JP2013174763A - レーザ加工装置およびレーザ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶基板上の配線を修正するバイパス配線を形成する際、絶縁膜が除去されすぎてしまうことにより生じるショートを抑制する。
【解決手段】ステップS1において、ピークパワーの高いパルスレーザ光で、基板上の欠陥を修正する配線を形成する経路のカラーフィルタを、絶縁膜の上に、その一部の厚さが残るように除去する。ステップS2において、ピークパワーの低いCWレーザ光により、欠陥を修正する配線を形成する経路の絶縁膜上に一部の厚さが残されたカラーフィルタを除去する。ステップS3において、パルスレーザ光により配線に必要なコンタクト加工を施す。ステップS4において、CWレーザによりCVD加工を施し、欠陥を修正する経路にバイパス配線を形成する。本発明は、レーザ加工装置に適用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ加工装置およびレーザ加工方法に関し、特に、液晶基板のカラーフィルタを、配線上の絶縁膜を傷つけることなく除去し、配線の欠陥を修正できるようにしたレーザ加工装置およびレーザ加工方法に関する。
液晶基板で配線上に絶縁膜とカラーフィルタが付されたCOA基板(Color filter on Array)での配線への修正加工においては、通常、パルスレーザにて配線接続用の経路をレーザ照射してカラーフィルタを除去した後、CVD(Chemical Vapor Deposition)による膜付けによる配線接続を行う手法が採用されている。
ところが、この修正加工においては、パルスレーザによるカラーフィルタの除去加工時に、カラーフィルタと配線間にある絶縁膜が除去されてしまったり、十分に絶縁膜が残されていないことがあり、別のラインと交差して配線接続の膜付け加工を行う際に、電気的にショートしてしまうことがあった。
このようなショートを防止するため、配線の上の絶縁膜を残してカラーフィルタなどの薄膜のみを正確に除去する加工法が求められていた。
薄膜などの物質を除去する加工に対しては、紫外領域の波長に変換されたパルスレーザを使用し、レーザ周波数、スキャンスピード、エネルギ強度の条件を調整して加工することで、薄膜のみを正確に除去する加工法が提案されている(特許文献1,2参照)。
特開平9−152568号公報 特開2007−72116号公報
しかしながら、液晶基板における配線上のカラーフィルタと、配線との間に存在する絶縁膜は、上層となるカラーフィルタに対して下層の絶縁膜の厚さが1桁程度小さいものであるため、カラーフィルタを除去しきるように加工条件に設定しても、ピークパワーの高いパルスレーザにより除去すると下層の絶縁膜まで除去されてしまうことで、絶縁できるだけの十分な絶縁膜が残らないことがあり、別ラインと交差するCVD加工による修正を行うと交差部分でショートしてしまうことがあったため、信頼性の高い修正加工ができなかった。
また、ピークエネルギーの低いCW(Continuous Wave)レーザを使用することで、絶縁膜へのダメージをなくしてカラーフィルタを除去することも考えられるが、CWレーザのみの使用で除去するには、カラーフィルタの層が厚すぎるため、カラーフィルタを十分に除去することができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特に、液晶基板におけるカラーフィルタを除去する際、ピークパワーの高いパルスレーザにより絶縁膜に至らない一部を残した状態まで除去した後、ピークパワーの低いCWレーザにより残された一部のカラーフィルタを除去することで、絶縁膜へのダメージを抑制しつつ、カラーフィルタを除去できるようにし、絶縁膜のダメージによるショート等の不具合を抑制して、信頼性の高い欠陥修正を実現するものである。
本発明の一側面のレーザ加工装置は、基板上の薄膜で覆われた配線の欠陥を修正するレーザ加工装置であって、前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜を、その厚さ方向に一部を残す状態まで除去するパルスレーザと、前記パルスレーザにより前記配線の欠陥を修正する経路の前記薄膜が一部を残す状態まで除去された後、前記厚さ方向に一部の残された薄膜を除去するCW(Continuous Wave)レーザとを含む。
本発明の一側面のレーザ加工方法は、基板上の薄膜で覆われた配線の欠陥を修正するレーザ加工装置のレーザ加工方法であって、パルスレーザにより、前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜を、その厚さ方向に一部を残す状態まで除去し、前記パルスレーザにより前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜が厚さ方向に一部を残す状態まで除去された後、CW(Continuous Wave)レーザにより、前記一部の残された薄膜を除去する。
