JP2016168653A - チューブ切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な機構や面倒な制御プログラム等を設けなくても安定した品質でチューブの切断作業を高速で行うことができるチューブ切断装置を提供する。
【解決手段】本発明のチューブ切断装置100は、チューブ10を切断する回転切断刃1と第1のカム部21が取り付けられた回転アーム3と、該回転アーム3に一端4aが取り付けられる回転シャフト4と、を一体に備える回転体5と、クランプ方向Cに沿う方向に接離可能な一対のクランプ7、8を有し第2のカム部22が設けられたクランプ装置6と、該クランプ装置6に一端15aが接続されチューブ10の送り方向Fに沿う方向に延びる他のシャフト15と、該他のシャフト15の他端15bと回転シャフト4の他端4bを連結する連結部材14と、を備えた連結移送構造17と、を具備して一体の切断ユニット11を構成し、該切断ユニット11をクランプ時にチューブ10の移動に同期させて、チューブ10と一体になって送り方向Fに移動し得るように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、連続的に送り出されるチューブを該チューブの動きと同期させて指定長さに切断するチューブ切断装置に関するものである。
連続的に送り出されるチューブを所定長さに切断するチューブ切断装置として、下記の特許文献1、2に開示されているチューブ切断装置が存在する。
このうち、特許文献1に開示されているチューブ切断装置は、切断刃2及びカム32を有する回転カム3が反時計方向へ回転したとき、内クランプ11に取り付けた倣いローラ116がカム32に当接し、バネ115の下方への付勢力に抗して上方へ移動する。これにより、内クランプ11が揺動軸113を支点として揺動し、内クランプ11を上方に移動させて外クランプ12との間にチューブを挟持させることによって該チューブを固定する。
また、チューブが固定されている間に切断刃2をチューブに作用させて該チューブを切断する。尚、チューブの切断後は、倣いローラ116とカム32との当接状態が解除されるため内クランプ11は、バネ115の付勢力によって下方へ移動復帰し、外クランプ12との間の隙間が広がってチューブの拘束が解除される。そして、このような構成を有することによって切断刃の回転半径を大きくすることなく、幅方向に長いチューブの幅方向軸線上に沿って上記切断刃2が通過できるようにしている。
一方、特許文献2に開示されているチューブ切断装置は、切断刃80及びカムローラ92を保持する回転支持体60がバネ72により回転半径方向外方へ押圧された状態で反時計方向に回転したとき、カムローラ92がカム90のカム面95に当接することで回転支持体60をバネ72の付勢力に抗して回転半径方向内方へ移動するようになる。
これにより、切断刃80の切断線がチューブ19の幅方向軸線に一致した状態になり、該切断刃80によりチューブ19を切断する。このとき、チューブ19の走行方向の速度に対して切断刃80を保持したキャリッジ41が同方向へ同じ速度で同期して移動する。これにより、チューブ19をその長手方向と正確に直交する方向に切断し得る(特許文献2の請求項21の工程(b)、(c)及び段落[0010]、[0014]及び[0025]の記載を参照)旨が開示されている。
また、特許文献2では、キャリッジ制御装置130によりモータ24及びクランクアーム42の動きを介して切断装置23の第1の移動速度を設定しており、該切断装置23の第1の移動速度をチューブ19が走行する第2の移動速度に等しくなるように同期させるように制御する構成が開示されている。
特許第4880356号公報 特開平4−275820号公報
しかし、上記特許文献1に開示されているチューブ切断装置は、内クランプ及び外クランプが揺動軸を支点にして揺動する揺動機構と、倣いローラ及びカムを備えたカム機構と、を組み合わせた複雑な構造を有しており、部品点数も多くなることから製品コストの増大を招いている。
また、上記特許文献2に開示されているチューブ切断装置は、上述したように、キャリッジ制御装置の制御によって切断装置の第1の移動速度とチューブの第2の移動速度を等しくさせて切断装置の動きとチューブの動きを同期させているため、チューブを走行させる第2の移動速度を変更すると、該第2の移動速度で走行するチューブの動きに同期するように切断装置の動きを修正しなければならず、これに伴う煩わしい制御プログラムの修正作業を行わなければならなかった。
従って、本発明は従来のチューブ切断装置が抱えているこのような問題点を解決すべく、連続的に送り出されるチューブを該チューブの動きと同期させて所定長さに切断するに際して、複雑な機構や面倒な制御プログラム等を設けなくても安定した品質でチューブの切断作業を高速で行うことができる、構造が簡単で低コスト且つ信頼性が高いチューブ切断装置を提供することを目的とする。
