JP2013173620A - シート給送装置、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、及び複写機 - Google Patents

シート給送装置、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、及び複写機 Download PDF

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Abstract

【課題】重送した複数枚のシートを積載台側に戻すための搬送力を十分に得ることができるシート給送装置を提供する。
【解決手段】シート給送装置は、シートを積載する積載台101と、積載台101上にあるシートを搬送路に給送する給送部材104と、給送部材104によって搬送路に給送されるシートを1枚ずつ分離する分離部材105と、給送部材104よりもシート給送方向下流側に設けられ、搬送路に給送されるシートの重送を検知する重送検知手段107と、給送部材104及び重送検知手段107の間に配置され、重送したシートを重送した状態のままで積載台101側に向けて戻すための戻しローラ対108,114と、戻しローラ対108,114をシート給送方向とは逆方向に向けて回転駆動する駆動手段と、重送検知手段107がシートの重送を検知した際に、戻しローラ対108,114をシートの給送方向とは逆方向に向けて回転駆動するように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、スキャナ、ファクシミリ、複写機、プリンタ等に用いられ、原稿等のシートを1枚ずつ分離給送するシート給送装置に関する。
図10に、従来のシート給送装置を備えるスキャナを示す。
図10に示すシート給送装置は、給紙トレイ101に積載された原稿(シート)束の上面に当接して原稿を搬送方向に送り出すピックアップローラ102を備えている。ピックアップローラ102により送り出された原稿100aは、給送ローラ104及び分離ローラ105によって1枚ずつ分離されて搬送路に給送される。
給送ローラ104及び分離ローラ105とレジストローラ対115との間には、原稿の重送を検知する重送検知手段107が配置されている。
従来のシート給送装置では、重送検知手段107で原稿の重送を検知した際、一般に、ピックアップローラ102により送り出された原稿を給送ローラ104及び分離ローラ105によって一枚ずつ分離給送する動作を停止して、重送発生の警告を出す。オペレータは、この警告等に基づいて重送した原稿を再給紙し、画像の欠落を防いでいる。
しかし、画像読取工程で原稿の重送が発生してしまうと、給紙が停止してしまい、オペレータは重送した原稿を取り除いたり、読取途中の原稿が装置内に残っていないか確認する必要がある。
また、スキャナ自体も原稿の重送が発生する毎に動作が一時停止するので稼動率の低下は避けられない。このため、大量の原稿を処理する際に作業効率が大幅に低下してしまう。
このような不都合を解消するため、原稿の重送を検知した場合、一旦原稿の給紙動作を停止し、重送した原稿100aを自動で給紙トレイ101側に戻して、再度分離給送動作を行う戻し動作を行うスキャナが提案されている。
このようなスキャナでは、原稿の重送を検知した後、給送ローラ104を原稿の給送方向とは逆方向に回転させ、分離ローラ105を原稿の分離方向に回転させることで、重送した原稿を給紙トレイ101側へ戻すことができる。
給送ローラ104と該給送ローラ104を駆動する不図示の駆動手段との間には、下流の搬送ローラに原稿が到達して搬送されている際に、給送ローラ104が搬送の負荷になるのを防ぐため、ワンウェイクラッチ501が設けられている。
このため、給送ローラ104を逆方向に駆動するように駆動手段を逆回転させても駆動トルクは給送ローラ104には伝わらず、原稿を給紙トレイ101側に戻す力は分離ローラ105から伝えられる搬送力だけとなる。
一方、分離ローラ105は、一定のトルクを原稿の給送方向とは逆方向に作用させるためのトルクリミッタやバネクラッチ等のトルク伝達手段502を備えており、モータ等の回転駆動力はトルク伝達手段502を介して伝えられる。
そのため、重送した原稿を給紙トレイ101側へ戻すときは、分離ローラ105の搬送力がトルクリミッタやバネクラッチの滑り力により制限されてしまい、十分な搬送力が得られない場合がある。
そこで、分離ローラ105と同軸上に突起部を有する回転部材を設けて、該回転部材を原稿の給送方向と逆方向に回転駆動することで、突起部が重送した原稿を給紙トレイ101側に戻すようにした技術が提案されている(特許文献1)。
