JP3723387B2 - 移動農機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は苗載台及び植付爪を備えて連続的に苗植作業を行う田植機などの移動農機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、田植機の後部に施肥機を装備して、苗の植付作業時に側条施肥を同時に行うようにしたミッドマウント施肥技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術は、ステップを一体形成する車体カバーに施肥機を取付ける場合、例えばステップ受けに対してステップと共締めに施肥機を取付けることにより、車体カバー下方の部品のメンテナンス時などには施肥機が取付けられる車体カバー後部の取外しが面倒であり、車体カバー後部下方の部品のメンテナンスなどが極めて困難であった。また、肥料補給時や残量取出し時に肥料が車体カバー上から下方の機体部品に落ち零れて錆が発生し易くなるなどの問題があった。
【0004】
さらに、このような田植機に用いられる車体カバーの場合、車体カバーの外側縁に折曲形成されるスカートである外側壁の上下幅(深さ)が車輪などの規制をうける結果、小さなものとなってステップとして用いられる場合の剛性や強度に欠けるという問題があった。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明によれば、ステップを形成するための車体カバーを左右車体フレームの上面側に設置し、前輪の最も高い外周位置に対向する位置の前記車体カバーの外側壁の上下幅が、前記前輪の最も高い外周位置に対向しない位置の前記車体カバーの外側壁の上下幅より小さくなるように形成し、
前記車体カバーは、前記前輪の最も高い外周位置に対向する位置であって、前記外側壁の上下幅が小さくなる位置で、前後に分割自在に形成してなる移動農機において、
前記車体カバーは、前記外側壁の上下幅が最も小さくなる位置を境にして前ステップと後ステップとに分割形成し、
前記前ステップの前端と前記後ステップの後端とを、前記左右車体フレーム間に固設するための支持部材の上面のうち前記左右車体フレームの前後方向に沿う幅内にて連結した ものであるから、
前記前ステップ及び前記後ステップを連結するために前記支持部材が必要な位置と、前記外側壁の上下幅が小さくて強度が弱くなる位置とを一致させ、前記車体カバーの分割自在な連結部の支持強度を向上できる。前記前輪の最も高い外周位置に対向する位置以外の前記外側壁の上下幅を大きく形成して、前記ステップとしての前記車体カバーの強度・剛性を向上できる。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は施肥機支持部の側面図、図2は乗用田植機の側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走行機体である走行車であり、エンジン(2)を車体フレーム(3)に搭載させ、ミッションケース(4)前方にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させると共に、前記ミッションケース(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共に、足掛台(11)を介して作業者が搭乗する車体カバー(12)によって前記ミッションケース(4)等を覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0010】
また、図中(15)は6条植え用の苗載台(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケース(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸(23)を介してヒッチブラケット(24)を設け、トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含む昇降リンク機構(27)を介して走行車(1)後側にヒッチブラケット(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように構成する。
【0011】
