JP2014076705A - 車両用整流構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スパッツ本来の機能を阻害せず、前輪の車両幅方向外側への整流機能を高める。
【解決手段】車両用整流構造S1が適用された車両では、スパッツ20の本体壁部26の車両幅方向外側端部から遮蔽壁部28が車両前側へ延びており、遮蔽壁部28の前端部からガイド壁部30が車両幅方向外側かつ車両後側へ延びている。このため、ガイド壁部30の基端部(車両幅方向内側端部)が本体壁部26よりも車両前側に配置される。これにより、ガイド壁部30の先端部(車両幅方向外側端部)とフロントタイヤとの間の距離を確保しつつ、走行風Fをフロントタイヤの車両幅方向外側面に沿って車両後側へ流すようにガイド壁部30の形状(ガイド壁部30の傾斜角度や長さ等)を設定できる。したがって、スパッツ20本来の機能を阻害せず、フロントタイヤの車両幅方向外側への整流機能を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スパッツを備えた車両用整流構造に関する。
下記の特許文献1に記載された自動車の前部構造では、前輪の車両前側にタイヤデフレクタ(スパッツ)が配置されており、タイヤデフレクタは、自身の取付部において、バンパーフェースに取付けられている。また、タイヤデフレクタは本体部を有しており、本体部は、板状に形成されて、取付部から車両下側へ延びている。これにより、自動車が走行する際に走行風が本体部に当たることによって、走行風が前輪に直接当たることが抑制される。
特開2007−168620号公報 独国特許出願公開第102010037616号明細書
ところで、本体部に当たった走行風を車両幅方向外側へ流す場合には、この走行風を前輪の車両幅方向外側面に沿うように車両後側へ流すことが有効である。そして、この場合には、例えば車両幅方向外側へ向かうに従って車両後側へ傾斜されたガイド部を本体部の車両幅方向外側部分に形成して、このガイド部によって走行風を車両幅方向外側へ流すことが考えられる。
しかしながら、走行風を前輪の車両幅方向外側面に沿って流すためには、本体部(車両幅方向)に対するガイド部の傾斜角度を大きく設定すると共に、ガイド部の長さをある程度確保する必要がある。このため、本体部から車両後側へ突出されるガイド部の突出量が大きくなり、ガイド部の先端部(車両幅方向外側端部)が前輪に接近する。これにより、ガイド部の先端部(車両幅方向外側端部)と前輪との間の距離を確保することができなくなる可能性がある。
そこで、本体部の位置を車両前側へ変更することによって、ガイド部の先端部(車両幅方向外側端部)と前輪との間の距離を確保しつつ、ガイド部の傾斜角度を大きく設定でき、ガイド部の長さを確保できる。しかし、この場合には、本体部と前輪との間の距離が長くなり、走行風の前輪への直接当たりを抑制するというタイヤデフレクタ本来の機能が低下するという問題がある。
本発明は、上記事実を考慮し、スパッツ本来の機能を阻害せず、前輪の車両幅方向外側への整流機能を高めることができる車両用整流構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用整流構造は、前輪の車両前側に設けられる共に、板厚方向を車両前後方向にして配置された板状の本体部を有するスパッツと、前記本体部の車両幅方向外側の端部から車両前側へ延びる遮蔽壁部と、前記遮蔽壁部の前端部から車両幅方向外側かつ車両後側へ延びるガイド部と、を備えている。
請求項1に記載の車両用整流構造では、前輪の車両前側にスパッツが設けられている。このスパッツは、板状の本体部を有しており、本体部は板厚方向を車両前後方向にして配置されている。これにより、走行風の一部がスパッツの本体部に当たるため、当該走行風が前輪に直接当たることが抑制される。
ここで、本体部の車両幅方向外側の端部から遮蔽壁部が車両前側へ延びており、遮蔽壁部の前端部からガイド部が車両幅方向外側かつ車両後側へ延びている。すなわち、平面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両後側へ傾斜するガイド部を本体部の車両幅方向外側に設けることができる。これにより、ガイド部に当たった走行風を車両幅方向外側へ流すことができる。しかも、ガイド部は遮蔽壁部の前端部から車両幅方向外側へ延びているため、ガイド部の基端部(車両幅方向内側端部)が本体部よりも車両前側に配置される。これにより、ガイド部の先端部(車両幅方向外側端部)と前輪との間の距離を確保しつつ、走行風を前輪の車両幅方向外側面に沿って車両後側へ流すようにガイド部の形状(傾斜角度や長さ等)を設定できる。したがって、本体部の車両前後方向の位置を維持しつつ、走行風を車両幅方向外側の有効な方向に整流するガイド部を設定できる。
