JP2001280569A - 分水栓 - Google Patents

分水栓

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付ナットと栓本体の下端部間でガスケット
の被圧接状態によって漏水を防止する構造を排し、かつ
筒状金具の拡径部の形成時に筒状金具が非回転する構造
とするとともに、ゴム輪が高水圧の負荷時に管外方側に
押し出されないようにすることのできる分水栓を提供す
ること。 【解決手段】 筒状金具2の上端部側に取付ナット5の
内向き環状フランジ部12の上面に係合する外向き環状凸
部7が形成され、この外向き環状凸部より下方の筒状金
具2の外面に回転止め外向き凸部が設けられ、この回転
止め外向き凸部と係合する回転止め凹部が取付ナット5
の内向き環状フランジ部の内面に設けられ、筒状金具の
外向き環状凸部より上方の筒状金具と接する栓本体14の
内面に環状止水部材19が設けられ、ゴム輪4の環状突部
11に抜き出し防止用の金属製リング20が配設されている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道管などの流
体管に穿孔された分岐口に取付けられる分水栓に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の分水栓を示す。この分水栓
51は下端部が拡径部53に形成された上下端開口の薄肉状
の中空筒状金具52と、該筒状金具の外周に嵌合して装着
されたゴム輪54と、該ゴム輪の上方の筒状金具52の外周
に嵌合して装着された取付ナット55等から構成されてい
る。56は流体管としての金属管である。59は管56に穿孔
された分岐口である。筒状金具52の拡径部53の内面はそ
の外径が分岐口59より大きくなるように凸状湾曲面58に
形成され、拡径部53の外縁は管56の内面近くに位置して
いる。ゴム輪54の分岐口59から突出した上端部には外向
き環状フランジ部60が形成され、分岐口59から管56内面
を臨む下端部には内向き環状突部61が形成されている。
取付ナット55は筒状金具52より内外径とも大きい上下端
開口の中空筒状を呈し、下端部にはゴム輪54のフランジ
部60の上面に当接する内向き環状フランジ部62が設けら
れている。フランジ部62の内径は筒状金具52の外径より
やや大きい程度となっている。63は取付ナット55の内周
面に形成された分岐管(栓本体)64取付用めねじ部であ
る。また、筒状金具52の上端部には取付ナット55のフラ
ンジ部62の上面に当接する外向き環状フランジ部65が設
けられている。66は栓本体64の取付ナット55への螺合に
より栓本体64の下端と外向き環状フランジ部65の間で圧
接されて介在するガスケット(パッキン)である。この
ような構成の分水栓51においては、取付ナット55に螺合
された栓本体64でパッキン66を圧接し、止水効果を高め
ている。該止水部は筒状金具52のフランジ部65を取付ナ
ット55と栓本体64で挟持する部分でもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な構成の分水栓51においては、管56に装着された筒状金
具52の下端面を栓本体64に固定した図示しない拡径装置
を用いて拡径するが、該拡径の際に筒状金具52と栓本体
64間にあるガスケット66部は、大きな軸圧によって強く
圧接されるので強圧接に耐えられる材質のものを必要と
する。また、圧接状態を維持する必要がある。すなわ
ち、a)この強圧接に耐えられないもの或は圧接度が低
いときは、筒状金具52の下端を拡径する際に、拡径装置
の筒状金具52の円周方向の動きの際に筒状金具52が共回
いし拡径部53の円周方向の形状に不都合を生じる。b)
同様にこの強圧接に耐えられないもの或は圧接度が低い
ときは、取付ナット55と栓本体64との間で弛み部を生じ
ることになり、使用中や該部に大きな曲げ応力が発生す
れば該部分から漏水が起きる虞がある。また、管56が軟
質材で挿着時のゴム輪の硬度とあまり差がない場合、両
者間の耐すべり抵抗が小さくなり、高水圧を負荷すると
ゴム輪54が管外方側に押し出される虞がある。
【0004】そこでこの発明は、前記のような従来の問
題点を解決し、取付ナットと栓本体の下端部間でガスケ
ットの被圧接状態によって漏水を防止する構造を排し、
かつ筒状金具の拡径部の形成時に筒状金具が非回転する
構造とするとともに、ゴム輪が高水圧の負荷時に管外方
側に押し出されないようにすることのできる分水栓を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、前記のような分水栓において、
