JP2013173570A - 合成樹脂製の栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】内圧が急激に上昇しても栓が抜けたり、飛び出したりすることのない栓を得るとともに、開栓作業を円滑に行えるようにする。
【解決手段】頂壁3に立設され、容器口部の内側に挿着される内筒5と、前記頂壁3に前記内筒5と同心状に立設され、前記容器口部の外側を覆う外筒7と、を備えた合成樹脂製の栓1であって;前記外筒7は、切り取られて前記栓1から除去される切取部17と、前記容器口部の係合部に係止する係止部23を有し、周方向に間隔をおいて複数個設けられると共に切り取られずに残存する残余部19とを備えており、前記切取部17が除去された後に、前記残余部19を指で摘み斜め上方に引き上げることで、前記外筒7の係止部23を前記容器口部の係合部から外すことができるものとする。
【選択図】図4

Description

この発明は、ガラス瓶等の容器口部に装着される、合成樹脂製の栓に関するもので、更に述べると、瓶内の内圧上昇に耐えうる、清酒等が充填された一升瓶などに適した合成樹脂製の栓に関するものである。
従来、日本酒等の容器に用いられる一升瓶の口部は、合成樹脂製の栓により密封されている。
しかし、室内などの温度変化により瓶内の圧力が上昇すると、栓が瓶内圧力に耐え切れず、容器口部から押し出されたり、飛び抜けたりすることがある。その理由は、ポリエチレン等で形成された栓と瓶口部内面との摩擦力が小さいためである。
そこで、上記問題を解決するため、次の様な方法が採用されている。
(1)容器口部の内周面に接する栓の内筒に、アルミ箔を被覆あるいはエンボス加工を施し、内筒表面を粗面にして瓶口部内面との摩擦力を高める。(例えば、特許文献1,5を参照)。
(2)栓の内筒に、エアベントを設け、瓶内が一定以上の圧力に達すると栓が僅かに上昇し、該エアベントを介して瓶内の圧力を外部へ逃がす。(特許文献2,3,4を参照)。
実開昭52−22358号公報 実用新案登録第3098738号公報 特許第3479697号公報 特開2001−206397号公報 特開2005−41484号公報
従来例には、次の様な問題がある。
(1)アルミ箔は、熱溶着によって栓に強力に接着されているので、廃棄時に素材別に分離するのが非常に困難である。また内筒へのエンボス加工では瓶内の急激な圧力上昇に対応することができない。
(2)容器内の圧力が急激に上昇すると、エアベントが機能する前に、栓が容器口部から飛び出してしまうことがある。
又、上記のいずれの従来技術における栓は、開栓時に、瓶口部の外側に僅かに突き出ているフランジ部に指をかけて栓を抜かなければならないので、栓をしっかりと掴むのが
困難であり、開栓作業を円滑に行うことができない。
この発明は、上記事情に鑑み、容器の内圧が急激に上昇しても、栓が抜けたり、飛び出したりしない栓を得ることを目的とする。他の目的は、開栓作業を円滑に行えるようにすることである。
この発明は、頂壁に立設され、容器口部の内側に挿着される内筒と、前記頂壁に前記内筒と同心状に立設され、前記容器口部の外側を覆う外筒と、を備えた合成樹脂製の栓であって;前記外筒は、切り取られて前記栓から除去される切取部と、前記容器口部の係合部に係止する係止部を有し、周方向に間隔をおいて複数個設けられると共に切り取られずに残存する残余部とを備えており、前記切取部が除去された後に、前記残余部を指で摘み斜め上方に引き上げることで、前記外筒の係止部を前記容器口部の係合部から外すことができるものであることを特徴とする。
この発明は、前記残余部は、逆台形状に形成されていることを特徴とする。この発明は、前記切取部に、前記容器口部の係合部に係止する係止部が設けられていることを特徴とする。この発明は、前記切取部の破断開始部分には、摘み部が設けられていることを特徴とする。この発明は、前記頂壁には、前記外筒と前記内筒との間にシール筒が立設されており、前記シール筒は、前記栓が前記容器口部に装着された際に、前記容器口部の上端面に当接するものであることを特徴とする。
本発明に係る栓は、容器口部の係合部に係止する係止部を有し、切り取られずに残存する残余部を備えているため、栓の瓶口部への係止が確実なものとなり、容器の内圧が急激に上昇しても、栓が抜けたり、飛び出したりすることを有効に防止することができる。
又、残余部は、開栓時の把持部としての機能を有する。残余部に指を掛け、斜め上方に引き上げることで、瓶との係止が容易に外れ、容器口部から栓をスムーズに取り外すことができる。
