JP2003062632A - チューブの製造方法 - Google Patents

チューブの製造方法

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JP2003062632A JP2001254498A JP2001254498A JP2003062632A JP 2003062632 A JP2003062632 A JP 2003062632A JP 2001254498 A JP2001254498 A JP 2001254498A JP 2001254498 A JP2001254498 A JP 2001254498A JP 2003062632 A JP2003062632 A JP 2003062632A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内方側に向けて突出する複数個の突起部(デ
ィンプル)を有するとともに、少なくとも長手方向両端
側に突起部が設けられていない部位を有するチューブの
製造方法において、多種類のチューブの長さに迅速に対
応しつつ、生産性(生産速度)を高める。 【解決手段】 チューブの素材である帯板状のワークW
の送りに連動して連続的に突起部110bをローラ成形
し、必要な部位(タンク挿入部に対応する部位)の突起
部110bを潰してワークWを平坦する。これにより、
ワークWを連続的に送りながら突起部110bを連続的
に成形することができるとともに、突起部成形ローラ2
11、212を交換することなく、多種類のチューブ1
10の長さに対応することができる。したがって、多種
類のチューブの長さに迅速に対応しつつ、生産性(生産
速度)を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジエータや温水
ヒータ等の熱交換器に適用されるチューブの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車両用
ラジエータとして、特開平6−159986号公報に記
載の発明では、チューブの内壁のうち少なくともチュー
ブの長手方向端部(ヘッダ挿入部)を除いた部位に凹凸
(ディンプル)を設けて、チューブ内を流れる流体(冷
却水や温水)とチューブとの熱伝達率を向上させつつ、
チューブ(ヘッダ挿入部)とヘッダタンクに設けられた
挿入穴との隙間が過度に大きくなることを防止してチュ
ーブとヘッダタンクとのろう付け不良を防止している。
【0003】このチューブを製造する方法として、帯板
状のワークにプレス加工を施してディンプルを成形する
とともに、ワークをプレス装置に送るタイミングとプレ
ス装置を稼動させるタイミングとを調整することにより
ディンプルを成形する部位を変化させて多種類のチュー
ブの長さに対応する方法が考えられる。
【0004】因みに、ディンプルを成形した後の(帯板
状の)ワークは、成形ローラにより筒状に成形された
後、所定長さに切断される。
【0005】しかし、この方法では、ワークを間欠的に
送る必要があるので、連続的にディンプルを成形するこ
とが難しく、チューブの生産性(生産速度)が低いとい
う問題がある。
【0006】これに対しては、外周面にディンプルを成
形するための凹凸を設けたローラを備えるローラ成形機
により連続的にディンプルを成形するといった方法が考
えられるが、この方法では、ローラの外周面にディンプ
ルを成形するための凹凸を設けた部位とこの凹凸が無い
部位とを設けることにより、ディンプルが設けられた部
位とディンプルが設けられていない部位(ヘッダ挿入
部)とを一定の間隔で成形することとなるので、チュー
ブの長手方向寸法を任意の長さに変更させるときには、
ローラを交換する必要があり、多種類のチューブの長さ
に迅速に対応できない。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、内方側に向けて
突出する複数個の突起部(ディンプル)を有するととも
に、少なくとも長手方向両端側に突起部が設けられてい
ない部位を有するチューブの製造方法において、多種類
のチューブの長さに迅速に対応しつつ、生産性(生産速
度)を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、内方側に向
けて突出する複数個の突起部(110b)を内壁に有す
るとともに、少なくとも長手方向両端側に突起部(11
0b)が設けられていない部位(110a)を有するチ