本発明のチューブ切断装置(100)は、連続的に所定速度(V)で送り方向(F)へ送り出されるチューブ(10)をクランプ装置(6)によりクランプした状態で、回転切断刃(1)により所定長さ(L)に切断するチューブ切断装置において、チューブ(10)の切断を実行する前記回転切断刃(1)と第1のカム部(21)とが取り付けられた回転アーム(3)と、該回転アーム(3)が一端(4a)に取り付けられ、チューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向に延びる回転シャフト(4)と、を一体に備える回転体(5)と、前記チューブ(10)の送り方向(F)と交差するクランプ方向(C)に沿う方向に相対的に移動して接離可能な一対のクランプ(7、8)を有し、該一対のクランプ(7、8)の何れか一方に前記第1のカム部(21)と共にカム機構(2)を構成する第2のカム部(22)が設けられたクランプ装置(6)と、前記クランプ装置(6)に一端(15a)が接続され、チューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向に延びる他のシャフト(15)と、該他のシャフト(15)の他端と前記回転シャフト(4)の他端(4b)を連結する連結部材(14)と、を備えた連結移送構造(17)と、を具備することによって構成されており、上記回転体(5)とクランプ装置(6)を上記連結移送構造(17)によって一体に連結することによって切断ユニット(11)を構成し、該切断ユニット(11)は、上記クランプ装置(6)のクランプ時においてチューブ(10)の動きと同期し、チューブ(10)と一体になってチューブ(10)の送り方向(F)に所定ストローク移動し得るように構成されている。
また、前記回転体(5)の回転シャフト(4)には、該回転シャフト(4)のチューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向の移動を許容した状態で回転力を付与する駆動手段(12)が設けられていることが望ましい。
また、前記クランプ装置(6)の一対のクランプ(7、8)の間には、該一対のクランプ(7、8)を離間させるクランプ解除方向(D)へ付勢する第1の付勢手段(9)が設けられていることが望ましい。
また、前記連結移送構造(17)には、前記連結部材(14)をチューブ(10)の送り方向(F)と反対の戻し方向(B)へ付勢する第2の付勢手段(13)が設けられていることが望ましい。
また、前記回転体(5)は、前記回転アーム(3)が1回転する1サイクルの間にチューブ(10)の切断を実行する切断区間(S)とチューブ(10)の切断を実行しない非切断区間(T)を通るように構成されており、前記切断区間(S)では、前記第1のカム部(21)が前記第2のカム部(22)に当接することで前記一対のクランプ(7、8)をクランプ方向(C)に相対的に移動させてチューブ(10)をクランプし、該チューブ(10)と一体になって前記切断ユニット(11)をチューブ(10)の送り方向(F)に所定ストローク移動させ、該送り方向(F)へ移動させている間に前記回転切断刃(1)をチューブ(10)に作用させてチューブ(10)の切断を実行し、前記非切断区間(T)では、前記第1のカム部(21)の前記第2のカム部(22)への当接が解除されることで前記一対のクランプ(7、8)をクランプ解除方向(D)に相対的に移動させてチューブ(10)のクランプを解除し、前記切断ユニット(11)をチューブ(10)と切り離して戻し方向(B)の原点位置に戻すようにすることが望ましい。
また、前記クランプ装置(6)の一対のクランプ(7、8)は、前記回転アーム(3)の回転半径方向内側に位置する内側クランプ(7)と、前記回転アーム(3)の回転半径方向外側に位置する外側クランプ(8)であり、前記第2のカム部(22)は、前記内側クランプ(7)における内方端面7aに形成されたカム面(22a)によって構成されると共に、前記第1のカム部(21)は前記回転アーム(3)に対して回転可能な状態で設けられているカムローラ(21a)によって構成することが可能である。
また、前記クランプ装置(6)の一対のクランプ(7、8)のうち前記第2のカム部(22)を有さない側のクランプ(7、8)には、チューブ(10)の幅方向(X)の位置決めとチューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向の移動を案内する案内構造(30)を設けることが可能である。
また、前記駆動手段(12)は前記回転体(5)の1サイクル中の回転速度を区間ごとに可変し得るサーボモータ(12a)によって構成することが可能である。
また、前記サーボモータ(12a)の回転は、チューブ(10)の切断を実行する切断区間(S)における第1の回転速度(U1)より、チューブ(10)の切断を実行しない非切断区間(T)における第2の回転速度(U2)の方が大きくなるように設定することが可能である。
