JP2018069396A - チューブ切断システム - Google Patents

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Takashi Mandono
貴志 万殿
隆徳 安田
Takanori Yasuda
隆徳 安田
文法 内田
Fuminori Uchida
文法 内田
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Abstract

【課題】切断装置が移動しないことによって生ずる座屈によるチューブの変形を防止して正確なチューブの切断作業を安定して行うことのできるチューブ切断システムを提供する。【解決手段】本発明のチューブ切断システム200は、チューブ成形ローラ203により連続的に所定速度Vで送り方向Fへ送り出されるチューブ10を、クランプ装置6によりクランプした状態で、切断装置50の切断刃1で順次所定長さLに切断するチューブ切断システムであって、前記チューブ成形ローラ203と切断装置50との間にチューブ屈曲装置101が更に設けられ、前記チューブ屈曲装置101は、チューブ10が切断のためにクランプされている期間中に、チューブ10の後続の部分を送り方向Fに対して交差する方向へ屈曲変形させることにより、前記期間中に送り方向Fへ進行するチューブ10の長さP分を吸収するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、連続的に所定速度で送り方向へ送り出されるチューブを順次所定長さに切断するチューブ切断システムに関するものである。
連続的に所定速度で送り方向へ送り出されるチューブを順次所定長さに切断するチューブ切断装置として、下記の特許文献1、2に開示されているチューブ切断装置が存在する。
また、本出願人はこれらの特許文献1、2が複雑な構造を有していることから部品点数が多く、製品コストの増大を招いていることと、チューブの動きと切断装置の動きを同期させる煩わしい制御プログラムの修正作業を必要としていることに鑑み、特願2015−050404号「チューブ切断装置」(出願日:2015年3月13日)なる特許出願を提出した。
そして、この特願2015−050404号では、切断ユニットがクランプ装置のクランプ時にチューブの動きと同期し、チューブと一体になってチューブの送り方向に所定ストローク移動し得るように構成したチューブ切断装置が開示されており、これにより複雑な機構や面倒な制御プログラム等を設けなくても安定した品質でチューブをチューブ長手方向と正確に直交する方向に且つ高速で切断することができる、構造が簡単で低コスト且つ信頼性が高いチューブ切断装置を提供することを可能にしている。
特許第4880356号公報 特開平4−275820号公報
しかし、上記特願2015−050404号では、切断装置をチューブの動きに同期させてチューブの送り方向に所定ストローク移動させ、チューブの切断後、該切断装置を元の位置に戻すための機構が必要であり、該移動機構を有しない切断装置が配置された既存のチューブ切断システム等では、上記移動機構を有する切断装置を備えたチューブ切断装置の効果を享受することはできない。
そして、上記移動機能を有しない切断装置を適用したチューブ切断システムでは、チューブをクランプした状態でチューブを移動させると、チューブの後続の部分が余ってチューブに屈曲変形が発生してしまうため正確なチューブの切断ができなくなってしまう。
従って、本発明はこのようなチューブ切断システムが抱えている問題点を解決すべく、本発明の第1の目的は連続的に送り出されるチューブを所定長さに切断するに際して、複雑な機構や面倒な制御プログラム等を設けなくても安定した品質でチューブの切断作業を高速で行うことができる、構造が簡単で低コスト且つ信頼性が高いチューブ切断システムを提供することである。
また、本発明の第2の目的は、移動機構を有しない切断装置が配置された既存のチューブ切断システム等にも対応できるようにし、切断装置が移動しないことによって生ずる座屈に因るチューブの変形を防止して正確なチューブ切断作業を安定して行えるようにすることである。
本発明のチューブ切断システム(200)は、チューブ成形ローラ(203)により連続的に所定速度(V)で送り方向(F)へ送り出されるチューブ(10)を、クランプ装置(6)によりクランプした状態で、切断装置(50)の切断刃(1)で順次所定長さ(L)に切断するチューブ切断システムにおいて、前記チューブ成形ローラ(203)と前記切断装置(50)との間にチューブ屈曲装置(101)が更に設けられ、前記チューブ屈曲装置(101)は、前記チューブ(10)が前記切断装置(50)において切断のためにクランプされている期間中に、チューブ(10)の後続の部分を前記送り方向(F)に対して交差する方向へ屈曲変形させることにより、前記クランプ期間中に送り方向(F)へ進行するチューブ(10)の長さ(P)分を吸収させるように構成されている。
また、本発明のチューブ切断システム(200)は、チューブ成形ローラ(203)により連続的に所定速度(V)で送り方向(F)へ送り出されるチューブ(10)をクランプ装置(6)によりクランプした状態で、切断装置(50)の切断刃(1)で順次所定長さ(L)に切断するチューブ切断システムにおいて、前記チューブ成形ローラ(203)と前記切断装置(50)との間にチューブ屈曲装置(101)及びチューブ矯正装置(110)が順次更に設けられ、前記チューブ屈曲装置(101)は、前記チューブ(10)が前記切断装置(50)において切断のためにクランプされている期間中に、チューブ(10)の後続の部分を前記送り方向(F)に対して交差する方向へ屈曲変形させることにより、前記クランプ期間中に送り方向(F)に進行するチューブ(10)の長さ(P)分を吸収させ、チューブ矯正装置(110)は、前記チューブ屈曲装置(101)により屈曲変形された部分を当初の直線状態になるよう矯正するように構成することも可能である。
また、前記チューブ矯正装置(110)は、複数個の上側矯正用ローラ(112)と、複数個の下側矯正用ローラ(113)と、を備え、チューブ(10)が該上側矯正用ローラ(112)と、該下側矯正用ローラ(113)との間を通過することによりチューブ(10)に生じた変形が矯正されるように構成することも可能である。
また、前記複数個の上側矯正用ローラ(112)と前記複数個の下側矯正用ローラ(113)は、チューブ(10)の送り方向(F)にそれぞれ等間隔(E)で配置されており、前記上側矯正用ローラ(112)と下側矯正用ローラ(113)は、チューブ(10)の送り方向(F)に半ピッチ(E/2)分、ずらした千鳥配置で配置することが望ましい。
また、前記チューブ屈曲装置(101)は、チューブ(10)を挟んで支承する一対のローラ(105、106)と、該一対のローラ(105、106)を支持してチューブ(10)の送り方向(F)と交差する方向に往復移動するローラ支持部材(103)と、該ローラ支持部材(103)を前記交差する方向に往復移動させる往復駆動機構(104)と、を備えることによって構成することが可能である。
