JP2021092743A - 画像形成装置および媒体搬送制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印字媒体の印字面が揃った状態で、印字媒体の静電気による貼り付きを防止する。【解決手段】像担持体と、前記像担持体上のトナー像を印字媒体に転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印可する電圧印加手段と、転写された印字済の印字媒体を積み重ねるスタック手段と、印字済の印字媒体を表裏反転させる反転搬送手段と、前記反転搬送手段を経由し前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させる制御を行う制御手段と、を備えた。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置および媒体搬送制御方法に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置においては、高電圧を用いてトナーを印字媒体に転写する方式が一般的である。また、印字済みの媒体の排紙積載時(スタック時)における、静電気の発生又は電気的な吸着による後加工性の低下を避ける目的で、除電ブラシを搬送路に設置し表面帯電を除電する画像形成装置も知られている。
また、特許文献1には、樹脂フィルムの静電気貼り付きを防ぐ目的で、表裏を反転させない印字済み印字媒体と、表裏を反転させた印字済み印字媒体とを重送させて排紙する画像形成装置が開示されている。
しかしながら、従来の技術によれば、印字後反転ありの印字済み印字媒体と印字後反転なしの印字済み印字媒体を重送させてから排紙するため、排紙後に積み重ねた状態では、印字済み印字媒体の印字面の表裏が交互に逆になっている。そのため、ユーザは、積み重ねられた印字済み印字媒体を1枚おきに揃え直す必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、排紙後に積み重ねた状態において、印字媒体の印字面が揃った状態で、印字媒体の静電気による貼り付きを防止することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、像担持体と、前記像担持体上のトナー像を印字媒体に転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印可する電圧印加手段と、転写された印字済の印字媒体を積み重ねるスタック手段と、印字済の印字媒体を表裏反転させる反転搬送手段と、前記反転搬送手段を経由し前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させる制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、排紙積載時(スタック時)において、印字媒体の印字面が揃った状態で、印字媒体の静電気による貼り付きを防止することができる、という効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の要部の構成を概略的に示す図である。 図2は、画像形成装置のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。 図3は、画像形成装置における二次転写部の要部を簡易的に示す図である。 図4は、帯電による印字媒体同士の貼り付き例を示す図である。 図5は、画像形成装置の媒体搬送制御処理にかかる機能の一例を示す機能ブロック図である。 図6は、画像形成装置の媒体搬送制御処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、印字済み媒体のスタック例を示す図である。 図8は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置の用紙処理動作の流れを示すフローチャートである。 図9は、印字済み媒体のスタック例を示す図である。 図10は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置の用紙処理動作の流れを示すフローチャートの変形例である。 図11は、印字済み媒体のスタック例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置および媒体搬送制御方法の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100の要部の構成を概略的に示す図である。図1において、画像形成装置100は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機(MFP:Multifunction Peripheral)と称される画像形成装置である。
