JP4452639B2 - 画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および記録媒体 Download PDF

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本発明は、画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および記録媒体に関し、特に、電子写真法により画像形成を行う際の画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および記録媒体に関する。
近年インクジェットプリンタでは、写真画像などの粒状感を限りなく少なくする方法として、ライトインクを用いる手法が用いられている。これは、シアンインクの他にライトシアン、マゼンタインクのほかにライトマゼンタなど、同一の色味を有する濃淡2つのインクを用いて画像を再現するものである。特に低濃度領域でライトインクを用いることで粒状性を向上させ、ざらつきのない写真画像を実現しようとしている。また、画像形成装置においては、画質を向上させるとともに、トナー消費量を抑制する画像処理技術が要請されている。
このような要請に応えるために、例えば、特許文献1の技術では、淡トナーと濃トナーとを用いて、ハイライト部での階調性の向上と高濃度部で付着する過剰のトナー付着量の低減を目指している。具体的には、画像データに基づいて、像露光と淡トナーによる現像、および像露光と濃トナーによる現像を行うものである。即ち、画像濃度データから淡トナー用と濃トナー用の画像データとを生成し、それぞれ階調補正を行った後、淡トナー用と濃トナー用との各像露光を行おうとしている。
また、特許文献2の技術は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のうち、ブラック色をハイライト濃度領域とダーク濃度領域との個別の画像情報に分解し、ハイライト濃度領域は低濃度トナー、ダーク濃度領域は高濃度トナーを用いて画像形成するものである。
また、特許文献3の技術は、イエロー、シアン、マゼンタ、濃ブラック、淡ブラックで印刷する画像出力装置において、各色のドット形成有無を判断するドット形成判断手段を有し、判断した結果に基づいてドットを形成する。さらに、淡ブラックインクは、有彩色インクの組み合わせによって表現された無彩画像の同じ明度の画像を、該有彩色インクの合計インク量よりも少ないインク量で形成可能であるとしている。
特開2001−290319号公報 特開平8−171252号公報 特開2001−277552号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、Lk(淡ブラック)とBk(濃ブラック)についての処理の組み合わせの構成が開示されているが、フルブラック処理、高墨処理などの墨生成処理との組み合わせは開示されていなかった。
また、特許文献2の技術においても、ブラック色を生成する方法についてはUCR処理によって黒成分を抽出するとしか述べられておらず、グレー信号の全てを黒成分として抽出する技術については記載されていなかった。
また、特許文献3においても、Lk+Bkという構成で、高墨設定(高UCR率)で墨生成することがグレーバランスの安定性などの点で有効であるとしているが、しかし、完全なフルブラック処理とする構成が開示されていなかった。例え、UCR率を高くしてもフルブラック処理(UCR率100%)でなければ、黒文字などを再生しようとしたときにC,M,Yの色成分が残存してしまい、色成分が残存すると、版ズレが発生したときに文字が色づき、二重に見えるなど視認性が悪くなってしまうという問題があった。また、同明度を再生するときの有彩色材と淡ブラック色材の色材使用量の関係について述べられているのであるが、しかしながら、粒状性の関係については述べられていなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされ、その目的は、画像処理装置における墨処理を適正なものにすることによって、高画質で高安定な画像を再生できる画像形成装置における画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および記録媒体を提供することである。
また、本発明の目的は、淡ブラックと濃ブラックとを用いた構成でフルブラック処理を行うことにより、高画質な画像処理が可能な画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および記録媒体を提供することである。
また、本発明の目的は、フルブラック処理を行うC,M,Y,K,Bk,Lkの5色画像処理装置において、同明度を再生するときの有彩色材と淡ブラック色材の粒状性の好適な関係、さらには粒状性に加えて色材使用量の好適な関係に基づく画像処理を行うことにより高画質な画像処理が可能な画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および記録媒体を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、入力した画像信号を複数のカラー色材および濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号に変換する画像処理装置において、前記入力した画像信号から、複数のカラー色材に対応するカラー画像信号を生成するカラー画像信号生成手段と、前記入力した画像信号から、グレー成分を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換する黒画像分解手段と、を備え、前記黒画像分解手段は、前記入力した画像信号から、グレー成分が所定の閾値以上でない場合、グレー成分の全てを前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換し、グレー成分が所定の閾値以上である場合、グレー成分の一部を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換することを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記黒画像分解手段は、前記入力した画像信号を濃ブラックおよび淡ブラックの2種類の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記黒画像分解手段は、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生の粒状性が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生の粒状性よりも、優れたものである淡ブラック色材に対応した画像信号を生成するものであることを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記黒画像分解手段は、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材の濃度が前記濃ブラックの画像信号に対応する前記濃ブラックの黒色材の