JP5934123B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/54Conversion of colour picture signals to a plurality of signals some of which represent particular mixed colours, e.g. for textile printing

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各カラートナー以外に、透明トナーを用いて画像光沢の調整を行う画像形成装置に関する。
従来、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各カラートナー(以後、CMYKカラートナーと称す)と透明トナーを使って印刷する画像形成装置があった(例えば、特許文献1参照)。
また従来の、CMYKカラートナーと透明トナーを使って印刷することが可能な画像形成装置においては、入力された画像データにおけるCMYK各画素の信号値に基づくヒストグラムを作成し、そのヒストグラムに基づいて、以下の3種類の印刷方式を選択するものがあった。
(1)非印字領域を含むハイライト領域が少ない場合、
CMYKカラートナー+低速印刷による光沢化、によって印刷処理し、
(2)非印字領域を含むハイライト領域が多い場合、
CMYKカラートナー+透明トナー+通常速度印刷、によって印刷処理し、
(3)CMYKカラートナー像の上に透明トナーを重ねた場合に画像形成装置の上限であるトナー総量を超過する領域が多い場合、
(CMYKカラートナー+通常速度印刷)+(透明トナー+通常速度印刷)を2度行なう(2パス)、によって印刷処理するものである。
特開2010−152209号公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、従来技術には、以下のような問題がある。
非印字領域を含むハイライト領域と中〜高濃度領域が混在するドキュメントを印刷する場合に、ヒストグラムの条件判定によって、上記(1)の透明トナーの塗布が行われない印刷方式や、或いは上記(3)の2パスによる印刷方式が選択される可能性がある。
上記(1)の印刷方式が選択された場合、光沢感を出すために透明トナーの補助が最も必要となるハイライト領域に対して透明トナーが塗布されないことになる。特に、高光沢なCMYKカラートナーを用いた場合、中〜高濃度領域では透明トナーを塗布しなくてもある一定の光沢感を得ることができるため、ハイライト領域にこそ透明トナーの塗布が必要となる。
一方、上記(3)の印刷方式が選択された場合、煩雑なオペレーションが強要されるとともに、2パス目の印刷時に冗長な透明トナーが消費される可能性がある。透明トナーは通常のCMYKカラートナーと比較して高価であることが多いため、透明トナーの消費は必要最低限に抑えることが望ましい。
本発明による画像形成装置は、複数の有色現像剤と透明現像剤とを使用して画像を形成する画像形成装置であって、
前記有色現像剤により形成される画像の画素毎に、入力する各有色画素値の合計値である第1の合計値を算出し、前記第1の合計値が予め定められた第1の閾値を超える場合には前記第1の合計値が前記第1の閾値を超えないように前記入力する有色画素値を補正した、また超えない場合は前記入力する有色画素値を補正しないままの制限済みの有色画素値を出力する現像剤総量規制部と、有色現像材により形成される画像の全画素の中から、前記制限済み有色画像値の合計値が最大となる画素の最大合計値を検出して保持する最大合計値検出保持部と、外部より入力するデータに基づいて第2の閾値を設定する閾値設定部と、前記最大合計値と前記第2の閾値とを比較して、大きい方を第3の閾値として出力する閾値調整部と、前記第3の閾値と前記制限済みの有色画素値の合計値である第2の合計値の差分値を算出し、前記差分値に基づいて、前記画素毎の、前記透明現像剤の量に対応する透明画素値を算出する透明現像剤量値算出部と
を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、透明トナーの使用量を適度に調整しながら、光沢感の高い画像を得ることが可能となる。
本発明による画像形成装置としての実施の形態1のプリンタの要部構成を示す概略構成図である。 ブラック(K)トナーの画像形成ユニット及びその周辺の概略構成を示す部分拡大図である。 実施の形態1のプリンタの、本発明に関与する要部動作を制御するコントローラ部の構成を示すブロック図である。 実施の形態1のプリンタの画像信号変換部の詳細なブロック図である。 実施の形態1のプリンタの動作の概略を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1のプリンタにおける画像信号変換処理の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。 トナー総量規制前後のCMYK画像信号に基づいて形成される画像をイメージした画像信号値の分布図で、(a)は総量規制前の有色トナーの画像信号値の分布領域の様子を示し、(b)は総量規制後の有色トナーの画像信号値の分布領域の様子を示す。 図7に示す各領域(A)〜(D)における透明トナー量閾値と透明画像信号値の関係を示す図である。 実施の形態2のプリンタの画像信号変換部の詳細なブロック図である。 実施の形態2のプリンタにおける画像信号変換処理の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。 実施の形態2のプリンタにおける画像信号変換処理の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明による画像形成装置としての実施の形態1のプリンタ1の要部構成を示す概略構成図である。
