JP2013164476A - 画像処理装置、画像形成装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロセスカラーの出力レベルを規制することにより、そのトナー総量を規制するプロセスカラー総量規制手段と、入力画像データの各画素に対応した、光沢を得るための特色の濃度情報を割り当てた光沢制御版データを取得、または、光沢制御版データとしてプロセスカラーに対する総量規制結果に応じてプロセスカラーと特色とで形成されるトナー面の高さを均一化するように、そのデータレベルを設定した特色信号を生成し、出力する特色信号生成手段と、プロセスカラーおよび特色の出力レベルの総和が、これらに対する総量規制値より大きい場合に、プロセスカラーまたは特色の出力レベルを規制することにより、プロセスカラーおよび特色のトナー総量を規制する特色信号適応総量規制手段とを備える。
【選択図】図3
Description
入力補正部(1)110および入力補正部(2)111は、以下の2値→多値変換部、論理反転部、RGB→Gray変換部、および分離信号生成部の各処理モジュール(図示せず)で構成される。
合成部120は、RGB(各8bit/pixel)+X(2bit)からなる入力補正部(1)110および入力補正部(2)111からの2つの画像データ(原稿画像データと合成画像データ)の合成処理を行なう多値合成モジュールと、クリアトナー版をハンドリングするため、合成用の入力信号(RGB+X)を特色(透明)用信号(8bit×1ch)として出力する特色信号選択モジュールとで構成される。
パターン発生部は、以下に示すパターン発生部(RGB)130およびパターン発生部(CMYK)131の2種類のパターン発生部を有する。
フィルタ部140は、入力されるRGB信号に対して、以下の画質向上処理を行う。
(2)色補正の色相判定用RGBデータを出力する。
(3)墨(K版)生成用のGCR特徴量データを出力する。
(4)入力されるRGB信号に対して孤立点除去処理を行う。
(5)入力されるRGB信号に対して細線化/太線化処理を行う。
地肌補正部150は、画像信号の地肌レベルを動的に検出するとともに、検出した地肌レベルに基づいて画像信号を補正して地肌レベルを一定に保ち、原稿の地肌濃度のばらつきおよび読取りに起因するムラを排除する処理を行う。
色補正部160は、以下の彩度調整部、色相分割マスキング色変換部、3DLUT色変換部、UCR/UCA処理部、および、アンダーカラー処理部の各処理モジュール(図示せず)で構成されており、入力される色相判定用RGBデータおよびGCR特徴量データを用いて、入力RGB画像データに対して、下記のように色補正や色加工を実施する。
変倍部170は、指定された拡大や縮小の要求に応じて、主走査変倍あるいは副走査変倍を実施する。
この総量規制部180は、本実施形態における主要部であり、その詳細は別途後述することとする。
出力階調補正部190は、以下のプリンタγ処理部、中間調処理部、二値化処理部、間引き処理部、凹凸補正部、および、クリアトナー用ディザ処理部の各処理モジュール(図示せず)で構成されており、画像処理装置の出力ビット数に適応した階調処理を行う。また、後述のマット処理にかかる処理も行う。
ACS判定部200は、入力されたRGB画像データから、原稿がカラー原稿かモノクロ原稿かを判定する。
白紙検知部210は、レジスタによって定められた領域について、2値化変換したデータ(連続性をカウント)と閾値を比較して、既定の全ての条件を満たした場合に白紙と判定する。
出力制御部220は、エンジン部への画像データ(CMYK+α)の出力を制御する。
順引き付着量変換部181は、入力画像データを、トナーの付着量に換算された画像データに変換(順引き付着量変換)する機能モジュールである。以下に、本モジュールに入出力する信号および使用するパラメータを示す。また、図4に、順引き付着量変換テーブルの一例(横軸は入力、縦軸は出力)を示す。
<入力>
Ci:入力Cデータ信号(8bit)
Mi:入力Mデータ信号(8bit)
Yi:入力Yデータ信号(8bit)
Ki:入力Kデータ信号(8bit)
αi:入力αデータ信号(8bit)
Sep:分離信号(2bit)
Co(Ct):順引き付着量変換後の出力Cデータ信号(8bit)
Mo(Mt):順引き付着量変換後の出力Mデータ信号(8bit)
