JP2013180705A - 車両用ブレース構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロアトンネル部の剛性を向上させることができると共に、空力特性を改善して操縦安定性を向上させることができる車両用ブレース構造を提供する。
【解決手段】車両用ブレース構造は、ブレース本体12と、V字形状部14と、主集風部42とを備える。ブレース本体12はフロアトンネル部の車両幅方向の両端部を連結する。V字形状部14は、ブレース本体12の車両前方側の端部に形成され、車両幅方向の中間部から車両前方側に向けて広がる。主集風部42は、V字形状部14の縁部に沿って形成されると共に車両上下方向に立設され、ブレース本体12の車両前方側の走行風50を集めてブレース本体12の車両後方側に走行風54として流す。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ブレース構造に関し、特に車体下部のフロアトンネル部を補強する車両用ブレース構造に関する。
下記特許文献1には車体下部構造が開示されている。この車体下部構造では、車両前後方向に延設されたフロアトンネル部の車両幅方向の両側に沿って一対のサイドメンバが形成されている。フロアトンネル部の車両幅方向の一端側には一方のサイドメンバが結合されており、同様に他端側には他方のサイドメンバが結合されている。一対のサイドメンバは連結部材としてのエンジンリアサポートメンバによって連結されている。エンジンリアサポートメンバは車両平面視においてX形状によって形成されている。一対のサイドメンバ間がエンジンリアサポートメンバによって連結されていることにより、フロアトンネル部の剛性が高められている。
特開2005−206108号公報
前述の特許文献1に開示された車両下部構造では、エンジンリアサポートメンバが車両下方側に開放された断面ハット形状によって形成されている。フロアトンネル部の下方側において、車両前方側からエンジンリアサポートメンバを介して車両後方側に流れる走行風に乱れを生じることが考えられる。このため、操縦安定性には改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、フロアトンネル部の剛性を向上させることができると共に、空力特性を改善して操縦安定性を向上させることができる車両用ブレース構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両用ブレース構造は、車両前後方向並びに車両幅方向に延設されると共に、車両前後方向に延設されかつ車両下方側が開放されたフロアトンネル部の車両幅方向の両端部を連結するブレース本体と、ブレース本体の車両前方側の端部に形成され、車両幅方向の中間部から車両前方側に向けて広がるV字形状部と、V字形状部の縁部に沿って形成されると共に車両上下方向に立設され、ブレース本体の車両前方側の走行風を集めてブレース本体の車両後方側に流す主集風部と、を備える。
請求項1に記載の発明では、フロアトンネル部の両端部がブレース本体によって連結される。このため、フロアトンネル部及びブレース本体は車両前面視において閉断面構造を形成する。
ここで、本発明では、V字形状部の縁部に沿って形成されると共に車両上下方向に立設された主集風部がブレース本体に形成される。このため、フロアトンネル部の下方側に流れる走行風がV字形状部に形成された主集風部に沿ってブレース本体の中央部に集められると共に集められたことで走行風の流速が増加される。従って、走行風が整流されてブレース本体の車両後方側に流れるので、空力特性が改善される。
請求項2に記載の発明に係る車両用ブレース構造では、請求項1において、主集風部は車両上方側に向けて立設されると共に車両前方側に傾斜されたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、車両上方側に立設させると共に車両前方側に傾斜させて主集風部が形成される。ここで、主集風部が車両上方側に向けて立設されると共に車両前方側に傾斜しているので、車両前方側からの走行風は主集風部に傾斜角度を持って接触した後に主集風部に沿ってスムーズにブレース本体の下方に流れる。このため、走行風に乱れが生じ難く、走行風の整流化が促進されるので、空力特性がより一層改善される。