また、前記チューブ(10)は、金属製平板材料をロール成形することによって幅方向(X)に複数の空間を区画した状態で並設した幅方向(X)に長い偏平な剛性チューブによって構成することが望ましい。
本発明のチューブ切断装置(100)によれば次に示す効果がある。
(1)先ず、回転体(5)とクランプ装置(6)を連結移送構造(17)によって連結することでチューブ(10)の送り方向(F)に沿って一体に所定ストローク往復移動し得る切断ユニット(11)を構成しているから、クランプ装置(6)がチューブ(10)をクランプしている状態では、チューブ(10)から動力を受けてチューブ(10)と一体になって切断ユニット(11)は、同方向に所定ストローク移動する。
従って、複雑な機構や面倒な制御プログラム等を設けなくてもチューブ(10)の動きに同期させて切断ユニット(11)を移動させることが可能になり、安定した品質でチューブ(10)の切断作業を高速で行うことが可能になる。
(2)また、回転シャフト(4)のチューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向の移動を許容した状態で回転力を付与する駆動手段(12)を設けた場合には、前記チューブ(10)の動きに同期させた切断ユニット(11)の移動を維持した状態で回転切断刃(1)による切断に必要な動力を回転シャフト(4)に伝達することが可能になる。
また、一対のクランプ(7、8)の間にこれらをクランプ解除方向(D)へ付勢する第1の付勢手段(9)を設けた場合には、前記第1のカム部(21)と第2のカム部(22)の当接状態が解除されると、一対のクランプ(7、8)は別途動力を付与しなくても自動的にクランプ解除状態に移行することが可能になる。
また、連結移送構造(17)に、連結部材(14)をチューブ(10)の送り方向(F)と反対の戻し方向(B)へ付勢する第2の付勢手段(13)を設けた場合には、前記第1のカム部(21)の第2のカム部(22)の当接状態が解除されると、切断ユニット(11)は別途動力を付与しなくても自動的に元の原点位置に復帰することが可能になる。
(3)また、回転アーム(3)が1回転する1サイクルの間に切断区間(S)と非切断区間(T)を通るように構成し、切断区間(S)では、前述したチューブ(10)の動きに同期した切断ユニット(11)のチューブ(10)の送り方向(Y)への移動とチューブ(10)の切断とを実行し、非切断区間(T)では、前述した切断ユニット(11)の自動的な原点位置への移動を実行できるから、チューブ(10)の効率的な切断によりチューブ切断装置の高速化を図ることが可能になる。
また、クランプ装置(6)を内側クランプ(7)と外側クランプ(8)によって構成し、第2のカム部(22)を内側クランプ(7)に形成されたカム面(22a)によって構成し、第1のカム部(21)を回転アーム(3)に対して設けられるカムローラ(21a)によって構成した場合には、回転アーム(3)の円滑な回転を妨げることなくカム機構(2)にカム作用を実行させてクランプ装置(6)のクランプ状態とクランプ解除状態との切り替えを円滑に実行させることが可能になる。
(4)また、第2のカム部(22)を有さない側のクランプ(8、7)に対して、チューブ(10)の幅方向(X)の位置決めとチューブ(10)の送り方向(F)への移動を案内する案内構造(30)を設けた場合には、チューブ(10)と切断ユニット(11)の幅方向(X)の位置ずれが防止でき、チューブ(10)の正確な切断が実行される。また、チューブ(10)の送り方向(F)に沿ったチューブ(10)と切断ユニット(11)の円滑な移動が実行されるようになる。
また、駆動手段(12)をサーボモータ(12a)によって構成し、回転切断刃(1)が切断区間(S)を通る第1の回転速度(U1)より、切断刃(1)が非切断区間(T)を通る第2の回転速度(U2)の方が大きくなるように設定した場合には、チューブ(10)の切断に関与しない非切断区間(T)を回転切断刃(1)が通る時間を短縮でき、延いては1サイクルの回転アーム(3)の回転時間を短くして、チューブ切断装置(100)の一層の高速化を図ることが可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係るチューブ切断装置を設置したチューブ製造ラインの一例を示す側面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るチューブ切断装置を示す正面図である。 図3は、本発明の実施形態に係るチューブ切断装置を示す側断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るチューブ切断装置における回転切断刃の1サイクル中の切断区間を示す説明図である。 図5は、本発明の実施形態に係るチューブ切断装置によって切断できるチューブの一例を示す端面図である。 図6は、本発明の他の実施の形態に係るチューブ切断装置を示す正面図である。