濃度の0.2〜0.6倍である複数の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記黒画像分解手段は、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生におけるトナー使用量が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生におけるトナー使用量よりも、少ないものである淡ブラック色材に対応する画像信号を生成するものであることを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項1〜のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第1の再生モードと、前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材のうち最高濃度の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第2の再生モードとを備え、前記黒画像分解手段は、前記グレー成分を黒色材の画像信号に置き換える墨生成率が前記第1のモードでは前記第2のモードよりも高く設定されたものであることを特徴とする。
請求項にかかる発明は、入力した画像信号を複数のカラー色材および濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号に変換する画像処理装置における画像処理方法において、画像信号制せ手段によって、前記入力した画像信号から、複数のカラー色材に対応するカラー画像信号を生成するカラー画像信号生成工程と、黒画像分解手段によって、前記入力した画像信号から、グレー成分を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換する黒画像分解工程と、を含み、前記黒画像分解工程では、前記入力した画像信号から、グレー成分が所定の閾値以上でない場合、グレー成分の全てを前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換し、グレー成分が所定の閾値以上である場合、グレー成分の一部を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換することを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項に記載の画像処理方法において、前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記入力した画像信号を濃ブラックおよび淡ブラックの2種類の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項に記載の画像処理方法において、前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生の粒状性が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生の粒状性よりも、優れたものである淡ブラック色材に対応した画像信号を生成するものであることを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項に記載の画像処理方法において、前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材の濃度が前記濃ブラックの画像信号に対応する前記濃ブラックの黒色材の濃度の0.2〜0.6倍である複数の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする。
請求項1にかかる発明は、請求項または1に記載の画像処理方法において、前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生におけるトナー使用量が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生におけるトナー使用量よりも、少ないものである淡ブラック色材に対応する画像信号を生成するものであることを特徴とする。
請求項1にかかる発明は、請求項〜1のいずれか1つに記載の画像処理方法において、前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第1の再生モードと、前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材のうち最高濃度の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第2の再生モードとを備え、前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記グレー成分を黒色材の画像信号に置き換える墨生成率が前記第1のモードでは前記第2のモードよりも高く設定されたものであることを特徴とする。
請求項1にかかる発明は、プログラムであって、請求項〜1のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項14にかかる発明は、記録媒体であって、請求項1に記載のプログラムをコンピュータに読み取り可能に格納したことを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、通常のブラックトナーよりも濃度の低いライトブラック(Lk)トナーを追加した5色での画像再生を行い、グレー成分をBkとLk信号に置き換えることで、優れた粒状性を得るとともに、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像処理装置を提供することができる。また、通常のブラックトナーよりも濃度の低いライトブラック(Lk)トナーを追加した5色での画像再生を行い、かつUCR(下地除去)率を100%に設定しつつ、グレー成分が所定の閾値以上でない場合、グレー成分の全てをBkとLk信号に置き換え、グレー成分が所定の閾値以上である場合、グレー成分の一部をBkとLk信号に置き換えることで、グレー成分の全部が変換された場合との差分がカラー材(C、M、Y)で再現され、優れた粒状性を得るとともに、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像処理装置を提供することができる。
請求項にかかる発明によれば、通常のブラックトナー(Bk)と濃度の低いライトブラック(Lk)トナーを追加した5色での画像再生を行い、かつUCR(下地除去)率を100%、あるいは100%に近く設定しつつ、グレー成分をBkとLk信号に置き換えることで、優れた粒状性を得るとともに、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像処理装置を提供することができる。
請求項にかかる発明によれば、CMY再生の粒状度よりもLkを用いて再生したときの粒状度が優れているような色材を用いることによって、Lkを用いて再生する方が、粒状性およびグレーバランス安定性の両者に優れた出力を得ることができる画像処理装置を提供できる。