同図中、プリンタ1は、電子写真式のカラープリンタとしての構成を備え、プリンタエンジン100、後述するコントローラ部200(図3)及びプリンタエンジン制御部250(図3)とを備える。
プリンタエンジン100は、給紙トレイ101、給紙部106、画像形成部107、定着器108、排出部109、及び両面印刷ユニット110により構成されている。給紙トレイ101は、印刷用紙111を所定量備え、印刷する際に、その積層方向上方の印刷用紙を1枚ずつ所定のタイミングで給紙部106に排出し、排出された印刷用紙111は、給紙部106によって画像形成部107に給紙される。プリンタ1では、1つのジョブとしてプリンタ1に送られてきた画像情報に基づく画像を、画像形成部107に搬送される印刷用紙111に印刷する。尚同図中の印刷用紙111の搬送路(太線で示す)に示す矢印は、その位置での印刷用紙の搬送方向を示している。
画像形成部107は、ブラック(単にKと記す場合がある)、イエロー(単にYと記す場合がある)、マゼンタ(単にMと記す場合がある)、シアン(単にCと記す場合がある)、透明(単にClと記す場合がある)の各トナー像を形成する5つの画像形成ユニット150K,150Y,150M,150C,150Clを有し、印刷用紙111の挿入側から排出側に向かって順に並べて配設される。直列に並べられた5つの画像形成ユニット150K,150Y,150M,150C,150Clは、全て同じ構成でLED(Light Emitting Diode)方式のデジタルカラープリンタを構成し、使用されるトナーの種類、即ち、K、Y、M、C、Clのみが異なる。
ここでは用紙搬送方向の上流側から順に、ブラック(K)用の画像形成ユニット150K、イエロー(Y)用の画像形成ユニット150Y、マゼンタ(M)用の画像形成ユニット150M、シアン(C)用の画像形成ユニット150C、及び透明(Cl)用の画像形成ユニット150Clが配列されている。尚、トナー画像形成ユニット150K,150Y,150M,150C,150Clは、特に個々を区別する必要がなくて総称する場合にはトナー画像形成ユニット150と記す。
従って、ここでは簡単のため、代表してブラック(K)の画像形成ユニット150Kのみ、その概略構成を説明する。図2は、このトナー画像形成ユニット150K及びその周辺の概略構成を示す部分拡大図である。
同図に示すように、画像形成ユニット150Kは、感光体ドラム171、帯電ローラ172、現像ローラ173、供給ローラ174、LEDヘッド175、及び転写ローラ176を有する。感光体ドラム171の周囲には、その回転方向(同図の矢印方向)の上流側から順に、感光体ドラム171の表面を一様に帯電させるための帯電ローラ172、画像情報に基づいて一様に帯電された感光体ドラム171の表面を露光して静電潜像を形成るためのLEDヘッド175、この静電潜像上にトナーを載せてトナー現像を形成するための現像ローラ173、図示しない搬送ベルトによって搬送路(太線で示す)を搬送される印刷用紙111にトナー現像を転写する転写ローラ176が配置されている。
そして現像ローラ173に接して、図示しないトナーカートリッジから供給されるトナー(ここはブラック)を、その表面へ帯電して供給するためのトナー供給ローラ174が配置されている。尚、各画像形成ユニット150は、図示しない個別のモータにより駆動される。
印刷用紙111は、画像形成部107において同様にしてY、M、C、Clの各トナー像が順次重ねて転写された後、定着器108に搬送される。透明(Cl)のトナー像の転写が最後となるように配置したのは、有色現像剤としての有色トナーにより形成されたカラー画像の上に透明現像剤としての透明トナーにより形成される画像を重ねることによって出力画像の光沢感を増すためである。
定着器108は、定着用のローラと加圧用のローラとから構成され、例えば、ヒータ等による熱とローラ同士による圧力とによって、画像形成部107で印刷用紙111上に転写されたトナー像を同印刷用紙上に定着させる。トナー像が定着した印刷用紙111は、排出部109によってスタッカ部113に排出される。
両面印刷ユニット110は、定着器108よりも用紙搬送方向下流側に備えられ、両面印刷モード時に、図示しないガイド手段によって排出部109から送られてくる、一方の面にトナー像が定着した印刷用紙111を引込み部110bに一端引き入れた後、逆方向搬送により搬送路110aに導いて再度画像形成部107に送り出す。これによって、画像形成部107は、印刷用紙111のトナー像が定着していない他方の面にトナー像を転写でき、両面印刷が可能となる。
図3は、プリンタ1の、本発明に関与する要部動作を制御するコントローラ部200の構成を示すブロック図である。
同図において、印刷データ受信部201は、ネットワークやUSBなどのインタフェースであって、プリンタ外部から印刷データを受信し、印刷データバッファ202は、印刷データ受信部201で受信した印刷データを一時的に格納するバッファである。
編集処理部203は、印刷データバッファ202から印刷データを読み込み、ページ毎にコマンド解析や描画データの作成を行い、コマンド解析の結果をDisplayCode化してページバッファ204に格納する。尚、ここでは、印刷データに含まれる画像信号がRGB画像信号或いはCMYK画像信号であって、画素毎に各色が8ビットの値で表現されるものとする。
展開処理部205は、ページバッファ204から1ページ分のDisplayCodeを読み出し、ページ全体の印刷内容をラスタイメージに変換して中間ラスタバッファ206に格納し、画像信号変換部207は、中間ラスタバッファ206から1ページ分のラスタイメージを読み込み、RGB画像信号或いはCMYK画像信号の各色8ビットの画像信号値を、プリンタエンジン100で印刷可能なC、M、Y、KとClの各色1ビットの画像信号値に変換し、変換後のラスタイメージをラスタバッファ208に格納する。
オペレーションパネル209は、プリンタ1の状況の表示や利用者へのメッセージの表示を行うとともに、プリンタ1に対する利用者からの入力を受け付ける。プリンタエンジン制御部250は、ラスタバッファ208から1ページ分のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン100を動作させて、入力したラスタイメージの印刷を行う。
図4は、画像信号変換部207の詳細なブロック図である。同図を参照して画像信号変換部207の構成について更に説明する。
尚、トナーの量は、8ビットの各色の画像信号値がとりえる0〜255を0%〜100%に換算した場合に対応して、0%(0)、100%(255)、200%(510)、240%(612)、280%(714)等で表わす場合がある。
同図中、CMYK+透明トナー総量上限格納部12は、予めプリンタに定められた、画素当たり同時に積層することが可能なC、M、Y、K、及びClのトナーの総量上限値を格納しており、ここでは280%に設定されているものとする。CMYKトナー総量上限格納部11は、C、M、Y、K、及びClのトナーの総量上限を考慮して定められたC、M、Y、Kのトナーの総量上限値(画素当たり)を格納しており、ここでは240%に設定されているものとする。尚、CMYKトナー総量上限格納部11は有色現像剤閾値記憶部に相当する。
透明トナー量閾値格納部13は、オペレーションパネル209を介して外部から入力された、有色トナー像の上に積層させる透明トナー量の算出に使用する値を格納する部分であり、ここではその有効範囲を0%からC、M、Y、K、及びClのトナーの総量上限値(画素当たり)である280%までとする。
透明トナー量閾値補正部14は、CMYK+透明トナー総量上限格納部12に格納されているトナー総量上限値に基づいて、透明トナー量閾値格納部13に格納されている透明トナー量閾値の有効性を確認し、有効範囲を超えている場合は有効範囲内の値に補正して保持する。例えば、0%以下の場合は0%に補正し、280%以上の場合は280%に補正して保持する。尚、オペレーションパネル209、CMYK+透明トナー総量上限格納部12、透明トナー量閾値格納部13、及び透明トナー量閾値補正部14が閾値設定部に相当する。また透明トナー量閾値補正部14は、透明現像剤閾値記憶部にも相当する。
色変換処理部15は、入力した画像信号値をプリンタエンジン100で現像可能な減法混色であるC、M、Y、Kの各色8ビットの画像信号値に変換する。具体的には、あらかじめRGB画像信号とCMYK画像信号の発色特性の違いを考慮して対応付けられたルックアップテーブルを用いて変換する。また、入力された画像信号値がCMYK画像信号のものである場合は、色変換処理を行わずに入力された、画素当たりのC、M、Y、K、の各色8ビットの画像信号値をそのまま出力する。
現像剤総量規制部としてのCMYKトナー総量制限部16は、色変換処理部15から順次入力するCMYK画像信号の画像信号値に対して、CMYKトナー総量上限格納部11に保持されているC、M、Y、Kのトナーの総量上限値を超えないようにCMYKトナー総量制限処理を行う。
具体的には、色変換処理部15から入力する、画素当たりのC、M、Y、K、の各色8ビットの有色画素値としての画像信号値をCa、Ma、Ya、Ka、その総和である第1の合計値としてのトナー総量をSum(Ca,Ma,Ya,Ka)、第1の閾値としてのトナー総量上限値をSumMax、トナー総量制限後のC、M、Y、Kの各色の、制限済みの有色画素値としての画像信号値をCb、Mb、Yb、Kbとしたとき、以下の式によりCMYKトナー総量制限処理を行うものとする。
・Sum(Ca,Ma,Ya,Ka)>SumMaxの場合、
Cb=Ca+(SumMax−Sum(Ca,Ma,Ya,Ka))/4
Mb=Ma+(SumMax−Sum(Ca,Ma,Ya,Ka))/4
Yb=Ya+(SumMax−Sum(Ca,Ma,Ya,Ka))/4
Kb=Ka+(SumMax−Sum(Ca,Ma,Ya,Ka))/4
・・・(1)
・Sum(Ca,Ma,Ya,Ka)≦SumMaxの場合、
Cb=Ca
Mb=Ma
Yb=Ya
Kb=Ka
・・・(2)
但し、CMYKトナー総量制限処理は上記式によるものに限定されるものではなく、これまでに提案されている異なる方式による処理であっても適用することが可能である。
透明現像剤量値算出部としての透明トナー量算出部17は、CMYKトナー総量制限部16から順次入力する、CMYKトナー総量制限後のCMYK画像信号に対して、透明トナー量閾値補正部14に保持されている第2の閾値としての透明トナー量閾値に基づいて、透明トナー量に対応する透明画像信号の透明画素値としての透明画像信号値を算出する。
具体的には、CMYKトナー総量制限部16から入力するトナー総量制限後のCMYK画像信号の各色の画像信号値をCb、Mb、Yb、Kb、その総和である第2の合計値としてのトナー総量をSum(Cb,Mb,Yb,Kb)、透明トナー量閾値補正部14が保持する透明トナー量閾値をTHcl、算出される透明画像信号値をClbとした場合、以下の式により透明画像信号の透明画像信号値を算出するものとする。
Clb=THcl−Sum(Cb,Mb,Yb,Kb) ・・・(3)
ただし範囲条件を、
Clb<0%の場合はClb=0%、
Clb>100%の場合は、Clb=100%
とする。
2値化処理部18は、CMYKトナー総量制限部16からトナー総量制限後のC、M、Y、Kの各色8ビットの画像信号値を、また透明トナー量算出部17からこれに対応する8ビットの透明画像信号値を順次入力し、プリンタエンジンで印刷可能な、C、M、Y、Kの各色及びClの、1ビットの画像信号値に変換する部分である。ここでは、公知の技術であるディザ法により8ビットから1ビットへの変換を行うものとする。
尚、CMYKトナー総量制限部16及び透明トナー量算出部17は、画像信号変換部に相当する。従って画像信号変換部は、入力した画像データに、トナー総量上限値(有色現像剤最大閾値)を越える場所がある場合は前記画像データの各有色現像剤の色補正を行い、画像データが透明トナー量閾値(透明現像剤閾値)以下の場所に透明トナーの塗布を指示することになる。
以上の構成において、本発明に係る実施の形態1のプリンタ1の動作について、図5及び図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。先ず、本発明に係るプリンタ1の動作の概略ついて、図5のフローチャートに基づいて図3、図4を参照しながら説明する。
プリンタ1では、事前にオペレーションパネル209を介して外部より透明トナー量閾値を入力し、透明トナー量閾値格納部13に格納する(ステップS101)。次に、印刷データ受信部201が外部から印刷データを受信すると、受信した印刷データを印刷データバッファ202に一時的に格納する(ステップS102)。編集処理部203は、印刷データバッファ202から印刷データを読み込み、ページ毎にコマンド解析、描画データの作成を行い、コマンド解析の結果をDisplayCode化してページバッファ204に格納する(ステップS103)。
展開処理部205は、ページバッファ204から1ページ分のDisplayCodeを読み出し、ページ全体の印刷内容をラスタイメージに変換して中間ラスタバッファ206に格納する(ステップS104)。画像信号変換部207は、後述する画像信号変換処理を行う(ステップS105)。プリンタエンジン制御部250は、ラスタバッファ208から1ページ分のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン100を動作させて、入力したラスタイメージの印刷を行う(ステップS106)。
次に、画像信号変換部207で行う上記したステップS105での画像信号変換処理の詳細な流れについて、図6のフローチャートに基づいて図4を参照しながら説明する。
透明トナー量閾値補正部14は、透明トナー量閾値格納部13に格納されている透明トナー量閾値を入力し、透明トナー量閾値が0より小さい場合は(ステップS201、Yes)、透明トナー量閾値を0に補正し(ステップS202)、逆に、透明トナー量閾値がCMYK+透明トナー総量上限格納部12に格納されている上限値より大きい場合は(ステップS203、Yes)、透明トナー量閾値をCMYK+透明トナー総量上限値に補正する(ステップS204)。上記以外の場合は((ステップS201、No)且つ(ステップS203、No))、補正しない。
次に、中間ラスタバッファ206より、1ページ分のRGB画像信号或いはCMYK画像信号を、画素毎に順次入力し(ステップS205)、読み込む画像信号がなくなるまで、以降のステップS206〜ステップS212の処理を実行する。
この過程において、色変換処理部15は、入力したRGB画像信号をCMYK画像信号に変換する。もしCMYK画像信号を入力した場合は、変換処理を行わずに入力したCMYK画像信号をそのまま出力する(ステップS206)。次に、CMYKトナー総量制限部16は、入力したCMYK画像信号の画像信号値に対して、CMYKトナー総量上限格納部11に格納されているCMYKトナー総量上限値に従って、前記した(1)式或いは(2)を実行してトナー総量制限処理を実施する(ステップS207)。
次に、透明トナー量算出部17は、CMYKトナー総量制限部16から順次入力するCMYKトナー総量制限後のCMYK画像信号に対して、透明トナー量閾値補正部14に保持されている透明トナー量閾値にもとづいて、透明トナー量に対応する透明画像信号の透明画像信号値を算出する。具体的には、前記した(3)式によって透明画像信号値(透明トナー量)を算出する(ステップS208)。その後、算出された透明画像信号値が0(0%)より小さい場合は(ステップS209、Yes)、透明トナー量を0に補正し(ステップS210)、透明画像信号値が255(100%)より大きい場合は(ステップS211、Yes)、透明トナー量を255に補正し(ステップS212)、上記以外の場合は((ステップS209、No)且つ(ステップS211、No))、補正しない。
ここで、CMYKトナー総量制限後のCMYK画像信号の画像信号値Cb、Mb、Yb、Kbと、透明トナー量閾値より算出される透明画像信号の透明画像信号値Clbとの関係について、図7、図8を用いて説明する。図7は、トナー総量規制前後のCMYK画像信号に基づいて形成される画像をイメージした画像信号値の分布図で、同図(a)は総量規制前の有色トナーの画像信号値の分布領域の様子を示し、同図(b)は総量規制後の有色トナーの画像信号値の分布領域の様子を示す。図8は、各領域(A)〜(D)における透明トナー量閾値と透明画像信号値の関係を示す図である。
具体的には、透明トナー量閾値が0%(0)、100%(255)、200%(510)、240%(612)、280%(714)に設定された場合について説明する。
図7(a)は、総量制限前の入力画像信号の例であり、(A)の領域には(Ca,Ma,Ya,Ka)=(0,0,0,0)、(B)の領域には(Ca,Ma,Ya,Ka)=(255,0,0,0)、(C)の領域には(Ca,Ma,Ya,Ka)=(255,255,0,0)、(D)の領域には(Ca,Ma,Ya,Ka)=(255,255,255,255)の画像信号値が指定されている。
図7(b)は、入力画像信号に対して、CMYKトナー総量上限値612(240%)としてCMYKトナー総量制限処理を行った後の画像信号の例であり、(A)の領域には(Cb,Mb,Yb,Kb)=(0,0,0,0)、(B)の領域には(Cb,Mb,Yb,Kb)=(255,0,0,0)、(C)の領域には(Cb,Mb,Yb,Kb)=(255,255,0,0)、(D)の領域には(Cb,Mb,Yb,Kb)=(153,153,153,153)の画像信号値が指定されている。ここで、(D)の領域については、CMYKトナー総量が1020となり、CMYKトナー総量上限値(612)を超過するため、前記した(1)式によるCMYKトナー総量制限処理によりCMYK画像信号値が変更される。
次に、トナー総量制限後の画像信号値Cb、Mb、Yb、Kbが定まった上記(A)、(B)、(C)、(D)の各領域に対して算出される、透明トナー量閾値と透明画像信号値Clb(透明トナー量)の関係について、図8を参照しながら説明する。
透明トナー量閾値が0(0%)の場合、ステップS208〜ステップS212で、前記した(3)式により算出され、設定される透明画像信号値Clb(透明トナー量)は、(A)、(B)、(C)、(D)の何れの領域においても0となり、透明画像は形成されない。
透明トナー量閾値が255(100%)の場合、S208〜ステップS212で、前記した(3)式により算出され、設定される透明画像信号値Clb(透明トナー量)は、(A)の領域において255となり、それ以外の領域では全て0以下が算出されるため0となる。つまり、(A)の領域にのみ100%出力による透明画像が形成される。
透明トナー量閾値が510(200%)の場合、S208〜ステップS212で、前記した(3)式により算出され、設定される透明画像信号値Clb(透明トナー量)は、(A)、(B)の領域において255以上が算出されるため255となり、それ以外の(C)、(D)の領域では0以下が算出されるため0となる。つまり、(A)、(B)の領域にのみ、100%出力による透明画像が形成される。
透明トナー量閾値が612(240%)の場合、S208〜ステップS212で、前記した(3)式により算出され、設定される透明画像信号値Clb(透明トナー量)は、(A)、(B)の領域においては255以上が算出されるため255となり、(C)の領域では102が算出されるため102となり、(D)の領域では0が算出されるため0となる。つまり、(A)、(B)、(C)の各領域において透明画像が形成されることになる。ただし、(A)、(B)の領域では100%出力、(C)の領域ではハーフトーン出力による透明画像が形成される。
透明トナー量閾値が714(280%)の場合、S208〜ステップS212で、前記した(3)式により算出され、設定される透明画像信号値Clb(透明トナー量)は、(A)、(B)の領域においては255以上が算出されるため255となり、(C)の領域では204が算出されるため204となり、(D)の領域では102が算出されるため102となる。つまり、(A)、(B)、(C)、(D)全ての領域において透明画像が形成されることになる。ただし、(A)、(B)の領域では100%出力、(C)、(D)の領域ではハーフトーン出力による透明画像が形成される。
以上のように、透明トナー量閾値の設定により、限定した領域に透明画像を形成することができる。
2値化処理部18は、CMYKトナー総量制限部16から、トナー総量制限後の8ビットの画像信号値Cb、Mb、Yb、Kbを、また透明トナー量算出部17から8ビットの透明画像信号値Clb(透明トナー量)を入力し、プリンタエンジン100で印刷可能な、CMYK各色と透明にかかる1ビットの画像信号値に変換してラスタバッファ208に書き込み(ステップS213)、画像信号変換処理を完了する。
即ち、プリンタ1では、プリンタのトナー総量制限とは独立した透明トナー量閾値を外部から入力し、有色トナー画像の各画素に対してCMYK画像信号の画像信号値のトナー総量と透明トナー量閾値の差分にもとづいて、透明トナー量に対応する透明画像信号値を算出するようにした。この構成において、例えば透明トナー量閾値に画像のハイライト部に相当する値を設定することにより、有色トナーだけでは光沢感を得られにくいハイライト部に透明トナーを適用し、有色トナーだけで必要最低限の光沢感が得られる中〜高濃度部には透明トナーを適用しない画像形成を行うことが可能となる。
従って、上記したように、本実施の形態のプリンタ1によれば、画像の光沢感を損なうことなく透明トナーの消費量を抑えることができる。また、透明トナー量閾値に画像の中濃度部に相当する値を設定することによって、トナー消費量が増加するかわりに、より光沢感の高い画像を得ることも可能になる。
実施の形態2.
図9は、本発明に基づく実施の形態2のプリンタに採用される画像信号変換部307の詳細なブロック図である。この画像信号変換部307を採用するプリンタが、前記した図4に示す実施の形態1の画像信号変換部207を採用するプリンタと主に異なる点は、画像信号変換部307において、テンポラリバッファ331、CMYK最大トナー総量検出部332、CMYK最大トナー総量保持部333、及び透明トナー量閾値調整部334が追加された点と、これらの追加に伴ってCMYKトナー総量制限部16と透明トナー量算出部17の動作が一部異なる点である。
従って、この画像信号変換部307を採用するプリンタが、前記した実施の形態1のプリンタ1(図1、図3)と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、本実施の形態のプリンタの要部構成は、画像信号変換部307以外において図1、図3に示す実施の形態1のプリンタ1の要部構成と共通するため、必要に応じて図1及び図3を参照する。
図9において、テンポラリバッファ331は、CMYKトナー総量制限部16によりCMYKトナー総量制限が行われた1ページ分のCMYK画像信号の画像信号値を一時的に保持するためのバッファである。CMYK最大トナー総量検出部332は、テンポラリバッファ331に保持されている画像信号値を順次読み出し、トナー総量が最大となる画像信号値のトナー総量を検出し、CMYK最大トナー総量保持部333は、CMYK最大トナー総量検出部332により検出された最大合計値としてのCMYK最大トナー総量を保持する。尚、テンポラリバッファ331、CMYK最大トナー総量検出部332、及びCMYK最大トナー総量保持部333が最大合計値検出保持部に相当する。
透明トナー量閾値調整部334は、透明トナー量閾値補正部14に保持されている透明トナー閾値を、後述するように、CMYK最大トナー総量検出部332により検出されたCMYK最大トナー総量にもとづいて調整する。
以上の構成において、本発明に係る実施の形態2のプリンタの動作について、図5及び図10,11に示すフローチャートを参照しながら説明する。但し、図5のフローチャートにおいて、ステップS105の画像信号変換処理以外は、前記した実施の形態1で説明した内容と同じなのでここでの説明を省略する。
図10,11に示すフローチャートは、画像信号変換部307で行なう、上記した図5のフローチャートのステップS105での画像信号変換処理の詳細な流れを示すものであり、このフローチャートに基づいて、図9を参照しながらその処理内容について説明する。尚、図10及び図11において、丸付きの同符号同士はつながっているものとする。
中間ラスタバッファ206より、1ページ分のRGB画像信号或いはCMYK画像信号を、画素毎に順次入力し(ステップS301)、読み込む画像信号がなくなるまで、以降のステップS302〜ステップS305の処理を実行する。
