JP2013184807A - 媒体給送装置、画像形成装置及び媒体給送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】媒体の大きさに応じて適切な電力で媒体を給送することが可能な媒体給送装置を提供すること。
【解決手段】積み重ねられた媒体に対向して回転可能に設けられ、分割された複数の領域毎に電極を有して回転する無端状ベルトと、前記無端状ベルトと共に回転する前記電極のうち、前記媒体に対向する位置を通過する電極に接触する様に固定して設けられる複数の固定端子と、前記複数の固定端子に接続され、前記固定端子に接触する電極に電圧を印加する電圧印加手段と、前記複数の固定端子の少なくとも一つと前記電圧印加手段との間を接続又は遮断する接続手段と、前記媒体の大きさに基づいて前記接続手段の接続状態を切り換える切換手段と、を備える媒体給送装置。
【選択図】図4
【解決手段】積み重ねられた媒体に対向して回転可能に設けられ、分割された複数の領域毎に電極を有して回転する無端状ベルトと、前記無端状ベルトと共に回転する前記電極のうち、前記媒体に対向する位置を通過する電極に接触する様に固定して設けられる複数の固定端子と、前記複数の固定端子に接続され、前記固定端子に接触する電極に電圧を印加する電圧印加手段と、前記複数の固定端子の少なくとも一つと前記電圧印加手段との間を接続又は遮断する接続手段と、前記媒体の大きさに基づいて前記接続手段の接続状態を切り換える切換手段と、を備える媒体給送装置。
【選択図】図4
Description
本発明は、媒体給送装置、画像形成装置及び媒体給送システムに関する。
プリンタ、複写機等の画像形成装置では、用紙トレイに積み重ねて収納されている用紙を1枚ずつ分離して画像形成部に給紙し、画像形成部で用紙表面に画像を印刷して機外に排出する。用紙トレイから用紙が重ねて給紙されると、搬送経路や画像形成部において紙詰まり、画像不良等を招く原因となる。したがって、画像形成装置の生産性を向上させるためにも、積み重ねられた用紙から安定的且つ高速に用紙を一枚ずつ分離して給紙することが必要である。
そこで、絶縁性の給紙ベルトに埋設されている複数の電極に電圧を印加し、給紙ベルトに接触する紙面を分極して、紙を電気的に給紙ベルトに吸着させることで給紙を行う静電吸着給紙技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記した静電吸着給紙技術では、給紙ベルトよりも大きい用紙を給紙する場合には、用紙を吸着させるために電極に大きな電圧を印加する必要が生じる。また、給紙する用紙の最大サイズに合わせた大きさの給紙ベルトを用いると、小さい用紙を搬送する時にも給紙ベルトの全体に電圧が印加されるため、不必要に電力を消費してしまう場合がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、媒体の大きさに応じて適切な電力で媒体を給送することが可能な媒体給送装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の媒体給送装置によれば、積み重ねられた媒体に対向して回転可能に設けられ、分割された複数の領域毎に電極を有して回転する無端状ベルトと、前記無端状ベルトと共に回転する前記電極のうち、前記媒体に対向する位置を通過する電極に接触する様に固定して設けられる複数の固定端子と、前記複数の固定端子に接続され、前記固定端子に接触する電極に電圧を印加する電圧印加手段と、前記複数の固定端子の少なくとも一つと前記電圧印加手段との間を接続又は遮断する接続手段と、前記媒体の大きさに基づいて前記接続手段の接続状態を切り換える切換手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、媒体の大きさに応じて適切な電力で媒体を給送することが可能な媒体給送装置を提供できる。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
<画像形成装置の構成>
図1は、第1の実施形態に係る給紙装置を備える画像形成装置200の外観構成を例示する図である。
<画像形成装置の構成>
図1は、第1の実施形態に係る給紙装置を備える画像形成装置200の外観構成を例示する図である。
図1に示す様に、画像形成装置200は、画像形成装置本体201、自動原稿送り装置(ADF)202、ステープラ及びシフトトレイ付きのフィニッシャ203、両面反転ユニット204、拡張給紙トレイ205、1ビン排紙トレイ207、インサートフィーダ208等を有している。
