JP2013171445A - 交通安全システム - Google Patents
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Abstract
【課題】交通弱者と車両との交通事故防止に優れた交通安全システムの提供。
【解決手段】
交通安全システムは、歩行時に携帯し、識別情報を重畳した電波121をセンサで検出した移動速度に応じた回数と送信出力で空中へ放射する携帯無線端末と、携帯無線端末から放射された電波121から識別情報sを受信回路22が復調すると、識別情報sに該当する携帯者が近くにいる旨を報知器25が運転者に報知する車載無線端末2とにより構成される。携帯者が走行車両の近く(電波到達範囲内)にいる場合には、識別情報sに適合する携帯者が近くにいることを報知器25が運転者に報知するため、運転者の注意喚起が図れる。
【選択図】図2
【解決手段】
交通安全システムは、歩行時に携帯し、識別情報を重畳した電波121をセンサで検出した移動速度に応じた回数と送信出力で空中へ放射する携帯無線端末と、携帯無線端末から放射された電波121から識別情報sを受信回路22が復調すると、識別情報sに該当する携帯者が近くにいる旨を報知器25が運転者に報知する車載無線端末2とにより構成される。携帯者が走行車両の近く(電波到達範囲内)にいる場合には、識別情報sに適合する携帯者が近くにいることを報知器25が運転者に報知するため、運転者の注意喚起が図れる。
【選択図】図2
Description
本発明は、交通安全システムに関する。
今般、様々な交通事故対策が講じられてきたことにより、24時間以内に死ぬ交通事故死は減少してきている。しかし、少子高齢化に伴い、交通弱者(子供、身体障害者、高齢者)に対する保護対策が充分に講じられてきたとは言えず、年間4000件を越える死亡事故が発生している。
特許文献1には、無線タグの携帯者が緊急事態を認知して通報操作すると、近くを走行中の車両に搭載したドライブレコーダー等の車載器に周辺状況が記録される緊急通報システムが開示されている。
また、特許文献2には、光ビーコンや電波ビーコンを、交通量調査や交通事故発生時の現場検証把握に用いる技術が開示されている。
また、特許文献2には、光ビーコンや電波ビーコンを、交通量調査や交通事故発生時の現場検証把握に用いる技術が開示されている。
特許文献1の技術は、緊急通報者が自身の緊急時に、周囲にその窮状の通知を伝達することで、その現場状況の迅速な把握と必要とする援助を受けるシステムであるが、交通事故防止対策としては力不足である。
特許文献2の技術は、車両同士の衝突の事故処理には効果があるが、歩行者との事故防止には役に立たない。
特許文献2の技術は、車両同士の衝突の事故処理には効果があるが、歩行者との事故防止には役に立たない。
本発明の目的は、交通弱者と車両との交通事故防止に優れた交通安全システムの提供にある。
(請求項1について)
交通安全システムは、携帯無線端末と車載無線端末とからなる。
携帯者は、自転車に乗る時や歩行時に携帯無線端末を携帯し、移動速度を検出するセンサで検出した移動速度に応じたタイミングと出力で、識別情報を重畳した電波が携帯無線端末から空中へ放射される。
なお、識別情報は、携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)や障害情報(正常者、盲人、身体障害者)である。
交通安全システムは、携帯無線端末と車載無線端末とからなる。
携帯者は、自転車に乗る時や歩行時に携帯無線端末を携帯し、移動速度を検出するセンサで検出した移動速度に応じたタイミングと出力で、識別情報を重畳した電波が携帯無線端末から空中へ放射される。
なお、識別情報は、携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)や障害情報(正常者、盲人、身体障害者)である。
携帯無線端末を携帯した携帯者が電波到達範囲内にいる場合、車載無線端末は、アンテナで捉えた電波から受信回路が識別情報を復調し、識別情報に適合する携帯者が近くにいる旨を運転者に報知する。
ところで、車両が携帯者と遭遇する可能性があると報知されてから、走行車両を停止させるにはある程度の時間がかかるので、通信距離は、200m〜300m程度、必要である。
このため、携帯無線端末から放射される電波は小電力レベル以上である必要があるため消費電力が多くなり、作動用の電池の寿命を延ばすため、間欠放射が好ましい。
このため、携帯無線端末から放射される電波は小電力レベル以上である必要があるため消費電力が多くなり、作動用の電池の寿命を延ばすため、間欠放射が好ましい。
走っていて移動速度が速いと、車両との出会い頭の衝突の可能性が増加するため、放射時間を長く、放射停止時間が短いタイミングで、且つ、高出力で電波を携帯無線端末が放射する。
また、ゆっくり歩いていて移動速度が遅い(停止も含む)と、車両との出会い頭の衝突の可能性が減少するため、放射時間を短く、放射停止時間が長いタイミングで、且つ、小出力で電波を携帯無線端末が放射する。
また、ゆっくり歩いていて移動速度が遅い(停止も含む)と、車両との出会い頭の衝突の可能性が減少するため、放射時間を短く、放射停止時間が長いタイミングで、且つ、小出力で電波を携帯無線端末が放射する。
交通安全システムは、車両が携帯者と遭遇する可能性がある場合(電波到達範囲内に携帯無線端末を携帯した携帯者がいる場合)、車載無線端末が復調した識別情報に適合する携帯者が近くにいる旨を運転者に報知するため、識別情報に基づいて携帯者の種別(年齢層や障害の有無)が判るので、効果的に注意喚起が図れる。
交通安全システムは、移動速度を検出するセンサで検出した移動速度に応じたタイミングと出力で、電波を空中へ放射する構成であるので、走っていて車両との出会い頭の衝突の可能性が高い場合の通信距離を確保できるとともに、電池の寿命を大幅に延ばすことができる。
(請求項2について)
交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯者が携帯可能な携帯無線端末と、車載無線端末とからなる。
携帯無線端末のセンサは、携帯者の移動速度を検出する。
携帯無線端末の携帯側受信手段が複数のチャンネルをスキャンして一定強度以上のキャリアが存在しない空きチャンネルを選出する。
携帯無線端末の携帯側送信手段は、携帯側受信手段が選出した空きチャンネルで、識別情報を重畳した電波を、センサが検出した移動速度に応じたタイミングと出力で空中へ放射する。
なお、識別情報は、携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)や障害情報(正常者、盲人、身体障害者)である。
交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯者が携帯可能な携帯無線端末と、車載無線端末とからなる。
携帯無線端末のセンサは、携帯者の移動速度を検出する。
携帯無線端末の携帯側受信手段が複数のチャンネルをスキャンして一定強度以上のキャリアが存在しない空きチャンネルを選出する。
携帯無線端末の携帯側送信手段は、携帯側受信手段が選出した空きチャンネルで、識別情報を重畳した電波を、センサが検出した移動速度に応じたタイミングと出力で空中へ放射する。
なお、識別情報は、携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)や障害情報(正常者、盲人、身体障害者)である。
車載無線端末の受信手段は、複数のチャンネルをスキャンする。
携帯無線端末を携帯した携帯者が電波到達範囲内にいる場合、アンテナで捉えた電波から受信手段が識別情報を復調し、識別情報に適合する携帯者が近くにいる旨を報知手段が運転者に報知する。
携帯無線端末を携帯した携帯者が電波到達範囲内にいる場合、アンテナで捉えた電波から受信手段が識別情報を復調し、識別情報に適合する携帯者が近くにいる旨を報知手段が運転者に報知する。
ところで、車両が携帯者と遭遇する可能性があると報知されてから、走行車両を停止させるにはある程度の時間がかかるので、通信距離は、200m〜300m程度、必要である。
このため、携帯無線端末から放射される電波は小電力レベル以上である必要があるため消費電力が多くなり、作動用の電池の寿命を延ばすため、間欠放射が好ましい。
このため、携帯無線端末から放射される電波は小電力レベル以上である必要があるため消費電力が多くなり、作動用の電池の寿命を延ばすため、間欠放射が好ましい。
走っていて移動速度が速いと、車両との出会い頭の衝突の可能性が増加するため、放射時間を長く、放射停止時間が短いタイミングで、且つ、高出力で電波を携帯側送信手段が放射する。
また、ゆっくり歩いていて移動速度が遅い(停止も含む)と、車両との出会い頭の衝突の可能性が減少するため、放射時間を短く、放射停止時間が長いタイミングで、且つ、小出力で電波を携帯側送信手段が放射する。
また、ゆっくり歩いていて移動速度が遅い(停止も含む)と、車両との出会い頭の衝突の可能性が減少するため、放射時間を短く、放射停止時間が長いタイミングで、且つ、小出力で電波を携帯側送信手段が放射する。
交通安全システムは、車両が携帯者と遭遇する可能性がある場合(電波到達範囲内に携帯無線端末を携帯した携帯者がいる場合)、受信手段が復調した識別情報に適合する携帯者が近くにいる旨を報知手段が運転者に報知するため、識別情報に基づいて携帯者の種別(年齢層や障害の有無)が判るので、効果的に注意喚起が図れる。
交通安全システムは、携帯者の移動速度を検出するセンサで検出した移動速度に応じたタイミングと出力で、携帯側送信手段が電波を空中へ放射する構成であるので、走っていて車両との出会い頭の衝突の可能性が高い場合の通信距離を確保できるとともに、電池の寿命を大幅に延ばすことができる。
携帯側受信手段が選出した空きチャンネルで、携帯無線端末の携帯側送信手段が電波を空中へ放射し、車載無線端末が複数のチャンネルをスキャンして識別情報が重畳した電波を復調する構成であるので、混信による通信リンクの失敗を回避できる。
(請求項3について)
交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯者が携帯可能な携帯無線端末と、見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置される無線中継端末と、車載無線端末とからなる。
交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯者が携帯可能な携帯無線端末と、見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置される無線中継端末と、車載無線端末とからなる。
携帯者が携帯する携帯無線タグは、識別情報を重畳した微弱電波を空中へ放射する。
無線中継端末は、危険箇所の近くに携帯者がいると中継側受信手段が微弱電波を受信して識別情報を復調し、危険箇所近傍に携帯者を検知したとして、識別情報が重畳した送信波を中継側送信手段が空中に放射する。
なお、識別情報は、携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)や障害情報(正常者、盲人、身体障害者)である。
無線中継端末は、危険箇所の近くに携帯者がいると中継側受信手段が微弱電波を受信して識別情報を復調し、危険箇所近傍に携帯者を検知したとして、識別情報が重畳した送信波を中継側送信手段が空中に放射する。
なお、識別情報は、携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)や障害情報(正常者、盲人、身体障害者)である。
危険箇所に向かって走行中の車両に設置した車載無線端末は、無線中継端末から放射された送信波を車載側受信手段が受信して識別情報を復調し、危険箇所の近くに識別情報に適合する携帯者がいる旨を運転者に報知する。
見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所の近くに携帯者がいる場合のみ、識別情報に該当する携帯者がいる旨を車載無線端末が運転者に報知する構成であるので、注意すべき場合のみ報知がなされるので車両の運転に集中できる。
なお、識別情報に基づいて携帯者の種別(年齢層や障害の有無)が判るので、効果的に注意喚起が図れる。
なお、識別情報に基づいて携帯者の種別(年齢層や障害の有無)が判るので、効果的に注意喚起が図れる。
無線中継端末により、携帯無線タグの識別情報を重畳した微弱電波が中継されるので、携帯無線タグから強力な電波を放射する必要がないので電池の持ちが良い。また、移動速度センサが不要であるとともに、電波の放射タイミングの増減や送信出力の可変も必要がない。
危険箇所に向かって走行中の車両と危険箇所とは至近距離であるので、無線中継端末の中継側送信手段からある程度の出力の電波を放射すれば、車載無線端末の車載側受信手段に確実に届くため、チャンネルをスキャンして空きチャンネルを選出する必要がない。
危険箇所に向かって走行中の車両と危険箇所とは至近距離であるので、無線中継端末の中継側送信手段からある程度の出力の電波を放射すれば、車載無線端末の車載側受信手段に確実に届くため、チャンネルをスキャンして空きチャンネルを選出する必要がない。
(請求項4について)
交通安全システムは、見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置される路上ビーコンと、車載器と、自転車に乗る時や歩行時に携帯する携帯受信端末とからなる。
交通安全システムは、見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置される路上ビーコンと、車載器と、自転車に乗る時や歩行時に携帯する携帯受信端末とからなる。
危険箇所に設置される路上ビーコンは、ビーコンを空中に放射する。
車両に車載される車載器は、路上ビーコンから放射されるビーコンを危険箇所の手前で検知すると、車両が危険箇所へ進入する旨の電波を空中に放射する。
携帯受信端末は、車載器からの電波を受信すると、車両が接近している旨を携帯者に報知する。
車両に車載される車載器は、路上ビーコンから放射されるビーコンを危険箇所の手前で検知すると、車両が危険箇所へ進入する旨の電波を空中に放射する。
携帯受信端末は、車載器からの電波を受信すると、車両が接近している旨を携帯者に報知する。
見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所の近くに携帯者がいて、車両が危険箇所に向かって走行していると、車両が接近していることを携帯受信端末が携帯者に報知するので、携帯者が注意喚起される。
危険箇所に向かって走行中の車両と、危険箇所近傍の携帯者とは至近距離であるので、車載器からある程度の出力の電波を放射すれば、携帯受信端末に確実に届くため、チャンネルをスキャンして空きチャンネルを選出する必要がない。
交通安全システムは、歩行時に携帯し、識別情報を重畳した電波を、移動速度を検出するセンサで検出した移動速度に応じたタイミングと送信出力で送信手段が空中へ放射する携帯無線端末と、携帯無線端末から放射された電波から識別情報を受信手段が復調すると、識別情報に該当する携帯者が近くにいる旨を報知手段が運転者に報知する車載無線端末とにより構成される。
携帯者が走行車両の近く(電波到達範囲内)にいる場合には、識別情報に適合する携帯者が近くにいることを車載無線端末の報知手段が運転者に報知するため、運転者の注意喚起が図れる。
本発明の実施例1に係る交通安全システム(請求項2に対応)を、図1および図2に基づいて説明する。
図1に示す交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯可能な携帯無線端末1と、自動車に搭載された車載無線端末2とからなる。
図1に示す交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯可能な携帯無線端末1と、自動車に搭載された車載無線端末2とからなる。
携帯者が携帯する携帯無線端末1は、図1に示す如く、携帯者の移動速度を検出するセンサ10と、受信回路11と、送信回路12と、出力制御回路13と、ID生成回路14と、電池15と、PLL回路16と、無接点式のアンテナ切替回路17と、ラバー形のアンテナ18と、制御回路19とを有する。
センサ10は、例えば振動センサ(振り子形)であり、携帯者が移動すると、その振動により応じたパルスpが発生する。なお、移動速度が速い程、振動が多くなるため、単位時間当たりのパルス周波数が増大する。
受信モードにおいて、受信回路11は、制御回路19がPLL回路16の局発周波数を変化させることにより複数のチャンネルを順次、受信する。受信回路11が受信したチャンネルのキャリアレベルを制御回路19が順次、チェックし、一定強度以上のキャリアが確認されない空きチャンネルが1つ選出される。
送信モードにおいて、出力制御回路13を介して作動用電力が供給される送信回路12は、選出された空きチャンネルに相当する搬送波を、ID生成回路14から出力される識別信号sで変調して小電力の電波121を発生させている。
なお、パルスpに基づき、例えば、送信回路12が下記に示す送信タイミングと送信出力で電波121を発生する様に、出力制御回路13が制御回路19によって、送信回路12への通電時間と通電電圧とが制御される。
0.5Hzを越える場合は受信モードになり送信停止
0.5Hzで、10mWで送信1回(0.5秒間)/10秒
0.2Hzで、30mWで送信3回(0.5秒間×3)/10秒
0.1Hzで、50mWで送信10回(0.5秒間×10)/10秒
0.05Hzで、100mWで連続送信
なお、パルスpに基づき、例えば、送信回路12が下記に示す送信タイミングと送信出力で電波121を発生する様に、出力制御回路13が制御回路19によって、送信回路12への通電時間と通電電圧とが制御される。
0.5Hzを越える場合は受信モードになり送信停止
0.5Hzで、10mWで送信1回(0.5秒間)/10秒
0.2Hzで、30mWで送信3回(0.5秒間×3)/10秒
0.1Hzで、50mWで送信10回(0.5秒間×10)/10秒
0.05Hzで、100mWで連続送信
ID生成回路14は、携帯無線端末1を携帯する携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)および障害情報(正常者、盲人、身体障害者)に対応した識別信号sを出力する。なお、DIPSW等で携帯者が年齢層および障害情報の設定が変えられる構造でも、購入時に販売店に設定してもらう構造でも良い。
電池15は、積層型で大容量のニッケル−カドミウム型の充電可能型の電池が好適である。これは、繰り返し使用が多く、数時間の携帯中の間、200m〜300m程度、離れた走行車両に対して、直接、小電力の電波121を受信させる必要があるためである。
制御回路19は、マイクロコンピュータを備え、下記に示す様に作動する。
携帯無線端末1を携帯している携帯者の動きが少なく(着席している等)パルスpが0.5Hzを越えている場合、制御回路19は、携帯無線端末1を受信モードにする。
携帯無線端末1を携帯している携帯者の動きが少なく(着席している等)パルスpが0.5Hzを越えている場合、制御回路19は、携帯無線端末1を受信モードにする。
受信モードでは、受信回路11は、複数のチャンネルを順次、受信しながら、キャリアレベルをチェックし、一定強度以上のキャリアが確認されない空きチャンネルを1つ選出し、その空きチャンネルをモニタする。なお、その空きチャンネルで一定強度以上のキャリアが確認されると、チャンネルスキャンを再度行う。
受信モードでは、制御回路19が送信回路12への電力供給を遮断するとともに、アンテナ切替回路17を受信側に切り替える。
受信モードでは、制御回路19が送信回路12への電力供給を遮断するとともに、アンテナ切替回路17を受信側に切り替える。
なお、5分間以上、パルスpが出力されない場合(携帯の中止等)が続くと、制御回路19は、携帯無線端末1を省電力モードに移行させ、制御回路19とセンサ10以外への作動用電力の供給を停止する。
0.5Hz以下のパルスpを検知した場合(歩行〜走る)には、制御回路19は、携帯無線端末1をただちに送信モードに移行させる。
送信モードでは、上述した送信タイミングと送信出力で電波121が送信回路12で発生する様に制御回路19が出力制御回路13を制御する。
この送信モードでは、制御回路19が受信回路11への電力供給を遮断するとともに、アンテナ切替回路17を送信側に切り替える。
なお、送信モード中に、パルスpが0.5Hzを超えた場合には、制御回路19が携帯無線端末1を受信モードに切り替える。
送信モードでは、上述した送信タイミングと送信出力で電波121が送信回路12で発生する様に制御回路19が出力制御回路13を制御する。
この送信モードでは、制御回路19が受信回路11への電力供給を遮断するとともに、アンテナ切替回路17を送信側に切り替える。
なお、送信モード中に、パルスpが0.5Hzを超えた場合には、制御回路19が携帯無線端末1を受信モードに切り替える。
自動車に搭載される車載無線端末2は、図2に示す如く、アンテナ21と、受信回路22と、PLL回路23と、報知回路24と、報知器25と、制御回路26とを有し、車載バッテリ27から作動用電力が供給される。
なお、車載無線端末2は、例えば、盗難防止装置の車載器、カーナビ本体、リモコンエンジンスタータの車載器、またはドライブレコーダー等に組込まれていても良い。
なお、車載無線端末2は、例えば、盗難防止装置の車載器、カーナビ本体、リモコンエンジンスタータの車載器、またはドライブレコーダー等に組込まれていても良い。
受信回路22は、制御回路26がPLL回路23の局発周波数を変化させることにより、携帯無線端末1が送信可能な全てのチャンネルを順次、受信する。
識別信号sが復調された場合には、制御回路26が、所定時間、受信をそのチャンネルにロックして受信を継続する。また、制御回路26による受信解析の結果、キャリアが確認できても識別信号sが復調されないチャンネルや、無信号のチャンネルであった場合には、つぎのチャンネルの受信解析に移行する。
識別信号sが復調された場合には、制御回路26が、所定時間、受信をそのチャンネルにロックして受信を継続する。また、制御回路26による受信解析の結果、キャリアが確認できても識別信号sが復調されないチャンネルや、無信号のチャンネルであった場合には、つぎのチャンネルの受信解析に移行する。
具体的には、携帯者が携帯している携帯無線端末1から放射された電波121を、走行中の自動車に搭載される車載無線端末2の受信回路22が受信し、識別信号sを復調した場合には、報知回路24が識別信号sに相当する識別内容を報知器25に表示するとともに、合成音声で警告する。
<表示例>
子供に注意!
盲人高齢者に注意!
<音声警告の例>
正常者(盲人、身体障害者)の子供(乳幼児、成人、高齢者)が前方にいるので徐行して下さい。
盲人(正常者、身体障害者)の高齢者(乳幼児、子供、成人)が前方にいるので徐行して下さい。
<表示例>
子供に注意!
盲人高齢者に注意!
<音声警告の例>
正常者(盲人、身体障害者)の子供(乳幼児、成人、高齢者)が前方にいるので徐行して下さい。
盲人(正常者、身体障害者)の高齢者(乳幼児、子供、成人)が前方にいるので徐行して下さい。
また、車両が携帯者と遭遇する前に、建物や地下道へ携帯者が入ったり、距離が離れてしまって電波121の受信が途絶え識別信号sが復調できなくなった場合には、衝突の可能性が低くなったので、報知器25の表示を消し、合成音声も停止する。
本実施例の交通安全システムは、以下の利点を有する。
交通安全システムは、200m〜300m程度の電波到達範囲内に携帯無線端末1を持って移動している携帯者がいて、車両が携帯者と遭遇する可能性がある場合には、車載無線端末1が、携帯者の種別(年齢層や障害の有無)とともに携帯者が近くにいる旨を報知器25で運転者に報知するため、効果的に注意喚起が図れ、出会い頭の交通事故防止が図れる。
交通安全システムは、200m〜300m程度の電波到達範囲内に携帯無線端末1を持って移動している携帯者がいて、車両が携帯者と遭遇する可能性がある場合には、車載無線端末1が、携帯者の種別(年齢層や障害の有無)とともに携帯者が近くにいる旨を報知器25で運転者に報知するため、効果的に注意喚起が図れ、出会い頭の交通事故防止が図れる。
交通安全システムは、携帯者の移動速度を検出するセンサ10で検出した移動速度に応じた送信回数と送信出力で、携帯無線端末1から電波121を空中へ放射する構成であるので、携帯者が走っている場合(車両との出会い頭の衝突の可能性が高い場合)の通信距離を確保(最大数百m)できるとともに、電池15の寿命を大幅に延ばすことができ、長い時間(数時間〜数十時間)を動作させることができる。
走行中の自動車に搭載された車載無線端末2に対して携帯無線端末1が空きチャンネルで電波121を放射するとともに、携帯無線端末1が送信可能な全てのチャンネルを車載無線端末2が順次、受信して識別信号sの有無を監視しているので、小電力無線電波の利用頻度が多い地域であっても、数百m離れた走行車両の車載無線端末2において確実に電波121を受信することができる。
本発明の実施例2に係る交通安全システム(請求項3に対応)を、図3〜図5に基づいて説明する。
図に示す交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯可能な携帯無線タグ3と、路上の危険箇所に設置される無線中継端末4と、自動車に搭載された車載無線端末5とからなる。
図に示す交通安全システムは、自転車に乗る時や歩行時に携帯可能な携帯無線タグ3と、路上の危険箇所に設置される無線中継端末4と、自動車に搭載された車載無線端末5とからなる。
携帯無線タグ3は、例えば、痴漢ブザー、お守り、腕時計、ワッペン、バッジ、または小物アクセサリの様な外観であり、内蔵アンテナ31、送信回路32、ID生成回路33、および電池34を有する(図3参照)。
送信回路32は、所定周波数の搬送波を、ID生成回路33から出力される識別信号s2で変調して、出力1mWの微弱電波30を発生させている。なお、微弱電波30は、内蔵アンテナ31から空中に放射される。
ID生成回路33は、携帯無線タグ3を携帯する携帯者の年齢層(乳幼児、子供、成人、高齢者)および障害情報(正常者、盲人、身体障害者)に対応した識別信号s2を出力する。なお、本人または保護者等が、携帯者させる人に適合した設定の携帯無線タグ3を販売店で購入する。
電池34は、ボタン型電池や単3、4形の小型電池が好適である。これは、数m〜数十m程度離れた無線中継端末4に微弱電波30を受信させれば良いためである。
電池34は、ボタン型電池や単3、4形の小型電池が好適である。これは、数m〜数十m程度離れた無線中継端末4に微弱電波30を受信させれば良いためである。
無線中継端末4は、見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置され、受信アンテナ41、受信回路42、報知回路43、表示器44、送信アンテナ45、送信回路46、制御回路47、および電源48により構成される(図4参照)。
受信回路42は、携帯無線タグ3から放射される微弱電波30が受信できる所定のチャンネルを常時受信し、識別信号s2の有無を監視する。
受信回路42は、携帯無線タグ3から放射される微弱電波30が受信できる所定のチャンネルを常時受信し、識別信号s2の有無を監視する。
受信回路42が識別信号s2を復調した場合には、識別信号s2に相当する識別内容が路上の表示器44に表示される様に制御回路47が報知回路43に指示する。
<表示の例>
盲人(正常者、身体障害者)の高齢者(子供、乳幼児、成人)横断中!
身体障害者(正常者、盲人)の子供(乳幼児、成人、高齢者)横断中!
<表示の例>
盲人(正常者、身体障害者)の高齢者(子供、乳幼児、成人)横断中!
身体障害者(正常者、盲人)の子供(乳幼児、成人、高齢者)横断中!
受信回路42が識別信号s2を復調した場合には、制御回路47は、送信回路46に 作動用電力を供給して送信回路46を送信状態にする。
送信回路46は、微弱電波30と大幅に異なる周波数帯の所定周波数の搬送波を識別信号s2で変調して電波49を発生させる。この電波49は、送信アンテナ45から空中に放射される。
また、識別信号s2が検知されなくなると、送信回路46への作動用電力の供給を停止するので電波49の発生を止める。
送信回路46は、微弱電波30と大幅に異なる周波数帯の所定周波数の搬送波を識別信号s2で変調して電波49を発生させる。この電波49は、送信アンテナ45から空中に放射される。
また、識別信号s2が検知されなくなると、送信回路46への作動用電力の供給を停止するので電波49の発生を止める。
図5に示す車載無線端末5は、受信アンテナ51、受信回路52、報知制御回路53、報知器54、および車載バッテリ55からなる。
受信回路52は、受信アンテナ51で捉えた電波49が受信できる所定のチャンネルを常時受信し、識別信号s2の有無を監視する。
受信回路52は、受信アンテナ51で捉えた電波49が受信できる所定のチャンネルを常時受信し、識別信号s2の有無を監視する。
報知制御回路53は、受信回路52が識別信号s2を復調した場合には、識別信号s2に相当する識別内容を報知器54に表示するとともに合成音声で警告する。
<表示例>
盲人の高齢者横断中!
身体障害者の子供横断中!
<音声警告の例>
盲人(正常者、身体障害者)の高齢者(子供、乳幼児、成人)が交差点を横断するので徐行して下さい。
身体障害者(正常者、盲人)の子供(乳幼児、成人、高齢者)が交差点を横断するので徐行して下さい。
<表示例>
盲人の高齢者横断中!
身体障害者の子供横断中!
<音声警告の例>
盲人(正常者、身体障害者)の高齢者(子供、乳幼児、成人)が交差点を横断するので徐行して下さい。
身体障害者(正常者、盲人)の子供(乳幼児、成人、高齢者)が交差点を横断するので徐行して下さい。
本実施例の交通安全システムは、以下の利点を有する。
携帯無線タグ3の識別信号s2を重畳した微弱電波30が路上の無線中継端末4により中継され、識別信号s2を重畳した電波49を走行車両の車載無線端末5で受信する構成である。
このため、携帯無線タグ3から強力な電波を放射する必要がないので電池34が小型で済むとともに持ちが良い。また、移動速度センサが不要であるとともに、間欠送信や送信出力の増減も必要がないので、軽量且つ小型に製造できる。
そして、識別信号s2に相当する識別内容(携帯者の年齢層や障害の有無)が車載無線端末5の報知器54に表示されるとともに合成音声で運転者に警告が行われるため、効果的に注意喚起が図れ、出会い頭の交通事故防止が図れる。なお、識別信号s2に相当する識別内容(携帯者の年齢層や障害の有無)が路上の無線中継端末4の表示器44にも表示されるため二重に注意喚起が図れる。
携帯無線タグ3の識別信号s2を重畳した微弱電波30が路上の無線中継端末4により中継され、識別信号s2を重畳した電波49を走行車両の車載無線端末5で受信する構成である。
このため、携帯無線タグ3から強力な電波を放射する必要がないので電池34が小型で済むとともに持ちが良い。また、移動速度センサが不要であるとともに、間欠送信や送信出力の増減も必要がないので、軽量且つ小型に製造できる。
そして、識別信号s2に相当する識別内容(携帯者の年齢層や障害の有無)が車載無線端末5の報知器54に表示されるとともに合成音声で運転者に警告が行われるため、効果的に注意喚起が図れ、出会い頭の交通事故防止が図れる。なお、識別信号s2に相当する識別内容(携帯者の年齢層や障害の有無)が路上の無線中継端末4の表示器44にも表示されるため二重に注意喚起が図れる。
具体的には、歩行中の携帯者の速度が4km/hである場合、30秒間および1分間の移動距離は、それぞれ約33m、約66mである。また、時速40kmで走行中の車両の30秒間および1分間の移動距離は、それぞれ15倍の500m、10倍の約666.7mである。危険箇所において、急な飛び出しがあった場合、人間の反射速度が約0.7秒であると、飛び出した歩行者に気づいてから制動動作に入っても、約7.78mの空走距離を空走してしまう。
空走距離を鑑み、歩行者と車両とが衝突する30秒前および1分前に車載無線端末5の報知器54に報知を行う場合、500m、約666.7mの通信距離が必要であるが、無線中継端末4で中継を行っているので充分である。
空走距離を鑑み、歩行者と車両とが衝突する30秒前および1分前に車載無線端末5の報知器54に報知を行う場合、500m、約666.7mの通信距離が必要であるが、無線中継端末4で中継を行っているので充分である。
見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険個所にいる携帯者が携帯する携帯無線タグ3と、危険個所の無線中継端末4とは至近距離であるので、携帯無線タグ3および無線中継端末4は、チャンネルスキャンで空きチャンネルを見つける必要がない。
また、危険箇所に向かって走行中の車両と、それら危険箇所とは比較的近い距離であるので、無線中継端末4がある程度の出力の電波を放射すれば、車載無線端末5に確実に届く。このため、無線中継端末4および車載無線端末5は、チャンネルスキャンで空きチャンネルを見つける必要がない。
また、危険箇所に向かって走行中の車両と、それら危険箇所とは比較的近い距離であるので、無線中継端末4がある程度の出力の電波を放射すれば、車載無線端末5に確実に届く。このため、無線中継端末4および車載無線端末5は、チャンネルスキャンで空きチャンネルを見つける必要がない。
携帯無線タグ3、無線中継端末4、車載無線端末5は、回路構成が簡単であるので安価に製造できる。
本発明の実施例3に係る交通安全システム(請求項4に対応)を、図6および図7に基づいて説明する。
図に示す交通安全システムは、危険箇所に設置される路上ビーコン6と、車載器7と、自転車に乗る時や歩行時に携帯する携帯受信端末8とからなる。
図に示す交通安全システムは、危険箇所に設置される路上ビーコン6と、車載器7と、自転車に乗る時や歩行時に携帯する携帯受信端末8とからなる。
路上ビーコン6は、見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置され、変調した光束をビーコン61として空中に放射する。
車載器7は、ビーコン61を検出する検出器71、送信制御回路72、送信回路73、車載バッテリ74、および送信アンテナ75を備える。
送信制御回路72は、ビーコン61を検知すると、送信回路73に指示し、車両が危険箇所へ進入する旨の電波76が送信アンテナ75から空中に放射される。
送信制御回路72は、ビーコン61を検知すると、送信回路73に指示し、車両が危険箇所へ進入する旨の電波76が送信アンテナ75から空中に放射される。
携帯受信端末8は、受信アンテナ81、受信回路82、報知制御回路83、ブザー84、および電池85を有する。
受信回路82は、受信アンテナ81で捉えた電波76を受信すると、ブザー84が鳴動する様に報知制御回路83に指示する。
受信回路82は、受信アンテナ81で捉えた電波76を受信すると、ブザー84が鳴動する様に報知制御回路83に指示する。
本実施例の交通安全システムは、以下の利点を有する。
見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所へ走行車両が近づいてくると、車載器7がビーコン61を検知して、電波76を送信アンテナ75から空中に放射する。危険箇所の近くに携帯受信端末8を携帯した携帯者がいると、受信アンテナ81で捉えた電波76を受信するのでブザー84が鳴動する。
携帯受信端末8を携帯した携帯者が危険箇所の近くにいて、ブザー84が鳴動した場合には、車両が危険箇所へ接近していることが判るので注意喚起され、飛び出しを未然に防止できる。
見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所へ走行車両が近づいてくると、車載器7がビーコン61を検知して、電波76を送信アンテナ75から空中に放射する。危険箇所の近くに携帯受信端末8を携帯した携帯者がいると、受信アンテナ81で捉えた電波76を受信するのでブザー84が鳴動する。
携帯受信端末8を携帯した携帯者が危険箇所の近くにいて、ブザー84が鳴動した場合には、車両が危険箇所へ接近していることが判るので注意喚起され、飛び出しを未然に防止できる。
危険箇所に向かって走行中の車両と、危険箇所近傍の携帯者とは至近距離であるので、車載器7からある程度の出力の電波を放射すれば、携帯受信端末8に確実に届くため、チャンネルをスキャンして空きチャンネルを選出する必要がない。
本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施態様を含む。
a.実施例1において、携帯無線端末1および車載無線端末2は、一定強度以上のキャリアが存在しない空きチャンネルを選出するチャンネルスキャンを省いた構成でも良い(請求項1に対応)。
構造が簡単になるので製造コストの低減が図れる。
チャンネルスキャンにかかる時間が不要であるので、送信回数を減らすことができ、送信出力も低減できる。
a.実施例1において、携帯無線端末1および車載無線端末2は、一定強度以上のキャリアが存在しない空きチャンネルを選出するチャンネルスキャンを省いた構成でも良い(請求項1に対応)。
構造が簡単になるので製造コストの低減が図れる。
チャンネルスキャンにかかる時間が不要であるので、送信回数を減らすことができ、送信出力も低減できる。
b.携帯者の移動速度を検出するセンサは、加速度センサ、またはGPS等であっても良い。
