
JP2004151260A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法および画像形成装置
US20090016776A1 (en) * 2007-07-13 2009-01-15 Priebe Alan R Printing of raised multidmensional toner by electography
JP2010533318A (ja) * 2007-07-13 2010-10-21 イーストマン コダック カンパニー 静電記録法による隆起多次元トナーの印刷
JP2011107534A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019053226A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP7003517B2 (ja) 2017-09-15 2022-01-20 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置
JP2019061171A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2642347A3 (en) 2017-11-01
US20130251411A1 (en) 2013-09-26
CN103324062A (zh) 2013-09-25
US8995882B2 (en) 2015-03-31
JP5613711B2 (ja) 2014-10-29
CN103324062B (zh) 2017-04-12
EP2642347A2 (en) 2013-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5613711B2 (ja) 画像形成装置
US20090190949A1 (en) Image forming apparatus
US8331813B2 (en) Image forming apparatus having speed difference control
JP6029455B2 (ja) 画像形成装置
US7317890B2 (en) Apparatus for and method of printing a mono-color image using a single-pass color printer
JP2009075357A (ja) 画像形成装置
JP6564728B2 (ja) 画像形成装置
JP2014032280A (ja) 画像形成装置
KR20080060071A (ko) 투명토너 및 백색토너를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
JP2002162801A (ja) 画像形成装置
US9618877B2 (en) Image forming apparatus having image forming units for forming developer images
US10816918B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2005017631A (ja) 画像形成装置
JP2011197321A (ja) 画像形成システム
JP2015022166A (ja) 画像形成装置
US11733632B2 (en) Image forming device
JP6909428B2 (ja) 潜像担持体の除電方法、及び画像形成装置
JP4207472B2 (ja) 画像形成装置
JP2009229671A (ja) 画像形成装置
JP2022085198A (ja) 画像形成装置
JP2022053945A (ja) 画像形成装置
KR100728045B1 (ko) 화상형성장치의 정착속도제어방법
JP2020071268A (ja) 画像形成装置
JP3658592B2 (ja) 画像形成装置
JP3583381B2 (ja) カラー電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5613711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees