JP2013170590A - 防食コア、穿孔口の防食方法及び穿孔口の防食装置 - Google Patents

防食コア、穿孔口の防食方法及び穿孔口の防食装置 Download PDF

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Abstract

【課題】穿孔口の端面に対する防食処置を簡便に施すことができて施工性に優れる防食コア、穿孔口の防食方法及び穿孔口の防食装置を提供する。
【解決手段】防食コア1は、水道管10の周壁に形成された穿孔口11に装着され、穿孔口11の端面12を防食する。防食コア1はコア本体2と楔ピース3とを備えており、コア本体2は、穿孔口11の端面12に面する筒状の胴部21を有し、その胴部21に軸方向に延びるスリット22が形成されている。楔ピース3は、スリット22に挿入されて、コア本体2に取り付け固定される。スリット22への楔ピース3の挿入によってコア本体2が拡径し、穿孔口11の端面12に胴部21が押し当てられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、流体管に形成された穿孔口を防食するための防食コア、穿孔口の防食方法及び穿孔口の防食装置に関する。
近年、既設の水道管(流体管の一例)を不断水状態で穿孔する、いわゆる不断水穿孔が行われている。かかる工法は、穿孔口を通じて分岐路を配管したり、穿孔口から管内に弁体を挿入して一時的に止水したりするなど、諸々の工事に供される。以後の水道管の使用に際し、穿孔口の端面が露出していると、管内面を被覆するライニング層の界面に水が浸入し、或いは、発生した錆が管内に混入する恐れがあるため、穿孔口の端面には防食処置を施すことが望ましい。
特許文献1には、穿孔口の端面に当接する防食部が筒状体の外周に設けられ、自然状態において防食部が穿孔口よりも大径で、その弾性復帰力を押圧力として穿孔口の端面に防食部が押圧される防食スリーブが記載されている。しかしながら、穿孔口に対する防食部の押圧力を確保するためには、防食部の外径を穿孔口の口径よりも十分に大きくしなければならず、穿孔口に筒状体を強く押し込む必要があるため、施工性が余り良くないと考えられる。
特許文献2には、穿孔口に嵌入した薄肉金属筒に厚肉弾性体を挿入し、その厚肉弾性体を穿孔口の管内面側に向けて膨出変形させることで、穿孔口の端面に薄肉金属筒を押圧密着させるようにした穿孔口の防食方法が記載されている。但し、口径が比較的大きい穿孔口が形成される場合には、それに伴って厚肉弾性体のボリュームが大きくなるため、厚肉弾性体の膨出変形に必要となる力や作業装置のサイズが増大し、施工性が余り良くないと考えられる。
特開2011−117572号公報 特開昭57−12916号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、穿孔口の端面に対する防食処置を簡便に施すことができて施工性に優れる防食コア、穿孔口の防食方法及び穿孔口の防食装置を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係る防食コアは、流体管の周壁に形成された穿孔口に装着され、前記穿孔口の端面を防食する防食コアにおいて、前記穿孔口の端面に面する筒状の胴部を有し、その胴部に軸方向に延びるスリットが形成されているコア本体と、前記スリットに挿入されて、前記コア本体に取り付け固定される楔ピースとを備え、前記スリットへの前記楔ピースの挿入によって前記コア本体が拡径し、前記穿孔口の端面に前記胴部が押し当てられるように構成されたものである。かかる構成によれば、コア本体に形成されたスリットに楔ピースを挿入することでコア本体を拡径し、穿孔口の端面にコア本体の胴部を押し当てることができるため、穿孔口の端面に対する防食処置を簡便に施すことができ、施工性に優れたものとなる。
