JP2013198451A - 苗移植機 - Google Patents

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Hitoshi Okumura
仁 奥村
Manabu Takahashi
学 高橋
Kazunori Fukuchi
和憲 福地
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Abstract

【課題】
バッテリやエンジンに泥や水が付着することを防止でき、放熱性に優れていると共に、バッテリやエンジンのメンテナンスを容易に行える苗移植機を提供する。
【解決手段】
センタフロア2の後側には上側に運転席7を支持して、下方部に搭載のエンジン8を覆うエンジンカバー10をフロア4上に適宜高さに突出させて形成し、車体1の後側には昇降リンク11を介して植付装置12を連結し、サイドフロア3の前部外側上方には複数段の予備苗枠13を有する補助苗載枠14を設け、予備苗枠13の下方のサイドフロア3上にバッテリ15を搭載するバッテリ載台16と、このバッテリ15及びバッテリ載台16の上側部を覆うバッテリカバー17を設けて構成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、苗移植機の運転フロア装置に関し、バッテリ、及びバッテリカバーをサイドフロア上面に載置して、作業性、操作性を良好に維持させる。
車体前部のステアリングポストカバー内にバッテリを搭載する技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2007−228975号公報
バッテリをステアリングポストカバーや、ボンネット、乃至エンジンカバー等の内部に収容すると、充電時等でのバッテリの出し入れ操作が面倒で、長時間要する。
また、長時間に亘る苗植作業時に狭いバッテリカバー内でのバッテリの過熱現象起し易く、点検や、対処を行い難いものである。
請求項1に記載の発明は、車体1上の中央部のセンタフロア2と、該センタフロア2の左右両側部のサイドフロア3からフロア4を形成し、前記センタフロア2の前側には操縦部5,6を設け、前記センタフロア2の後側には上側に運転席7を支持して、下方部に搭載のエンジン8を覆うエンジンカバー10を前記フロア4上に適宜高さに突出させて形成し、前記車体1の後側には昇降リンク11を介して植付装置12を連結し、前記サイドフロア3の前部外側上方には複数段の予備苗枠13を有する補助苗載枠14を設け、前記予備苗枠13の下方のサイドフロア3上にバッテリ15を搭載するバッテリ載台16と、このバッテリ15及びバッテリ載台16の上側部を覆うバッテリカバー17を設けたことを特徴とする苗移植機とする。
運転者が運転席7に座って苗移植機の運転操縦を行い、後部に設けた植付装置12の苗タンクの苗減少に伴って苗補給操作を行うときは、サイドフロア3上面を移動しながら、補助苗載枠14の苗棚13から取出したマット苗を植付装置12の各苗タンクに持ち運んで供給する。
車体1の運転操作において、バッテリ15の上側にはバッテリカバー17が覆われているため、上側の補助苗載枠14から泥土水が漏下したり、サイドフロア3上面側から飛散されたりして、直接バッテリカバー17内のバッテリ15に降りかかることはない。このバッテリ17をサイドフロア3上面部に外すことによって、バッテリ15をこのサイドフロア3上面に露出させることができ、充電や、メンテナンス等を車体1の外側部から直接行えるため、簡単且つ容易に行え、メンテナンス性や作業能率が向上する。
また、バッテリ15はバッテリカバー17で覆われているが、サイドフロア3の後側上面で、補助苗載枠14の下側の邪魔にならない箇所に位置されているために、苗植作業操作の邪魔になり難く、バッテリカバー17の外周を全面露出させて、放熱性を良好に維持し、かつバッテリカバー17部の汚れや、過熱状態などを検出し易くする。
さらに、バッテリ15を充電するときは、バッテリカバー17を取り外した状態でも直ちに充電器に接続状態とするができるので、充電作業を行い易くする。
請求項2に記載の発明は、前記バッテリカバー17の上側部には、上側へ開口した上部容器18を形成し、横側には開口上縁19を外側方向に下り傾斜姿勢で形成した側部容器20を設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機とする。
前記バッテリカバー17はサイドフロア3の上面部に取り付けるが、このバッテリカバー17の上面及び側部には、上部容器18や側部容器20等が形成されるため、上部容器18や側部容器20に工具類を置くことができ、しかもこの工具類の出し入れが行い易くなる。
請求項3に記載の発明は、前記バッテリカバー17を合成樹脂製として、このバッテリカバー17の側壁60の上部に通気孔61を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機とする。