ューブの製造方法であって、帯板状のワーク(W)をそ
の長手方向に送りながら、ワーク(W)を押圧して突起
部(110b)を形成する第1工程と、第1工程で形成
された突起部(110b)のうち、所定部位の突起部
(110b)を押し潰してワーク(W)を平坦にする第
2工程と、第2工程が終了したワーク(W)を筒状に成
形するとともに、所定長さに切断する第3工程とを有す
ることを特徴とする。
【0009】これにより、ワーク(W)を連続的に送り
ながら突起部(110b)を連続的に成形することがで
きるので、ワーク(W)を間欠的に送る方法(従来の技
術及び発明が解決しようとする課題の欄参照)と異な
り、連続的に突起部(110b)を成形することがで
き、チューブ(110)の生産性(生産速度)を向上さ
せることができる。
【0010】また、押し潰すべき突起部(110b)の
位置を変えることにより、突起部(110b)が設けら
れていない部位(110a)を容易に変更することがで
きるので、ローラを交換することなく、多種類のチュー
ブ(110)の長さに対応することができる。
【0011】したがって、本発明に係るチューブの製造
方法によれば、多種類のチューブ(110)の長さに迅
速に対応しつつ、生産性(生産速度)を高めることがで
きる。
【0012】請求項2に記載の発明では、内方側に向け
て突出する複数個の突起部(110b)を内壁に有する
とともに、少なくとも長手方向両端側に突起部(110
b)が設けられていない部位(110a)を有するチュ
ーブを製造するチューブの製造装置であって、帯板状の
ワーク(W)をその長手方向に送りながら、ワーク
(W)を押圧して突起部(110b)を形成する第1成
形手段(210)と、第1成形手段(210)で形成さ
れた突起部(110b)のうち、所定部位の突起部(1
10b)を押し潰してワーク(W)を平坦にする第2成
形手段(220)と、第2成形手段(220)よりワー
ク(W)の送り方向前進側に設けられ、ワーク(W)を
筒状に成形するとともに、所定長さに切断する第3成形
手段(230)とを有することを特徴とする。
【0013】これにより、ワーク(W)を連続的に送り
ながら突起部(110b)を連続的に成形することがで
きるので、ワーク(W)を間欠的に送る方法(従来の技
術及び発明が解決しようとする課題の欄参照)と異な
り、連続的に突起部(110b)を成形することがで
き、チューブ(110)の生産性(生産速度)を向上さ
せることができる。
【0014】また、押し潰すべき突起部(110b)の
位置を変えることにより、突起部(110b)が設けら
れていない部位(110a)を容易に変更することがで
きるので、ローラを交換することなく、多種類のチュー
ブ(110)の長さに対応することができる。
【0015】したがって、本発明に係るチューブの製造
装置によれば、多種類のチューブ(110)の長さに迅
速に対応しつつ、生産性(生産速度)を高めることがで
きる。
【0016】なお、第1成形手段(210)及び第2成
形手段(220)は、請求項3に記載の発明のごとく、
回転しながらワーク(W)を成形するローラ成形機とす
ることが望ましい。
【0017】請求項4に記載の発明では、内方側に向け
て突出する複数個の突起部(110b)を内壁に有する
とともに、少なくとも長手方向両端側に突起部(110
b)が設けられていない部位(110a)を有するチュ
ーブの製造方法であって、帯板状のワーク(W)を連続
的にその長手方向に送りながら、ワーク(W)の長手方
向における所定部位のみを押圧して突起部(110b)
を形成する第1工程と、第1工程が終了したワーク
(W)を筒状に成形するとともに、所定長さに切断する
第2工程とを有することを特徴とする。
【0018】これにより、ローラを交換することなく、
ワーク(W)を間欠的に送る方法(従来の技術及び発明
が解決しようとする課題の欄参照)に比べて、チューブ
(110)の生産性(生産速度)を向上させることがで
きる。
【0019】したがって、本発明に係るチューブの製造
方法によれば、多種類のチューブ(110)の長さに迅
速に対応しつつ、生産性(生産速度)を高めることがで
きる。
【0020】請求項5に記載の発明では、内方側に向け
て突出する複数個の突起部(110b)を内壁に有する
とともに、少なくとも長手方向両端側に突起部(110
b)が設けられていない部位(110a)を有するチュ
ーブを製造するチューブの製造装置であって、帯板状の