しかし、この提案では、分離ローラ105と回転部材との駆動を個別に制御する必要が生じる他、原稿に接するのは回転部材のうちの突起部のみであるため、やはり十分な搬送力が得られない。
また、図11に示すように、給送ローラ201と分離ローラ202の外周部にクシ歯状の凹凸部を形成し、給送ローラ201の凹部と凸部を分離ローラ202の凸部と凹部に非接触で互いに軸方向に重なり合うように配置したものが提案されている(特許文献2)。
この提案では、図12に示すように、給送ローラ201が給送方向へ回転し、分離ローラ202は給送方向と逆方向に回転して、給送ローラ201と分離ローラ202との軸間を接近させたり、遠ざけたりする。これにより、前記凹部と前記凸部との重なり量を変化させ、ピックアップローラ102で搬送方向に送り出される原稿を一枚ずつに分離して給送する。
この場合、分離ローラ202は常に原稿の給送方向と逆転方向に回転しており、給送方向と逆方向の回転トルクは十分確保することができるが、上述したように、給送ローラ201と分離ローラ202とは非接触であるため十分な原稿の給送力が得られない。
そこで、このような構成の場合は、給送ローラ201と分離ローラ202とによって分離給送される原稿の給送力をピックアップローラ102が補填している。
しかし、原稿の重送を検知した後に給送ローラ201と分離ローラ202とで重送した原稿を給紙トレイ101側に搬送する場合に、ピックアップローラ102が退避しているため、十分な搬送力を得ることができない。
また、図13に示すように、給送ローラ104と分離用のパッド部材301とを用いたものが提案されている。
この提案では、原稿の重送を検知した後に原稿を給紙トレイ101側に戻すように給送ローラ104を逆転させようとしても、ほとんどの場合、給送ローラ104にはワンウェイクラッチ等が内蔵されているため、給送ローラ104を逆転させることはできない。
また、封筒状の原稿や付箋紙等が貼りついた状態の原稿を画像読取部116で読取らせる場合がある。
このように重なった部分を有する原稿に対しては、図14に示すように、搬送路の幅方向の中央位置に設けた重送検知手段107は、正常な原稿の搬送であっても重送を検知してしまう。従って、付箋紙が貼りついた状態の原稿等を搬送する際は、付箋紙の貼りついた位置では原稿の重送を検知しないようにする必要がある。
これを解決するために、図15に示すように、重送検知手段107を搬送路の幅方向に複数配置した装置が提案されている。
この提案では、重送を検知する領域を予め設定して複数の重送検知手段107を搬送路の幅方向に配置することで、付箋紙の貼りついた原稿等であっても付箋紙の貼りついた位置で原稿の重送を検知しないようにすることができる。
また、重送検知手段107が配置されている複数位置で原稿の重送検知が可能になるため、給紙トレイ101に大きさの異なる原稿が混載されている場合でも原稿の重送検知が可能となる。
例えば、図15に示すように、サイズが大きい原稿100bの中にサイズが小さい原稿100aが紛れて片寄せられた状態で重送されていた場合でも重送の検知が可能となり、画像の欠落や紙詰まりを防止することができる。
しかし、このような重送原稿の場合、原稿の重送を検知した後、給送ローラ104と分離ローラ105とで重送した原稿を給紙トレイ101側へ戻す動作を行う際に、給送ローラ104と分離ローラ105が重送したサイズの小さい原稿に接しないことがある。
このような状態で原稿の戻し動作を行うと、給送ローラ104と分離ローラ105に接したサイズの大きい原稿が給紙トレイ101側に戻される際に、その上のサイズの小さい原稿はサイズの大きい原稿に連れられて給紙トレイ101側に戻されることになる。
この場合、サイズの小さい原稿が搬送ガイドなどに接して給紙トレイ101側への移動を妨げられると、サイズの小さい原稿が搬送路内に取り残される可能性があり、この状態で給紙を再開すると紙詰まりや原稿破損の原因となってしまう。
特開平2−147533号公報 特許第3262064号公報