また、前記往復駆動機構(104)は、カム機構(107、108)によって構成することが可能であり、該カム機構(107、108)は、カム部(108a)を有する回転カム(108)と、前記ローラ支持部材(103)に設けられて前記カム部(108a)に係合するカムフォロワ(107)とを備えることによって構成することが可能である。
また、前記往復駆動機構(104)は、クランク機構(125、126)によって構成することが可能であり、該クランク機構(125、126)は、偏心係合部(123)を有する回転駆動部(125)と、前記偏心係合部(123)と前記ローラ支持部材(103)とを係合的に連結する連結クランク部材(126)と、を備えることによって構成することが可能である。
また、前記偏心係合部(123)は、複数(123a、123b、123c、123d、123e)設けられており、前記連結クランク部材(126)は、該複数の偏心係合部(123a−123e)の何れか一つに択一的に切り替えて係合されるように構成することも可能である。
また、前記チューブ屈曲装置(101)は、チューブ(10)の屈曲変形がチューブ(10)の弾性変形の範囲内に収まる、できるだけ大きな曲率半径で実行することが望ましい。
本発明のチューブ切断システム(200)によれば次に示す効果がある。
(1)先ず、チューブ成形ローラ(203)と切断装置(50)との間にチューブ屈曲装置(101)を更に設け、該チューブ屈曲装置(101)によりチューブ(10)をクランプしている期間中、該チューブ(10)の後続の部分をチューブ(10)の送り方向(F)に対して交差する方向へ屈曲変形させるようにしている。そして、該チューブ(10)の屈曲変形により前記クランプしている期間中に送り方向(F)へ進行するチューブ(10)の長さ(P)分を吸収するように構成されている。
これにより、クランプ装置(6)によりチューブ(10)をクランプして該クランプ個所より先端のチューブ(10)の進行を停止させた状態で切断刃(1)をチューブ(10)に作用させてチューブ(10)の送り方向(F)と直交する方向から正確にチューブ(10)を切断することができるので、美しい切断面を有する高品質の製品(A)が得られるようになる。
また、チューブ成形ローラ(203)と切断装置(50)との間に位置するチューブ(10)に対して生じる座屈の発生を効果的に防止することができるから、当該構成のチューブ切断システム(200)では、切断装置(50)には、上記特願2015−050404号の技術の如く、切断ユニットをチューブ(10)の送り移動と同期してチューブ(10)の送り方向(F)と戻し方向とに往復移動させる移動機構が不要となる。
(2)また、チューブ成形ローラ(203)と切断装置(50)との間に前記構成のチューブ屈曲装置(101)と、チューブ矯正装置(110)とを順次更に設け、該チューブ矯正装置(110)により前記チューブ屈曲装置(101)で屈曲変形された部分を当初の直線状態になるように矯正するようにした場合には、前記チューブ屈曲装置(101)によって屈曲変形されたチューブ(10)に対して変形が残る塑性変形が生じた場合でも、切断装置(50)に供給される段階で再び成形直後の直線状態に戻してチューブ(10)を切断することが可能になり、切断されたチューブ(10)の製品(A)としての品質が向上する。
(3)また、チューブ屈曲装置(101)を、チューブ(10)を挟持する一対のローラ(105、106)と、該一対のローラ(105、106)を支持してチューブ(10)の送り方向(F)と交差する方向に往復移動するローラ支持部材(103)と、該ローラ支持部材(103)の駆動手段である往復駆動機構(104)と、を備えるように構成した場合には、前記一対のローラ(105、106)の移動距離Gを可変することで、該屈曲変形に伴うチューブ(10)の逃がし量を調整することが可能になる。
そして、前記往復駆動機構(104)をカム機構(107、108)によって構成した場合には、そのカム高さに応じた一律的なチューブ(10)の屈曲変形が可能になる。また、前記往復駆動機構(104)を偏心係合部(123)を有する回転駆動部(125)と連結クランク部材(126)とを備えるクランク機構(125、126)によって構成した場合には、偏心係合部(123)の位置を可変することで前記一対のローラ(105、106)の移動距離Gを調整し得るから、種々の変形量に対応したチューブ(10)の屈曲変形が可能になる。
(4)また、チューブ矯正装置(110)を、複数個の上側矯正用ローラ(112)と、複数個の下側矯正用ローラ(113)と、を備え、これらの間に屈曲変形後のチューブ(10)を通過させることで、該屈曲変形を矯正するように構成した場合には、チューブ(10)の上側への変形を上側矯正用ローラ(112)で矯正し、チューブ(10)の下側への変形を下側矯正用ローラ(113)で矯正して、該チューブ(10)を当初の直線状態に戻すことが可能になる。
そして、前記複数個の上側矯正用ローラ(112)と前記複数個の下側矯正用ローラ(113)を、チューブ(10)の送り方向(F)にそれぞれ等間隔(E)で配置し、これらを半ピッチ(E/2)分ずらした千鳥配置で配置した場合には、屈曲変形したチューブ(10)を、上側矯正用ローラ(112)と下側矯正用ローラ(113)とに交互に規則的に繰り返して当接させる三点曲げを行うことが可能になり、チューブ(10)の効果的な矯正が可能になる。
(5)更に、チューブ屈曲装置(101)で行うチューブ(10)の屈曲変形を、チューブ(10)の弾性変形の範囲内に収まるできるだけ大きな曲率半径で実行した場合には、チューブ(10)の屈曲変形が緩やかになり、チューブ(10)にダメージを与えない円滑な屈曲変形が可能になる。
また、その場合にはチューブ矯正装置(110)の設置を省略したり、チューブ矯正装置(110)で行うチューブ(10)の矯正を容易にする効果が得られる。
図1は、チューブ成形ラインの一般的構成を示す側面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システムを示すチューブ屈曲装置の設置部位周辺の側面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システムにおける切断装置を示す正面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システムにおける切断装置を示す側断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システムにおける切断装置の切断刃の1サイクル中の切断区間を示す説明図である。 図6は、本発明のチューブ切断システムによって切断できるチューブの一例を示す端面図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システムにおけるチューブ屈曲装置を示すチューブを屈曲変形させる前の部分側断面図(b)と、(b)図中の7Aー7A線に沿った部分正断面図(a)である。 図8は、本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システムにおけるチューブ屈曲装置を示す、チューブを屈曲変形させた状態の部分側断面図(b)と、(b)図中の8A―8A線に沿った部分正断面図(a)である。 