なお、本実施形態では、感光体上に現像されたトナー像を中間転写ベルトに転写し、中間転写ベルトからさらに紙・フィルムなどに二次転写する装置について説明するが、本発明が、中間転写体がなく、感光体のトナー上を直接、紙や樹脂フィルムなどに転写する装置でも同様の効果が出ることは当然である。
図1に示すように、画像形成装置100は、転写手段である二次転写部1、高圧電源2、定着部3、画像形成部4、第1搬送手段5、スタック手段6、第2搬送手段7、反転搬送手段8を有している。
画像形成部4は、タンデム方式の作像ユニット(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))41、像担持体である中間転写ベルト42などを有する。作像ユニット41による作像プロセスにより、光書込装置が書き込んだ画像を中間転写ベルト42上にトナー画像として形成する。
具体的に、作像ユニット(Y、M、C、Bk)41は、4つの感光体ドラム(Y、M、C、K)を回転可能に有し、各感光体ドラムの周囲に、帯電ローラ、現像器、一次転写ローラ、クリーナーユニット、及び除電器を含む作像要素をそれぞれ備える。
各感光体ドラムにおいて作像要素が機能し、感光体ドラム上の画像が各一次転写ローラにより中間転写ベルト42上に転写される。中間転写ベルト42は、各感光体ドラムと各一次転写ローラとの間のニップに、駆動ローラと従動ローラとにより張架して配置されている。
二次転写部1は、一対の斥力ローラR1および二次転写ローラR2を備える。二次転写部1は、供給された印字媒体P(図3参照)に対し、中間転写ベルト42上のトナー画像(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))を転写する。より詳細には、二次転写部1は、中間転写ベルト42に一次転写されたトナー画像を、中間転写ベルト42の走行により、二次転写ベルト11上の印字媒体Pに二次転写する。
二次転写された印字媒体Pは、第1搬送手段5の駆動により、定着部3に搬送され、印字媒体P上にトナー画像がカラー画像として定着する。その後、印字媒体Pは、機外のスタック手段6へと排出される。なお、両面印字の場合は、第2搬送手段7により印字媒体Pの表裏が反転されて、反転された印字媒体Pが二次転写部1へと送られる。
なお、スタック手段6は、転写・定着を通過したメディアが2枚以上重なるものであればよく、2枚以上重なるものであれば本発明の効果を得ることができる。
高圧電源2は、二次転写部1の斥力ローラR1に対して、例えば数百〜数千ボルトの同極性電圧を印加する。二次転写部1は、作像による中間転写ベルト42上のトナー(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))を、接触による圧力と、高圧電源2から斥力ローラRに印加される同極性電圧による電気的反発力により、印字媒体Pに転写する。
定着部3は、例えば熱定着方式の定着部であり、トナー像が転写された印字媒体Pに対して、熱及び圧力を加える。これによりトナーが溶融し、印字媒体Pに画像が定着する。
第1搬送手段5は、各種センサ、モータ及び当該モータで回動するローラ部材などを備える。第1搬送手段5は、二次転写部1からスタック手段6に至るに至る第1搬送経路を構成し、二次転写部1で像担持体上のトナー像が転写され、定着部3で画像が定着された印字済み印字媒体Pを搬送する。
スタック手段6は、各種センサ、モータ及び当該モータで回動するローラ部材などを備える。スタック手段6は、印字済み印字媒体Pを排紙し、積み重ねる。
第2搬送手段7は、各種センサ、モータ及び当該モータで回動するローラ部材などを備える。第2搬送手段7は、第1搬送経路の途中から二次転写部1に至る第2搬送経路を構成し、印字済み印字媒体Pの表裏を搬送方向に向けて反転させてスタック手段6まで再度搬送する。
反転搬送手段8は、各種センサ、モータ及び当該モータで回動するローラ部材などを備える。反転搬送手段8は、第1搬送経路に設けられ、第1搬送経路を経て搬送される印字済み印字媒体Pの表裏を反転させて、スタック手段6に向けて搬送する反転搬送経路を形成する。なお、反転搬送手段8は、反転搬送経路を経由して表裏反転させればよいので、図1に示すB→Cの間またはBで反転してEに搬送してもよいし、Cで反転してDに搬送してもよい。