以下、本発明に係るチューブ切断装置100を図1乃至図5に示す実施の形態に基づいて具体的に説明する。最初に、図1に基づいて本発明のチューブ切断装置100が設置されるチューブ製造ライン200の概略の構成について説明する。次に、図5に基づいて本発明のチューブ切断装置100によって切断することが可能なチューブ10の一例の構成について説明する。
続いて、図2乃至図4に基づいて本発明の実施の形態に係るチューブ切断装置100の概略の構成について説明した後、その具体的な構成と作動態様について説明する。最後に部分的構成を異ならせた本発明の他の実施の形態に係るチューブ切断装置100Aの構成を前記実施の形態との差異を中心に言及する。
(1)チューブ製造ラインの概略の構成(図1参照)
チューブ製造ライン200は、ライン上流部に配置される原料供給部201と、ライン中間部に配置され、多数の成形ローラ203を有するロール成形装置202と、ライン下流部に配置される本発明のチューブ切断装置100と、を備えることによって一例として構成されている。
原料供給部201は、例えばロール状に巻かれた金属製平板等を原料A0とし、適宜の駆動手段とガイド手段を介して所定量ずつ又は連続的に原料A0を繰り出す部分である。また、ロール成形装置202は、形状、大きさ、配置を適宜異ならせた複数の成形ローラ203を使用して、上記平板形状の原料A0を多段階に分けて除々に曲げて行き、所定端面形状のチューブ10に成形する装置である。
また、本発明のチューブ切断装置100は、上記所定端面形状に成形された長尺なチューブ10を0.5mまたは1mといった所定の長さLに切断して製品Aを得る装置である。
(2)チューブの構成(図5参照)
前記ロール成形装置202によって成形されるチューブ10の端面形状としては、図5に示すような端面形状のものが一例として適用でき、該チューブ10は、幅方向Xに複数の空間40が区画された状態で並設されており。厚さHに比べて幅Wが長い偏平な剛性チューブによって構成されている。
そして、このような端面形状のチューブ10は、本発明のチューブ切断装置100によって所定の長さLに切断された後、自動車のラジエター等に代表される熱交換器用のチューブ等に加工される。
(3)チューブ切断装置の概略の構成(図2乃至図4参照)
本発明のチューブ切断装置100は、前述したロール成形装置202によって連続的に所定速度Vで送り方向Fへ送り出されるチューブ10をクランプ装置6によりクランプした状態で、回転切断刃1により所定長さLに切断する装置である。
そして、上記チューブ10に直接作用して切断を実行する回転切断刃1と第1のカム部21が取り付けられた回転アーム3と、該回転アーム3が一端4aに取り付けられ、チューブ10の送り方向Fに沿う方向に延びる回転シャフト4と、を一体に備える回転体5と、前記チューブ10の送り方向Fと交差するクランプ方向Cに沿う方向に相対的に移動し接離可能な一対のクランプ7、8を有し、該一対のクランプ7、8の何れか一方に前記第1のカム部21と共にカム機構2を構成する第2のカム部22が設けられたクランプ装置6と、前記クランプ装置6に一端15aが接続されたチューブ10の送り方向Fに沿う方向に延びるリニアシャフト15と、該リニアシャフト15の他端15bと前記回転シャフト4の他端4bを連結する連結部材14と、を備えた連結移送構造17と、を具備することによって、本発明のチューブ切断装置100は基本的に構成されている。
そして、上記回転体5とクランプ装置6を上記連結移送構造17によって一体に連結することによって切断ユニット11を構成しており、該切断ユニット11は、上記クランプ装置6のクランプ時においてチューブ10の動きと同期し、チューブ10と一体になってチューブ10の送り方向Fに所定ストローク移動し得るように構成されていることが本発明の特徴的な構成になっている。
(4)チューブ切断装置の具体的な構成(図2乃至図4参照)
また、本実施の形態に係るチューブ切断装置100には、前記回転体5の構成部材として、前記回転シャフト4に対して該回転シャフト4のチューブ10の送り方向Fに沿う方向の移動を許容した状態で回転力を付与する一例としてサーボモータ12aによって構成される駆動手段12が設けられている。
また、前記クランプ装置6の構成部材として、前記一対のクランプ7、8の間に第1の付勢手段9が更に備えられており、該第1の付勢手段9によって前記一対のクランプ7、8はクランプ解除方向Dに離間するように付勢されている。
また、前記連結移送構造17の構成部材として、前記連結部材14をチューブ10の送り方向Fと反対の戻し方向Bへ付勢する第2の付勢手段13(図3参照)が更に設けられている。以下、これらの構成部材を具体的に説明して行く。