また、図中(29)は主変速レバー、(30)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(31)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(34)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条分均平用サイドフロート、(36)は6条用の側条施肥機である。
【0012】
さらに、図4、図5、にも示す如く、左右一対の四角筒形の前記車体フレーム(3)(3)前部にエンジン(2)を搭載し、前車軸(37)(37)を介して左右前輪(6)(6)を軸支させるフロントアクスルケース(5)をエンジン(2)後方の車体フレーム(3)(3)下面に取付け、フロントアクスルケース(5)後方の左右車体フレーム(3)(3)間に無段ベルト変速ケース(38)を設け、無段変速ケース(38)後方の左右車体フレーム(3)(3)間にギヤ変速ケース(4)を設けると共に、後車軸(39)(39)を介して左右後輪(8)(8)を軸支させるリヤアクスルケース(7)を左右車体フレーム(3)(3)後端下面に固設させ、エンジン(2)出力を各変速ケース(38)(4)を介して各アクスルケース(5)(7)に走行駆動力として伝達させ、前後輪(6)(8)を駆動するように構成している。
【0013】
また、正面視門形のリフトフレーム(40)両端を左右車体フレーム(3)(3)後端上面に溶接固定させ、車体フレーム(3)中間のブレーキペダル受軸(41)と、車体フレーム(3)上に立設させるリフトフレーム(40)中間の間に、前低後高に傾斜させるサブフレーム(42)(42)を架設させると共に、サブフレーム(42)(42)間に昇降シリンダ(28)を取付け、またトップリンク(25)及びロワーリンク(26)で形成するリンク機構(27)を各フレーム(3)(40)(42)を介して取付け、昇降シリンダ(28)によってリンク機構(27)を揺動させて植付部(15)を昇降させるように構成している。
【0014】
さらに、前ステップ(43)及び後ステップ(44)によって前記車体カバー(12)を2分割に分離自在に形成し、後ステップ(44)の後部上方に前記施肥機(36)を装設させるもので、肥料を入れるタンク(45)、肥料を定量供給する繰出ケース(46)、フロート(34)(35)の側条施肥シュート(47)にフレキシブル形送出パイプ(48)を介して肥料を排出させる送風ターボファン(49)と、円筒形の施肥本体フレーム(50)とを、前記施肥機(36)に備えると共に、施肥本体フレーム(50)左側端にターボファン(49)を取付け、6条分の6組の繰出ケース(46)…と送出パイプ(48)…を施肥本体フレーム(50)に接続させて、前記ファン(49)からの送出風によって繰出ケース(47)から繰出される肥料を施肥シュート(47)まで搬送するように構成している。
【0015】
さらに、前記車体フレーム(3)後端部でリンクフレーム(40)上側に施肥フレームであるベースフレーム(51)を取付け、左右方向に横架させる前記ベースフレーム(51)を介して施肥機(36)を設けると共に、左右一対のサイドステー(52)(52)と前記ベースフレーム(51)の背面視門形フレーム構造を介して施肥機(36)を設けるもので、リンクフレーム(40)上側の左右サブフレーム(42)(42)後端上面にベースフレーム(51)中間下面をボルト止め固定させ、ベースフレーム(51)左右側端に左右サイドステー(52)(52)上端をボルト止め固定させ、左右車体フレーム(3)(3)後端のブラケット(53)(53)に左右サイドステー(52)(52)下端をボルト止め固定させている。
【0016】
また、略水平に横架させる平面視H形のベースフレーム(51)両側に昇降レール(54)…を立設させ、前後一組左右二対の4本の該昇降レール(54)(54)(54)(54)を介して施肥機(36)を昇降自在に取付けると共に、弾性上昇部材である左右一対の2本のガススプリング(55)(55)と施肥本体フレーム(50)による門形フレーム構造によって昇降自在に施肥機(36)を取付け、車体フレーム(3)後端部に配置させるリヤアクスルケース(7)により施肥機(36)重量を支持させるもので、左右昇降レール(54)(54)に対向させる軸受板(56)(56)を前記施肥本体フレーム(50)に溶接固定させ、前記レール(54)に転動自在に嵌込むベアリングローラ(57)…を軸受板(56)に回転自在に軸支させ、前後2本のレール(54)(54)を左右対称に2組設け、1本のレール(54)に対して上下2個のローラ(57)(57)を取付け、施肥本体フレーム(50)を4本のレール(54)と8個のローラ(57)…によってベースフレーム(51)に昇降自在に支持させている。
