JP2013158971A - テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 - Google Patents

テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テープ印刷装置において、切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間を短縮できるようにする。
【解決手段】テープ印刷装置1は、印刷テープ70に印刷する印刷部4と、カッターモーター41を備え、カッターモーター41の駆動力により支軸66を中心として可動刃67を回動させ、印刷後の印刷テープ70を切断するカッター機構9と、カッター機構9により印刷テープ70を切断する際に、可動刃67の回動位置が印刷テープ70の切断を開始する位置になってから、カッターモーター41の回転数を変化させる制御部10とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、テープ状印刷媒体を切断するカッター機構を備えたテープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法に関する。
従来、印刷装置において、支点を中心として回動する可動刃を有するハサミ形式のカッター機構によって記録媒体を切断するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ステッピングモーターの駆動力によって上記可動刃を回動させている。さらに、特許文献1記載の印刷装置は、切断に必要なトルクを得られるようにするため、可動刃が記録媒体に接触してから切断を終了するまでの区間の刃の移動速度を、可動刃が待機位置から記録媒体に接触するまで回動する区間よりも遅くしている。
特開2003−300351号公報
しかし、上記従来の印刷装置のように、記録媒体の切断中における可動刃の移動速度を遅くすると、切断に要する時間が長くなるという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、テープ印刷装置において、切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間を短縮できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、テープ状印刷媒体に印刷する印刷手段と、ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターの駆動力により支点を中心として刃を回動させ、印刷後の前記テープ状印刷媒体を切断するカッター機構と、前記カッター機構により前記テープ状印刷媒体を切断する際に、前記刃の回動位置が前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を変化させる制御手段とを備えたことを特徴とするテープ印刷装置を提供する。
本発明によれば、テープ状印刷媒体の切断を開始してから、刃を回動させるステッピングモーターの回転数を変化させるため、切断中に必要なトルクが変化する場合に、この変化に合わせてステッピングモーターの回転数を変更できる。これにより、ステッピングモーターの回転数を必要な分だけ下げることで、テープ状印刷媒体の切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間も短縮できる。
また、本発明は、上記テープ印刷装置において、前記制御手段は、前記刃の回動位置が、前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから終了する位置になるまでの間に、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、テープ状印刷媒体の切断を開始してから終了するまでの間に、ステッピングモーターの回転数を変更し、切断の終了まで必要十分なトルクを得られるとともに、切断に要する時間を短縮できる。
また、本発明は、上記テープ印刷装置において、前記カッター機構は、複数のサイズの前記テープ状印刷媒体を切断可能であり、前記制御手段は、前記テープ状印刷媒体のサイズに応じて、前記ステッピングモーターの回転数の変化のパターンを切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、様々なサイズのテープ状印刷媒体を切断する際に、切断に必要なトルクを得るとともに、切断に要する時間も短縮できる。
また、本発明は、上記テープ印刷装置において、前記制御手段は、前記テープ状印刷媒体のサイズ毎に、前記ステッピングモーターのステップ数と前記ステッピングモーターの回転数とを対応付けたテーブルを有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な制御でテープ状印刷媒体の種々のサイズに対応してステッピングモーターの回転数を変化させ、各サイズのテープ状印刷媒体を速やかに切断できる。