本発明の一側面においては、パルスレーザにより、前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜が、その厚さ方向に一部が残される状態まで除去され、前記パルスレーザにより前記配線の欠陥を修正する経路の前記薄膜が厚さ方向に一部を残す状態まで除去された後、CW(Continuous Wave)レーザにより、前記一部の残された薄膜が除去される。
このため、ピークパワーの高いパルスレーザにより、配線の欠陥箇所の薄膜が、薄膜の厚さ方向に一部を残す状態まで除去されることになるので、薄膜の下層となる絶縁膜にダメージを与えることなく、大部分の薄膜を除去することが可能となる。さらに、その後、ピークパワーの低いCWレーザにより、厚さ方向に一部の残された薄膜が除去されることになるので、薄膜の下層に存在する絶縁膜にダメージを与えず、かつ、薄膜を取り残すことなく除去することが可能となる。
結果として、絶縁膜が不要に除去されることがなくなるので、絶縁膜が不要に除去されることに起因する修正配線のショートを防止することが可能となり、信頼性の高い配線の欠陥修正を実現することが可能となる。
前記パルスレーザには、前記CWレーザにより前記薄膜が除去された後、前記配線の欠陥を修正する経路における、前記薄膜と前記配線との間に設けられた絶縁膜を除去させ、前記CWレーザには、前記パルスレーザにより前記絶縁膜が除去された後、CVD(Chemical Vapor Deposition)により膜付けすることで配線の欠陥を修正する経路を接続させるようにすることができる。
このため、薄膜と絶縁膜とを除去するパルスレーザと、CVD用のCWレーザとを用いることで、薄膜の下層に存在する絶縁膜にダメージを与えることなく、かつ、薄膜を取り残すことなく除去することが可能となる。
前記パルスレーザにより除去される、前記配線の欠陥箇所となる薄膜の一部を残す状態は、前記CWレーザにより除去可能な薄膜の一部を残す状態とすることができる。
このため、CVD用のCWレーザとを用いることで、薄膜の下層に存在する絶縁膜にダメージを与えることなく、かつ、薄膜を取り残すことなく除去することが可能となる。
前記基板上の薄膜は、液晶基板上のカラーフィルタとすることができる。
これにより、ピークパワーの高いパルスレーザにより、薄膜であるカラーフィルタの一部を残して除去した後、カラーフィルタの残りの一部をピークパワーの低いCWレーザで除去することができるので、絶縁膜にダメージを与えることなく、カラーフィルタを取り残すことなく除去することが可能となる。
前記CWレーザは、前記パルスレーザにより前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜が厚さ方向に一部を残す状態まで除去された後、前記一部の残された薄膜を除去するとき、前記CVDにより膜付けすることで配線の欠陥を修正する経路を接続するときよりも、走査速度が高速で、かつ、レーザパワーが強いものとすることができる。
これにより、薄膜より下層の絶縁膜にダメージを与えることなく、薄膜を取り残すことなく除去することが可能となる。
本発明によれば、基板上の薄膜で覆われた配線の欠陥を修正する際、基板上の薄膜の下層であって、配線より上層の絶縁膜にダメージを与えることなく、薄膜を除去することができるようになるので、絶縁膜が除去されることにより生じるショートを防止することが可能となり、欠陥修正の信頼性を向上させることが可能となる。
本発明を適用したレーザ加工装置の一実施の形態の構成例を説明するブロック図である。 図1のレーザ加工装置による欠陥修正処理を説明するフローチャートである。 液晶基板の配線の欠陥修正箇所を説明する図である。 カラーフィルタを除去する処理を説明する液晶基板の上面図である。 カラーフィルタを除去する処理を説明する液晶基板の側面図である。 コンタクト加工処理を説明する液晶基板の上面図である。 CVD加工処理を説明する液晶基板の上面図である。 CVD加工処理を説明する液晶基板の側面図である。
[レーザ加工装置の構成例]
図1は、本発明を適用したレーザ加工装置の一実施の形態の構成例を示す図である。
図1のレーザ加工装置1は、基板等の加工対象物の配線の欠陥をレーザ加工により修正する装置である。なお、以下、加工対象物の一例として、液晶基板2を挙げて説明する。
レーザ加工装置1は、CVD加工用のCWレーザ発振器11、レーザ照射強度均一化光学系12、ZAP加工用のパルスレーザ発振器13、レーザ照射強度均一化光学系14、可変スリット15、結像加工光学系16、ガスユニット17、原料ガス供給・排気ユニット18、ホルダ19、XYステージ20、観察光学系21、および、制御部22を含むように構成される。