To(Yt):順引き付着量変換後の出力Yデータ信号(8bit)
Ko(Kt):順引き付着量変換後の出力Kデータ信号(8bit)
αo(αt):順引き付着量変換後の出力αデータ信号(8bit)
conv_*_text:文字用順引き付着量変換テーブル(*は、c,m,y,k,またはα)
conv_*_phot:絵柄用順引き付着量変換テーブル(*は、c,m,y,k,またはα)
conv_luton:順引き付着量変換テーブル制御
分離信号Sepに基づく5st(CMYK+α)用順引き付着量変換テーブルの選択(以下において、*:c,m,y,k,またはα)を以下のようにする。
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:Conv_*=conv_*_phot
順引き付着量変換テーブル制御(conv_luton)がON(1)のとき、以下のように、入力されたCi,Mi,Yi,Ki,αiの各画像データを、分離信号Sepに基づく各色版に対応した順引き付着量変換LUT(8bit)により、(トナーやインクの)付着量換算値Ct,Mt,Yt,Kt,αt(8bit)に変換する。
プロセスカラー用総量規制部182は、通常のプロセスカラー(4色:CMYK)用の総量規制処理を行う機能モジュールである。以下に、本モジュールに入出力する信号および使用するパラメータを示す。
<入力>
Ci(Ct):付着量換算後の入力Cデータ信号(8bit)
Mi(Mt):付着量換算後の入力Mデータ信号(8bit)
Yi(Yt):付着量換算後の入力Yデータ信号(8bit)
Ki(Kt):付着量換算後の入力Kデータ信号(8bit)
Sep:分離信号(2bit)
Co(Cs):プロセスカラー総量規制後の出力Cデータ信号(8bit)
Mo(Ms):プロセスカラー総量規制後の出力Mデータ信号(8bit)
Yo(Ys):プロセスカラー総量規制後の出力Yデータ信号(8bit)
Ko(Ks):プロセスカラー総量規制後の出力Kデータ信号(8bit)
kisei_h:総量規制判定結果(1bit)
max_4st_text:文字用プロセスカラー(CMYK)の総量規制値(最大付着量)
max_4st_phot:絵柄用プロセスカラー(CMYK)の総量規制値(最大付着量)
kisei_4st_enbl:プロセスカラー(CMYK)用総量規制イネーブル
分離信号Sepに基づくプロセスカラー(CMYK)の総量規制値(最大付着量)を以下のように選択する。
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:MAX_4st=max_4st_phot
総量規制処理がON(kisei_4st_enbl=1)の場合、前述の順引き付着量変換部181で付着量に換算された画像データ値(Ct,Mt,Yt,Kt)を用いてプロセスカラー(CMYK)の総量を規制する。例えば、図5は入力画像データを、対応するCMYKトナーの重なりとして模式的に示したものであるが、総量規制値MAX_4st(図6の例では250%)とCt,Mt,Yt,Ktの総和(付着総量換算値)とを比較し、MAX_4stよりも総和が多い場合にデータレベルの規制が実施される(図6参照)。なお、図6は、通常のプロセスカラー用総量規制処理を説明する図である。
総量規制判定OFF(kisei_h=0)、
Cs=Ct、Ms=Mt、Ys=Yt、Ks=Kt
総量規制判定ON(kisei_h=1)、
Cs=0、Ms=0、Ys=0、Ks=MAX_4st
総量規制判定ON(kisei_h=1)、
Cs=(Ct*(MAX_4st-Kt))/(Ct+Mt+Yt)、
Ms=(Mt*(MAX_4st-Kt))/(Ct+Mt+Yt)、
Ys=(Yt*(MAX_4st-Kt))/(Ct+Mt+Yt)、
Ks=Kt
ただし、Ct+Mt+Yt=0のときは、Cs=0、Ms=0、Ys=0、Ks=Ktとする。
Cs=Ct、Ms=Mt、Ys=Yt、Ks=Kt
特色信号生成部183は、様々なユースケースに対応した自由度が高いクリアトナー(α)データレベルを設定するためのクリアトナー(α)信号生成モジュールである。以下に、本モジュールに入出力する信号および使用するパラメータを示す。
<入力>
Ci(Cs):プロセスカラー総量規制後の入力Cデータ信号(8bit)
Mi(Ms):プロセスカラー総量規制後の入力Mデータ信号(8bit)
Yi(Ys):プロセスカラー総量規制後の入力Yデータ信号(8bit)
Ki(Ks):プロセスカラー総量規制後の入力Kデータ信号(8bit)
αi(αt):付着量換算後の入力αデータ信号(8bit)(光沢制御版データ)
Sep:分離信号(2bit)
αs:クリアトナー信号生成後の出力αデータ信号(10bit)
target_alpha_text:文字用クリアトナー(α)データ目標付着量
target_alpha_phot:絵柄用クリアトナー(α)データ目標付着量
lut_alpha_text:文字用クリアトナー(α)データ生成テーブル
lut_alpha_phot:絵柄用クリアトナー(α)データ生成テーブル
max_4st_text:文字用プロセスカラー(CMYK)の総量規制値(最大付着量)
max_4st_phot:絵柄用プロセスカラー(CMYK)の総量規制値(最大付着量)
self_gen_enbl:クリアトナー(α)データ内部生成イネーブル
zero_mask_enbl:クリアトナー(α)ゼロ入力マスク処理イネーブル
分離信号Sepに基づくクリアトナー(α)データ目標付着量の選択を以下のようにする。
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:Target_alpha=target_alpha_phot
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:LUT_alpha=lut_alpha_phot
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:MAX_4st=max_4st_phot
クリアトナー(α)データに対する内部生成イネーブル(self_gen_enbl)に応じて、クリアトナー(α)データ生成テーブルに入力するデータの設定値を変更する。
Lut_in=(sum_CMYK<<8)/MAX_4st (ただし、Lut_in>255のとき、Lut_in=255とする。なお、“<<”はビットシフト演算子である。)
クリアトナー(α)データ生成テーブル(LUT_alpha)を用いて、前述の特色(α)データ生成テーブルに対する入力値演算により設定したLUT入力(Lut_in)に対するクリアトナー(α)データを求める。また、後段のクリアトナー信号に適応した総量規制モジュールで総量を算出する際、5st(CMYK+α)の信号レベルを合わせるため、クリアトナー(α)データレベルが最大(=255)のときにクリアトナー(α)データ目標付着量となるように単位軸の変換を行なう。
なお、上式において、αttは、LUT_alpha[Lut_in]=255のとき、Target_alpha(目標付着量)に対し、255/256になっている。なお、“>>”はビットシフト演算子である。
クリアトナー(α)ゼロ入力マスク処理イネーブルがON(zero_mask_enbl=1)の場合、モジュール入力されたαデータ(ゼロ入力)を参照して、内部生成したクリアトナー(α)データをマスクして出力する。
(b)ゼロ入力マスクON(zero_mask_enbl=1)かつゼロ入力以外(αt≠0)の場合:αs=αtt
(c)ゼロ入力マスクOFF(zero_mask_enbl=0)の場合:αs=αtt
特色信号適応総量規制部184は、様々なユースケースに対応した自由度が高い5st(CMYK+α)に適応する総量規制処理モジュールである。以下に、本モジュールに入出力する信号および使用するパラメータを示す。
<入力>
αi(αs):クリアトナー信号生成後の入力αデータ信号(10bit)
Ci(Cs):プロセスカラー総量規制後の入力Cデータ信号(8bit)
Mi(Ms):プロセスカラー総量規制後の入力Mデータ信号(8bit)
Yi(Ys):プロセスカラー総量規制後の入力Yデータ信号(8bit)
Ki(Ks):プロセスカラー総量規制後の入力Kデータ信号(8bit)
Sep:分離信号(2bit)
αo(αd):特色信号適応総量規制後の出力αデータ信号(8bit)
Co(Cd):特色信号適応総量規制後の出力Cデータ信号(8bit)
Mo(Md):特色信号適応総量規制後の出力Mデータ信号(8bit)
Yo(Yd):特色信号適応総量規制後の出力Yデータ信号(8bit)
Ko(Kd):特色信号適応総量規制後の出力Kデータ信号(8bit)
max_5st_text:文字用5st(CMYK+α)に対する総量規制値
