JP5943093B2 - 車両用マッドガード構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用マッドガード構造に関する。
下記の特許文献1に記載された車体制振構造では、フロントホイールハウスの後端部にマッドガードが取付けられている。このマッドガードは、略矩形板状に形成されて、板厚方向を略車両前後方向にして配置されている。これにより、タイヤによって跳ね上がられた泥や水等が車体パネルに当たることが抑制される。
特開2002−326586号公報 実開昭64−8480号公報
しかしながら、上記のマッドガードでは、例えばマッドガードに当たった走行風は車両下側へ流れるため、タイヤの車両後側における空気が乱れる恐れがある。
本発明は、上記事実を考慮し、マッドガードとしての機能を確保しつつ、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制できる車両用マッドガード構造を提供することを目的とする。
第1の態様に係る車両用マッドガード構造は、車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、前記マッドガード部の車両幅方向内側に隣接して設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されかつ上端部が前記ホイールハウスの後端部の車両前側に配置されると共に、前記上端部から車両下側かつ車両後側へ延びる内側整流部と、を備えている。
第1の態様に係る車両用マッドガード構造では、車輪が配置されるホイールハウスの後端部にマッドガード部が設けられている。このマッドガード部は、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されており、マッドガード部の下端部が、ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されている。これにより、例えば、車輪によって跳ね上げられた泥等が車輪の車両後側の床下に当たることが抑制される。
ここで、マッドガード部の車両幅方向内側に内側整流部が隣接して設けられている。この内側整流部は、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されており、内側整流部の上端部がホイールハウスの後端部の車両前側に配置されている。そして、内側整流部は、この上端部から車両下側かつ車両後側へ延びている。
このため、例えば、ホイールハウス内において車輪の車両幅方向内側を流れる走行風(以下、この走行風を「第1の走行風」という)が内側整流部に当たると、第1の走行風が内側整流部に沿って車両後側へ流れる。これにより、第1の走行風が車両下側へ流れることが抑制されるため、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制できる。
また、例えば車両後部のホイールハウスでは、車両の車両幅方向外側を流れる走行風がホイールハウス内に流れ込むと、当該走行風がホイールハウスの後部に沿って車両幅方向内側斜め下方へ流れる(以下、この走行風を「第2の走行風」という)。そして、ホイールハウス内に流れ込んだ第2の走行風がホイールハウスの後端部に到達すると、第2の走行風は内側整流部に沿って車両後側へ流れる。これにより、ホイールハウス内に流れ込んだ第2の走行風による車輪の車両後側における空気の乱れを抑制できる。
以上により、マッドガードとしての機能を確保しつつ、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制できる。
第2の態様に係る車両用マッドガード構造は、車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、前記マッドガード部の車両幅方向内側に隣接して設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されかつ上端部が前記ホイールハウスの後端部の車両前側に配置されると共に、前記上端部から車両下側かつ車両後側へ延びる内側整流部と、前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、を備えている。
第2の態様に係る車両用マッドガード構造では、例えば上記第1の走行風を、内側整流部及び端部整流部に沿って車両後側へ流すことができる。また、例えば上記第2の走行風を内側整流部及び端部整流部に沿って車両後側へ流すことができる。
第3の態様に係る車両用マッドガード構造は、第1の態様又は第2の態様に係る車両用マッドガード構造において、前記内側整流部の一部が前記ホイールハウスの後端部から車両前側へ離間されて前記内側整流部と前記ホイールハウスとの間に車両上側へ開放された流入部が形成され、前記内側整流部の後端部が前記床下から車両下側へ離間されて前記後端部と前記床下との間に車両後側へ開放された排出部が形成されている。
第3の態様に係る車両用マッドガード構造では、内側整流部の一部がホイールハウスの後端部の車両前側に離間して配置されて、内側整流部とホイールハウスとの間に車両上側へ開放された流入部が形成されている。また、内側整流部の後端部が床下の車両下側に離間して配置されており、当該後端部と床下との間に車両後側へ開放された排出部が形成されている。すなわち、内側整流部と車体(ホイールハウス及び床下)との間には空間が形成されており、この空間によって、内側整流部の車両上側の空間と、床下の車両下側の空間と、が連通されている。
このため、例えば、ホイールハウス内においてホイールハウスの後部に沿って車両下側(ホイールハウスの後端部側)へ吹き降りる走行風(以下、この走行風を「第3の走行風」という)が、流入部から内側整流部と車体との間の空間内へ流入される。そして、この空間内に流入された第3の走行風の流れが内側整流部によって車両後側への流れに偏向されて、当該走行風が排出部から車両後側へ排出される。したがって、ホイールハウスの後部に沿って吹き降りる走行風が比較的強い車両に対して、当該走行風を車両後側へ有効に整流できる。
第4の態様に係る車両用マッドガード構造は、第1の態様又は第2の態様に係る車両用マッドガード構造において、前記内側整流部の一部が前記ホイールハウスの後端部から車両前側へ離間されて前記内側整流部と前記ホイールハウスとの間に車両幅方向外側へ開放された開口部が形成されると共に、前記内側整流部の後端部が前記床下から車両下側へ離間されて前記後端部と前記床下との間に車両後側へ開放された排出部が形成され、前記内側整流部の車両幅方向内側端部から車両後側へ延びる内側壁が設けられている。