CWレーザ発振器11は、例えば、CW(Continuous Wave)励起のQスイッチNd:YLFレーザにより構成され、第4高調波のレーザ光(以下、CWレーザ光とも称する)を発振し、出射する。
レーザ照射強度均一化光学系12は、可変スリット15を通過するCWレーザ光の強度分布をほぼ均一にするための光学系である。例えば、レーザ照射強度均一化光学系12は、ビームエキスパンダでCWレーザ光のビーム径を拡大し、強度差の小さいビーム中央部を可変スリット15の開口に入射させることにより、可変スリット15を通過するCWレーザ光の空間方向の強度分布を平均化する。また、レーザ照射強度均一化光学系12は、ガルバノメータなどによりレーザビームを遥動させて、可変スリット15を通過するCWレーザ光の時間方向の強度分布を平均化する。
パルスレーザ発振器13は、例えば、パルス励起のQスイッチNd:YLFレーザにより構成され、第3高調波のレーザ光(以下、パルスレーザ光と称する)を発振し、出射する。
レーザ照射強度均一化光学系14は、レーザ照射強度均一化光学系12と同様の構成を有しており、可変スリット15を通過するパルスレーザ光の空間方向および時間方向の強度分布を略均一にする。また、レーザ照射強度均一化光学系14は、パルスレーザ光の照射パワー密度を調節するための光アッテネータを備える。
なお、以下、CWレーザ光とパルスレーザ光とを特に区別する必要がない場合、単にレーザ光と称する。
可変スリット15は、2枚1組のナイフエッジが2組設けられており、各組のナイフエッジの間隔を調整することにより、矩形の開口の大きさを変えることができる。また、可変スリット15は、光軸回りに全体を回転させる機構を有している。
結像加工光学系16は、可変スリット3を通過したレーザ光を液晶基板2の表面で結像させる光学系である。結像加工光学系16は、例えば、対物レンズ16a、結像レンズ(不図示)、ダイクロイックミラー(不図示)、レーザ光の光路を形成するミラー(不図示)、可変スリット15通過後のレーザ光の出力を測定するレーザ出力測定器(不図示)などにより構成される。また、結像加工光学系16は、レーザ光による可変スリット15の開口の像である照射スポットを、液晶基板2上で所定の速度でスキャンさせるために対物レンズ16aを微動させる微動ステージ16bを備える。
ガスユニット17は、原料ガスを搬送するためのキャリアガス、および、パージガスを原料ガス供給・排気ユニット18に供給する。また、ガスユニット17は、原料ガス供給・排気ユニット18の吸引口から吸引されるガスに含まれる原料ガスを熱分解し、フィルタにより捕捉する。なお、液晶基板2の加工部に供給する原料ガスの濃度は、制御部22の制御の基に、原料ガスの容器の温度を調節して発生する原料ガスの濃度を調節したり、パージガスおよびキャリアガスの流量を調節することにより調節される。
原料ガス供給・排気ユニット18は、キャリアガスおよびパージガスを液晶基板2の加工部に供給する。原料ガスは、キャリアガスにより液晶基板2の加工部に供給される。パージガスは、液晶基板2の加工部から空気を除去する。また、原料ガス供給・排気ユニット18は、原料ガスが外部に漏れないように吸引する吸引口を備え、吸引したガスをガスユニット17に供給する。これにより、液晶基板2の加工部近傍の空間が、原料ガス雰囲気に保たれる。そして、液晶基板2の加工部近傍の空間が、原料ガス雰囲気に保たれた状態でCWレーザ光が加工部に照射されることにより、加工部にCVD膜が堆積する。
また、原料ガス供給・排気ユニット18は、レーザ光を透過する窓板を備える。パージガスは、その窓板がCVD加工されることを防止する役割も果たす。
尚、CWレーザ光は、液晶基板2の配線の欠陥を修正する経路におけるカラーフィルタの除去に際しては、原料ガス供給・排気ユニット18からは、キャリアガスおよびパージガスのいずれも供給されない状態で照射される。すなわち、液晶基板2は、表面となる最上層がカラーフィルタで構成されており、下層に向かって、絶縁膜、および配線層の順に構成されている。配線の欠陥を修正するに当たっては、配線の欠陥を修正する経路におけるカラーフィルタが除去された後、欠陥を修正する経路のうち、欠陥の生じた配線と接する領域についてのみ、コンタクト加工により絶縁膜が破られた状態で、その他の絶縁膜を跨ぐように、CVDによりバイパス配線が新たに設けられることにより欠陥修正がなされる。