請求項3に記載の発明に係る車両用ブレース構造は、請求項1又は請求項2において、ブレース本体は、車両前後方向の中間部において車両幅方向の一端側と中間部との間並びに車両幅方向の他端側と中間部との間に形成された中間開口部と、この中間開口部の周縁に沿って車両下方側に立設された中間縦壁部と、この中間縦壁部の車両後方側に沿って形成されると共に車両上下方向に立設され、ブレース本体の下方の走行風を集めて車両後方側に流す副集風部と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、ブレース本体の中間部において車両幅方向の一端側、他端側のそれぞれと中間部との間に中間開口部が形成される。中間開口部の周縁には車両下方側に立設された中間縦壁部が形成される。ここで、車両平面視において中間縦壁部は閉環形状を有している。このため、中間縦壁部によって車両前後方向、車両幅方向のそれぞれに作用する荷重に対してブレース本体の剛性が高められると共に、ブレース本体のねじり剛性が高められる。一方、中間縦壁部の車両後方側に沿って形成されると共に車両上下方向に立設された副集風部が形成されている。ここで、副集風部はブレース本体の下方の走行風を集めて車両後方側に流す。副集風部によって集められた走行風は流速が増加される。このため、走行風が整流されてブレース本体の車両後方側に流れるので、空力特性が改善される。
請求項4に記載の発明に係る車両用ブレース構造は、請求項3において、中間開口部は車両平面視で車両幅方向の外側の一辺を車両前後方向に略一致させた三角形状により形成され、副集風部は中間開口部の一辺から車両後方側の他の一辺に亘って形成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、車両幅方向の外側の一辺を車両前後方向に略一致させた中間開口部が形成されるので、この一辺に沿って車両前後方向及び車両上下方向に中間縦壁部が少なくとも形成される。このため、ブレース本体の少なくとも車両前後方向の荷重に対してブレース本体の剛性が高められる。一方、三角形状を有する中間開口部の一辺から車両後方側の他の一辺に亘って副集風部が形成されている。ここで、副集風部は車両平面視においてV字形状若しくはU字形状をなしている。このため、副集風部は走行風を集めて走行風の流速を速められるので、走行風が整流され、空力特性がより一層改善される。
請求項5に記載の発明に係る車両用ブレース構造は、請求項1〜請求項4のいずれか1項において、ブレース本体は車両後方側において車両上方側に立設された後方縦壁部を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係る車両用ブレース構造では、車両後方側において車両上方側に立設された後方縦壁部がブレース本体に形成されている。このため、ブレース本体の車両幅方向の荷重に対する剛性が高められる。
請求項1に記載された発明に係る車両用ブレース構造は、フロアトンネル部の剛性を向上させることができると共に、空力特性を改善して操縦安定性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載された発明に係る車両用ブレース構造は、空力特性をより一層改善して操縦安定性をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載された発明に係る車両用ブレース構造は、フロアトンネル部の剛性をより一層向上させることができると共に、車両幅方向の両端に流れる走行風を整流することにより空力特性をより一層改善して操縦安定性をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載された発明に係る車両用ブレース構造は、フロアトンネル部の特に車両前後方向の荷重に対する剛性を更に向上させることができると共に、車両幅方向の両側において空力特性をより一層改善して操縦安定性を更に向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項5に記載された発明に係る車両用ブレース構造は、フロアトンネル部の特に車両幅方向の剛性をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
車両上方側からやや斜め方向に見た実施の形態に係る車両用ブレース構造の車両用ブレースの斜視図である。 図1に示す車両用ブレースの平面図である。 図2に示す車両用ブレースの車両前方側から見た正面図である。 図2に示す車両用ブレースの車両側面側から見た側面図である。 実施の形態に係る車両用ブレース構造の車両平面視における平面図である。 図5に示す車両用ブレース構造の車両前面視における正面図である。 実施の形態に係る車両用ブレース構造の車両正面視における概略正面図である。 実施の形態に係る車両用ブレース構造の車両側面視における概略側面図である。
以下、図面を参照し、本発明に係る車両用ブレース構造の実施の形態を説明する。なお、図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示している。また、矢印INは車両幅方向の内側を示している。
[車両用ブレース構造の車両用ブレースの構成]
