JP2013173481A - ベルトラインリインフォースメント - Google Patents

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Abstract

【課題】車両高さ方向の幅が小さく、製品ごとのベルトライン方向の荷重に対する強度のバラつきを抑えた、安価なベルトラインリインフォースメントを提供する。
【解決手段】ベルトラインリインフォースメント20を帯状の板金から一体的に形成する。すなわち、ベルトラインリインフォースメント20は、前記帯状の板金の幅方向中間部を折り曲げて重ね合わせることにより、ベルトラインLの長手方向に延びる平板状に形成された第1平板部20aと、前記帯状の板金の両側端部を重ね合わせて接合することにより、ベルトラインLの長手方向に延びる平板状に形成された第2平板部20bと、第1平板部20aと第2平板部20bとの間にて、ベルトラインLの長手方向に延びる筒状に形成された筒状部20cを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のドア本体内にて、ベルトラインに沿って配置されてドア本体を補強するベルトラインリインフォースメントに関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載されているように、帯板状に形成されたベルトラインリインフォースメントは知られている。また、下記特許文献2に記載されているように、ベルトラインに垂直な断面が閉断面であるベルトラインリインフォースメントも知られている。特許文献2に記載のベルトラインリインフォースメントは、車室外側のアウターリインフォースメントと車室内側のインナーリインフォースメントの側端部同士を接合することにより閉断面状に形成されている。
特開平9−175179号公報 特開2002−219938号公報
特許文献1に記載のベルトラインリインフォースメントの強度を向上させるためには、このベルトラインリインフォースメントの車両高さ方向の幅を大きくすることが考えられる。しかし、ドア本体内に、ベルトラインリインフォースメント以外の部品を配置するスペースを確保しておく必要があるため、ベルトラインリインフォースメントの車両高さ方向の幅をあまり大きくすることができない。
また、特許文献2に記載のベルトラインリインフォースメントにおいては、アウターリインフォースメントとインナーリインフォースメントをそれぞれ製造し、それらを接合する必要があるので、ベルトラインリインフォースメントを製造するために複数の工程を経る必要がある。また、アウターリインフォースメントとインナーリインフォースメントをブランク加工により製造する場合には、スクラップがそれぞれ生じる。また、アウターリインフォースメントとインナーリインフォースメントを一時的に保管しておくスペースが必要である。そのため、ベルトラインリインフォースメントが高価である。また、アウターリインフォースメントとインナーリインフォースメントを接合する際に両者の接合位置に僅かなずれが生じ、製品ごとに、ベルトライン方向の荷重に対する強度がバラつくことがあった。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、車両高さ方向の幅が小さく、製品ごとのベルトライン方向の荷重に対する強度のバラつきを抑えた、安価なベルトラインリインフォースメントを提供することにある。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の各構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、車両用ドア本体(10a)内にて、ベルトライン(L)に沿って延設されて、車両用ドアを補強するベルトラインリインフォースメント(20)であって、帯状の板金から一体的に形成され、前記帯状の板金の幅方向中間部を長手方向に沿って折り曲げて重ね合わせることにより、ベルトライン方向に延びる平板状に形成された第1平板部(20a)と、前記帯状の板金の両側端部を長手方向に沿って重ね合わせて接合することにより、ベルトライン方向に延びる平板状に形成された第2平板部(20b)と、第1平板部と第2平板部との間に形成され、ベルトライン方向に延びる筒状に形成された筒状部(20c)とを有することにある。