本発明の防食コアは、前記胴部の外周に、前記穿孔口の端面に密着するシール材が設けられ、前記スリット及びそれに挿入された前記楔ピースに前記シール材が外周側から被さるものが好ましい。かかる構成によれば、スリット及びそれに挿入された楔ピースと穿孔口の端面との間にシール材が介在するため、穿孔口の端面に対する防食処置をより実効あるものにできる。
本発明の防食コアは、拡径前の前記コア本体が前記楔ピースを仮保持できるとともに、その仮保持された前記楔ピースを軸方向に押し込むことによって、前記スリットに前記楔ピースを挿入可能に構成されているものが好ましい。これにより、予め楔ピースをコア本体に取り付けた状態で防食コアを取り扱うことができ、使い勝手が良くなって施工性が効果的に向上する。
上記の防食コアにおいては、前記コア本体及び前記楔ピースの一方に他方と係合する係合片が設けられ、その係合片の係合によって前記楔ピースの仮保持が行われ、仮保持された前記楔ピースを軸方向に押し込むことで、前記係合片が切断されて前記スリットに前記楔ピースが挿入されるものが好ましい。かかる構成によれば、簡易な構造を利用して楔ピースを仮保持できる。それでいて、楔ピースの軸方向への押し込みによって係合片が切断されるため、同じ動作で楔ピースをスリットに挿入するうえで都合が良い。
また、本発明に係る穿孔口の防食方法は、流体管の周壁に形成された穿孔口に防食コアを装着して、前記穿孔口の端面を防食する穿孔口の防食方法において、前記穿孔口に前記防食コアのコア本体を内嵌し、前記コア本体が有する筒状の胴部を前記穿孔口の端面に対面させる内嵌工程と、前記コア本体に形成されているスリットに楔ピースを挿入して取り付け固定し、それに伴う前記コア本体の拡径によって前記穿孔口の端面に前記胴部を押し当てる拡径工程とを備えるものである。かかる方法によれば、コア本体に形成されたスリットに楔ピースを挿入することでコア本体を拡径し、穿孔口の端面にコア本体の胴部を押し当てることができるため、穿孔口の端面に対する防食処置を簡便に施すことができ、施工性に優れたものとなる。
本発明の穿孔口の防食方法は、前記コア本体が自然状態であるときに、前記胴部の外径が前記穿孔口の口径と同等かそれ以下であることが好ましい。これにより、穿孔口にコア本体を内嵌する作業が容易になり、施工性を良好に向上できる。
本発明の穿孔口の防食方法は、前記内嵌工程の前に、前記コア本体で前記楔ピースを仮保持しておき、前記拡径工程では、仮保持された前記楔ピースを軸方向に押し込んで前記スリットに挿入することが好ましい。これにより、予め楔ピースをコア本体に取り付けた状態で防食コアを取り扱うことができ、使い勝手が良くなって施工性が効果的に向上する。
上記の穿孔口の防食方法においては、前記コア本体及び前記楔ピースの一方に設けられた係合片を他方と係合させることにより前記楔ピースの仮保持を行い、前記拡径工程では、前記楔ピースを軸方向に押し込むことで、前記係合片を切断して前記スリットに前記楔ピースを挿入することが好ましい。これにより、簡易な構造を利用して楔ピースを仮保持できる。それでいて、楔ピースの軸方向への押し込みによって係合片が切断されるため、同じ動作で楔ピースをスリットに挿入するうえで都合が良い。
本発明の穿孔口の防食方法は、前記内嵌工程の前に、前記コア本体を縮径させておき、前記内嵌工程では、縮径状態の前記コア本体を前記穿孔口に内嵌し、前記穿孔口の端面に前記胴部を対面させたうえで前記コア本体の縮径状態を解除することが好ましい。これにより、コア本体を穿孔口に内嵌する際の位置合わせの精度が軽減される。それでいて、自然状態における胴部の外径を穿孔口の口径に近付けられるため、コア本体の拡径量を抑制することができる。その結果、施工性を効果的に向上できる。