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る車両用ブレース構造は、ブレース本体12と、このブレース本体12に形成されたV字形状部14と、このV字形状部14に沿って形成された主集風部42とを有する車両用ブレース10を備えている。更に、車両用ブレース10には、ブレース本体12に形成された中間開口部22及び26と、この中間開口部22に沿って形成された副集風部25及び中間開口部26に沿って形成された副集風部29と、後方縦壁部32とを備えている。
ブレース本体12は車両前後方向並びに車両幅方向に延設されたプレート状部材によって形成されている。ブレース本体12の車両幅方向の両側には左右一対の側壁部18が車両前後方向に沿って形成されている。車両幅方向の左側の側壁部18は、ブレース本体12の左側端部を車両下方側に屈曲させて車両幅方向の外側に傾斜させた左側壁部18Aである。車両幅方向の右側の側壁部18は、ブレース本体12の右側端部を車両下方側に屈曲させて車両幅方向の外側に傾斜させた右側壁部18Bである。側壁部18は車両前後方向に作用する荷重(例えば前面衝突荷重)に対してブレース本体12の剛性を高めている。
また、ブレース本体12の車両後方側の端部には左右の側壁部18の後端同士を繋ぐ後壁部20が形成されている。後壁部20は、車両幅方向を長手方向として延設されており、ブレース本体12の後端部を車両下方側に屈曲させて車両後方側に傾斜させた壁部として構成されている。後壁部20は車両幅方向に作用する荷重(例えば側面衝突荷重)に対してブレース本体12の剛性を高めている。また、後壁部20の車両幅方向の両端は側壁部18の車両後方側に一体に形成されており、後壁部20と側壁部18とは連続的に形成された壁部とされている。これにより、ブレース本体12のねじり剛性が高められている。
V字形状部14は、ブレース本体12の車両前方側の端の中央に形成されており、車両幅方向の中間部から車両前方側に向けて車両幅方向の外側に向かって連続的に広がる形状を有している。換言すれば、V字形状部14は、車両前方側から車両後方側に向かって車両幅方向の外側から内側の中間部に向かって連続的に狭まる形状を有しており、車両平面視でV字形状を有している。
ブレース本体12にはその車両前方側の端部、詳細にはV字形状部14から車両下方側に屈曲させて車両前方側に傾斜させた前壁部16が形成されている。前壁部16は、V字形状部14から立設されているので、このV字形状部14に沿って車両幅方向の外側からブレース本体12の中央部の車両後方側に傾斜しながら長手方向として延設されている。前壁部16は、車両幅方向の外側から内側の中央部の車両後方側に作用する荷重(例えば前面衝突荷重の分散荷重)に対してブレース本体12の剛性を高めている。後壁部20と同様に、前壁部16の車両幅方向の両端は左右の側壁部18の前端に一体に形成されており、前壁部16と側壁部18とは連続的に形成された壁部とされている。これにより、ブレース本体12のねじり剛性が高められている。
前壁部16の先端部には車両前方側に屈曲された前方縁部16Aが形成されており、この前方縁部16Aの更に車両前方側の最先端部には車両上下方向に立設された主集風部42が形成されている。主集風部42は、車両上方側に向けて立設される(屈曲される)と共に、車両前方側に傾斜させた壁部を構成している。主集風部42は、前壁部16及びそれから屈曲された先端部を介在してV字形状部14に沿って形成されているので、車両平面視でV字形状を有している。
前壁部16に形成された前方縁部16Aと同様に、側壁部18の先端部には車両幅方向の外側に屈曲された側方縁部18Cが形成されていると共に、後壁部20の先端部には車両後方側に屈曲された後方縁部20Aが形成されている。側壁部18の左側壁部18Aに形成された側方縁部18Cの車両前方側の端部にはノッチ部42Aが形成されており、右側壁部18Bに形成された側方縁部18Cの車両前方側の端部にもノッチ部42Aが形成されている。ノッチ部42Aは主集風部42の屈曲開始位置又は屈曲終了位置として使用されており、車両幅方向の左右一対のノッチ部42A間に主集風部42が形成されている。
主集風部42は、図1に示すように、車両走行時に車両用ブレース10の下方に発生する車両前方側からの走行風(矢印によって示す)50を車両幅方向の外側から内側の中央部に集め、車両後方側に走行風54として流すようになっている。主集風部42は、この走行風50を集めることを主目的としており、ブレース本体12に作用する荷重に対する剛性の向上を主目的として構成されていない。従って、図4に示すように、前方縁部16Aを車両上下方向の高さの基準とすると、前壁部16の高さH2に比べて主集風部42の高さH1が低く設定されている。本実施の形態において、前壁部16の高さH2に比べて、主集風部42の高さH1は2分の1以下に設定されている。
