JP2007155963A - 画像形成装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明トナーを用いて色再現域、粒状性に優れた画像を形成する。
【解決手段】コマンド解釈手段403は、オブジェクト毎に描画コマンドを解釈し、オブジェクト情報(文字/グラフィック/イメージ情報)と、透明トナーを使用するか否かのモード情報を出力する。色補正手段405は、写真オブジェクトにおいて、透明トナーを使用するモードでは、墨生成量を多くし、透明トナーを使用しないモードでは、墨生成量を少なくする。また、透明トナーを使用するモードでは、透明トナー量の分だけ総量規制値が小さいので、色トナーのトナー総量を少なくする。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルカラー複写機やカラーレーザープリンタなどトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置、方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
電子写真プリンタにおいて、CMYKのカラートナーに加えて透明トナーを用いることにより出力画像の光沢を均一にする技術が種々提案されている。
特許文献1は、単位面積毎にCMYKのトナー総量から透明トナー量を決定するもので、CMYKのトナー総量が多いほど透明トナー量を少なくすることで、トナーのパイルハイトをほぼ一定にし、出力画像の光沢をほぼ一定にする。
特許文献2は、記録紙の表面の粗さ度合いに応じて透明トナー量を決定するもので、表面の粗さ度合いが大きい記録紙の場合には透明トナー量を多くし、表面の粗さ度合いが小さい記録紙の場合には透明トナー量を少なくすることで、光沢が一様な画像を定着ロールへのトナーのオフセットがなく得ることができる。また、透明トナーを用いることにより、光沢の均一性を高めるだけでなく、色再現域や粒状性の向上にも効果がある。
特許文献3は、最初に透明トナー、その後にカラートナー(CMYKトナー)を現像し、重ね合わされたトナー像を記録紙に一括転写することにより、透明トナー層の一部が記録紙に転写されずに残ったとしても、カラートナー層は完全に転写されるので、色再現に優れた画像を形成することができる。さらに、現在の電子写真プリンタでは、定着時にトナーを加熱・加圧するため、濃淡を表現するために用いられる網点ドットを形成するトナーが潰されて変形し、これが粒状性悪化の要因の1つとなる。これは最上層に位置する色トナーのドットほど影響が大きい。しかし、透明トナーを最上層に設けることにより、色トナーのドットに対する定着時の潰れを抑えることができ、粒状性が向上する。
特開平10−55089号公報 特許第3518257号公報 特開平8−106195号公報
電子写真プリンタではトナー総量が多くなると、転写不良や定着不良が発生するため、画素単位(あるいは小領域単位)でトナー総量に制限を設けている。このトナー総量の制限(総量規制値)は一般的には200%〜250%程度であり、この値を超える場合には、総量規制処理によりCMYトナーの量を減らすことで、総量規制値以内に収める。画像の高濃度部では、トナー総量が多くなるので、この総量規制処理がかかりやすくなるが、総量規制処理によりCMYトナーの量を減らすことは、図3に示すように形成される画像の色再現域を狭くすることになる。
透明トナーを用いる場合には、その分だけトナー総量が増えるので、画像の高濃度部ではさらに総量規制値を超えやすくなり、総量規制処理がかかりやすくなる。そのため、透明トナーを用いることで色再現に優れた画像を形成できるはずであるが、結果として色再現域の狭い画像しか得られないことになってしまう。
本発明は上記した問題点に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、透明トナーを用いて色再現域、粒状性に優れた画像を形成する画像形成装置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
請求項1、10の発明は、透明トナーを使用する画像形成モードでは、透明トナーを使用しない画像形成モードよりも、色トナーの総量を少なくすることにより、透明トナーを使用する場合でも総量規制にかかりにくくすることを目的とする。
請求項2の発明は、ユーザに透明トナーの使用を選択させることにより、ユーザが望む画質の画像を提供することを目的とする。