筒状金具は薄肉状に形成され、下端部の内面はその外径
が分岐口より大きくなるように凸状湾曲面にした拡径部
に形成されているとともに、上端部側には取付ナットの
内向き環状フランジ部の上面に係合する外向き環状凸部
が形成され、かつこの外向き環状凸部より下方の筒状金
具の外面に回転止め外向き凸部が設けられ、この回転止
め外向き凸部と係合する回転止め凹部が取付ナットの内
向き環状フランジ部の内面に設けられ、筒状金具の外向
き環状凸部より上方の筒状金具と接する栓本体の内面に
環状止水部材が設けられ、さらにゴム輪の環状突部に抜
き出し防止用の金属製リングが配設されていることを特
徴とする。前記の構成において、栓本体の内面に環状溝
が形成され、該凹溝にOリングが装着されるのが好まし
い。また、環状突部の外面に環状溝が設けられ、該環状
溝に円周1個所で分割され、かつ該分割部が円周方向に
重なり合うリングが装着されるのが好ましい。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、筒
状金具の外向き環状凸部の上面に板状で環状の上絶縁体
が配設されているとともに、下面に環状フランジ部と中
空筒部からなる下絶縁体が配設されていることを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施の形態を
示す分水栓が流体管の分岐口に装着された状態の縦断正
面図、図2は分水栓を構成する各部材を分解して示す左
半部破断の正面図である。両図において1は分水栓で、
下端部が拡径部3に形成され上端部側に外向き環状凸部
7が形成された上下端開口の薄肉状の中空筒状金具2
と、該筒状金具の下端部の外周に嵌合して装着されたゴ
ム輪4と、該ゴム輪の上方で筒状金具2に形成された外
向き環状凸部7下方の筒状金具2の外周に嵌合して装着
された筒状の取付ナット5と、該取付ナットの内周面に
螺合された分岐管(栓本体)14の下端部の内周面に装着
されて筒状金具2の外周面と当接して止水を司る環状止
水部材としてのOリング19などから構成されている。
【0008】6は流体管で、該管には分岐口9が穿孔さ
れている。流体管6の材質としては硬質管(ダクタイル
管、鋼管など)あるいは軟質管(塩ビ管、ポリエチレン
管など)のいずれでもよい。筒状金具2の拡径部3の内
面はその外径が分岐口9より大きくなるように凸状湾曲
面18に形成され、拡径部3の外縁は管6の内面近くに位
置している。ゴム輪4の分岐口9から突出した上端部に
は外向き環状フランジ部10が形成され、分岐口9から管
6内面を臨む下端部には外向き環状突部11が形成されて
いる。
【0009】取付ナット5は筒状金具2より内外径とも
大きい上下端開口の中空筒状を呈し、下端部にはゴム輪
4の環状フランジ部10の上面に当接する内向き環状フラ
ンジ部12が設けられている。フランジ部12の内径は筒状
金具2の外径よりやや大きい程度となっている。13は取
付ナット5の内周面に形成された栓本体14取り付け用め
ねじである。栓本体14の内面上部には図示しない止水用
の栓(蓋)が取り付けられるめねじ21が設けられてい
る。取付ナット5のめねじ13の内径は筒状金具2の外向
き環状凸部7の外径よりもわずかに大きく、また図2に
示すように筒状金具2の胴部の外径dはゴム輪4の上端
開口部に形成したやや大径の案内部4aの内径bよりも
わずかに大きくなっている。さらに図3に示すように分
岐口9の口径Dはゴム輪4の胴部の外径aよりもわずか
に大きくなっている。筒状金具2の外向き環状凸部7下
方の外周には回転止め外向き凸部25が設けられ、取付ナ
ット5の環状フランジ部12の内周面に設けた回転止め凹
部としての縦向き回転止溝22に嵌合して係合し、筒状金
具2と取付ナット5が互いに回転し合わないようになっ
ている。
【0010】筒状金具2の外向き環状凸部7の上面と栓
本体14の下端面との間に板状で環状の上絶縁体8が配設
されている。また筒状金具2の外向き環状凸部7の下面
と取付ナット5の内向き環状フランジ部12との間、およ
び取付ナット5の内向き環状フランジ部12の内周面と筒
状金具2の胴部の外周面との間には下絶縁体17が配設さ
れている。下絶縁体17は外向き環状フランジ部26と中空
筒部27からなっている。中空筒部27の内周面には縦方向
の溝23が形成され、該溝は取付ナット5の回転止溝22に
嵌合するようになっている。ゴム輪4の分岐口9から管
6内面を臨む環状突部11には抜け出し防止用の金属製リ
ング20が配設されている。金属製リング20は分割面が斜