【0017】
なお、前記ガススプリング(55)と略同じ構造で、前方側に補助ガススプリング(58)を設け、左右4本のガススプリング(55)(55)(58)(58)によって施肥機(36)を適宜持上げ可能とさせたものである。
【0018】
このように、走行車(1)の後部にリヤアクスルケース(7)を介して後輪(8)を装設させる乗用田植機において、左右一対のガススプリング(55)(55)を介して前記リヤアクスルケース(7)上に施肥機(36)の施肥本体フレーム(50)を取付けると共に、走行車(1)に昇降自在に設ける施肥機(36)の略重心位置にガススプリング(55)を連結させるもので、前記リヤアクスルケース(7)からの支持によって施肥機(36)の支持を安定させ、前記ガススプリング(55)の支持によって作業者による施肥機(36)持上げ操作力を軽減させ、施肥機(36)を持上げて行う掃除または残留肥料取出しなどの作業性を向上させると共に、前記ガススプリング(55)の上昇力による施肥機(36)の前後または左右の傾きを防ぎ、施肥機(36)の昇降動作がスムーズになり、施肥機(36)の昇降案内構造を昇降レール(54)…などによって簡略で軽量コンパクトに構成している。
【0019】
そして図6、図7、図8にも示す如く、前記車体カバー(12)の後ステップ(44)後端を、車体フレーム(33)後端上方まで延設させて該後ステップ(44)後端に前記ベースフレーム(51)及び昇降レール(54)などを上下方向に挿通させる左右の切欠き(59)を開設して、施肥機(36)を車体フレーム(3)後端上に支持させたままの状態で、前後ステップ(43)(44)の取外しを可能とさせるように構成している。
【0020】
また、前記施肥機(36)を車体フレーム(3)より取外した施肥機付でない機体の場合には、前記切欠き(59)を閉塞板(60)で塞ぐもので、切欠き(59)外側のステップ(44)裏面にボルト(61)を介しステー(62)を着脱自在に固定させて、該ステー(62)先端に固定する平面視長方形状の閉塞板(60)によって、平面視長方形状の切欠き(59)略全域を塞いで、このステップ(44)による安全保護の向上を図るように構成している。
【0021】
さらに図10にも示す如く、前記車体カバー(12)の前後ステップ(43)(44)の左右外側縁を折曲げて形成されるスカートである外側壁(43a)(44a)の上下幅(深さ)(H1)(H2)を、前後輪(6)(8)部を除いて一定以上の大きな寸法に形成すると共に、前後外側壁(43a)(44a)の前輪(6)近接部下縁を上方に窪ませて、これらの上下幅(H3)を小さな寸法(H1>H3、H2>H3)に形成して、前後ステップ(43)(44)の所定地上高さ内で、外側壁(43a)(44a)と前輪(6)との間に一定以上の隙間を確保しながら、ステップ(43)(44)本体の外側壁(43a)(44a)の上下幅(H1)(H2)を大とさせることによって、ステップ(43)(44)の剛性と強度を向上させるように構成している。
【0022】
またさらに、前記車体カバー(12)は外側壁(43a)(44a)の最も小さな上下幅(H3)の直線部で前後ステップ(43)(44)に分割され(上下の若干のズレが目だたない)、その分割される前後ステップ(43)(44)の後端及び前端を、左右車体フレーム(3)(3)間に固設する横フレーム(63)上面に、後ステップ(44)及び前ステップ(43)の順に重ね合せ状に支持させて、前後ステップ(43)(44)の後端及び前端を支持する横フレーム(63)によって、これら外側壁(43a)(44a)で最も強度の弱い最小幅(H3)部の補強も同時に行うように構成している。
【0023】