なお、前方縁部16Aの車両幅方向の一端と中間部との間、車両幅方向の他端と中間部との間には車両前後方向の幅寸法が部分的に拡張された部位が形成されており、この部位には前方縁部16Aを車両上下方向に貫通する孔44が形成されている。前方縁部16Aの車両前方側には前方縁部16Aから車両上方側に立設された主集風部42が形成されていると共に、前方縁部16Aの車両後方側には前方縁部16Aから車両上方側に立設された前壁部16が形成されており、水が溜まり易い。孔44は水の抜き孔として使用される。
中間開口部22は、ブレース本体12の車両前後方向の中間部において車両幅方向の一端側(車両後方側から車両前方側に見て左側)と中間部との間に形成されており、ブレース本体12を車両上下方向に貫通する孔である。中間開口部22は車両幅方向の外側の一辺を車両前後方向に略一致させた車両平面視において三角形状により形成されている。中間開口部22の三角形状の各頂点に相当する部分は適正な曲率半径を持つ円弧形状を有しており、応力集中が効果的に抑制又は防止されている。
中間開口部22にはその周縁に沿って車両下方側に立設された中間縦壁部24が形成されている。中間縦壁部24は中間開口部22の三角形状の各辺から屈曲された中間縦壁部24A、24B及び24Cを備えて形成されている。中間縦壁部24Aは、中間開口部22の一辺に沿って車両前後方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の内側に傾斜された壁部を構成している。中間縦壁部24Aは車両前後方向に作用する荷重に対してブレース本体12の剛性を高めている。中間縦壁部24Bは、中間開口部22の車両前方側の他の一辺に沿って車両幅方向の外側から内側の車両後方側に傾斜する方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の外側に傾斜された壁部を構成している。中間縦壁部24Bは、車両幅方向の外側から内側の車両後方側に傾斜する方向に作用する荷重(例えば前面衝突荷重の分散荷重)に対して剛性を高めている。中間縦壁部24Cは、中間開口部22の車両後方側の他の一辺に沿って車両幅方向の外側から内側の車両前方側に傾斜する方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の外側に傾斜された壁部を構成している。中間縦壁部24Cは、車両幅方向の外側から内側の車両後方側に傾斜する方向に作用する荷重(例えば前面衝突荷重の分散荷重)に対して剛性を高めている。
また、中間縦壁部24は、中間開口部22のここでは全周縁に沿って形成されているので、車両平面視で閉環形状をなしている。これにより、ブレース本体12のねじり剛性が高められている。
中間縦壁部24のそれぞれの中間縦壁部24A〜24Cの先端部には車両幅方向の内側や外側に屈曲された縁部24Dが形成されている。中間縦壁部24の車両後方側には副集風部25が形成されている。副集風部25は、中間縦壁部24A及び中間縦壁部24Cの縁部24Dに沿って形成されていると共に車両上下方向の車両上方側に向かって立設されて車両前方側に傾斜された壁部を構成している。図1に示すように、副集風部25はブレース本体12の下方の走行風56を集めて車両後方側に流すようになっている。中間縦壁部24Aに形成された縁部24Dの車両後方側の端部にはノッチ部24Eが形成されており、中間縦壁部24Cに形成された縁部24Dの車両前方側の端部にもノッチ部24Eが形成されている。ノッチ部24Eは副集風部25の屈曲開始位置又は屈曲終了位置として使用されており、車両幅方向の左右一対のノッチ部24E間において中間縦壁部24Aから中間縦壁部24Cに亘って副集風部25が形成されている。
図4に示すように、副集風部25は、前述の主集風部42と同様に、縁部24Dを車両上下方向の高さの基準とすると、中間縦壁部24の高さに比べて高さを低く設定している。本実施の形態において、中間縦壁部24の高さに比べて、副集風部25の高さは2分の1以下に設定される。
中間開口部26は、ブレース本体12の車両前後方向の中間部において車両幅方向の他端側(車両後方側から車両前方側に見て右側)と中間部との間に形成されており、中間開口部22と同様に、ブレース本体12を車両上下方向に貫通する孔である。中間開口部26は、車両幅方向の外側の一辺を車両前後方向に略一致させた車両平面視において三角形状により形成されている。中間開口部26の三角形状の各頂点に相当する部分は適正な曲率半径を持つ円弧形状を有しており、応力集中が効果的に抑制又は防止されている。この中間開口部26の形状は、ブレース本体12の車両幅方向の中心を車両前後方向に横切る中心線(図示省略)に対して、中間開口部22の形状と180度の線対称形状になっている。