請求項にかかる発明によれば、Lkの画像信号に対応する黒色材の濃度がBkの画像信号に対応する黒色材の濃度の0.2〜0.6倍である複数の黒色材に対応する画像信号に分解することによって、明度の全域において粒状どの良い画像処理装置を提供できる。
請求項にかかる発明によれば、CMYでグレー成分を再生したときよりもLkを使って再生した時の方が、粒状性がよく、かつ、トナー消費量が少ないように設定することによって、粒状性とトナー消費量とグレーバランス安定性を満足することができる画像処理装置を提供できる。
請求項にかかる発明によれば、4色モード、5色モードを併せ持つ画像形成において、5色モードではUCR率の高い設定に、4色モードではUCR率の低い設定にすることによって、両モードに対して粒状性に優れた画像再生が可能な画像処理装置を提供できる。
請求項にかかる発明によれば、通常のブラックトナーよりも濃度の低いライトブラック(Lk)トナーを追加した5色での画像再生を行い、グレー成分をBkとLk信号に置き換えることで、優れた粒状性を得るとともに、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像処理方法を提供することができる。また、通常のブラックトナーよりも濃度の低いライトブラック(Lk)トナーを追加した5色での画像再生を行い、かつUCR(下地除去)率を100%に設定しつつ、グレー成分が所定の閾値以上でない場合、グレー成分の全てをBkとLk信号に置き換え、グレー成分が所定の閾値以上である場合、グレー成分の一部をBkとLk信号に置き換えることで、グレー成分の全部が変換された場合との差分がカラー材(C、M、Y)で再現され、優れた粒状性を得るとともに、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像処理方法を提供することができる。
請求項にかかる発明によれば、通常のブラックトナー(Bk)と濃度の低いライトブラック(Lk)トナーを追加した5色での画像再生を行い、かつUCR(下地除去)率を100%、あるいは100%に近く設定しつつ、グレー成分をBkとLk信号に置き換えることで、優れた粒状性を得るとともに、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像処理装置を提供することができる。
請求項にかかる発明によれば、CMY再生の粒状度よりもLkを用いて再生したときの粒状度が優れているような色材を用いることによって、Lkを用いて再生する方が、粒状性およびグレーバランス安定性の両者に優れた出力を得ることができる画像処理方法を提供できる。
請求項1にかかる発明によれば、Lkの画像信号に対応する黒色材の濃度がBkの画像信号に対応する黒色材の濃度の0.2〜0.6倍である複数の黒色材に対応する画像信号に分解することによって、明度の全域において粒状どの良い画像処理方法を提供できる。
請求項1にかかる発明によれば、CMYでグレー成分を再生したときよりもLkを使って再生した時の方が、粒状性がよく、かつ、トナー消費量が少ないように設定することによって、粒状性とトナー消費量とグレーバランス安定性を満足することができる画像処理方法を提供できる。
請求項1にかかる発明によれば、4色モード、5色モードを併せ持つ画像形成において、5色モードではUCR率の高い設定に、4色モードではUCR率の低い設定にすることによって、両モードに対して粒状性に優れた画像再生が可能な画像処理方法を提供できる。
請求項1にかかる発明によれば、請求項〜1のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することができる。
請求項14にかかる発明によれば、請求項1に記載のプログラムをコンピュータに読み取らせる記録媒体を提供することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる最良な実施の形態を実施の形態1〜6にそって詳細に説明する。
(1.実施の形態1)
(1.1.実施の形態1による画像処理ユニットを組み込んだ画像形成装置)
図1は、実施の形態1による画像処理ユニットを備えた画像形成装置の全体構成図である。図1を参照しながら、画像形成装置の基本的な画像形成動作を説明する。
画像形成装置は、給紙コロ2、搬送ローラ対3、レジストローラ対4、作像ステーション35、感光体5、帯電チャージャ6、露光ビーム7、現像器8、クリーニングブレード9、1次転写チャージャ10,16,22,28,および34、作像ステーション37,38,および39、中間転写ベルト40、2次転写チャージャ41、および定着装置43を備える。
記録紙1は、給紙コロ2によって一枚づつ分離して呼び出され、搬送ローラ対3へと搬送される。さらに搬送ローラ対3は、記録紙1を搬送し、レジストローラ対4へと搬送する。レジストローラ対4は、不図示のレジストクラッチによってローラの回転、停止を自在にコントロールされる構成となっており、後述する一連の画像形成プロセスの完了を待つために、一旦、レジストローラ対4で記録紙1を停止させる。
点線で囲んだ部分の作像ステーション35は、シアン版の作像ステーションである。作像ステーション35内においては、感光体5の周りに帯電チャージャ6、露光ビーム7、現像器8、クリーニングブレード9、および1次転写チャージャ10が配置されており、一連の作像動作を行う。帯電チャージャ6によって一様に帯電された感光体5の表面に対して、不図示の書き込みユニットから露光ビーム7が照射され、感光体5上に潜像が形成される。
現像器8では感光体5上に形成された潜像に対してシアントナーを現像せしめ、トナー像として可視化させる。さらにトナー像は中間転写ベルト40に1次転写チャージャ10によって転写される。感光体5上に残留したトナーはクリーニングブレード9によって掻き取られる。さらに、再び帯電チャージャ6により感光体5は帯電され、以降、上記の画像形成動作を繰り返し行う。
点線で囲んだ部分の作像ステーション36は、マゼンタ版の作像ステーションである。マゼンタ版の作像ステーション36は、シアン版の作像ステーション35と同様の構成であり、同様の動作によってマゼンタ版を作像し、中間転写ベルト40にトナー像を転写する。
さらに、作像ステーション37,38,および39はそれぞれイエロー版、濃ブラック版、および淡ブラック版の作像ステーションであり、同じくそれぞれのトナー像を中間転写ベルト40に転写する。
それぞれの1次転写チャージャ10,16,22,28,および34によって、すべての色のトナー像を転写ベルト40に転写させた後、レジストローラ対4で一旦停止させておいた記録紙4を、タイミングを合わせて再搬送させ、2次転写チャージャ41において記録紙上にすべての色のトナーを転写させる。次いで定着装置43に搬送され、熱と圧力によって未定着トナーは記録紙に定着され、出力される。中間転写ベルト40上に残存したトナーは、中間転写クリーナ42をベルトに当接させることによって掻き取られて、中間転写ベルト40はクリーニングされる。
(1.2.実施の形態1による画像処理ユニット)