画像形成装置本体201は、内部にスキャナ装置、書き込み装置、現像装置、定着装置並びに給紙装置等を備え、給紙装置から給紙される用紙の表面に画像を印刷して出力する。
なお、画像形成装置201は、電子写真方式により用紙表面に画像を印刷するが、画像形成方法は例えばインクジェット方式等他の方法でも良く、モノクロ又はフルカラーの何れの方式であっても良い。
<給紙装置の構成>
図2は、第1の実施形態に係る給紙装置100と給紙カセット9の概略構成を例示する図である。
図2は、第1の実施形態に係る給紙装置100と給紙カセット9の概略構成を例示する図である。
図2に示す様に、給紙装置100は、給紙ベルト1、駆動ローラ141、従動ローラ142、高圧電源121を有する。
給紙ベルト1は、絶縁層で被覆された複数の電極を内部に有する無端状のベルトであり、駆動ローラ141及び従動ローラ142に架け渡されている。
駆動ローラ141は、不図示の駆動手段により回転駆動することで、給紙ベルト1を従動回転させる。また、従動ローラ142は、駆動ローラ141によって回転する給紙ベルト1に従動して回転する。
高圧電源121は、給紙ベルト1が有する電極に電圧を印加することで、給紙ベルト1に接触する用紙Pの表面を分極させ、用紙Pを給紙ベルト1に吸着させる。
用紙Pを収納する給紙カセット9は、用紙幅規制ガイド4、用紙後端規制板5、底板6、ファン7、光センサ8、搬送センサ10、搬送ローラ11を有する。
用紙幅規制ガイド4及び用紙後端規制板5は、給紙カセット9に用紙Pがセットされた後に、用紙Pを固定すると共に用紙Pのサイズを検知する。
底板6は、セットされた用紙Pの最上層が光センサ8によって検知される位置まで上昇し、給紙装置100の給紙可能位置まで用紙Pを押し上げる。
ファン7は、積み重ねられた用紙Pの上層に送風して用紙Pを捌くと共に、最上層の用紙Pを給紙ベルト1に当接させる。内部の電極に電圧が印加された給紙ベルト1に用紙Pが当接すると、用紙Pは表面が分極して給紙ベルト1に吸着し、給紙ベルト1が回転することによって給紙カセット9の外部に向けて搬送される。
搬送センサ10は、給紙ベルト1によって搬送経路に給紙される用紙Pを検知する。搬送センサ10が用紙Pを検知すると、給紙装置100は高圧電源121の出力を遮断して用紙Pの吸着搬送を停止する。
搬送ローラ11は、給紙装置100の給紙ベルト1によって給紙カセット9から給紙される用紙Pを後段の画像形成部等に搬送する。
図3は、第1の実施形態に係る給紙装置100のハードウェア構成を例示する図である。
図3に示す様に、給紙装置100は、給紙ベルト1、高圧電源121等に加えて、CPU(Central processing Unit)171、HDD(Hard Disk Drive)172、ROM(Read Only Memory)173、RAM(Random Access Memory)174、ネットワークI/F部175及び記録媒体I/F部176等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
CPU171は、コンピュータの中で制御やデータの演算、加工を行い、ROM173及びRAM174等に記憶されたプログラムを実行する演算装置である。また、CPU171は、プログラムを実行することで装置全体を制御し、後述する高圧電圧121が電圧を印加する給紙ベルト1の電極を切り替える切替手段としても機能する。
HDD172は、各種プログラム及びデータを格納する不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラム及びデータとしては、例えばOS(Operating System))や各種機能を提供するアプリケーション等がある。
ROM173は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。また、RAM174は、プログラムやデータ等を一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
ネットワークI/F部175は、有線及び/又は無線回線等のデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続される通信機能を有する周辺機器とのインターフェースである。
記録媒体I/F部176は、USB(Universal Serial Bus)等のデータ伝送路を介して接続される例えばフラッシュメモリや、CD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体177とのインターフェースである。