第4の態様に係る車両用マッドガード構造では、内側整流部の一部がホイールハウスの後端部の車両前側に離間して配置されて、内側整流部とホイールハウスとの間に車両幅方向外側へ開放された開口部が形成されている。また、内側壁が、内側整流部の車両幅方向内側端部から車両後側へ延びている。さらに、内側整流部の後端部が床下の車両下側に離間して配置されて、当該後端部と床下との間に車両後側へ開放された排出部が形成されている。これにより、内側整流部と車体(ホイールハウス及び床下)との間には空間が形成されて、この空間によって、内側整流部の車両幅方向外側の空間と、床下の車両下側の空間と、が連通されている。
このため、例えば、車両の車両幅方向外側を流れる走行風(以下、この走行風を「第4の走行風」という)が車輪の車両後側からホイールハウス内へ流れ込むと、当該走行風が、車輪の車両後側を車両幅方向内側へ流れて、前記空間内へ流入される。そして、空間内に流入された第4の走行風の流れが内側壁によって車両後側への流れに偏向されて、当該走行風が排出部から車両後側へ流れる。これにより、車輪の車両後側からホイールハウス内へ流れ込む走行風を車両後側へ有効に整流できる。
第5の態様に係る車両用マッドガード構造は、第2の態様に係る車両用マッドガード構造において、前記マッドガード部に対して車両前側の空間と前記マッドガード部に対して車両後側の空間とを連通する連通孔が前記端部整流部に形成され、前記端部整流部が車両幅方向外側へ開口されている。
第5の態様に係る車両用マッドガード構造では、例えば、車両の方向転換時にマッドガード部の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる走行風(以下、この走行風を「第5の走行風」という)を車両後側へ効果的に流すことができる。すなわち、仮に端部整流部において連通孔が省略された場合では、車両の方向転換時にマッドガード部の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる第5の走行風が、端部整流部において剥離されて、車両後側へ良好に流れなくなる可能性がある。これに対して、第6の態様に係る車両用マッドガード構造では、端部整流部に連通孔が形成されているため、第5の走行風が、連通孔を介してマッドガード部の車両後側(裏面側)の空間に流れ込み、端部整流部の後面(裏面)に沿って車両後側へ流れる。これにより、車両の方向転換時にマッドガード部の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる第5の走行風を車両後側へ効果的に流すことができる。
第6の態様に係る車両用マッドガード構造は、第2の態様又は第5の態様に係る車両用マッドガード構造において、前記端部整流部の後端が側面視で凹凸状に形成され、或いは前記端部整流部の後端部に前記端部整流部の板厚方向に貫通された孔部が形成されている。
第6の態様に係る車両用マッドガード構造では、端部整流部の後端が側面視で凹凸状に形成されている。すなわち、端部整流部の後端に、車両後側へ突出された凸部及び車両後側へ開放された凹部が形成されている。或いは、端部整流部の後端部に孔部が形成されている。これにより、端部整流部に対して車両幅方向内側の空間において車両幅方向外側斜め後方へ流れる走行風(以下、この走行風を第6の走行風という)が生じる場合に、第6の走行風の端部整流部の裏面側への回り込みを抑制できる。
すなわち、車両走行時における端部整流部の周囲の空間では、端部整流部の表面側の空間の圧力が端部整流部の裏面側の空間の圧力に比べて高くなっている。このため、端部整流部の表面側の空気が、端部整流部の後端部の凹部を介して端部整流部の裏面側へ流れ込もうとする。或いは、端部整流部の孔部を介して端部整流部の裏面側へ流れ込もうとする。これにより、端部整流部の後端部の周囲には、小さな渦流が発生する。そして、端部整流部の表面側から端部整流部の裏面側へ回り込もうとする第6の走行風の流れを、上記の小さな渦流によって抑制することができる。以上により、第6の走行風における端部整流部の裏面側への回り込みを抑制できる。
第7の態様に係る車両用マッドガード構造は、第2の態様又は第5の態様に係る車両用マッドガード構造において、前記端部整流部の後端部には、車両幅方向内側へ突出された突出部が形成されている。
第7の態様に係る車両用マッドガード構造では、端部整流部の後端部に、車両幅方向内側へ突出された突出部が形成されているため、この態様においても、第6の走行風の端部整流部の裏面側への回り込みを抑制できる。
すなわち、第6の走行風が突出部に当たることで、第6の走行風の向きが突出部において車両幅方向内側へ方向転換されて、第6の走行風が車両後側へ流れる。これにより、第6の走行風が端部整流部の裏面側へ回り込むことを抑制できる。
第8の態様に係る車両用マッドガード構造は、車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、を備えた車両用マッドガード構造であって、前記マッドガード部に対して車両前側の空間と前記マッドガード部に対して車両後側の空間とを連通する連通孔が前記端部整流部に形成され、前記端部整流部が車両幅方向外側へ開口されている。
第9の態様に係る車両用マッドガード構造は、車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、を備えた車両用マッドガード構造であって、前記端部整流部の後端が側面視で凹凸状に形成され、或いは前記端部整流部の後端部に前記端部整流部の板厚方向に貫通された孔部が形成されている。
第10の態様に係る車両用マッドガード構造は、車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、を備えた車両用マッドガード構造であって、前記端部整流部の後端部には、車両幅方向内側へ突出された突出部が形成されている。
第1の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、マッドガードとしての機能を確保しつつ、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制できる。
第2の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、マッドガードとしての機能を確保しつつ、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制できる。
第3の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、ホイールハウスの後部に沿って吹き降りる走行風が比較的強い車両に対して、当該走行風を車両後側へ有効に整流できる。
第4の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、車輪の車両後側からホイールハウス内へ流れ込む走行風を車両後側へ有効に整流できる。