中間開口部26にはその周縁に沿って車両下方側に立設された中間縦壁部28が形成される。中間縦壁部28は中間開口部26の三角形状の各辺から屈曲された中間縦壁部28A、28B及び28Cを備えて形成されている。中間縦壁部28Aは、中間開口部26の一辺に沿って車両前後方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の内側に傾斜された壁部を構成している。中間縦壁部28Aは車両前後方向に作用する荷重に対してブレース本体12の剛性を高めている。中間縦壁部28Bは、中間開口部26の車両前方側の他の一辺に沿って車両幅方向の外側から内側の車両後方側に傾斜する方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の外側に傾斜された壁部を構成している。中間縦壁部28Bは、車両幅方向の外側から内側の車両後方側に傾斜する方向に作用する荷重(例えば前面衝突荷重の分散荷重)に対して剛性を高めている。中間縦壁部28Cは、中間開口部26の車両後方側の他の一辺に沿って車両幅方向の外側から内側の車両前方側に傾斜する方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の外側に傾斜された壁部を構成している。中間縦壁部28Cは、車両幅方向の外側から内側の車両後方側に傾斜する方向に作用する荷重(例えば前面衝突荷重の分散荷重)に対して剛性を高めている。
また、中間縦壁部28は、中間開口部26のここでは全周縁に沿って形成されているので、車両平面視で閉環形状をなしている。これにより、ブレース本体12のねじり剛性が高められている。
中間縦壁部28のそれぞれの中間縦壁部28A〜28Cの先端部には車両幅方向の内側や外側に屈曲された縁部28Dが形成されている。中間縦壁部28の車両後方側には副集風部29が形成されている。副集風部29は、中間縦壁部28A及び中間縦壁部28Cの縁部28Dに沿って形成されていると共に、車両上下方向の車両上方側に向かって立設されて車両前方側に傾斜された壁部を構成している。図1に示すように、副集風部29はブレース本体12の下方の走行風56を集めて車両後方側に流すようになっている。中間縦壁部28Aに形成された縁部28Dの車両後方側の端部にはノッチ部28Eが形成されており、中間縦壁部28Cに形成された縁部28Dの車両前方側の端部にもノッチ部28Eが形成されている。ノッチ部28Eは副集風部29の屈曲開始位置又は屈曲終了位置として使用されており、車両幅方向の左右一対のノッチ部28E間において中間縦壁部28Aから中間縦壁部28Cに亘って副集風部29が形成されている。
図4に示すように、副集風部29は、前述の副集風部25と同様に、縁部28Dを車両上下方向の高さの基準とすると、中間縦壁部28の高さに比べて高さを低く設定している。
図1〜図4に示すように、ブレース本体12の車両幅方向の中間部において車両後方側には後方開口部30が形成されている。後方開口部30はブレース本体12を車両上下方向に貫通する孔である。後方開口部30は、平行な一対の車両前方側の上底辺及び下底辺を車両幅方向に一致させた車両平面視で台形状により形成される。後方開口部30の台形状の各角部分は適正な曲率半径を持つ円弧形状を有しており、応力集中が効果的に抑制又は防止されている。
後方開口部30にはその周縁に沿って車両上方側に立設された後方縦壁部32が形成されている。後方縦壁部32は後方開口部30の台形状の各辺から屈曲された後方縦壁部32A、32B、32C及び32Dを備えて形成されている。後方縦壁部32Aは、後方開口部30の上底辺に沿って車両幅方向を長手方向として延設されていると共に、車両後方側に傾斜された壁部を構成している。後方縦壁部32Aは車両幅方向に作用する荷重に対してブレース本体12の剛性を高めている。後方縦壁部32Bは、後方開口部30の下底辺に沿って車両幅方向を長手方向として延設されていると共に、車両前方側に傾斜された壁部を構成している。後方縦壁部32Bは車両幅方向に作用する荷重に対してブレース本体12の剛性を高めている。後方縦壁部32Cは、後方開口部30の車両幅方向の一端側に辺に沿って車両幅方向の外側から内側の車両前方側に傾斜する方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の内側に傾斜された壁部を構成している。後方縦壁部32Cは、車両幅方向の一方の外側から他方の外側の車両後方側に傾斜する方向に作用する荷重(例えば前面衝突荷重の分散荷重)に対して剛性を高めている。後方縦壁部32Dは、後方開口部30の車両幅方向の他端側の辺に沿って車両幅方向の外側から内側の車両前方側に傾斜する方向を長手方向として延設されていると共に、車両幅方向の内側に傾斜された壁部を構成している。後方縦壁部32Dは、車両幅方向の他方の外側から一方の外側の車両後方側に傾斜する方向に作用する荷重(例えば前面衝突荷重の分散荷重)に対して剛性を高めている。