max_5st_phot:絵柄用5st(CMYK+α)に対する総量規制値
target_alpha_text:文字用クリアトナー(α)データ目標付着量
target_alpha_phot:絵柄用クリアトナー(α)データ目標付着量
sp_ucr_*_text:文字用クリアトナーUCR係数(*は、c,m,y,またはk)
sp_ucr_*_phot:絵柄用クリアトナーUCR係数(*は、c,m,y,またはk)
sp_exc_*_text_enbl:文字用クリアトナー対応イレース(*は、c,m,y,またはk)
sp_exc_*_phot_enbl:絵柄用クリアトナー対応イレース(*は、c,m,y,またはk)
kisei_5st_mode:5st総量規制モード
kisei_5st_enbl:5st(CMYK+α)用総量規制イネーブル
分離信号Sepに基づく5st(CMYK+α)の総量規制値(最大付着量)の選択を以下のようにする。
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:MAX_5st=max_5st_phot
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:Target_alpha=target_alpha_phot
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:SP_ucr_*=sp_ucr_*_phot
(b)Sep=“絵柄”または“イメージ”の場合:SP_exc_*_enbl=sp_exc_*_phot_enbl
総量規制処理がON(kisei_5st_enbl=1)の場合、プロセスカラー(CMYK)およびクリアトナー(α)の出力レベルの総和が、5st(CMYK+α)用の総量規制値(MAX_5st)より大きい場合に総量規制を行なう。なお、ここでの総量規制は、5st総量規制モード(kisei_5st_mode)の設定に応じて、データレベルを規制する版を変更でき、以下に示すように、αデータ規制モード(kisei_5st_mode=0)とプロセスカラー規制モード(kisei_5st_mode=1)の選択が可能となっている。
(a)Css+Mss+Yss+Kss+αs≦MAX_5stの場合:
総量規制判定OFF(kisei_h=0)、
Cd=Css、Md=Mss、Yd=Yss、Kd=Kss、
αss=αs
総量規制判定ON(kisei_h=1)、
Cd=Css、Md=Mss、Yd=Yss、Kd=Kss (ここで、プロセスカラーは規制しない)
αss=MAX_5st-(Css+Mss+Yss+Kss) (ただし、αss < 0のとき、αss=0)
MAX_5st_adap=MAX_5st-αs (ただし、MAX_5st_adap < 0のとき、MAX_5st_adap=0)
αss=αs //αデータは規制しない
総量規制判定OFF(kisei_h=0)、
Cd=Css、Md=Mss、Yd=Yss、Kd=Kss
総量規制判定ON(kisei_h=1)、
Cd=0、Md=0、Yd=0、Kd=MAX_5st_adap
総量規制判定ON(kisei_h=1)、
Cd=(Css*(MAX_5st_adapt-Kss))/(Css+Mss+Yss)、
Md=(Mss*(MAX_5st_adapt-Kss))/(Css+Mss+Yss)、
Yd=(Yss*(MAX_5st_adapt-Kss))/(Css+Mss+Yss)、
Kd=Kss
5st総量規制後のαデータ(αss)は、10bitに単位軸変換されているので(前述した特色(α)データ生成テーブルによる特色信号生成および単位軸変換処理を参照)、ここで、8bitの出力データになるように逆変換する。なお、以下の変換式における除算では整数部のみ有効とし、小数部は切り捨てとする。
逆引き付着量変換部185は、入力画像データを付着量に換算された画像データに変換する逆引き付着量変換機能モジュールである。以下に、本モジュールに入出力する信号および使用するパラメータを示す。なお、図7に、逆引き付着量変換テーブルの一例(横軸は入力、縦軸は出力)を示す。
<入力>
Ci(Cd):特色信号適応総量規制後の入力Cデータ信号(8bit)
Mi(Md):特色信号適応総量規制後の入力Mデータ信号(8bit)
Yi(Yd):特色信号適応総量規制後の入力Yデータ信号(8bit)