請求項3、4、11、12の発明は、透明トナーを使用する画像形成モードでは、墨生成/下色除去(BG/UCR)量を多くすることにより、色トナーの総量を少なくすることを目的とする。
請求項5、6、13、14の発明は、透明トナーを使用する画像形成モードでは、淡トナーの使用量を少なくすることにより、色トナーの総量を少なくすることを目的とする。
請求項7、8、15、16の発明は、透明トナーを使用する必要がある領域に対してのみ、透明トナーを使用して画質を向上させることを目的とする。
請求項9、17の発明は、透明トナーを用紙上でトナー層の最上面となるように、画像の全面または着色剤を含むトナーのドットが存在する個所にのみ付着させることにより、転写・定着による色再現域・粒状性の悪化を抑えることを目的とする。
本発明は、着色剤を含む色トナーと着色剤を含まない透明トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、透明トナーを使用する画像形成モードと、透明トナーを使用しない画像形成モードを有し、透明トナーを使用する画像形成モードでは、透明トナーを使用しない画像形成モードよりも、着色剤を含む色トナーのトナー総量を少なくすることを最も主要な特徴とする。
本発明(請求項1、10)によれば、透明トナーを使用する画像形成モードでは、透明トナーを使用しない画像形成モードよりも、色トナーの総量を少なくすることにより、透明トナーを使用する場合でも総量規制にかかりにくくすることができ、色再現域の良い画像を形成することができる。
本発明(請求項2)によれば、ユーザに透明トナーの使用を選択させることにより、ユーザが望む画質の画像を提供することができる。
本発明(請求項3、4、11、12)によれば、透明トナーを使用する画像形成モードでは、墨生成/下色除去(BG/UCR)量を多くすることにより、色トナーの総量を少なくすることができ、総量規制にかかりにくくすることができる。
本発明(請求項5、6、13、14)によれば、透明トナーを使用する画像形成モードでは、淡トナーの使用量を少なくすることにより、色トナーの総量を少なくすることができ、総量規制にかかりにくくすることができる。
本発明(請求項7、8、15、16)によれば、透明トナーを使用する必要がある領域に対してのみ、透明トナーを使用して画質を向上させることができる。
本発明(請求項9、17)によれば、透明トナーを用紙上でトナー層の最上面となるように、画像の全面または着色剤を含むトナーのドットが存在する個所にのみ付着させることにより、転写・定着による色再現域・粒状性の悪化を抑えることができる。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
実施例1:
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略図である。図1を用いて基本的な画像形成動作を説明する。記録紙1は給紙コロ2によって一枚ずつ分離して呼び出され、搬送ローラ対3へと搬送される。さらに搬送ローラ対3は記録紙1を搬送し、レジストローラ対4へと搬送する。レジストローラ対4は図示しないレジストクラッチによってローラの回転、停止を自在にコントロールできる構成を採り、後述する一連の画像形成プロセス完了を待つために、一旦レジストローラ対4で記録紙1を停止させる。
点線36で囲んだ部分はブラック版の作像ステーションである。感光体11の周りに帯電チャージャ12、露光ビーム13、現像器14、クリーニングブレード15、1次転写チャージャ16が配置されており、一連の作像動作を行うものである。帯電チャージャ12によって一様に帯電された感光体11の表面に対して、図示しない書き込みユニットから露光ビーム13が照射され、感光体上に潜像が形成される。現像器14では前記潜像に対してブラックトナーを現像し、トナー像として可視化させる。さらにトナー像は1次転写チャージャ16によって中間転写ベルト40に転写される。感光体11上に残留したトナーはクリーニングブレード15によって掻き取られる。さらに、再び帯電チャージャ12により帯電され、以降、上述の画像形成動作を繰り返し行う。
点線37、38、39で囲んだ部分は、それぞれシアン版、マゼンタ版、イエロー版の作像ステーションであり、ブラック版と同様の動作によって、各版のトナー像を中間転写ベルト40に転写する。さらに、点線35で囲んだ部分は、透明トナー版の作像ステーションであり、その動作は他の色版と同様である。