第5の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、例えば車両の方向転換時にマッドガード部の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる走行風を車両後側へ効果的に流すことができる。
第6の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、端部整流部の車両幅方向内側の空間において車両幅方向外側斜め後方へ向かう走行風が生じる場合に、当該走行風の端部整流部の裏面側への回り込みを抑制できる。
第7の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、端部整流部の車両幅方向内側の空間において車両幅方向外側斜め後方へ向かう走行風が生じる場合に、当該走行風の端部整流部の裏面側への回り込みを抑制できる。
第8の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、マッドガードとしての機能を確保しつつ、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制でき、かつ、例えば車両の方向転換時にマッドガード部の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる走行風を車両後側へ効果的に流すことができる。
第9の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、マッドガードとしての機能を確保しつつ、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制でき、かつ、端部整流部の車両幅方向内側の空間において車両幅方向外側斜め後方へ向かう走行風が生じる場合に、当該走行風の端部整流部の裏面側への回り込みを抑制できる。
第10の態様に係る車両用マッドガード構造によれば、マッドガードとしての機能を確保しつつ、車輪の車両後側における空気の乱れを抑制でき、かつ、端部整流部の車両幅方向内側の空間において車両幅方向外側斜め後方へ向かう走行風が生じる場合に、当該走行風の端部整流部の裏面側への回り込みを抑制できる。
第1の実施の形態に係る車両用マッドガード構造が適用された車両の要部を示す車両左斜め前方から見た模式的な斜視図である。 図1に示される車両の要部を示す車両左側から見たマッドガードの内側整流部の位置における模式的な断面図(図1の2−2線断面図)である。 図2に示されるリヤホイールハウスの後部を車両前方から見た模式的な正面図である。 第2の実施の形態に係る車両用マッドガード構造が適用された車両の要部を示す車両左斜め前方から見た模式的な斜視図である。 図4に示される車両の要部を示す車両左側から見たマッドガードの内側整流部の位置における模式的な断面図(図4の5−5線断面図)である。 第3の実施の形態に係る車両用マッドガード構造が適用された車両の要部を示す車両左斜め前方から見た模式的な斜視図である。 図6に示されるマッドガードを示す車両上側から見た模式的な断面図(図6の7−7線断面図)である。 第4の実施の形態に係る車両用マッドガード構造が適用された車両の要部を示す図3に対応する模式的な正面図である。 図8に示される車両の要部を示す車両左側から見たマッドガードの内側整流部の位置における模式的な断面図(図8の9−9線断面図)である。 図9に示されるマッドガードを車両上側から見た模式的な断面図(図9の10A−10A線断面図)である。 図9に示されるマッドガードを車両上側から見た模式的な断面図(図9の10B−10B線断面図)である。 第5の実施の形態に係る車両用マッドガード構造が適用された車両の要部を示す図3に対応する模式的な正面図である。 図11に示される車両の要部を示す車両左側から見たマッドガードの内側整流部の位置における模式的な断面図(図11の12−12線断面図)である。 図12に示されるマッドガードを車両上側から見た模式的な断面図(図12の13−13線断面図)である。 図13に示される端部整流部を車両左側から見た側面図である。 図14Aに示される端部整流部の変形例を示す側面図である。 図13に示される端部整流部の他の変形例を示す車両上側から見た模式的な断面図である。 第6の実施の形態に係る車両用マッドガード構造が適用された車両の要部を示す図3に対応する模式的な正面図である。 図16に示される内側整流部を車両左側から見た模式的な断面図(図16の17−17線断面図)である。 第1の実施の形態〜第3の実施の形態、及び第6の実施の形態に用いられるマッドガードの傾斜部における変形例を示す側断面図である。 第1の実施の形態〜第3の実施の形態、及び第6の実施の形態に用いられるマッドガードの傾斜部における他の変形例を示す側断面図である。 第1の実施の形態〜第3の実施の形態、及び第6の実施の形態に用いられる内側整流部の変形例を示す正面図である。 図19Aに示される内側整流部の変形例を車両左側から見た側断面図(図19Aの19B−19B線断面図)である。
(第1の実施の形態)
以下図面を用いて、第1の実施の形態に係る車両用マッドガード構造S1が適用された車両10について説明する。また、図1には、車両10の要部が車両左斜め前方から見た模式的な斜視図にて示されており、図2には、車両10の要部が車両左側から見た模式的な断面図(図1の2−2線断面図)にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両左方(車両幅方向一方側)を矢印LHで示し、車両上方を矢印UPで示す。
これらの図に示されるように、車両用マッドガード構造S1は、車両10の後部に配置されたホイールハウスとしてのリヤホイールハウス12の後端部に適用されている。また、車両用マッドガード構造S1では、車両幅方向において左右対称に構成されているため、車両10の車両左側のリヤホイールハウス12に適用された車両用マッドガード構造S1について説明して、車両10の車両右側のリヤホイールハウス12に適用された車両用マッドガード構造S1についての説明は省略する。
リヤホイールハウス12内には、フェンダライナ14が設けられている。このフェンダライナ14は、車両下側へ開放された略半円筒状のアーチ部14Aを備えており、アーチ部14Aの後端部がリヤホイールハウス12の後端部まで延びている。そして、アーチ部14Aは、車輪としてのリヤタイヤ16(図2参照)の上部を車両上側から覆っている。
このアーチ部14A(リヤホイールハウス12)の後端部には、マッドガード20が設けられている。このマッドガード20は、マッドガード20の車両幅方向外側部分を構成するマッドガード部22と、マッドガード20の車両幅方向内側部分を構成する内側整流部24と、を含んで構成されている。