また、本発明は、上記テープ印刷装置において、前記制御手段は、前記刃が前記テープ状印刷媒体の切断を終了する位置に近づくほど、前記ステッピングモーターの回転数が低くなるように、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、支点を中心として刃を回動させる構成において、切断の終了位置に近づくほど大きなトルクを得ることが可能となるので、確実に切断することができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、テープ状印刷媒体に印刷する印刷手段と、ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターの駆動力により支点を中心として刃を回動させるカッター機構とを有し、印刷後の前記テープ状印刷媒体を前記カッター機構により切断するテープ印刷装置を制御して、前記カッター機構により前記テープ状印刷媒体を切断する工程で、前記刃の回動位置が前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、テープ状印刷媒体の切断を開始してから、刃を回動させるステッピングモーターの回転数を変化させるため、切断中に必要なトルクが変化する場合に、この変化に合わせてステッピングモーターの回転数を変更できる。これにより、ステッピングモーターの回転数を必要な分だけ下げることで、テープ状印刷媒体の切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間も短縮できる。
本発明によれば、テープ状印刷媒体を切断する際に、切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間を短縮できる。
第1の実施形態に係るテープ印刷装置の構造図である。 印刷テープの表側から見たテープ印刷装置の要部構造図である。 カッター機構の斜視図である。 カッター機構の分解斜視図である。 カッターが印刷テープを切断する過程を示す説明図である。 カッターモーターの動作ステップ数と可動刃の動作との相関を示す説明図であり、(A)はカッターモーターの動作ステップ数の経時的変化の例を示し、(B)はカッター駆動ギヤの角度の経時的変化の例を示す。 カッターモーターのステップ数と回転数とを対応づけるテーブルの構成例を示す図である。 テープ印刷装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るテープ印刷装置が有するテーブルの構成例を示す図であり、(A)、(B)、(C)はそれぞれ異なるテープ幅の印刷テープ70に対応するテーブルの構成例を示す。
[第1の実施形態]
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係るテープ印刷装置1およびその制御方法について説明する。このテープ印刷装置1は、装着したテープカートリッジ2から印刷テープ(テープ状印刷媒体)70を繰出しながら搬送し、この印刷テープ70に所望の印刷を行うと共にその印刷済み部分を切断して、所望のラベルを得るものである。
図1は、テープ印刷装置1の主要部を模式的に表した構造図である。図2は、印刷テープ70の表側から見たテープ印刷装置1の要部の構造図である。
図1及び図2に示すように、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ2が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部3と、印刷テープ70に熱転写による印刷を行う印刷ヘッド5を有する印刷部(印刷手段)4と、印刷部4の下流側に配設されたカッター機構9と、これら構成装置を中枢的に制御する制御部(制御手段)10と、を備えている。
テープカートリッジ2は、印刷テープ70の送出し口22を有するカートリッジケース21に、印刷テープ70、インクリボン23およびプラテンローラー24を収容して構成されている。印刷テープ70は、テープコア25に巻回されて収容されており、印刷時には送出し口22に向かって繰出し可能となっている。インクリボン23は、繰出しコア26に巻回されて収容され、印刷時には印刷ヘッド5の位置まで繰り出し可能となっており、印刷後は印刷ヘッド5の位置から巻取りコア27に巻き取られる。
カートリッジケース21には、印刷ヘッド5に対応する位置に矩形の開口部28が形成されており、この開口部28に印刷ヘッド5が挿入される。テープカートリッジ2のプラテンローラー24は、開口部28に遊挿された印刷ヘッド5に接触するように配設されている。
印刷部4は、サーマルヘッドで構成された印刷ヘッド5を有し、プラテンローラー24と印刷ヘッド5との間に印刷テープ70およびインクリボン23を挟持し、印刷テープ70とインクリボン23とを併走させながら熱転写による印刷を行う。テープカートリッジ2では、インクリボン23が印刷テープ70の表側の面(後述する印刷面70a)に重なっており、印刷ヘッド5はインクリボン23側に位置し、プラテンローラー24は印刷テープ70の裏面側に位置する。
印刷ヘッド5は、複数の発熱素子をテープ幅方向に列設した発熱素子アレイを有し、この発熱素子アレイの長さは、印刷可能な最大幅の印刷テープ70の幅に対応している。すなわち、本実施形態の印刷ヘッド5では、発熱素子アレイを構成する複数の発熱素子を、印刷データに基づいて選択的に発熱駆動し、印刷テープ70の送りと同期させて1ラインずつのドット印刷を行うようになっている。