また、本発明に係る穿孔口の防食装置は、上述した何れかの防食コアと、前記コア本体を支持するとともに、前記コア本体を前記穿孔口に内嵌した際に前記流体管の管外面に当接する支持部材と、前記支持部材に対して軸方向に相対移動可能に組み合わされた押し込み部材とを有する装着機とを備え、前記流体管の管外面に前記支持部材を当接させた状態から前記押し込み部材を前記流体管側に移動させることにより、前記押し込み部材が前記楔ピースを軸方向に押し込んで前記スリットに挿入するように構成されているものである。かかる装置によれば、上述した防食コアを容易且つ確実に穿孔口に装着できる。
本発明の穿孔口の防食装置は、前記支持部材が縮径状態の前記コア本体を支持し、その縮径状態の前記コア本体に対して前記押し込み部材が軸方向に係合し、前記流体管の管外面に前記支持部材を当接させた状態から前記押し込み部材を前記流体管側に移動させることで、前記流体管に対して前記コア本体が軸方向に位置決めされるとともに縮径状態が解除され、引き続き前記押し込み部材を前記流体管側に更に移動させることで、前記押し込み部材が前記楔ピースを軸方向に押し込んで前記スリットに挿入するものが好ましい。これにより、コア本体を穿孔口に内嵌する際の位置合わせの精度が軽減されるだけでなく、自然状態における胴部の外径を穿孔口の口径に近付けてコア本体の拡径量を抑制できるため、施工性を効果的に向上できる。
上記の穿孔口の防食装置においては、前記支持部材が、前記コア本体に外嵌される円筒状体で構成され、その内面に、縮径状態の前記コア本体を支持する小径部と、前記小径部よりも流体管側に位置し、前記コア本体の拡径を許容する大径部とが形成されているものが好ましい。かかる構成によれば、簡易な構成の支持部材によって縮径状態にあるコア本体を支持できる。また、流体管の管外面に支持部材を当接させた状態から押し込み部材を流体管側に移動させると、支持部材で支持されるコア本体の部分が小径部から大径部へと移動し、縮径状態が解除されるとともに、その後の楔ピースの挿入に伴うコア本体の拡径を許容できる状態となる。
本発明の防食コアの一例を示す(A)正面図と(B)平面図 コア本体の(A)正面側を示す斜視図と(B)側面側を示す斜視図 楔ピースの(A)斜視図と(B)平面図 拡径工程における防食コアの正面視断面図 楔ピースを仮保持した状態における(A)防食コアの斜視図と(B)スリットの拡大図 内嵌工程における防食コアの正面視断面図 内嵌工程における防食コアの側方視断面図 拡径工程における防食コアの側方視断面図 内嵌工程前における防食コアの正面視断面図 内嵌工程前における防食コアの側方視断面図 (A)押し込み部材を上げたときの装着機の斜視図と(B)押し込み部材を下げたときの装着機の斜視図 支持部材の(A)平面図と(B)縦断面図 押し込み部材の(A)平面図と(B)側面図
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示した防食コア1は、図2に示したコア本体2と、図3に示した楔ピース3とを備える。防食コア1は、図4に示すように水道管10(流体管の一例)の周壁に形成された穿孔口11に装着され、その穿孔口11の端面12を防食するために使用される。水道管10は、ダクタイル鋳鉄などの金属製であって、穿孔口11の端面12には金属材の素地が現れる。水道管10の内面は、モルタルや樹脂で形成されたライニング層13により被覆されている。
コア本体2は、穿孔口11の端面12に面する筒状の胴部21を有し、その胴部21に軸方向に延びるスリット22が形成されている。軸方向は、防食コア1の軸方向を指し、図1(A)における上下方向に相当する。コア本体2は、スリット22で周方向に分断された一つ割りのC字状円筒体で構成されている。コア本体2の先端側には、水道管10の内部に配される突起23が形成され、コア本体2の後端側には、水道管10の外部に配される鍔部24が形成されている。