マッドガード部22は、略矩形板状に形成されると共に、リヤタイヤ16の車両後側において、板厚方向を車両前後方向にして配置されている。また、マッドガード部22の上部がアーチ部14Aの後端部の車両前側に配置されて、アーチ部14Aに沿うようにマッドガード部22が車両下側へ延びており、マッドガード部22の下端部がリヤホイールハウス12の車両後側の床下18よりも車両下側へ突出されている。そして、マッドガード部22の上端部には、略円形状の取付孔22Aが貫通形成されており、この取付孔22A内に図示しないボルト等の締結部材が挿入されて、マッドガード部22がアーチ部14A(リヤホイールハウス12)の後端部に取付けられている。
内側整流部24は、マッドガード部22の車両幅方向内側に隣接して設けられている。この内側整流部24は、略矩形板状に形成されて、車両幅方向を幅方向として内側整流部24の上端部から車両下側かつ車両後側へ延びている。また、車両前側から見て、内側整流部24の車両幅方向外側部分がリヤタイヤ16と重なるように配置されている(図3参照)。そして、内側整流部24の上部は上壁部26として構成されており、上壁部26は、マッドガード部22の上部と一体に形成されると共に、マッドガード部22と面一に配置されている。すなわち、マッドガード20では、マッドガード20の上部においてマッドガード部22と内側整流部24とが一体に形成されており、マッドガード20の下部においてマッドガード部22と内側整流部24とが分離されている。また、上壁部26には、略円形状の取付孔24Aが貫通形成されており、この取付孔24A内に図示しないボルト等の締結部材が挿入されて、内側整流部24がアーチ部14A(リヤホイールハウス12)の後端部に取付けられている。
また、内側整流部24の下部は偏向壁部28として構成されており、偏向壁部28は、偏向壁部28の車両前側部分を構成する傾斜部30と、偏向壁部28の車両後側部分を構成するガイド部32と、を含んで構成されている。
ガイド部32は、車両10の床下18の車両下側に配置されると共に、側面視で車両後側へ向かうに従い車両下側へ若干傾斜して配置されている。また、傾斜部30は、側面視で車両後側へ向かうに従い車両下側へ曲線状(円弧状)に傾斜されている。そして、上壁部26とガイド部32とが、傾斜部30によって滑らかに連結されている。
次に、第1の実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成された車両用マッドガード構造S1が適用された車両10では、リヤホイールハウス12(フェンダライナ14のアーチ部14A)の後端部にマッドガード20が設けられており、マッドガード20はマッドガード部22と内側整流部24とを含んで構成されている。
そして、マッドガード部22は、リヤタイヤ16の車両後側において、車両幅方向を幅方向にして配置されており、マッドガード部22の下端部が床下18よりも車両下側へ突出されている。これにより、例えば、リヤタイヤ16によって跳ね上げられた泥等が床下18に当たることがマッドガード部22によって抑制される。
ここで、マッドガード部22の車両幅方向内側に内側整流部24が隣接して設けられている。この内側整流部24は、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されて、内側整流部24の上端部から車両下側かつ車両後側へ延びている。
このため、例えば、リヤホイールハウス12内においてリヤタイヤ16の車両幅方向内側を流れる走行風F1(図2の矢印F1参照)が内側整流部24に当たると、当該走行風F1が内側整流部24(の偏向壁部28)に沿って車両後側へ流れる。これにより、リヤタイヤ16の車両幅方向内側を流れる走行風F1によるリヤタイヤ16の車両後側における空気の乱れが内側整流部24によって抑制される。
また、例えば、車両10の車両幅方向外側を流れる走行風F2(図3の矢印F2参照)がリヤホイールハウス12内に流れ込むと、走行風F2はリヤホイールハウス12(フェンダライナ14のアーチ部14A)の後部に沿って車両幅方向内側斜め下方へ流れる。そして、リヤホイールハウス12内に流れ込んだ走行風F2がリヤホイールハウス12の後端部に到達すると、走行風F2は内側整流部24(の偏向壁部28)に沿って車両後側へ流れる。これにより、リヤホイールハウス12内に流れ込んだ走行風F2によるリヤタイヤ16の車両後側における空気の乱れが内側整流部24によって抑制される。
以上により、マッドガードとしての機能を確保しつつ、リヤタイヤ16の車両後側における空気の乱れを抑制できる。
(第2の実施の形態)
図4及び図5を用いて第2の実施の形態に係る車両用マッドガード構造S2が適用された車両50について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態におけるマッドガード20の内側整流部24の形状を除いて第1の実施の形態と同様に構成されている。また、第2の実施の形態に係る車両用マッドガード構造S2は、車両50の前部に配置されたホイールハウスとしてのフロントホイールハウス52の後端部に適用されている。以下、フロントホイールハウス52の構成について説明し、次いで内側整流部24の形状について説明する。なお、第1の実施の形態と同様に構成されている部材には、同一の符号を付している。
フロントホイールハウス52内には、フェンダライナ54が設けられている。このフェンダライナ54は、車両下側へ開放された略半円筒状のアーチ部54Aを備えており、アーチ部54Aの後端部がフロントホイールハウス52の後端部まで延びている。また、車輪としてのフロントタイヤ56(図5参照)の上部が、アーチ部54Aによって車両上側から覆われている。そして、このアーチ部54A(フロントホイールハウス52)の後端部に、マッドガード20が設けられており、マッドガード20におけるマッドガード部22の下端部が、フロントホイールハウス52の車両後側の床下58よりも車両下側へ突出されている。
一方、マッドガード20の内側整流部24の上壁部26は、フロントホイールハウス52(フェンダライナ54のアーチ部54A)の後端部の車両前側に離間して配置されると共に、車両下側へ向かうに従い車両後側へ若干傾斜して配置されている。すなわち、内側整流部24の一部が、フロントホイールハウス52(アーチ部54A)の後端部から車両前側へ離間されると共に、マッドガード部22よりも車両前側に配置されている。また、内側整流部24のガイド部32が、床下58の車両下側に離間して配置されている。これにより、内側整流部24と車体(フェンダライナ54及び床下58)との間には空間G(図5参照)が形成されている。