カートリッジ装着部3には、動力源を構成する送りモーター31と、送りモーター31により駆動され、プラテンローラー24および巻取りコア27を回転させるテープ送り機構32とが内蔵されている。テープ送り機構32はギヤ列(不図示)で構成されており、このギヤ列に含まれる2つの最終ギヤに、カートリッジ装着部3内に突出するプラテン軸33および巻取り軸34がそれぞれ設けられている。
テープカートリッジ2をカートリッジ装着部3に装着すると、プラテンローラー24がプラテン軸33に、また、巻取りコア27が巻取り軸34に装着され、印刷テープ70の送りとインクリボン23の送りとが可能な状態(送り待機状態)となる。
そして、送り待機状態において、送りモーター31を駆動すると、印刷テープ70とインクリボン23とが印刷ヘッド5の位置で重なって、ともに搬送される。ここで印刷ヘッド5を駆動することにより、印刷テープ70への印刷が行われる。印刷ヘッド5を通過した印刷テープ70の印刷済み部分は、送り経路36に沿って送られ、テープカートリッジ2の送出し口22を経て、テープ印刷装置1の排出口35から装置外部に送り出される。一方、インクリボン23は、巻取りコア27に巻き取られる。なお、プラテンローラー24を、テープカートリッジ2ではなくテープ印刷装置1の本体側に設けてもよい。この具体的な構成としては、例えば、テープカートリッジ2をカートリッジ装着部3に装着することにより、印刷ヘッド5或いはプラテンローラー24が移動して、これらの間に印刷テープ70およびインクリボン23を挟持し、送り待機状態となる構成が挙げられる。
カッター機構9は、駆動源を構成するカッターモーター(ステッピングモーター)41と、印刷テープ70を切断するカッター42と、カッターモーター41の動力をカッター42に伝達するカッター作動機構43と、を有している。カッターモーター41が駆動されると、カッター作動機構43を介してカッター42が動作し、印刷テープ70は送り方向に対し略直角に切断される。
制御部10は、CPU51と、ROMおよびRAM等から成る記憶部52と、を有し、記憶部52内の制御情報に基づいて、印刷ヘッド5、送りモーター31およびカッターモーター41を制御する。また、制御部10には、入力手段を構成するキーボード54と、表示手段を構成するディスプレイ55と、テープカートリッジ2の印刷テープ70のサイズを検出するサイズ検出部57とが接続されている。ユーザーは、キーボード54から所望のデータ入力を行うと共に、入力データを表示するディスプレイ55を見ながら、編集等を行う。これにより、印刷データが生成され、キーボード54からの印刷指令により、印刷が実行される。
サイズ検出部57は、テープカートリッジ2に設けられた穴(不図示)の数や配置等を検出することにより、セットされたテープカートリッジ2の印刷テープ70のサイズを検出する。ここで、印刷テープ70のサイズとは、印刷テープ70の幅である。
印刷テープ70は、裏面に粘着剤層を有する記録テープと、記録テープが貼着された剥離テープとで構成されている。図1及び図2に示すように、記録テープの表面は印刷面70aを構成し、印刷ヘッド5によって印刷面70aに印刷が行われる。すなわち、印刷テープ70の印刷面70aには、上記のように印刷データに基づいて、印刷ヘッド5による発熱素子アレイの選択的駆動と、プラテンローラー24による印刷テープ70の送りとにより、1ラインずつのドット印刷が行われる。これにより、例えば文宇、図形、記号等のキャラクター画像や、バーコード、QRコード(登録商標)等の2次元コードのコード画像が印刷される。
図3は、カッター機構9の斜視図である。図4は、カッター機構9の分解斜視図である。
図3及び図4に示すように、カッター機構9は、カッター作動機構43に、カッターモーター41及びカッター42を支持して構成されている。
カッター作動機構43は、複数のギヤから成る伝達ギヤ列60及びカッターモーター41を支持する板状のギヤフレーム61と、伝達ギヤ列60に接続されてカッター42を駆動するカッター駆動ギヤ62と、カッター42を支持する板状のカッターフレーム63と、ギヤフレーム61及びカッターフレーム63を支持するベースプレート64(図4には不図示)とを有している。
ギヤフレーム61とカッターフレーム63とは対向するようにベースプレート64上に配置され、カッター駆動ギヤ62は、ギヤフレーム61とカッターフレーム63との間に配置されている。
カッターモーター41は、ギヤフレーム61においてカッター駆動ギヤ62側の内側面に固定され、伝達ギヤ列60は、ギヤフレーム61の外側面に支持されている。カッターモーター41の駆動軸41aは、ギヤフレーム61を貫通して伝達ギヤ列60に噛み合い、カッターモーター41の回転は、伝達ギヤ列60で減速されてカッター駆動ギヤ62に伝達される。カッターモーター41はステッピングモーターであるから、制御部10からパルスが入力される度に所定角度ずつ回転し、カッターモーター41の回転数(回転速度)は入力パルスの周波数に応じて決定される。また、カッターモーター41は、低回転域でトルクが大きく、高回転域になるほどトルクが小さくなるという、ステッピングモーターに特徴的なトルク特性を有する。