図9は、本発明の第2の実施形態に係るチューブ切断システムにおけるチューブ屈曲装置を示す、チューブを屈曲変形させる前の部分側断面図(b)と、(b)図中の9A―9A線に沿った部分正断面図(a)である。 図10は、本発明の第2の実施形態に係るチューブ切断システムにおけるチューブ屈曲装置を示す、チューブを屈曲変形させた状態の部分側断面図(b)と、(b)図中の10A―10A線に沿った部分正断面図(a)である。 図11は、本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システムの動作を示すフローチャート図である。 図12は、本発明の第3の実施形態に係るチューブ切断システムにおける切断装置を示す側面図(a)と正面図(b)である。 図13は、本発明の第4の実施形態に係るチューブ切断システムを示す、チューブ屈曲装置とチューブ矯正装置の設置部位周辺の側面図である。 図14は、本発明の第4の実施形態に係るチューブ切断システムにおけるチューブ矯正装置を示す、チューブ矯正時の側面図(a)と、(a)図中の14B−14B線に沿った部分背断面図(b)である。
以下、本発明に係るチューブ切断システム200を図1乃至図8及び図11に示す第1の実施形態と、図9及び図10に示す第2の実施形態と、図12に示す第3の実施形態と、図13及び図14に示す第4の実施形態と、の4つの実施形態に基づいて具体的に説明する。最初に、図1に示すチューブ成形ラインのチューブ切断部分を構成する本発明のチューブ切断システム200の一般的構成について説明する。次に、図6に基づいて本発明のチューブ切断システム200によって切断することが可能なチューブ10の一例の構成について説明する。
続いて、図2乃至図8に基づいて本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aの要部の構成を具体的に説明し、その後、図3、図5、図7、図8及び図11に基づいて本発明の第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aの動作を説明する。
次に、図9及び図10に示す第2の実施形態と、図13に示す第3の実施形態と、図14に示す第4の実施形態のそれぞれの構成を前記図2乃至図8及び図11に示す第1の実施形態との差異を中心に説明し、最後に部分的構成を異ならせた本発明の他の実施形態の構成に言及する。
(1)チューブ切断システムの一般的構成(図1参照)
一般的なチューブ成形ライン200が図1に示され、この成形ライン上流部に配置される原料供給部201と、ライン中間部に配置され、多数のチューブ成形ローラ203を有するロール成形装置202と、ライン下流部に配置される切断装置50と、を備えることによって構成される。
原料供給部201は、例えばロール状に巻かれた金属製平板等を原料A0とし、適宜の駆動手段とガイド手段を介して所定量ずつ間欠的に又は連続的に原料A0を繰り出す部分である。また、ロール成形装置202は、形状、大きさ、配置を適宜異ならせた複数の成形ローラ203を使用して、上記平板形状の原料A0を多段階に分けて除々に曲げて行き、所定端面形状のチューブ10(図6参照)に成形する装置である。
また、切断装置50は、上記所定端面形状に成形された長尺なチューブ10を0.5mまたは1mといった所定の長さLに切断して製品Aを得る装置である。
(2)チューブの構成(図6参照)
前記ロール成形装置202によって成形されるチューブ10の端面形状としては、図6に示すような端面形状のものが一例として適用でき、該チューブ10は、幅方向Xに複数の空間40が区画された状態で並設されており。厚さHに比べて幅Wが長い偏平な剛性チューブによって構成されている。
そして、このような端面形状のチューブ10は、切断装置50によって所定の長さLに切断された後、自動車のラジエター等に代表される熱交換器用のチューブ等に加工される。
(3)本発明の第1の実施形態(図2乃至図8及び図11参照)
本発明のチューブ切断システム200Aは、切断装置50(図2乃至図5参照)に更にチューブ屈曲装置101(図7及び図8参照)を設けてなる。切断装置50は、前述したロール成形ローラ203によって連続的に所定速度Vで送り方向Fへ送り出されるチューブ10を、クランプ装置6(図3、図4参照)によりクランプした状態で、切断装置50の切断刃1で順次所定の長さLに切断するチューブ10の成形と切断を行う。
そして、本発明の特徴的構成として、前記チューブ成形ローラ203と前記切断装置50との間にチューブ屈曲装置101が更に設けられており、該チューブ屈曲装置101を設けることで前記チューブ10が切断装置50において切断のためにクランプされている期間中に、チューブ10の後続の部分を送り方向Fに対して交差する方向へ屈曲変形させることにより、前記クランプ期間中に送り方向Fへ進行するチューブ10の長さP分を吸収するように構成されている。
また、本実施形態に係るチューブ切断システム200Aのチューブ屈曲装置101では、一対のローラ105、106と、これらを支持するローラ支持部材103と、該ローラ支持部材103を往復移動させる、カム機構107、108によって構成される往復駆動機構104と、を備えたチューブ屈曲装置101が備えられている。
(A)切断装置の具体的構成(図3乃至図5参照)
切断装置50は、前述したロール成形装置202によって所定形状に成形され、連続的に所定速度Vで送り方向Fへ送り出されるチューブ10をクランプ装置6によりクランプした状態で、切断刃1で所定の長さLに切断する装置である。
そして、この切断装置50は、前記チューブ10に直接作用して切断を実行する切断刃1と第1のカム部21が取り付けられた回転アーム3と、該回転アーム3が一端4aに取り付けられ、チューブ10の送り方向Fに沿う方向に延びる回転シャフト4と、を一体に備える回転体5と、前記チューブ10の送り方向Fと交差するクランプ方向Cに沿う方向に相対的に移動し接離可能な一対のクランプ7、8を有し、該一対のクランプ7、8の何れか一方に前記第1のカム部21と共にカム機構2を構成する第2のカム部22が設けられたクランプ装置6と、を具備することによって基本的に構成されている。
また、本実施形態に係るチューブ切断システム200Aの切断装置50には、前記回転体5の構成部材として、前記回転シャフト4に対して回転力を付与する一例としてサーボモータ12aによって構成される駆動手段12が設けられている。また、前記一対のクランプ7、8の間には一例として圧縮コイルばねによって構成される付勢手段9が更に備えられており、該付勢手段9によって前記一対のクランプ7、8はクランプ解除方向Dに常時離間するように構成されている。
以下、これらの構成部材を更に具体的に説明して行く。先ず、前記回転体5の切断刃1は、回転アーム3の先端部に取付けネジ等によって取り付けられている略矩形平板状の部材で、チューブ10と対向する側縁には、一例として半円弧状に抉られた二つの凹陥部18、18と、該二つの凹陥部18、18の中間位置に設けられる尖端状の突起部19と、を備えた刃部20が形成されている。