ワーク(W)を連続的にその長手方向に送りながら、ワ
ーク(W)の長手方向における所定部位のみを押圧して
突起部(110b)を形成する第1成形手段(210)
と、第1成形手段(210)よりワーク(W)の送り方
向前進側に設けられ、ワーク(W)を筒状に成形すると
ともに、所定長さに切断する第2成形手段(230)と
を有することを特徴とする。
【0021】これにより、ローラを交換することなく、
ワーク(W)を間欠的に送る方法(従来の技術及び発明
が解決しようとする課題の欄参照)に比べて、チューブ
(110)の生産性(生産速度)を向上させることがで
きる。
【0022】したがって、本発明に係るチューブの製造
装置によれば、多種類のチューブ(110)の長さに迅
速に対応しつつ、生産性(生産速度)を高めることがで
きる。
【0023】なお、請求項6に記載の発明のごとく、ロ
ーラ(212)をワーク(W)の厚み方向に変位させる
ことにより突起部(110b)を成形する場合と成形し
ない場合とを切り換えることできるように第1成形手段
(210)を構成してもよい。
【0024】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係るチューブを車両用のラジエータ(エンジン
冷却水と空気とを熱交換する熱交換器)に適用したもの
であって、図1は本実施形態に係るラジエータ100の
正面図である。
【0026】図1中、110はエンジン冷却水(流体)
が流通するアルミニウム製のラジエータチューブ(以
下、チューブと略す。)であり、120はチューブ11
0の外表面に接合されて放熱面積を増大させるアルミニ
ウム製のラジエータフィン(以下、フィンと略す。)で
あり、これらチューブ110及びフィン120により、
エンジン冷却水と空気とを熱交換させる熱交換コアが構
成されている。なお、チューブ110の詳細は後述す
る。
【0027】130はチューブ110の長手方向両端側
に配設されて複数本のチューブ110と連通するアルミ
ニウム製のヘッダタンク(以下、タンクと略す。)であ
り、紙面左側のタンク130は各チューブ110にエン
ジン冷却水を分配供給するものであり、紙面右側のタン
ク130は熱交換を終えたエンジン冷却水を集合回収す
るものである。
【0028】なお、チューブ110、フィン120及び
タンク130はろう材(チューブ110、フィン120
及びタンク130を構成するアルミニウム材より融点が
低い金属)によりろう付け接合されている。
【0029】次に、チューブ110について述べる。
【0030】図2は熱交換コア部の断面斜視図であり、
チューブ110は空気の流通方向が長径方向となるよう
にアルミニウム製の帯板材を扁平状にローラ成形したも
ので、エンジン冷却水が流通する通路(空間)が長径方
向略中央部にて2つに仕切られている。
【0031】そして、チューブ110は、図3に示すよ
うに、その長手方向両端部(タンク130に挿入される
挿入部)110aを除いて略全域に渡って、内方側に向
けて突出する複数個の突起部(ディンプル)110bが
形成されている。
【0032】ところで、チューブ110は、図2に示す
ように、帯板状のワーク(板材)の幅方向一方側を屈曲
させて形成された溝部(巻き込み用溝部)111に他方
側に形成された挿入部(巻き込まれ端部)112が挿入
された状態で、溝部111と挿入部112とがろう付け
接合されたものであり、溝部111は、互いに対向する
第1、2側壁部111a、111b及び第1、2側壁部
111a、111bを連結する円弧状の連結部111c
を有して断面形状が略U字状に形成された状態で、チュ
ーブ(チューブ本体)110の内方側に位置している。
【0033】なお、第2側壁部(巻き込み根本部)11
1bはチューブ(チューブ本体)110の内壁と一体成
形されて繋がっているのに対して、第1側壁部(巻き込
み端部)111aは、ろう付け後においては、ろう材に
よりチューブ(チューブ本体)110の内壁と一体化さ
れるものの、ろう付け前においては、板状部材の端部に
位置しているので、チューブ(チューブ本体)110の
内壁と一体成形にて繋がっていない。
【0034】また、第1側壁部111aには、第1側壁
部111aと連結部111cとの連結箇所から第1側壁
部111aを挟んで連結部111cと反対側(図2の左
下方側)に向けて突出する第1突起部(当て爪)113
aが設けられ、同様に、第2側壁部111bには、第2
側壁部111bと連結部111cとの連結箇所から第2