図2では、外力が作用していない自然状態のコア本体2を示している。本実施形態では、スリット22が、相対的に間隔の大きい幅広部22aと、相対的に間隔の小さい幅狭部22bとを有する。幅狭部22bは、幅広部22aの先端側に連なっていて、それぞれが水道管10側(先端側)に向かって間隔を漸減させている。スリット22は、このような段状に形成されたものに限られず、段差のないV字状をなすものでも構わない。
楔ピース3は、コア本体2とは別部材で構成され、スリット22に挿入されて、図1のようにコア本体2に取り付け固定される。楔ピース3は、図3のように側方に向けて開放したコの字状のガイド部31,32を有し、スリット22で分断されてなるコア本体2の周端が、このガイド部31,32を軸方向に通る。また、楔ピース3は、自然状態のコア本体2における幅狭部22bの間隔よりも幅広に形成された楔柱部33を有し、これがスリット22の間隙に押し入れられる。
防食コア1は、スリット22への楔ピース3の挿入によってコア本体2が拡径し、穿孔口11の端面12に胴部21が押し当てられるように構成されている。即ち、図1のコア本体2では、スリット22に楔ピース3が完全に挿入されていて、楔柱部33が幅狭部22bに押し入っており、自然状態にある図2のコア本体2よりもスリット22の間隔が大きく、外径が拡張された状態にある。本実施形態では、スリット22及び楔ピース3が上記の如き形状を有することにより、楔ピース3がスリット22に押し込まれるにつれて、スリット22の間隔が徐々に大きくなる。
図1,2では記載を省略しているが、胴部21の外周には、図5に示すように、穿孔口11の端面12に密着するシール材25が設けられている。図5では、楔ピース3が完全に挿入されておらず、後述する仮保持の状態にある。図1のようにスリット22に楔ピース3を完全に挿入したときには、スリット22及びそれに挿入された楔ピース3にシール材25が外周側から被さることになる。シール材25は、穿孔口11の端面12に沿って環状に配され、例えばゴムライニングによって形成されるが、その他の弾性材料も使用可能である。
防食コア1の材質は特に制限されないが、形成が簡単で耐錆性を有し且つ安価という利点に鑑み、ポリエチレンなどの樹脂材でコア本体2を形成していることが好ましい。同様の理由により、楔ピース3も樹脂材で形成されることが好ましい。また、穿孔口11にコア本体2を内嵌するに際して、後述するようなコア本体2の弾性変形を発現しやすいという観点からも、コア本体2を樹脂製とすることが好適である。
コア本体2が自然状態であるときに、胴部21の外径は穿孔口11の口径と同等かそれ以下が好ましく、それによりコア本体2の内嵌作業を容易にして、施工性を良好に向上できる。本実施形態では、図6のように胴部21の外径D21が穿孔口11の口径D11よりも僅かに小さい。もとより、本発明ではコア本体2を拡径できるため、自然状態において胴部21の外径を然程に大きくする必要はない。また、後述するようにコア本体2は縮径が可能であるため、自然状態における胴部21の外径が穿孔口11の口径より大きくても構わない。
防食コア1は、図5のように拡径前のコア本体2が楔ピース3を仮保持できるように構成されている。図5の状態では、スリット22に楔ピース3が完全に挿入されておらず、楔柱部33が幅狭部22bに押し入っていないため、コア本体2は自然状態にある。それでいて、楔ピース3がコア本体2に取り付けられており、それらを一緒に取り扱いうることから、防食コア1の使い勝手が格段に良くなる。図5(B)のように、幅広部22aと楔柱部33との間には隙間が設けられており、後述する縮径状態においても楔ピース3の仮保持が可能である。