この過程において、色変換処理部15は、入力したRGB画像信号をCMYK画像信号に変換する。もしCMYK画像信号を入力した場合は、変換処理を行わずに入力したCMYK画像信号をそのまま出力する(ステップS302)。次に、CMYKトナー総量制限部16は、入力したCMYK画像信号の画像信号値に対して、CMYKトナー総量上限格納部11に格納されているCMYKトナー総量上限値に従って、前記した(1)式或いは(2)を実行してトナー総量制限処理を実施し(ステップS303)、トナー総量制限処理後のCMYK画像信号の画像信号値をテンポラリバッファ331に格納する(ステップS304)。同様にして、中間ラスタバッファ206から全ての画像信号を読み込むまで上記の処理を繰り返す(ステップS305、No)。
中間ラスタバッファ206から全ての画像信号を読み込むと(ステップS305、Yes)、CMYK最大トナー総量検出部332は、テンポラリバッファ331より順次トナー総量制限処理後のCMYK画像信号を入力し(ステップS306)、読み込む画像信号がなくなるまで、以降のステップS307〜ステップS310の処理を実行する。
この過程において、CMYK最大トナー総量検出部332は、入力したトナー総量制限処理後の画像信号値の総和であるトナー総量を算出し(ステップS307)、CMYK最大トナー総量保持部333に保持されている最大トナー総量より大きい場合は(ステップS308、Yes)、ステップS307で算出したトナー総量を新たな最大トナー総量としてCMYK最大トナー総量保持部333に保持する(ステップS309)。その後、テンポラリバッファ331から全ての画像信号を読み込むまで上記の処理を繰り返し(ステップS310、No)、全ての画像信号に対する処理が完了した場合は(ステップS310、Yes)、ステップS311以降の処理を実行する。従って、この段階で、CMYK最大トナー総量保持部333には、テンポラリバッファ331に格納されている画像信号値の内、最も大きいCMYKトナー総量が保持される。
透明トナー量閾値補正部14は、透明トナー量閾値格納部13に格納されている透明トナー量閾値を入力し、透明トナー量閾値が0より小さい場合は(ステップS311、Yes)、透明トナー量閾値を0に補正し(ステップS312)、逆に、透明トナー量閾値がCMYK+透明トナー総量上限格納部12に格納されている上限値より大きい場合は(ステップS313、Yes)、透明トナー量閾値をCMYK+透明トナー総量上限値に補正する(ステップS314)。上記以外の場合は((ステップS311、No)且つ(ステップS313、No))、補正しない。
次に、透明トナー量閾値調整部334は、透明トナー量閾値補正部14に保持されている透明トナー量閾値とCMYK最大トナー総量保持部333に保持されているCMYK最大トナー総量を比較し(ステップS315)、CMYK最大トナー総量のほうが大きい場合は(ステップS315、Yes)、透明トナー量閾値を前記CMYK最大トナー総量の値に変更する(ステップS316)。即ち、閾値調整部としての透明トナー量閾値調整部334は、最大合計値としてのCMYK最大トナー総量と第2の閾値としての透明トナー量閾値とを比較し、大きい方を第3の閾値として出力する。
次に、テンポラリバッファ331より順次トナー総量制限処理後のCMYK画像信号の画像信号値を入力し(ステップS317)、読み込む画像信号がなくなるまで、以降のステップS318〜S323の処理を実行する。ここで、ステップS318〜ステップS323の処理は、前記した実施の形態1で説明した図6に示すフローチャートのステップS208〜ステップS213と全く同じ、透明トナーの設定処理及び二値化処理であるためここでの説明は省略する。
即ち、本実施の形態のプリンタでは、プリンタのトナー総量制限とは独立した閾値を外部から入力すると共に、トナー総量制限処理後の有色トナー画像中のCMYK画像信号の画像信号値の総和(CMYKトナー総量)の最大値を検出し、この最大値が外部から入力した閾値より大きい場合は前記最大値を透明トナー閾値とし、前記最大値が外部から入力した閾値以下の場合はこの閾値をそのまま透明トナー閾値として使用する構成としている。
ここで、透明トナー量閾値調整部334による透明トナー量閾値の変更処理(ステップS316)により形成される透明画像が、変更を行わない前記した実施の形態1の処理により形成される透明画像とどのように異なるかについて、図7を参照して説明する。
図7(a)に示すCMYKトナー総量制限処理を行う前の画像信号を入力した場合、トナー総量制限処理によって図7(b)に示すCMYKトナー総量制限処理後の画像信号に変換される。尚、ここでは、CMYKトナー総量上限値が612(240%)の場合を示している。
その後、図7(b)に示すCMYKトナー総量制限(上限値240%)処理後の画像信号は、CMYK最大トナー総量検出部332に入力され、CMYK最大トナー総量保持部333には最大トナー総量である(D)領域の240%(612=153×4)という値が保持されることになる。このため、外部から入力された透明トナー量閾値が240%未満だった場合は、透明トナー量閾値は240%に調整される。