本発明は、上記のような不都合を解消するためになされたものであり、重送した複数枚のシートを積載台側に戻すための搬送力を十分に得ることができるシート給送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のシート給送装置は、シートを積載する積載台と、前記積載台上にあるシートを搬送路に給送する給送部材と、前記給送部材によって前記搬送路に給送されるシートを1枚ずつ分離する分離部材と、前記給送部材よりもシート給送方向下流側に設けられ、前記搬送路に給送されるシートの重送を検知する重送検知手段と、前記給送部材及び前記重送検知手段の間に配置され、重送したシートを重送した状態のままで前記積載台側に向けて戻すための戻しローラと、前記戻しローラに対向配置されて前記戻しローラの回転駆動に伴って回転する戻し従動ローラと、前記戻しローラをシート給送方向とは逆方向に向けて回転駆動する駆動手段と、前記重送検知手段がシートの重送を検知した際に、前記戻しローラをシートの給送方向とは逆方向に向けて回転駆動するように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、重送した複数枚のシートを積載台側に戻すための搬送力を十分に得ることができるシート給装装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態であるシート給送装置を説明するための断面図である。 図1のシート給送装置を備えるスキャナを説明するための断面図である。 戻しローラが給紙された原稿に対して一定の荷重で押圧接触した状態を説明するための断面図である。 重送した複数枚の原稿が給紙トレイ側に戻された状態を説明するための断面図である。 重送した複数枚の原稿を給紙トレイ側に戻す動作を説明するための平面図である。 本発明の第2の実施形態であるシート給送装置を説明するための断面図である。 本発明の第3の実施形態であるシート給送装置を説明するための断面図である。 本発明の第4の実施形態であるシート給送装置を説明するための平面図である。 大きさが異なる原稿が片寄せられて重送された際に、戻しローラが原稿に当接する様子を説明するための平面図である。 従来のシート給送装置を備えるスキャナを説明するための断面図である。 外周部にクシ歯状の凹凸部が形成された従来の給送ローラ及び分離ローラを説明するための斜視図である。 図11に示す従来の給送ローラ及び分離ローラを備えるシート給送装置を説明するための断面図である。 給送ローラと分離用のパッド部材とを備える従来のシート給送装置を説明するための断面図である。 搬送路の幅方向の中央位置に重送検知手段を配置した従来のシート給送装置を説明するための平面図である。 搬送路の幅方向に複数の重送検知手段を配置した従来のシート給送装置を説明するための平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態であるシート給送装置を説明するための断面図、図2は図1のシート給送装置を備えるスキャナを説明するための断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のシート給送装置は、給紙トレイ(積載台)101、ピックアップローラ102、給送ローラ(給送部材)104、分離ローラ(分離部材)105、重送検知手段107、及び戻しローラ108を備える。
ピックアップローラ102は、給紙トレイ101に積載された原稿(シート)束100の上面に当接して原稿100aを搬送方向に送り出す。ピックアップローラ102は、揺動アーム103に回転自在に支持されており、揺動アーム103は、支軸103aによって揺動可能に支持されている。
ピックアップローラ102により送り出された原稿100aは、給送ローラ104及び分離ローラ105によって1枚ずつ分離されて搬送路に給送される。搬送路の上下には、搬送路を搬送される原稿の姿勢を規制しつつ該原稿を搬送路に沿って案内する搬送ガイド113が配置されている。
給送ローラ104及び分離ローラ105とレジストローラ対115との間には、原稿の重送を検知する重送検知手段107が配置されている。
重送検知手段107には、原稿が一枚の場合と複数枚の場合とで透過する光量の変化により重送を検知する透過型光センサ等の光学式重送検知センサが知られている。また、重送検知手段107には、原稿の搬送路を間に挟んで超音波の発信器と受信器とを配置し、原稿が一枚給送されているときの超音波の減衰を基準として、これより大きい減衰を検知したときに重送と判断する超音波式重送検知センサが知られている。
給送ローラ104及び分離ローラ105と重送検知手段107との間には、レジストセンサ106が配置されており、レジストセンサ106による原稿の検知信号を基に不図示の制御手段により次の原稿の給紙タイミング等が決定される。
給送ローラ104の軸方向の両端側(シートの給送方向に対して直交するシートの幅方向の両側)には、原稿の給紙方向に対して少なくとも逆の方向に回転駆動される一対の戻しローラ108が略対称な位置に配置されている。