この場合、筒状部のベルトライン方向に垂直な断面形状が略四角形であって、前記断面における1つ角部に、第1平板部が形成され、前記断面における前記角部に対向する角部に第2平板部が形成されているとよい。
上記のように構成したベルトラインリインフォースメントは、筒状に形成された筒状部を有するので、車両高さ方向の幅が同一の帯板状のベルトラインリインフォースメントに比べて、ベルトライン方向に作用する荷重を受ける部分の面積が大きい。よって、ベルトライン方向に作用する荷重に対する高い強度を確保することができる。また、ベルトラインリインフォースメントを筒状に形成することで、ベルトライン方向に作用する荷重を受ける部分の面積が同一である帯板状のベルトラインリインフォースメントに比べて、車両高さ方向の幅を小さくすることができる。以上のことから、本発明によれば、ベルトライン方向に作用する荷重に対する高い強度を確保しつつ、車両高さ方向の幅を小さくしたベルトラインリインフォースメントを提供することができる。
また、本発明によれば、一枚の帯状の板金を、例えばロール成形により折り曲げ、その側端部同士を接合することによりベルトラインリインフォースメントを製造することができる。このため、上記特許文献1のように、アウターリインフォースメント及びインナーリインフォースメントをそれぞれ製造し、その後両者を接合してベルトラインリインフォースメントを形成する場合に比べて、工程数を減らすことができる。また、複数の部品を一時的に保管しておくスペースが不要である。また、アウターリインフォースメント及びインナーリインフォースメントをブランク加工により製造した場合のようなスクラップも生じない。したがって、ベルトラインリインフォースメントを安価に製造できる。さらに、一枚の帯板状の板金からベルトラインリインフォースメントを製造するため、複数の部品を接合することを要さず、それ故、接合位置のずれが発生し難い。このため製品ごとのベルトライン方向の荷重に対する強度のバラつきを抑えることができる。
上記発明において、「幅方向中間部」とは、帯状の板金の長手方向に垂直な方向(幅方向)における略中央付近の部分を表わす。
また、本発明の他の特徴は、第2平板部は、前記帯状の板金の両側端をずらした状態で、前記重ね合わせた両側端部(幅方向端部)同士を接合することにより形成されていることにある。すなわち、第2平板部は、前記板金が2重に重なった部分と、前記板金が重なっていない一枚板の部分とからなる。上記のように構成すれば、上記の一枚板の部分に他の部品(例えば、ミラーブラケット(16))を重ねておいて、両者を同時にドア本体内面(例えば、インナーパネル(11))に溶接することができる。
また、本発明の他の特徴は、第2平板部の長手方向端部の車両高さ方向の幅を、第2平板部の長手方向中間部の車両高さ方向の幅よりも大きくしたことにある。これによれば、ベルトラインリインフォースメントの長手方向前端部及び長手方向後端部とドア本体との接合代を大きくすることができる。これにより、車両本体に前方又は後方から加えられた荷重(すなわち、ベルトライン方向に作用する荷重)をより効率的にベルトラインリインフォースメントに入力することができる。また、第2平板部の長手方向中間部を切り欠くことにより、ドア本体内においてベルトラインリインフォースメントの側方(例えば下方)に配置される部品、開口部などとの干渉を防止できる。
また、本発明の他の特徴は、第2平板部は、前記重ね合わせた両側端部同士をベルトライン方向に沿って連続的に溶接することにより形成されていることにある。これによれば、ベルトライン方向に間隔をおいて前記重ね合わせた両側端部同士をスポット溶接する場合に比べて、ベルトライン方向に作用する荷重に対する強度を向上させることができる。
また、本発明の他の特徴は、筒状部の断面における対向する角部であって、第1平板部及び第2平板部の断面が設けられた角部とは異なる角部が、筒状部の外側に張り出していることにある。これによれば、筒状部の断面の周長を長くすることができる。このため、筒状部の断面における、ベルトライン方向に作用する荷重を受ける部分の面積が増大し、前記荷重に対する強度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るベルトラインリインフォースメントが適用されたフロントドアを車外側から見た側面概略図である。 ベルトラインリインフォースメントをインナーパネルに組み付けた状態を車外側から見た側面図である。 ベルトラインリインフォースメントの斜視図である。 図2のA−A断面図である。 板金の両側端部を連続的に溶接した例を示す断面図である。 筒状部の断面形状の他の例を示す断面図である。 筒状部の断面形状のさらに他の例を示す断面図である。 ベルトラインリインフォースメントの他の組み付け例を示す断面図である。 第2平板部の中間部を切り取った例を示す斜視図である。 図9のベルトラインリインフォースメントをインナーパネルに組み付けた状態を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係るベルトラインリインフォースメント20が適用されたフロントドア10の概要について図1を用いて説明する。フロントドア10は、本体部10aと窓枠部10bを有する。窓枠部10bは、本体部10aの上端の前端部(図1の右端部)及び後端部(図1の左端部)に連続していて、本体部10aと窓枠部10bの間には、ドアウインドウ開口10cが形成されている。フロントドア10は、本体部10a及び窓枠部10bの車室内側を構成するインナーパネル11と、本体部10a及び窓枠部10bの車室外側を構成するアウターパネル12とを接合して形成されている。インナーパネル11及びアウターパネル12は、プレス加工によりそれぞれ一体的に形成されている。インナーパネル11及びアウターパネル12を接合した状態において、本体部10aの内部に空間が形成される。本体部10aの内部には、図示しないドアガラス、前記ドアガラスを昇降させる昇降装置などが収容される。ドアウインドウ開口10cは、上記のドアガラスを昇降させることにより開閉可能である。
図2に示すように、インナーパネル11の前部(図2の右方部)には、ヒンジサイドパネル13が組み付けられている。ヒンジサイドパネル13の前端部には、ヒンジブラケット14,15が組み付けられている。ヒンジブラケット14,15は、上下方向に離間している。ヒンジブラケット14,15には、図示しないヒンジがそれぞれ組み付けられる。フロントドア10は、上記のヒンジを介して、車両本体に開閉可能に組み付けられる。また、インナーパネル11のベルトラインLの長手方向前端部には、図示しないドアミラーを組み付けるためのミラーブラケット16が組み付けられている。また、インナーパネル11の後端部(図2の左端部)には、フロントドア10をロックするロック機構を補強するロックリインフォースメント17が組み付けられている。そして、インナーパネル11には、ベルトラインLに沿って、フロントドア10を補強するベルトラインリインフォースメント20が組み付けられている。
また、インナーパネル11には、ドアハンドル、スピーカなどを取り付けるための複数の開口部Hが設けられている。
次に、ベルトラインリインフォースメント20の構成について図3及び図4を用いて説明する。ベルトラインリインフォースメント20は、ロール成形により一体的に形成されている。ベルトラインリインフォースメント20は、ベルトラインLの長手方向にそれぞれ延設された第1平板部20a、第2平板部20b及び筒状部20cを有する。第1平板部20aは、長尺状に形成された帯状の板金(例えば、鋼板)の幅方向中間部を長手方向に沿って折り曲げて重ね合わせることにより形成された平板状の部分である。また、第2平板部20bは、帯状の板金の両側端(幅方向端)をずらして両側端部同士を重ね合わせ、ベルトラインLの長手方向に間隔をおいて(図3において、×印で示した位置にて)、前記重ね合わせた部分同士をスポット溶接することにより形成された平板状の部分である。すなわち、第2平板部20bは、板金が2重に重なった部分と、板金が重なっていない一枚板の部分からなる。また、筒状部20cは、第1平板部20aと第2平板部20bとの間に形成された筒状の部分である。
ベルトラインリインフォースメント20は、上記のようにロール成形によって形成されるので、ベルトラインに垂直な断面S(図4参照)の形状は、長手方向前端から長手方向後端まで一定である。断面Sのうち筒状部20cに相当する部分である断面Scの形状は、略四角形である。また、断面Scを形成する四角形の角部のうち、対向する角部20c1,20c1が、それぞれ外側にやや張り出している。また、断面Scにおける対向する角部であって、角部20c1,20c1とは異なる角部20c2,20c2に、第1平板部20a及び第2平板部20bが設けられている。