また、回転体5の回転アーム3は、一例として4つのコーナ部が面取りされた回転半径方向に長い矩形平板状の部材で、前述した切断刃1が取り付けられる先端部の半径方向内方には、軸部21bを中心に回転可能なカムローラ21aによって構成される第1のカム部21が回転アーム3の幅方向に離間して並ぶように一例として二組設けられている。
また、回転アーム3の基部側には、前述した回転シャフト4の一端4aを受け入れる穴部23が形成されており、図4に示すように一例としてパワーロック24を使用して当該回転アーム3と回転シャフト4は一体に接続されている。
回転シャフト4は、一例として丸棒状の軸部によって構成されており、回転シャフト4の他端4bには雄ネジ部が刻設されていて該雄ネジと螺合するナット25を取り付けることによって回転シャフト4の軸方向の移動が規制されるように一例として構成されている。
また、支持ベース26にはチューブ10の送り方向Fに沿う方向に離間して配置される一例として高さ方向に高いL字形断面の二枚の支持フレーム16が取付けボルト27を使用して取り付けられている。
そして、該支持フレーム16の上部には、回転シャフト4の他端4b側と一端4a側の両方に一組ずつ計二組のベアリング28、29が配置されている。また、クランプ装置6は、回転アーム3の回転半径方向内側に位置する内側クランプ7と、回転アーム3の回転半径方向外側に位置する外側クランプ8と、によって構成されており、これらの一対のクランプ7、8は、幾分肉厚の矩形平板状或いはブロック状の部材を互いに対向するように配置することによって設けられている。
尚、図3及び図4において上方に位置する内側クランプ7には、上述したカムローラ21aと対向する内方端面(図3及び図4では上面)7aに一例として凹陥状をしたカム面22aが形成されており、該カム面22aが第2のカム部22になっている。そして、当該カム面22aは、円周軌道上を旋回するカムローラ21aが当接した時、内側クランプ7を回転アーム3の回転半径方向外側に変位させることができるよう、上記円周軌道よりも幾分、回転半径方向内方に位置するように構成されている。
一方、前記カム面22aと反対側の内側クランプ7の外方端面7bは、クランプ時にチューブ10に直接当接して押圧する押圧面になっている。この他、該内側クランプ7には、外側クランプ8とのクランプ方向C及びクランプ解除方向Dの必要な量の相対移動を許容した状態で外側クランプ8と連結するための連結ボルト31を受け入れる受入れ穴部32が適宜の数、設けられている。
また、外側クランプ8の内方端面8aには、チューブ10の幅方向Xの位置決めとチューブ10の送り方向Fに沿う方向の移動を案内する案内構造として案内溝30が設けられている。この案内構30は、チューブ10が通過する走行路上に配置されており、切断するチューブ10の厚さHとほぼ同じ又は僅かに浅い深さで該チューブ10の幅Wとほぼ同じ幅寸法となるように一例として構成されている。
この他、外側クランプ8には、上述した内側クランプ7に設けた受入れ穴部32と対向する位置に同じく連結ボルト31を取り付けるための取付け穴部35が形成されている。この取付け穴部35は、外側クランプ8の内方端面8a側に前述した付勢手段9となる圧縮コイルばねを収容する大径部35aが形成されており、外側クランプ8の外方端面8b側に前述した連結ボルト31と螺合する前記大径部35aよりも小径の雌ネジ部35bが形成されている。
更に、チューブ10の走行路に位置する二つの支持フレーム16、16には、一例として角窓状の開口部42、42が形成されており、チューブ10は、これら開口部42、42を通って前述した外側クランプ8に形成した案内溝30に至り、切断刃1による切断が実行される切断実行位置に導かれるように構成されている。
(B)チューブ屈曲装置の具体的構成(図2、図7及び図8参照)
チューブ屈曲装置101は、装置本体101aに対してチューブ10を挟持して支承する一対のローラ105、106と、該一対のローラ105、106を支持してチューブ10の送り方向Fと交差する一例として垂直方向Zに往復移動するローラ支持部材103と、該ローラ支持部材103の移動を案内する支持ガイド102と、前記ローラ支持部材103を往復移動させる駆動源となるモータMと、該モータMの出力軸の回転を前記ローラ支持部材103の往復移動動作に変換して伝達する往復駆動機構104と、を備えることによって一例として構成されている。
ローラ105、106は、屈曲変形するチューブ10の幅寸法よりも長い円筒状のフリーローラで、前記ローラ支持部材103の前面から前方に向けて立ち上げられている2本のローラ軸105a、106aによって一例として水平に支持されている。
ローラ支持部材103は、前記2本のローラ軸105a、106aを前面に備えた一例として矩形平板状部材であり、その下端部に、軸部107aによって支持された一例として円柱ころ状のカムフォロワ107が背面側に突出した状態で設けられている。
支持ガイド102は、前記ローラ支持部材103の左右の側縁と背面とに摺接した状態で係合するガイド溝102aが形成された前記ローラ支持部材103よりも肉厚の矩形平板状の部材である。そして、該ガイド溝102aの垂直方向Zの長さは、前記一対のローラ105、106の移動距離Gよりも幾分長くなるように設定されている。
モータMは、一例としてサーボモータによって構成されており、本実施形態では前述した切断装置50のサーボモータ12aとは別個の独立したモータが使用されている。また、往復駆動機構104として本実施形態ではカム機構(107、108)が採用されており、該カム機構107、108は、カム部108aを前面に有する円板状の回転カム108と、前述したローラ支持部材103に対して設けられ、前記カム部108aと係合するカムフォロワ107と、を備えることによって一例として構成されている。
また、前記カム部108aは、カム高さが一様の円環状の溝部によって構成される非押上げ区間と、その一部を外方に突出させてカム高さを徐々に高くなるように形成した押上げ作用部108bと、を備えるループ状のカム溝によって構成されている。また、回転カム108の背面の中心には更に奥部側に水平に延びる回転軸108cが前記モータMの出力軸に接続されている。
(C)チューブ切断システムの動作(図3、図5、図7、図8及び図11参照)
以下、このようにして構成される本実施形態に係るチューブ切断システム200Aの動作を(i)チューブ屈曲変形前と、(ii)切断時と、(iii)チューブ屈曲変形時と、に分けて説明する。
(i)チューブ屈曲変形前(図7参照)
ロール成形装置202によって所定形状に成形されたチューブ10は、ロール成形ローラ203によって送り方向Fに送られ、その下流に位置するチューブ屈曲装置101に至る。この時、カムフォロワ107は、図7に示すようにカム部108aの非押上げ区間Qに位置しており、ローラ支持部材103と一対のローラ105、106は下限位置○1(図7a参照)に位置している。従って、チューブ10は図示のようにその真直状態を保って進行し、その下流に位置する切断装置50に送られる。
そして、チューブ10の先端部が切断を開始する所定の位置に達すると以下述べるチューブ10の切断動作に移行する。