また、後方縦壁部32は、後方開口部30の周縁に沿って形成されているので、車両平面視で閉環形状をなしている。これにより、ブレース本体12のねじり剛性が高められている。
図1及び図2に示すように、ブレース本体12の車両幅方向の一端側の車両前方側には取付孔34が形成されており、車両後方側には取付孔38が形成されている。一方、ブレース本体12の車両幅方向の他端側の車両前方側には取付孔36が形成されており、車両後方側には取付孔40が形成されている。取付孔34及び38は、図5及び図7に示すように、フロアトンネル部60の一端側に車両用ブレース10を取付けるための貫通孔である。ここでは、取付孔34及び38は、締結孔であると共に位置決め孔を兼ねているので、車両平面視で真円形状によって形成されている。取付孔36及び40は、フロアトンネル部60の他端側に車両用ブレース10を取付けるための貫通孔である。ここでは、取付孔36及び40は、締結孔であると共に位置調節孔を兼ねているので、車両平面視で車両幅方向を長手方向とする長孔形状によって形成されている。
[フロアトンネル部並びに車両用ブレース構造の構成]
図5〜図8に示すように、本実施の形態に係る車両用ブレース構造では、フロアトンネル部60の車両幅方向の両端部が車両用ブレース10によって連結されている。フロアトンネル部60は、車両下部において車両前後方向に延設されており、天井壁62と、側壁64及び側壁66と、端部68及び端部70とを備えている。また、フロアトンネル部60は車両下方側を開放している。
フロアトンネル部60の側壁64は天井壁62の車両幅方向の一端を車両下方側に屈曲させて形成されている。端部68は側壁64の車両下方側の端部を車両幅方向の外側に屈曲させて形成されている。この端部68は、サイドメンバ73のサイドメンバロアとして使用されており、車両前面視で車両上方側が開口された略ハット形断面形状を有している。略ハット形断面形状の開口を塞ぐように、この端部68にはサイドメンバ73のサイドメンバアッパ72が接合されている。端部(サイドメンバロア)68及びサイドメンバアッパ72は閉断面76を有するサイドメンバ73を形成している。
一方、フロアトンネル部60の側壁66は天井壁62の車両幅方向の他端を車両下方側に屈曲させて形成されている。端部70は側壁66の車両下方側の端部を車両幅方向の外側に屈曲させて形成されている。この端部70は、端部68と同様に、サイドメンバ75のサイドメンバロアとして使用されており、車両前面視で車両上方側が開口された略ハット形断面形状を有している。略ハット形断面形状の開口を塞ぐように、この端部70にはサイドメンバ75のサイドメンバアッパ74が接合されている。端部70(サイドメンバロア)及びサイドメンバアッパ74は閉断面78を有するサイドメンバ75を形成している。
端部68の最も車両下方側の部位、詳細には略ハット形断面形状の底壁(サイドメンバ73の底壁)には当板80が接合されている。ブレース本体12の一端側に形成された取付孔34及び当板82、取付孔38及び当板82のそれぞれに締結部材80が挿入されてこの締結部材80を締付けることによって、端部68に車両用ブレース10の一端側が取付けられる。一方、端部70の最も車両下方側の部位、詳細には略ハット形断面形状の底壁(サイドメンバ75の底壁)には同様に当板80が接合されている。ブレース本体12の他端側に形成された取付孔36及び当板82、取付孔40及び当板82のそれぞれに締結部材80が挿入されてこの締結部材80を締付けることによって、端部70に車両用ブレース10の他端側が取付けられる。
本実施の形態においてフロアトンネル部60の内部には車両前後方向に延設されるエキゾースト90が延設されている。
[本実施例の作用・効果]
本実施の形態に係る車両用ブレース構造では、図5〜図8に示すように、フロアトンネル部60の端部68と端部70との間(サイドメンバ73とサイドメンバ75との間)が車両用ブレース10のブレース本体12によって連結されている。このため、フロアトンネル部60及びブレース本体12は車両前面視で閉断面構造を形成しているので、フロアトンネル部60の剛性が高められる。特に、車両走行中の車線変更時にフロアトンネル部60に作用する荷重に対する剛性が高められる。
一方、車両用ブレース10のブレース本体12の車両前方側にはV字形状部14が形成されており、このV字形状部14の縁部に沿って形成されると共に車両上下方向に立設された主集風部42がブレース本体12に形成されている。ここで、図1及び図7に示すように、フロアトンネル部60の下方側に流れる走行風50がV字形状部14に形成された主集風部42に沿ってブレース本体12の中央部に集められる。この中央部に集められた走行風50の流速は増加される。このため、走行風50が整流された走行風54としてブレース本体12の車両後方側に流れるので、空力特性が改善される。特に、車両の中〜高速走行時における車両の操縦安定性が改善される。