各側壁部111bを挟んで連結部111cと反対側(図
2の右下方側)に向けて突出する第2突起部(受け爪)
113bが設けられている。
【0035】そして、第1、2突起部113a、113
bの先端は、チューブ(チューブ本体)110内壁面の
うち連結部111cと対向する内壁面(図2において、
連結部111cより下方側に位置する内壁面)110a
に接触している。なお、本実施形態では、連結部111
cも内壁面110aに接触している。
【0036】次に、チューブ(チューブ本体)110及
びラジエータの製造法について述べる。
【0037】図4は本実施形態に係るチューブの製造方
法を用いたチューブの製造装置200を示す模式図であ
り、Wはチューブ110の素材である帯板状のワークで
ある。
【0038】なお、ワークWはアルミニウム製の母材の
表裏両面又は片面にろう材を被覆(クラッド)したもの
であり、一対の円筒(円柱)状ローラからなる送り装置
(図示せず。)により、図4の矢印に示す向きに所定速
度で連続的に送られている。
【0039】210はワークWを連続的にその長手方向
に送りながら、ワークWを押圧して突起部110bを形
成する突起部成形機(第1成形手段)210であり、こ
の突起部成形機210は、ワークWをその厚み方向両側
から挟み込むように配置された一対の突起部成形ローラ
211、212等からなるものである。
【0040】なお、図5に示すように、ワークWに対し
て紙面下側の突起部成形ローラ212には、ワークWの
一部を押し出すようにワークWの一部を塑性変形させる
凸部212aが形成され、一方、ワークWに対して紙面
上側の突起部成形ローラ211には、凸部212aに対
応するような凹部211aが形成されている。
【0041】また、図4中、220は突起部成形機21
0で形成された突起部110bのうち、所定部位(タン
ク挿入部110aに対応する部位)の突起部110bを
押し潰してワークWを平坦にする潰し機(第2成形手
段)である。そして、この潰し機220は、図5に示す
ように、ワークWをその厚み方向両側から挟み込むよう
に配置された一対の潰しローラ221、222等からな
るもので、ワークWに対して紙面下側の潰しローラ22
2は、単純な円筒(円柱)状のもので、突起部成形機2
10(突起部成形ローラ211、212)と連動して
(本実施形態では、歯車G1、G2(図4参照)により
機械的に連動して)同一回転数で回転する。
【0042】一方、ワークWに対して紙面上側の潰しロ
ーラ221は、円周面の所定範囲内のみに突起部110
bを潰すための押圧用突起部221aが形成されたもの
で、製造するチューブ110の長さに応じて、後述する
切断機230と(電気的に)連動して回転して突起部1
10bを潰す。
【0043】このため、本実施形態では、突起部成形機
210(突起部成形ローラ211、212)及び潰しロ
ーラ222は、同一のサーボモータ(駆動手段)により
駆動され、潰しローラ221は専用のサーボモータ(駆
動手段)223により駆動されている。
【0044】また、図4中、230は後述する折り曲げ
成形機にて扁平筒状に成形されたチューブ110(ワー
クW)を所定長さに切断する切断機であり、この切断機
230のカッタ231を回転駆動させるサーボモータ
(駆動手段)232は、前述のごとく、潰しローラ22
1用のサーボモータ223と電気的に連動して回転す
る。
【0045】また、図4には示されていないが、潰し機
220と切断機230との間には、突起部110bが形
成された帯板状のワークWを図2に示すような扁平筒状
に成形していく折り曲げ成形機が設けられている。
【0046】なお、図6、7は折り曲げ成形機において
成形されていくワークWを時系列的に示したもので、図
6(a)→図6(b)→図6(c)→図6(d)の順に
ワークWの幅方向一方側と他方側とを屈曲させて(曲げ
て)いき、溝部111及び挿入部112を成形する(端
部成形工程)。
【0047】そして、引き続きワークWを図7(a)→
図7(b)→図7(c)→図7(d)の順に屈曲させて
(曲げて)いき、溝部111に挿入部112を挿入組み
付けする(挿入成形工程)。
【0048】因みに、図4中、240は潰し機220
(特に、潰しローラ221)及び切断機230を制御す
る制御装置である。
【0049】ここで、本実施形態に係るチューブの製造
装置の概略作動、すなわち本実施形態に係るチューブの
製造方法を述べる。
【0050】先ず、ワークWを連続的にその長手方向に
