JP5867122B2 - テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 - Google Patents
テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5867122B2 JP5867122B2 JP2012021221A JP2012021221A JP5867122B2 JP 5867122 B2 JP5867122 B2 JP 5867122B2 JP 2012021221 A JP2012021221 A JP 2012021221A JP 2012021221 A JP2012021221 A JP 2012021221A JP 5867122 B2 JP5867122 B2 JP 5867122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cutting
- printing
- print medium
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、テープ印刷装置において、切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間を短縮できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、テープ状印刷媒体の切断を開始してから、刃を回動させるステッピングモーターの回転数を変化させるため、切断中に必要なトルクが変化する場合に、この変化に合わせてステッピングモーターの回転数を変更できる。これにより、ステッピングモーターの回転数を必要な分だけ下げることで、テープ状印刷媒体の切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間も短縮できる。
本発明によれば、テープ状印刷媒体の切断を開始してから終了するまでの間に、ステッピングモーターの回転数を変更し、切断の終了まで必要十分なトルクを得られるとともに、切断に要する時間を短縮できる。
本発明によれば、様々なサイズのテープ状印刷媒体を切断する際に、切断に必要なトルクを得るとともに、切断に要する時間も短縮できる。
また、本発明は、上記テープ印刷装置において、前記制御手段は、前記テープ状印刷媒体のサイズ毎に、前記ステッピングモーターのステップ数と前記ステッピングモーターの回転数とを対応付けたテーブルを有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な制御でテープ状印刷媒体の種々のサイズに対応してステッピングモーターの回転数を変化させ、各サイズのテープ状印刷媒体を速やかに切断できる。
また、本発明は、上記テープ印刷装置において、前記制御手段は、前記刃が前記テープ状印刷媒体の切断を終了する位置に近づくほど、前記ステッピングモーターの回転数が低くなるように、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、支点を中心として刃を回動させる構成において、切断の終了位置に近づくほど大きなトルクを得ることが可能となるので、確実に切断することができる。
本発明によれば、テープ状印刷媒体の切断を開始してから、刃を回動させるステッピングモーターの回転数を変化させるため、切断中に必要なトルクが変化する場合に、この変化に合わせてステッピングモーターの回転数を変更できる。これにより、ステッピングモーターの回転数を必要な分だけ下げることで、テープ状印刷媒体の切断に必要なトルクを得ることができ、且つ、切断に要する時間も短縮できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係るテープ印刷装置1およびその制御方法について説明する。このテープ印刷装置1は、装着したテープカートリッジ2から印刷テープ(テープ状印刷媒体)70を繰出しながら搬送し、この印刷テープ70に所望の印刷を行うと共にその印刷済み部分を切断して、所望のラベルを得るものである。
図1及び図2に示すように、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ2が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部3と、印刷テープ70に熱転写による印刷を行う印刷ヘッド5を有する印刷部(印刷手段)4と、印刷部4の下流側に配設されたカッター機構9と、これら構成装置を中枢的に制御する制御部(制御手段)10と、を備えている。
カートリッジケース21には、印刷ヘッド5に対応する位置に矩形の開口部28が形成されており、この開口部28に印刷ヘッド5が挿入される。テープカートリッジ2のプラテンローラー24は、開口部28に遊挿された印刷ヘッド5に接触するように配設されている。
印刷ヘッド5は、複数の発熱素子をテープ幅方向に列設した発熱素子アレイを有し、この発熱素子アレイの長さは、印刷可能な最大幅の印刷テープ70の幅に対応している。すなわち、本実施形態の印刷ヘッド5では、発熱素子アレイを構成する複数の発熱素子を、印刷データに基づいて選択的に発熱駆動し、印刷テープ70の送りと同期させて1ラインずつのドット印刷を行うようになっている。
テープカートリッジ2をカートリッジ装着部3に装着すると、プラテンローラー24がプラテン軸33に、また、巻取りコア27が巻取り軸34に装着され、印刷テープ70の送りとインクリボン23の送りとが可能な状態(送り待機状態)となる。