前記バッテリカバー17は合成樹脂製であるため、側壁60に通気孔61を形成することが容易である。また、水分を通しにくいのでバッテリ15に対する防水効果が高まると共に、通気孔61からの排熱性を良好に維持する。この通気孔61は、水のかかりにくい位置に形成するものとする。
請求項4に記載の発明は、前記センタフロア2及びこの左右両側部のサイドフロア3を、各独立的に着脱可能にして連結し、且つ左右のサイドフロア3間を連結するセンタフロア2の上面を高位置にして、該センタフロア2の下面で且つ後側にエンジンルーム9に通ずるフロアトンネル62を形成したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機とする。
苗移植機のフロア4は運転者が前後に移動しながら苗の補給作業を行うべく、横方向に幅広く形成されているため、エンジンカバー10部の冷却風の流れが悪い傾向にあるが、このエンジンカバー10の前側のセンタフロア2が、サイドフロア3よりも上方位置に形成されているため、このセンタフロア2下面のトンネル62部で冷却風の流れが行われ易く、後側のエンジンカバー10内への流れを円滑に行わせる。
また、これら中央部のセンタフロア2及び左右両側部のサイドフロア3等は各別に着脱できるため、HSTや伝動ベルト等の各部メンテナンス箇所の必要に応じたセンタフロア2及びサイドフロア3を部分的に取り外し、取り付けすることができるので、着脱操作及び構成を簡単且つ容易に行うことができる。
請求項1に記載の発明は、補助苗載枠14の下側の空スペースを利用してバッテリ15及びバッテリカバー17を設置するものであるので、サイドフロア3の運転者の作業移動を邪魔したり制限したりことがないので、操作性が向上する。
また、バッテリカバー17を容易に開けることができるので、バッテリ15の充電やメンテナンス作業を簡単且つ迅速に行えるため、作業能率やメンテナンス性が向上する。
しかも、バッテリカバー17は全面をサイドフロア3の上面に露出させて配置すると開閉し易くなるので、空気冷却によりバッテリ15が過熱状態になることが防止され、オーバーヒートによる作業中断が防止される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、バッテリカバー17に上部容器18や側部容器20を形成したことにより、工具等を上部容器18や側部容器20に出し入れすることができるので、苗の植付作業時に工具類が邪魔になることがなく、作業能率が向上する。
また、機体上に工具類を置いておくことができるので、調整作業や修理作業を行う際にすぐに工具を取ることができ、メンテナンス作業等の能率が向上する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、バッテリカバー17を合成樹脂製としたことにより、防水性や防泥性が向上するので、バッテリ15が付着した水や泥により無駄に電力を消費することや、バッテリ15の耐久性が低下することが防止される。
しかも、側壁60に形成した通気孔61を経てバッテリカバー17の内部熱気を排気させることができるので、バッテリ15内が高温化することが防止され、オーバーヒートによる作業中断が防止されて作業能率が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、サイドフロア3を各別に取り付けてから、これらサイドフロア3間の上部にセンタフロア2を取り付けることが出来ると共に、センタフロア2を取り外してから左右サイドフロア3を各々取り外すことができるので、左右のサイドフロア3とセンタフロア2を一枚ずつ着脱することができ、作業能率やメンテナンス性が向上する。
また、センタフロア2の下面は、天井部を高く形成したことにより、前後方向に沿うフロアトンネル62として機能するので、フロア4の中央部の剛性を向上させると共に、センタフロア2の下面での冷却風の流れを良好にして、エンジンカバー17内の風冷効果を高めることができ、オーバーヒートによる作業中断が防止されて作業能率が向上する。
苗移植機の側面図 苗移植機の平面図 苗移植機のサイドフロア部の正面図 (A)バッテリ載置部の側面図、(B)バッテリ載置部の背面図、(C)バッテリ載置部の側面図 (A)フロア部の斜視図、(B)フロア部の正面図 サンバイザーを有する苗移植機の斜視図 (A)施肥装置を有苗移植機の施肥部の側面図、(B)施肥パイプ部の側面図、(C)施肥パイプ部の正断面図