回転体5の回転切断刃1は、回転アーム3の先端部にネジ等によって取り付けられる矩形平板状の部材で、チューブ10と対向する側縁には、一例として半円弧状に挟られた2つの凹陥部18、18と該2つの凹陥部18、18の中間位置に設けられる尖端状の突起部19と、を備えた刃部20が形成されている。
回転体5の回転アーム3は、一例として4角が面取りされた回転半径方向に長い矩形平板状の部材で、前述した回転切断刃1が取り付けられる先端部の半径方向内方には、軸部21bを中心に回転可能なカムローラ21aによって構成される第1のカム部21が回転アーム3の幅方向に離間して並ぶように一例として二組設けられている。
また、回転アーム3の基部側には、前述した回転シャフト4の一端4aを受け入れる穴部23が形成されており、図3に示すように一例としてパワーロック24を使用して当該回転アーム3と回転シャフト4は一体に接続されている。
回転シャフト4は、一例としてスプライン軸によって構成されている。また、回転シャフト4の他端4bはスプラインを有しない小径の軸部によって構成されており、該軸部の先端には雄ネジ部が刻設されていて該雄ネジ部と螺合するナット25を取り付けることによって前述した連結部材14の一端14aを回転シャフト4の他端4bと連結し得るように構成されている。
また、支持ベース26にはチューブ10の送り方向Fに沿う方向に離間して配置される一例として二枚の平板状部材によって構成される支持フレーム16が取付けボルト27を使用して取り付けられている。
そして、該支持フレーム16の上部には、チューブ10の送り方向Fの上流位置と下流位置に1組ずつ計2組のベアリング28、29が配置されている。
また、クランプ装置6の一対のクランプ7、8は、回転アーム3の回転半径方向内側に位置する内側クランプ7と、回転アーム3の回転半径方向外側に位置する外側クランプ8によって構成されている。これらのクランプ7、8は、幾分肉厚の矩形平板状の部材で互いに対向するように配置されている。
図2及び図3において上方に位置する内側クランプ7には、上述したカムローラ21aに対向する内方端面(図2及び図3では上面)7aにカム面22aが形成されており、該カム面22aが第2のカム部22になっている。カム面22aは、円周軌道上を旋回するカムローラ21aが当接した時、内側クランプ7を回転アーム3の回転半径方向外方に変位し得るよう、上記円周軌道よりも幾分回転半径方向内方に位置するように構成されている。
また、上記カム面22aと反対の内側クランプ7の外方端面7bは、クランプ時にチューブ10を押圧する押圧面になっている。この他、内側クランプ7には、外側クランプ8とのクランプ方向C及びクランプ解除方向Dの必要な量の相対移動を許容した状態で外側クランプ8と連結するための連結ボルト31を受け入れる受入れ穴部32が適宜の数、設けられている。
また、外側クランプ8の内方端面8aには、チューブ10の幅方向Xの位置決めとチューブ10の送り方向Fに沿う方向の移動を案内する案内構造としての案内溝30が設けられている。この案内溝30は、チューブ10が通過する走行路上に配置されており、切断するチューブ10の厚さHとほぼ同じ又は僅かに小さな深さで該チューブ10の幅Wとほぼ同じ幅となるように一例として構成されている。
また、外側クランプ8の外方端面8bには、次に述べるリニアシャフト15の一端15aに外側クランプ8を取り付けるための取付け部材33の取付け面が位置しており、該取付け部材33は、図示のように取付けボルト34を使用して取り付けられている。
この他、外側クランプ8には上述した内側クランプ7に設けた受入れ穴部32と対向する位置に同じく連結ボルト31を取り付けるための取付け穴部35が形成されている。この取付け穴部35は、外側クランプ8の内方端面8a側に上述した第1の付勢手段9となる圧縮コイルスプリングを収容する大径部35aが形成されており、外側クランプ8の外方端面8b側に上述した連結ボルト31と螺合する上記大径部35aよりも小径の雌ネジ部35bが形成されている。
また、連結移送構造17の下方リニアシャフト15は上記取付け部材33に取り付けられる一端15aから戻し方向Bにかけてチューブ10の送り方向Fと平行に延びるように配設されている。そして、上記リニアシャフト15は、前述した支持フレーム16の下部にはチューブ10の送り方向Fの上流位置と下流位置に配置されたリニアブッシュ36、37によって支持されている。
また、上流位置のリニアブッシュ36の更に上流位置には、スペーサ38を介して上述した第2の付勢手段13となる圧縮コイルスプリングの一端に当接する一例として平座金によって構成されるバネ座39が配置されている。そして、該バネ座39とリニアシャフト15の他端15bに取り付けられる連結部材14との間のリニアシャフト15に対して上記第2の付勢手段13を外嵌し取付けボルト34を使用してリニアシャフト15と連結部材14を連結している。