サイズ検出部57は、テープカートリッジ2に設けられた穴(不図示)の数や配置等を検出することにより、セットされたテープカートリッジ2の印刷テープ70のサイズを検出する。ここで、印刷テープ70のサイズとは、印刷テープ70の幅である。
図3及び図4に示すように、カッター機構9は、カッター作動機構43に、カッターモーター41及びカッター42を支持して構成されている。
カッター作動機構43は、複数のギヤから成る伝達ギヤ列60及びカッターモーター41を支持する板状のギヤフレーム61と、伝達ギヤ列60に接続されてカッター42を駆動するカッター駆動ギヤ62と、カッター42を支持する板状のカッターフレーム63と、ギヤフレーム61及びカッターフレーム63を支持するベースプレート64(図4には不図示)とを有している。
カッターモーター41は、ギヤフレーム61においてカッター駆動ギヤ62側の内側面に固定され、伝達ギヤ列60は、ギヤフレーム61の外側面に支持されている。カッターモーター41の駆動軸41aは、ギヤフレーム61を貫通して伝達ギヤ列60に噛み合い、カッターモーター41の回転は、伝達ギヤ列60で減速されてカッター駆動ギヤ62に伝達される。カッターモーター41はステッピングモーターであるから、制御部10からパルスが入力される度に所定角度ずつ回転し、カッターモーター41の回転数(回転速度)は入力パルスの周波数に応じて決定される。また、カッターモーター41は、低回転域でトルクが大きく、高回転域になるほどトルクが小さくなるという、ステッピングモーターに特徴的なトルク特性を有する。
カッター駆動ギヤ62の外周面の近傍には、カッターフレーム63を貫通してカッター42に接続されるガイド軸62aが形成されている。
カッター42は、カッター固定部63bに固定される板状の固定刃65と、板状の固定刃65の基端部に設けられる支軸(支点)66と、支軸66に支持されて固定刃65に対して回動可能な可動刃(刃)67とを備えて構成されている。固定刃65とカッター固定部63bとの間には板状のスペーサー59が設けられ、固定刃65は、一対のピン65bによってカッター固定部63bに固定される。
固定刃65及び可動刃67は、略直線状に延び、且つ、略同一の長さを有する刃部65a,67aをそれぞれ有し、支軸66を中心に可動刃67が固定刃65に向かって回動することで、印刷テープ70を刃部65a,67aによって挟んで切断する。すなわち、カッター42は、ハサミ形式のカッターである。
すなわち、カッター機構9では、カッターモーター41が駆動されると、伝達ギヤ列60を介してカッター駆動ギヤ62が回転され、カッター駆動ギヤ62のガイド軸62aがレバー部69のガイドスリット69a内を移動することで可動刃67が回動し、切断が行われる。
カッター機構9では、カッターモーター41が正転するとハサミ形式のカッター42が閉じられ、逆転するとカッター42が開かれる。また、カッター機構9では、カッターモーター41の回転数が大きいほど、可動刃67の回動の速度が大きくなる。
本実施形態のテープ印刷装置1が備えるカッター42はハサミ形状であるため、カッター42が完全に開いた状態を待機位置とし、この待機位置から可動刃67が回動して刃が閉じる過程で、印刷テープ70を切断する。図5(a)に示す段階では、印刷テープ70の切断位置、すなわち刃部65a,67aと印刷テープ70との接点は、支軸66に近い位置(図中C1)にある。この接点は、切断が進行するにつれて支軸66から離れるので、図5(b)に示す段階では、切断位置(図中C2)が支軸66から遠く離れた位置にある。つまり、支軸66を支点として考えると、切断が進むにつれて、作用点である切断位置が支点から離れていく。従って、切断開始直後は小さな力で印刷テープ70を切断できるが、印刷テープ70の切断が進行すると、力点であるレバー部69に大きな力を加えないと印刷テープ70を切断できなくなる。このように、印刷テープ70を安定して確実に切断するため、レバー部69に大きな力を加える必要がある。
そこで、テープ印刷装置1は、印刷テープ70の切断を開始してから切断終了までの間に、カッターモーター41の回転数を変化させることで、確実に印刷テープ70を切断するとともに、切断処理の高速化を図っている。具体的には、印刷テープ70の切断開始直後はカッターモーター41の回転数を高回転とし、高速で可動刃67を動かす。その後、切断中にカッターモーター41の回転数を低回転に切り換えて、大きなトルクをレバー部69に与えて、確実に印刷テープ70を切断する。以下、この動作について説明する。
カッターモーター41が所定のステップ数まで回転したところで、可動刃67が完全に閉じた位置に達する。ここで、カッターモーター41は停止し、所定時間だけ停止状態を保つ。この区間を図中に「停止」区間として示す。停止区間では、制御部10が、カッターモーター41に印加する電圧を逆方向に切り換える。このため、停止区間の後は、制御部10がカッターモーター41にパルスを出力すると、カッターモーター41は逆方向に回転し、カッター駆動ギヤ62は逆方向に回動する。これにより、可動刃67は開く方向に回動し、カッター42の開き角度が大きくなる。この区間を図中に「刃開き」区間として示す。刃開き区間では、制御部10がカッターモーター41に印加する電圧は逆方向であるが、駆動パルスは刃閉じ区間と同じように出力される。このため、刃開き区間においても、刃閉じ区間に引き続いてパルス数(モーターステップ数)は積算される。カッターモーター41のステップ数には、可動刃67が待機位置まで開いた状態に対応する制限値が設定されている。制御部10は、この制限値までステップ数が達したところで、カッターモーター41へのパルスの出力を停止し、カッターモーター41が停止する。