Ki(Kd):特色信号適応総量規制後の入力Kデータ信号(8bit)
αi(αd):特色信号適応総量規制後の入力αデータ信号(8bit)
Sep:分離信号(2bit)
Co(Cu):逆引き付着量変換後の出力Cデータ信号(8bit)
Mo(Mu):逆引き付着量変換後の出力Mデータ信号(8bit)
Yo(Yu):逆引き付着量変換後の出力Yデータ信号(8bit)
Ko(Ku):逆引き付着量変換後の出力Kデータ信号(8bit)
αo(αu):逆引き付着量変換後の出力αデータ信号(8bit)
inv_*_text:文字用逆引き付着量変換テーブル(*は、c,m,y,k,またはα)
inv_*_phot:絵柄用逆引き付着量変換テーブル(*は、c,m,y,k,またはα)
inv_luton:逆引き付着量変換テーブル制御
分離信号Sepに基づく5st(CMYK+α)用逆引き付着量変換テーブルの選択(ただし、*は、c,m,y,k,またはα)を、以下のようにする。
(b)Sep="絵柄"または"イメージ"の場合:Inv_*=inv_*_phot
逆引き付着量変換テーブル制御(inv_luton)がON(1)のとき、(トナーやインクの)付着量換算値で総量規制処理されたCd,Md,Yd,Kd,αdの各画像データは、分離信号Sepに基づく各色版に対応した逆引き付着量変換LUT(8bit×8bit)により出力色制御信号Cu,Mu,Yu,Ku,αu(各8bit)に変換される。
Cu=Inv_c[Cd]、Mu=Inv_m[Md]、Yu=Inv_y[Yd]、Ku=Inv_k[Kd]、αu=Inv_a[αd]
(b)inv_lutonがOFF(0)の場合:
Cu=Cd、Mu=Md、Yu=Yd、Ku=Kd、αu=αd
出力信号選択部186は、逆引き付着量変換部185からの入力画像データおよび総量規制部に入力された入力画像データ(付着量変換スルー)を選択的に切り換え出力する出力信号選択機能モジュールである。以下に、本モジュールに入出力する信号および使用するパラメータを示す。
<入力>
Ci:総量規制部への入力Cデータ信号(8bit)
Mi:総量規制部への入力Mデータ信号(8bit)
Yi:総量規制部への入力Yデータ信号(8bit)
Ki:総量規制部への入力Kデータ信号(8bit)
αi:総量規制部への入力αデータ信号(8bit)
Cu:逆引き付着量変換後の入力Cデータ信号(8bit)
Mu:逆引き付着量変換後の入力Mデータ信号(8bit)
Yu:逆引き付着量変換後の入力Yデータ信号(8bit)
Ku:逆引き付着量変換後の入力Kデータ信号(8bit)
αu:逆引き付着量変換後の入力αデータ信号(8bit)
kisei_h:総量規制判定結果(1bit)
Co:総量規制部から出力する出力Cデータ信号(8bit)
Mo:総量規制部から出力する出力Mデータ信号(8bit)
Yo:総量規制部から出力する出力Yデータ信号(8bit)
Ko:総量規制部から出力する出力Kデータ信号(8bit)
αo:総量規制部から出力する出力αデータ信号(8bit)
kisei_h_enbl:総量規制判定イネーブル
kisei_enbl:総量規制全体処理イネーブル
総量規制判定イネーブルがON(kisei_h_enbl=1)で、かつ、プロセスカラー用総量規制部182と特色信号適応総量規制から出力される総量規制判定結果が共にOFF(kisei_h=0)である場合は、総量規制部への入力信号(Ci,Mi,Yi,Ki,αi)をそのまま出力し、それ以外の場合は、逆引き付着量変換後の総量規制結果(Cu,Mu,Yu,Ku,αu)を出力する。
(b)kisei_enblがOFF(0)の場合:Co=Ci、Mo=Mi、Yo=Yi、Ko=Ki、αo=αi
上記各処理モジュールを使用して、図8の模式図に示すようなクリアトナーを含む5色で形成するトナー面の高さを均一にする総量規制処理を実現する場合、前述のクリアトナー(α)データ生成テーブルに、図9に示すようなプロセストナー(CMYK)の総和と総量規制値との差分に応じたαデータレベルを設定する。
画像形成でトナーの高さを均一にすることで光沢度を上げる一方、あるトナー総量レベル以上では均一面に対して、図1の出力階調補正部190においてテクスチャを付与することで光沢度を下げるマット処理を行う。
181 順引き付着量変換部
182 プロセスカラー用総量規制部
183 特色信号生成部
184 特色信号適応総量規制部
185 逆引き付着量変換部