つまり、例えば利用者が図7に示す画像信号に対して透明トナー量閾値を100%に設定していた場合、前記した実施の形態1での処理では領域(A)にのみ透明画像が形成されることになるが、本実施の形態での処理によれば、画像信号のCMYK最大トナー総量に応じて、最大光沢が見込まれる最大濃度領域(D)を除く領域(A)、(B)、(C)に透明画像が形成される。
尚、上記した実施の形態では、外部からの透明トナー量閾値の指定をオペレーションパネルで行う例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、プリンタドライバの設定画面に透明トナー量閾値を指定するためのボタンを設け、設定を印刷データに含めてプリンタに通知するように構成しても良いなど、種々の態様を取り得るものである。
以上のように、本実施の形態のプリンタによれば、利用者による透明トナー量閾値の設定がCMYK画像の濃度分布に対して不十分だった場合であっても、CMYK画像に合わせて最適な透明画像を形成することができるため、利用者が所望する光沢感を保証しつつ、有色トナー画像の濃度分布に最適化された透明トナー量を適用した画像の形成が可能になる。
上記した実施の形態では、本発明を、電子写真式のカラープリンタを例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、外部より印刷データを入力して画像を形成する機構を有する装置であれば、電子写真式以外のプリンタ、更には、印刷データの代わりにスキャン画像データを入力して画像形成を行う複合機やコピー機等の画像形成装置にも適用可能である。また、本発明は画像形成装置のコントローラ部に係わるものであるため、画像を形成する機構を直接的に有していないプリンタサーバにも適用可能である。
1 プリンタ、 11 CMYKトナー総量上限格納部、 12 CMYK+Clトナー総量上限格納部、 13 透明トナー量閾値格納部、 14 透明トナー量閾値補正部、 15 色変換処理部、 16 CMYKトナー総量制限部、 17 透明トナー量算出部、 18 2値化処理部、 100 プリンタエンジン、 101 給紙トレイ、 106 給紙部、 107 画像形成部、 108 定着器、 109 排出部、 110 両面印刷ユニット、 111 印刷用紙、 113 スタッカ部、 150 画像形成ユニット、 171 感光体ドラム、 172 帯電ローラ、 173 現像ローラ、 174 供給ローラ、 175 LEDヘッド、 176 転写ローラ、 200 コントローラ部、 201 印刷データ受信部、 202 印刷データバッファ、 203 編集処理部、 204 ページバッファ、 205 展開処理部、 206 中間ラスタバッファ、 207 画像信号変換部、 208 ラスタバッファ、 209 オペレーションパネル、 250 プリンタエンジン制御部、 307 画像信号変換部、 331 テンポラリバッファ、 332 CMYK最大トナー総量検出部、 333 CMYK最大トナー総量保持部、 334 透明トナー量閾値調整部。

Claims (4)

  1. 複数の有色現像剤と透明現像剤とを使用して画像を形成する画像形成装置において、
    前記有色現像剤により形成される画像の画素毎に、入力する各有色画素値の合計値である第1の合計値を算出し、前記第1の合計値が予め定められた第1の閾値を超える場合には前記第1の合計値が前記第1の閾値を超えないように前記入力する有色画素値を補正した、また超えない場合は前記入力する有色画素値を補正しないままの制限済みの有色画素値を出力する現像剤総量規制部と、
    有色現像材により形成される画像の全画素の中から、前記制限済み有色画像値の合計値が最大となる画素の最大合計値を検出して保持する最大合計値検出保持部と、
    外部より入力するデータに基づいて第2の閾値を設定する閾値設定部と、
    前記最大合計値と前記第2の閾値とを比較して、大きい方を第3の閾値として出力する閾値調整部と、
    前記第3の閾値と前記制限済みの有色画素値の合計値である第2の合計値の差分値を算出し、前記差分値に基づいて、前記画素毎の、前記透明現像剤の量に対応する透明画素値を算出する透明現像剤量値算出部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記閾値設定部が設定する前記第2の閾値の最小値が0%であることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記閾値設定部が設定する前記第2の閾値の最大値が、画像形成装置に予め定められた有色現像材量と透明現像材量の合計値であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記透明現像剤量値算出部は、次式
    透明画素値=前記第2の閾値−前記第2の合計値
    但し、
    透明画素値<0%の場合は、透明画素値=0%
    透明画素値>100%の場合は、透明画素値=100%
    により透明画素値を算出することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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