図2は、実施の形態1による画像処理ユニットの機能的ブロック図である。画像処理ユニット100は、スキャナ101、スキャナγ補正部102、入力マスキング部103、フィルタ処理部104、セレクタ105、蓄積部106、色変換ユニット107、プリンタγ補正部108、中間調処理部109、出力エンジン110、およびホストI/F111を備える。
図2に示す画像処理ユニット100は、スキャナ101などの画像撮像装置から入力された画像信号を出力するコピー出力と、ホストコンピュータからホストI/F111を介して入力される画像データを出力するプリント出力の両方に対応する構成である。
スキャナ101で入力したデジタルカラー画像信号は、スキャナγ補正部102により反射率リニアな信号から濃度リニアな信号へと変換される。さらに入力マスキング部103によって、入力デバイスに依存した信号からデバイスに依存しないsRGBのような標準信号へと変換される。
フィルタ処理部104では、空間周波数特性の補正が行われる。具体的には、文字などの鮮鋭性が求められる画像に対してはエッジ強調フィルタによりシャープに補正し、写真のようななめらかさが求められる画像に対してはスムージングフィルタによりソフトに補正する処理を行う。以上のように補正された画像信号は、セレクタ105を介して蓄積部106へと送信されて一旦蓄積される。蓄積部106が蓄積した画像信号は再び読み出され、色変換ユニット107へと入力される。
色変換ユニット107では、標準信号であるRGB信号を出力エンジン110の色材に対応したデバイス依存の信号へと変換を行う。ここで、出力エンジンは、シアン(c)、マゼンタ(m)、イエロー(y)のカラー色材と、濃ブラック(bk)、淡ブラック(lk)の無彩色材の合計5つのトナーを用いて画像を再生する構成となっている。色変換ユニット107は、この5つのトナー画像の再生に対応するため、C,M,Y,K,Bk,Lkの5色への色分解を合わせて行う。色変換ユニット107の動作は後に詳しく説明する。
色変換ユニット107からの出力はプリンタγ補正部108によりテーブル変換によりγ特性の変換が行われた後、中間調処理部109で所定のディザ処理が施され、出力エンジン110へと出力される。
(1.3.色変換ユニット)
図3は、色変換ユニットの機能的ブロック図である。色変換ユニット107は、実施の形態1による画像処理ユニット100の要部である。
色変換ユニット107は、色補正部1071、墨生成部1072、UCR(下色除去)部1073、およびBk・Lk分版部1074を備える。UCRとは下色除去処理(Under Coloer Removal)の略である。
色変換ユニット107に入力された標準信号RGBは、色補正部1071でデバイス依存のCMY画像信号へと変換される。色補正処理は、さまざまな手法が考えられるが、ここでは以下の式1のようなマスキング演算が行われるものとする。
C=α11×R+α12×G+α13×B+β1
M=α21×R+α22×G+α23×B+β2
Y=α31×R+α32×G+α33×B+β3 (式1)
ここで、α11〜α33およびβ1〜β3は予め定められた色補正係数で、RGB各8bit(0〜255)の画像信号に対して、CMYも8bitの信号を出力するものである。
次に、色補正部1071からの画像信号は、墨生成部1072に入力されK信号を生成する。K信号の生成は次の式2によって求められる。
K=Min(C,M,Y) (式2)
図4は、式2をグラフで表現した図である。ここで、C,M,Yのうちの最小値は、K信号に等しくなり、Min(C,M,Y)に対するKは単純なリニアな関係、即ち、直線となる。
さらに、UCR部1073では、C,M,Y信号と、墨生成部1072で生成したK信号に基づいて、墨成分を差し引いたC’,M’,Y’信号を以下の式3によって求める。
C’=C−K
M’=M−K
Y’=Y−K (式3)
図5は、UCR部が下地除去処理を施すことを説明する図である。下地処理を施す前の色成分レベル501に対して、UCR処理を施されてグレー成分501’が取り除かれて、色成分レベルは502’’となる。これが所謂フルブラック処理である。
また、色成分レベル501に対して、一部分のグレー成分503’が取り除かれて色成分レベル503’’が生成される。これが所謂スケルトンブラック法である。ここでは、下地除去は100%より少なく、図5においては50%である。
式2および式3による一連の墨処理は、先に説明したフルブラック法による処理を施していることとなる。式2によって、C,M,Yの共通成分、つまりグレー成分を抽出し、すべてのグレー成分をK信号として出力している。さらに、式3において、C,M,YからそれぞれKの値を引くようにしているので、図5の502’’に示したようなフルブラック法の処理といえる。
図6は、除去した下地をBk成分とLk成分とに分版するテーブルの模式図である。分版とは、Bk成分とLk成分との版に分解するとの意味である。
次に、墨生成部1072が生成したK信号は、Bk・Lk分版部1074によって、Bk信号とLk信号に分解される。分版テーブルは、図6に示すとおりである。図6のように、Kの値が0〜128ではLkのみが徐々に増加するようになっており、128でLkは飽和する。そして、Kの値が128〜255では、加えてBkが徐々に増加するようになっており、K=255では、Lk=Bk=255を出力するようにしている。このような分版テーブルを用いることによって、K信号をLk信号とBk信号に分解するよう構成している。
図7−1は、転写紙上へのトナー付着を説明する断面図である。ハイライトグレーからシャドウグレーへ徐々に濃度が高くなるにつれて、図7−1に示す付着トナー601〜606のようにトナーが形成されていく。図は中間調処理方法として最も一般的なディザ処理を施したものを、記録紙断面からみたものである。
最もハイライトの付着トナー601では、低い面積率でLkトナーによる画像形成を行う。少し濃い濃度を再生する場合には、付着トナー602のようにLkの面積率を増やすようにしている。さらに付着トナー603のように面積率が100%となり、Lkトナーで埋め尽くされる。付着トナー603は、ちょうど図6の入力値K=128の状態であり、Lkが255(8bitでのmax値、つまり面積率100%)で、Bkがゼロの状態である。
さらに濃度が上がると、次はBkが入り始める。付着トナー604のようにLk層の上にBk層が乗る状態で画像が形成される。さらに付着トナー605のようにBkの面積率が上がり、最後はLkベタの上にBkベタを形成した状態となる。これは図6の(f)の矢印の位置、つまりK=255の状態であり、Lkが255で、Bkも255の状態である。
(1.4.実施の形態1による画像処理手順)
図7−2は、実施の形態1による画像処理手順を説明するフローチャートである。色補正部1071は、処理対象画素のRGB信号を入力したかどうかを検出し(ステップS101)、検出した場合(ステップS101のYes)、色補正部1071は、色補正式1に基づいてC,M,Y信号に変換する(ステップS102)。
続いて、墨生成部1072は、C,M,Y信号から式2のK=min(C,M,Y)に基づいてK信号を生成する(ステップS103)。UCR部1073は、C,M,Y信号とK信号を式3に適用して、下色除去処理を施し、C’,M’,Y’信号を生成する(ス
テップS104)。