従って、本実施の形態によれば、フロアトンネル部60の剛性を向上させることができると共に、空力特性を改善して操縦安定性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る車両用ブレース構造では、車両用ブレース10のブレース本体12に車両上方側に立設させると共に車両前方側に傾斜させて主集風部42が形成されている。ここで、主集風部42が車両上方側に向けて立設されていると共に車両前方側に傾斜された構成をなしている。図1に示すように、車両前方側からの走行風50は主集風部42に斜めに接触した後に主集風部42に沿ってスムーズにブレース本体12の下方に流れる。更に加えて、図3及び図4に示すように、車両用ブレース10のブレース本体12の車両前方側が車両後方側に比べて若干車両上方側に高く形成されている。そして、主集風部42は、V字形状部14に沿って、車両前方側から車両後方側に延設されていると共に車両上方側から車両下方側にスムーズな傾斜を有している。つまり、主集風部42は車両前方側からの走行風50をブレース本体12の下方側にスムーズに導く形状を有している。このため、走行風50に乱れが生じ難く、走行風50の整流化が促進されるので、空力特性がより一層改善される。従って、本実施の形態によれば、空力特性をより一層改善して操縦安定性をより一層向上させることができる。
また、本実施の形態に係る車両用ブレース構造では、車両用ブレース10のブレース本体12の中間部において車両幅方向の一端側、他端側のそれぞれと中間部との間に中間開口部22及び中間縦壁部26が形成されている。中間開口部22の周縁には車両下方側に立設された中間縦壁部24が形成されている。中間開口部26の周縁には車両下方側に立設された中間縦壁部28が形成されている。ここで、車両平面視で中間縦壁部24及び中間縦壁部28はいずれも閉環形状を有している。このため、中間縦壁部24及び中間縦壁部28によって車両前後方向、車両幅方向のそれぞれに作用する荷重に対してブレース本体12の剛性が高められると共に、ブレース本体12のねじり剛性が高められる。
一方、中間開口部22が形成された領域には、中間縦壁部24の車両後方側に沿って形成されると共に車両上下方向に立設された副集風部25が形成されている。中間開口部26が形成された領域には、中間縦壁部26の車両後方側に沿って形成されると共に車両上下方向に立設された副集風部29が形成されている。ここで、副集風部25及び副集風部29はいずれもブレース本体12の下方の走行風56を集めて車両後方側に流すようになっている。副集風部25及び副集風部29によって集められた走行風56は流速が増加される。このため、走行風56が整流されてブレース本体12の車両後方側に流れるので、空力特性が改善される。従って、本実施の形態によれば、フロアトンネル部60の剛性をより一層向上させることができると共に、車両幅方向の両端に流れる走行風56を整流することにより空力特性をより一層改善して操縦安定性をより一層向上させることができる。
また、本実施の形態に係る車両用ブレース構造では、車両用ブレース10において、車両平面視で車両幅方向の外側の一辺を車両前後方向に略一致させた三角形状を有する中間開口部22が形成されている。そして、この一辺に沿って車両前後方向及び車両上下方向に中間縦壁部24Aが少なくとも形成されている。更に、車両用ブレース10において、車両平面視で車両幅方向の外側の一辺を車両前後方向に略一致させた三角形状を有する中間開口部26が形成されている。そして、この一辺に沿って車両前後方向及び車両上下方向に中間縦壁部26Aが少なくとも形成されている。このため、ブレース本体12の少なくとも車両前後方向の荷重に対してブレース本体12の剛性が高められる。一方、三角形状を有する中間開口部22の一辺から車両後方側の他の一辺に亘って副集風部25が形成されると共に、三角形状を有する中間開口部26の一辺から車両後方側の他の一辺に亘って副集風部29が形成されている。ここで、副集風部25及び副集風部29はいずれも車両平面視においてV字形状又はU字形状をなしている。このため、副集風部25及び副集風部29はいずれも走行風56を集めて走行風56の流速を速められるので、走行風56が整流され、空力特性がより一層改善される。
加えて、前述のように、車両用ブレース10では、ブレース本体12の車両前方側に車両幅方向の外側から内側の中間部から車両後方側に傾斜するV字形状部14が形成されている。ここで、例えばフロアトンネル部50の一方の端側68(又はサイドメンバ73)に前面衝突荷重が作用したとき、この衝突荷重は車両用ブレース10に分散されて他方の端部70(サイドメンバ75)に伝達される。この伝達方向は、サイドメンバ73の延設方向に対して、車両幅方向に垂直ではなく、V字形状部14に沿って斜めになっている。このため、衝突荷重の伝達効率が良くなり、衝突荷重を効率良く分散することができるので、より一層フロアトンネル部60の剛性が高められる。