一対の戻しローラ108は、図5に示すように、給送ローラ104に対してシート給送方向に近接した位置に、すなわち、その軸線と略同位置に、軸方向から見て給送ローラ104に重なるように配置されている。なお、一対の戻しローラ108は、その軸線が給送ローラ104の軸線より搬送路の上流側に配置されていてもよい。
また、一対の戻しローラ108は、それぞれアーム109に支軸109aを介して回転可能に支持されており、アーム109は、給紙された原稿の状態に応じて戻しローラ108を原稿に当接する位置と退避する位置とに移動可能に配置されている。
アーム109には、不図示の駆動手段により駆動される駆動プーリ110aが取り付けられており、駆動プーリ110aの回転駆動力がタイミングベルト110bを介して戻しローラ108に取り付けられた従動プーリ110cに伝達される。これにより、戻しローラ108が原稿の給紙方向に対して逆の方向に回転駆動される。
また、アーム109は、引張りコイルばね112によって戻しローラ108が一定の荷重で原稿に当接する方向に付勢された状態で、回転レバー111のカム作用によって戻しローラ108が原稿に当接する位置と、原稿から退避する位置とに揺動する。
即ち、アーム109は、原稿の正常な分離給送が行われているときは、回転レバー111とカム係合することで給紙された原稿から戻しローラ108を退避させる位置に配置される。
この状態で、回転レバー111が回転してアーム109とのカム係合が解除されると、アーム109は、引張りコイルばね112の付勢力により戻しローラ108が給紙された原稿に対して一定の荷重で押圧接触する位置まで揺動する(図3参照)。なお、回転レバー111の回転制御及び駆動プーリ110aの駆動手段の制御は、不図示の制御手段によって行われる。
戻しローラ108に対して搬送路を挟んで対向する位置には、戻し従動ローラ114が配置されている。戻し従動ローラ114は、搬送ガイド113に回転可能に支持されている。レジストローラ対115の下流側には、搬送路を搬送される原稿の画像を光電変換により読み取って画像データとして取り込むための画像読取部116が配置されている。画像読取部116で画像が読み取られた原稿は、搬送ローラ対117及び排紙ローラ対118を介して排紙トレイ119に排出される。
次に、上記構成のスキャナの一連の動作例について説明する。なお、ここで説明するスキャナの一連の動作は、不図示の記憶手段(ROMやハードディスク等)に記憶された制御プログラムが不図示のRAMにロードされて、不図示の制御手段(CPU等)により実行される。
まず、制御手段は、不図示のPC等の外部装置からの画像読取命令が入力されると、揺動アーム103及びピックアップローラ102の不図示の駆動機構を制御してピックアップローラ102を図1の矢印a方向に移動させると共に回転させる。これにより、ピックアップローラ102が給紙トレイ101に積載された原稿束100の上面に当接して、原稿を送り出す動作が開始される。
ピックアップローラ102によって送り出された原稿は、制御手段の制御により駆動される給送ローラ104及び分離ローラ105によって1枚ずつ分離されて搬送路に給送される。
ここで、給送ローラ104の駆動軸と給送ローラ104とは、不図示のワンウェイクラッチを介して連結されている。そして、レジストローラ対115によって搬送される原稿の搬送速度が給送ローラ104による原稿の給送速度よりも速くなった場合は、給送ローラ104は搬送される原稿に連れ回りさせられる。
また、分離ローラ105は、不図示のトルクリミッタを介して原稿の給送方向とは逆の方向に駆動されており、トルクリミッタの伝達可能なトルクを超えるトルクが作用すると原稿の給送方向へ連れ回りする。
この状態では、制御手段は、回転レバー111がアーム109にカム係合するように該回転レバー111の回転位置を制御しており、戻しローラ108の外周部は、図1に示すように、上側の搬送ガイド113と略同一面上の位置まで退避している。
ここで、戻しローラ108を搬送ガイド113よりも上方位置に退避させた場合、搬送ガイド113の戻しローラ108に対応する位置にある穴に原稿が引っかかる可能性があるので、戻しローラ108が退避した後に別の部材で穴を覆う必要がある。この場合、部品点数が増え、構造が複雑になってコスト増になる。
一方、戻しローラ108は、一般に原稿の搬送力を確保するためゴムなどの摩擦係数の高い材料を用いており、退避位置で原稿が接触すれば原稿に対して大きな負荷となるため原稿の斜行や紙詰まりの原因になってしまう。
そのため、原稿の正常な給送動作が行われているときは、戻しローラ108を搬送ガイド113の位置まで退避させ、給送ローラ104と同一方向で且つ同一周速で回転させて原稿の搬送をガイドする機能を持たせることが好ましい。
