JP3550456B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、画質を調整することのできるディジタルカラー複写機に適用される画像データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルカラー複写機は、原稿画像を読み取って画像データを出力するスキャナ部と、スキャナ部が出力する画像データを処理する画像処理部と、画像処理部によって処理された画像データに基づいて画像を形成する画像形成部とを備えている。スキャナ部は、たとえば、赤(R)、緑(G)および青(B)の加法混色の三原色信号を出力するカラーCCD(電荷結合素子)と、カラーCCDの出力信号を、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の減法混色の三原色の各カラー画像データに変換する色変換部とを含む。画像処理部は、スキャナ部から出力された信号に適当な処理を施し、さらに黒(BK)データを生成する。画像形成部は、上記4色のカラー画像データに基づいてレーザ光を出力するレーザ走査部を含んでおり、電子写真方式によって、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒の4色のトナーを用いてカラー画像を形成する。
【0003】
レーザ走査部は、形成すべき画像の階調数によって異なる複数の出力モードを有する場合がある。たとえば、形成すべき画像の濃度を、1画素(1×1マトリクス)を用いて1024階調で表現するモードと、2画素(1×2マトリクス)を用いて2048階調で表現するモードとを有している。
スキャナ部から出力される画像データは、8ビット(256階調)で構成されているのが一般的であるから、画像処理部は、256階調の入力画像データから1024階調または2048階調の画像が形成されるように、画像データを変換する必要がある。ところが、スキャナ部から出力された画像データを単純に4倍または8倍して得たデータをレーザ走査部に与えても、トナーおよび感光体の特性などのため、原稿画像を良好に再現することができない。
【0004】
そこで、画像処理部は、良好な複写画像を得ることができるように、トナーおよび感光体の特性などに基づいて設定された出力階調曲線に従って、レーザ走査部に与える画像データを決定している。したがって、レーザ走査部が2つの出力モードを有している場合には、256階調の入力画像データに対して1024階調または2048階調で表現できるように、2種類の出力階調曲線が用意されなければならない。具体的には、各出力モードに対応した出力階調曲線をテーブル化したものが、メモリ内に格納されることになる。
【0005】
ところで、ディジタルカラー複写機は、上述のようにしてカラー原稿画像を忠実に再現する用途の他に、意図的に画質を変更するために用いられることがある。そこで、従来のディジタルカラー複写機の中には、ワンタッチ操作で画質を変更できるようにされたものがある。
このような機能を有するディジタルカラー複写機には、複写画像の画質を複数種類に変更できるように、複数の画質調整キーが備えられている。複写動作の開始前に画質調整キーのうちの1つを押しておけば、そのキーに対応した画質の複写物を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ディジタルカラー複写機にワンタッチ画質調整機能が備えられている場合には、画質の種類にそれぞれ対応した出力階調曲線が必要となる。したがって、結果として、(画質種類数)×(出力モード数)分の出力階調曲線をテーブル化したものを、メモリ内に格納しておかなければならない。よって、多くのテーブルを格納するために、メモリ内の比較的大きな領域が使用されてしまうという問題がある。この問題は、出力モード数が多ければ、さらに顕著になる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、画質調整のために必要な情報量を少なくすることができる画像データ処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明は、入力画像データを出力階調曲線に従って処理し、画質が調整された画像に対応する出力画像データを作成するための装置であって、出力階調曲線と同じ出力値幅を有しており、出力階調曲線を作成する際に基準として用いられる出力階調基準曲線を記憶した出力階調基準曲線記憶手段と、上記出力階調曲線の