記録媒体177には、所定のプログラムを格納し、この記録媒体177に格納されたプログラムは記録媒体I/F部176を介して給紙装置100にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはCPU171により実行可能となる。
なお、CPU171、HDD172、ROM173、RAM174等は画像形成装置200等、他の装置と共用する様に構成しても良い。
図4は、第1の実施形態に係る給紙装置100の構成を例示する図である。
図4に示す様に、給紙装置100は、給紙ベルト1、駆動ローラ141、従動ローラ142に加えて、高圧電源121、制御手段122等を有し、給紙カセット9に収納されている用紙Pを給紙する。
給紙ベルト1は、駆動ローラ141及び従動ローラ142に架け渡されて、図中矢印方向に回転駆動する駆動ローラ141に従動して図中時計回り方向に回転する。駆動ローラ141と従動ローラ142との間はA3用紙縦方向に相当する間隔で設けられている。なお、駆動ローラ141と従動ローラ142との間隔は給紙する用紙Pのサイズに応じて適宜設定することができる。
また、給紙ベルト1は、回転方向に4つに分割された領域A〜Dを有し、領域A〜Dにはそれぞれ内部に電極101〜104が設けられている。
図5は、第1の実施形態に係る給紙装置100の給紙ベルト1の構成を例示する図である。図5(a)は、給紙ベルト1の領域Aから領域Bにかけて、給紙ベルト1の内周側から見た上面図であり、図5(b)は、図5(a)のa−a'断面の概略図である。
図5(a)に示す様に、給紙ベルト1の領域A〜Dには、それぞれ給紙ベルト1の回転方向に直交する方向に互いに噛み合う様に配置された一対の櫛歯状の電極101a,101b、102a,102b、・・・が設けられている。
また、図5(a)及び(b)に示す様に、各電極101〜104は、給紙ベルト1の回転方向に直交する幅方向の両端部に設けられる開口部111a,111b,・・・を残して絶縁層190によって被覆される。各電極101〜104は、給紙ベルト1の回転方向に直交する幅方向の両端部が、開口部111a,111b,・・・から給紙ベルト1の内周側に露出する。各電極101〜104は、それぞれ開口部111a,111b、・・・から露出する端部に電圧が印加され、電極に電圧が印加された領域は給紙ベルト1の表面に用紙Pの吸着力を生じさせる。なお、電極101〜104は絶縁層で被覆されているため、電極間で電荷の移動は起こらず、電極101〜104に対して異なる電圧の印加制御をすることが可能である。
給紙ベルト1の内周側には、図4に示す様に、開口部111a,111b、・・・から露出する電極101〜104の端部に接触して回転するローラ状の固定端子131〜134が設けられている。不図示の給紙カセット9に対向する位置に設けられている固定端子131は高圧電源121に接続し、固定端子132はリレー151を介して高圧電源121に接続している。また、固定端子133,134はGNDに接続されている。固定端子133,134は接地しない構成にしても良いが、用紙Pの給紙時に紙粉や摩擦等によって不定の電圧が生じる可能性があることから、接地することが好ましい。なお、各固定端子131〜134は、給紙ベルト1の領域毎に設けられている1つの電極が2つの固定端子に同時に接触しない間隔で配設されている。
リレー151は、高圧電源121と固定端子132との間に設けられる接続手段であり、リレー151の接続状態を切り換える切換手段として機能する制御手段122に制御され、固定端子132を高圧電源121又はGNDに接続する。
高圧電源121は、用紙Pの給紙時に電極101〜104のうち固定端子131,132の何れかに接触する電極に電圧を印加し、電圧が印加された給紙ベルト1の領域に接触する用紙Pの表面を分極させることで用紙Pを給紙ベルト1に吸着させる。電極101〜104のそれぞれが有する一対の櫛歯状電極には、一方にプラス極性、他方にマイナス極性の電圧を印加するが、何れか一方をGNDに接地しても良い。
制御手段122は、用紙Pのサイズ情報に基づいて、リレー151の接続状態を切り換える切換手段として機能し、固定端子132を高圧電源121又はGNDに接続させる。制御手段122は、給紙カセット9の用紙幅規制ガイド4及び用紙後端規制板5の検知結果、又はユーザの入力情報から用紙Pのサイズ情報を取得する。
<給紙時における給紙装置の動作>