(ii)切断時(図3及び図5参照)
切断装置50にチューブ10が至ると、図5中、サーボモータ12a(図4)から伝達される動力を受けて回転シャフト4は、同図中時計回りに回転する。これに伴い、回転体5は回転アーム3が1回転する1サイクルの間に図5に示すようにチューブ10の切断を実行する切断区間Sとチューブ10の切断を実行しない非切断区間Tを通過する。
そして、切断区間Sでは、第1のカム部21であるカムローラ21aが第2のカム部22であるカム面22aに当接することで内側クランプ7を付勢手段9である圧縮コイルばねの付勢力に抗して外側クランプ8側に移動させる。これに伴い、案内溝30内のチューブ10の図3中、上方への移動が規制されてチューブ10は、内側クランプ7及び外側クランプ8間でクランプされた状態になる。
最初に回転方向上流側のカムローラ21aがカム面22aに当接し、チューブ10のクランプが開始され、その後回転方向下流側のカムローラ21aもカム面22aに当接する。そして、切断刃1がチューブ10に作用するようになってチューブ10の切断が実行される。
また、チューブ10の切断が完了して回転体5が非切断区間Tに至ると、回転方向下流側のカムローラ21aはカム面22aから離れてその当接が解除される。これに伴い、内側クランプ7は、付勢手段9の付勢力を受けて図3中、上方に移動するためチューブ10のクランプ状態が解除される。
ここで、チューブ10の送り速度及び回転体5の回転速度を夫々一定とし、必要な切断長の製品を制作する場合について説明する。最初に、チューブ10の送り速度Vを120m/minとし、チューブ10の切断長さLを0.5mとした場合には、等速240回/分のカットが実行され、1秒間では4回のカットが実行される。そして、1カット当たりの切断時間は0.25secとなる。
また、チューブ10の送り速度Vを同じく120m/minとし、チューブ10の切断長さLを1mとした場合には、等速120回/分のカットが実行され、1秒間では2回のカットが実行される。そして1カット当たりの切断時間は0.5secとなる。
また、チューブ10の幅Wを16mm、回転アーム3の回転半径Rを160mmとした場合には、切断長さLを0.5mとした時の切断開始から切断終了までに要した実質的な切断実行時間は、0.25sec×16/(160×2π)=0.004secになる。そして、当該切断実行時にチューブ10が送り方向Fに進む距離は、送り速度V=120m/min=2000mm/secでは2000mm/sec×0.004sec=8mmとなる。同様に切断長さLを1mとした時の切断実行時にチューブ10が送り方向Fに進む距離は、16mmとなる。
しかしながら、チューブ10の送り速度及び回転体5の回転速度の両方が夫々一定の必要は必ずしも無く、少なくとも何れか一方が可変であってもよく、以下その場合について説明する。
まず、使用するサーボモータ12aが回転体5の1サイクル中の回転速度Uを区間ごとに可変し得るように構成されている場合には、切断区間Sにおける回転体5の第1の回転速度U1よりも非切断区間Tにおける回転体5の第2の回転速度U2の方が大きくなるように設定(U1<U2)することで1カット当たりの切断時間を短縮し得る。一方、切断区間S(図5)における回転体5の第1の回転速度U1(上記第1の回転速度U1と同一の値とする)よりも非切断区間Tにおける回転体5の第2の回転速度U2の方が小さくなるように設定(U1>U2)することで1カット当たりの切断時間を延長することができる。
また、上述した目的達成のためには、逆に、回転体5の回転速度Uを一定にしながらチューブ10の送り速度を可変することも可能である。例えば、回転体5を一定の速度Uで回転させ、且つチューブ10を該回転体5の回転速度Uに応じた所定の送り速度で送り、この所定の送り速度を、回転体5が非切断区間Tを通過する時に比して該回転体5が切断区間Sを通過する時の方を遅くしたり早くしたり設定することにより、同様の効果を得ることが出来る。
(iii)チューブ屈曲変形時(図8及び図11参照)
前記クランプ装置6によるクランプの開始からチューブ10の切断完了を経て該クランプ装置6によるクランプが解除されるまでの期間中、チューブ10の後続部分の屈曲変形がチューブ10の切断と同時に実行される。
チューブ10の屈曲変形時の動作は図11に示すフローチャート図に基づいて実行される。先ず、ステップ115において先に切断されたチューブ10の実際の長さLがメジャーリングロール(図示せず)又はその他のレーザー型等のセンサによりオンライン形式で計測される。そして、その長さLが予め定められた所望の長さLと一致するかどうかを確認し、一致しない場合には、チューブ10の送り速度V等を補正して調整する。次に、ステップ116とステップ117とに移行し、ステップ116では前記クランプ装置6によるクランプが実行される。また、ステップ117ではチューブ屈曲装置101により屈曲変形が開始される。
具体的には、チューブ屈曲装置101のモータMにより往復駆動機構104であるカム機構107、108を動作させて回転カム108を回動させる。カム部108aの押上げ作用部108bが図8に示すように上方に近付くと、該押上げ作用部108bの作用でカムフォロワ107は上方に押し上げられ、該カムフォロワ107と一体に移動するローラ支持部材103と一対のローラ105、106も上方に移動し、チューブ屈曲装置101によるチューブ10の屈曲変形が開始される。
ステップ116でチューブ10がクランプされると、ステップ118に移行して前述したチューブ10の切断が開始され、ステップ119でチューブ10の切断が完了する。一方、ステップ117で屈曲変形が開始された後続のチューブ10は、前記ステップ119のチューブ10の切断完了と同じタイミングでステップ120に至り、モータMを止めて前記後続のチューブ10の屈曲動作が停止され、該チューブ10の屈曲変形が完了する。このときチューブ10の最大屈曲部分は真直状態の下限位置○1から上限位置○2へ至っている。(図8a参照)
尚、上記ステップ20で必ずしもモータMを止める必要は無く、チューブ送り速度やチューブの切断長さに対応してカム形状を工夫することによりモータMを連続回転駆動させることも可能である。
また、前記ステップ117からステップ120に至る屈曲動作中は、チューブ10の屈曲変形がチューブ10にダメージを与えることなく緩やかに進行するように、チューブ10の屈曲変形がチューブ10の弾性変形の範囲内に収まるようにできるだけ大きな曲率半径で実行されることが望ましい。そして、ここで屈曲変形して吸収されたチューブ10の長さPは、チューブ10のクランプ開始からチューブ10の切断完了までの時間に対応した長さになっている。
具体的には、チューブ10の送り速度Vを約120m/minとした場合、前記ステップ116からステップ119までに約0.1sec掛かるとすれば前記屈曲変形して吸収されるチューブ10の長さPは約200mmになり、当該長さP分だけ屈曲変形させてチューブ10の後続部分を上方に逃がすことでチューブ10の座屈の発生が防止される。