次に、搬送路に分離給送された原稿がレジストセンサ106まで搬送されると、制御手段は、レジストセンサ106による原稿の検知信号を基に、前記駆動機構を制御してピックアップローラ102を原稿から退避させるように揺動アーム103を移動させる。これにより、次の原稿の送り出しが停止される。
次に、制御手段は、重送検知手段107からの検知信号を基に原稿が重送されているか否かを判断する。そして、原稿が重送されていないと判断した場合は、制御手段は、原稿の搬送を継続して、原稿がレジストローラ対115に到達した後、原稿を一定の速度で画像読取部116へ搬送して該画像読取部116によって原稿の画像の読取処理を行う。
画像読取部116を通過した原稿は、搬送ローラ対117及び排紙ローラ対118により排紙トレイ119へ排出される。以上の動作を原稿1枚ごとに行うことで、給紙トレイ101に積載された原稿の画像が画像読取部116により全て読取られる。
一方、重送検知手段107からの検知信号を基に制御手段が原稿が重送されていると判断した場合は、制御手段は、給送ローラ104及び分離ローラ105による原稿の分離給送動作を一旦停止するように各ローラ104,105の駆動系を制御する。
このとき、重送した複数枚の原稿は搬送路で停止させられ、それ以前に搬送路に給送された原稿は上記同様にして、画像読取部116で画像が読み取られた後、搬送ローラ対117及び排紙ローラ対118を介して排紙トレイ119に排出される。
次に、制御手段は、回転レバー111とアーム109とのカム係合が解除されるように回転レバー111の回転位置を制御する。これにより、アーム109が引張りコイルばね112の付勢力により図3の反時計回り方向に回動して、戻しローラ108が重送した複数枚の原稿を戻し従動ローラ114との間で挟み込んだ状態で該原稿に対して一定の荷重で押圧接触する。
そして、制御手段は、重送した複数枚の原稿を図4に示す位置まで給紙トレイ101側(図5の矢印d方向)に戻すように、給送ローラ104と分離ローラ105と戻しローラ108との駆動系を制御する。これにより、各ローラ104,105,108を原稿の給送方向と逆方向に回転させる。これにより、重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に戻すための搬送力を十分に得ることができる。
このとき、重送した複数枚の原稿は重送検知手段107又はレジストセンサ106を抜けた後、例えば、所定時間又は戻しローラ108の駆動モータの所定回転量だけ搬送されて停止する。
また、制御手段は、原稿の重送を検知するか否かに関わらず、戻しローラ108を原稿の給送方向と逆方向に回転させるようにしておき、アーム109の回動により戻しローラ108を当接させたり退避させたりするようにしてもよい。
重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101に戻した後、制御手段は、回転レバー111がアーム109にカム係合するように該回転レバー111の回転位置を制御する。これにより、戻しローラ108の外周部が上側の搬送ガイド113と略同一面上の位置まで退避する。
そして、制御手段は、給紙トレイ101へ戻された原稿を、再度、上記同様にして、搬送路へ分離給送するように、ピックアップローラ102、給送ローラ104及び分離ローラ105等の駆動系を制御する。
なお、本実施形態では、重送した複数枚の原稿の給紙トレイ101への戻し動作とその後の原稿の分離給送動作とを所定の回数(例えば、予め設定した回数)を上限として繰り返し行う。
そして、制御手段は、上限回数を超えても重送検知手段107で原稿の重送が検知される場合は、重送した複数の原稿を排紙ローラ対118まで搬送して該排紙ローラ対118で挟んだ状態で停止させるように制御する。これにより、重送した原稿がどれであるかをオペレータに確実に知らせことができ、給紙トレイ101に重送した原稿を手で戻すようにオペレータに促すことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、原稿の重送が発生した場合に、重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に戻して再び分離給送を試みることを自動的に行う。これにより、原稿の重送による画像データの欠落を防止することができる。また、戻しローラ108を適切な位置に設けたので、重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に戻せないことによる原稿破損等のトラブルを確実に防止することができ、原稿の処理能力を高めることができる。