すべての版のトナー像を転写ベルト40に転写させた後、レジストローラ対4で一旦停止させておいた記録紙1を、タイミングを合わせて再搬送させ、2次転写チャージャ41で記録紙上にトナー像を転写させる。次いで定着装置43に搬送され、熱と圧力によって未定着トナーは記録紙に定着され、出力される。中間転写ベルト40上に残存したトナーは、中間転写クリーナ42をベルトに当接させることによって掻き取られ、中間転写ベルト40はクリーニングされる。
透明トナーは転写ベルト40上では、最下層(転写ベルト側)に位置するため、記録紙1にトナー像を転写する際に、透明トナー以外の色版のトナーは転写ベルト40上にほとんど残存しない。よって色再現域の良い画像を形成できる。また、定着装置43で定着される際には、記録紙1上で透明トナーが最上層にあるため、圧力を加えた際に透明トナー以外の色版のドットが潰されて変形する可能性が少なく、粒状性の悪化を抑えることができる。
図4は、実施例1の画像処理のブロック図を示す。画像処理手段402は図1の画像形成装置内、あるいは、PC上で実行される。
ユーザがPC401のアプリケーションなどから印刷を指示すると、プリンタドライバを介してPDL(Printer Descript Language)表記されたプリンタコマンドが出力される。プリンタコマンドは、文字/グラフィック/イメージの3種類のオブジェクトに対する描画コマンドからなる。また、ユーザはPC401上でプリンタドライバの印刷設定画面から透明トナーを使用するか否かを指示でき、その指示情報(モード情報)も併せて出力する。
コマンド解釈手段403は、送られてきたオブジェクト毎に描画コマンドを解釈し、展開手段404は図示しない描画メモリ上にRGBデータとして画像を展開する。また、オブジェクト情報(文字/グラフィック/イメージのいずれに属するかの情報)と、透明トナーを使用するか否かのモード情報を出力する。
色補正手段405は、RGBデータをCMYBkデータに変換する。この色補正手段405には、オブジェクト情報とモード情報も入力される。色補正手段の処理の詳細は後述する。
総量規制手段406は、CMYBkデータに対して、以下の式(1)により総量規制を行う。
if((C+M+Y+Bk)>総量規制値)
C′=C×(総量規制値×255/100−Bk)/(C+M+Y)
M′=M×(総量規制値×255/100−Bk)/(C+M+Y)
Y′=Y×(総量規制値×255/100−Bk)/(C+M+Y) 式(1)
ただし、CMYKBkデータは0(白)〜255(黒)の値をとるものとする。C′,M′,Y′が総量規制後の値であり、Bkは総量規制によって変更されない。
総量規制値は例えば250%という値であるが、透明トナーを使用する場合には、透明トナーの量の分だけ総量規制値を低くする必要がある。例えば透明トナーを100%の層厚で形成する場合には、総量規制値は150%とする。
中間調処理手段407は、CMYBkデータの各々にディザ処理や誤差拡散処理などの中間調処理を行い、各色の各画素のドットON/OFF情報をプリンタ409へ送出する。
透明版データ生成手段408は、モード情報が透明トナーを使用するモードである場合に、写真オブジェクトの領域に対して透明トナーのドットを出力するように、透明版の各画素のドットON/OFF情報をプリンタ409へ送出する。
以下、色補正手段405の処理について説明する。図6は色補正手段のブロック図である。色補正手段405に入力されたRGBデータは、マスキング手段601で以下のようなマスキング演算(式(2))により、プリンタ依存のCMYデータへと変換される。
C0=c11×R+c12×G+c13×B+c14
M0=c21×R+c22×G+c23×B+c24
Y0=c31×R+c32×G+c33×B+c34 式(2)
但し、c11〜c34は予め定められた色補正係数である。
次に、墨生成手段602において、Bkデータを生成する。Bk信号は、墨生成パラメータαと墨開始点Thr1を用いて、次式(3)のように表される。
Min(C0,M0,Y0)>Thr1のとき
Bk=α×( Min(C0,M0,Y0)−Thr1)
Min(C0,M0,Y0)≦Thr1のとき
Bk=0 式(3)
墨生成パラメータαと墨開始点Thr1により、墨生成量を制御することができる。図8は、Min(C0,M0,Y0)の量に対して生成されるBk信号の量を示したものであり、(a)はMin(C0,M0,Y0)=30から墨が入り始めるような墨生成量が多い設定であり、(b)はMin(C0,M0,Y0)=128から墨が入り始めるような墨生成量が少ない設定である。具体的には、(a)はThr1=30,α=1.13であり、(b)はThr1=128,α=2.0である。