図面に基づいて、乗用四輪走行形態の車体1の後側に、苗タンク21、植付装置22、苗植フレーム23、フロート24、及び整地ロータ25等から構成される植付装置12が、リフトシリンダ27の伸縮によって昇降される昇降リンク11を介して連結される。前記車体1は、中央部にエンジン8、及びエンジンカバー10を配置し、このエンジンカバー10の上側に運転席7を搭載する。この運転席7の前方に操作ボード6、及びステアリングハンドル29を有するステアアリングポスト5を立設し、このステアリングハンソル29によって前輪30を操向する。
前記エンジン8からベルト連動される主変速のHST(油圧無段変速装置)31、及びこのHST31から連動される副変速装置等を有するミッションケース32等が前部に配置されて、このミッションケース32から左右両側部に張出すフロントアクスルハウジング33に前輪30が操向可能に軸装される。
前記車体1の後端部には、左右両側部リヤアクスルハウジング34を配置して、後輪35を軸36に装着して、前記ミッションケース32から取出される後輪連動軸37を介して連動する。
また、この車体1の後端部にはリヤフレーム38を介して、後側に平行リンク形態の昇降リンク11を昇降自在に連結して、この後端のリンクヒッチ40に、前記苗植フレーム23の中央部をローリング軸41周りに回動可能にして連結する。
そして、この植付装置12の入力軸42は、前記ミッションケース32から取出されるPTO軸43を経て、伝動される形態である。植付装置12は周知のように多数のマット苗を苗タンク21に載置して左右方向へ往復移動しながら、底部の繰出ベルト44の間歇回動によって後下部の苗取出口45へ繰出しながら、前記植付装置22の植付爪46を作動Dさせて、各フロート24で均平される土壌面へ植付けるものである。植付爪46は多条植形態の各苗タンク21の苗取出口45毎に対向して、略楕円形状の植付け軌跡線Dを描いて昇降作動しながら、マット苗から適数本の苗を分離保持しながら土壌面へ植付ける。
このような植付装置26は、センタフロート24の上下動によって土壌面の深さを検出しながら、土壌面が深ときは、リフトシリンダ27によって植付装置12を上昇制御し、逆に浅いときは下降制御して、苗植付深さを一定に維持するように制御する。この各フロート24の前側に配置の整地ロータ25は前記植付装置12と一体的に昇降されるが、この植付装置12のフロート24に対する上下関係位置を調節、変更可能の構成として、整地ロータ25を作用位置や、非作用位置へ切替えることができる。
このため、前記リヤアクスルハウジング34内の伝動機構部から連動軸47を介して伝動する。車体1の前端中央部に走行方向を視準するセンタマーカ26を設けている。
ここにおいて、車体1上中央部のセンタフロア2とこの左右両側部のサイドフロア3と等からフロア4を形成して、前記センタフロア2の前側にはステアリングポスト5及び操作ボード6を設け、後側には上側に運転席7を支持して、下方部に搭載のエンジン8を覆うエンジンカバー10を前記フロア4上に適宜高さに突出させて形成し、前記車体1の後側には昇降リンク11を介して植付装置12を連結し、前記サイドフロア3の前部外側上方には複数段の苗棚13を有する補助苗載枠14を設け、前記苗棚13下方のサイドフロア3上にバッテリ15を搭載するバッテリ載台16と、このバッテリ15及びバッテリ載台16の上側部を覆うバッテリカバー17を設けた苗移植機の運転フロア装置の構成とする。
運転者が運転席7に搭乗して苗移植機の運転操縦を行い、後部植付装置12の苗タンクの苗減少に伴って苗補給操作を行うときは、サイドフロア3上面を移動しながら、補助苗載枠14の苗棚13から取出したマット苗を植付装置12の各苗タンクに持ち運んで供給する。
このような運転操作において、バッテリ15の上側にはバッテリカバー17が覆われているため、上側の補助苗載枠14から泥土水が漏下したり、サイドフロア3上面側から飛散されたりして、直接バッテリカバー17内のバッテリ15に降りかかることはない。
このバッテリ17をサイドフロア3上面部に外すことによって、バッテリ15をこのサイドフロア3上面に露出させることができ、充電や、メンテナンス等を車体1の外側部から直接、簡単、容易に行うことができる。また、バッテリ15はバッテリカバー17で覆われているが、サイドフロア3の後側上面で、補助苗載枠14の下側の邪魔にならない箇所に位置されているために、苗植作業操作の邪魔になり難く、バッテリカバー17の外周を全面露出させて、放熱性を良好に維持し、かつバッテリカバー17部の汚れや、過熱状態などを検出し易くする。
そして、バッテリ15を充電するときは、バッテリカバー17を取外した状態でも直ちに充電器に接続状態とすることができ易く、作業を行い易くする。
さらに、前記バッテリカバー17の上側部には上側へ開口した上部容器18を形成し、横側には開口上縁19を外側下り傾斜に形成した側部容器20を設ける。
前記バッテリカバー17は、サイドフロア3の上面部に取付けられるが、このバッテリカバー17の上面及び側部には、上部容器18や側部容器20等が形成されるため、これら容器18、20に工具類を置くことができ、しかもこの工具類の出し入れを行い易くする。