図8及び図11に示す如く、前記運転席(13)と該運転席(13)を支持する後ステップ(44)のシート受座(44b)間に工具箱(64)を設けるもので、前記受座(44b)の運転席(13)下位置に固設するメンテナンス用点検口(65)に密封シート(66)を介して工具箱(64)の本体底部を嵌着させると共に、本体周縁のフランジ部(64a)を受座(44b)に蝶ナット(67)を介して固定させ、工具箱(64)本体に蝶番(68)を介し開閉自在に設ける蓋(69)に弾性フック(70)を取付け、蓋(69)の閉鎖時に工具箱(64)本体のフランジ部(64a)に固設するフックピン(71)にフック(70)を係合させて、常時は工具箱(64)を作業の障害とならない運転席(13)下位置に設置し、点検口(65)を工具箱(64)で塞いでシート(66)により肥料などの隙間よりの侵入を防止すると共に、工具使用時にはフック(70)の解除操作のみによって蓋(69)を容易に開放して、必要工具の簡便な使用を可能とさせるように構成したものである。
【0024】
また、図12、図13に示す如く、前記後ステップ(44)の後部周縁つまり後ステップ(44)の施肥機(36)近接位置周辺部に、複数の肥料受け(72)を取外し自在に配設するもので、後ステップ(44)の外側壁(44a)に開設するフック係合溝(73)に、各肥料受け(72)に設けるフック(74)を係合させて、後ステップ(44)周囲に肥料受け(72)を装着させ、施肥機(36)から後ステップ(44)に肥料が零れ落ちるとき、この肥料を肥料受け(72)に貯留して、後ステップ(44)上面或いは後ステップ(44)下側に肥料が零れ落ちて錆を発生させるなどの不都合を防止するように構成している。
【0025】
本実施例は上記の如く構成するものにして、ターボファン(49)の送風により、繰出ケース(46)に取出されたタンク(45)の肥料(A)が送出パイプ(48)から側条施肥シュート(47)に送出され、植付爪(17)による苗の植付け条に隣接させて肥料(A)を埋込む側条施肥が行われる。
【0026】
そして、リフトフレーム(40)を利用して施肥機(36)を取付けることにより、ベースフレーム(51)を軽量コンパクトに形成できると共に、施肥機(36)荷重を車体フレーム(3)後端で支えることにより、施肥機(36)を後車軸(39)上で安定良く支持できる。また、施肥本体フレーム(50)とガススプリング(55)を介して施肥機(36)重量をリヤアクスルケース(7)で受けることにより、走行車(1)側の強度的に安定した個所で施肥機(36)を支持できると共に、走行車(1)側で発生する振動をガススプリング(55)で吸収させることができ、このガススプリング(55)のショックアブソーバ効果により、肥料繰出し量が安定し易く、かつ施肥機(36)本体の耐久性を向上させることができる。
【0027】
また、施肥機(36)荷重を車体フレーム(3)上で常に支えた状態で、前記切欠き(59)により前後ステップ(43)(44)の取外しを容易に可能とさせて、これらステップ(43)(44)下部に組込まれる本機や施肥機(36)の各部品のメンテナンスを向上させることができると共に、施肥機(36)を後付けする場合でも容易に取付けを可能にすることができる。
【0028】
また、前後ステップ(43)(44)にあって、これらステップ(43)(44)の一定地上高を確保した状態で外側壁(43a)(44a)と前輪(6)との間の隙間を確保しながら、前輪(6)近接部以外の外側壁(43a)(44a)の上下幅(H1)(H2)を大とさせる極めて簡単な構成手段によって、これらステップ(43)(44)の剛性・強度を向上させることができる。さらに、外側壁(43a)(44a)の上下幅(H3)が最小となる部分で前後ステップ(43)(44)に分割することによって、この分割端部を支える支持部材である横フレーム(63)でもって最も強度の弱い寸法(H3)部分の補強も同時に可能とさせることができて、経済的な手段によってのこれらステップ(43)(44)における剛性・強度を効果的に向上させることができる。
【0029】
図14は前述の肥料受け(72)に換え、後ステップ(44)の後部上面に施肥機(36)から後ステップ(44)上に零れ落ちる肥料を貯留する肥料受けである受け皿(75)を取外し自在に複数設けたもので、機体内に一体組込みして構成のコンパクト化と、肥料の貯留量の増大が図れる。
【0030】
また、図15のものは、後ステップ(44)の後方に後カバー(76)を分割形成して、後ステップ(44)の後端と後カバー(76)の前端の合せ部に、前記ベースフレーム(51)及び昇降レール(54)などを上下方向に挿通させる切欠き(59a)(59b)をそれぞれ形成して、施肥機(36)を車体フレーム(3)後端上に支持させたままの状態で、後ステップ(44)及び後カバー(76)の取外しを容易に可能とさせたものである。