図4に示す第1の実施形態に係る給紙装置100が、給紙カセット9から用紙Pを給紙する時の動作について説明する。なお、給紙カセット9には、給紙ベルト1の領域D側に寄せられた状態で用紙Pが収納されているものとする。
図4に示す第1の実施形態に係る給紙装置100が、給紙カセット9から用紙Pを給紙する時の動作について説明する。なお、給紙カセット9には、給紙ベルト1の領域D側に寄せられた状態で用紙Pが収納されているものとする。
用紙Pの給紙時には、まず制御手段122が、給紙カセット9の用紙幅規制ガイド4及び用紙後端規制板5による用紙Pのサイズ検知結果、又はユーザに入力された情報から用紙Pのサイズ情報を取得する。
給紙カセット9に収納されている用紙Pが、例えばA3縦の場合には、制御手段122はリレー151の接続状態を切り換えて高圧電源121と固定端子132とを接続させる。この状態で高圧電源121が電圧を出力すると、例えば給紙ベルト1が図4に示す状態にある場合には、固定端子131に接触する領域Dの電極104及び固定端子132に接触する領域Cの電極103に電圧が印加される。給紙ベルト1が回転することによって固定端子131,132に接触する電極は順次入れ替わるが、給紙ベルト1の給紙カセット9に対向する2つの領域では常に電極に電圧が印加され、用紙Pを吸着する吸着力が発生することとなる。
また、給紙カセット9に収納されている用紙Pが、例えばA4横の場合には、制御手段122はリレー151の接続状態を切り換えて固定端子132をGNDに接続させる。この状態で高圧電源121が電圧を出力すると、例えば給紙ベルト1が図4に示す状態にある場合には、固定端子131に接触する領域Dの電極104のみに電圧が印加される。給紙ベルト1が回転することによって、固定端子131に接触する電極は順次入れ替わるが、給紙ベルト1の給紙カセット9に対向する1つの領域では常に電極に電圧が印加され、用紙Pを吸着する吸着力が発生する。
この様に、給紙する用紙Pのサイズ情報に基づいて、大きいサイズの用紙Pを給紙する場合には高圧電源121と固定端子132を接続し、小さいサイズの用紙Pを給紙する場合には高圧電源121と固定端子132とを接続しない様に制御する。この様な制御により、大きなサイズの用紙Pを確実に給紙でき、小さいサイズの用紙Pを給紙する場合には、必要最小限の領域の電極にのみ電圧を印加して給紙することで、無駄に電力が消費されるのを防止することができる。
また、図6に示す様に、固定端子133,134に接続する残留電荷解消用電源123を設けても良い。残留電荷解消用電源123は、固定端子131に接触して高圧電源121から電圧を印加された後に、給紙ベルト1と共に回転して固定端子131から離れ、次に固定端子133,134に接触する電極に対して、残留電荷を解消する電圧を印加する。残留電荷の解消には、電極に印加される電圧を交番させながら振幅を小さくしていくことが有効であるため、残留電荷解消用電源123はAC電源及び両極性の電圧を印加可能なパルス電源を用い、電圧の振幅が0Vになるまで電極に印加することが好ましい。
この場合において、固定端子132,133,134は、制御手段122によって接続状態が切り換えられるリレー151〜154によって残留電荷解消用電源123又はGNDに接続される。
給紙装置100は、例えば坪量が大きい用紙Pを給紙するために、高圧電源121から高電圧が印加された電極に電荷が残留する可能性がある。そこで、この様な場合には制御手段122が、高圧電源121から電圧が印加されない固定端子を残留電荷解消用電源123に接続し、各電極に上記した交番電圧を印加することで、残留電荷を解消する。
また、例えば坪量が小さい用紙Pを給紙する場合には、高圧電源121から電極に印加される電圧は小さくても良く、残留電荷は生じないため制御手段122は高圧電源121に接続しない固定端子をGNDに接続する様にリレー151〜154の接続状態を制御する。
この様に、残留電荷解消用電源123を設け、各電極に生じる残留電荷を解消することで、給紙ベルト1に不要な吸着力が生じるのを防止し、給紙装置100によって給紙搬送をより安定して行うことが可能になる。
以上で説明した様に、第1の実施形態に係る給紙装置100は、給紙する用紙Pの給紙ベルト1のサイズ情報に応じて制御手段122がリレー151の接続状態を切り換えて高圧電源121が電圧を印加する領域を変更し、用紙Pのサイズに適した電力で用紙Pを吸着して給紙できる。したがって、例えば給紙ベルト1の全領域に設けられる電極全てに電圧を印加して用紙Pを搬送する場合に比べて、A3縦の用紙Pを搬送する場合には消費電力を2分の1に、A4横の用紙Pを搬送する場合には消費電力を4分の1に低減することができる。また、紙間等で給紙を行わない時間に高圧電源121をオフにすることで、更なる消費電力の低減も可能である。さらに、残留電荷解消用電源123を設けることで、用紙Pの給紙搬送をより安定して行うことができる。