出力値幅よりも小さな入力値幅およびこの入力値幅に等しい出力値幅を有しており、上記出力階調基準曲線を変更せずに、上記出力階調基準曲線をそのまま出力階調曲線とする際に用いられる無変更曲線を記憶した無変更曲線記憶手段と、上記無変更曲線と同じ入力値幅および出力値幅を有しており、上記出力階調基準曲線を変更して出力階調曲線を作成する際に用いられる複数の階調変更曲線を記憶した階調変更曲線記憶手段と、上記複数の階調変更曲線の中から1つの階調変更曲線を選択する階調変更曲線選択手段と、入力画像データに対応する上記出力階調基準曲線上の出力値を、上記階調変更曲線選択手段によって選択された階調変更曲線の入力値幅に対する上記出力階調基準曲線の出力値幅の比である正規化倍率で除算し、上記階調変更曲線選択手段によって選択された階調変更曲線上の当該除算値に対応する出力値を求め、さらに、この求めた出力値と上記除算値に対応する上記無変更曲線上の出力値との偏差を求めて、その偏差に上記正規化倍率を乗算し、当該乗算値を入力画像データに対応する上記出力階調基準曲線上の出力値から減算して得られる値を、上記出力階調基準曲線を上記階調変更曲線選択手段によって選択された階調変更曲線に基づいて変更して作成されるべき出力階調曲線上の入力画像データに対応する出力画像データとして求める演算手段とを含むことを特徴とする画像データ処理装置である。
【0009】
の構成によれば、出力階調基準曲線記憶手段に記憶された出力階調基準曲線と階調変更曲線記憶手段に記憶された階調変更曲線とに基づき、画質調整後の出力画像データが得られる。すなわち、複数の階調変更曲線から選択された1つの階調変更曲線に基づいて出力階調基準曲線を変更して作成されるべき出力階調曲線上の値が、演算手段により求められる。このようにして求められた値が、画質が調整された画像に対応する出力画像データに相当する。
【0010】
つまり、出力階調基準曲線と階調変更曲線との組合せによって出力階調曲線を実質的に作成できるので、画質ごとに対応した出力階調曲線を記憶手段に記憶させておく必要がない。
たとえば、256階調の入力画像データに基づいて1024階調または2048階調の濃度表現を行うモードに対して、それぞれ7種類の画質を表現するには、14個の出力階調曲線が必要となる。ところが、請求項1記載の構成によれば、2つの出力階調基準曲線および7つの階調変更曲線を記憶手段に記憶させておけばよい。
【0011】
さらに、たとえば階調変更曲線が8ビットの入力データに対して8ビットの出力データを対応づけるものであれば、出力データが10ビット(1024階調)および11ビット(2048階調)の出力階調曲線をそれぞれ7つ記憶させるときと比べて、記憶手段に記憶させるべき情報量を大幅に少なくできる。
【0012】
力画像データに対応する出力階調基準曲線上の出力値をQk 、Qk を正規化倍率αで割ることで正規化された値をPh 、Ph に対応する階調変更曲線上の値をQh としたときに、出力画像データQは次式で表される。
【0013】
Q=Qk −α(Ph −Qh )
たとえば、出力階調基準曲線上の出力値を正規化倍率で割った値に対応する階調変更曲線上の値に正規化倍率を乗じた値αQh を出力画像データとすることが考えられるが、この場合には、出力画像データは正規化倍率αごとの値しかとることができない。しかし、上記の式に従って出力画像データを決定することによって、正規化倍率αごとの値だけでなく、出力階調範囲内の任意の値をとることができる。
【0014】
また、上記の正規化および非正規化はビットシフトによって達成されてもよいから、上記の式の演算に長い時間を要することはない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されるディジタルカラー複写機の内部構成を簡略化して示す断面図である。このディジタルカラー複写機は、複写機本体1内に、原稿画像を光学的に読み取るためのスキャナ部2と、スキャナ部2で読み取られた画像を処理するための画像処理部4と、画像処理部4によって処理が施された画像データに基づいて原稿像を記録用紙上に再生するための出力部3とを備えている。
【0016】