ベルトラインリインフォースメント20は、第1平板部20a及び第2平板部20bをインナーパネル11に溶接することにより、インナーパネル11に接合される。本実施形態においては、図4に示すように、第1平板部20aが下側に位置し、第2平板部20bが上側に位置するようにしてインナーパネル11に溶接される。また、ベルトラインリインフォースメント20の長手方向後端部は、ロックリインフォースメント17に溶接される。また、ベルトラインリインフォースメント20の長手方向前端部は、ミラーブラケット16に溶接される。
上記のように、ベルトラインリインフォースメント20は、筒状に形成された筒状部20cを有するので、車両高さ方向の幅が同一の帯板状のベルトラインリインフォースメントに比べて、ベルトラインLの長手方向に作用する荷重を受ける部分の面積が大きい。とくに、筒状部20cの断面Scの角部20c1,20c1を外側にやや張り出させることにより、断面Scの周長を長くした。これにより、筒状部20cの断面における、ベルトラインLの長手方向に作用する荷重を受ける部分の面積が増大し、前記荷重に対する強度をより向上させることができる。よって、ベルトラインLの長手方向に作用する荷重に対する高い強度を確保することができる。また、筒状部20cを設けることにより、車両高さ方向の幅を小さくすることができる。以上のことから、ベルトラインLの長手方向に作用する荷重に対する高い強度を確保しつつ、車両高さ方向の幅を小さくしたベルトラインリインフォースメント20を提供することができる。
また、第2平板部20bは、一枚板の部分を有する。したがって、他の部品(例えば、ミラーブラケット16)と第2平板部20bの一枚板の部分を重ねておいて、前記他の部品とベルトラインリインフォースメント20とを同時にインナーパネル11に溶接することができる。
また、本実施形態においては、ベルトラインリインフォースメント20をロール成形により一体的に形成したので、アウターリインフォースメント及びインナーリインフォースメントをそれぞれ製造し、その後両者を接合してベルトラインリインフォースメントを形成する場合に比べて、工程数を減らすことができる。また、複数の部品を一時的に保管しておくスペースが不要である。また、アウターリインフォースメント及びインナーリインフォースメントをブランク加工により製造した場合のようなスクラップも生じない。したがって、ベルトラインリインフォースメント20を安価に製造できる。さらに、複数の部品を組み合わせてベルトラインリインフォースメントを製造するのではなく、一枚の帯板状の板金からベルトラインリインフォースメント20を製造するので、接合位置のずれが発生し難い。このため、製品間におけるベルトラインLの長手方向に作用する荷重に対する強度のバラつきを抑えることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、帯状の板金の両側端をずらして両側端部を重ね合わせ、ベルトラインLの長手方向に間隔をおいて(図3において、×印で示した位置にて)、前記重ね合わせた部分同士をスポット溶接しているが、図5に太い実線で示したように、前記重ね合わせた部分同士を、ベルトラインLの長手方向に沿って連続的に溶接してもよい。これによれば、ベルトラインLの長手方向に作用する荷重に対する強度をさらに向上させることができる。
なお、ベルトラインリインフォースメント20と他の部品を同時にインナーパネル11に溶接することが困難になるが、帯状の板金の両側端を揃えて両側端部を重ね合わせ、前記重ね合わせた部分同士を溶接してもよい。すなわち、第2平板部20bは、鋼板が2重に重なった部分のみからなり、上記実施形態のような1枚板の部分を有さないように構成してもよい。
また、断面Scの形状は、上記実施形態の形状に限られない。例えば、図6に示すように、断面Scを構成する1つの辺の中間部に凹部20c3を設けてもよい。これによっても、筒状部20cの断面Scの周長を長くできるので、ベルトラインLの長手方向に作用する荷重に対する強度を向上させることができる。また、上記実施形態においては、筒状部20cの断面Scの角部20c1,20c1が外側にやや張り出した形状としたが、図7に示すように、角部20c1,20c1を張り出させることなく、断面Scの形状をより単純な四角形にしてもよい。この場合、上記実施形態に比べると強度が若干低下するが、加工し易いので、ベルトラインリインフォースメント20をより安価に製造できる。