上述したように、配線の欠陥を修正するバイパス配線を形成するための経路については、まず、カラーフィルタが除去されることになるが、カラーフィルタの除去は、パルスレーザ光、およびCWレーザ光のいずれもが使用される。より詳細には、欠陥を修正する経路におけるカラーフィルタに対して、まず、ピークパワーの高いパルスレーザ光により、絶縁膜上に一部のカラーフィルタが残る状態(絶縁膜上に一部の厚さのカラーフィルタが残る状態)までカラーフィルタが除去される。そして、ピークパワーの低いCWレーザ光により、絶縁膜上に、その一部の厚さが残されているカラーフィルタが除去される。このようにカラーフィルタが除去されることにより、絶縁膜に近い部分については、ピークパワーの低いCWレーザ光が使用されるので、絶縁膜へのダメージを抑制しつつ、カラーフィルタを取り残すことなく除去することができる。結果として、その後、CVDにより欠陥を修正する経路上にバイパス配線が形成されても、欠陥の生じた配線を接続すべき位置以外は、絶縁膜が有効に残されているので、その他の配線を跨ぐように修正用のバイパス配線が接続されても、相互に絶縁状態が維持されるため、バイパス配線と、バイパス配線を交差するように存在する配線とのショートが防止され、信頼性の高い欠陥修正を実現することが可能となる。
ホルダ19は、XYステージ20上に搭載され、液晶基板2の位置を固定する。
XYステージ20は、制御部22の制御の基に、ホルダ19を水平方向に移動させ、ホルダ19に保持されている液晶基板2の加工位置の位置決めを行う。
制御部22は、例えば、コンピュータまたは各種のプロセッサ等により構成され、レーザ加工装置1の各部の制御を行う。より詳細には、制御部22は、ガスユニット17を制御して、原料ガスの濃度、並びに、パージガスおよびキャリアガスの流量を調節する。また、制御部22は、パワー制御部22a、およびスキャン速度制御部22bを備えている。パワー制御部22aは、CWレーザ発振器11のQスイッチ周波数やCWレーザ光のパルス幅等を調節する。また、パワー制御部22aは、レーザ照射強度均一化光学系12の光アッテネータを制御して、CWレーザ光の照射パワー密度を調節する。さらに、パワー制御部22aは、パルスレーザ発振器13のQスイッチ周波数やパルスレーザ光のパルス幅等を調節する。また、パワー制御部22aは、レーザ照射強度均一化光学系14の光アッテネータを制御して、パルスレーザ光の照射パワー密度を調節する。
スキャン速度制御部22bは、結像加工光学系16の微動ステージ16bを制御して、照射スポットのスキャン速度を調節する。また、スキャン速度制御部22bは、XYステージ20を制御して、液晶基板2の水平方向の位置を移動させる。
[欠陥修正処理]
次に、図2のフローチャートを参照して、図1のレーザ加工装置によるレーザ加工による液晶基板2における配線の欠陥修正処理について説明する。
ステップS1において、制御部22は、パルスレーザ発振器13、およびレーザ照射強度均一化光学系14を制御して、パルスレーザ光を発生させ、可変スリット15、および結増加工光学系16を介して、液晶基板2の配線の欠陥を修正する経路のカラーフィルタを、絶縁膜上に一部の厚さのカラーフィルタが残るように除去する。この際、制御部22は、XYステージ20を制御して、ホルダ19により保持されている液晶基板2の加工位置を制御する。
すなわち、例えば、液晶基板2上の欠陥位置が、図3の欠陥位置51で示されるような場合、パルスレーザ光により、図4で示される領域61で示される欠陥を修正するためのバイパス配線を形成するための経路上のカラーフィルタが、絶縁膜上に、その一部の厚さが残るように除去される。より詳細には、図5の図4におけるAA断面図で示されるように、カラーフィルタ71における領域61のうちの、図中の右上がりの斜線部で示される領域61のうち、カラーフィルタ71の一部の厚さとなる下層部61bを残すように、上層部61aのみが、パルスレーザ光により除去される。
尚、図3,図4は、液晶基板2の上面図であり、図5は、図4における領域61のAA断面図である。図5で示されるように液晶基板2は、領域61が構成される前の段階においては、絶縁膜72−1上にゲートライン配線53−2が形成され、その上にゲートライン配線53−1が覆われるように絶縁膜72−2が形成され、絶縁膜72−2の上層にカラーフィルタ71が積層されるように形成されている。
また、図3,図4には、液晶基板2上にデータライン配線52−1,52−2、およびゲートライン配線53−1乃至53−4が、絶縁膜(不図示)を挟んで、それぞれ水平方向、および垂直方向に配線されている状態が示されている。また、データライン配線52−1上のゲートライン53−2の図中左側の点線で示される丸印が、データライン配線52−1が断線している欠陥位置51を示している。
ステップS2において、制御部22は、CWレーザ発振器11、およびレーザ照射強度均一化光学系12を制御して、CWレーザ光を発生させ、可変スリット15、および結増加工光学系16を介して、液晶基板2の配線の欠陥位置51の修正に必要とされるカラーフィルタ71の領域61のうち、ステップS1の処理によりパルスレーザ光により除去されず、絶縁膜72−2上に残された一部の厚さのカラーフィルタを除去する。この際、制御部22は、XYステージ20を制御して、ホルダ19により保持されている液晶基板2の加工位置を制御する。