複写機本体1の上面には、複写すべき原稿が載置される透明な原稿台5が配置されている。スキャナ部2は、原稿台5に関連して設けられており、矢印Aに沿って往復変位可能な走査読取部21を備えている。走査読取部21には、原稿を照明するための光源22と、原稿からの反射光を検出して光電変換するためのカラーCCD素子23と、原稿の光学像をCCD素子23に結像させるためのセルフォックレンズ24と、CCD素子23の出力をディジタルカラー画像データに変換するための変換回路25とが含まれている。カラーCCD素子23は、各画素に対してたとえば、赤(R)、緑(G)および青(B)のカラーフィルタを有するものであり、各画素ごとにRGBの各色成分のアナログ画像信号を出力する。変換回路25は、CCD素子23が出力するアナログ画像信号を、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色成分の濃度を表すディジタルカラー画像データに変換して、画像処理部4に向けて出力する。
【0017】
出力部3は、電子写真方式により、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒(BK)の4色のトナーを用いて画像を形成する。より具体的には、出力部3は、ドラム状の感光体31と、感光体31の表面に静電潜像を形成するためのレーザ走査部32と、感光体31の表面に形成された静電潜像をトナー像に現像するための現像装置33と、転写ドラム34とを備えている。
【0018】
画像形成時には、感光体31は図中矢印B方向に定速回転され、転写ドラム34は矢印C方向に定速回転される。その一方で、レーザ走査部32は、画像処理部34から与えられる画像データに対応して変調されたレーザビームで感光体31の表面を露光する。露光前の感光体31の表面は、メインチャージャ35によって一様に帯電されている。そのため、感光体31の表面には、レーザビームによる露光によって、形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。現像装置33は、感光体31の表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。トナー像は、転写器36の働きによって、転写ドラム4に巻き付けられた用紙上に転写される。
【0019】
ディジタルカラー複写機では、上述の動作が4回繰り返される。たとえば、シアンの画像データがレーザ走査部32に入力されると、シアンに対応した画像が感光体31に書き込まれる。そして、現像装置33に備えられているシアン用現像ユニット33Cにより、静電潜像がシアンのトナーで現像されて、トナー像が用紙に転写される。同様にして、マゼンタ、イエローおよび黒の画像データに対応した静電潜像は、それぞれマゼンタ用現像ユニット33M、イエロー用現像ユニット33Yおよび黒用現像ユニット33Kにより現像されて、転写ドラム34に巻き付けられた1枚の用紙に重ねて転写される。
【0020】
このようにして4色のトナー像が転写された用紙は、分離用放電器37aおよび分離爪37bなどの働きによって転写ドラム34から分離され、搬送ベルト38を介して定着装置39に導かれる。定着装置39は、用紙上のトナー粒子を加熱および加圧して用紙に定着させたうえで、用紙を複写機本体1外に排出する。なお、61,62は給紙カセットであり、いずれか一方から、転写ドラム34に向けて、用紙が供給される。
【0021】
図2は、画像処理部4の内部構成を説明するためのブロック図である。スキャナ部2が各画素ごとに出力するC、MおよびYのカラー画像データは、並列に、入力処理回路41に与えられる。入力処理回路41は、原稿の縁部の画像データを取り除いて、記録用紙の縁部に画像が形成されることを防止するとともに、記録用紙上における像形成位置を調整するための処理を行う。また、C、MおよびYの各色成分の濃度レベルに基づき、入力画像がカラー画像であるか、モノクロ画像であるかを判別する。
【0022】
入力処理回路41の出力データは、FIFO(先入れ先出し型メモリ)を介して、画像判別回路42に与えられる。画像判別回路42は、個々の画素が、文字画像領域、写真領域および網点領域のうちのいずれかに属するのかを判別する。判別結果は、色補正回路43、マイクロコンピュータ50および出力制御回路45に与えられ、画素が属する領域の種類に応じた適切な処理を行うために活用される。
【0023】
色補正回路43は、カラー調整処理、黒生成処理および色補正処理を行う。カラー調整処理とは、画像の明度、色相または彩度を変更する処理である。また、黒生成処理とは、C、M、Yの各色成分の画像データの最小値を検出し、この最小値に補正係数(たとえば0.5〜1.0)を乗じることによって、黒成分の画像データを生成する処理である。C、M、Yの各成分の画像データからは、上記の最小値に補正係数を乗じた値が減じられる。さらに、色補正処理とは、入力されたC、MおよびYの各色成分の画像データに対してCCD素子23の色フィルタの分光特性ならびにC、MおよびYのカラートナーの分光特性を考慮した処理を施すことである。