カッター駆動ギヤ62の外周面の近傍には、カッターフレーム63を貫通してカッター42に接続されるガイド軸62aが形成されている。
カッターフレーム63は、カッターフレーム63を貫通する円弧状のスリット63aを有し、ガイド軸62aは、カッター駆動ギヤ62の回転に伴ってスリット63a内を移動する。カッター42が固定されるカッター固定部63bは、カッターフレーム63の外側面の側縁部に設けられている。
カッター42は、カッター固定部63bに固定される板状の固定刃65と、板状の固定刃65の基端部に設けられる支軸(支点)66と、支軸66に支持されて固定刃65に対して回動可能な可動刃(刃)67とを備えて構成されている。固定刃65とカッター固定部63bとの間には板状のスペーサー59が設けられ、固定刃65は、一対のピン65bによってカッター固定部63bに固定される。
固定刃65及び可動刃67は、略直線状に延び、且つ、略同一の長さを有する刃部65a,67aをそれぞれ有し、支軸66を中心に可動刃67が固定刃65に向かって回動することで、印刷テープ70を刃部65a,67aによって挟んで切断する。すなわち、カッター42は、ハサミ形式のカッターである。
可動刃67は、略L字状に形成されており、刃部67aを有する板状の本体部68と、本体部68の端から略直角に屈曲して延びる板状のレバー部69とを有している。レバー部69は、カッター駆動ギヤ62のガイド軸62aが嵌合するガイドスリット69aを有している。可動刃67は、ガイドスリット69a内を移動するガイド軸62aによって駆動され、支軸66を中心に回動する。
すなわち、カッター機構9では、カッターモーター41が駆動されると、伝達ギヤ列60を介してカッター駆動ギヤ62が回転され、カッター駆動ギヤ62のガイド軸62aがレバー部69のガイドスリット69a内を移動することで可動刃67が回動し、切断が行われる。
カッター機構9では、カッターモーター41が正転するとハサミ形式のカッター42が閉じられ、逆転するとカッター42が開かれる。また、カッター機構9では、カッターモーター41の回転数が大きいほど、可動刃67の回動の速度が大きくなる。
図5は、カッター42が印刷テープ70を切断する過程を示す説明図であり、図5(a)は切断を開始する段階を示し、図5(b)は切断を終了する段階を示している。
本実施形態のテープ印刷装置1が備えるカッター42はハサミ形状であるため、カッター42が完全に開いた状態を待機位置とし、この待機位置から可動刃67が回動して刃が閉じる過程で、印刷テープ70を切断する。図5(a)に示す段階では、印刷テープ70の切断位置、すなわち刃部65a,67aと印刷テープ70との接点は、支軸66に近い位置(図中C1)にある。この接点は、切断が進行するにつれて支軸66から離れるので、図5(b)に示す段階では、切断位置(図中C2)が支軸66から遠く離れた位置にある。つまり、支軸66を支点として考えると、切断が進むにつれて、作用点である切断位置が支点から離れていく。従って、切断開始直後は小さな力で印刷テープ70を切断できるが、印刷テープ70の切断が進行すると、力点であるレバー部69に大きな力を加えないと印刷テープ70を切断できなくなる。このように、印刷テープ70を安定して確実に切断するため、レバー部69に大きな力を加える必要がある。
カッターモーター41はステッピングモーターであるから、回転数が低速であるほど大きなトルクが得られる。このため、カッターモーター41の回転数を低速にすれば、レバー部90に対して大きな加えることができ、確実に印刷テープ70を切断できる。一方で、カッターモーター41の回転数を低速にすると、切断に時間がかかってしまう。
そこで、テープ印刷装置1は、印刷テープ70の切断を開始してから切断終了までの間に、カッターモーター41の回転数を変化させることで、確実に印刷テープ70を切断するとともに、切断処理の高速化を図っている。具体的には、印刷テープ70の切断開始直後はカッターモーター41の回転数を高回転とし、高速で可動刃67を動かす。その後、切断中にカッターモーター41の回転数を低回転に切り換えて、大きなトルクをレバー部69に与えて、確実に印刷テープ70を切断する。以下、この動作について説明する。
図6は、カッターモーター41の動作ステップ数と可動刃67の動作との相関を示す説明図である。図6(A)はカッターモーター41の動作ステップ数の経時的変化の例を示し、(B)は可動刃67を開くカッター駆動ギヤ62の角度の経時的変化の例を示す。図6(B)に示すカッター駆動ギヤ62の角度は、可動刃67の回動角を示し、カッター駆動ギヤ62の回動角が増大すると、可動刃67の開き角度(カッター42の開き角度)は小さくなる。つまり、図6(B)は可動刃67の開き角度の増減の逆を示している。これら図6(A)、(B)を照らし合わせると、カッターモーター41のステップ数の増減とカッター42の開き角度との相関が導かれる。