次に、画像形成装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、画像形成装置100のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置100は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部101と、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の主記憶部102と、各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)やCD(Compact Disc)ドライブ装置等の補助記憶部103と、これらを接続するバス104を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成により実現可能である。
また、制御部101には、高圧電源2、定着部3、画像形成部4がバス104により各々接続される。さらに、制御部101には、第1搬送手段5、スタック手段6、第2搬送手段7、反転搬送手段8をそれぞれ構成する各種のモータがバス104により各々接続される。
本実施形態の画像形成装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の画像形成装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の画像形成装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の画像形成装置100で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
ここで、図3は画像形成装置100における二次転写部1の要部を簡易的に示す図である。本実施形態では、トナーは、負帯電性である。図3に示すように、作像による中間転写ベルト42上のトナーTは、接触による圧力と、高圧電源Gから斥力ローラRに印加される負極性電圧による電気的反発力により、印字媒体Pへと転写される。この際、斥力ローラRには、高圧電源Gから数百〜数千ボルトの電圧が印加されるため、転写ニップで微小ギャップ放電が発生し、印字媒体Pの表面には負電荷、裏面には正電荷が帯電する。この帯電による静電気は、印字媒体Pが搬送ローラ等に巻き付く「ジャム」、後処理におけるスタック不良、紙のハンドリング不良(例えばサバいて揃える)の要因となる。このため、一般的には、二次転写直後に印字媒体Pに分離電圧を印加することで除電が行われ、又は、定着プロセス後の印字媒体Pの表面に除電ブラシを接触させて除電が行われる。
ところで、二次転写直後に分離電圧を印加する、或いは定着プロセス後に除電ブラシで表面をこするなどして除電を行うことは、一般に知られている。内部抵抗が大きくない導電性の紙媒体を印字媒体Pに適用する場合においては、放電量自体が少なく、また電荷も動きやすいため、分離電圧を印加し、又は、除電ブラシにより、印字媒体の表面の電荷の除電が可能である。
一方、誘電体に近い高抵抗の特性を持つ高抵抗の印字媒体を印字媒体Pに適用する場合においては、帯電量自体が多く、電荷が移動可能な範囲が内部の狭範囲に限定されるため、除電ブラシを用いても、高抵抗の印字媒体を分極状態から非分極状態に遷移させることは困難である。ここで、高抵抗とは、抵抗値が下記の範囲の数値をいう。例えば、普通紙の体積抵抗6×10〜9×1012Ω・cmに対して、高抵抗とは4×1013〜5×1016Ω・cmを高抵抗という。
なお、高抵抗の印字媒体は、例えば樹脂成分を含ませることで誘電体に近い高抵抗の特性を持つ媒体であり、例えば塗工紙、コート紙、タック紙、合成樹脂フィルム及びラミネート紙等の印字媒体である。
ここで、図4は帯電による印字媒体同士の貼り付き例を示す図である。上述したような分極状態の印字媒体が排紙され、図4に示すように積み重なることで、例えば1枚目の印字媒体の負極性(−)の反印字面と、上に位置する2枚目の印字媒体の正極性(+)の印字面とが電気的に引き付けあい、印字媒体同士が電気的に貼り付く不都合を生ずる。
このような不都合に対し、イオナイザーを用いて印字媒体Pの表面近傍の電荷と逆極性のイオンを振りかけることで電荷を中和し、貼り付きを軽減するなどの対策が考えられる。しかしながら、このような方法を採用した場合でも、除電ブラシよりも大きな効果を得ることはできるが、十分に除電するほどのイオンを放射することは困難である。
そこで、本実施形態においては、表裏反転させた印字済みの印字媒体Pに対し、二次転写部1を用いて再度電圧を印加することで、重なり合う印字媒体Pの相対する面同士の極性を同じ極性とすることができ、電気的に反発させて貼り付きを低減させることができる。この点について、以下に詳述する。