【0024】
色補正回路43からのC、M、YおよびBKの画像データは、出力色セレクト回路44に入力される。出力色セレクト回路44は、各色の画像データをC、M、YおよびBKの順に1色ずつ選択して出力し、マイクロコンピュータ50に与える。
このように、入力処理回路41から出力色セレクト回路44までは、C、M、Y、BKの4色の画像データが一緒に処理されるが、出力色セレクト回路44以降は、画像データは色ごとに処理される。この理由は、上述したように、複写動作が行われる際、C、M、Y、BKの4色に対応した4枚の画像が1枚ずつ順に形成されるからである。
【0025】
マイクロコンピュータ50は、たとえば、入力された画像データに、画像の明瞭度を高めるための輪郭強調処理や、画像の硬調を和らげるためのソフト化処理などを施す画質補正機能を有している。また、正確な出力階調を得るために、トナーの特性および感光体の特性に基づいて入力された画像データに処理を施す階調調整機能や、コントラストを変化させるための処理を施すコントラスト調整機能などを有している。これらの機能は、マイクロコンピュータ50により実行されるソフトウェア処理によって実現される。なお、処理の内容およびマイクロコンピュータ50の構成については、後に詳しく説明する。
【0026】
マイクロコンピュータ50による処理が施された画像データは、出力制御回路45に与えられる。出力制御回路45は、出力部3に備えられたレーザ走査部32に与えるべきレーザ発信信号を生成する。
レーザ走査部32は、たとえば2つのレーザ出力モードを有しており、各出力モードでは、画像の階調を表現する方法が異なる。1つは、形成されるべき画像の階調を、1つの画素(1×1マトリクス)で表現する方法であり、たとえば1024階調の濃度を表現することができる。もう1つは、形成されるべき画像の階調を、2つの画素(1×2マトリクス)で分担して表現する方法で、たとえば1画素で1024階調の表現が可能であれば、2048階調の濃度を表現することができる。出力制御回路48は、それぞれのモードに応じたレーザ発信信号をレーザ走査部32に与える。
【0027】
図3は、マイクロコンピュータ50の構成を簡略化して示すブロック図である。マイクロコンピュータ50は、CPU51、バックアップ電源54付のRAM52およびROM53を備えている。CPU51は、ROM53に記憶されているプログラムに従って、出力色セレクト回路44(図2参照)から与えられる入力画像データを処理する。また、CPU51には、複写機本体1(図1参照)の上面に設けられた操作部10が接続されている。
【0028】
操作部10には、複写開始を指示するためのスタートキー11、複写枚数などを入力するためのテンキー12、画質を調整するための画質調整キー13、モード設定キー14などが備えられている。
画質調整キー13は、複写画像の画質を変更したいときに使用されるものである。具体的には、画像の画質をたとえば6種類に変更できるように、画質調整キー13には、シックキー、コントラストキー、ライトキー、クリアキー、スムーズキー、ヘビーキーが備えられている。複写動作が開始される前に画質調整キー13のうちの1つが選択されて押されると、複写画像の画質が、選択された画質に自動的に変更される。画質調整キー13が押されないときには、原稿画像を忠実に再現した画像が形成される。
【0029】
モード設定キー14には、文字モードキーおよび写真モードキーが含まれている。文字モードキーが押されているときは、レーザ走査部32の出力モードは、画像濃度を1024階調で表現するモードになる。また、写真モードキーが押されているときには、画像濃度を2048階調で表現する出力モードになる。
出力色セレクト回路44(図2参照)から与えられる画像データは、たとえば8ビット(256階調)のデータである。しかし、上述したように、レーザ走査部32が出力するレーザビームによって形成される画像の濃度は、1024階調または2048階調のどちらかで表現されなければならない。したがって、8ビットの入力画像データを10ビット(1024階調)または11ビット(2048階調)の画像データに変換する必要がある。このとき、8ビットの入力画像データを単に4倍または8倍して得られた10ビットまたは11ビットのデータを出力画像データとしても、原稿画像を忠実に再現することは不可能である。なぜなら、形成される画像の階調は、単位画素領域に付着するトナー量によって表されるので、トナーおよび感光体の特性などが階調表現に影響を与えるからである。