請求項2に記載された車両用整流構造は、請求項1に記載の車両用整流構造において、前記遮蔽壁部の車両幅方向内側面が、平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されている。
請求項2に記載された車両用整流構造では、仮に遮蔽壁部の車両幅方向内側面が平面視で車両前後方向に沿って配置された場合に比して、走行風による空気抵抗を低減できる。すなわち、遮蔽壁部の車両幅方向内側面が平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜されているため、上記の場合に比して、本体部の前面と遮蔽壁部の車両幅方向内側面との交差する領域における空気が車両幅方向外側へ流れやすくなる。これにより、この領域の圧力が分散されるため、上記の場合に比して当該領域における圧力を低くすることができる。したがって、走行風による空気抵抗を低減できる。
請求項3に記載された車両用整流構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用整流構造において、前記遮蔽壁部の車両幅方向内側面が、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されている。
請求項3に記載された車両用整流構造では、遮蔽壁部の車両幅方向内側面が、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されているため、本体部の前面に当たった走行風が遮蔽壁部の下端から車両幅方向外側へ流れやすくなる。これにより、走行風による空気抵抗を一層低減できる。
請求項4に記載された車両用整流構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用整流構造において、前記ガイド部の車両幅方向外側の端部が、前記前輪における車両幅方向外側の角部の起点より車両幅方向外側に配置されている。
請求項4に記載された車両用整流構造では、ガイド部の車両幅方向外側の端部が、前輪における車両幅方向外側の角部の起点より車両幅方向外側に配置されているため、ガイド部から剥離された走行風が、主にガイド部から前輪の角部の起点よりも車両幅方向外側へ向けて流れる。これにより、ガイド部から剥離された走行風を前輪の車両幅方向外側面に沿って車両後側へ効率よく流すことができる。
請求項1に記載の車両用整流構造によれば、スパッツ本来の機能を阻害せず、前輪の車両幅方向外側への整流機能を高めることができる。
請求項2に記載の車両用整流構造によれば、走行風による空気抵抗を低減できる。
請求項3に記載の車両用整流構造によれば、走行風による空気抵抗を一層低減できる。
請求項4に記載の車両用整流構造によれば、ガイド部から剥離された走行風を前輪の車両幅方向外側面に沿って車両後側へ効率よく流すことができる。
第1の実施の形態に係る車両用整流構造に用いられるエアスパッツを示す車両幅方向内側斜め前方から見た斜視図である。 (A)は、図1に示されるエアスパッツを車両上側から見た平面図であり、(B)は、(A)に示されるエアスパッツを車両前側から見た正面図である。 図1に示されるエアスパッツが車両に取付けられた状態を示す車両下側から見た下面図である。 第2の実施の形態に係る車両用整流構造に用いられるエアスパッツを示す車両幅方向内側斜め前方から見た斜視図である。 (A)は、図4に示されるエアスパッツを車両上側から見た平面図であり、(B)は、(A)に示されるエアスパッツを車両前側から見た正面図である。 第3の実施の形態に係る車両用整流構造に用いられるエアスパッツを示す車両幅方向内側斜め前方から見た斜視図である。 (A)は、図6に示されるエアスパッツを車両上側から見た平面図であり、(B)は、(A)に示されるエアスパッツを車両前側から見た正面図である。 第3の実施の形態に用いられるエアスパッツの他の例を示す車両幅方向内側斜め前方から見た斜視図である。 (A)は、図8に示されるエアスパッツを車両上側から見た平面図であり、(B)は、(A)に示されるエアスパッツを車両前側から見た正面図である。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る車両用整流構造S1について、図1〜図3を用いて説明する。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両幅方向内側を矢印INで示し、車両上方を矢印UPで示す。また、車両用整流構造S1が適用された車両10の前部では、車両幅方向において左右対称に構成されているため、車両10の前部における車両右側部分について説明して、車両10の前部における車両左側部分についての説明は省略する。