なお、第1の実施形態では、給紙ベルト1が回転方向に4つの領域A〜Dに分割されている例について説明したが、分割する領域の数は2つ以上であれば良く、領域の数を増やして用紙Pのサイズに応じて適宜電圧を印加することで、より多様なサイズの用紙Pを無駄な電力消費を低減して適切な電力で給紙搬送することが可能になる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
次に、第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
<給紙装置の構成>
第2の実施形態に係る給紙装置100は、給紙ベルト1が回転方向に直交する方向に分割されて領域が形成されている点で、第1の実施形態と異なっている。
第2の実施形態に係る給紙装置100は、給紙ベルト1が回転方向に直交する方向に分割されて領域が形成されている点で、第1の実施形態と異なっている。
図7は、第2の実施形態に係る給紙装置100の構成を例示する図である。
図7に示す様に、給紙ベルト1は、回転方向に直交する方向に分割された領域A〜Cを有し、領域A〜Cはそれぞれ回転方向に直交する方向に互いに噛み合う様に配置された一対の櫛歯状の電極101、105,106が設けられている。
給紙ベルト1は、回転方向に直交する幅方向の長さがA3用紙縦方向と同じであり、各領域の幅が、領域A:領域B=1:(√2−1)、且つ、領域A+領域B:領域C=1:(√2−1)の関係になる様に領域A〜Cが分割されている。なお、給紙ベルト1を分割する幅及び数等は適宜設定することができる。
各領域A〜Cに設けられている電極101,105,106は、絶縁層190によって被覆され、回転方向に直交する方向の両端部がそれぞれ開口部111,112,113から露出する様に設けられている。
給紙ベルト1の内周側には、領域A〜Cの開口部111,112,113から電極101,105,106の端部にそれぞれ接触する固定端子が設けられている。各固定端子は制御手段122によって接続状態が切り換えられるリレー155,156を介して高圧電源121又はGNDに接続される。
高圧電源121aは、各領域に設けられている一対の電極のうち、電極101a,105a,106aに固定端子を介して接続し、高圧電源122bは、電極101b,105b,106bに固定端子を介して接続する。高圧電源121a,122bは、それぞれ異なる極性の電圧を出力する。
制御手段122は、給紙装置100が給紙する用紙Pのサイズ情報に基づいて、高圧電源121a,121bと固定端子との間に設けられているリレー155,156の接続状態を切り換える。
<給紙時における給紙装置の動作>
給紙ベルト1に対向して設けられている給紙カセット9には、図7の右上方向に用紙Pが詰められて収納されているものとし、給紙装置100における用紙Pの給紙動作について説明する。
給紙ベルト1に対向して設けられている給紙カセット9には、図7の右上方向に用紙Pが詰められて収納されているものとし、給紙装置100における用紙Pの給紙動作について説明する。
用紙Pの給紙時には、まず制御手段122が、給紙カセット9の用紙幅規制ガイド4及び用紙後端規制板5による用紙Pのサイズ検知結果、又はユーザに入力された情報から用紙Pのサイズ情報を取得する。
給紙カセット9に収納されている用紙Pが、例えばA5縦の場合には、制御手段122が、領域B及び領域Cの電極105,106がGNDに接続する様にリレー155,156を切り換える。給紙ベルト1には、領域Aの電極101のみに高圧電源121から電圧が印加され、A5縦の用紙Pを領域Aのみで吸着して搬送する。
また、例えばA4縦の用紙Pを搬送する場合には、制御手段122がリレー156を切り換えて領域Bの電極105と高圧電源121とを接続すると共に、リレー155を切り換えて領域Cの電極106をGNDに接続する。給紙ベルト1には、領域Aの電極101及び領域Bの電極105に高圧電源121から電圧が印加され、A4縦の用紙Pを領域A及び領域Bで吸着して搬送する。
さらに、例えばA3縦の用紙Pを搬送する場合には、制御手段122が領域Bの電極105及び領域Cの電極106と高圧電源121とを接続する様にリレー156の接続状態を切り換え、給紙ベルト1が領域A、領域B及び領域Cの全領域でA3縦の用紙Pを吸着して搬送する様に制御する。