Bk・Lk分版部1074は、K信号から図6に示した分版テーブルに基づいてBk、Lk信号を生成する(ステップS105)。図6に示されたように、グレー成分が0から始まって図中(c)までは全てLk信号で生成する。つまり、ハイライト部分はLk信号を用いるものである。Lk信号が図中(c)まで来てLk信号が飽和すると、その時点からBk信号が生成される。これは、図7−1で見た場合、断面601から開始して、順に断面602,603,604,605,および606の順序で濃いグレーが形成されることを示している。図7−1の断面601〜606は、図6中の(a)〜(f)にそれぞれ対応する。特に断面603が図6中の(c)に対応する。
UCR部1073およびBk・Lk分版部1074は、C’,M’,Y’信号とBk、
Lk信号とを出力する(ステップS106)。出力された信号はプリンタなど色材を使用して画像出力する装置に送信される。
UCR部1073およびBk・Lk分版部1074は、全ての画素について処理したか否かを判定し(ステップS107)、未だの場合は(ステップS107のNo)、ステップS101に戻り、全てについて処理が終わった場合は(ステップS107のYes)、終了する。
(1.5.効果)
従来、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの従来の4色トナーを用いた電子写真方式の画像形成装置では、粒状性と、グレーバランスや色味の安定性、トナー消費量を両立することに困難があった。従って、UCR率100%のような高いUCR率で処理しても、粒状性に優れた画像形成装置が実現できれば、上記の困難な問題を解決できる。そこで、本発明は、通常のブラックトナーよりも濃度の低いライトブラック(Lk)トナーを追加した5色での画像再生を行い、かつUCR率を100%、あるいは100%に近く設定しつつ、グレー成分をBkとLk信号とに置き換えることで、優れた粒状性を得るとともに、グレーバランスや色味の安定性に優れた装置を提供しようとしている。つまり、「Bkトナーの他にLkトナーを用いたグレー再生」と「フルブラック処理」の組み合わせにより、上記の問題を解決しようとするものである。
ところで、先に黒文字に対する処理方法について、色付きのない黒文字を再生するためにはUCR率を高く設定する必要があるのであるが、従来から一般的にカラー複写機では、像域分離という処理を施し、原稿画像中の文字領域とそれ以外の絵柄領域とを判別し、異なるUCR処理を行っていた。文字領域を判定して、あるいはさらに有彩/無彩を検出し黒文字領域まで判定して、UCR100%などの高いUCR率の処理を施すこと、および、絵柄領域については低いUCR率処理を施すことによって、視認性の高い文字画質の再現と、粒状性に優れた絵柄画質の再現を実現する方法がとられてきた。
しかしながら、UCR率100%のような高いUCR率で処理しても粒状性に優れた画像形成装置が実現できれば、画像全域に高UCR処理を施すことができ、つまり、像域分離処理が不要となるため、低コストで高画質な画像形成装置を実現できることになる。このように、画像領域の種類を問わずにフルブラック法で処理して粒状性が優れていれば非常に大きなメリットがある。本発明は、Bk,Lkの2種類の濃度のトナーを有する画像形成装置において、フルブラック処理を施すことによって、この利点を追求しようとする。
実施の形態1による画像処理ユニットを組み込んだ画像形成装置は、グレー成分をすべてLkおよびBk信号に置き換える所謂フルブラック処理を行うことで、C,M,Yを用いずにグレーを表現でき、従って、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像再生が行える。また、Bk,Lkという濃度の異なる2つの無彩色材によりグレー成分を表現するので、粒状性に優れた画像再生を行える。
(2.実施の形態2)
実施の形態2による画像処理ユニットは、少なくともハイライト領域においては実施の形態1による画像処理ユニットと同様のフルブラック法により処理を施すものである。実施の形態2による画像処理ユニットの機能的ブロック構成は、実施の形態1による画像処理ユニットにおいて説明したものと同様であるが、墨生成のパラメータが異なる。
図8は、実施の形態2による情報処理ユニットが使用する墨生成のパラメータを説明する図である。色補正部1071からの画像信号は、墨生成部1072に入力され、K信号を生成する。
K信号の生成を式で示すと、式4となる。
Min(C,M,Y)<TのときK=Min(C,M,Y)
Min(C,M,Y)>TのときK=Min(C,M,Y)×β4+γ1 (式4)
ここで、β4は予め定められた係数で1未満の数である。γ1は図8における切片の定数である。Tは、所定の閾値である。
また、UCR部1073での処理は、前述の式3と同様である。この式4に従えば、ハイライト領域については、全てのグレー成分をすべてK信号に置き換えることができ、かつ、所定の閾値T以上ではグレー成分の一部をK信号に置き換える。即ち、図8中の閾値T以上においては、点線802と傾きB4を有する実線801との差の部分が、BkおよびLkで再生されずに、C、M、Y信号によって再生される。
このように構成することによって、少なくともハイライト領域ではフルブラック法による画像再現となり、グレー成分をLkとBkで再生することとなり、粒状性、グレーバランスや色味の安定性に優れた画像再生を行うことが出来る。
ところで、3色刷り(C,M,Yによりグレー成分を再生する方法)を行ったときのデメリットとしてグレーバランスの安定性を上げたが、これは特にハイライト領域において顕著であった。
実施の形態2による情報処理ユニットでは、少なくともハイライト領域において、Lkを用いたフルブラック処理を行うことで粒状性とグレーバランス安定性を両立する結果を得ようとするものである。
(3.実施の形態3)
実施の形態3による画像処理ユニットでは、LkおよびBkを用いた画像処理装置において、広い色再現域が得られるようにブラックポイントをより明度の低いものにすることを目的とする。このため、ブラックポイントではBk+Lkに加えてC,M,Yを用いるものである。
この動作を実現するUCR部1072が使用する式は、以下の式5の通りである。
C’=C−K×β5
M’=M−K×β5
Y’=Y−K×β5 (式5)
但し、β5は予め定められた係数で1未満の数である。なお、前段の墨生成部1072の動作は、式2と同様である。
このように構成することによって、シャドウ側では1未満の係数であるβ5によって、C,M,Yを減算する量が減るので、C,M,Yが残ることとなる。所謂UCA処理であるが、これによりブラックポイント付近のシャドウ部でBkとLkに加えて、グレー成分の表現にC,M,Yを用いるため、より低い明度を表現でき、広い色再現域が実現できる。
従来のカラー複写機では最も明度の低いブラック色(ブラックポイント)を表現するために、Bkトナー100%に加えて、C,M,Yトナーを用いることによって、Bk100%の明度より低い明度再現を実現していた。これにより、低明度領域の色再現域が拡大し、表現力豊かな画像再生が行えていた。Lkトナーを具備する画像形成装置においても、BkとLkだけではブラックポイントの明度が高いことがあり、色再現域を広くするためにC,M,Yを併用する必要があった。