図2,5に示すように、コア本体2には楔ピース3と係合する係合片26が設けられ、この係合片26の係合によって楔ピース3の仮保持が行われる。本実施形態では、細軸状をなす係合片26がスリット22を横断するように架設され、これを楔ピース3の楔柱部33に形成されたノッチ34に係合させている。仮保持された楔ピース3は、コア本体2の自然状態を維持しつつスリット22に途中まで挿入され、幅狭部22bにおけるコア本体2の周端がガイド部31に係合している。このため、楔ピース3が係合片26の軸周りに回転することはない。
この仮保持された楔ピース3を軸方向に押し込むことによって、スリット22に楔ピース3を挿入することができる。本実施形態では、仮保持された楔ピース3を軸方向に押し込んだときに係合片26が切断され、それに引き続いてスリット22に楔ピース3が挿入される。このように、スリット22に楔ピース3を挿入する際の軸方向への押し込みにより係合片26が切断されるため、仮保持を解除するための特段の作業は不要であり、施工性に優れたものとなる。
係合片26をスリット22に架設していることにより、楔ピース3は係合片26の中央部を軸方向に押圧する。その結果、図1,4のように係合片26が中央部で切断され、スリット22の両側に係合片の切断片26cが残り、夾雑物となりうる切断片が管内に混入することがない。このコア本体2では、係合片26がより確実に中央部で切断されるように、係合片26の中央に極細部26aを形成している。係合片26は、コア本体2と一体的に成形されているが、これらを別部材として構成することも可能である。
本実施形態では、コア本体2に楔ピース3と係合する係合片26を設けた例を示すが、これとは逆に、楔ピース3にコア本体2と係合する係合片を設けることも可能である。例えば、楔ピース3の楔柱部33や背板部35に棒状突起を設けて係合片とし、それを鍔部24の上面に設けた嵌入溝に上方から嵌入させ、その係合片の係合によって楔ピース3の仮保持を行ってもよい。かかる係合片は、仮保持された楔ピース3を軸方向に押し込んだときに切断され、上記の嵌入溝内に残置される。
次に、防食コア1を穿孔口11に装着して、穿孔口11の端面12を防食する方法について説明する。この穿孔口の防食方法は、穿孔口11にコア本体2を内嵌し、胴部21を穿孔口11の端面12に対面させる内嵌工程と、スリット22に楔ピース3を挿入して取り付け固定し、それに伴うコア本体2の拡径によって穿孔口11の端面12に胴部21を押し当てる拡径工程とを備える。内嵌工程の様子は図6,7に示され、拡径工程の様子は図4,8に示される。説明の便宜上、図4,6,9では、シール部材25を除くコア本体2と、後述する押し込み部材5について、断面ではなく正面で図示している。
楔ピース3は、内嵌工程の前に、予めコア本体2により仮保持されている。拡径工程では、その仮保持された楔ピース3を軸方向に押し込んでスリット22に挿入する。既述のように、楔ピース3の仮保持は、コア本体2に設けられた係合片26を楔ピース3と係合させることにより行われ、拡径工程では、楔ピース3を軸方向に押し込むことで、係合片26を切断してスリット22に楔ピース3を挿入する。
穿孔口11への内嵌後にコア本体2を拡径するため、自然状態において胴部21の外径は小さくてもよく、胴部21の外径D21を穿孔口11の口径D11と同等かそれ以下にできる。それ故、コア本体2を穿孔口11に強く押し込む必要がなく、施工性に優れる。また、口径が比較的大きい穿孔口11が形成される場合であっても、それに応じて楔ピース3のサイズを然程に大きくする必要がないため、楔ピース3の挿入に必要となる力や作業装置のサイズの増大による問題は特に生じない。
コア本体2は、スリット22で周方向に分断されているが、そのスリット22の間隙に楔ピース3が介在することで強度的に向上し、防食コア1は穿孔口11に安定して装着される。防食コア1は、コア本体2に楔ピース3を取り付け固定した状態で、以後の水道管10の使用に供される。楔ピース3には、水道管10の内部に配されて穿孔口11の管内面に係合しうるストッパー36が設けられており、図8のように、これによって楔ピース3がコア本体2から抜け出ない。