送りながら、突起部成形機210にてワークWの一部を
押圧して突起部110bを形成する(第1工程)。次
に、突起部成形機210にて形成された突起部110b
のうち、所定部位(タンク挿入部110aに対応する部
位)の突起部110bを潰し機220にて押し潰してワ
ークWを平坦にする(第2工程)。
【0051】その後、潰し機220よりワークWの送り
方向前進側に設けられた折り曲げ成形機にてワークWを
扁平筒状に成形するとともに、切断機230にてチュー
ブ110(ワークW)を所定長さに切断する(第3工
程)。
【0052】なお、チューブ110の製造が終了した後
は、図2に示すように、チューブ110とフィン120
とを交互に積層するように組み付けて熱交換コアを組み
立てた後、ワイヤー等の治具にてチューブ110とフィ
ン120とを互いに圧接させるように圧縮し(仮組工
程)、その後、タンク130と共に熱交換コアを一体ろ
う付け接合する(ろう付け工程)。
【0053】因みに、挿入成形工程が終了した後におい
ては、スプリングバックにより、例えば図7(d)の状
態から図7(b)にワークWが変形してしまうが、仮組
工程時にチューブ110とフィン120とを互いに圧接
させるように、第1、2側壁部111a、111bの平
行な方向(チューブ110の短径方向)に圧縮するの
で、仮組工程時においては、図8(a)→図8(b)→
図8(c)の順に示すようにチューブ(チューブ本体)
110が屈曲していき、最終的に、図8(c)に示すよ
うな状態でろう付け接合される。なお、以下、チューブ
110とフィン120とを圧縮する力を仮組時の圧縮力
と呼ぶ。
【0054】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0055】本実施形態によれば、突起部110bを形
成した後、所定部位の突起部110bを押し潰してワー
クWを平坦にするので、ワークWを連続的に送りながら
突起部110bを連続的に成形することができる。した
がって、ワークWを間欠的に送る方法(従来の技術及び
発明が解決しようとする課題の欄参照)と異なり、連続
的に突起部(ディンプル)110bを成形することがで
きるので、チューブ110の生産性(生産速度)を向上
させることができる。
【0056】また、押し潰すべき突起部110bの位置
を変える(潰しローラ221の動作タイミングを制御す
る)ことにより、突起部110bが設けられていない部
位(タンク挿入部110a)を容易に変更することがで
きるので、突起部成形ローラ211、212を交換する
ことなく、多種類のチューブ110の長さに対応するこ
とができる。
【0057】したがって、本実施形態に係るチューブの
製造方法及び製造装置によれば、多種類のチューブの長
さに迅速に対応しつつ、生産性(生産速度)を高めるこ
とができる。
【0058】また、本実施形態に係るチューブ110で
は、第1側壁部111aと連結部111cとの連結箇所
から第1側壁部111aを挟んで連結部111cと反対
側に向けて突出する第1突起部113aが設けられ、か
つ、スプリングバックにより溝幅(第1、2側壁部11
1a、111b間の距離)が拡大するように溝部111
の溝部が開く(図8(a)参照)ので、チューブ(チュ
ーブ本体)110を圧縮する際には、図8(b)に示す
ように、第1突起部113aの先端が最初に内壁面11
0aに接触する。
【0059】このため、第1突起部113aの先端に仮
組時の圧縮力に対する反力が作用し、かつ、第1突起部
113aの先端が内壁面110aに接触して動かないの
で、溝幅が縮小するような曲げモーメントが第1側壁部
111a及び連結部111cに作用する。
【0060】したがって、図8(b)から図8(c)の
状態に圧縮が進むに連れて、第1側壁部111aが挿入
部112に近づいていき、第1側壁部111aが挿入部
112に接触して挿入部112を第2側壁部111b側
に押圧する。
【0061】つまり、圧縮が進むに連れて、自動的に挿
入部112が溝部111(第1、2側壁部111a、1
11b)に巻かれるように溝部111に挟み込まれ、溝
部111の内壁と挿入部112との隙間(特に、第2側
壁部111bと挿入部112との隙間δ(図2参照))
を均一にしつつ、溝部111にて挿入部112を確実に
挟み込むことができるので、溝部111と挿入部112
とを確実にろう付け接合することができ、チューブ(ろ
う付け)の歩留まりを向上させることができる。延いて
は、ラジエータ100の製造原価低減を図ることができ