また、前記バッテリカバー17を合成樹脂製として、このバッテリカバー17の側壁60上部に通気孔61を形成する。
前記バッテリカバー17は合成樹脂製としているため、水や泥が付着しても内部に浸透することがなく、バッテリ15が水や泥によって放電し、無駄な電力を消費したり、バッテリ15の寿命が縮むことが防止される。また、側壁60に通気孔61を形成することにより、通気孔61からの排熱性を良好に維持されるため、高温によるバッテリ15の過剰電力消費や寿命の縮みが防止される。
更には、前記センタフロア2、及びこの左右両側部のサイドフロア3を、各独立的に着脱可能にして連結し、かつこれら左右のサイドフロア3間を連結するセンタフロア2上面を高位置にして、下面に後側にエンジンルーム9に通ずるフロアトンネル62を形成したことを特徴とする。
苗移植機のフロア4は運転者が前後に移動しながら苗の補給作業を行うた横幅広く形成されて、エンジンカバー10部の冷却風の流れが悪い傾向にあるが、このエンジンカバー10の前側のセンタフロア2が、サイドフロア3よりも広く形成されているため、このセンタフロア2下面のトンネル62部で冷却風の流れが行われ易く、後側のエンジンカバー10内への流れを円滑に行わせる。
また、これら中央部のセンタフロア2、及び左右両側部のサイドフロア3等は各別に着脱できるため、HSTや伝動ベルト等の各部メンテナンス箇所の必要に応じたフロア2、3を部分的に取外、取付けすることができ、着脱操作及び構成を簡単、容易に行うことができる。
前記車体1は、中央部に沿って前端部に操作ボード6を配置し、この後側部にセンタフロア2を設けて、後部にエンジンルーム9を覆うエンジンカバー10を配置する。これら操作ボード6、センタフロア2、及びエンジンカバー10等の左右外側部に沿ってサイドフロア3を張出形成して、運転者がこのサイドフロア3上面を前後方向へ移動することができる。このサイドフロア3の後端部は、運転席7の後部横側において後上り傾斜に形成して、後輪35上部を覆うフェンダー部48を兼ねた形態として、この後端上部位置に運転席7の後側部を横方向に亘ってリヤフロア49を形成し、前記リヤフレーム38に支持させている。
運転者が苗タンク21にマット苗を補給するときは、このリヤフロア49上面を踏むことによって苗の補給姿勢を安定支持することができる。前記補給用のマット苗(苗トレイに収容したマット状形態の苗)を収容支持する補助苗載枠14が、車体1の前部に位置して、サイドフロア3の外側部上に配置される。
この補助苗載枠14は複数段の苗棚13を有して、多数のマット苗を載置することができ、掻苗棚13の前側から供給載置したマット苗を、サイドフロア3上面の運転者が各苗棚13の後側から取出して、後方の植付装置12側へ運んで各苗タンク21へ供給することができる。リヤフロア49上には安全ガード28が設けられている。
前記エンジンカバー10で覆われたエンジンルーム9の後側部は、リヤフロア49の高さに域において後方へ開放された形態であり、車体1の上側にダンパー52を介してエンジン8を搭載している。エンジンルーム9の底部は開放状態であるが、このエンジン8の外周面と、エンジンカバー10の下端内周縁部との間には、適宜間隔の通風間隔部を形成して、エンジンルーム9とこの車体1下部との間の外気の流出入が自由に行われるように形成されている。
従って、フロア4のエンジンルーム9部には、前記エンジンカバー10の下端内周縁部に沿うエンジンルーム穴が形成されていて、前記エンジン8や、エンジンカバー10は、このエンジンルーム穴よりも上方に高く突出するように構成される。
前記サイドフロア3は、車体1のフレーム上面に敷設するが、前端部は操作ボード6の横側位置に設定し、後端部はリヤフロア49に連結するように、前後方向に亘って長く形成している。この前端部は横方向に広幅に形成のフロントフロア50に連結させる。センタフロア2は、前記サイドフロア3の間隔部上側から覆う形態に重合させて、このセンタフロア2の両端部をサイドフロア3の内側縁部上に重合させるようにして、ボルト等によって締付けて連結する。
このとき、図5のように、サイドフロア3の内端上面部とセンタフロア2の外端下面部との間にスペーサ51を介在させて重合連結する形態とするもよい。センタフロア51部の下側に沿って前後方向のトンネル62を形成し、このトンネル62の後端をエンジンカバー10下のエンジンルーム9に連通させる。
前記補助苗載枠14は、車体1フレームの前部外側方に取付ブラケット53を介して支軸54を直立状に設け、複数段の苗棚13を構成した補助苗載枠14をこの支軸54の周りに回動させて、車体1内側と外側位置とに切替回動することができる。バッテリ載台16は、この最段の苗棚13の下側に位置してサイドフロア3の上面部に支持させている。このバッテリ載台16をも前記苗棚13と一体的に支軸54周りに回動させる形態としている。