尚、上記リニアブッシュ36、37と、リニアシャフト15と、スペーサ38とバネ座39と、第2の付勢手段13である圧縮コイルスプリングと、リニアシャフト15の一端15aと他端15bに取り付けられる2本の取付けボルト34、34は、図2に示すように幅方向Xの左右に離間した状態で二組一例として設けられている。
連結部材14の図3中上方に位置する一端14aは、連結部材14の他部よりも肉厚に形成されており、該一端14aには前述した回転シャフト4の他端4bを回転可能な状態で支持するベアリング41が収容されている。また、連結部材14の図3中下方に位置する他端14bには、上述したリニアシャフト15と当該連結部材14を連結するための取付けボルト34を受け入れる図示しない取付け穴が形成されている。この他、チューブ10の走行路に位置する支持フレーム16と連結部材14の部位には、一例として角窓状の開口部42、43が形成されており、チューブ10はこれらの開口部42、43を通って前述した外側クランプ8に形成した案内溝30に至り、回転切断刃1による切断が実行される切断実行位置に導かれるように構成されている。
(5)チューブ切断装置の作動態様(図2乃至図4参照)
このようにして構成される本実施の形態に係るチューブ切断装置100に対してチューブ10が供給されると、サーボモータ12aから伝達される動力を受けて回転シャフト4は図2及び図4中、時計方向に回転する。これに伴い、回転体5は回転アーム3が1回転する1サイクルの間に図4に示すようにチューブ10の切断を実行する切断区間Sとチューブ10の切断を実行しない非切断区間Tを通過する。
そして、切断区間Sでは、第1のカム部21であるカムローラ21aが第2のカム部22であるカム面22aに当接することで内側クランプ7を第1の付勢手段9である圧縮コイルスプリングの付勢力に抗して外側クランプ8側に移動させる。これに伴い、案内溝30内のチューブ10の図2中、上方への移動が規制されてチューブ10は、内側クランプ7及び外側クランプ8間でクランプされた状態になる。
チューブ10がクランプされると、該チューブ10と一体になって切断ユニット11は、チューブ10の送り方向Fに所定ストロークLだけ移動し、該送り方向Fへ移動させている間に回転切断刃1がチューブ10に作用するようになってチューブ10の切断が実行される。
一方、チューブ10の切断が完了して回転体5が非切断区間Tに至ると、第1のカム部21であるカムローラ21aの第2のカム部22であるカム面22aへの当接が解除される。これに伴い、内側クランプ7は、第1の付勢手段9の付勢力を受けて図2及び図3中、上方に移動するため、チューブ10のクランプ状態が解除される。
そして、チューブ10のクランプ状態が解除されると、切断ユニット11はチューブ10と切り離され、第2の付勢手段13からの付勢力によって戻し方向Bに上記ストロークLだけ移動復帰して当初の原点位置に戻る。
続いて、上記の動作が繰り返される。
ここで、チューブ10の送り速度Vを120m/minとし、チューブ10の切断長さLを0.5mとした場合には、1分間に240回のカットが実行され、1秒間では4回のカットが実行される。そして、1カット当たりの切断時間は0.25secとなる。
また、チューブ10の送り速度Vを同じく120m/minとし、チューブ10の切断長さLを1mとした場合には、1分間に120回のカットが実行され。1秒間では2回のカットが実行される。そして1カット当たりの切断時間は0.5secとなる。
また、チューブ10の幅Wを16mm、回転アーム3の回転半径Rを160mmとした場合には、切断長さLを0.5mとした時の切断開始から切断終了までに要した実質的な切断実行時間は、0.25sec×16/(160×2π)=0.004secになる。そして、当該切断実行時にチューブ10が送り方向Fに進む距離は、送り速度V=120m/min=2000mm/secでは2000mm/sec×0.004sec=8mmとなる。同様に切断長さLを1mとした時の切断実行時にチューブ10が送り方向Fに進む距離は、16mmとなる。
尚、この時、使用するサーボモータ12aが回転体5の1サイクル中の回転速度Uを区間ごとに可変し得るように構成されている場合には、切断区間Sにおけるサーボモータ12aの第1の回転速度U1よりも非切断区間Tにおけるサーボモータ12aの第2の回転速度U2の方が大きくなるように設定することで1カット当たりの切断時間を短縮して、上述した切断実行時にチューブ10が送り方向Fに進む距離を短くして切断回数を増やすことが可能になる。
具体的には図4に示すようにNC制御等によって回転体が切断区間Sを通過する時の切断速度V1を一定にした状態で回転体5が非切断区間Tを通過する時の切断速度V2をV1より大きくする(V2>V1)ことが可能な場合には、例えば切断長さLを1mとした場合の切断実行時におけるチューブ10が送り方向Fに進む距離を上述した16mmから短くして例えば8mm等に短縮することが可能になる。