(プログラムによる機能構成及び媒体搬送制御処理)
次に、画像形成装置100のCPUがプログラムに従って実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理である媒体搬送制御処理を実現する機能について以下に説明する。
図5は、画像形成装置100の媒体搬送制御処理にかかる機能の一例を示す機能ブロック図である。
画像形成装置100のCPUは、補助記憶部103に記憶されているプログラムを実行することで、図5に示すように、カウント手段201、電圧印加手段202、制御手段203の各機能を実現する。なお、カウント手段201、電圧印加手段202、制御手段203は、ソフトウェアで実現することとして説明を進めるが、これらのうち、一部又は全部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアで実現してもよい。
カウント手段201は、連続ジョブにおける印字媒体Pの枚数をカウントする。
電圧印加手段202は、二次転写部1を用い、第2搬送手段7により二次転写部1に搬送した印字済み印字媒体Pに対し、二次転写部1で印加する電圧とは極性が逆の逆極性電圧を印加する。
制御手段203は、カウント手段201によりカウントした印字媒体Pの枚数に基づいて、1枚おきに、第2搬送手段7と電圧印加手段202と反転搬送手段8とを実行制御する。
図6は、画像形成装置100の媒体搬送制御処理の流れを示すフローチャートである。画像形成装置100のCPUは、プログラムに基づくカウント手段201、電圧印加手段202、制御手段203で、このフローチャートの処理を実行することで、印字媒体Pの貼り付きを防止している。
なお、図6に示すフローチャートは、複数枚の連続ジョブ中の1枚ごとの印字から排紙までの動作を示すものである。
まず、カウント手段201は、連続ジョブにおける印字枚数をカウントする(ステップS1)。例えば、最初のジョブにおいては、印字枚数は1枚目としてカウントされる。
次いで、制御手段203は、第1搬送手段5を制御して、複数枚の連続ジョブが奇数枚目であると判定した場合(ステップS2のNo)、図1に示すA→B→Eの搬送経路で印字媒体Pを搬送し、図1に示すスタック手段6に排紙・スタックする(ステップS7)。
一方、制御手段203は、複数枚の連続ジョブが偶数枚目であると判定した場合(ステップS2のYes)、第1搬送手段5および第2搬送手段7を制御して、印字媒体Pを、図1に示すA→B→Cの搬送経路で搬送するとともに、図1に示すCで反転させ、図1に示すDを経由して、二次転写部1に搬送する(ステップS3)。これにより、複数枚の連続ジョブが偶数枚である場合、印字媒体Pは、二次転写部1に搬送された際には、給紙された際と表裏を逆転した状態になる。
続いて、制御手段203は、電圧印加手段202を制御して、二次転写部1では印字せずに、印字時と同じ転写バイアスとなる電圧(定電流制御の場合は同じ電流)を印加する(ステップS4)。なお、ステップS4においては、画像面積に応じてバイアス電圧を変更し、より効果を出すようにしてもよい。通常、デジタル機ではトナーがマイナス帯電しているため、トナー付着量・画像面積が大きい場合、印字媒体Pの表面のマイナス帯電電位が最大で(絶対値で)2割程度上昇する。そのため、バイアス電圧もトナー付着量・画像面積に応じて最大で(絶対値で)2割程度上げたほうがより効果が高くなる。また、重なりあった印字媒体Pの、向き合った面の表面電位は、極性が逆で絶対値は同じほうが反発が大きいので、常に絶対値で高いバイアスを印可するより、トナー付着量・画像面積が小さい場合は、トナー付着量・画像面積に応じて、印可するバイアス電圧は絶対値で小さくしたほうが効果が高くなる。
この時点で、印字媒体Pは、給紙された際と表裏逆であり、表裏で逆の帯電を印加されている。
次いで、制御手段203は、二度目の二次転写部1を通過した後、第1搬送手段5および反転搬送手段8を制御して、図1に示すBで印字媒体Pを表裏反転させ(ステップS5)、図1に示すスタック手段6に排紙・スタックする(ステップS6)。
ここで、図7は印字済み媒体のスタック例を示す図である。図7に示す例は、4枚の連続ジョブの印字済みの印字媒体Pのスタック例における静電気の状態を示すものである。図7に示すように、奇数枚目の印字媒体Pは、印字面(表面)は負極性(−)で反印字面(裏面)は正極性(+)となっている。これに対して、偶数枚目の印字媒体Pは、印字面(表面)を正極性(+)、反印字面(裏面)を負極性(−)とすることができる。このため、奇数枚目の印字媒体Pと偶数枚目の印字媒体Pとが重ねられた際に、同極性の面同士が相対向するように重ねられることとなる。