更に、内筒の前記下環状突起側の外周面に、前記切欠部に連通するエアエベント部が設けられているので、打栓時には該エアベント部から容器内の空気を逃げるため、空気圧縮に伴う抵抗が小さくなるので、打栓作業が容易となる。又、保管時等に容器の内圧が上昇した時には、前記エアベント部から空気が逃げ出し、内圧が低下するので、栓の抜け、栓の飛び出しを確実に防止することができる。
本件発明の第1実施の形態を示す側面図である。 本件発明の第1実施の形態を示す背面図である。 本件発明の第1実施の形態を示す正面図である。 本件発明の第1実施の形態を示す縦断面である。 本件発明の第1実施の形態を示す図で、栓を容器口部に装着した状態を示す縦断面図である。 図5の切取部を切り取った状態を示す縦断面図である。 栓が上昇しエアーをリークしている状態を示す拡大縦断面図である。 栓の切取部を除去した状態を示す正面図である。 本件発明の第2実施の形態を示す側面図である。 本件発明の第2実施の形態を示す正面図である。 本件発明の第2実施の形態を示す背面図である。 本件発明の第3実施の形態を示す縦断面である。 内筒の底面図である。 打栓の第1段階の状態を示す縦断面図である。 打栓の第2段階の状態を示す縦断面図である。 打栓の第3段階の状態を示す縦断面図である。 打栓の第4段階の状態を示す縦断面図である。 容器の内圧上昇初期状態を示す縦断面である。 容器の内圧上昇に伴う排気状態を示す縦断面図である。
この発明の第1実施の形態を図1〜図8により説明する。図4に示すように、栓1は、ポリエチレンなどの合成樹脂で形成され、頂壁3に立設された内筒5と、頂壁3に前記内筒5と同心状に立設された外筒7と、該外筒7と内筒5との間に設けられたシール筒9と、を備えている。
又、内筒5の内周面には、軸方向に伸びる複数本の縦溝5aが形成されるとともに、その外周面には、軸方向に一定間隔、例えば、2mmの間隔、をおいて上環状突起11と下環状突起13とが設けられている。これらの環状突起11,13は、残余部19の係止部23よりも前記頂壁3側に設けられている。
更に、下環状突起13には、切欠部15が設けられている。この切欠部15は、空気通路であり、その形状、大きさ、数、位置等は必要に応じて適宜選択される。好適には、この切欠部15は、断面V字状に形成され、内筒5の全周に亘って等間隔に設けるのが望ましい。
シール筒9の下端には、容器口部2の上端面と当接する接触部9aが設けられている。このシール筒9の太さ、形状等は、必要に応じて適宜選択される。
図3に示すように、外筒7は、切取部17と残余部19とを備えている。切取部17は、栓1から除去される部分であり、薄肉部22を介して頂壁3に連結されている。この切取部17は、係止部と摘み部21とを備えている。係止部は、容器口部2の係合部である環状凹部2aに係止する環状突起であり、又、摘み部21は、残余部19の下方に位置し、長方形状に形成されている。
図1に示すように、残余部19は、周方向に間隔をおいて2個設けられており、それぞれが、逆台形状に形成され、その下部内面には、容器口部2Aの環状凹部2aに係止する係止部23が設けられている。残余部の周方向形成幅、数は適宜選択されるが、好適には、2個或いは3個の残余部を周方向に等間隔で設けるのが良い。
次に、本実施の形態の作動について説明する。容器2に内容物を充填した後、該容器口部2Aに栓1を装着する。図5に示すように、シール筒9が、該口部2Aの上端面に当接し、係止部23が容器口部の環状凹部2aに係止した状態で閉栓される。このとき、内筒5の外周面は、容器口部2Aの内周面に密着する。内筒5の内周面に、縦溝5aを形成することで、容器口部2Aへの密着性を高めることができる。
開栓にあたっては、まず摘み部21を指で摘み、周方向に引っ張って、薄肉部22,25を切裂き、切取部17を除去する。次に、残余部19を指で摘んで斜め上方に引き上げ、係止部23を口部2Aの環状凹部2aから外した後、さらに、栓1を引き上げることで開栓が達成される。所望量の内容物を注出したあと、閉栓する。
容器の保管時に容器2内の圧力が上昇しても、栓1に形成した残余部19が、容器口部2Aに強固に係止しているので、栓1の飛び出しを防止することが出来る。また、高温環境下に容器を保管するなどして、容器2内の圧力が急激に上昇した場合でも、図7に示すように、栓1は、残余部19の容器口部2Aへの係止状態を維持しながら、下環状突起13の切欠部15が外気と連通するまで、上方(5A方向)に僅かに上昇し、容器2内の圧力(空気)Aを外部へ逃がすので、栓1の飛び出しを有効に防止することができる。
本発明の第2実施の形態を図9〜図11により説明するが、図1〜図7と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。この実施の形態と第1実施の形態との相違点は、残余部の数である。即ち、前記第1実施の形態では、残余部19を2個形成したが、この実施の形態では、残余部30を3個形成している。この残余部30は、前記残余部19と同一構造であり、円周方向に等間隔で配置されている。