【0030】
そこで、RAM52には、トナーおよび感光体の特性などを考慮して作成された出力階調基準曲線が記憶されている。この出力階調基準曲線に従って出力画像データを決定すれば、原稿画像を忠実に再現できる。具体的には、出力階調基準曲線は、CPU51に与えられる8ビットの画像データをそれぞれ10ビットおよび11ビットの画像データに変換するための2種類の曲線が用意されており、それぞれテーブル化されて基準テーブルK1および基準テーブルK2としてRAM52に格納されている。
【0031】
ところが、画質調整キー13が押されたときには、原稿画像を忠実に再現するのではなく、画質が変更されなければならない。したがって、出力階調基準曲線とは異なる別の出力階調曲線に従う画像データ処理がなされなければならない。そこで、RAM52には、出力階調基準曲線を各画質に対応した出力階調曲線に変更させるための階調変更曲線がテーブル化されて格納されている。具体的には、操作部10に備えられている画質調整キー13からの入力に対応して、7つの階調変更テーブルH1ないしH7が格納されている。
【0032】
CPU51は、モード設定キー14および画質調整キー13からの入力に基づいて、使用すべき基準テーブルおよび変更テーブルをそれぞれ1つ選択する。そして、選択されたテーブルを使って、入力画像データが処理される。
図4は、基準テーブルK1に対応する出力階調基準曲線の一例を示す図である。入力画像データを横軸に、出力画像データを縦軸にとってある。出力階調基準曲線は、基準濃度パターンが形成された所定の基準濃度原稿の濃度が忠実に再現されるように設定されている。
【0033】
図5は、変更テーブルH1ないしH7にそれぞれ対応した階調変更曲線を示す図である。入力値を横軸に、出力値を縦軸にとってある。最大入力値および最大出力値は255である。
図5(a)は、変更テーブルH1に対応した階調変更曲線を示す。この階調変更曲線では、入力値に対する出力値が同じ値になっている。つまり、変更テーブルH1が用いられたときには、出力階調基準曲線は変更されない。したがって、変更テーブルH1は、画質調整キー13のどれもが押されなかったときに用いられるテーブルであり、このとき原稿画像は忠実に再現される。
【0034】
図5(b)は、変更テーブルH2に対応した階調変更曲線の一例を示す。変更テーブルH2は、画質調整キー13のうちのシックキーが押されたときに使用される。変更テーブルH2が用いられたときには、出力階調基準曲線が、入力階調レベルの低い部分では出力階調レベルが上がるように、入力階調レベルが高い部分では出力階調レベルが下がるように変更される。これにより、シックな画質の画像が得られる。
【0035】
図5(c)は、変更テーブルH3に対応した階調変更曲線の一例を示す。変更テーブルH3は、画質調整キー13のうちのコントラストキーが押されたときに使用される。変更テーブルH3が用いられたときには、階調変化が大きくなるように、出力階調基準曲線が変更される。これにより、めりはりのきいたコントラストの高い画像が得られる。
【0036】
図5(d)は、変更テーブルH4に対応した階調変更曲線の一例を示す。変更テーブルH4は、画質調整キー13のうちのライトキーが押されたときに使用される。変更テーブルH4が用いられたときには、全体的に出力階調レベルが下がるように、出力階調基準曲線が変更される。これにより、軽いタッチの画像が得られる。
【0037】
図5(e)は、変更テーブルH5に対応した階調変更曲線の一例を示す。変更テーブルH5は、画質調整キー13のうちのクリアキーが押されたときに使用される。変更テーブルH5が用いられたときには、出力階調基準曲線が、黒データに関して、全体的に出力階調レベルが上がるように変更される。シアン、マゼンタおよびイエローのデータに関しては、入力階調レベルの低い部分では出力階調レベルが下がるように、高い部分では出力階調レベルが上がるように変更される。これにより、クリアな画質の画像が得られる。
【0038】
図5(f)は、変更テーブルH6に対応した階調変更曲線の一例を示す。変更テーブルH6は、画質調整キー13のうちのスムーズキーが押されたときに使用される。変更テーブルH6が用いられたときには、出力階調基準曲線が、出力階調レベルの変化が比較的少なくなるように変更される。これにより、滑らかでコントラストの小さな画像が得られる。