c.危険個所は、建物から道路へ出る出口であっても良く、この場合、無線中継端末は、ホームセキュリティシステムの屋外監視機器、シャッター開閉システム、ドアホンやインターホンの屋外器、監視カメラ本体等に組込んでも良い。
c.危険個所は、建物から道路へ出る出口であっても良く、この場合、無線中継端末は、ホームセキュリティシステムの屋外監視機器、シャッター開閉システム、ドアホンやインターホンの屋外器、監視カメラ本体等に組込んでも良い。
d.携帯無線端末1は、車両盗難防止装置、リモコンエンジンスタータの子機に組込まれていても良く、携帯無線タグ3は、松葉杖、盲人用杖、名札、自転車のキーに組み付けられていても良い。
また、車載無線端末2や車載器7は、ドライブレコーダー等の電装機器に組込まれていても良い。
また、車載無線端末2や車載器7は、ドライブレコーダー等の電装機器に組込まれていても良い。
e.交通安全システムを下記の様な構成にして、車両側および携帯者側の双方で報知が行われる様にしても良い。
・請求項1に請求項4を付加した構成。
・請求項2に請求項4を付加した構成。
・請求項3に請求項4を付加した構成。
・請求項1に請求項4を付加した構成。
・請求項2に請求項4を付加した構成。
・請求項3に請求項4を付加した構成。
f.車載無線端末をカーナビゲーションに組み込んだ場合において、図8に示す様に、液晶パネル90の地図91上に、自動車92の位置マーク93とともに、注意すべき歩行者94等をマーク95で表示させる構成でも良い(請求項3に対応)。
なお、自動車92の位置マーク93は、GPSの計測によって地図91上の表示位置を決定し、歩行者94等のマーク95は、無線中継端末が設置された危険個所近傍に相当する地図91上に表示する。
なお、自動車92の位置マーク93は、GPSの計測によって地図91上の表示位置を決定し、歩行者94等のマーク95は、無線中継端末が設置された危険個所近傍に相当する地図91上に表示する。
s、s2 識別信号(識別情報)
1 携帯無線端末
3 携帯無線タグ 4 無線中継端末
5 車載無線端末
6 路上ビーコン
7 車載器
8 携帯無線端末
10 センサ
11 受信回路(携帯側受信手段)
12 送信回路(携帯側送信手段)
21 アンテナ
25 報知器(報知手段)
30 微弱電波 42 受信回路(中継側受信手段) 46 送信回路(中継側送信手段)
52 受信回路(車載側受信手段) 61 ビーコン
121 電波
1 携帯無線端末
3 携帯無線タグ 4 無線中継端末
5 車載無線端末
6 路上ビーコン
7 車載器
8 携帯無線端末
10 センサ
11 受信回路(携帯側受信手段)
12 送信回路(携帯側送信手段)
21 アンテナ
25 報知器(報知手段)
30 微弱電波 42 受信回路(中継側受信手段) 46 送信回路(中継側送信手段)
52 受信回路(車載側受信手段) 61 ビーコン
121 電波
Claims (4)
- 自転車に乗る時や歩行時に携帯し、識別情報を重畳した電波を、センサで検出した移動速度に応じたタイミングと出力で空中へ放射する携帯無線端末と、
アンテナで捉えた前記電波から受信回路が前記識別情報を復調すると、前記識別情報に適合する携帯者が近くにいる旨を運転者に報知する車載無線端末とからなる交通安全システム。 - 自転車に乗る時や歩行時に携帯可能であり、携帯者の移動速度を検出するセンサ、複数のチャンネルをスキャンして一定強度以上のキャリアが存在しない空きチャンネルを選出する携帯側受信手段、および選出された空きチャンネルで識別情報を重畳した電波を前記携帯者の移動速度に応じたタイミングと出力で空中へ放射する携帯側送信手段を備える携帯無線端末と、
複数のチャンネルをスキャンし、アンテナで捉えた前記電波から受信手段が前記識別情報を復調すると、前記識別情報に適合する携帯者が近くにいる旨を報知手段が運転者に報知する車載無線端末とからなる交通安全システム。 - 自転車に乗る時や歩行時に携帯可能で、識別情報を重畳した微弱電波を空中へ放射する携帯無線タグと、
見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置され、中継側受信手段が前記微弱電波を受信して前記識別情報を復調すると、危険箇所近傍に携帯者を検知したとして、前記識別情報が重畳した送信波を中継側送信手段が空中に放射する無線中継端末と、
前記送信波を車載用受信手段が受信して前記識別情報を復調すると、前記危険箇所の近くに前記識別情報に適合する前記携帯者がいる旨を運転者に報知する車載無線端末とからなる交通安全システム。 - 見通しが悪い交差点や道路への出入口等の交通事故が多発する危険箇所に設置され、ビーコンを空中に放射する路上ビーコンと、
前記路上ビーコンから放射される前記ビーコンを前記危険箇所の手前で検知すると、車両が前記危険箇所へ進入する旨の電波を空中に放射する車載器と、
自転車に乗る時や歩行時に携帯し、前記車載器からの前記電波を受信すると携帯者に車両が接近している旨を報知する携帯受信端末とからなる交通安全システム。
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