に分割されて円周方向1つ割りとなっていて、装着した
状態では分岐口9の口径Dより大径の状態で位置するよ
うになっている。すなわち、リング20の分割面は円周方
向に緩い角度に切欠き形成されていて、拡径しても分割
面が重なり合う。28はその分割部を示す。
【0011】前記構成の分水栓1を流体管6の分岐口9
に取り付ける方法を、図3〜5を参照して説明する。上
絶縁体8を筒状金具2の上方から挿入し、筒状金具2の
外向き環状凸部7の上面に預ける一方、栓本体14の下端
部の内周面に形成した環状溝に止水用Oリング19を装着
する。しかる後、筒状金具2の上半部を栓本体14の下部
から挿入し、筒状金具2の外向き環状凸部7が栓本体14
の下端部に当接するように挿入する。次に取付ナット5
内に下絶縁体17を挿入し、該下絶縁体の溝23を取付ナッ
ト5の回転止溝22に嵌合させた状態で、取付ナット5の
内向き環状フランジ部12の上面に預ける。しかる後、取
付ナット5を筒状金具2の下部に挿入し、下絶縁体17の
溝23内に筒状金具2の外向き凸部25が嵌合した状態で、
取付ナット5と栓本体14を螺合して一体化する。次に栓
本体14および筒状金具2内に図示しない拡径部装置の拡
径用治具30を該治具の下端が筒状金具2の下端部に位置
するように挿入する。またゴム輪4の下端部外周に設け
た環状溝24に金属製リング20を装着したうえ、筒状金具
2の下端部の外周面にゴム輪4の案内部4aを預ける
(図3)。
【0012】次に前記拡径装置を作動してゴム輪4、筒
状金具2、取付ナット5、栓本体14及び拡径治具30など
の全体を降下させると、ゴム輪4の胴部が流体管6の分
岐口9に挿入される。そしてゴム輪4の外向き環状フラ
ンジ部10の下面が管6の外周面に当接する(図4)。さ
らに降下させると、筒状金具2と拡径治具30はゴム輪4
内を降下する。このときゴム輪4の胴部は分岐口9内周
面に押圧される。さらに降下させると、筒状金具2はゴ
ム輪4の下部の内向きの環状突部11をリング20とともに
押し広げながら通過し、ゴム輪4の下端より突出した状
態になるとともに、取付ナット5の下面でゴム輪4の外
向き環状フランジ部10を管6の外周面に押圧する。次に
拡径治具30を筒状金具2の下端よりさらに突出させ、拡
径用部材31を拡径治具30から突出させ、拡径用部材31の
内側湾曲面に筒状金具2の下端部が当接するまで拡径治
具30を引き上げる。しかる後、上記のような状態で拡径
治具30を、前記拡径装置の操作で上下動、かつ少しづつ
回転させると筒状金具2の下端部は拡径部3に形成され
る(図5)。拡径部3を形成した後、拡径治具30を少し
下げて拡径用部材31を収容し、拡径治具30を分水栓1か
ら引き上げて抜く。そして、栓本体14のめねじ21に図示
しない枝管を接続するか、または必要により多方向ボー
ル弁或は止水用栓(蓋)を取り付ける。
【0013】前記のようであって筒状金具2と取付ナッ
ト5は、筒状金具2に設けた外向き凸部25が取付ナット
5の内向き環状フランジ部12内周面に設けた縦溝22に嵌
合して係合した状態にあるので、その後に拡径治具30と
その拡径用部材31による筒状金具2の拡径部3を形成す
る際、筒状金具2は拡径治具30の回転に同調する共回い
は生じない。また栓本体14の内周面と筒状金具2の外周
面との間に止水部材を設けた構造としたので、止水部材
としてのOリング19が軸圧及び拡径時の筒状金具2の共
回いで破損を生じる虞がない。
【0014】また筒状金具2の拡径部3で内包した形の
ゴム輪4の外向きに反転した環状突部11にリング20を設
けてあるので、管6内の流体の高圧でゴム輪4が分岐口
9から抜けようとする力が働いても、環状突部11は変形
し難く、またリング20が少しでも縮径するとリング20と
筒状金具2の外周面においてはゴム輪4の圧縮度が高ま
り環状突部11の変形を妨げることになり、環状突部11の
分岐口9からの抜けを防止する。特に管6が軟質材であ
る場合、リング20と管6の滑り抵抗が大きく、環状突部
11の変形と抜け方向への移動を有効に防ぐ作用が働く。
さらに筒状金具2と取付ナット5及び栓本体14がそれぞ
れ異種金属の場合は、実施の形態のように筒状金具2の
外向き環状凸部7の上下に絶縁体8,17を介在させるこ
とで、電食を防止する作用を生む。
【0015】
【発明の効果】請求項1,2の発明は前記のようであっ
て、止水部材を設ける位置を、従来のような栓本体の下
端面と筒状金具の上端部で挟圧され軸圧を受ける部位で
なく、筒状金具の上端部側に外向き環状凸部を設けて該
環状凸部を挟持部とし、該金具の上半部を分岐管に挿入