る。
【0062】また、第2側壁部111bと連結部111
cとの連結箇所から第2各側壁部111bを挟んで連結
部111cと反対側に向けて突出する第2突起部113
bが第2側壁部111bに設けられているとともに、第
2突起部113bの先端が内壁面110aに接触してい
るので、第1側壁部111aが挿入部112に近づいて
第1側壁部111aが挿入部112を第2側壁部111
b側に押圧する(図8(b)から図8(c)の状態に圧
縮が進む)際に、第2側壁部111bが挿入部112か
ら遠離る(逃げる)ように変位してしまうことを防止で
きる。
【0063】したがって、より確実に溝部111の内壁
(特に、第2側壁部111b)と挿入部112との隙間
を均一にしつつ、溝部111にて挿入部112を確実に
挟み込むことができる。
【0064】(第2実施形態)第1実施形態では、突起
部成形機210は、ワークWの送りに連動して連続的に
突起部110bを成形し、必要な部位(タンク挿入部1
10aに対応する部位)の突起部110bを潰してワー
クWを平坦にしたが、本実施形態は、ワークWをその長
手方向に送りながら、ワークWの長手方向における所定
部位(タンク挿入部110a以外の部位に対応する部
位)のみを押圧して突起部110bを形成し(第1工
程)、その後、ワークWを扁平筒状に成形するととも
に、成形されたワークW(チューブ110)を所定長さ
に切断する(第2工程)ものである。
【0065】そして、図9は本実施形態に係るチューブ
110の製造方法を用いたチューブ製造装置200の主
要部(突起部成形機210)を示す模式図であり、本実
施形態では、突起部110bを成形するための凸部21
2aが設けられた突起部成形ローラ212をワークWの
厚み方向に変位させることにより突起部110bを成形
する場合と成形しない場合とを切り換えることができる
ようにしたものである。
【0066】具体的には、ワークWのうちタンク挿入部
110aに対応する部位が突起部成形機210(突起部
成形ローラ211、212)を通過するときのみ、図1
0に示すように、突起部成形ローラ212を下方側に変
位させて突起部成形ローラ212をワークWから離すこ
とにより、ワークWのうちタンク挿入部110aに対応
する部位を平坦にしている。
【0067】なお、図9中、250は突起部成形ローラ
212を変位させるためのリンク機構であり、251は
リンク機構250を稼動させるリンクレバーであり、2
52はリンクレバー251を揺動させる偏心テーブル
(偏心カム)であり、253は偏心テーブル252を回
転させるサーボモータ(駆動手段)であり、このサーボ
モータ253も制御装置240により制御されている。
【0068】また、224は突起部成形ローラ211、
212を回転させるサーボモータ(図示せず。)の回転
力を突起部成形ローラ211、212に伝える駆動ギヤ
ボックスであり、本実施形態では、突起部成形ローラ2
12が変位するため、駆動ギヤボックス224の出力軸
と突起部成形ローラ211、212とのずれを吸収する
偏心許容軸継手225を介して駆動ギヤボックス224
と突起部成形ローラ211、212とが連結されてい
る。
【0069】次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述
べる。
【0070】ワークWを連続的にその長手方向に送りな
がら、ワークWの長手方向における所定部位(タンク挿
入部110a以外の部位に対応する部位)のみを押圧し
て突起部110bを形成するので、突起部成形ローラ2
11、212を交換することなく、ワークWを間欠的に
送る方法(従来の技術及び発明が解決しようとする課題
の欄参照)に比べて、チューブ110の生産性(生産速
度)を向上させることができる。
【0071】したがって、本実施形態に係るチューブの
製造方法及び製造装置によれば、多種類のチューブの長
さに迅速に対応しつつ、生産性(生産速度)を高めるこ
とができる。
【0072】なお、本実施形態では、突起部成形ローラ
212のみを変位させたが、突起部成形ローラ212に
連動して突起部成形ローラ211も変位させてもよい。
【0073】また、本実施形態では、突起部成形ローラ
212を下方側に変位させて突起部成形ローラ212を
ワークWから離すので、突起部110bの突出高さが大
きいときには、突起部成形ローラ212をワークWから
離したときに、ワークWが突起部成形ローラ212側
(下方側)に撓むおそれがあるが、そのような場合に