印刷テープ70を切断する動作においては、まず、制御部10がパルスを出力することでカッターモーター41が回転し、可動刃67が待機位置から閉じる動作が行われる。この区間を、図中に「刃閉じ」区間として示す。刃閉じ区間では、カッターモーター41の回転により、カッター駆動ギヤ62がカッター42を閉じる方向に回動する。つまり、カッターモーター41の動作ステップ数の増加に伴いカッター駆動ギヤ62の角度が増大して、カッター42の開き角度が縮小する。
カッターモーター41が所定のステップ数まで回転したところで、可動刃67が完全に閉じた位置に達する。ここで、カッターモーター41は停止し、所定時間だけ停止状態を保つ。この区間を図中に「停止」区間として示す。停止区間では、制御部10が、カッターモーター41に印加する電圧を逆方向に切り換える。このため、停止区間の後は、制御部10がカッターモーター41にパルスを出力すると、カッターモーター41は逆方向に回転し、カッター駆動ギヤ62は逆方向に回動する。これにより、可動刃67は開く方向に回動し、カッター42の開き角度が大きくなる。この区間を図中に「刃開き」区間として示す。刃開き区間では、制御部10がカッターモーター41に印加する電圧は逆方向であるが、駆動パルスは刃閉じ区間と同じように出力される。このため、刃開き区間においても、刃閉じ区間に引き続いてパルス数(モーターステップ数)は積算される。カッターモーター41のステップ数には、可動刃67が待機位置まで開いた状態に対応する制限値が設定されている。制御部10は、この制限値までステップ数が達したところで、カッターモーター41へのパルスの出力を停止し、カッターモーター41が停止する。
図7は、カッターモーター41のステップ数とカッターモーター41の回転数とを対応づけるテーブルTの構成例を示す図である。
上述のように、制御部10は、カッターモーター41の回転速度をステップ数に応じて変化させる制御を行う。テーブルTは、この制御部10による制御の内容を定義づけるデータであり、記憶部52に記憶されている。テーブルTは、カッターモーター41のステップ数が大きくなるほど、カッターモーター41の回転数が段階的に小さくなるよう設定されている。
図7の例では、テーブルTにはカッターモーター41のステップ数によってカッターモーター41の動作範囲が9の区間に区分され、区間ごとにカッターモーター41の回転速度が設定されている。制御部10は、テーブルTに設定された回転数でカッターモーター41が動作するように、カッターモーター41に出力するパルスの周波数を調整する。
図7のテーブルTによれば、刃閉じ区間(図6(A))が区間1〜6に区分されている。区間1は、カッターモーター41のステップ数0〜200に対応し、カッターモーター41の回転数は0〜4000と設定されている。なお、カッターモーター41の回転数は、出力パルス数(pps:pulse per second)で表す。この区間は、カッターモーター41の回転速度を加速するための区間である。区間1で、制御部10は、カッターモーター41の回転速度を停止状態(回転数0pps)から4000ppsまで加速する。
区間2はステップ数201〜560に対応する。この区間2ではカッターモーター41の回転数が4000ppsに保持される。つまり、制御部10は、カッターモーター41のステップ数が200ステップに達したら、カッターモーター41の回転数を4000ppsに保って回転させる。
区間3はステップ数561〜1000に対応する。この区間3のカッターモーター41の回転数は3500ppsである。制御部10は、カッターモーター41のステップ数が560ステップに達したら、カッターモーター41の回転数を3500ppsに減速し、この回転数で1000ステップまでカッターモーター41を回転させる。ここでカッターモーター41が減速されることで、カッターモーター41の回転トルクが増す。つまり、区間1〜区間2では、可動刃67が印刷テープ70に接触するまで自由に動く区間である。区間2の上限値は、可動刃67が印刷テープ70に接触する位置に相当するステップ数に設定されている。従って、制御部10は、可動刃67の回動位置が少なくとも印刷テープ70の切断位置に達してから、つまり刃部67aが印刷テープ70に当接してから、カッターモーター41の速度を減速する。
区間4はステップ数1001〜1200に対応し、区間4のカッターモーター41の回転数は3000ppsである。制御部10は、カッターモーター41のステップ数が1000ステップに達したら、カッターモーター41の回転数を3000ppsに減速し、この回転数で1200ステップまでカッターモーター41を回転させる。
同様に、区間5はステップ数1201〜1300に対応し、区間5のカッターモーター41の回転数は2000ppsである。制御部10は、カッターモーター41のステップ数が1200ステップに達したら、カッターモーター41の回転数を2000ppsに減速し、この回転数で1300ステップまでカッターモーター41を回転させる。そして、区間6はステップ数1301〜1700に対応し、この区間6では、カッターモーター41の回転数が2000ppsから0ppsまで減速される。