【0039】
図5(g)は、変更テーブルH7に対応した階調変更曲線の一例を示す。変更テーブルH7は、画質調整キー13のうちのヘビーキーが押されたときに使用される。変更テーブルH7が用いられたときには、出力階調基準曲線が、全体的に出力階調レベルが上がるように変更される。これにより、重いタッチの画像が得られる。
【0040】
図6は、出力階調基準曲線を階調変更曲線に基づいて変更し、新たな出力階調曲線を作成するための処理を説明するための図である。
なお、以下の説明においては、使用者によって画質調整キー13のうちのシックキーが押されているときに、値「200」の画像データがCPU51に入力された場合を想定する。また、レーザ走査部32の出力モードは、1024階調で画像濃度を表現するモードであるとする。
【0041】
図6を参照して、入力画像データ「200」に対応する出力階調基準曲線L1上の出力値Qk は「644」である。まず、この出力値Qk に対応する階調変更曲線L2(シックキーに対応)上の値を求めるために、出力値Qk を正規化する。具体的には、出力値Qk を正規化倍率αで割る。正規化倍率αとは、レーザ走査部32の出力階調数1024を階調変更曲線L2の入力階調数256で割ったものであり、上述の想定下では、αは4(=1024/256)となる。次に、出力値Qk を正規化倍率αで割った結果Ph (=161=644÷4)に対する、階調変更曲線L2上の出力値Qh を求める。図6の例では、出力値Qh は「123」である。
【0042】
さらに、出力値Qh を、出力階調基準曲線L1の出力値Qk 「644」を正規化して求めたPh (=161)から引き、その結果に正規化倍率αをかけて非正規化する。上述の想定では、非正規化されたときの値は「152」(=4×(161−123))となる。そして、出力階調基準曲線L1上の出力値Qk 「644」から、求めた値「152」を引いた値「492」が、新たな出力階調曲線L4上の出力値Qとなる。つまり、出力値Qは、出力階調曲線L4上の入力画像データ「200」に対応する値である。
【0043】
上述の処理を式にすると、次の第(1)式のように表される。
Q=Qk −α(Ph −Qh ) ‥‥‥(1)
なお、上記式において、(Ph −Qh )は、階調変更曲線L2上の値Qh の無変更曲線L3からの偏差を表している。無変更曲線L3は、出力階調基準曲線を変更しないような曲線である。
【0044】
このようにして、入力画像データに対する出力値Qを順次求めることによって、出力階調曲線L4を作成することができる。ただし、この実施形態においては、実際には出力階調曲線は作成されず、CPU51に入力された画像データに対する値のみが求められる。
出力画像データQを求める際に、出力値Qh に正規化倍率α(=4)を乗じることが考えられる。しかし、この場合には、出力画像データQの下位2ビットは「00」となってしまい、出力画像データQは正規化倍率α(=4)ごとの値になる。これに対して、上記第(1)式のようにして出力画像データQを求めると、入力画像データに対する出力階調基準曲線L1上の値Qk の下位2ビットのデータが出力画像データQの下位2ビットのデータとなる。したがって、出力画像データQは正規化倍率αごとの値だけでなく、出力階調範囲内の任意の値をとることができる。これにより、入力画像データに対する出力画像データを表す曲線は、滑らかに変化する曲線となる。
【0045】
図7は、出力画像データが生成されるときのCPU51の動作を概念的に説明するための図である。CPU51に入力された画像データは、レーザ走査部32の出力モードに対応した基準テーブルにアドレスとして与えられる。具体的には、モード設定キー14からの入力が調べられて、レーザ走査部32の出力モードが画像濃度を1024階調で表現するモードと判別されたときは、RAM52に格納されている基準テーブルK1のアドレス指定が行われる。また、画像濃度を2048階調で表現する出力モードと判別されたときには、RAM52に格納されている基準テーブルK2のアドレス指定が行われる。
【0046】
上述の想定の下では、入力画像データに基づいて基準テーブルK1のアドレス指定が行われる。このアドレス指定に基づいて、10ビットのデータQk が得られる。そして、10ビットのデータQk は、上位8ビットを取り出すことによって容易に正規化され、8ビットのデータPh (Qk /4)となる。