は、図11に示すように、ワークWが突起部成形ローラ
212側(下方側)に撓むことを抑制するガイド226
を設けてもよい。
【0074】因みに、図11(a)は比較的大きな面で
ワークWを案内するブロック状のもので、図11(b)
は転がりながらワークWを案内する円柱コロ状のもので
ある。
【0075】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、第2側壁部111bに第2突起部113bを設けた
が、本発明は少なくとも第1側壁部111aに第1突起
部113aを設ければよいので、第2突起部113bを
廃止してもよい。
【0076】また、上述の実施形態では、ラジエータ1
00のチューブ110に本発明を適用したが、本発明は
これに限定されるものではなく、その他のチューブ
(管)にも適用することができる。
【0077】また、チューブ110の断面形状は、上述
の実施形態に示された形状に限定されるものではなく、
単純な扁平形状や円であってもよい。
【0078】また、上述の実施形態では、チューブ11
0の継ぎ目をろう付けにより接合したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば電縫管のごとく、継
ぎ目を電気溶接してもよい。
【0079】また、上述の実施形態では、図6(a)に
示す工程から突起部110bを形成したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば図6(c)に示す
工程にて突起部110bを形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るラジエータの正面図で
ある。
【図2】本発明の実施形態に係るラジエータのコア部断
面の斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るチューブの斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態に係るチューブの製造装
置を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るチューブの製造装
置の作動を示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態に係るチューブの折り曲げ成
形工程を示す説明図である。
【図7】本発明の実施形態に係るチューブの折り曲げ成
形工程を示す説明図である。
【図8】図2に示すコア部の製造工程を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の第2実施形態に係るチューブの製造装
置を示す斜視図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るチューブの製造
装置の作動を示す説明図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るチューブの製造
装置の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
200…チューブ製造装置、210…突起部成形機、2
20…潰し機、230…切断機、W…ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28F 1/40 F28F 1/40 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方側に向けて突出する複数個の突起部
    (110b)を内壁に有するとともに、少なくとも長手
    方向両端側に前記突起部(110b)が設けられていな
    い部位(110a)を有するチューブの製造方法であっ
    て、 帯板状のワーク(W)をその長手方向に送りながら、前
    記ワーク(W)を押圧して前記突起部(110b)を形
    成する第1工程と、 前記第1工程で形成された突起部(110b)のうち、
    所定部位の突起部(110b)を押し潰して前記ワーク
    (W)を平坦にする第2工程と、 前記第2工程が終了した前記ワーク(W)を筒状に成形
    するとともに、所定長さに切断する第3工程とを有する
    ことを特徴とするチューブの製造方法。
  2. 【請求項2】 内方側に向けて突出する複数個の突起部
    (110b)を内壁に有するとともに、少なくとも長手