すなわち、図5で示されるように、カラーフィルタ71における領域61のうち、パルスレーザ光により除去されず、一部の厚さだけ残されている、図中の右下がりの斜線部で示される下層部61bが、CWレーザ光により除去される。
このため、ピークパワーの高いパルスレーザ光では、欠陥を修正するバイパス配線を形成する経路のカラーフィルタ71の領域61のうち、絶縁膜72−2上にカラーフィルタ71の一部の厚さを残す上層部61aのみが除去されることになるので、絶縁膜72−2にダメージを与えることなく、カラーフィルタ71の大部分を除去することが可能となる。また、領域61のうち、パルスレーザ光により上層部61aが除去されたときの残りのパラーフィルタ71の下層部61bのみがピークパワーの低いCWレーザ光により除去される。このため、絶縁膜72−2にダメージを与えず、かつ、カラーフィルタ71を取り残すことなく除去することが可能となる。尚、CWレーザ光により除去することが可能なカラーフィルタ71の厚さには限界があるため、CWレーザ光により除去可能なカラーフィルタ71の厚さが、下層部61bの厚さとして設定できるように、パルスレーザ光により除去されるべき上層部61aの厚さは設定される。
また、CWレーザは、カラーフィルタ71を除去する際には、後述する欠陥を修正する経路上に配線を形成するCVD加工時よりも、スキャン速度を高速にし、かつ、レーザ強度を強くする必要がある。このため、CWレーザによりカラーフィルタ71を除去する際、制御部22のスキャン速度制御部22bは、結像加工光学系16の微動ステージ16bを制御して、照射スポットのスキャン速度を、CVD加工時よりも高速にするように制御すると共に、パワー制御部22aは、CWレーザ光のレーザ強度をCVD加工時よりも強くするように制御する。
ステップS3において、制御部22は、パルスレーザ発振器13、およびレーザ照射強度均一化光学系14を制御して、パルスレーザ光を発生させ、可変スリット15、および結増加工光学系16を介して、図6で示される領域61のうち、液晶基板2の配線の欠陥を修正する経路となる領域61のうち、図中の点線の丸印で示される位置81−1,81−2の絶縁膜72−1を除去する、いわゆるコンタクト加工を行う。
すなわち、この処理により位置81−1においては、図6で示されるように、絶縁膜72−2が除去された状態となる。尚、図6においては、位置81−1における絶縁膜72−2が除去された状態のみが示されているが、位置81−2についても同様にコンタクト加工されて、絶縁膜72−2が除去される。
ステップS4において、制御部22は、CWレーザ発振器11、およびレーザ照射強度均一化光学系12を制御して、CWレーザ光を発生させ、可変スリット15、および結増加工光学系16を介して、液晶基板2の配線の欠陥位置51を修正する経路である領域61aに対して、バイパス配線を形成するためのCVD加工を施す。この際、制御部22は、XYステージ20を制御して、ホルダ19により保持されている液晶基板2の加工位置を制御する。また、制御部22は、必要に応じて、ガスユニット17を制御して、原料ガス供給・排気ユニット18に対して、CVD加工に必要とされる原料ガスを搬送するためのキャリアガス、および、パージガスを供給させる。
この結果、CVD加工により、図7の右下がりの斜線部で示されるように、欠陥位置51を修正する経路にバイパス配線91が形成される。バイパス配線91は、図8の、図7におけるBB断面図で示されるように、コンタクト加工された位置81−1において、絶縁膜72が除去されているので、データライン配線52−1と電気的に接続されている。また、図示しないが、位置81−2についても同様の構成となっているので、やはり、バイパス配線91は、データライン配線52−1の欠陥を修正するように電気的に接続された状態となる。さらに、バイパス配線が形成された領域においては、コンタクト加工された位置81−1,81−2以外の領域においては、絶縁膜72−2が有効に存在する。このため、例えば、図7の位置92で示されるような、ゲートライン配線53−2と、バイパス配線91が交差するような構成となっていても、その間には絶縁膜72−2が存在するので、電気的には絶縁されているので、ショートするようなことが防止された状態で、データライン配線52−1の欠陥位置51で示される欠陥を修正するためのバイパス配線91を形成することが可能となる。