一方、CPU51は、画質調整キー13からの入力の有無を調べる。画質調整キー13から入力があったときには、その入力に対応した変更テーブルにデータPh をアドレスとして与える。また、画質調整キー13からの入力が無かったときには、変更テーブルH1にデータPh をアドレスとして与える。
【0047】
上述の想定では、画質調整キー13のシックキーが押されているから、データPh に基づいて変更テーブルH2のアドレス指定が行われる。このアドレス指定に基づいて、8ビットのデータQh が得られる。
次に、変更テーブルH2によって変更される前の8ビットの階調データPh から、変更後の8ビットのデータQh が、減算部71において減じられる。この結果生成されたデータは、乗算部72において、上述の正規化倍率αが乗じられることで、非正規化される。上述の想定下では正規化倍率が4であるから、上位ビット側へ2ビットシフトして10ビットのデータを作成することにより、非正規化が達成される。
【0048】
さらに、基準テーブルK1からの10ビットのデータQk から、乗算部72において生成された10ビットのデータが、減算部73において減算される。この結果作成された10ビットのデータQが、出力部3に与えられるべき出力画像データとなる。
このようにして得られたデータQをレーザ走査部32に入力すれば、所望の画質の画像を形成することができる。
【0049】
以上のように、基準テーブルK1およびK2のうちの1つと、変更テーブルH1ないしH7のうちの1つとを用いて入力画像データが処理されることで、所望の画質に応じて、レーザ走査部32に与えるべき出力画像データが作成される。したがって、RAM52には合計9つのテーブルを格納しておくだけで、種々の画質の画像の形成が可能になる。すなわち、2つの出力モードのそれぞれに対して7つの出力階調曲線をテーブル化して、合計14個のテーブルをRAM52に格納しておく必要はない。
【0050】
具体的には、次式で示す割合で、画質調整用テーブルの記憶容量を削減できる。
【0051】
【数1】
Figure 0003550456
【0052】
ゆえに、テーブルを記憶するために、RAM52内の大きな領域が使用されることがない。したがって、レーザ走査部32の出力モード数が増やされたり、画質の変更パターンがさらに多くされても、RAM52の記憶容量が圧迫されることがない。換言すれば、RAM52としては、小容量のRAMを用いることができる。
【0053】
次に、本発明の他の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態では、CPU51(図3参照)は、実際には出力階調曲線を作成せず、入力された画像データに対する値のみが求められる場合についてのみ説明した。しかし、CPU51の処理速度が速い場合には、画質調整キー13およびモード設定キー14からの出力に応じた出力階調曲線を表すテーブルを、基準テーブルK1,K2および変更テーブルH1〜H7に基づいて作成し、この作成されたテーブルに従って出力画像データを作成してもよい。
【0054】
このときのCPU51の動作について、図8に示すフローチャートの流れに従って、図3および図7を参照しながら説明する。
複写動作が開始されると、CPU51は、モード設定キー14からの入力に基づいて、出力モードに応じた基準テーブルを選択する(ステップS1)。また、画質調整キー13からの入力に応じた変更テーブルを選択する(ステップS2)。そして、このときの出力モードに相当する出力階調数が256で割られて、正規化倍率αが求められる(ステップS3)。
【0055】
その後、CPU51は、入力データXを「0」として、この「0」をアドレスとして基準テーブルに与える(ステップS4)。基準テーブルから読み出されたデータQk が正規化倍率αで割られて、正規化されたデータPh が生成される(ステップS5)。データPh は変更テーブルにアドレスとして与えられて、データQh が生成される。そして、データQk から、データPh からデータQh を減じたものに正規化倍率をかけて生成されたデータを減じることで、入力データ「0」に対応した出力データQが得られる(ステップS6)。
【0056】
次に、このときの入力データX(=0)に1を加えたものを新たな入力データXとして、基準テーブルのアドレス指定が行われる(ステップS7)。すなわち、入力画像データ「1」が、基準テーブルにアドレスとして与えられる。このとき、新たな入力データXが255以下かどうかが、ステップS8で判断される。この判断が肯定されたときは、ステップS5ないしステップS7の処理が行われる。
【0057】