図3に示されるように、車両10は、前輪としてのフロントタイヤ12を備えており、フロントタイヤ12はホイールハウス14内に配置されている。このフロントタイヤ12の車両前側には、スパッツとしてのエアスパッツ20が配置されており、エアスパッツ20は、車両10の床下16に固定されている。そして、エアスパッツ20は、取付壁部22と、本体部としての本体壁部26と、遮蔽壁部28と、ガイド部としてのガイド壁部30と、を含んで構成されている。以下、このエアスパッツ20の構成について説明する。
図1及び図2に示されるように、取付壁部22は、略矩形板状に形成されると共に、板厚方向を車両上下方向にして配置されている。そして、取付壁部22には、複数(本実施の形態では3箇所)の取付孔24が形成されており、取付孔24内にボルト18(図3参照)等の締結部材が挿入されて、ボルト18によって取付壁部22が床下16に固定されている。
本体壁部26は、略矩形板状に形成されると共に、板厚方向を車両前後方向にして取付壁部22の後端部から車両下側へ突出されている。これにより、車両10が走行する際には、フロントタイヤ12の車両前側において車両後側へ流れる走行風の一部が本体壁部26の前面26Aに当たることで、当該走行風がフロントタイヤ12に直接当たることが抑制されるようになっている。
遮蔽壁部28は、略矩形板状に形成されて、板厚方向を車両幅方向にして取付壁部22の車両幅方向外側端部から車両下側へ突出されると共に、本体壁部26の車両幅方向外側端部に結合されている。換言すると、遮蔽壁部28は、平面視で本体壁部26の車両幅方向外側端部から車両前側へ突出されており、遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28A及び車両幅方向外側面28Bが、車両幅方向に対して直交する方向に沿って配置されている。
ガイド壁部30は、遮蔽壁部28の前端部から車両幅方向外側かつ車両後側へ延びている。また、ガイド壁部30は、平面視で車両幅方向外側斜め前方へ凸となるように湾曲されている。つまり、ガイド壁部30は、平面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両後側へ曲線状に傾斜されている。そして、図3に示されるように、ガイド壁部30の先端部(車両幅方向外側端部)は、フロントタイヤ12における車両幅方向外側の角部12Aの起点Aよりも車両幅方向外側に配置されると共に、フロントタイヤ12の車両幅方向外側面12Bよりも車両幅方向外側に配置されている。また、ガイド壁部30の先端部は、本体壁部26よりも車両後側に配置されており、ガイド壁部30に当った走行風を整流できるようにガイド壁部30の長さが設定されている。さらに、ガイド壁部30に当たった走行風がフロントタイヤ12の車両幅方向外側面12Bに沿って車両後側へ流れるように、ガイド壁部30の先端部における傾斜角度θが設定されている(図2(A)参照)。ここで、傾斜角度θとは、ガイド壁部30の車両幅方向外側端部に接する接線Bと車両幅方向に沿う基準線Lとの間の成す角度をいう。
次に第1の実施の形態における作用及び効果について説明する。
上記のように構成された車両用整流構造S1を備えた車両10が走行すると、床下16の車両下側を流れる走行風Fの一部がエアスパッツ20の本体壁部26の前面26Aに当たり、走行風Fは本体壁部26の下端から剥離されて車両後側へ流れる(図1の矢印F参照)。これにより、走行風Fの一部がフロントタイヤ12に直接当たることが本体壁部26によって抑制される。
また、走行風Fの他の一部はエアスパッツ20のガイド壁部30に当たり、ガイド壁部30に当った走行風Fはガイド壁部30に沿って車両後側へ流れる。そして、ガイド壁部30の先端部において走行風Fが剥離されて、剥離された走行風Fはフロントタイヤ12の車両幅方向外側面12Bを沿うように車両後側へ流れる(図3の矢印F参照)。これにより、フロントタイヤ12の車両幅方向外側の領域における空気の乱れが抑制されるため、ガイド壁部30によって走行風Fが有効な方向に整流される。
ここで、エアスパッツ20の本体壁部26の車両幅方向外側端部から遮蔽壁部28が車両前側へ延びており、遮蔽壁部28の前端部からガイド壁部30が車両幅方向外側かつ車両後側へ延びている。すなわち、本体壁部26が、平面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両後側へ傾斜して配置されている。このため、上述したように、ガイド壁部30に当たった走行風Fをガイド壁部30に沿って車両幅方向外側へ整流できる。しかも、ガイド壁部30は遮蔽壁部28の前端部から車両幅方向外側へ延びているため、ガイド壁部30の基端部(車両幅方向内側端部)が本体壁部26よりも車両前側に配置される。これにより、ガイド壁部30の先端部(車両幅方向外側端部)とフロントタイヤ12との間の距離を確保しつつ、走行風Fをフロントタイヤ12の車両幅方向外側面12Bに沿って車両後側へ流すようにガイド壁部30の形状(ガイド壁部30の傾斜角度θや長さ等)を設定できる。したがって、本体壁部26の車両前後方向の位置を維持しつつ(車両前側へ移動することなく)、走行風Fを車両幅方向外側の有効な方向に整流するガイド壁部30を設定できる。以上により、スパッツ20本来の機能を阻害せず、フロントタイヤ12の車両幅方向外側への整流機能を高めることができる。