以上の処理により、液晶基板の欠陥修正処理におけるカラーフィルタの除去に当たり、ピークパワーの高いパルスレーザ光により、カラーフィルタの下層に存在する絶縁膜上に、その一部の厚さを残すようにカラーフィルタが除去された後、ピークパワーの低いCWレーザ光により、絶縁膜上に一部の厚さだけ残されたカラーフィルタが除去されるようにしたので、絶縁膜へのダメージを低減し、かつ、カラーフィルタを取り残すことなく除去することが可能となる。
結果として、カラーフィルタの除去に際して、ダメージを受けた絶縁膜により被服されていた配線がむき出しになることが抑制されるので、バイパス配線が、他の配線と交差するような構成となっても、ショートしてしまうといった不具合を防止することが可能となる。
尚、以上においては、欠陥を修復するためのバイパス配線を形成するための経路のカラーフィルタを除去する例について説明してきたが、絶縁膜に対して十分な厚さを備えたものであって、下層に絶縁膜が設けられている薄膜を除去する場合において、絶縁膜にダメージを与えずに除去するような加工処理にも適用することが可能である。
以上の如く、本発明によれば、基板上の薄膜で覆われた配線の欠陥を修正する際、基板上の薄膜の下層であって、配線より上層の絶縁膜にダメージを与えることなく、薄膜を除去することができるようになるので、薄膜を除去する際に、絶縁膜も除去されてしまうことにより、バイパス配線と、他の配線とが交差するような構成となっても、電気的にショートしてしまうといったことを防止することが可能となり、欠陥修正の信頼性を向上させることが可能となる。
また、本明細書において、各種の処理を実行するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
1 レーザ加工装置
2 液晶基板
11 CWレーザ発振器
12 レーザ照射強度均一化光学系
13 パルスレーザ発振器
14 レーザ照射強度均一化光学系
15 可変スリット
16 結像加工光学系
16a 対物レンズ
16b 微動ステージ
17 ガスユニット
18 原料ガス供給・排気ユニット
22 制御部
22a パワー制御部
22b スキャン速度制御部

Claims (6)

  1. 基板上の薄膜で覆われた配線の欠陥を修正するレーザ加工装置であって、
    前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜を、その厚さ方向に一部を残す状態まで除去するパルスレーザと、
    前記パルスレーザにより前記配線の欠陥を修正する経路の前記薄膜が厚さ方向に一部を残す状態まで除去された後、前記一部の残された薄膜を除去するCW(Continuous Wave)レーザと
    を含むレーザ加工装置。
  2. 前記パルスレーザは、前記CWレーザにより前記薄膜が除去された後、前記配線の欠陥を修正する経路における、前記薄膜と前記配線との間に設けられた絶縁膜を除去し、
    前記CWレーザは、前記パルスレーザにより前記絶縁膜が除去された後、CVD(Chemical Vapor Deposition)により膜付けすることで配線の欠陥を修正する経路を接続する
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記パルスレーザにより除去される、前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜の一部を残す状態は、前記CWレーザにより除去可能な薄膜の一部を残す状態である
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記基板上の薄膜は、液晶基板上のカラーフィルタである
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記CWレーザは、前記パルスレーザにより前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜が厚さ方向に一部を残す状態まで除去された後、前記一部の残された薄膜を除去するとき、前記CVDにより膜付けすることで配線の欠陥を修正する経路を接続するときよりも、走査速度が高速で、かつ、レーザパワーが強い
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  6. 基板上の薄膜で覆われた配線の欠陥を修正するレーザ加工装置のレーザ加工方法であって、
    パルスレーザにより、前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜を、その厚さ方向に一部を残す状態まで除去し、
    前記パルスレーザにより前記配線の欠陥を修正する経路の薄膜が厚さ方向に一部を残す状態まで除去された後、CW(Continuous Wave)レーザにより、前記一部の残された薄膜を除去する
    レーザ加工方法。
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