ステップS5ないしステップS8の処理が繰り返されて、ステップS8の判断が否定されたとき、すなわち、入力データXが256以上になったときに、処理が終了する。
このようにして、入力データ「0〜255」に対応する出力データが求められて、テーブルとしてRAM52に格納される。このテーブルは、そのときの出力モードおよび選択された画質に相当する出力階調曲線に他ならない。そして、実際に原稿画像が読み取られて、画像データがCPU51に入力されると、入力画像データに基づいて該テーブルが検索されて、出力画像データが生成される。
【0058】
本発明の実施形態の説明は以上のとおりであるが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、たとえば、上述の実施形態では、本発明がディジタルカラー複写機に適用される場合について説明したが、パーソナルコンピュータによる画像処理などに適用することもできる。
この他、特許請求の範囲に記載された範囲で、種々の変更を施すことが可能である。
【0059】
【発明の効果】
この発明によれば、画質の種類ごとおよび出力モードごとなどに出力階調曲線を記憶しておく必要がないので、記憶手段に記憶させるべき情報量を少なくすることができる。したがって、記憶容量の小さな記憶手段を用いることができる。
【0060】
また、出力画像データは、正規化倍率ごとの出力階調値だけでなく、出力階調範囲内の任意の値をとることができる。したがって、高品位の画像表現が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されるディジタルカラー複写機の内部構成を簡略化して示す断面図である。
【図2】画像処理部4の内部構成を説明するためのブロック図である。
【図3】マイクロコンピュータ50の構成を簡略化して示すブロック図である。
【図4】基準テーブルK1に対応する出力階調基準曲線を示す図である。
【図5】変更テーブルH1ないしH7にそれぞれ対応した階調変更曲線を示す図である。
【図6】出力階調基準曲線を階調変更曲線に基づいて変更し、新たな出力階調曲線上の値に相当する出力画像データを作成するための処理を説明するための図である。
【図7】出力画像データが生成されるときのCPU51の動作を概念的に説明するための図である。
【図8】本発明の他の実施形態におけるCPU51の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
4 画像処理部
10 操作部
50 マイクロコンピュータ
51 CPU
52 RAM
53 ROM

Claims (1)

  1. 入力画像データを出力階調曲線に従って処理し、画質が調整された画像に対応する出力画像データを作成するための装置であって、
    出力階調曲線と同じ出力値幅を有しており、出力階調曲線を作成する際に基準として用いられる出力階調基準曲線を記憶した出力階調基準曲線記憶手段と、
    上記出力階調曲線の出力値幅よりも小さな入力値幅およびこの入力値幅に等しい出力値幅を有しており、上記出力階調基準曲線を変更せずに、上記出力階調基準曲線をそのまま出力階調曲線とする際に用いられる無変更曲線を記憶した無変更曲線記憶手段と、
    上記無変更曲線と同じ入力値幅および出力値幅を有しており、上記出力階調基準曲線を変更して出力階調曲線を作成する際に用いられる複数の階調変更曲線を記憶した階調変更曲線記憶手段と、
    上記複数の階調変更曲線の中から1つの階調変更曲線を選択する階調変更曲線選択手段と、
    入力画像データに対応する上記出力階調基準曲線上の出力値を、上記階調変更曲線選択手段によって選択された階調変更曲線の入力値幅に対する上記出力階調基準曲線の出力値幅の比である正規化倍率で除算し、上記階調変更曲線選択手段によって選択された階調変更曲線上の当該除算値に対応する出力値を求め、さらに、この求めた出力値と上記除算値に対応する上記無変更曲線上の出力値との偏差を求めて、その偏差に上記正規化倍率を乗算し、当該乗算値を入力画像データに対応する上記出力階調基準曲線上の出力値から減算して得られる値を、上記出力階調基準曲線を上記階調変更曲線選択手段によって選択された階調変更曲線に基づいて変更して作成されるべき出力階調曲線上の入力画像データに対応する出力画像データとして求める演算手段と
    を含むことを特徴とする画像データ処理装置。
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