停止区間では、カッターモーター41のステップ数は1700のまま変化しない。区間7〜区間9は刃開き区間(図6(A))に相当する。この区間7〜区間9では、印刷テープ70は既に切断されているので、カッターモーター41の負荷は刃部67aを回動させるための負荷のみである。つまり、カッターモーター41に要求される回転トルクは小さい。従って、処理時間を短縮するため、カッターモーター41は高速で、好ましくは最高速で回転する。つまり、カッターモーター41の回転数は、区間7で0ppsから4000ppsまで加速され、区間8で4000ppsに保持され、区間9で0ppsまで減速される。
図8は、テープ印刷装置1の動作を示すフローチャートであり、特に、印刷テープを切断する動作を示す。
印刷テープ70が所定の切断位置まで搬送されると、制御部10は、記憶部52に記憶されているテーブルTを参照する(ステップS1)。続いて、制御部10は、テーブルTに従ってカッターモーター41への駆動パルスの出力を開始し、出力パルス数のカウントを開始し(ステップS2)、刃閉じ動作を実行する(ステップS3)。ここでカウントされるパルス数は、カッターモーター41の動作ステップ数として処理される。制御部10は、カッターモーター41のステップ数が増加する毎に、ステップ数がテーブルTに設定された各区間の上限値、すなわち閾値に達したか否かを判別する(ステップS4)。図7の例では、ステップ数200、560、1000、1200、1300、1500、1700、2800が閾値に相当する。
ステップ数が閾値に達していないと判別した場合(ステップS4:No)、制御部10は次のパルスを出力する。これに対し、ステップ数が閾値に達したと判別した場合(ステップS4:Yes)、制御部10は、カッターモーター41のステップ数に基づいて、停止区間に達したか否かを判別する(ステップS5)。停止区間に達したか否かは、カッターモーター41のステップ数が、カッターモーター41の回転数を0ppsまで減速する減速区間(図7の例では区間6)の上限値に達したか否かに基づき、判定できる。停止区間に達していないと判別した場合(ステップS5:No)、制御部10は、テーブルTに従ってカッターモーター41の回転数を変更し(ステップS6)、ステップS4に戻り、変更後の回転数に従ってカッターモーター41にパルスを出力し、切断を継続する。
一方、停止区間に達したと判別した場合(ステップS5;Yes)、制御部10は、カッターモーター41を一時的に停止させる(ステップS7)。ステップS7でカッターモーター41を停止させる時間は、予め設定された時間であり、カッターモーター41に印加する電圧の反転等の処理に必要な最小限の時間である。
その後、制御部10は、刃開き区間の動作を実行し(ステップS8)、テーブルTに従ってカッターモーター41を逆転させ、カッター42を開く。制御部10は、カッター42が全開の待機位置に達したか否かを、例えばカッターモーター41を所定ステップだけ動作させる毎に判別し(ステップS9)、可動刃67が待機位置に達するまで動作を継続し(ステップS9;No)、可動刃67が待機位置に達した場合は(ステップS9;Yes)、本動作を終了する。可動刃67が待機位置に達したか否かは、例えばカッターモーター41のステップ数に基づき判別される。
このように、制御部10は、印刷テープ70の切断中に、テーブルTに従ってカッターモーター41の回転数を変化させることにより、カッターモーター41のトルクを、切断の開始位置側よりも切断の終了位置側で大きくする。このため、可動刃67に与えられるトルクを切断の終了位置側に近づくほど大きくでき、切断に必要なトルクの増大に対応できる。つまり、印刷テープ70の切断に大きなトルクが必要とされる段階ではカッターモーター41の回転数を低下させ、印刷テープ70に切断に必要なトルクが小さい段階ではカッターモーター41を高速で回転させる。従って、大きなトルクが必要になる間だけ回転数を低下させるので、切断中の回転数を全体的に小さくする必要がなく、切断に要する時間を短縮できる。また、必要なトルクに合わせてカッターモーター41の回転数を下げるため、切断の際にカッターモーター41が消費するエネルギーを低減できる。
さらに、制御部10は、刃開き区間では、テーブルTに基づいて、可動刃67が待機位置に復帰するまで高速で回転させ、切断工程の時間を短縮できる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施形態によれば、可動刃67の回動位置が少なくとも印刷テープ70の切断位置に達してから、つまり可動刃67が印刷テープ70に当接してから、可動刃67を回動させるカッターモーター41の回転数を変化させる。これにより、切断中に必要なトルクに応じてカッターモーター41の回転数を変更でき、カッターモーター41の回転数の低下を必要最小限に抑えて、適正なトルクを得ることができる。このため、印刷テープ70の切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間も短縮できる。
また、印刷テープ70の切断を開始してから終了するまでの間に、切断に必要なトルクに応じてカッターモーター41の回転数を変更できるため、切断の終了まで必要十分なトルクを得られ、切断に要する時間を短縮できる。
また、可動刃67が切断の終了位置に近づくほど、カッターモーター41の回転数を下げるため、支点である支軸66を中心として可動刃67を回動させる構成において、切断の終了位置に近づくほど大きくなる可動刃67の必要トルクに対応でき、印刷テープ70を確実に切断することができる。