    方向両端側に前記突起部(110b)が設けられていな
    い部位(110a)を有するチューブを製造するチュー
    ブの製造装置であって、 帯板状のワーク(W)をその長手方向に送りながら、前
    記ワーク(W)を押圧して前記突起部(110b)を形
    成する第1成形手段(210)と、 前記第1成形手段(210)で形成された突起部(11
    0b)のうち、所定部位の突起部(110b)を押し潰
    して前記ワーク(W)を平坦にする第2成形手段(22
    0)と、 前記第2成形手段(220)より前記ワーク(W)の送
    り方向前進側に設けられ、前記ワーク(W)を筒状に成
    形するとともに、所定長さに切断する第3成形手段(2
    30)とを有することを特徴とするチューブの製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1成形手段(210)及び前記第
    2成形手段(220)は、回転しながら前記ワーク
    (W)を成形するローラ成形機であることを特徴とする
    請求項2に記載のチューブの製造装置。
  4. 【請求項4】 内方側に向けて突出する複数個の突起部
    (110b)を内壁に有するとともに、少なくとも長手
    方向両端側に前記突起部(110b)が設けられていな
    い部位(110a)を有するチューブの製造方法であっ
    て、 帯板状のワーク(W)を連続的にその長手方向に送りな
    がら、前記ワーク(W)の長手方向における所定部位の
    みを押圧して前記突起部(110b)を形成する第1工
    程と、 前記第1工程が終了した前記ワーク(W)を筒状に成形
    するとともに、所定長さに切断する第2工程とを有する
    ことを特徴とするチューブの製造方法。
  5. 【請求項5】 内方側に向けて突出する複数個の突起部
    (110b)を内壁に有するとともに、少なくとも長手
    方向両端側に前記突起部(110b)が設けられていな
    い部位(110a)を有するチューブを製造するチュー
    ブの製造装置であって、 帯板状のワーク(W)を連続的にその長手方向に送りな
    がら、前記ワーク(W)前記ワーク(W)の長手方向に
    おける所定部位のみを押圧して前記突起部(110b)
    を形成する第1成形手段(210)と、 前記第1成形手段(210)より前記ワーク(W)の送
    り方向前進側に設けられ、前記ワーク(W)を筒状に成
    形するとともに、所定長さに切断する第2成形手段(2
    30)とを有することを特徴とするチューブの製造装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1成形手段(210)は、前記ワ
    ーク(W)の厚み方向両側に配置された一対のローラ
    (211、212)を回転させることにより前記ワーク
    (W)を成形するローラ成形機であり、 さらに、前記第1成形手段(210)は、前記ローラ
    (212)を前記ワーク(W)の厚み方向に変位させる
    ことにより前記突起部(110b)を成形する場合と成
    形しない場合とを切り換えることを特徴とする請求項5
    に記載のチューブの製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075900A (ja) * 2004-08-12 2006-03-23 Nippon Steel Corp 金型ロール及び凹凸形状板の成形方法
JP2007307645A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Mori Machinery Corp 熱交換器用チューブの製造ラインに用いる切断装置
KR101396266B1 (ko) * 2007-08-24 2014-05-16 한라비스테온공조 주식회사 열교환기용 튜브의 제조방법
JP2016168653A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 株式会社 英田エンジニアリング チューブ切断装置
CN112275831A (zh) * 2020-12-30 2021-01-29 广东顺彩达遮阳科技有限公司 碳钢波纹管拉管机

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