既述のように、自然状態のコア本体2において、胴部21の外径が穿孔口11の口径と同等かそれ以下であれば、コア本体2を穿孔口11に容易く内嵌できて都合がよい。但し、その胴部21の外径が小さ過ぎると、コア本体2の拡張量を大きくしなければならず、楔ピース3の装着が不安定になる場合がある。それでいて、内嵌工程における胴部21の外径が穿孔口11の口径に近いほど、穿孔口11に対するコア本体2の位置合わせの精度がシビアになってしまう。
そこで、本実施形態では、図9,10に示すように内嵌工程の前にコア本体2を縮径させておき、内嵌工程では、縮径状態のコア本体2を穿孔口11に内嵌し、その穿孔口11の端面12に胴部21を対面させたうえでコア本体2の縮径状態を解除するようにしている。これにより、コア本体2を穿孔口11に内嵌する際の位置合わせの精度が軽減されるだけでなく、自然状態における胴部21の外径を穿孔口11の口径に近付けてコア本体2の拡径量を抑制できるため、施工性を効果的に向上できる。
図4,6〜10のように、穿孔口11の端面12に防食処置を施すに際しては、防食コア1と、コア本体2を支持する支持部材4と、支持部材4に組み合わされた押し込み部材5とを有する装着機6とを備えた穿孔口の防食装置が使用される。支持部材4は、図7の如くコア本体2を穿孔口11に内嵌した際に、水道管10の管外面に当接する。また、押し込み部材5は、図11に示すように、支持部材4に対して軸方向に相対移動可能に組み合わされている。
図12に示すように、支持部材4は、コア本体2に外嵌される円筒状体で構成されている。上板41の中心には、Oリング42を取り付けた貫通孔43が形成されており、その上板41の周方向の一部が側板44と共に欠落して空所45を構成している。支持部材4の内面には、縮径状態のコア本体2を支持する小径部46と、小径部46よりも水道管10側に位置し、コア本体2の拡径を許容する大径部47とが形成されている。自然状態にあるコア本体2の鍔部24の外径に比べて、小径部46の内径は小さく、大径部47の内径は大きく設定されている。
図13に示すように、押し込み部材5は、貫通孔43に挿通される支柱部51と、その先端側に設けられた底板部52と、底板部52から立ち上がり形成されて空所45に入り込むL字状の押圧部53とを有する。底板部52は、貫通孔43よりも大きく、支持部材4の内方に配置される。また、底板部52の外径は、自然状態にあるコア本体2の内径と同等かそれ以下であるが、縮径させたコア本体2の内径に比べると大きいため、縮径状態のコア本体2に対して押し込み部材5が軸方向に係合する。
この装置は、水道管10の管外面に支持部材4を当接させた状態から押し込み部材5を水道管10側に移動させることにより、押し込み部材5が楔ピース3を軸方向に押し込んでスリット22に挿入するように構成されている。以下、図4,6〜10を参照しながら、この装置を使用して穿孔口11に防食コア1を装着する手順について、具体的に説明する。尚、内嵌工程前の状態を示す図9,10のうち、図10ではコア本体2が内嵌される直前の状態を描いている。
まずは、図9,10のように、内嵌工程の前に、スリット22の間隔を狭めてコア本体2を縮径させ、支持部材4で縮径状態のコア本体2を支持する。このとき、コア本体2の鍔部24は小径部46に配置されている。また、内嵌工程の前に、予めコア本体2で楔ピース3を仮保持しておく。楔ピース3を仮保持させる作業は、コア本体2の縮径前と縮径後の何れでも構わない。仮保持された楔ピース3の上方には、押し込み部材5の押圧部53が配置される。
次に、装着機6を操作して、防食コア1を穿孔口11に接近させる。このとき、コア本体2に対して押し込み部材5が軸方向に係合しているため、底板部52はコア本体2に入り込まない。防食コア1が穿孔口11に接近すると、図10のように支持部材4が水道管10の管外面に当接し、その状態から押し込み部材5を水道管10側に移動させることで、図7のようにコア本体2の鍔部24が水道管10の管外面に当接し、水道管10に対してコア本体2が軸方向に位置決めされる。