また、制御手段122は、ユーザにより入力された紙種情報に基づいて、給紙する用紙Pのサイズ及び坪量に応じて電圧を印加する領域を変更する様に制御することもできる。
図8は、第2の実施形態に係る給紙装置100における用紙Pのサイズ及び坪量に応じた電圧印加領域を例示する図である。
図8に示す様に、用紙PがA5サイズの場合には、坪量に関係なく領域Aの電極に電圧が印加される様に制御手段122がリレー155,156の接続状態を切り換える。また、用紙PがA4サイズの場合には領域A及び領域Bの電極に、用紙PがA3サイズの場合には領域A〜C全ての電極に、坪量に関係なく同じ様に電圧を印加する様に制御手段122がリレー155,156の接続状態を切り換える。
給紙搬送する用紙PがB5サイズでは、坪量が大きい場合には領域A及びBに、坪量が小さい場合には領域Aに電圧が印加される様に制御手段122がリレー155,156の接続状態を切り換える。同様に、給紙搬送する用紙PがB4サイズでは、坪量が大きい場合には領域A〜C全てに、坪量が小さい場合には領域A及び領域Bに電圧が印加される様に制御手段122がリレー155,156の接続状態を切り換える。
この様に、用紙Pのサイズと坪量に応じて電圧を印加する領域を変更することで、同一サイズでも重さが異なる多様な紙種の用紙Pを、適切な消費電力で給紙搬送することが可能になる。
以上で説明した様に、第2の実施形態に係る給紙装置100は、給紙する用紙Pの給紙ベルト1の回転方向に直交する方向のサイズ及び坪量に応じて制御手段122がリレー155,156の接続状態を切り換えて高圧電源121が電圧を印加する領域を変更する。したがって、用紙Pのサイズ及び坪量に適した電力で用紙Pを吸着して給紙できる。このため、例えば給紙ベルト1の全領域に設けられる電極全てに電圧を印加して用紙Pを搬送する場合に比べて、A5縦の用紙Pを搬送する場合には消費電力を10分の3に、A3縦の用紙Pを搬送する場合には消費電力を2分の1に低減することができる。また、紙間等で給紙を行わない時間に高圧電源121をオフにすることで、更なる消費電力の低減も可能である。
なお、第2の実施形態では、給紙ベルト1が回転方向に直交する方向に3つの領域A〜Cに分割されている例について説明したが、分割する領域の数は2つ以上であれば良く、領域の数を増やして用紙Pのサイズに応じて電圧を印加することで、より多様なサイズ、紙種の用紙Pを適切な電力で給紙搬送できる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
次に、第3の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
第3の実施形態に係る給紙装置100は、給紙ベルト1が回転方向及び回転方向に直交する方向に分割されて領域が形成されている点で、第1の実施形態及び第2の実施形態とは異なっている。
第3の実施形態に係る給紙ベルト1は、回転方向に4つの領域に分割され、回転方向に直交する方向に3つの領域に分割され、全部で12の領域A1、B1,C1、・・・、A4,B4,C4が形成されている。
図9は、第3の実施形態に係る給紙装置100の給紙ベルト1の構成を例示する図であり、給紙ベルト1の領域A1、B1,C1、A2、B2,C2を給紙ベルト1の内周側から見た上面図である。
図9に示す様に、給紙ベルト1には、分割された領域毎に回転方向に直交する方向に互いに噛み合う様に配置された一対の櫛歯状の電極が設けられている。
各領域に設けられている電極は、絶縁層190によって被覆され、回転方向に直交する方向の両端部に形成されている開口部から給紙ベルト1の内周側に露出する様に設けられている。
給紙ベルト1の内周側には、給紙カセット9に収納されている用紙Pに対向する位置で電極の端部に接触する固定端子が設けられており、各固定端子は制御手段によって接続状態が切り換えられるリレーを介して高圧電源又はGNDに接続される。
制御手段は、給紙装置100が給紙する用紙Pのサイズ、又はサイズ及び坪量に応じて、高圧電源と各固定端子との間に設けられているリレーの接続状態を切り換え、用紙Pを給紙する時に高圧電源から電圧が印加される電極を切り換える。
この様に、給紙ベルト1を回転方向及び回転方向に直交する方向に分割された領域毎に電極を設け、用紙Pのサイズ、坪量等に応じて電圧を印加する電極を制御することで、より多様なサイズ、種類の用紙Pを、無駄な電力消費を低減して適切な電力で給紙搬送することが可能になる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