また、一対の戻しローラ108を給送ローラ104の軸方向の両端側に対称に配置しているので、幅狭な原稿が片寄せられて重送していても給紙トレイ101側に確実に戻すことができる。
(第2の実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施形態であるシート給送装置について説明する。なお、上記第1の実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。また、本実施形態では、既に図11及び図12で説明した給送ローラ201及び分離ローラ202を用いているため、図11及び図12を流用して説明する。
本実施形態のシート給送装置は、図11に示すように、給送ローラ201と分離ローラ202の外周部にクシ歯状の凹凸部が形成され、給送ローラ201の凹部と凸部が分離ローラ202の凸部と凹部に非接触で互いに軸方向に重なり合うように配置されている。給送ローラ201が給送方向へ、分離ローラ202は給送方向と逆方向にそれぞれ回転駆動さ、また、給送ローラ201と分離ローラ202との軸間を接近させたり、遠ざけたりする制御も不図示の機構により行われる。
図12に示すように、給紙トレイ101に積載された原稿は、上記第1の実施形態と同様に、ピックアップローラ102により搬送方向に送り出される。
ここで、制御手段は、給送ローラ201と分離ローラ202との軸間距離を調整するよう不図示の移動機構を制御して、給送ローラ201を移動させる。これにより、給送ローラ201と分離ローラ202との軸間距離が原稿が1枚通過するのに適した距離となる。
そして、制御手段は、原稿が前記ローラ201,202間を通過したのをレジストセンサ106等を用いて検知すると、前記軸間距離を調整する動作を停止させて軸間距離をその時点で固定する。
次に、制御手段は、重送検知手段107からの検知信号を基に原稿が重送していないと判断した場合は、ピックアップローラ102により原稿の給送力を補われながらレジストローラ対115へ搬送される。
以上の動作を原稿1枚毎に行うことで、給紙トレイ101に積載された原稿をすべて画像読取部116で読み取ることが可能になる。なお、厚みが一定の原稿を給紙トレイ101に積載して該原稿の画像を画像読取部116で読み取る場合は、給送ローラ201と分離ローラ202との軸間距離を1枚ごとに調整するのではなく、一定間隔に固定して原稿の分離給送を行うようにしてもよい。
一方、重送検知手段107からの検知信号を基に制御手段が原稿が重送されていると判断した場合は、制御手段は、給送ローラ201及び分離ローラ202による原稿の分離給送動作を一旦停止するように各ローラ201,202の駆動系を制御する。
このとき、重送した複数枚の原稿は搬送路で停止させられ、それ以前に搬送路に給送された原稿は、上記同様にして、画像読取部116で画像が読み取られた後、搬送ローラ対117及び排紙ローラ対118を介して排紙トレイ119に排出される。
次に、制御手段は、回転レバー111とアーム109とのカム係合が解除されるように回転レバー111の回転位置を制御する。これにより、アーム109が引張りコイルばね112の付勢力により図6の反時計回り方向に揺動して、戻しローラ108が重送した複数枚の原稿を従動戻しローラ114との間で挟み込んだ状態で該原稿に対して一定の荷重で押圧接触する。このとき、給送ローラ201と分離ローラ202とは、原稿の分離給送を行った際の軸間距離を保っている。
そして、制御手段は、重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に戻すように、戻しローラ108、給送ローラ201、分離ローラ202の各駆動系を制御して各ローラ108,201,202を原稿の給送方向と逆方向に回転させる。また、制御手段は、原稿の送り動作を停止したピックアップローラ102を給紙トレイ101に積載された原稿に当接しない位置まで移動させるように、ピックアップローラ102の駆動系を制御する。
重送した複数枚の原稿は、重送検知手段107又はレジストセンサ106を抜けた後、例えば、所定時間又は戻しローラ108の駆動モータの所定回転量だけ給紙トレイ101側に搬送されて停止する。
以上説明したように、本実施形態では、給送ローラ201と分離ローラ202によって生じる原稿の給送方向と逆方向への搬送力だけでは重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に戻すことができないので、該搬送力の不足分を戻しローラ108で補う。これにより、原稿の重送が発生した場合に、重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に確実に戻して再給紙を行うことができる。