186 出力信号選択部
190 出力階調補正部
Claims (5)
- 画像形成する際の作像条件に応じて、画像形成の対象である入力画像データの各画素に対応したプロセスカラーの出力レベルを規制することにより、そのトナー総量を規制するプロセスカラー総量規制手段と、
前記入力画像データの各画素に対応した、光沢を得るための特色の濃度情報を割り当てた光沢制御版データを取得、または、光沢制御版データとして前記プロセスカラーに対する総量規制結果に応じてプロセスカラーと特色とで形成されるトナー面の高さを均一化するように、そのデータレベルを設定した特色信号を生成し、出力する特色信号生成手段と、
前記プロセスカラー総量規制手段および前記特色信号生成手段からの、プロセスカラーおよび特色の出力レベルの総和が、該プロセスカラーおよび特色に対する総量規制値より大きい場合に、プロセスカラーまたは特色の出力レベルを規制することにより、プロセスカラーおよび特色のトナー総量を規制する特色信号適応総量規制手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記入力画像データに対応するプロセスカラーのトナー総量が、任意に設定された光沢度に対応する基準となるトナー総量を超えるものである場合、前記プロセスカラー総量規制手段によりプロセスカラーのトナー総量の規制を行い、前記入力画像データに対応するプロセスカラーのトナー総量が、前記基準を満たさない場合、前記特色信号生成手段により、前記入力画像データに対応するプロセスカラーのトナー総量と前記基準との差分を、前記画像データに対応する特色のトナー量とすることにより、プロセスカラーと特色とで形成されるトナー面の高さを均一化するグロス処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記特色信号適応総量規制手段からの特色信号が示す光沢制御版データに対してテクスチャを付与するとともに、付与するテクスチャのクラスタサイズもしくは濃度の変更によるマット処理を行う出力階調補正手段を備え、
前記入力画像データに対応するプロセスカラーのトナー総量が、任意に設定された光沢度に対応する基準となるトナー総量を超える場合に、前記出力階調補正手段により、前記マット処理を行うことにより、光沢度を調整し、
前記入力画像データに対応するプロセスカラーのトナー総量が、前記基準を満たさない場合には、前記特色信号生成手段により、前記入力画像データに対応するプロセスカラーのトナー総量と前記基準との差分を、前記入力画像データに対応する特色のトナー量とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 請求項2または請求項3に記載の画像処理装置と、
設定された前記光沢度で画像形成できない場合に、作像条件の変更を促す提示をする提示手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - プロセスカラー総量規制手段と特色信号生成手段と特色信号適応総量規制手段とを備える画像処理装置における画像処理方法であって、
前記プロセスカラー総量規制手段により、画像形成する際の作像条件に応じて、画像形成の対象である入力画像データの各画素に対応したプロセスカラーの出力レベルを規制することにより、そのトナー総量を規制し、
前記特色信号生成手段により、前記入力画像データの各画素に対応した、光沢を得るための特色の濃度情報を割り当てた光沢制御版データを取得、または、光沢制御版データとして前記プロセスカラーに対する総量規制結果に応じてプロセスカラーと特色とで形成されるトナー面の高さを均一化するように、そのデータレベルを設定した特色信号を生成し、出力し、
前記特色信号適応総量規制手段により、前記プロセスカラー総量規制手段および前記特色信号生成手段からの、プロセスカラーおよび特色の出力レベルの総和が、該プロセスカラーおよび特色に対する総量規制値より大きい場合に、プロセスカラーまたは特色の出力レベルを規制することにより、プロセスカラーおよび特色のトナー総量を規制する
ことを特徴とする画像処理方法。
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2012
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