ステップ119でのチューブ10の切断完了後、ステップ121に移行し、チューブ10のクランプが解除される。また、ステップ120で動作が完了されていたチューブ屈曲装置101をステップ122で再び動作させ、回転カム108を初期位置へ復帰させる。以下、同様の動作を繰り返して必要な数、チューブ10を切断して所望の数の製品Aを得る。
そして、このようにして構成される本実施形態に係るチューブ切断システム200Aによれば、複雑な機構や面倒な制御プログラム等を設けなくても安定した品質でチューブ10の切断作業を高速で行うことが可能になる。また、チューブ屈曲装置101を設けたことによって、チューブ10をクランプしている状態で後続のチューブ10が繰り出されても、チューブ10の屈曲変形によってチューブ10の座屈の発生が防止される。
なお、上記第1の実施形態において、チューブ切断駆動用のモータ12aと、チューブ矯正装置110のモータMとは互いに同期連動して動作しているが、これに限らず、1個のモータからの動力を二つの駆動系に分けて各駆動系が上記チューブ切断駆動とチューブ屈曲とを同期的に動作させるようにしてもよい。この点については次に述べる第2の実施形態についても同様である。
(4)第2の実施形態(図9及び図10参照)
第2の実施形態に係るチューブ切断システム200Bのチューブ屈曲装置101では、前記第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aのチューブ屈曲装置101と基本的に同様の構成を有しており、前記第1の実施形態において採用したカム機構107、108によって構成した往復駆動機構104の構成をクランク機構125、126に置き替えている。
従って、ここでは前記第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、前記第1の実施形態と相違する往復駆動機構104の具体的構成とその動作に絞って説明する。
(A)往復駆動機構の具体的構成
本実施形態では、往復駆動機構104がクランク機構125、126によって構成されており、該クランク機構125、126は、偏心係合部123を有する回転駆動部125と、該偏心係合部123と前記ローラ支持部材103とを係合的に連結する連結クランク部材126と、を備えることによって一例として構成されている。また、本実施形態では、前記偏心係合部123は複数(図示の実施形態では一例として123a、123b、123c、123d、123eの5つ)設けられており、前記連結クランク部材126は、該複数の偏心係合部123a−123eの何れか一つに択一的に切り替えて係合されるように構成されている。
回転駆動部125は円板状の部材によって構成されており、該回転駆動部125の背面の中心には更に奥部側に水平に延びる回転軸125aが一体に設けられており、該回転軸125aはモータMの出力軸に接続されてモータMの出力軸の回転が伝達されるように構成されている。また、回転駆動部125には、偏心係合部123a−123eとなる5つの穴部が形成されている。勿論、穴部は4個以下又は6個以上でもよい。
連結クランク部材126はレバー状の部材で、その基端部には前記偏心係合部123a−123eとなる5つの穴部に択一的に嵌まる回動支点となる軸部126aが奥部側に水平に延びるように一体に取り付けられている。また、連結クランク部材126の先端部にはローラ支持部材103との回動支点となる軸部126bが手前側に水平に延びるように一体に取り付けられている。また、本実施形態では前記第1の実施形態においてローラ支持部材103の下端部に設けられていたカムフォロワ107は設けられておらず、前記軸部126bが嵌まる穴部103aが設けられている。
(B)往復駆動機構の動作(図9及び図10参照)
以下、このようにして構成される本実施形態に係るチューブ切断システム200Bにおける往復駆動機構104の動作を(i)チューブ屈曲変形前と、(ii)チューブ屈曲変形時と、に分けて説明する。
(i)チューブ屈曲変形前(図9参照)
ロール成形装置202によって所定形状に成形されたチューブ10は、ロール成形ローラ203によって送り方向Fに送られ、その下流に位置するチューブ屈曲装置101に至る。この時、連結クランク部材126と該連結クランク部材126の回動支点となる2つの軸部126a、126bは下限位置に位置しており、軸部126bと連結されているローラ支持部材103と、一対のローラ105、106も下限○1に位置している。従って、チューブ10は図示のようにその真直状態を保って進行し、その下流位置に位置する切断装置50に送られる。
(ii)チューブ屈曲変形時(図10参照)
チューブ屈曲装置101のモータMを始動し、回転駆動部125を回動させる。連結クランク部材126と前記2つの軸部126a、126bが図10に示すように上限位置に近付くと、軸部126bを介して連結されているローラ支持部材103と一対のローラ105、106も上方に移動開始し、チューブ屈曲装置101によるチューブ10の屈曲変形が開始される。
また、チューブ10の切断が完了すると、チューブ10の屈曲動作が停止され、該チューブ10の屈曲変形が完了する。このときチューブ10の最大屈曲部分は下限位置○1から上限位置○2へ至っている。(図10b参照)また、本実施形態では各偏心係合部123a−123eの位置が回転駆動部125の回転中心となる回転軸125aの位置から徐々に離れるように設定されており、これにより使用する偏心係合部123を切り替えることによってローラ支持部材103及び一対のローラ105、106の移動距離Gを可変できるように構成されている。従って、使用する偏心係合部123を切り替えることによって屈曲変形されるチューブ10の長さPが調整できるように構成されている。上記チューブ10の屈曲変形が完了時にモータMが停止する。しかしながら、このとき、モータMは、必ずしも停止する必要は無く、チューブ送り速度やチューブの切断長さに対応してカム形状を工夫することによりモータMを連続回転駆動させることも可能である。
そして、このようにして構成される本実施形態に係るチューブ切断システム200Bのチューブ屈曲装置101によっても、前述した第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aのチューブ屈曲装置101と同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、使用する偏心係合部123a−123eを切り替えることによって種々の変形量に対応したチューブ10の屈曲変形が可能になる。
(5)第3の実施形態(図12参照)
第3の実施形態に係るチューブ切断システム200Cの切断装置50は、前記第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aの切断装置50と基本的に同様の構成を有しており、前記第1の実施形態において採用した切断装置50の構成を一部変更したものである。
従って、ここでは前記第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、前記第1の実施形態と相違する切断装置50の具体的構成とその動作に絞って説明する。
(A)切断装置の具体的構成