なお、重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に戻す際、給送ローラ201と分離ローラ202との軸間距離を適正な戻し搬送力が得られる距離に調整して、重送した複数枚の原稿の戻し動作を行うようにしてもよい。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施形態であるシート給送装置について説明する。なお、上記第1の実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のシート給装装置は、分離ローラ105に代えて、図7に示すように、給送ローラ104に当接し、原稿との接触で発生する摩擦力を利用して原稿を一枚ずつに分離する摩擦部材としての分離パッド301を用いている。分離パッド301は、給送ローラ104と当接する位置および給送ローラ104から離間する位置に不図示の移動機構によって移動可能に支持されている。そして、制御手段は、重送検知手段107の信号に基づいて、前記移動機構を制御して分離パッド301を給送ローラ104に対して接触、離間する位置に移動させる。
また、本実施形態では、戻しローラ108は、原稿の給送方向に関して給送ローラ104と分離パッド301との接触位置と略同一位置に配置するか、又は給送ローラ104と分離パッド301との接触位置よりも原稿の給紙方向の上流側に配置することが望ましい。
そして、本実施形態では、給紙トレイ101に積載された原稿は、ピックアップローラ102により、分離給送部である給送ローラ104と分離パッド301との間に送り出される。分離給送部に送り出された原稿が複数枚であった場合には、分離パッド301の摩擦力によって原稿が一枚ずつに分離されて搬送路に給送される。
ここで、制御手段は、重送検知手段107の検知信号に基づいて搬送路に給送された原稿が重送していると判断した場合、原稿の分離給送部への搬送動作を一旦停止するようにローラ102,104の駆動系を制御する。重送した複数枚の原稿は、搬送路で停止させられ、以前に分離給送された原稿は画像読取部116で画像を読み取られた後、搬送ローラ対117及び排紙ローラ対118を介して排紙トレイ119へ排出される。
次に、制御手段は、回転レバー111とアーム109とのカム係合が解除されるように回転レバー111の回転位置を制御する。これにより、アーム109が引張りコイルばね112の付勢力により図7の反時計回り方向に揺動して、戻しローラ108が重送した複数枚の原稿を従動戻しローラ114との間で挟み込んだ状態で該原稿に対して一定の荷重で押圧接触する。
また、これと同時に、制御手段は、動作を停止したピックアップローラ102を給紙トレイ101に積載された原稿に当接しない位置に移動させるように該ピックアップローラ102の駆動系を制御する。更に、制御手段は、分離パッド301の移動機構を制御して該分離パッド301も図中の下方に移動させて給送ローラ104から離間した位置に退避させ、原稿を給紙トレイ101側に戻す際の負荷にならないようにする。
その後、制御手段は、重送した複数枚の原稿を給紙トレイ101側に戻すように、戻しローラ108、給送ローラ201の各駆動系を制御して各ローラ108,201を原稿の給送方向と逆方向に回転させる。
重送した複数枚の原稿は、重送検知手段107又はレジストセンサ106を抜けた後、例えば、所定時間又は戻しローラ108の駆動モータの所定回転量だけ給紙トレイ101側に搬送されて停止する。
以上説明したように、本実施形態では、戻しローラ108を使用することで、分離ローラが備わっていない分離給送部を有する場合においても、重送した複数の原稿の戻し方向の搬送力を確実に得ることができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
次に、図8を参照して、本発明の第4の実施形態であるシート給送装置について説明する。なお、上記第1の実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態は、図8に示すように、原稿の搬送方向に対して直交する該原稿の幅方向に複数(図では3箇所)の重送検知手段107を略等間隔で配置して、原稿の重送を判断する位置を選択できるようにした例である。