そして、このようにして構成される本実施の形態に係るチューブ切断装置100によれば、複雑な機構や面倒な制御プログラム等を設けなくてもチューブ10の動きに同期させて切断ユニット11を移動させることが可能になり、安定した品質でチューブ10の切断作業を高速で行うことが可能になる。また、チューブ10の送り速度Vが変わっても、直ちに対応できるため、チューブ10の切り替え等を行う時の作業ロスも小さくなる。
(6)他の実施の形態(図6参照)
以上が本発明の基本的な実施の形態であるが、本発明のチューブ切断装置100は前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略、あるいは当業者において周知、慣用の技術を追加することが可能である。
例えば、図6に示すように、回転アーム3の長さを長くして回転切断刃1の回転半径Rを大きくしたチューブ切断装置100Aを採用することも可能である。このような構成のチューブ切断装置100Aを採用した場合にも、例えば切断長さLを0.5mとした場合の切断実行時におけるチューブ10が送り方向Fに進む距離を上述した8mmから更に小さくすることが可能になる。
また、前述したカムローラ21aとカム面22aの配置を逆にして第1のカム部21をカム面22aによって構成し、第2のカム部22をカムローラ21aによって構成することが可能である。また、第2のカム部22は内側クランプ7側でなく外側クランプ8側に設けることも可能である。この他、案内溝30を外側クランプ8に対して着脱可能な構成にし、切断するチューブ10の端面形状や大きさ等の違いに対応して使用する案内溝30を選択するようにすることも可能である。
1 回転切断刃
2 カム機構
3 回転アーム
4 回転シャフト
4a 一端
4b 他端
5 回転体
6 クランプ装置
7 内側クランプ
7a 内方端面
7b 外方端面
8 外側クランプ
8a 内方端面
8b 外方端面
9 第1の付勢手段
10 チューブ
11 切断ユニット
12 駆動手段
12a サーボモータ
13 第2の付勢手段
14 連結部材
14a 一端
14b 他端
15 リニアシャフト
15a 一端
15b 他端
16 支持フレーム
17 連結移送構造
18 凹陥部
19 突起部
20 刃部
21 第1のカム部
21a カムローラ
21b 軸部
22 第2のカム部
22a カム面
23 穴部
24 パワーロック
25 ナット
26 支持ベース
27 取付けボルト
28 ベアリング
29 ベアリング
30 案内溝
31 連結ボルト
32 受入れ穴部
33 取付け部材
34 取付けボルト
35 取付け穴部
35a 大径部
35b 雌ネジ部
36 リニアブッシュ
37 リニアブッシュ
38 スペーサ
39 バネ座
40 空間
41 ベアリング
42 開口部
43 開口部
100 チューブ切断装置
200 チューブ製造ライン
201 原料供給部
202 ロール成形装置
203 成形ローラ
V 速度
F 送り方向
L 長さ
C クランプ方向
D クランプ解除方向
B 戻し方向
S 切断区間
T 非切断区間
X 幅方向
U 回転速度
U1 第1の回転速度
U2 第2の回転速度
R 回転半径
H 厚さ
W 幅
A0 原料
A 製品

Claims (10)

  1. 連続的に所定速度(V)で送り方向(F)へ送り出されるチューブ(10)をクランプ装置(6)によりクランプした状態で、回転切断刃(1)により所定長さ(L)に切断するチューブ切断装置において、
    チューブ(10)の切断を実行する前記回転切断刃(1)と第1のカム部(21)とが取り付けられた回転アーム(3)と、該回転アーム(3)が一端(4a)に取り付けられ、チューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向に延びる回転シャフト(4)と、を一体に備える回転体(5)と、
    前記チューブ(10)の送り方向(F)と交差するクランプ方向(C)に沿う方向に相対的に移動して接離可能な一対のクランプ(7、8)を有し、該一対のクランプ(7、8)の何れか一方に前記第1のカム部(21)と共にカム機構(2)を構成する第2のカム部(22)が設けられたクランプ装置(6)と、
    前記クランプ装置(6)に一端(15a)が接続され、チューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向に延びる他のシャフト(15)と、該他のシャフト(15)の他端(15b)と前記回転シャフト(4)の他端(4b)を連結する連結部材(14)と、を備えた連結移送構造(17)と、を具備することによって構成されており、
    上記回転体(5)とクランプ装置(6)を上記連結移送構造(17)によって一体に連結することによって切断ユニット(11)を構成し、
    該切断ユニット(11)は、上記クランプ装置(6)のクランプ時においてチューブ(10)の動きと同期し、チューブ(10)と一体になってチューブ(10)の送り方向(F)に所定ストローク移動し得るように構成したことを特徴とするチューブ切断装置。