本実施形態では、切断装置50が支持ベース26の端部に垂下状態で支持フレーム16が設けられている。また、該支持フレーム16は、支持ベース26上に設置される基台部16aと、該基台部16aによって上端の背面部が支持された円板状の支持板部16bと、によって構成されている。
また、前記支持板部16bの中心を貫くように回転シャフト4が水平に設けられており、該回転シャフト4の一端4aには、回転アーム3の中心が一体に接続されている。また、該回転アーム3の両端に切断刃1、1が取り付けられている。
また、前記支持板部16bの上端の前面部にはワークガイド17が設けられている。
そして、このワークガイド17にチューブクランプ装置(図示せず)を設けておけば、上記チューブ屈曲装置101を適用することにより、上記第1及び第2の実施形態と同様の動作を行い得る。
(B)切断装置の動作
本実施形態では、チューブ成形ローラ203によって切断装置50に送られてきたチューブ10は支持フレーム16の基台部16aの間を通り支持板部16bに形成されている通路16cを通って支持板部16bの上端の前面部に設けられているワークガイド17に至る。
そして、該ワークガイド17の端面から切断する長さL分、チューブ10が突出したタイミングで一方の切断刃1がチューブ10に作用してチューブ10を切断する。従って、本実施形態では切断時のチューブ10の後続部分の保持はワークガイド17のみによって行われている。
更に、後続のチューブ10がワークガイド17の端面から切断する長さL分、突出したタイミングで他方の切断刃1がチューブ10に作用してチューブ10を切断する。以下、同様の動作を繰り返すことによって必要な回数のチューブ10の切断を実行して所望の個数の製品Aを得る。
そして、このようにして構成される本実施形態に係るチューブ切断システム200Cの切断装置50によっても、前述した第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aの切断装置50と同様の作用、効果が発揮でき、更に、本実施形態にあっては、回転アーム3が1回転する間に2回のチューブ10の切断が実行されるからチューブ10の切断の一層の高速化が図られるようになる。
(6)第4の実施形態(図13及び図14参照)
第4の実施形態に係るチューブ切断システム200Dは、前記第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aの構成にチューブ矯正装置110を更に追加した構成のチューブ切断システムである。
従って、チューブ矯正装置110以外の構成については前記第1の実施形態と同一であるのでここでの説明は省略し、本実施形態において新たに追加したチューブ矯正装置110の具体的構成とその動作に絞って説明する。
(A)チューブ矯正装置の具体的構成
チューブ矯正装置110は、チューブ屈曲装置101と切断装置50との間に設けられ、チューブ屈曲装置101によりチューブの屈曲変形された部分を当初の直線状態になるように矯正する装置である。
具体的には、チューブ矯正装置110は、複数個の上側矯正用ローラ112と、複数個の下側矯正用ローラ113と、を備え、チューブ10が該上側矯正用ローラ112と、該下側矯正用ローラ113との間を通過することによりチューブ10に生じた変形を矯正するようにした装置である。
また、本実施形態では、前記複数個の上側矯正用ローラ112と前記複数個の下側矯正用ローラ113が、チューブ10の送り方向Fにそれぞれ等間隔Eで配置されており、前記上側矯正用ローラ112と下側矯正用ローラ113は、チューブ10の送り方向Fに半ピッチ(E/2)分、ずらした千鳥配置で配置されている。そして、上側矯正用ローラ112と下側矯正用ローラ113は、支持架台111の前面から水平に突出する支持軸112aと支持軸113aとによって自由に回転できる状態で設けられている。
(B)チューブ矯正装置の動作
本実施形態では、チューブ屈曲装置101によって屈曲変形されたチューブ10をチューブ矯正装置110に供給してチューブ10の変形を矯正し、矯正されて当初の直線状態になったチューブ10を切断装置50に供給してチューブ10の切断が実行される。
具体的には、チューブ矯正装置110に供給されたチューブ10は、前述した千鳥配置の上側矯正用ローラ112と下側矯正用ローラ113との間に供給され、隣接する二つの上側矯正用ローラ112とこれらの中間に位置する一つの下側矯正用ローラ113とにより、或いは隣接する二つの下側矯正用ローラ113とこれらの中間に位置する一つの上側矯正用ローラ112とにより、三点曲げされることでチューブ10の変形が矯正される。
そして、このようにして構成される本実施形態に係るチューブ切断システム200Dによっても、前述した第1の実施形態に係るチューブ切断システム200Aと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、チューブ屈曲装置101によって屈曲変形されたチューブ10に対して変形が残る塑性変形が生じた場合でも切断装置50に供給する段階で再び成形直後の直線状態に戻してチューブ10を切断することが可能になり、切断されたチューブ10の製品Aとしての品質の向上が期待できる。
(7)他の実施形態
以上が本発明の基本的な実施形態であるが、本発明のチューブ切断システム200は、これらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略、或いは当業者において周知、慣用の技術を追加することが可能である。
例えば、チューブ屈曲装置101における往復駆動機構104としては、前述した実施形態で述べたカム機構(107、108)やクランク機構(125、126)を利用したものの他、ラック・ピニオン機構等、他の機構を利用したものでもよいし、前述した構成とは異なる他の構成のカム機構やクランク機構を利用したものであってもよい。また、これらの機構を複数組み合わせた構成の往復駆動機構104を採用することも可能である。
また、チューブ屈曲装置101の駆動源となるモータMを省略し、切断装置50のサーボモータ12aから動力を分配して往復駆動機構104を動作させるようにすることも可能である。また、チューブ矯正装置110を切断装置50の下流位置に設けて切断後のチューブ10に残る変形を更に矯正するようにすることも可能である。
1 切断刃
2 カム機構
3 回転アーム
4 回転シャフト
4a 一端
4b 他端
5 回転体
6 クランプ装置
7 内側クランプ
7a 内方端面
7b 外方端面
8 外側クランプ
8a 内方端面
8b 外方端面
9 付勢手段
10 チューブ
12 駆動手段
12a サーボモータ
16 支持フレーム
16a 基台部
16b 支持板部
16c 通路
17 ワークガイド
18 凹陥部
19 突起部
20 刃部
21 第1のカム部
21a カムローラ
21b 軸部
22 第2のカム部
22a カム面
23 穴部
24 パワーロック
25 ナット
26 支持ベース
27 取付けボルト
28 ベアリング
29 ベアリング
30 案内溝
31 連結ボルト
32 受入れ穴部
35 取付け部材
35a 大径部
35b 雌ネジ部
40 空間
42 開口部