墨生成手段602には、モード情報(1ビット)とオブジェクト情報(2ビット)が入力され、この2つの情報(3ビット)によって図9に示すように墨生成量が制御される(切り換えられる)。写真オブジェクトにおいて、透明トナーを使用するモードでは、墨生成量を多く(図8(a)に切り換え設定)、透明トナーを使用しないモードでは、墨生成量を少なく(図8(b)に切り換え設定)する。また、文字オブジェクト、グラフィックオブジェクトでは、墨生成量を多く(図8(a)に切り換え設定)する。
さらに、UCR(下色除去)手段603では、C0M0Y0信号と墨生成手段602で生成したBk信号から以下の算出式(4)により、墨成分を差し引いたCMY信号を生成する。
C=C0−β×Bk
M=M0−β×Bk
Y=Y0−β×Bk 式(4)
UCRパラメータβによって、UCR量を制御することができ、βが大きいほど、UCR量が多くなる。
UCR手段603には、モード情報が入力され、この情報によってUCR量が制御される。透明トナーを使用するモードではUCR量を多く(例えばβ=1.0に設定)、透明トナーを使用しないモードではUCR量を少なく(例えばβ=0.5に設定)する。
図10は、CMYBkのトナー総量を模式的に示したものであり、(a)は透明トナーを使用するモード、(b)は透明トナーを使用しないモードである。透明トナーを使用するモードでは、墨生成量とUCR量が多いので、透明トナーを使用しないモードに比べて、中・高濃度部においてCMYBkのトナー総量は少なくなる。透明トナーを使用するモードでは、透明トナーのトナー量の分だけ総量規制値が小さくなっているので、CMYBkのトナー総量を少なくすることによって、総量規制値を超えることを防止する。
(c)は透明トナーを使用するモードで、さらに透明トナーの分だけトナー量を加算した場合((a)に透明トナーの分が加算されたもの)のトナー総量である。透明トナーの分だけトナー総量が増えても、トナー量総量の最大値は透明トナーを使用しない場合の(b)以下に抑えられていることが分かる。
本実施例の構成により、透明トナーを用いて粒状性を向上させながら、総量規制処理による色再現域の低下を防止することができる。なお、色補正手段405では、ダイレクトマッピング方式と呼ばれる色変換方法を用いても良い。これは、RGB空間の色立体に格子点を設け、その格子点上でのRGBからCMYBkへの変換をルックアップテーブル(LUT)として持ち、入力されたRGBデータ近傍の複数の格子点から補間処理によって直接CMYBkを算出するものである。このダイレクトマッピング方式のLUTをオブジェクト情報とモード情報に応じて切り替えれば、同様の効果を得ることができる。
実施例2:
実施例2は、ブラックについて、濃淡2種類のトナーを使用する場合の実施例である。図2は、本発明の実施例2に係る画像形成装置の概略図である。淡ブラック(Lk)用の作像ステーション50が追加されている以外は、図1と同じである。淡ブラックトナーを追加することにより、通常のブラックトナーのみを使用する場合に比べて粒状性を向上することができるが、それに加えて透明トナーを使用することにより、さらに粒状性を向上することができる。
図5は、実施例2の画像処理のブロック図を示す。画像処理手段502は図2の画像形成装置内、あるいは、PC上で実行される。PC501、コマンド解釈手段503、展開手段504は、実施例1と同様である。
色補正手段505は、RGBデータをCMYBkLkデータに変換する。この色補正手段505には、オブジェクト情報とモード情報も入力される。色補正手段の処理の詳細は後述する。
総量規制手段506は、CMYBkLkデータに対して、以下の式(5)により総量規制を行う。
if((C+M+Y+Bk+Lk)>総量規制値)
C′=C×(総量規制値×255/100−Bk−Lk)/(C+M+Y)
M′=M×(総量規制値×255/100−Bk−Lk)/(C+M+Y)
Y′=Y×(総量規制値×255/100−Bk−Lk)/(C+M+Y) 式(5)
ただし、CMYKBkLkデータは0(白)〜255(黒)の値をとるものとする。
C′,M′,Y′が総量規制後の値であり、BkとLkは総量規制によって変更されない。総量規制値は例えば250%という値であるが、透明トナーを使用する場合には、透明トナーの量の分だけ総量規制値を低くする必要がある。例えば透明トナーを100%の層厚で形成する場合には、総量規制値は150%とする。