加えて、排紙後、印字済みの印字媒体Pの画像の表裏はそのままでスタックされるため、排紙後スタックした状態では画像面が揃ったままで、印字媒体Pの静電気による貼り付きを防止することが可能となる。
すなわち、図7の例は、1枚目の印字媒体Pは、印字面が負極性(−)であり、これに重ねられる2枚目の印字媒体Pは、反印字面が負極性(−)となる。これにより、1枚目の印字媒体Pと2枚目の印字媒体Pとが電気的に反発し合い、貼り付きが防止される。同様に、2枚目の印字媒体Pは、印字面が正極性(+)であり、これに重ねられる3枚目の印字媒体Pは、反印字面が正極性(+)となる。これにより、2枚目の印字媒体Pと3枚目の印字媒体Pとが電気的に反発し合い、貼り付きが防止される。したがって、後処理でのスタック不良、手捌きしにくさは解消される。
このように本実施形態によれば、排紙積載時(スタック時)において、印字媒体の印字面が揃った状態で、印字媒体の静電気による貼り付きを防止することができる。
また、電圧印加手段202は、印字済み印字媒体の表裏に対し、転写手段を用いて、当該転写手段で印加する電圧とは極性が逆の同一の電圧を印加するため、転写手段の経時変化、ロットのバラツキに対しても安定するとともに、小型で安価な画像形成装置を提供することができる。
なお、本実施形態においては、1枚目の印字済み印字媒体は、図1に示すA→B→Eの搬送経路で搬送してスタック手段6に排紙・スタックし、2枚目の印字済み印字媒体は、二度目の二次転写部1を通過した後、反転搬送手段8で表裏反転させ、スタック手段6に排紙・スタックするようにしたが、これに限るものではない。例えば、1枚目の印字済み印字媒体は、反転搬送手段8で表裏を反転させて、スタック手段6に排紙・スタックする(すなわち、第2搬送手段7は通らない)ようにしてもよい。そして、2枚目の印字済み印字媒体は、第2搬送手段7を通って表裏を反転させるが、印字することなく(電圧はかけるがトナーはのせない)、転写手段1で転写バイアスのみ印加させスタック手段6に排紙・スタックするようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、媒体搬送制御処理における動作が、第1の実施の形態と異なる。以下、第2の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施の形態と異なる箇所について説明する。
本実施形態の制御手段203は、全ての印字済み印字媒体Pについて第2搬送手段7を実行制御するとともに、カウント手段201によりカウントした印字媒体Pの枚数に基づいて、1枚おきに、電圧印加手段202と反転搬送手段8とを実行制御する。
図8は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置100の用紙処理動作の流れを示すフローチャートである。CPU7は、用紙処理プログラムに基づく各部25〜28で、このフローチャートの処理を実行することで、各印字媒体の貼り付きを防止している。
なお、図8に示すフローチャートは、複数枚の連続ジョブ中の1枚ごとの印字から排紙までの動作を示すものである。
まず、カウント手段201は、連続ジョブにおける印字枚数をカウントする(ステップS11)。例えば、最初のジョブにおいては、印字枚数は1枚目としてカウントされる。
次いで、制御手段203は、複数枚の連続ジョブが奇数枚目であると判定した場合(ステップS12のNo)、第1搬送手段5および第2搬送手段7を制御して、印字媒体Pを、図1に示すA→B→Cの搬送経路で搬送するとともに、図1に示すCで反転させ、図1に示すDを経由して、二次転写部1に搬送する(ステップS16)。これにより、複数枚の連続ジョブが奇数枚である場合、印字媒体Pは、二次転写部1に搬送された際には、給紙された際と表裏を逆転した状態になる。その後、制御手段203は、二度目の二次転写部1を通過した後、搬送手段5および反転搬送手段8を制御して、図1に示すBで印字媒体Pを表裏反転させず、図1に示すEに排紙・スタックする(ステップS17)。すなわち、奇数枚目は、反転して搬送された印字媒体Pに対し、二次転写部1で印字することがなく、電圧も印加されない。
一方、制御手段203は、複数枚の連続ジョブが偶数枚目であると判定した場合(ステップS12のYes)、第1搬送手段5および第2搬送手段7を制御して、印字媒体Pを、図1に示すA→B→Cの搬送経路で搬送するとともに、図1に示すCで反転させ、図1に示すDを経由して、二次転写部1に搬送する(ステップS13)。これにより、複数枚の連続ジョブが偶数枚である場合、印字媒体Pは、二次転写部1に搬送された際には、給紙された際と表裏を逆転した状態になる。