50 切断装置
101 チューブ屈曲装置
101a 装置本体
102 支持ガイド
102a ガイド溝
103 ローラ支持部材
103a 穴部
104 往復駆動機構
105 ローラ
105a ローラ軸
106 ローラ
106a ローラ軸
107 カムフォロワ(カム機構)
107a 軸部
108 回転カム(カム機構)
108a カム部
108b 押上げ作用部
108c 回転軸
110 チューブ矯正装置
111 支持架台
112 上側矯正用ローラ
112a 支持軸
113 下側矯正用ローラ
113a 支持軸
115 ステップ
116 ステップ
117 ステップ
118 ステップ
119 ステップ
120 ステップ
121 ステップ
122 ステップ
123 偏心係合部
125 回転駆動部(クランク機構)
125a 回転軸
126 連結クランク部材(クランク機構)
126a 軸部
126b 軸部
200 チューブ切断システム
201 原料供給部
202 ロール成形装置
203 チューブ成形ローラ
A0 原料
A 製品
C クランプ方向
D クランプ解除方向
E 間隔
F 送り方向
G 移動距離
H 厚さ
J 押上げ区間
L 長さ
M モータ
○1 下限位置
○2 上限位置

P 長さ
Q 非押上げ区間
R 回転半径
S 切断区間
T 非切断区間
U 回転速度
V 速度
W 幅
X 幅方向
Z 垂直方向

Claims (11)

  1. チューブ成形ローラ(203)により連続的に所定速度(V)で送り方向(F)へ送り出されるチューブ(10)を、クランプ装置(6)によりクランプした状態で、切断装置(50)の切断刃(1)で順次所定長さ(L)に切断するチューブ切断システムにおいて、
    前記チューブ成形ローラ(203)と前記切断装置(50)との間にチューブ屈曲装置(101)が更に設けられ、
    前記チューブ屈曲装置(101)は、前記チューブ(10)が前記切断装置(50)において切断のためにクランプされている期間中に、チューブ(10)の後続の部分を前記送り方向(F)に対して交差する方向へ屈曲変形させることにより、前記クランプ期間中に送り方向(F)へ進行するチューブ(10)の長さ(P)分を吸収させるようにしたことを特徴とするチューブ切断システム。
  2. チューブ成形ローラ(203)により連続的に所定速度(V)で送り方向(F)へ送り出されるチューブ(10)を、クランプ装置(6)によりクランプした状態で、切断装置(50)の切断刃(1)で順次所定長さ(L)に切断するチューブ切断システムにおいて、
    前記チューブ成形ローラ(203)と前記切断装置(50)との間にチューブ屈曲装置(101)及びチューブ矯正装置(110)が順次更に設けられ、
    前記チューブ屈曲装置(101)は、前記チューブ(10)が前記切断装置(50)において切断のためにクランプされている期間中に、チューブ(10)の後続の部分を前記送り方向(F)に対して交差する方向へ屈曲変形させることにより、前記クランプ期間中に送り方向(F)に進行するチューブ(10)の長さ(P)分を吸収させ、
    チューブ矯正装置(110)は、前記チューブ屈曲装置(101)により屈曲変形された部分を当初の直線状態になるよう矯正するようにしたことを特徴とするチューブ切断システム。
  3. 請求項2に記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記チューブ矯正装置(110)は、複数個の上側矯正用ローラ(112)と、複数個の下側矯正用ローラ(113)と、を備え、チューブ(10)が該上側矯正用ローラ(112)と、該下側矯正用ローラ(113)との間を通過することによりチューブ(10)に生じた変形が矯正されるように構成したことを特徴とするチューブ切断システム。
  4. 請求項3に記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記複数個の上側矯正用ローラ(112)と前記複数個の下側矯正用ローラ(113)は、チューブ(10)の送り方向(F)にそれぞれ等間隔(E)で配置されており、
    前記上側矯正用ローラ(112)と下側矯正用ローラ(113)は、チューブ(10)の送り方向(F)に半ピッチ(E/2)分、ずらした千鳥配置で配置されていることを特徴とするチューブ切断システム。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記チューブ屈曲装置(101)は、チューブ(10)を挟んで支承する一対のローラ(105、106)と、該一対のローラ(105、106)を支持してチューブ(10)の送り方向(F)と交差する方向に往復移動するローラ支持部材(103)と、該ローラ支持部材(103)を前記交差する方向に往復移動させる往復駆動機構(104)と、を備えていることを特徴とするチューブ切断システム。
  6. 請求項5に記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記往復駆動機構(104)は、カム機構(107、108)であることを特徴とするチューブ切断システム。
  7. 請求項6に記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記カム機構(107、108)は、カム部(108a)を有する回転カム(108)と、前記ローラ支持部材(103)に設けられて前記カム部(108a)に係合するカムフォロワ(107)とを備えていることを特徴とするチューブ切断システム。
  8. 請求項5に記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記往復駆動機構(104)は、クランク機構(125、126)であることを特徴とするチューブ切断システム。
  9. 請求項8に記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記クランク機構(125、126)は偏心係合部(123)を有する回転駆動部(125)と、前記偏心係合部(123)と前記ローラ支持部材(103)とを係合的に連結する連結クランク部材(126)と、を備えていることを特徴とするチューブ切断システム。
  10. 請求項9に記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記偏心係合部(123)は、複数(123a、123b、123c、123d、123e)設けられており、前記連結クランク部材(126)は、該複数の偏心係合部(123a−123e)の何れか一つに択一的に切り替えて係合されるようにしたことを特徴とするチューブ切断システム。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載のチューブ切断システムにおいて、
    前記チューブ屈曲装置(101)は、チューブ(10)の屈曲変形がチューブ(10)の弾性変形の範囲内に収まる、できるだけ大きな曲率半径で実行されることを特徴とするチューブ切断システム。
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