する構成にし、止水部材を栓本体の内面に装着し、筒状
金具の上半部外周と栓本体の内周間にて止水する構造と
したので、止水部材は高軸圧を受けることがなく圧壊は
生じず、拡径部の形成時に被拡径部材の共回いで擦過に
よる損傷を生じる恐れもなくすることができ、シール性
を損なうことなく維持することができる。しかも、シー
ル材質を特別のものにする必要もない。また、取付ナッ
トと栓本体の螺合に万一の弛みを生じても、該部分はシ
ール構成部でないから漏水の恐れは生じない。また、筒
状金具の外向き環状凸部の下方に回転止め外向き凸部を
設け、この凸部と取付ナットの内向き環状フランジ部に
設けた回転止め凹部が嵌合した状態で取付ナットと栓本
体を螺合する構成としたので、筒状金具の拡径部を形成
する際には筒状金具は、拡径治具の回転による共回りを
防止することができる。したがって、止水部材やゴム輪
を擦過損傷することがなく、また拡径部の形成を正確に
容易にすることができる。また、ゴム輪に分岐口からの
抜け出し力が働いても、拡径部を形成後のゴム輪の環状
突部内に金属製リングを介在するように構成したので、
ゴム輪の環状突部の変形を抑制することができる。ま
た、該リングが抜け出し力の作用で縮径した場合、リン
グと筒状金具の外周面との間はより狭くなり、該部分の
ゴム輪の圧縮力は高まり環状突部の変形と抜けを防止す
ることができる。さらに、流体管が軟質材の場合は、リ
ングと管の硬度差から両者間の滑り抵抗が大きくなり、
ゴム輪の環状突部の移動を阻止し、前記作用と相まって
抜け出し力に抗することができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す分水栓が流体管
の分岐口に装着された状態の縦断正面図である。
【図2】分水栓を構成する各部材を分解して示す左半部
破断の正面図である。
【図3】分水栓を流体管の分岐口に取り付ける作用説明
図である。
【図4】分水栓を流体管の分岐口に取り付ける作用説明
図である。
【図5】分水栓を流体管の分岐口に取り付ける作用説明
図である。
【図6】従来の分水栓が流体管の分岐口に装着された状
態の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 分水栓 2 筒状金具 3 拡径部 4 ゴム輪 5 取付ナット 6 流体管 7 外向き環状凸部 8 上絶縁体 9 分岐口 10 外向き環状フランジ部 11 環状突部 12 内向き環状フランジ部 19 Oリング 14 栓本体 17 下絶縁体 18 凸状湾曲面 20 金属製リング 22 回転止溝(回転止め凹部) 23 縦方向の溝 25 回転止め外向き凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下端開口の中空筒状金具と、この筒状
    金具の下端部の外周に嵌合して装着され、かつ下端部に
    環状突部が設けられたゴム輪とを具え、このゴム輪の流
    体管に穿孔された分岐口から突出した上端部に外向き環
    状フランジ部が設けられ、このゴム輪の環状フランジ部
    に当接する内向き環状フランジ部を下端部に有する筒状
    の取付ナットが配置され、この取付ナットの環状フラン
    ジ部上方に栓本体が内嵌合により螺合されている分水栓
    において、 前記筒状金具は薄肉状に形成され、下端部の内面はその
    外径が分岐口より大きくなるように凸状湾曲面にした拡
    径部に形成されているとともに、上端部側には前記取付
    ナットの内向き環状フランジ部の上面に係合する外向き
    環状凸部が形成され、かつこの外向き環状凸部より下方
    の筒状金具の外面に回転止め外向き凸部が設けられ、こ
    の回転止め外向き凸部と係合する回転止め凹部が取付ナ
    ットの内向き環状フランジ部の内面に設けられ、筒状金
    具の外向き環状凸部より上方の筒状金具と接する前記栓
    本体の内面に環状止水部材が設けられ、さらにゴム輪の
    環状突部に抜き出し防止用の金属製リングが配設されて
    いることを特徴とする分水栓。
  2. 【請求項2】 筒状金具の外向き環状凸部の上面に板状
    で環状の上絶縁体が配設されているとともに、下面に環
    状フランジ部と中空筒部からなる下絶縁体が配設されて
    いる請求項1記載の分水栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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