【0031】
さらに図16のものは、前述の後ステップ(44)と後カバー(76)の合せ部に、前記ベースフレーム(51)及び昇降レール(54)などを上下方向に挿通させる大径の半円切欠き(59c)(59d)をそれぞれ形成して、施肥機(36)を車体フレーム(3)後端上に支持させたままの状態で、後ステップ(44)及び後カバー(76)の取外しを容易に可能とさせたものである。
【0032】
【0033】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように、請求項1に係る発明は、ステップ(43)(44)を形成するための車体カバー(12)を左右車体フレーム(3)の上面側に設置し、前輪(6)の最も高い外周位置に対向する位置の前記車体カバー(12)の外側壁(43a)(44a)の上下幅(H3)が、前記前輪(6)の最も高い外周位置に対向しない位置の前記車体カバー(12)の外側壁(43a)(44a)の上下幅(H1)(H2)より小さくなるように形成し、前記車体カバー(12)は、前記前輪(6)の最も高い外周位置に対向する位置であって、前記外側壁(43a)(44a)の上下幅(H3)が小さくなる位置で、前後に分割自在に形成してなる移動農機において、前記車体カバー(12)は、前記外側壁(43a)(44a)の上下幅(H3)が最も小さくなる位置を境にして前ステップ(43)と後ステップ(44)とに分割形成し、前記前ステップ(43)の前端と前記後ステップ(44)の後端とを、前記左右車体フレーム(3)間に固設するための支持部材としての横フレーム(63)の上面のうち前記左右車体フレーム(3)の前後方向に沿う幅内にて連結したものであるから、前記前ステップ(43)及び前記後ステップ(44)を連結するために前記支持部材(63)が必要な位置と、前記外側壁(43a)(44a)の上下幅が小さくて強度が弱くなる位置とを一致させ、前記車体カバー(12)の分割自在な連結部の支持強度を向上できる。前記前輪(6)の最も高い外周位置に対向する位置以外の前記外側壁(43a)(44a)の上下幅を大きく形成して、前記ステップ(43)(44)としての前記車体カバー(12)の強度・剛性を向上できる。
【0034】
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥機支持部の側面図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】全体の平面図である。
【図4】走行車の側面図である。
【図5】走行車の平面図である。
【図6】車体カバーの平面説明図である。
【図7】車体カバーの切欠き状態を示す平面説明図である。
【図8】車体カバーの切欠き状態を示す側面説明図である。
【図9】閉塞板の取付状態の平面説明図である。
【図10】車体カバーの分割部の側面説明図である。
【図11】工具箱の平面説明図である。
【図12】肥料受けの取付状態を示す平面説明図である。
【図13】肥料受けの取付状態を示す側面説明図である。
【図14】肥料受けの取付状態を示す平面説明図である。
【図15】車体カバーの平面説明図である。
【図16】車体カバーの平面説明図である。
【符号の説明】
(1)走行車(走行機体)
(3)車体フレーム
(6)前輪
(12)車体カバー
(43)(44)ステップ
(43a)(44a)外側壁
(63)横フレーム(支持部材)
(H1)(H2)(H3)外側壁の上下幅

Claims (1)

  1. ステップを形成するための車体カバーを左右車体フレームの上面側に設置し、前輪の最も高い外周位置に対向する位置の前記車体カバーの外側壁の上下幅が、前記前輪の最も高い外周位置に対向しない位置の前記車体カバーの外側壁の上下幅より小さくなるように形成し、
    前記車体カバーは、前記前輪の最も高い外周位置に対向する位置であって、前記外側壁の上下幅が小さくなる位置で、前後に分割自在に形成してなる移動農機において、
    前記車体カバーは、前記外側壁の上下幅が最も小さくなる位置を境にして前ステップと後ステップとに分割形成し、
    前記前ステップの後端と前記後ステップの前端とを、前記左右車体フレーム間に固設するための支持部材の上面のうち前記左右車体フレームの前後方向に沿う幅内にて連結したことを特徴とする移動農機。
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