また、図4に示されるように、上壁部26の上端部には、車両幅方向内側部分において、略L字形板状の取付片34が一体に形成されている。取付片34は、上壁部26の上端部から車両後側へ突出されかつ車両上側へ屈曲されている。そして、取付片34に車両前後方向に貫通した取付孔24Aが形成されている。
さらに、上壁部26及び傾斜部30の車両幅方向外側端部には、外側壁36が一体に形成されている。この外側壁36は、マッドガード部22よりも車両前側に配置された上壁部26及び傾斜部30の車両幅方向外側端部から車両後側へ延びて、マッドガード部22の上部における車両幅方向内側端部に結合されている。これにより、マッドガード部22と内側整流部24とが外側壁36によって一体に形成されている。
また、内側整流部24の上端部とフロントホイールハウス52(アーチ部54A)との間の開口部分が流入部38とされており、流入部38は車両上側へ開放されている。さらに、内側整流部24の後端部と床下58との間の開口部分が排出部40(図5参照)とされており、排出部40は車両後側へ開放されている。これにより、リヤホイールハウス12内と床下18の車両下側部分とが空間Gによって連通されている。
そして、第1の実施の形態と同様に、フロントホイールハウス52内においてフロントタイヤ56の車両幅方向内側を車両後側へ流れる走行風が内側整流部24に当たると、当該走行風が内側整流部24(の偏向壁部28)に沿って車両後側へ流れる。
また、第1の実施の形態と同様に、フロントホイールハウス52内に流れ込んだ走行風がフロントホイールハウス52の後部に沿って車両幅方向内側斜め下方へ流れる場合には、当該走行風が、フロントホイールハウス52の後端部に到達して、流入部38から空間G内に流入される。そして、この走行風の流れが偏向壁部28(の傾斜部30及びガイド部32)によって車両後側の流れに偏向される。これにより、フロントホイールハウス52内に流れ込んだ走行風によるフロントタイヤ56の車両後側における空気の乱れを内側整流部24によって抑制することができる。
以上により、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、第2の実施の形態では、フロントホイールハウス52内においてフロントホイールハウス52(アーチ部54A)の後部に沿って車両下側(フロントホイールハウス52の後端部側)へ吹き降りる走行風F3(図5の矢印F3参照)が、流入部38から空間G内へ流入される。そして、この空間G内に流入された走行風F3の流れが偏向壁部28によって車両後側への流れに偏向されて、当該走行風F3が排出部40から車両後側へ排出される。したがって、フロントホイールハウス52の後部に沿って吹き降りる走行風F3が比較的強い車両に対して、当該走行風F3を車両後側に有効に整流できる。特に、フロントホイールハウス52内では、比較的強い走行風F3が生じ易いため、この走行風F3を有効に整流できる。
なお、第2の実施の形態では、内側整流部24の上壁部26全体がフロントホイールハウス52(アーチ部54A)の後端部よりも車両前側に離間して配置されて、上壁部26とフロントホイールハウス52との間に流入部38が形成されているが、流入部38の形態はこれに限らない。例えば、上壁部26の車両下側部分をフロントホイールハウス52の後端部から車両前側へ離間させて、この上壁部26の車両下側部分とフロントホイールハウス52(アーチ部54A)との間に流入部38を形成してもよい。この場合には、上壁部26の車両上側部分をアーチ部54Aに固定すると共に、上壁部26の車両下側部分を外側壁36によってマッドガード部22に連結してもよい。
(第3の実施の形態)
図6及び図7を用いて第3の実施の形態に係る車両用マッドガード構造S3が適用された車両60について説明する。この車両用マッドガード構造S3は、第1の実施の形態と同様に車両60の後部に配置されたリヤホイールハウス12の後端部に適用されている。また、第3の実施の形態に用いられるマッドガード20は、第2の実施の形態におけるマッドガード20の内側整流部24の形状を除いて第2の実施の形態と同様に構成されている。以下、この内側整流部24の形状について説明する。なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様に構成されている部材には、同一の符号を付している。
第3の実施の形態における内側整流部24では、内側整流部24の外側壁36に2箇所の開口部42,44が車両幅方向に貫通形成されている。これにより、内側整流部24と車体との間の空間Gと、リヤホイールハウス12内と、が開口部42,44によって連通されている。また、この開口部42,44は、側面視で略矩形状を成すと共に、車両上下方向に並んで配置されており、車両下側に配置された開口部44の車両前側の辺が、傾斜部30に沿って湾曲されている(図6参照)。
さらに、図7に示されるように、内側整流部24の車両幅方向内側端部には、内側壁46が一体に形成されている。内側壁46は、車両上側から見て車両後側へ向かうに従い車両幅方向内側へ曲線状(円弧状)に傾斜されている。
これにより、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、第3の実施の形態では、上述したように、外側壁36に2箇所の開口部42,44が車両幅方向に貫通形成されており、内側壁46が、車両後側へ向かうに従い車両幅方向内側へ曲線状(円弧状)に傾斜している。
これにより、例えば、車両60(リヤタイヤ16)の車両幅方向外側を流れる走行風F4が、リヤタイヤ16の車両後側からリヤホイールハウス12内へ流れ込むと、走行風F4は、リヤタイヤ16の車両後側を車両幅方向内側へ流れて、開口部42,44から空間G内へ流入される(図7の矢印F4参照)。そして、空間G内に流入された走行風F4の流れが内側壁46によって車両後側への流れに偏向されて、走行風F4が偏向壁部28(の傾斜部30及びガイド部32)を沿いながら車両後側へ流れる。これにより、リヤタイヤ16の車両後側からリヤホイールハウス12内へ流れ込む走行風F4を車両後側へ有効に整流できる。
なお、第3の実施の形態では、内側整流部24の上端部とフェンダライナ14との間に、車両上側へ開放された流入部38が形成されているが、流入部38を塞ぐ壁を内側整流部24に設けてもよい。また、この場合には、当該壁を、フェンダライナ14のアーチ部14Aと内側整流部24の上端部とを滑らかに接続するように配置してもよい。
また、第3の実施の形態では、外側壁36に2箇所の開口部42,44が形成されているが、開口部の個数はこれに限らない。例えば、開口部を1箇所形成してもよいし3箇所以上形成してもよい。さらに、外側壁36を省略して、内側整流部24(上壁部26)とリヤホイールハウス12(アーチ部14A)との間における車両幅方向外側へ開放された部分を開口部としてもよい。