また、ガイド壁部30の先端部(車両幅方向外側端部)は、フロントタイヤ12における車両幅方向外側の角部12Aの起点Aよりも車両幅方向外側に配置されている。このため、ガイド壁部30から剥離された走行風Fは、主にガイド壁部30からフロントタイヤ12の角部12Aの起点Aよりも車両幅方向外側へ向けて流れる。これにより、ガイド壁部30から剥離された走行風Fをフロントタイヤ12の車両幅方向外側面12Bに沿って車両後側へ効率よく流すことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る車両用整流構造S2について、図4及び図5を用いて説明する。これらの図に示されるように、第2の実施の形態では、第1の実施の形態における遮蔽壁部28の配置方向を除いて第1の実施の形態と同様に構成されている。以下、遮蔽壁部28の配置方向について説明する。
第2の実施の形態における遮蔽壁部28は、平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ直線状に傾斜して配置されている。つまり、取付壁部22の車両幅方向外側の端部が、平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜されており、遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28Aが、平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ直線状に傾斜されている。そして、遮蔽壁部28の前端部からガイド壁部30が車両幅方向外側かつ車両後側へ延びている。
これにより、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏する。
また、第2の実施の形態では、第1の実施の形態に比して、走行風Fによる空気抵抗を低減できる。すなわち、第2の実施の形態では、遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28Aが平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されているため、本体壁部26の前面26Aと遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28Aとの交差する領域R(図5(A)及び(B)の2点鎖線で囲まれた領域R参照)における空気が車両幅方向外側へ流れやすくなる(図4及び図5(A)の矢印F参照)。このため、この領域Rの圧力が分散されるため、第1の実施の形態に比して領域Rにおける圧力を低くすることができる。したがって、走行風Fによる空気抵抗を低減できる。
なお、第2の実施の形態では、遮蔽壁部28の車両幅方向外側面28Bも平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されている。これに替えて、遮蔽壁部28の車両幅方向外側面28Bを平面視で車両前後方向に沿うように配置してもよい。すなわち、少なくとも遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28Aが平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されていればよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係る車両用整流構造S3について、図6及び図7を用いて説明する。これらの図に示されるように、第3の実施の形態では、第1の実施の形態における遮蔽壁部28の配置方向を除いて第1の実施の形態と同様に構成されている。以下、遮蔽壁部28の配置方向について説明する。
第3の実施の形態における遮蔽壁部28は、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されている。つまり、遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28Aが、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されている。そして、遮蔽壁部28の前端部からガイド壁部30が車両幅方向外側かつ車両後側へ延びている。