また、図8に示すように、第1平板部20aが上側に位置し、第2平板部20bが下側に位置するようにして、ベルトラインリインフォースメント20をインナーパネル11に溶接してもよい。この場合、図9に示すように、第2平板部20bのうち、一枚板の部分の幅が大きくなるようにロール成形し、ロール成形の後の工程において、前記一枚板の部分の長手方向中間部を切り欠いてもよい。これによれば、図10に示すように、ベルトラインリインフォースメント20の長手方向前端をヒンジブラケット14に当接させることができる。また、ベルトラインリインフォースメント20を、長手方向前端部にて、ミラーブラケット16だけでなく、ヒンジサイドパネル13とも接合することができる。また、ベルトラインリインフォースメント20の長手方向後端とロックリインフォースメント17との接合代を大きくすることができる。これにより、例えば、オフセット衝突時にヒンジブラケット14から入力された荷重をより効率的にベルトラインリインフォースメント20に入力することができる。さらに、第2平板部20bの長手方向中間部を切り欠くことにより、ドア本体10a内においてベルトラインリインフォースメント20の下方に配置される部品、開口部Hなどとの干渉を防止できる。
10・・・フロントドア、10a・・・本体部、11・・・インナーパネル、12・・・アウターパネル、13・・・ヒンジサイドパネル、14,15・・・ヒンジブラケット、16・・・ミラーブラケット、17・・・ロックリインフォースメント、20・・・ベルトラインリインフォースメント、20a・・・第1平板部、20b・・・第2平板部、20c・・・筒状部、20c1・・・角部、20c2,20c2・・・角部、20c3・・・凹部、L・・・ベルトライン

Claims (6)

  1. 車両用ドア本体内にて、ベルトラインに沿って延設されて、前記車両用ドアを補強するベルトラインリインフォースメントであって、
    帯状の板金から一体的に形成され、
    前記帯状の板金の幅方向中間部を長手方向に沿って折り曲げて重ね合わせることにより、前記ベルトライン方向に延びる平板状に形成された第1平板部と、
    前記帯状の板金の両側端部を長手方向に沿って重ね合わせて接合することにより、前記ベルトライン方向に延びる平板状に形成された第2平板部と、
    前記第1平板部と前記第2平板部との間に形成され、前記ベルトライン方向に延びる筒状に形成された筒状部とを備えたベルトラインリインフォースメント。
  2. 請求項1に記載のベルトラインリインフォースメントにおいて、
    前記第2平板部は、前記帯状の板金の両側端をずらした状態で、前記重ね合わせた両側端部同士を接合することにより形成されている、ベルトラインリインフォースメント。
  3. 請求項1又は2に記載のベルトラインリインフォースメントにおいて、
    前記第2平板部の長手方向端部の車両高さ方向の幅を、前記第2平板部の長手方向中間部の車両高さ方向の幅よりも大きくした、ベルトラインリインフォースメント。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のベルトラインリインフォースメントにおいて、
    前記第2平板部は、前記重ね合わせた両側端部同士を前記ベルトライン方向に沿って連続的に溶接して接合することにより形成されている、ベルトラインリインフォースメント。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載のベルトラインリインフォースメントにおいて、
    前記筒状部の前記ベルトライン方向に垂直な断面形状が略四角形であって、前記断面における1つの角部に、前記第1平板部が形成され、前記断面における前記角部に対向する角部に前記第2平板部が形成されている、ベルトラインリインフォースメント。
  6. 請求項5に記載のベルトラインリインフォースメントにおいて、
    前記筒状部の断面における対向する角部であって、前記第1平板部及び前記第2平板部が設けられた角部とは異なる角部が、前記筒状部の外側に張り出していることを特徴とするベルトラインリインフォースメント。
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