続いて、制御手段203は、電圧印加手段202を制御して、二次転写部1では印字せずに、印字時と同じ転写バイアスとなる電圧(定電流制御の場合は同じ電流)を印加する(ステップS14)。なお、ステップS14においては、画像面積に応じてバイアス電圧を変更し、より効果を出すようにしてもよい。
この時点で、印字媒体Pは、給紙された際と表裏逆であり、表裏で逆の帯電を印加されている。
次いで、制御手段203は、二度目の二次転写部1を通過した後、第1搬送手段5および反転搬送手段8を制御して、図1に示すBで印字媒体Pを表裏反転させず、図1に示すスタック手段6に排紙・スタックする(ステップS15)。
ここで、図9は印字済み媒体のスタック例を示す図である。図9に示す例は、4枚の連続ジョブの印字済みの印字媒体Pのスタック例における静電気の状態を示すものである。図9に示すように、奇数枚目の印字媒体Pは、印字面(表面)は負極性(−)で反印字面(裏面)は正極性(+)となっている。これに対して、偶数枚目の印字媒体Pは、印字面(表面)を正極性(+)、反印字面(裏面)を負極性(−)とすることができる。このため、奇数枚目の印字媒体Pと偶数枚目の印字媒体Pとが重ねられた際に、同極性の面同士が相対向するように重ねられることとなる。
すなわち、図9の例は、1枚目の印字媒体Pは、反印字面が正極性(+)であり、これに重ねられる2枚目の印字媒体Pは、印字面が正極性(+)となる。これにより、1枚目の印字媒体Pと2枚目の印字媒体Pとが電気的に反発し合い、貼り付きが防止される。同様に、2枚目の印字媒体Pは、反印字面が負極性(−)であり、これに重ねられる3枚目の印字媒体Pは、印字面が負極性(−)となる。これにより、2枚目の印字媒体Pと3枚目の印字媒体Pとが電気的に反発し合い、貼り付きが防止される。したがって、後処理でのスタック不良、手捌きしにくさは解消される。
このように本実施形態によれば、排紙積載時(スタック時)において、印字媒体の印字面が揃った状態で、印字媒体の静電気による貼り付きを防止することができる。
なお、本実施形態においては、ステップS16において、印字媒体Pを、図1に示すA→B→Cの搬送経路で搬送するとともに、図1に示すCで反転させ、図1に示すDを経由して、二次転写部1に搬送するようにしたが、これに限るものではない。ここで、図10は第2の実施の形態にかかる画像形成装置100の用紙処理動作の流れを示すフローチャートの変形例である。図10に示すように、制御手段203は、複数枚の連続ジョブが奇数枚目であると判定した場合(ステップS12のNo)、第1搬送手段5および反転搬送手段8を制御して、図1に示すBで印字媒体Pを表裏反転させ(ステップS16´)、スタック手段6に排紙・スタックするようにしてもよい(ステップS17)。
ここで、図11は印字済み媒体のスタック例を示す図である。図11に示す例は、図10の変形例に対応するものであって、4枚の連続ジョブの印字済みの印字媒体Pのスタック例における静電気の状態を示すものである。図11に示すように、図10の変形例においても、1枚目の印字媒体Pと2枚目の印字媒体Pとが電気的に反発し合い、貼り付きが防止される。同様に、2枚目の印字媒体Pは、反印字面が負極性(−)であり、これに重ねられる3枚目の印字媒体Pは、印字面が負極性(−)となる。これにより、2枚目の印字媒体Pと3枚目の印字媒体Pとが電気的に反発し合い、貼り付きが防止される。したがって、後処理でのスタック不良、手捌きしにくさは解消される。
また、電圧印加手段202は、反転搬送手段8により転写手段に搬送されてきた印字済み印字媒体の表裏に対し、転写手段を用いて、当該転写手段で印加する電圧と極性が同一の電圧を印加するため、転写手段の経時変化、ロットのバラツキに対しても安定するとともに、小型で安価な画像形成装置を提供することができる。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する画像形成装置である複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
1 転写手段
5 第1搬送手段
6 スタック手段
7 第2搬送手段
8 反転搬送手段
42 像担持体
100 画像形成装置
201 カウント手段
202 電圧印加手段
203 制御手段
P 印字媒体
特開2015−67433号公報

Claims (8)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体上のトナー像を印字媒体に転写する転写手段と、