更に、車両用ブレース10の中間縦壁部24の車両前方側の中間縦壁部24Bは、三角形状を有する中間開口部22に沿って形成されており、V字形状部14に沿って形成される前壁部16に対して略平行に延設されている。同様に、中間縦壁部28の車両前方側の中間縦壁部28Bは、三角形状を有する中間開口部26に沿って形成されており、V字形状部14に沿って形成される前壁部16に対して略平行に延設されている。これら中間縦壁部24B及び中間縦壁部28Bは、図1に示すように、いずれも走行風50を走行風52として集める集風部として作用する。集められた走行風52は走行風54として車両後方側に流される。また、中間縦壁部24B及び中間縦壁部28Bは、V字形状部14と同様に、衝突荷重の伝達効率を高められる。従って、本実施の形態によれば、フロアトンネル部60の特に車両前後方向の荷重に対する剛性を更に向上させることができると共に、車両幅方向の両側において空力特性をより一層改善して操縦安定性を更に向上させることができる。
また、本実施の形態に係る車両用ブレース構造では、車両後方側において車両上方側に立設された後方縦壁部30がブレース本体12に形成されている。このため、ブレース本体12の車両幅方向の荷重に対する剛性が高められる。従って、本実施の形態によれば、フロアトンネル部60の特に車両幅方向の剛性をより一層向上させることができる。
[実施の形態の補足説明]
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内において種々変更可能である。例えば、本発明は、車両用ブレースのブレース本体の車両前方側に、複数のV字形状部を形成してこれらの縁部に沿って主集風部を延設させてもよい。また、本発明では、V字形状部の縁部に沿って主集風部が必ずしも直線的に延設される必要はなく、車両前方側或は車両後方側に湾曲して曲線的に主集風部が延設されてもよい。
また、本発明は、車両用ブレースに主集風部だけ備えてもよい。また、本発明は、車両用ブレースの中間開口部の車両平面視における形状を三角形状に限定せずに台形状、五角形状、六角形状等の多角形状にしてもよい。この場合、台形状の下底辺、五角形状の一辺、六角形状の一辺を車両前後方向に一致させることが好ましい。
10 車両用ブレース
12 ブレース本体
14 V字形状部
42 主集風部
22、26 中間開口部
24、28 中間縦壁部
25、29 副集風部
30 後方開口部
32 後方縦壁部
50、52、54、56 走行風
60 フロアトンネル部
68、70 端部
73、75 サイドメンバ

Claims (5)

  1. 車両前後方向並びに車両幅方向に延設されると共に、車両前後方向に延設されかつ車両下方側が開放されたフロアトンネル部の車両幅方向の両端部を連結するブレース本体と、
    前記ブレース本体の車両前方側の端部に形成され、車両幅方向の中間部から車両前方側に向けて広がるV字形状部と、
    前記V字形状部の縁部に沿って形成されると共に車両上下方向に立設され、前記ブレース本体の車両前方側の走行風を集めて前記ブレース本体の車両後方側に流す主集風部と、
    を備えたことを特徴とする車両用ブレース構造。
  2. 前記主集風部は車両上方側に向けて立設されると共に車両前方側に傾斜された請求項1に記載の車両用ブレース構造。
  3. 前記ブレース本体は、
    車両前後方向の中間部において車両幅方向の一端側と中間部との間並びに車両幅方向の他端側と中間部との間に形成された中間開口部と、
    この中間開口部の周縁に沿って車両下方側に立設された中間縦壁部と、
    この中間縦壁部の車両後方側に沿って形成されると共に車両上下方向に立設され、前記ブレース本体の下方の走行風を集めて車両後方側に流す副集風部と、
    を有する請求項1又は請求項2に記載の車両用ブレース構造。
  4. 前記中間開口部は車両平面視で車両幅方向の外側の一辺を車両前後方向に略一致させた三角形状により形成され、
    前記副集風部は、前記中間開口部の前記一辺から車両後方側の他の一辺に亘って形成された請求項3に記載の車両用ブレース構造。
  5. 前記ブレース本体は、車両後方側において車両上方側に立設された後方縦壁部を有する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用ブレース構造。
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