次に、第4の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
図10は、第4の実施形態に係る画像形成システム400の構成を例示する外観図である。
第4の実施形態に係る画像形成システム400は、いわゆるプロダクションプリンティングシステムであり、画像形成装置200に、給紙、折り、ステープル、裁断等の機能を持った周辺器が用途に合わせて組み合わされて使用される。第4の実施形態に係る画像形成システム400は、画像形成装置200に、大容量給紙ユニット211、インサータ212、折りユニット213、ステープルやパンチ等を行うフィニッシャ214、裁断機215、情報処理装置300が接続されている。
図11は、第4の実施形態に係る画像形成システム400のハードウェア構成を例示する図である。
情報処理装置300は、ネットワークI/F部301、ROM302、RAM303、CPU304、HDD305、I/F部306を有し、それぞれがバスB1で相互に接続されている。また、情報処理装置300は、専用線210を介して画像形成装置200に接続する。
情報処理装置300のCPU304は、コンピュータの中で制御やデータの演算、加工を行い、ROM302、RAM303等に記憶されたプログラムを実行する演算装置である。また、CPU304は、プログラムを実行することで装置全体を制御すると共に、画像形成装置200の給紙部203の制御手段として機能する。
HDD305は、各種プログラム及びデータを格納する不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラム及びデータとしては、例えば、OS(Operating System))や各種機能を提供するアプリケーション等がある。
ROM302は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。また、RAM303は、プログラムやデータ等を一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
ネットワークI/F部301は、有線及び/又は無線回線等のデータ伝送路により構築されたLAN、WAN等のネットワーク500を介して接続される通信機能を有する例えばPC501等の周辺機器とのインターフェースである。
I/F部306は、情報処理装置300が画像形成装置200に接続するための手段であり、専用線210により画像形成装置200のI/F部203に接続される。
情報処理装置300に専用線210を介して接続する画像形成装置200は、印刷部201、表示部202、給紙部203、I/F部204、操作部205、その他I/F部206を有し、それぞれがバスB2で相互に接続されている。
印刷部201は、感光体ユニット、定着装置等を有し、用紙Pの表面に画像データに基づいて画像を形成する。
表示部202及び操作部205は、例えばキースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)で構成される。表示部202及び操作部205は、画像形成装置200が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置であり、ユーザは印刷する用紙Pのサイズ等を入力して指定することができる。
給紙部203は第1の実施形態に係る給紙装置100であり、給紙カセットに収納されている用紙Pを印刷部201に給紙する。
I/F部204は、情報処理装置300に接続するための手段であり、専用線210により情報処理装置300のI/F部306に接続される。
この様な構成を有する画像形成システム400では、画像形成装置200の給紙部203が有する給紙ベルト1に設けられている電極と高圧電源との間のリレーの接続状態を、情報処理装置300のCPU304が制御し、用紙Pを最適な電圧印加条件で給紙できる。
なお、画像形成装置200と、情報処理装置300とを専用線210で接続することが、画像形成装置200の給紙部203の制御等を高速に行うことができるため好ましい。しかし、給紙部203等の制御を高速で行うことが可能であれば、例えばネットワーク等を介して接続する様に構成しても良い。
また、画像形成装置200の給紙部203には、第2の実施形態又は第3の実施形態に係る給紙装置100を設けても良い。何れの構成においても、用紙Pのサイズ、坪量等に応じて、無駄に電力を消費することなく、適切な電力条件で用紙Pを給紙することが可能である。