実施の形態3による情報処理ユニットでは、Lkトナーを具備する画像形成装置において、シャドウ領域ではBk、Lkの他にカラー色材を用いることで、広い色再現を実現するものである。
(4.実施の形態4による画像処理ユニット)
実施の形態4による画像処理ユニットは、粒状性に着目して、C,M,Yでグレーを再生したときの粒状度よりも、Lkを使ってグレーを再生したときの粒状度が低くなるような色材を用いて、フルブラック処理、あるいは概ねフルブラック処理に近い処理を施すものである。
C,M,Yでグレー成分を再生したときよりも、Lkを使って再生したときの方が粒状性が悪化することがあれば、Lkトナーを使う意味が薄れてしまう。Lkトナーの設定は画像処理装置全体の性能を決定する重要な要素となる。
粒状度を低くするためのトナー設定には、例えば、Lkトナー濃度、トナー粒径などがある。まず、トナー濃度について説明する。Lkトナー濃度値は、各明度域での粒状度との関連が深い。
図9は、Lk濃度の違いによる明度に対する粒状度の関係を示す図である。図9では、BkトナーとLkトナーを既に述べた図6のような使用法で使用したときに、Lkの濃度を3種類異なって設定した場合の明度に対する粒状度を概念的に示したものである。
ここで、曲線903がもっともLk濃度が低く、例えば、Bk濃度の0.2倍程度の濃度である。また、曲線901がもっともLk濃度が高く、例えば、Bk濃度の0.6倍程度の濃度である。Lkトナー濃度が高い場合は、ハイライト領域の粒状度は高めとなり、シャドウ領域の粒状度は逆に低くなる。曲線901および903の中間的な濃度である曲線902のように設定すれば、ハイライト領域とシャドウ領域の粒状度が概ね等しくなる。
なお、図9のグラフでミドル領域で一旦粒状度が下がっているのは、図6の(c)の点であり、ちょうどLkがベタになるところである。またこの点は、図7−1における断面603に相当する。このように、Lk濃度値設定によって粒状度をある程度コントロールできる。
図10は、Lk濃度の違いによる明度に対する粒状度の関係とCMYでのグレー再生との比較を説明する図である。図10中の曲線904は、CMYでグレーを再生したときの粒状度を示したものである。図9で説明した曲線902および903の設定であれば、曲線904のCMYグレー再生よりも粒状度を低くすることができる。
図11は、Lkトナー粒径と粒状度との関係を説明する図である。ここで、トナー粒径について説明する。曲線1101はLkトナー粒径が比較的大きい場合であり、曲線1102および1103になるにつれて、粒径が小さくなる。一般的に小粒径トナーの方が粒状度が低く、なめらかな画像再生ができる。
図12は、Lkトナー粒径と粒状度との関係およびCMYでのグレー再生を比較する図である。図12に示したように、曲線1102および1103のLkトナー粒径を設定しておけば、CMYグレー再生による曲線1104よりも粒状度を低くすることができる。
このように、粒状度に関連の深いパラメータであるLkトナー粒径を制御し、少なくともCMYでグレー再生したときよりも、Lkをフルブラック法を用いてグレー再生したときの方が、粒状度が小さくなるようなトナーを使用することによって、粒状度およびグレーバランスや色味の安定性を両立させることができる。具体的には、CMY再生の粒状度よりもLkを用いて再生したときの粒状度が優れているような色材を用いるものである。
(5.実施の形態5)
実施の形態5による画像処理ユニットは、実施の形態4による構成に加え、さらにトナー消費量に着目して、C,M,Yでグレーを再生したときのトナー消費量よりも、Lkを使ってグレーを再生したときのトナー消費量が少なくなるような色材を用いて、フルブラック処理、あるいは概ねフルブラック処理に近い処理を施すものである。
C,M,Yでグレー成分を再生したときよりも、Lkを使って再生したときの方がトナー消費量が多いことになれば、C,M,Yによるグレー再生の方が経済的であることになってしまう。従って、Lkトナーの設定は画像処理装置の経済性を決定する重要な要素である。
トナー消費量に注目し、CMYでグレー成分を再生したときよりもLkを使って再生した時の方が、粒状性がよく、かつ、トナー消費量が少ないように、設定することで、粒状性とトナー消費量とグレーバランス安定性を満足することを目指す。
図13は、Lkトナー濃度とトナー消費量の関係およびCMYでのグレー再生を比較する図である。図13は、グレーの濃度に対するLkトナー消費量のグラフである。実線は、Lkトナー濃度が濃くなればなるほど消費量は少なくなることを示している。
破線は、CMYでグレーを再生したときの総トナー消費量がMc一定であることを示している。ここで、実線と破線との交点であるDsを考えると、Lkトナー濃度をDsよりも濃く設定すれば、CMYでグレーを再生したときよりもトナー消費量を少なくすることができる。
このように、トナー消費量に関連の深いパラメータを制御し、少なくともCMYでグレー再生したときよりも、Lkをフルブラック法でグレー再生したときの方が、トナー消費量が少なくなるように設定するとともに、先に述べた粒状度が小さくなるようなLkトナー設定とすることで、粒状性、トナー消費量低減、およびグレーバランスや色味の安定性のすべてを満足させることができる。
(6.実施の形態6)
実施の形態6による画像処理ユニットでは、C,M,Y,Bk、Lkの5色を有する画像形成装置においては、5色再生モード(C,M,Y,Bk、Lkの全てのトナーを使用するモード)および従来からの4色再生モード(C,M,Y,Bkのトナーを使用するモード)のいずれを設定した場合でも、5色モードではUCR率の高い設定をなし、4色モードではUCR率の低い設定をなす。このように設定可能とすることによって、両モードにおいて、粒状性に優れた画像再生を提供することができる。
ここで、いずれのモードで出力するかは、例えば操作者が操作表示部(不図示)を介して入力した信号を受け付けるととによって設定することによって可能である。このとき、ユーザがどちらのモードを選んでも粒状性に優れた処理を行うことが重要となる。
そのために、5色モードではUCR率の高い設定を、4色モードではUCR率の低い設定をすることによって、いずれのモードにおいても、粒状性に優れた画像再生が可能になる。
(7.変形例)
図14は、変形例による色変換ユニットの機能的ブロック図である。今まで説明した色変換ユニットでは、図3に示したように、一旦、色補正処理部1071で求めたCMY信号から、墨生成部1072が墨生成を行う構成となっていた。しかしながら、図14に示した色変換ユニット207ように、三次元ルックアップテーブル2074を使用してC’,M’,Y’,K信号を直接に出力した後に、Bk・Lk分版部2073で分版するように構成しても良い。
(8.ハードウェア構成など)
図15は、実施の形態1による画像処理ユニットを組み込んだ画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。図に示すように、この画像形成装置は、コントローラ1210とエンジン部1260とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ1210は、画像形成装置全体の制御と画像読み取り、情報処理、操作部(不図示)からの入力を制御するコントローラである。エンジン部1260は、PCIバスに接続可能な画像情報処理エンジンなどであり、例えば取得した画像データに対して誤差拡散やガンマ変換などの画像情報処理部分が含まれる。