中間調処理手段507は、CMYBkLkデータの各々にディザ処理や誤差拡散処理などの中間調処理を行い、各色の各画素のドットON/OFF情報をプリンタ509へ送出する。透明版データ生成手段508は、実施例1と同様である。
以下、色補正手段505の処理について説明する。図7は、実施例2の色補正手段のブロック図である。色補正手段505に入力されたRGBデータは、マスキング手段701で実施例1と同様に式(2)のマスキング演算により、プリンタ依存のCMYデータへと変換される。
次に、墨生成手段702において、以下の式(6)によりK0データを生成する。
K0=Min(C0,M0,Y0) 式(6)
UCR(下色除去)手段703では、C0M0Y0信号と墨生成手段702で生成したK0信号から以下の算出式(7)により、墨成分を差し引いたCMY信号を生成する。
C=C0−K0
M=M0−K0
Y=Y0−K0 式(7)
また、濃淡分版手段704では、墨生成手段702で生成したK0信号を濃淡ブラック信号Bk,Lkに分版する。この分版処理は、図11に示すような分版テーブルを用いて行われる。図11(a)は、中・高濃度部でLkの使用量を抑えた分版テーブルであり、(b)は、Lkを多く使用する分版テーブルである。濃淡分版手段704にはモード情報とオブジェクト情報が入力され、この2つの情報によって、図12に示すように分版テーブルを切り替える。写真オブジェクトにおいて、透明トナーを使用するモードでは、Lkの使用量を少なく(図11(a)に設定)、透明トナーを使用しないモードではLkの使用量を多く(図11(b)に設定)する。また、文字オブジェクト、グラフィックオブジェクトでは、Lkの使用量を少なく(図11(a)に設定)する。
図13は、BkLkのトナー総量を模式的に示したものであり、(a)は透明トナーを使用するモード、(b)は透明トナーを使用しないモードである。透明トナーを使用するモードでは、中・高濃度部でのLkの使用量が少ないので、透明トナーを使用しないモードに比べて、中・高濃度部においてBkLkのトナー総量は少なくなる。透明トナーを使用するモードでは、透明トナーのトナー量の分だけ総量規制値が小さくなっているので、BkLkのトナー総量を少なくすることによって、総量規制値を超えることを防止する。
(c)は透明トナーを使用するモードで、さらに透明トナーの分だけトナー量を加算した場合((a)に透明トナーの分が加算されたもの)のトナー総量である。透明トナーの分だけトナー総量が増えても、トナー量総量の最大値は透明トナーを使用しない場合の(b)と同等に抑えられていることが分かる。
本実施例の構成により、透明トナーを用いて粒状性を向上させながら、総量規制処理による色再現域の低下を防止することができる。なお、本実施例においても、色補正505でダイレクトマッピング方式を用いて、RGBからCMYBkLkへと直接変換することができ、このときのLUTをオブジェクト情報とモード情報に応じて切り替えれば、同様の効果を得ることができる。また、ブラック以外の色について濃淡トナーを用いる場合も同様に濃淡トナーの使用量を制御することで、同様の効果を得ることができる。
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の構成を示す。 本発明の実施例2に係る画像形成装置の構成を示す。 総量規制処理により画像の色再現域が狭くなることを説明する図である。 実施例1の画像処理手段の構成を示す。 実施例2の画像処理手段の構成を示す。 実施例1の色補正手段の構成を示す。 実施例2の色補正手段の構成を示す。 透明トナーの使用/不使用モードに応じた墨生成量を示す。 オブジェクト情報、モード情報と墨生成量との関係を示す。 CMYBkのトナー総量を示す。 K信号をBkとLkに分版する分版テーブルを示す。 オブジェクト情報、モード情報と分版テーブルとの関係を示す。 BkLkのトナー総量を示す。
符号の説明
401 PC
402 画像処理手段
403 コマンド解釈手段
404 展開手段
405 色補正手段
406 総量規制手段
407 中間調処理手段
408 透明版データ生成手段
409 プリンタ

Claims (19)