さらに、第3の実施の形態では、内側壁46が、車両上側から見て車両後側へ向かうに従い車両幅方向内側へ曲線状(円弧状)に傾斜されている。これに替えて、内側壁46を、車両上側から見て、内側整流部24の車両幅方向内側端部から車両後側へ直線状に延びるように形成してもよい。つまり、空間G内に流入された走行風F4の流れを内側壁46によって車両後側への流れに偏向させるように、内側壁46が内側整流部24の車両幅方向内側端部から車両後側へ延びていればよい。
また、第2の実施の形態及び第3の実施の形態では、マッドガード部22が板厚方向を車両前後方向にして車両上下方向に延びている。これに替えて、マッドガード部22の車両下側部分を内側整流部24の偏向壁部28と面一となるように配置して偏向壁部28と一体に形成してもよい。
さらに、第2の実施の形態では、内側整流部24の車両幅方向内側端部に第3の実施の形態の内側壁46に相当する壁が形成されていないが、第2の実施の形態における内側整流部24に第3の実施の形態の内側壁46を形成してもよい。
(第4の実施の形態)
図8〜図10を用いて第4の実施の形態に係る車両用マッドガード構造S4が適用された車両70について説明する。この車両用マッドガード構造S4は、第1の実施の形態と同様に車両70の後部に配置されたリヤホイールハウス12の後端部に適用されている。また、第4の実施の形態に用いられるマッドガード20は、以下に示す点を除いて第1の実施の形態におけるマッドガード20と同様に構成されている。なお、第1の実施の形態と同様に構成されている部材には同一の符号を付している。
すなわち、第4の実施の形態のマッドガード20では、内側整流部24が省略されている。そして、マッドガード20には端部整流部72が一体に形成されており、端部整流部72はマッドガード部22の車両幅方向内側部から車両幅方向内側かつ車両後側へ延びている。具体的には、端部整流部72は、車両上側から見て車両幅方向内側へ向かうに従い車両後側へ曲線状(円弧状)に傾斜されている(図10A及び図10B参照)。
また、端部整流部72の下部には、車両幅方向外側へ開口された連通孔74が形成されている。具体的には、端部整流部72における連通孔74に対応する部位が車両前側へ隆起されて、連通孔74が形成されている。これにより、マッドガード部22の車両前側の空間A1と、マッドガード部22(端部整流部72)の裏面側の空間A2と、が連通孔74によって連通されている(図10B参照)。
そして、車両70の走行時では、第1の実施の形態と同様に、リヤホイールハウス12内においてリヤタイヤ16の車両幅方向内側を流れる走行風F1が端部整流部72に沿って車両後側へ流れる(図10A参照)。これにより、リヤタイヤ16の車両幅方向内側を流れる走行風F1によるリヤタイヤ16の車両後側における空気の乱れが端部整流部72によって抑制される。
また、第1の実施の形態と同様に、車両70の車両幅方向外側を流れる走行風F2(図8の矢印F2参照)がリヤホイールハウス12内に流れ込むと、走行風F2はリヤホイールハウス12(フェンダライナ14のアーチ部14A)の後部に沿って車両幅方向内側斜め下方へ流れる。そして、リヤホイールハウス12内に流れ込んだ走行風F2が、マッドガード部22における下端部の車両幅方向内側端部に到達すると、走行風F2が端部整流部72に沿って車両後側へ流れる。これにより、リヤホイールハウス12内に流れ込んだ走行風F2によるリヤタイヤ16の車両後側における空気の乱れが端部整流部72によって抑制される。
以上により、第4の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、第4の実施の形態では、車両幅方向外側へ開口された連通孔74が端部整流部72に形成されており、マッドガード部22に対して車両前側の空間A1とマッドガード部22(端部整流部72)に対して車両後側の空間A2とが連通孔74によって連通されている。これにより、例えば、車両70の方向転換時にマッドガード部22の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる走行風F5(図10Bの矢印F5参照)を車両後側へ効果的に流すことができる。
すなわち、仮に端部整流部72において連通孔74が省略された場合では、車両70の方向転換時にマッドガード部22の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる走行風F5が、端部整流部72において剥離されて、車両後側へ良好に流れなくなる可能性がある。これに対して、第4の実施の形態では、端部整流部72に連通孔74が形成されているため、走行風F5が、連通孔74を介して端部整流部72の車両後側(裏面側)の空間A2に流れ込み、端部整流部72の後面(裏面)に沿って車両後側へ流れる(図10B参照)。これにより、車両70の方向転換時にマッドガード部22の前面に沿って車両幅方向内側へ流れる走行風F5を車両後側へ効果的に流すことができる。
(第5の実施の形態)
図11〜図14Aを用いて第5の実施の形態に係る車両用マッドガード構造S5が適用された車両80について説明する。この車両用マッドガード構造S5は、第2の実施の形態と同様に車両80の前部に配置されたフロントホイールハウス52の後端部に適用されている。また、第5の実施の形態に用いられるマッドガード20は、以下に示す点を除いて第4の実施の形態におけるマッドガード20と同様に構成されている。
すなわち、第5の実施の形態のマッドガード20では、第4の実施の形態の端部整流部72における連通孔74が省略されている。また、端部整流部72の車両上下方向の寸法が、第4の実施の形態の端部整流部72の車両上下方向の寸法に比べて小さく設定されている。さらに、第4の実施の形態では、端部整流部72の後端が、側面視で凹凸状に形成されている(図12及び図14A参照)。すなわち、端部整流部72の後端には、複数(本実施の形態では4箇所)の凸部82及び複数(本実施の形態では3箇所)の凹部84が一体に形成されている。
そして、第2の実施の形態と同様に、車両80の走行時には、フロントホイールハウス52内においてフロントタイヤ56の車両幅方向内側を車両後側へ流れる走行風が端部整流部72に沿って車両後側へ流れる。
また、第2の実施の形態と同様に、フロントホイールハウス52内に流れ込んだ走行風がフロントホイールハウス52の後部に沿って車両幅方向内側斜め下方へ流れる場合には、当該走行風がマッドガード部22における下端部の車両幅方向内側端部に到達して端部整流部72に沿って車両後側へ流れる。これにより、フロントホイールハウス52内に流れ込んだ走行風によるフロントタイヤ56の車両後側における空気の乱れを端部整流部72によって抑制することができる。