本発明の第3実施の形態を図12〜図19により説明するが、図1〜図11と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。この実施の形態と第1実施の形態との相違点は、内筒(インナーリング)にエアベント部を設けたことであるが、このエアベント部は、空気通路であり、例えば、縦リブ32により形成されている。
前記縦リブ32は、内筒5の外周面に立設され、下環状突起13から該内筒5の下端部5bまで軸方向に伸びている。該縦リブ32は、周方向に等間隔をおいて複数本、例えば、12本、設けられているが、この本数は、必要に応じて適宜選択することができる。
前記縦リブ32の高さ、即ち、内筒の外周面からの突出量は、例えば、0.2mmであるが、この高さは、下環状突起13の突出量を超えない範囲で、適宜選択することができる。
前記縦リブ32の巾、即ち、周方向の長さは、例えば、0.4mmであるが、この巾の値は、必要に応じて適宜選択される。
前記各縦リブ32は、隣接する切欠部15,15の中間部に配設され、前記切欠部15に連通するエアベント部を形成する。前記縦リブ32の配設位置は、必ずしも前記中間部でなくてもよく、又、その長さも下環状突起13から内筒5の下端部5bまで伸びていなくてもよく、これらは、必要に応じて適宜変更することも可能である。
次に、本実施の形態の作動について説明する。前記第1実施の形態で説明した要領で、栓1を容器口部2Aに打栓装着する。この時、外筒7の係止部23及び縦リブ32の変位を図14〜図17を用いて説明するが、これらの図では、外筒7の切取部を省略している。
図14に示す様に、容器口部2Aの内面に内筒5の下端部5bが挿入されると、縦リブ32が前記容器口部2Aの内面2cに当接するので、該内筒5の外周面と前記内面2cとの間にクリアランスC(隙間)が発生する。この時、上及び下環状突起11,13は、容器口部2Aの内面2cと当接していない状態にある。
そのため、容器2内は、このクリアランスCを介して器外と連通しているので、該容器2内の空気Aは器外に排出される。従って、第1段階では、容器2内の空気体積の圧縮は、始まらないので、前記栓1は、大きな空気抵抗を受けることはない。
図15に示すように、前記栓1が下方に変位し、内筒5が更に容器口部2A内に挿入されると、外筒7の係止部23は、容器口部2Aに当接する。この第2段階では、前記第1段階と同様に、縦リブ32の高さ分、均等に前記クリアランスCが確保されている。そのため、容器2内の空気Aの体積の圧縮は始まらないので、前記栓1は、大きな空気抵抗を受けることなく変位する。
図16に示すように、前記栓1が更に下方に移動すると、係止部23は、容器口部2Aの環状凹部2aに接近する。前記内筒5の下環状突起13は、容器口部2A内に入り、上環状突起11は、容器口部2Aの近傍に移動するとともに、シール筒9が容器口部2Aの内面2cに近接し、閉栓の完了寸前の状態となる。そのため、この第3段階では、前記エアベント部を通過する、容器2内の空気Aの流通量は、規制を受けるので、該容器2内の空気の体積圧縮が始まる。
図17に示すように、栓1が更に下方に移動し、シール筒9が容器口部2Aに当接し、係止部23が環状凹部2aに係合すると、打栓作業は完了する。
この第4段階では、上環状突起11が容器口部2Aの内面2cに圧接されるので、容器2内の空気AがクリアランスCを通り、下環状突起13の切欠部15に到達しても、器外に排出されることはない。この第4段階における容器2内の空気圧は、空気の流通経路を形成しない従来例に比べて低くなり、本件実施例においては例えば、2.6kPaの値となり、従来例の1/3位の値となる。
以上の各段階を経て打栓作業は完了するが、この実施の形態では、前述の様に、縦リブ32を設けているので、内筒5の外周面と容器口部2Aの内面との間に確実にクリアランスCを形成することができる。そのため、シール性を良くするために、内筒5の下端部5bの直径を大きくして容器口部2Aの内面2cに近接させても、前記クリアランスCが存在するので、エアベント機能に支障をきたすことはない。
又、前記縦リブ32は、細いので、打栓装着後経年変化等により潰れて高さが低く変形することがある。この場合は、縦リブ32が容器口部2Aの内面2cに密着しやすい状態となるので、シール性がよくなる。また、縦リブ32が変形しても、高さが完全に0となることはないため、経年変化後においても、クリアランスCを確保することができ、エアベント機能を維持することができる。