  2. 請求項1に記載のチューブ切断装置において、
    前記回転体(5)の回転シャフト(4)には、該回転シャフト(4)のチューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向の移動を許容した状態で回転力を付与する駆動手段(12)が設けられていることを特徴とするチューブ切断装置。
  3. 請求項1又は2に記載のチューブ切断装置において、
    前記クランプ装置(6)の一対のクランプ(7、8)の間には、該一対のクランプ(7、8)を離間させるクランプ解除方向(D)へ付勢する第1の付勢手段(9)が設けられていることを特徴とするチューブ切断装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のチューブ切断装置において、
    前記連結移送構造(17)には、前記連結部材(14)をチューブ(10)の送り方向(F)と反対の戻し方向(B)へ付勢する第2の付勢手段(13)が設けられていることを特徴とするチューブ切断装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のチューブ切断装置において、
    前記回転体(5)は、前記回転アーム(3)が1回転する1サイクルの間にチューブ(10)の切断を実行する切断区間(S)とチューブ(10)の切断を実行しない非切断区間(T)を通るように構成されており、
    前記切断区間(S)では、前記第1のカム部(21)が前記第2のカム部(22)に当接することで前記一対のクランプ(7、8)をクランプ方向(C)に相対的に移動させてチューブ(10)をクランプし、該チューブ(10)と一体になって前記切断ユニット(11)をチューブ(10)の送り方向(F)に所定ストローク移動させ、該送り方向(F)へ移動させている間に前記回転切断刃(1)をチューブ(10)に作用させてチューブ(10)の切断を実行し、
    前記非切断区間(T)では、前記第1のカム部(21)の前記第2のカム部(22)への当接が解除されることで前記一対のクランプ(7、8)をクランプ解除方向(D)に相対的に移動させてチューブ(10)のクランプを解除し、前記切断ユニット(11)をチューブ(10)と切り離して戻し方向(B)の原点位置に戻すようにしたことを特徴とするチューブ切断装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のチューブ切断装置において、
    前記クランプ装置(6)の一対のクランプ(7、8)は、前記回転アーム(3)の回転半径方向内側に位置する内側クランプ(7)と、前記回転アーム(3)の回転半径方向外側に位置する外側クランプ(8)であり、
    前記第2のカム部(22)は、前記内側クランプ(7)における内方端面7aに形成されたカム面(22a)によって構成されると共に、前記第1のカム部(21)は前記回転アーム(3)に対して回転可能な状態で設けられているカムローラ(21a)によって構成されており、
    前記カムローラ(21a)が前記カム面(22a)に当接乃至離間することによって前記カム機構(2)のカム作用が実行されるようにしたことを特徴とするチューブ切断装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のチューブ切断装置において、
    前記クランプ装置(6)の一対のクランプ(7、8)のうち前記第2のカム部(22)を有さない側のクランプ(7、8)には、チューブ(10)の幅方向(X)の位置決めとチューブ(10)の送り方向(F)に沿う方向の移動を案内する案内構造(30)が設けられていることを特徴とするチューブ切断装置。
  8. 請求項2乃至7の何れか1項に記載のチューブ切断装置において、
    前記駆動手段(12)は前記回転体(5)の1サイクル中の回転速度を区間ごとに可変し得るサーボモータ(12a)によって構成されていることを特徴とするチューブ切断装置。
  9. 請求項8に記載のチューブ切断装置において、
    前記サーボモータ(12a)の回転は、チューブ(10)の切断を実行する切断区間(S)における第1の回転速度(U1)より、チューブ(10)の切断を実行しない非切断区間(T)における第2の回転速度(U2)の方が大きくなるように設定されていることを特徴とするチューブ切断装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載のチューブ切断装置において、
    前記チューブ(10)は、金属製平板材料をロール成形することによって幅方向(X)に複数の空間を区画した状態で並設した幅方向(X)に長い偏平な剛性チューブによって構成されていることを特徴とするチューブ切断装置。
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