[第2の実施形態]
以下、図9を参照して本発明を適用した第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態では、テープ印刷装置1にセットされた印刷テープ70のサイズに合わせて、制御部10がカッターモーター41の回転数の変化のパターンを切り換える構成について説明する。本第2の実施形態において、上記第1の実施形態と共通の構成については、同符号を伏して図示及び説明を省略する。なお、本第2の実施形態では、印刷テープ70のサイズによらず、印刷テープ70の一端はカッター42の固定刃65aの刃先側、すなわち支軸66とは反対側に揃えられて切断されるものとする。したがって、カッター42において、切断開始位置は印刷テープ70のサイズが小さいほど支軸66から離れた位置になり、切断終了位置は、印刷テープ70のサイズによらず同じ位置になる。
図9は、第2の実施形態に係るテープ印刷装置が有するテーブルの構成例を示す図であり、(A)、(B)、(C)はそれぞれ異なるテープ幅の印刷テープ70に対応するテーブルの構成例を示す。本実施形態のテープ印刷装置1は、複数のサイズの印刷テープ70を使用でき、使用できる最小サイズを4mm、最大サイズを36mmとする。図9(A)は4〜12mm幅の印刷テープ70に対応するテーブルTaを示す。図9(B)は18〜24mm幅の印刷テープ70に対応するテーブルTbを示し、図9(C)は36mm幅の印刷テープ70に対応するテーブルTcを示す。これらのテーブルTa、Tb、Tcは、テーブルT(図7)と同様に記憶部52に記憶される。
印刷テープ70のサイズ(幅)により、カッター42により切断する長さ(切断長)が変わるため、印刷テープ70を最後まで切断するために必要なトルクが異なる。本実施形態のテープ印刷装置1は、印刷テープ70のサイズに応じて、切断中のカッターモーター41の回転数を変化させ、どのサイズの印刷テープ70に対しても十分なトルクで切断できるとともに、トルクを必要としない区間は回転数を速くして切断に要する時間を短縮するようにしている。
テーブルTa、Tb,Tcでは、カッターモーター41のステップ数が大きくなるほど、カッターモーター41の回転数が段階的に小さくなるよう設定されている。
例えばテーブルTaでは、刃閉じ区間が区間1〜6に区分され、区間1は加速区間、区間6は減速区間である。カッターモーター41の回転数は、区間2〜4で4000pps、区間5で2000ppsに設定されている。
ところで、テーブルTaに対応する4〜12mm幅の印刷テープ70は、幅が小さいため、区間5で完全に切断される。このため、区間2〜4では、可動刃67を回動させる際に、印刷テープ70を切断するほどのトルクは必要ない。従って、区間2〜4ではカッターモーター41の回転数は高速(4000pps)に設定されている。
テーブルTbでは、刃閉じ区間が区間1〜6に区分され、区間1は加速区間、区間6は減速区間である。カッターモーター41の回転数は、区間2〜3で4000pps、区間4で3000pps、区間5で2000ppsに設定されている。テーブルTbに対応する18〜24mm幅の印刷テープ70は、区間4〜5で完全に切断される。
テーブルTbは、テーブルTaに比べて幅の広い印刷テープ70に対応しているので、テーブルTbでは、低速の区間への移行がテーブルTaよりも早い段階(区間4の1001ステップ)から開始される。
さらに、テーブルTcでは、刃閉じ区間が区間1〜6に区分され、区間1は加速区間、区間6は減速区間である。カッターモーター41の回転数は、区間2で4000pps、区間3で3500pps、区間4で3000pps、区間5で2000ppsに設定されている。テーブルTcに対応する36mm幅の印刷テープ70は、区間3〜5で完全に切断される。テーブルTcは最も幅の広い印刷テープ70に対応しており、切断長が長いため、切断に必要なトルクの増加に合わせて、より細かく回転数が設定されている。すなわち、区間3から区間4に渡って段階的に回転数を変化させることで、切断に必要なトルクの増加に対してより適切に対応でき、切断長が長い場合であっても、トルクを維持して確実に切断することができる。
テーブルTa、Tb、Tcの区間7〜区間9は、いずれも刃開き区間である。刃開き区間は印刷テープ70のサイズに関係なく、可動刃67を低いトルクで動かすことが可能なため、カッターモーター41の回転数は最高速に設定されている。
制御部10は、カッター42によって印刷テープ70を切断する際に、サイズ検出部57により検出した印刷テープ70のサイズに基づいて、記憶部52に記憶されたテーブルTa、Tb、Tcのうち対応するテーブルを選択して参照することにより、印刷テープ70のサイズに合わせて適切にカッターモーター41の回転数を制御できる。
すなわち、制御部10は、図8のステップS1に示す動作の前に、サイズ検出部57により検出した印刷テープ70のサイズを取得し、このサイズに適したテーブルを、記憶部52に記憶されたテーブルTa、Tb、Tcから選択する。その後、図8のステップS1〜S8に示す動作を実行することで、印刷テープ70のサイズに合わせて、適切な切断動作を行える。そして、制御部10は、セットされている印刷テープ70に可動刃67が接触してから、カッターモーター41の回転数を段階的に変化させることで、必要なトルクを可動刃67に与えて、確実に印刷テープ70を切断できる。また、印刷テープ70の切断が開始するまでは高速でカッターモーター41を回転させ、速やかに切断を開始できる。