これにより、穿孔口11にコア本体2が内嵌され、穿孔口11の端面12に胴部21が対面する状態となる。また、コア本体2の鍔部24が大径部47に移動し、コア本体2の縮径状態が解除されて自然状態になる。穿孔口11にコア本体2を嵌入する過程では、コア本体2を縮径させているために、穿孔口11に対するコア本体2の位置合わせが容易になる。また、突起23が穿孔口11に干渉する場合があるものの、コア本体2の弾性変形によって乗り越えることができる。
図6,7の状態から、引き続き押し込み部材5を水道管10側に更に移動させることで、図4,8のように押し込み部材5が押圧部53で楔ピース3を軸方向に押し込んでスリット22に挿入する。このとき、コア本体2は既に自然状態にあり、コア本体2に対する押し込み部材5の軸方向の係合が解除されているため、底板部52がコア本体2に入り込める。スリット22に楔ピース3が挿入される際に、係合片26を切断して仮保持が解除される点は、既述の通りである。楔ピース3の挿入によりコア本体2が拡径すると、それにより胴部21がシール材25を介して端面12に密着する。
押圧部53は、押し込み部材5が楔ピース3を押し込む過程で、図8のように楔ピース3の背板部35に沿って軸方向に摺動し、楔ピース3の倒れを防止する。穿孔口11に内嵌されたコア本体2は、少なくとも拡径後において、穿孔口11の管内面に突起23を係合させ、穿孔口11から抜け出ないように取り付けられる。楔ピース3を取り付け固定した後、装着機6は上方へ引き上げられ、防食コア1のみが穿孔口11に残置される。
以上のように、図9,10の状態から押し込み部材5を水道管10側に移動させるだけで、コア本体2の穿孔口11への内嵌や、コア本体2の縮径状態の解除、スリット22への楔ピース3の挿入、コア本体2の拡径といった、種々の動作を含む防食コア1の装着作業を一連に実施することができ、施工性に優れる。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
例えば、前述の実施形態では、コア本体2を完全に分断したスリット22を採用し、それに楔ピース3を軸方向に挿入する例を示したが、これに代えて、コア本体を完全には分断しない(例えば先端側の間隔が無い)スリットを採用し、それに楔ピースを挿入するように構成してもよく、或いは、スリットに楔ピースを内面側から挿入し、それによってコア本体を拡径できるように構成しても構わない。
本発明は、不断水穿孔で設けられた穿孔口の端面に防食処置を施すうえで有効利用できるものであるが、不断水穿孔の工事での使用に限られるものではない。
前述の実施形態では、流体管として水道管を例に挙げたが、本発明はこれに限られるものではなく、水以外の各種の液体や気体、若しくは、液体と気体とが混在した流体などに用いられる流体管に適用できる。
1 防食コア
2 コア本体
3 楔ピース
4 支持部材
5 押し込み部材
6 装着機
10 水道管(流体管の一例)
11 穿孔口
12 端面
21 胴部
22 スリット
23 突起
24 鍔部
25 シール材
26 係合片
46 小径部
47 大径部

Claims (12)

  1. 流体管の周壁に形成された穿孔口に装着され、前記穿孔口の端面を防食する防食コアにおいて、
    前記穿孔口の端面に面する筒状の胴部を有し、その胴部に軸方向に延びるスリットが形成されているコア本体と、
    前記スリットに挿入されて、前記コア本体に取り付け固定される楔ピースとを備え、
    前記スリットへの前記楔ピースの挿入によって前記コア本体が拡径し、前記穿孔口の端面に前記胴部が押し当てられるように構成されたことを特徴とする防食コア。