前記サイドフロア3の後端部を段状に形成してフェンダー部48を構成する形態では、このフェンダー48にレバガイド穴55を形成して、植付装置12を昇降したり、苗植付マーカを出入させる等の各種操作レバー56を案内させることができる。図例では、サイドフロア3の外側にサブフロア39を増設して、幅広く形成し、運転者が移動し易く設定している。このサブフロア39の前端部上に前記バッテリ載台16等を配置することができる。
前記バッテリ載台16は、サイドフロア3の上面に沿って載置することができる皿板の外側縁に直立形態のストッパー57を形成し、内側縁部には保持杆58を形成している。
また、このバッテリ載台16に載せたバッテリ15を固定するための固定バンド59を設けている。このバッテリ載台16上面に載置くされたバッテリ15は、外周のストッパー57や保持杆58等の間に位置決めされて、固定バンド59で締付固定される。上側から嵌合されるバッテリカバー17によって覆われる。このバッテリカバー17の上面に形成される油差し等を設けるための上部容器18は、外周部一部に外方に開口する開口部59を形成して、内部に水や、ゴミ等が溜まらない形態としている。
そして、このバッテリカバー17の外側面には、外側へ張り出して、上面を外側下りの傾斜面に形成した張出部63を設け、この張出部63に側部容器20を適宜深さに形成し、上端縁の開口上縁19を傾斜面に沿って形成し、外側から工具類の出し入れを行い易く形成する。この側部容器20の底面には小さな水抜き孔を形成することもできる。64はバッテリ電極、65はハーネスである。
次に、主として図6に基づいて、前記車体1の前端中央部に設けるセンタマーカ26上にカーボンファイバー等によって軽量構成するサンバイザフレーム66を、取付ノブ67によって着脱、及び角度調可能に取付ける。サンバイザフレーム66は後部を左右に広く形成して、シート68を有する。軽量、安価に構成する。
次に、主として図7に基づいて、多条施用形態の各施非ホース70の先端に連結の施肥パイプ71にボルト穴72から差込調節可能のボルト73を設け、このボルト73の出代調節によって施肥噴出風による風速抵抗を変えて、各施用条の施肥量を均等に調節できるように構成したものである。
74は施肥口、75はボルト73の頭部ナット、76はロックナットである。ボルト73の先端部の出代Lによって風側施肥の風速が調節されて、施非量を変更、調節することができる。
1 車体
2 センタフロア
3 サイドフロア
4 フロア
5 ステアリングポスト
6 操作ボード
7 運転席
8 エンジン
9 エンジンルーム
10 エンジンカバー
11 昇降リンク
12 植付装置
13 苗棚
14 補助苗載枠
15 バッテリ
16 バッテリ載台
17 バッテリカバー
18 上部容器
19 開口上縁
20 側部容器
60 側壁
61 通気孔
62 フロアトンネル

Claims (4)

  1. 車体(1)上中央部のセンタフロア(2)と、該センタフロア(2)の左右両側部のサイドフロア(3)からフロア(4)を形成し、前記センタフロア(2)の前側には操縦部(5,6)を設け、前記センタフロア(2)の後側には上側に運転席(7)を支持して、下方部に搭載のエンジン(8)を覆うエンジンカバー(10)を前記フロア(4)上に適宜高さに突出させて形成し、前記車体(1)の後側には昇降リンク(11)を介して植付装置(12)を連結し、前記サイドフロア(3)の前部外側上方には複数段の予備苗枠(13)を有する補助苗載枠(14)を設け、前記予備苗枠(13)の下方のサイドフロア(3)上にバッテリ(15)を搭載するバッテリ載台(16)と、このバッテリ(15)及びバッテリ載台(16)の上側部を覆うバッテリカバー(17)を設けたことを特徴とする苗移植機。
  2. 前記バッテリカバー(17)の上側部には、上側へ開口した上部容器(18)を形成し、横側には開口上縁(19)を外側方向に下り傾斜姿勢で形成した側部容器(20)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. 前記バッテリカバー(17)を合成樹脂製として、このバッテリカバー(17)の側壁(60)上部に通気孔(61)を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機。
  4. 前記センタフロア(2)及びこの左右両側部のサイドフロア(3)を、各独立的に着脱可能にして連結し、且つ左右のサイドフロア(3)間を連結するセンタフロア(2)の上面を高位置にして、該センタフロア(2)の下面で且つ後側にエンジンルーム(9)に通ずるフロアトンネル(62)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
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