このように、制御部10は、印刷テープ70のサイズに応じてカッターモーター41の回転数の変化のパターンを切り替えるため、印刷テープ70と刃部65a、67aとの相対位置が印刷テープ70のサイズ毎に異なることに対応し、印刷テープ70の切断に必要なトルクを得るとともに、且つ、切断に要する時間を短縮できる。
また、印刷テープ70のサイズ毎に、カッターモーター41のステップ数と回転数とを対応付けたテーブルTa,Tb,Tcを有し、制御部10が印刷テープ70のサイズに適したテーブルを参照することで、回転数の変化のパターンを切り換える。このため、簡単な制御で種々のサイズの印刷テープ70に対応した切断動作を実行できる。
なお、印刷テープ70の切断に必要なトルクは、支軸66から切断位置までの距離により決定され、印刷テープ70のサイズには依存しない。このため、印刷テープ70をカッター42に対してどのように位置決めするか(中央に揃える、支軸66側に揃える、刃先側に揃える等)によらず、印刷テープ70の切り始めのステップ数と切断終了のステップ数とを適切に設定することで、必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間も短縮できる。
また、上記各実施形態では、記録テープと剥離テープとから成る印刷テープ70を用いる場合について説明したが、本発明は、印刷テープ70の構成が単層であるか複層の積層構造であるかを問わず、粘着剤の有無についても任意であり、印刷面と非印刷面が存在する印刷用の各種テープを使用する場合に適用可能である。
また、上記各実施形態では、テープ印刷装置1として、いわゆる熱転写式プリンターを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、テープ状の記録媒体に印刷を行って切断する構成を有するものであれば、インクジェットプリンター等の各種の印刷装置にも適用可能である。
1…テープ印刷装置、4…印刷部(印刷手段)、9…カッター機構、10…制御部(制御手段)、41…カッターモーター(ステッピングモーター)、42…カッター、66…支軸(支点)、67…可動刃(刃)、70…印刷テープ(テープ状印刷媒体)、T、Ta,Tb,Tc…テーブル。

Claims (6)

  1. テープ状印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターの駆動力により支点を中心として刃を回動させ、印刷後の前記テープ状印刷媒体を切断するカッター機構と、
    前記カッター機構により前記テープ状印刷媒体を切断する際に、前記刃の回動位置が前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を変化させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記制御手段は、前記刃の回動位置が、前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから終了する位置になるまでの間に、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とする請求項1記載のテープ印刷装置。
  3. 前記カッター機構は、複数のサイズの前記テープ状印刷媒体を切断可能であり、
    前記制御手段は、前記テープ状印刷媒体のサイズに応じて、前記ステッピングモーターの回転数の変化のパターンを切り替えることを特徴とする請求項1または2記載のテープ印刷装置。
  4. 前記制御手段は、前記テープ状印刷媒体のサイズ毎に、前記ステッピングモーターのステップ数と前記ステッピングモーターの回転数とを対応付けたテーブルを有することを特徴とする請求項3記載のテープ印刷装置。
  5. 前記制御手段は、前記刃が前記テープ状印刷媒体の切断を終了する位置に近づくほど、前記ステッピングモーターの回転数が低くなるように、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  6. テープ状印刷媒体に印刷する印刷手段と、ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターの駆動力により支点を中心として刃を回動させるカッター機構とを有し、印刷後の前記テープ状印刷媒体を前記カッター機構により切断するテープ印刷装置を制御して、
    前記カッター機構により前記テープ状印刷媒体を切断する工程で、前記刃の回動位置が前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を変化させること、
    を特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
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