以上により、第5の実施の形態においても第2の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、第5の実施の形態では、端部整流部72の後端が側面視で凹凸状に形成されている。すなわち、端部整流部72の後端部には、複数の凸部82及び凹部84が形成されている。これにより、端部整流部72に対して車両幅方向内側の空間A3(図13参照)において車両幅方向外側斜め後方へ流れる走行風F6(図13の矢印F6参照)が生じる場合に、走行風F6における端部整流部72(マッドガード20)の裏面側への回り込みを抑制できる。
すなわち、車両80の走行時における端部整流部72の周囲の空間では、端部整流部の表面側の空間A3の圧力が端部整流部72の裏面側の空間A2の圧力に比べて高くなっている(図13参照)。このため、端部整流部72の表面側の空気が、端部整流部72の凹部84及び凸部82を介して端部整流部72の裏面側の空間A2へ流れ込もうとする。具体的には、端部整流部72の表面側の空気が、端部整流部72の凸部82における傾斜部分を回り込むようにして端部整流部72の裏面側の空間A2へ流れ込もうとする(図14Aの矢印F7参照)。これにより、端部整流部72の後端部の周囲には、小さな渦流F7が発生する。そして、端部整流部72の表面側の空間A3から端部整流部72の裏面側の空間A2へ回り込もうとする走行風F6の流れ(図13の2点鎖線で示される矢印F6参照)が渦流F7によって抑制されて、走行風F6は車両後側へ流れる(図13の実線で示される矢印F6参照)。以上により、走行風F6における端部整流部72の裏面側への回り込みを抑制できる。
なお、第5の実施の形態では、走行風F6における端部整流部72の裏面側への回り込みを抑制するために、端部整流部72の後端が側面視で凹凸状に形成されているが、走行風F6における端部整流部72の裏面側への回り込みを抑制するための手段はこれに限らない。
例えば、図14Bに示されるように、端部整流部72の後端部に、端部整流部72の板厚方向に貫通する複数の孔部86を形成してもよい。この場合においても、端部整流部72の表面側の空気が、孔部86を介して端部整流部72の裏面側の空間A2へ流れ込もうとする。具体的には、端部整流部72の表面側の空気が、端部整流部72の孔部86における内周面を回り込むようにして端部整流部72の裏面側の空間A2へ流れ込もうとする(図14Bの矢印F7参照)。これにより、上述と同様に端部整流部72の後端部の周囲に小さな渦流F7が発生するため、端部整流部72の表面側の空間A3から端部整流部72の裏面側の空間A2へ回り込もうとする走行風F6の流れを、渦流F7によって抑制することができる。
また、図15に示されるように、端部整流部72の後端部に、車両幅方向内側へ突出され且つ端部整流部72の後端部に沿って車両上下方向に延びる突出部88を形成してもよい。この場合には、走行風F6が突出部88に当たることで、走行風F6の向きが突出部88において車両幅方向内側へ方向転換されて、走行風F6が車両後側へ流れる(図15の実線で示される矢印F6参照)。これにより、図15にて2点鎖線で示されるような走行風F6の回り込みを抑制できる。
(第6の実施の形態)
以下、図16及び図17を用いて第6の実施の形態に係る車両用マッドガード構造S6が適用された車両90について説明する。この車両用マッドガード構造S6は、第1の実施の形態と同様に車両90の後部に配置されたリヤホイールハウス12の後端部に適用されている。また、第6の実施の形態に用いられるマッドガード20は、第1の実施の形態のマッドガード20と第4の実施の形態のマッドガード20とを組み合わせた形態となっている。すなわち、第6の実施の形態では、マッドガード20が内側整流部24及び端部整流部72を備えている。
具体的には、内側整流部24の偏向壁部28と端部整流部72とが一体に形成されている。また、偏向壁部28の車両幅方向外側端部と端部整流部72の上端部との結合部分が、車両前側から見て円弧状に形成されて、偏向壁部28と端部整流部72とが滑らかに繋がっている。また、内側整流部24がリヤタイヤ16の車両幅方向内側に配置されている。
さらに、内側整流部24における上壁部26の車両幅方向内側の角部には、傾斜部92が形成されており、傾斜部92は、車両前側から見て車両下側へ向かうに従い車両幅方向内側へ傾斜されている。また、上壁部26には、偏向壁部28の車両上側において、車両前側へ突出されたガイド壁94が一体に形成されている(図17参照)。このガイド壁94は、車両前側から見て、傾斜部92に沿って車両下側へ向かうに従い車両幅方向内側へ傾斜されており、ガイド壁94の下端部が車両下側へ屈曲されている。
そして、図示は省略するが、車両90の走行時では、第1の実施の形態と同様に、リヤホイールハウス12内においてリヤタイヤ16の車両幅方向内側を流れる走行風F1が内側整流部24及び端部整流部72に沿って車両後側へ流れる。これにより、リヤタイヤ16の車両幅方向内側を流れる走行風F1によるリヤタイヤ16の車両後側における空気の乱れが内側整流部24及び端部整流部72によって抑制される。
また、第1の実施の形態と同様に、車両90の車両幅方向外側を流れる走行風F2(図16の矢印F2参照)がリヤホイールハウス12内に流れ込むと、走行風F2はリヤホイールハウス12(フェンダライナ14のアーチ部14A)の後部に沿って車両幅方向内側斜め下方へ流れる。そして、リヤホイールハウス12内に流れ込んだ走行風F2が、内側整流部24及び端部整流部72に沿って車両後側へ流れる。これにより、リヤホイールハウス12内に流れ込んだ走行風F2によるリヤタイヤ16の車両後側における空気の乱れが内側整流部24及び端部整流部72によって抑制される。
以上により、第6の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、第6の実施の形態では、車両前側へ突出されたガイド壁94が、内側整流部24の上壁部26に一体に形成されている。そして、ガイド壁94は、車両前側から見て、傾斜部92に沿って車両下側へ向かうに従い車両幅方向内側へ傾斜されており、ガイド壁94の下端部が車両下側へ屈曲されている。
このため、リヤホイールハウス12(フェンダライナ14のアーチ部14A)の後部に沿って車両幅方向内側斜め下方へ流れる走行風F2を、ガイド壁94によって偏向壁部28側へ良好に流す(方向転換させる)ことができる。