さらに、情報処理装置300のCPU304が有する画像形成装置200の給紙部203の制御手段としての機能は、画像形成装置200に設けても良く、或いはネットワーク等を介して接続するPC501等に設けても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 無端状ベルト
100 給紙装置(媒体給送装置)
101〜109 電極
121 高圧電源(電圧印加手段)
122 制御手段(切換手段)
123 高圧電源(残留電荷解消手段)
151 リレー(接続手段)
152,154 リレー(接地手段)
200 画像形成装置
300 情報処理装置
400 画像形成システム(媒体給送システム)
P 用紙(媒体)
100 給紙装置(媒体給送装置)
101〜109 電極
121 高圧電源(電圧印加手段)
122 制御手段(切換手段)
123 高圧電源(残留電荷解消手段)
151 リレー(接続手段)
152,154 リレー(接地手段)
200 画像形成装置
300 情報処理装置
400 画像形成システム(媒体給送システム)
P 用紙(媒体)
Claims (9)
- 積み重ねられた媒体に対向して回転可能に設けられ、分割された複数の領域毎に電極を有して回転する無端状ベルトと、
前記無端状ベルトと共に回転する前記電極のうち、前記媒体に対向する位置を通過する電極に接触する様に固定して設けられる複数の固定端子と、
前記複数の固定端子に接続され、前記固定端子に接触する電極に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記複数の固定端子の少なくとも一つと前記電圧印加手段との間を接続又は遮断する接続手段と、
前記媒体の大きさに基づいて前記接続手段の接続状態を切り換える切換手段と、
を備えることを特徴とする媒体給送装置。 - 前記無端状ベルトの前記複数の領域は、前記無端状ベルトが回転方向に分割された領域である
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体給送装置。 - 前記無端状ベルトの前記複数の領域は、前記無端状ベルトが回転方向に直交する方向に分割された領域である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の媒体給送装置。 - 前記切換手段は、前記媒体の坪量に基づいて前記接続手段の接続状態を切り換える
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の媒体給送装置。 - 前記電圧印加手段により電圧が印加された電極に、交流電圧を印加して残留電荷を解消する残留電荷解消手段を備える
ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の媒体給送装置。 - 前記無端状ベルトに配置された電極のうち、前記電圧印加手段に電圧を印加されない電極を接地する接地手段を備える
ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の媒体給送装置。 - 前記電極は、回転方向に直交する方向に互いに噛み合う様に配置された一対の櫛歯状の電極である
ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の媒体給送装置。 - 請求項1から7のうち何れか一項に記載の媒体給送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 媒体を供給搬送する媒体給送装置と情報処理装置とを備える媒体給送システムであって、
前記媒体給送装置は、
積み重ねられた前記媒体に対向して回転可能に設けられ、分割された複数の領域毎に電極を有して回転する無端状ベルトと、
前記無端状ベルトと共に回転する前記電極のうち、前記媒体に対向する位置を通過する電極に接触する様に固定して設けられる複数の固定端子と、
前記複数の固定端子に接続され、前記固定端子に接触する電極に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記複数の固定端子の少なくとも一つと前記電圧印加手段との間を接続又は遮断する接続手段と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記媒体の大きさに基づいて前記接続手段の接続状態を切り換える切換手段を備える
ことを特徴とする媒体給送システム。
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