    前記転写手段に電圧を印可する電圧印加手段と、
    転写された印字済の印字媒体を積み重ねるスタック手段と、
    印字済の印字媒体を表裏反転させる反転搬送手段と、
    前記反転搬送手段を経由し前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させる制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 印字媒体の枚数をカウントするカウント手段と、
    印字済の印字媒体を表裏反転させずに第1搬送経路を経由して前記スタック手段に搬送する第1搬送手段と、
    反転搬送経路と第2搬送経路を経由して、表裏が反転した印字媒体を転写手段に搬送する第2搬送手段と、
    を備え、
    前記反転搬送手段は、前記第1搬送経路を搬送されてきた印字済の印字媒体を、反転搬送経路を経由して表裏反転させ、
    前記制御手段は、
    印字済の印字媒体を少なくとも1枚おきに前記第2搬送経路を経由して前記転写手段に搬送するとともに前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させる制御を行い、
    トナー像を転写することなく電圧を再度印加された印字済みの印字媒体を、前記第1搬送経路を経由して前記スタック手段に搬送する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、
    奇数/偶数枚目について、印字済の印字媒体を、前記第1搬送経路を経由して表裏反転させずに前記スタック手段に搬送し、
    偶数/奇数枚目について、前記反転搬送経路と前記第2搬送経路を経由して前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させた後、前記第1搬送経路と前記反転搬送経路を経由して印字媒体を反転させて前記スタック手段に搬送する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    奇数/偶数枚目について、印字済の印字媒体を、前記第2搬送経路を経由することなく前記第1搬送経路と前記反転搬送経路を経由して表裏反転させて前記スタック手段に搬送し、
    偶数/奇数枚目について、前記反転搬送経路と前記第2搬送経路を経由して前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させた後、前記第1搬送経路を経由して表裏反転させずに前記スタック手段に搬送する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、
    奇数/偶数枚目について、前記反転搬送経路と前記第2搬送経路を経由して前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させずに、前記第1搬送経路を経由して表裏反転させずに前記スタック手段に搬送し、
    偶数/奇数枚目について、前記反転搬送経路と前記第2搬送経路を経由して前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させた後、前記第1搬送経路を経由して表裏反転させずに前記スタック手段に搬送する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記印字媒体は、抵抗値が4×1013〜5×1016Ω・cmの高抵抗の媒体である、
    ことを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記印字媒体は、塗工紙、コ−ト紙、タック紙、合成樹脂フィルム、ラミネ−ト紙のいずれかである、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 像担持体と、前記像担持体上のトナー像を印字媒体に転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印可する電圧印加手段と、転写された印字済の印字媒体を積み重ねるスタック手段と、印字済の印字媒体を表裏反転させる反転搬送手段と、を備える画像形成装置における媒体搬送制御方法であって、
    前記反転搬送手段を経由し前記転写手段に搬送されてきた印字済の印字媒体に対してトナー像を転写することなく電圧を再度印加させる制御を行う工程を含む、
    ことを特徴とする媒体搬送制御方法。
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