  1. 着色剤を含む色トナーと着色剤を含まない透明トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、透明トナーを使用する画像形成モード(以下、第1のモード)と、透明トナーを使用しない画像形成モード(以下、第2のモード)を有し、前記第1のモードでは、前記第2のモードよりも、着色剤を含む色トナーのトナー総量を少なくすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のモードまたは第2のモードを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のモードでは、前記第2のモードよりも墨生成/下色除去(BG/UCR)量を多くすることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記墨生成/下色除去(BG/UCR)量は、画像の中・高濃度部において多くすることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記着色剤を含む色トナーのうち、少なくとも一色は濃淡トナーであり、前記第1のモードでは、前記第2のモードよりも淡トナーの使用量を少なくすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記淡トナーの使用量は、画像の中・高濃度部において少なくすることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記第1のモードでは、特定の画像オブジェクトに対してのみ透明トナーを使用することを特徴とする請求項1〜3、5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記特定の画像オブジェクトは、写真オブジェクトであることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記透明トナーを、記録媒体(用紙)上でトナー層の最上面に位置するように、画像の全面または着色剤を含むトナーのドットが存在する個所にのみ付着させて画像を形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 着色剤を含む色トナーと着色剤を含まない透明トナーを用いて画像を形成する画像形成方法において、透明トナーを使用する画像形成モード(以下、第1のモード)と、透明トナーを使用しない画像形成モード(以下、第2のモード)を有し、前記第1のモードでは、前記第2のモードよりも、着色剤を含む色トナーのトナー総量を少なくすることを特徴とする画像形成方法。
  11. 前記第1のモードでは、前記第2のモードよりも墨生成/下色除去(BG/UCR)量を多くすることを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  12. 前記墨生成/下色除去(BG/UCR)量は、画像の中・高濃度部において多くすることを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  13. 前記着色剤を含む色トナーのうち、少なくとも一色は濃淡トナーであり、前記第1のモードでは、前記第2のモードよりも淡トナーの使用量を少なくすることを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  14. 前記淡トナーの使用量は、画像の中・高濃度部において少なくすることを特徴とする請求項13記載の画像形成方法。
  15. 前記第1のモードでは、特定の画像オブジェクトに対してのみ透明トナーを使用することを特徴とする請求項10、11または13記載の画像形成方法。
  16. 前記特定の画像オブジェクトは、写真オブジェクトであることを特徴とする請求項15記載の画像形成方法。
  17. 前記透明トナーを、記録媒体(用紙)上でトナー層の最上面に位置するように、画像の全面または着色剤を含むトナーのドットが存在する個所にのみ付着させて画像を形成することを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  18. 請求項10乃至17のいずれか1項に記載の画像形成方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  19. 請求項10乃至17のいずれか1項に記載の画像形成方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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