本実施形態では、図7に示すように、重送した複数枚の原稿を確実に給紙トレイ101側へ戻して原稿の分離給送動作を再開するために、戻しローラ108を重送検知手段107に対して原稿の幅方向の近傍位置又は外側位置(図では外側位置)に配置している。これにより、図9に示すように、大きさが異なる原稿が片寄せられて重送された際、戻しローラ108が原稿に当接するため、確実に原稿を給紙トレイ101側に戻すことができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対して複数の重送検知手段107を配置した場合を例示したが、上記第2の実施形態又は上記第3の実施形態に対して複数の重送検知手段107を配置してもよい。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
101 給紙トレイ
102 ピックアップローラ
104 給送ローラ
105 分離ローラ
107 重送検知手段
108 戻しローラ
109 アーム
111 回転レバー
112 引張りコイルばね
114 戻し従動ローラ
201 給送ローラ
202 分離ローラ
301 分離パッド

Claims (12)

  1. シートを積載する積載台と、
    前記積載台上にあるシートを搬送路に給送する給送部材と、
    前記給送部材によって前記搬送路に給送されるシートを1枚ずつ分離する分離部材と、
    前記給送部材よりもシート給送方向下流側に設けられ、前記搬送路に給送されるシートの重送を検知する重送検知手段と、
    前記給送部材及び前記重送検知手段の間に配置され、重送したシートを重送した状態のままで前記積載台側に向けて戻すための戻しローラと、
    前記戻しローラに対向配置されて前記戻しローラの回転駆動に伴って回転する戻し従動ローラと、
    前記戻しローラをシート給送方向とは逆方向に向けて回転駆動する駆動手段と、
    前記重送検知手段がシートの重送を検知した際に、前記戻しローラをシートの給送方向とは逆方向に向けて回転駆動するように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記給送部材と前記重送検知手段との間には、給送される原稿を検知する原稿検知センサが配置され、前記戻しローラは、前記原稿検知センサと前記給送部材との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記重送検知手段は、超音波式重送検知センサであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記戻しローラは、シートに当接する位置と、シートから退避する位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 前記重送検知手段は、シート給送方向において前記給送部材の後方に並んで配置され、前記戻しローラは、前記給送部材及び重送検知手段の隙間を挟むように配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 前記戻しローラをシートの給送方向とは逆方向に向けて回転駆動して、重送したシートを前記積載台に戻した後に、前記給送部材及び前記分離部材を再駆動して再び分離給送動作を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記給送部材及び前記分離部材によるシートの分離給送動作と、前記戻しローラをシートの給送方向とは逆方向に向けて回転駆動するように前記駆動手段を制御する戻し動作とを所定の回数繰り返し行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記所定の回数繰り返しても前記重送検知手段によってシートの重送が検知された場合には、重送したシートを排紙ローラ対まで搬送させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート給送装置を備えたことを特徴とするスキャナ。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート給送装置を備えたことを特徴とするプリンタ。
  11. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート給送装置を備えたことを特徴とするファクシミリ。
  12. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート給送装置を備えたことを特徴とする複写機。
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