コントローラ1210は、CPU1211と、ノースブリッジ(NB)1213と、システムメモリ(MEM−P)1212と、サウスブリッジ(SB)1214と、ローカルメモリ(MEM−C)1217と、ASIC(Application Specific Integrated Cercuit)1216と、ハードディスクドライブ1218とを有し、ノースブリッジ1213とASIC1216との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス1215で接続した構成となる。また、MEM−P1212は、ROM(Read Only Memory)1212aと、RAM(Random Access Memory)1212bとをさらに有する。
CPU1211は、画像形成装置の全体制御を行うものであり、NB1213、MEM−P1212およびSB1214からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB1213は、CPU1211とMEM−P1212、SB1214、AGP1215とを接続するためのブリッジであり、MEM−P1212に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P912は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM1212aとRAM1212bとからなる。ROM1212aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM1212bは、プログラムやデータの展開用メモリ、画像情報処理時の画像描画メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB1214は、NB1213とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB1214は、PCIバスを介してNB1213と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC1216は、マルチメディア情報管理用のハードウェア要素を有するマルチメディア情報管理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP1215、PCIバス、HDD1218およびMEM−C1217をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC1216は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC1216の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C1217を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部1260との間でPCIバスを介してUSB(Universal Serial Bus)1240、IEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース1250が接続される。
MEM−C1217は、送信用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD1218は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストーレジである。
AGP1215は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P1212に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィクスアクセラレータカードを高速にするものである。
ASIC1216に接続するキーボード1220は、操作者からの操作入力を受け付けて、ASIC1216に受け付けられた操作入力情報を送信する。
この画像形成装置で実行される画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、画像形成装置で実行される画像処理プログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、また、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
この画像形成装置で実行される画像処理プログラムは、上述した各部(色補正部、墨生成部、UCR部、Bk・Lk分版部、スキャナγ補正部、入力マスキング部、フィルタ処理部、セレクタ、蓄積部、プリンタγ補正部、中間調処理部、および出力エンジン等)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、色補正部、墨生成部、UCR部、Bk・Lk分版部、スキャナγ補正部、入力マスキング部、フィルタ処理部、セレクタ、蓄積部、プリンタγ補正部、中間調処理部、および出力エンジン等が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上説明した本発明の実施の形態およびそれらの変形例は、説明のための例であって、本発明はここに説明したこれらの例に限定されるものではない。
本発明は、画像形成における画像処理技術に利用でき、特にデジタル複合機の画像形成における画像処理技術に利用できる。
実施の形態1による画像処理ユニットを備えた画像形成装置の全体構成図である。 実施の形態1による画像処理ユニットの機能的ブロック図である。 色変換ユニットの機能的ブロック図である。 式2をグラフで表現した図である。 UCR部が下地除去処理を施すことを説明する図である。 除去した下地をBk成分とLk成分とに分版するテーブルの模式図である。 転写紙上へのトナー付着を説明する断面図である。 実施の形態1による画像処理手順を説明するフローチャートである。 実施の形態2による情報処理ユニットが使用する墨生成のパラメータを説明する図である。 Lk濃度の違いによる明度に対する粒状度の関係を示す図である。 Lk濃度の違いによる明度に対する粒状度の関係とCMYでのグレー再生との比較を説明する図である。 Lkトナー粒径と粒状度との関係を説明する図である。 Lkトナー粒径と粒状度との関係およびCMYでのグレー再生を比較する図である。 Lkトナー濃度とトナー消費量の関係およびCMYでのグレー再生を比較する図である。 変形例による色変換ユニットの機能的ブロック図である。 実施の形態1による画像処理ユニットを組み込んだ画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
100 画像処理ユニット
101 スキャナ
102 スキャナγ補正部
103 入力マスキング部
104 フィルタ処理部
105 セレクタ
106 蓄積部
107 色変換ユニット