なお、第1の実施の形態〜第3の実施の形態及び第6の実施の形態では、内側整流部24の傾斜部30が側面視で車両後側へ向かうに従い車両下側へ曲線状(円弧状)に傾斜されているが、傾斜部30の形状はこれに限らない。例えば、図18Aに示されるように、傾斜部30を側面視で車両後側へ向かうに従い車両下側へ直線状に傾斜させてもよい。また、傾斜部30を分割した傾斜部によって構成してもよい。この場合には、例えば、図18Bに示されるように、傾斜部30の上部を構成する第1傾斜部30Aを側面視で車両下側へ向かうに従い車両前側に傾斜させ、傾斜部30の下部を構成する第2傾斜部30Bを側面視で車両後側へ向かうに従い車両下側へ曲線状(円弧状)に傾斜させてもよい。さらに、第2の実施の形態及び第3の実施の形態において、内側整流部24の傾斜部30を省略して、偏向壁部28におけるガイド部32の前端部と上壁部26の下端部とを結合してもよい。すなわち、偏向壁部28の後端部が上壁部26よりも車両後側に配置されるように、内側整流部24が車両下側かつ車両後側へ延びていればよい。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態及び第6の実施の形態では、偏向壁部28が傾斜部30とガイド部32とを含んで構成されているが、偏向壁部28においてガイド部32を省略してもよい。例えば第1の実施の形態を用いて説明すると、図19A及び図19Bに示されるように、傾斜部30を側面視で直線状に傾斜させ且つマッドガード部22と結合するように構成してもよい。
さらに、第1の実施の形態〜第3の実施の形態及び第6の実施の形態において、内側整流部24のガイド部32と床下18,58との間に車体を構成するフレーム等の部材を配置してもよい。これにより、当該部材による空気の乱れを内側整流部24によって抑制することができる。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、車両前側から見て、内側整流部24の車両幅方向外側部分がリヤタイヤ16(フロントタイヤ56)と重なるように配置されているが、内側整流部24の位置は任意に設定することができる。例えば、内側整流部24をリヤタイヤ16(フロントタイヤ56)よりも車両幅方向内側に配置してもよい。
さらに、第1の実施の形態及び第3の実施の形態及び第6の実施の形態では、車両用マッドガード構造S1,S3がリヤホイールハウス12の後端部に適用されているが、車両用マッドガード構造S1,S3をフロントホイールハウス52の後端部に適用してもよい。また、第2の実施の形態では、車両用マッドガード構造S2がフロントホイールハウス52の後端部に適用されているが、車両用マッドガード構造S2をリヤホイールハウス12の後端部に適用してもよい。
また、第1の実施の形態〜第3の実施及び第6の実施の形態の形態では、マッドガード部22と内側整流部24とが一体に構成されているが、マッドガード部22と内側整流部24を別体に構成してもよい。

Claims (10)

  1. 車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、
    前記マッドガード部の車両幅方向内側に隣接して設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されかつ上端部が前記ホイールハウスの後端部の車両前側に配置されると共に、前記上端部から車両下側かつ車両後側へ延びる内側整流部と、
    を備えた車両用マッドガード構造。
  2. 車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、
    前記マッドガード部の車両幅方向内側に隣接して設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されかつ上端部が前記ホイールハウスの後端部の車両前側に配置されると共に、前記上端部から車両下側かつ車両後側へ延びる内側整流部と、
    前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、
    を備えた車両用マッドガード構造。
  3. 前記内側整流部の一部が前記ホイールハウスの後端部から車両前側へ離間されて前記内側整流部と前記ホイールハウスとの間に車両上側へ開放された流入部が形成され、
    前記内側整流部の後端部が前記床下から車両下側へ離間されて前記後端部と前記床下との間に車両後側へ開放された排出部が形成された請求項1又は請求項2に記載の車両用マッドガード構造。
  4. 前記内側整流部の一部が前記ホイールハウスの後端部から車両前側へ離間されて前記内側整流部と前記ホイールハウスとの間に車両幅方向外側へ開放された開口部が形成されると共に、
    前記内側整流部の後端部が前記床下から車両下側へ離間されて前記後端部と前記床下との間に車両後側へ開放された排出部が形成され、
    前記内側整流部の車両幅方向内側端部から車両後側へ延びる内側壁が設けられた請求項1又は請求項2に記載の車両用マッドガード構造。
  5. 前記マッドガード部に対して車両前側の空間と前記マッドガード部に対して車両後側の空間とを連通する連通孔が前記端部整流部に形成され、
    前記端部整流部が車両幅方向外側へ開口された請求項2に記載の車両用マッドガード構造。
  6. 前記端部整流部の後端が側面視で凹凸状に形成され、或いは前記端部整流部の後端部に前記端部整流部の板厚方向に貫通された孔部が形成された請求項2又は請求項5に記載の車両用マッドガード構造。
  7. 前記端部整流部の後端部には、車両幅方向内側へ突出された突出部が形成された請求項2又は請求項5に記載の車両用マッドガード構造。
  8. 車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、
    前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、
    を備えた車両用マッドガード構造であって、
    前記マッドガード部に対して車両前側の空間と前記マッドガード部に対して車両後側の空間とを連通する連通孔が前記端部整流部に形成され、
    前記端部整流部が車両幅方向外側へ開口された、
    車両用マッドガード構造。
  9. 車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、
    前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、
    を備えた車両用マッドガード構造であって、
    前記端部整流部の後端が側面視で凹凸状に形成され、或いは前記端部整流部の後端部に前記端部整流部の板厚方向に貫通された孔部が形成された、
    車両用マッドガード構造。
  10. 車輪が配置されるホイールハウスの後端部に設けられ、車両幅方向を幅方向とした板状に形成されると共に、下端部が前記ホイールハウスの車両後側の床下よりも車両下側へ突出されたマッドガード部と、
    前記マッドガード部の車両幅方向内側部から車両後側へ延びる端部整流部と、
    を備えた車両用マッドガード構造であって、
    前記端部整流部の後端部には、車両幅方向内側へ突出された突出部が形成された、
    車両用マッドガード構造。
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