これにより、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏する。
また、第3の実施の形態では、遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28Aが、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されているため、本体壁部26の前面26Aに当たった走行風Fが遮蔽壁部28の下端から車両幅方向外側へ流れやすくなる(図6及び図7(B)の矢印F参照)。これにより、走行風Fによる空気抵抗を一層低減できる。
なお、第3の実施の形態では、遮蔽壁部28の車両幅方向外側面28Bも正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されている。これに替えて、遮蔽壁部28の車両幅方向外側面28Bを正面視で車両上下方向に沿って配置させてもよい。すなわち、少なくとも遮蔽壁部28の車両幅方向内側面28Aが正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されていればよい。
また、第3の実施の形態では、第1の実施の形態における遮蔽壁部28の配置方向を変更したが、第2の実施の形態における遮蔽壁部28の配置方向を変更してもよい。すなわち、図8及び図9に示されるように、遮蔽壁部28を、平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置すると共に、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置してもよい。
さらに、第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、ガイド壁部30が平面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両後側へ曲線状に傾斜されている。これに替えて、ガイド壁部30を平面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両後側へ直線状に傾斜させてもよい。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、ガイド壁部30の先端部(車両幅方向外側端部)が、フロントタイヤ12の車両幅方向外側面12Bよりも車両幅方向外側に配置されると共に、本体壁部26よりも車両後側に配置されている。これに替えて、ガイド壁部30の先端部(車両幅方向外側端部)の位置を各種車両の空力特性に合わせて適宜変更してもよい。例えば、ガイド壁部30の先端部(車両幅方向外側端部)を、フロントタイヤ12における車両幅方向外側の角部12Aの起点Aよりも車両幅方向外側かつフロントタイヤ12の車両幅方向外側面12Bよりも車両幅方向内側に配置してもよい。また、ガイド壁部30の先端部を本体壁部26よりも車両前側に配置してもよい。
12 フロントタイヤ(前輪)
12A 角部
20 エアスパッツ(スパッツ)
26 本体壁部(本体部)
28A 車両幅方向内側面
28 遮蔽壁部
30 ガイド壁部(ガイド部)
A 起点
S1 車両用整流構造
S2 車両用整流構造
S3 車両用整流構造

Claims (4)

  1. 前輪の車両前側に設けられる共に、板厚方向を車両前後方向にして配置された板状の本体部を有するスパッツと、
    前記本体部の車両幅方向外側の端部から車両前側へ延びる遮蔽壁部と、
    前記遮蔽壁部の前端部から車両幅方向外側かつ車両後側へ延びるガイド部と、
    を備えた車両用整流構造。
  2. 前記遮蔽壁部の車両幅方向内側面が、平面視で車両前側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置された請求項1に記載の車両用整流構造。
  3. 前記遮蔽壁部の車両幅方向内側面が、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置された請求項1又は請求項2に記載の車両用整流構造。
  4. 前記ガイド部の車両幅方向外側の端部が、前記前輪における車両幅方向外側の角部の起点より車両幅方向外側に配置された請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用整流構造。
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