108 プリンタγ補正部
109 中間調処理部
110 出力エンジン
111 ホストI/F
1071 色補正部
1072 墨生成部
1073 UCR部
1074 Bk・Lk分版部

Claims (14)

  1. 入力した画像信号を複数のカラー色材および濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号に変換する画像処理装置において、
    前記入力した画像信号から、複数のカラー色材に対応するカラー画像信号を生成するカラー画像信号生成手段と、
    前記入力した画像信号から、グレー成分を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換する黒画像分解手段とを備え
    前記黒画像分解手段は、前記入力した画像信号から、グレー成分が所定の閾値以上でない場合、グレー成分の全てを前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換し、グレー成分が所定の閾値以上である場合、グレー成分の一部を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記黒画像分解手段は、前記入力した画像信号を濃ブラックおよび淡ブラックの2種類の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記黒画像分解手段は、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生の粒状性が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生の粒状性よりも、優れたものである淡ブラック色材に対応した画像信号を生成するものであることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記黒画像分解手段は、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材の濃度が前記濃ブラックの画像信号に対応する前記濃ブラックの黒色材の濃度の0.2〜0.6倍である複数の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記黒画像分解手段は、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生におけるトナー使用量が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生におけるトナー使用量よりも、少ないものである淡ブラック色材に対応する画像信号を生成するものであることを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第1の再生モードと、
    前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材のうち最高濃度の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第2の再生モードとを備え、
    前記黒画像分解手段は、前記グレー成分を黒色材の画像信号に置き換える墨生成率が前記第1のモードでは前記第2のモードよりも高く設定されたものであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  7. 入力した画像信号を複数のカラー色材および濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号に変換する画像処理装置における画像処理方法において、
    画像信号制せ手段によって、前記入力した画像信号から、複数のカラー色材に対応するカラー画像信号を生成するカラー画像信号生成工程と、
    黒画像分解手段によって、前記入力した画像信号から、グレー成分を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換する黒画像分解工程とを含み、
    前記黒画像分解工程では、前記入力した画像信号から、グレー成分が所定の閾値以上でない場合、グレー成分の全てを前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換し、グレー成分が所定の閾値以上である場合、グレー成分の一部を前記複数の黒色材に対応する画像信号に変換する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記入力した画像信号を濃ブラックおよび淡ブラックの2種類の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  9. 前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生の粒状性が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生の粒状性よりも、優れたものである淡ブラック色材に対応した画像信号を生成するものであることを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  10. 前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材の濃度が前記濃ブラックの画像信号に対応する前記濃ブラックの黒色材の濃度の0.2〜0.6倍である複数の黒色材に対応する画像信号に分解するものであることを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  11. 前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記淡ブラックの画像信号に対応する前記淡ブラックの黒色材のみによるグレー再生におけるトナー使用量が、前記カラー画像信号に対応する前記複数のカラー色材によるグレー再生におけるトナー使用量よりも、少ないものである淡ブラック色材に対応する画像信号を生成するものであることを特徴とする請求項または1に記載の画像処理方法。
  12. 前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第1の再生モードと、
    前記カラー画像信号生成手段による複数のカラー画像信号、および前記黒画像分解手段による濃度の異なる複数の黒色材のうち最高濃度の黒色材に対応する画像信号によってグレー成分を再生する第2の再生モードとを備え、
    前記黒画像分解工程は、前記黒画像分解手段によって、前記グレー成分を黒色材の画像信号に置き換える墨生成率が前記第1のモードでは前記第2のモードよりも高く設定されたものであることを特徴とする請求項〜1のいずれか1つに記載の画像処理方法。
  13. 請求項〜1のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項1に記載のプログラムをコンピュータに読み取り可能に格納した記録媒体。
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