次に、環境温度等の変化により、容器2内の空気圧力が上昇した場合について説明する。図18に示すように、容器2内の圧力が上昇すると、前記栓1は、開栓方向の力Pを受けるので、上方に摺動する。この時、容器2内の空気Aは、縦リブ32により形成されたクリアランスC、切欠部15を通って、上環状突起11に到達するが、この上環状突起11は、容器口部2Aの内面に密着しているので、前記空気Aは、器外に流出することはできない。又、栓1の残余部1aの係止部23が容器口部2Aの環状凹部2aに係止しているので、栓1が外れたり、飛び出したりすることはない。
更に、前記内圧が上昇すると、図19に示すように、前記栓1は更に上昇し、係止部23が上方に移動し、環状凹部2aから外れて該環状凹部2aの近傍に圧接されるとともに、内筒5の上環状突起11は容器口部2Aの内面2cから離間する。
そのため、前記容器2内の空気Aは、クリアランスC、切欠部15を通って、器外に排出されるので、該容器2内の圧力は、低下し、前記栓1を押し上げる力は低下する。従って、前記栓1が容器口部2Aから外れたり、飛び出したりすることはない。
本発明の実施の形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、次のようにしても良い。
(1)残余部の形状は、必ずしも逆台形状に限定されるものではなく、例えば、方形状でもよい。又、残余部の配設個数も2、又は、3個に限定されるものではなく、必要に応じて適時配設個数を決定することができる。
(2)切欠部を設けた下環状突起を内筒に設ける代わりに、内筒に軸方向のエアベントを設け、内圧上昇時に該エアベントを介して、容器内の圧力が外部へ逃げる様にしても良い。
(3)前記エアベント部は、前記縦リブの代わりに、前記下環状突起の切欠部に連続する縦溝を用いて形成しても良い。この縦溝は、前記縦リブと同様に、前記下環状突起の切欠部から内筒の下端部まで軸方向に伸びており、かつ、周方向に向に間隔をおいて複数形成されている。
(4)又、前記内筒の前記下環状突起側の外周面に、軸方向に伸びる縦リブを、前記下環状突起の切欠部から離間して設けても良い。この縦リブは、前記切欠部に対し、垂直方向又は周方向に離間して設けられ、該切欠部に直接連続していない。この縦リブの配設位置として、例えば、隣り合う切欠部の中央を通る中央線上に1個、又は、該中央線を挟む様にしながら周方向に間隔をあけて一対配設される。
(5)前記内筒の前記下環状突起側の外周面に、軸方向に伸びる縦溝を、前記下環状突起の切欠部から離間して設けても良い。この縦溝は、前記切欠部に対し、垂直方向又は周方向に離間して設けられ、該切欠部に直接連続していない。この縦溝の配設位置として、例えば、隣り合う切欠部の中央を通る中央線上に1個、又は、該中央線及びその近傍に複数個、周方向に間隔をあけて配設される。
1 栓
2 容器
2A 容器口部
3 頂壁
5 内筒
7 外筒
11 上環状突起
13 下環状突起
15 切欠部
17 切取部
19 残余部
23 係止部
32 縦リブ

Claims (5)

  1. 頂壁に立設され、容器口部の内側に挿着される内筒と、前記頂壁に前記内筒と同心状に立設され、前記容器口部の外側を覆う外筒と、を備えた合成樹脂製の栓であって;
    前記外筒は、切り取られて前記栓から除去される切取部と、
    前記容器口部の係合部に係止する係止部を有し、周方向に間隔をおいて複数個設けられると共に切り取られずに残存する残余部とを備えており、
    前記切取部が除去された後に、前記残余部を指で摘み斜め上方に引き上げることで、前記外筒の係止部を前記容器口部の係合部から外すことができるものであることを特徴とする合成樹脂製の栓。
  2. 前記残余部は、逆台形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製の栓。
  3. 前記切取部に、前記容器口部の係合部に係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製の栓。
  4. 前記切取部の破断開始部分には、摘み部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製の栓。
  5. 前記頂壁には、前記外筒と前記内筒との間にシール筒が立設されており、
    前記シール筒は、前記栓が前記容器口部に装着された際に、前記容器口部の上端面に当接するものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の合成樹脂製の栓。
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