  2. 前記胴部の外周に、前記穿孔口の端面に密着するシール材が設けられ、前記スリット及びそれに挿入された前記楔ピースに前記シール材が外周側から被さる請求項1に記載の防食コア。
  3. 拡径前の前記コア本体が前記楔ピースを仮保持できるとともに、その仮保持された前記楔ピースを軸方向に押し込むことによって、前記スリットに前記楔ピースを挿入可能に構成されている請求項1又は2に記載の防食コア。
  4. 前記コア本体及び前記楔ピースの一方に他方と係合する係合片が設けられ、その係合片の係合によって前記楔ピースの仮保持が行われ、仮保持された前記楔ピースを軸方向に押し込むことで、前記係合片が切断されて前記スリットに前記楔ピースが挿入される請求項3に記載の防食コア。
  5. 流体管の周壁に形成された穿孔口に防食コアを装着して、前記穿孔口の端面を防食する穿孔口の防食方法において、
    前記穿孔口に前記防食コアのコア本体を内嵌し、前記コア本体が有する筒状の胴部を前記穿孔口の端面に対面させる内嵌工程と、
    前記コア本体に形成されているスリットに楔ピースを挿入して取り付け固定し、それに伴う前記コア本体の拡径によって前記穿孔口の端面に前記胴部を押し当てる拡径工程とを備えることを特徴とする穿孔口の防食方法。
  6. 前記コア本体が自然状態であるときに、前記胴部の外径が前記穿孔口の口径と同等かそれ以下である請求項5に記載の穿孔口の防食方法。
  7. 前記内嵌工程の前に、前記コア本体で前記楔ピースを仮保持しておき、
    前記拡径工程では、仮保持された前記楔ピースを軸方向に押し込んで前記スリットに挿入する請求項5又は6に記載の穿孔口の防食方法。
  8. 前記コア本体及び前記楔ピースの一方に設けられた係合片を他方と係合させることにより前記楔ピースの仮保持を行い、
    前記拡径工程では、前記楔ピースを軸方向に押し込むことで、前記係合片を切断して前記スリットに前記楔ピースを挿入する請求項7に記載の穿孔口の防食方法。
  9. 前記内嵌工程の前に、前記コア本体を縮径させておき、
    前記内嵌工程では、縮径状態の前記コア本体を前記穿孔口に内嵌し、前記穿孔口の端面に前記胴部を対面させたうえで前記コア本体の縮径状態を解除する請求項5〜8いずれか1項に記載の穿孔口の防食方法。
  10. 請求項1〜4いずれか1項に記載の防食コアと、
    前記コア本体を支持するとともに、前記コア本体を前記穿孔口に内嵌した際に前記流体管の管外面に当接する支持部材と、前記支持部材に対して軸方向に相対移動可能に組み合わされた押し込み部材とを有する装着機とを備え、
    前記流体管の管外面に前記支持部材を当接させた状態から前記押し込み部材を前記流体管側に移動させることにより、前記押し込み部材が前記楔ピースを軸方向に押し込んで前記スリットに挿入するように構成されている穿孔口の防食装置。
  11. 前記支持部材が縮径状態の前記コア本体を支持し、その縮径状態の前記コア本体に対して前記押し込み部材が軸方向に係合し、
    前記流体管の管外面に前記支持部材を当接させた状態から前記押し込み部材を前記流体管側に移動させることで、前記流体管に対して前記コア本体が軸方向に位置決めされるとともに縮径状態が解除され、
    引き続き前記押し込み部材を前記流体管側に更に移動させることで、前記押し込み部材が前記楔ピースを軸方向に押し込んで前記スリットに挿入する請求項10に記載の穿孔口の防食装置。
  12. 前記支持部材が、前記コア本体に外嵌される円筒状体で構成され、その内面に、縮径状態の前記コア本体を支持する小径部と、前記小径部よりも流体管側に位置し、前記コア本体の拡径を許容する大径部とが形成されている請求項11に記載の穿孔口の防食装置。
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