上述のように、制御部10は、カッターモーター41の回転速度をステップ数に応じて変化させる制御を行う。テーブルTは、この制御部10による制御の内容を定義づけるデータであり、記憶部52に記憶されている。テーブルTは、カッターモーター41のステップ数が大きくなるほど、カッターモーター41の回転数が段階的に小さくなるよう設定されている。
図7のテーブルTによれば、刃閉じ区間(図6(A))が区間1〜6に区分されている。区間1は、カッターモーター41のステップ数0〜200に対応し、カッターモーター41の回転数は0〜4000と設定されている。なお、カッターモーター41の回転数は、出力パルス数(pps:pulse per second)で表す。この区間は、カッターモーター41の回転速度を加速するための区間である。区間1で、制御部10は、カッターモーター41の回転速度を停止状態(回転数0pps)から4000ppsまで加速する。
区間2はステップ数201〜560に対応する。この区間2ではカッターモーター41の回転数が4000ppsに保持される。つまり、制御部10は、カッターモーター41のステップ数が200ステップに達したら、カッターモーター41の回転数を4000ppsに保って回転させる。
同様に、区間5はステップ数1201〜1300に対応し、区間5のカッターモーター41の回転数は2000ppsである。制御部10は、カッターモーター41のステップ数が1200ステップに達したら、カッターモーター41の回転数を2000ppsに減速し、この回転数で1300ステップまでカッターモーター41を回転させる。そして、区間6はステップ数1301〜1700に対応し、この区間6では、カッターモーター41の回転数が2000ppsから0ppsまで減速される。
印刷テープ70が所定の切断位置まで搬送されると、制御部10は、記憶部52に記憶されているテーブルTを参照する(ステップS1)。続いて、制御部10は、テーブルTに従ってカッターモーター41への駆動パルスの出力を開始し、出力パルス数のカウントを開始し(ステップS2)、刃閉じ動作を実行する(ステップS3)。ここでカウントされるパルス数は、カッターモーター41の動作ステップ数として処理される。制御部10は、カッターモーター41のステップ数が増加する毎に、ステップ数がテーブルTに設定された各区間の上限値、すなわち閾値に達したか否かを判別する(ステップS4)。図7の例では、ステップ数200、560、1000、1200、1300、1500、1700、2800が閾値に相当する。
一方、停止区間に達したと判別した場合(ステップS5;Yes)、制御部10は、カッターモーター41を一時的に停止させる(ステップS7)。ステップS7でカッターモーター41を停止させる時間は、予め設定された時間であり、カッターモーター41に印加する電圧の反転等の処理に必要な最小限の時間である。
その後、制御部10は、刃開き区間の動作を実行し(ステップS8)、テーブルTに従ってカッターモーター41を逆転させ、カッター42を開く。制御部10は、カッター42が全開の待機位置に達したか否かを、例えばカッターモーター41を所定ステップだけ動作させる毎に判別し(ステップS9)、可動刃67が待機位置に達するまで動作を継続し(ステップS9;No)、可動刃67が待機位置に達した場合は(ステップS9;Yes)、本動作を終了する。可動刃67が待機位置に達したか否かは、例えばカッターモーター41のステップ数に基づき判別される。
さらに、制御部10は、刃開き区間では、テーブルTに基づいて、可動刃67が待機位置に復帰するまで高速で回転させ、切断工程の時間を短縮できる。
また、印刷テープ70の切断を開始してから終了するまでの間に、切断に必要なトルクに応じてカッターモーター41の回転数を変更できるため、切断の終了まで必要十分なトルクを得られ、切断に要する時間を短縮できる。
また、可動刃67が切断の終了位置に近づくほど、カッターモーター41の回転数を下げるため、支点である支軸66を中心として可動刃67を回動させる構成において、切断の終了位置に近づくほど大きくなる可動刃67の必要トルクに対応でき、印刷テープ70を確実に切断することができる。
以下、図9を参照して本発明を適用した第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態では、テープ印刷装置1にセットされた印刷テープ70のサイズに合わせて、制御部10がカッターモーター41の回転数の変化のパターンを切り換える構成について説明する。本第2の実施形態において、上記第1の実施形態と共通の構成については、同符号を伏して図示及び説明を省略する。なお、本第2の実施形態では、印刷テープ70のサイズによらず、印刷テープ70の一端はカッター42の固定刃65aの刃先側、すなわち支軸66とは反対側に揃えられて切断されるものとする。したがって、カッター42において、切断開始位置は印刷テープ70のサイズが小さいほど支軸66から離れた位置になり、切断終了位置は、印刷テープ70のサイズによらず同じ位置になる。
図9は、第2の実施形態に係るテープ印刷装置が有するテーブルの構成例を示す図であり、(A)、(B)、(C)はそれぞれ異なるテープ幅の印刷テープ70に対応するテーブルの構成例を示す。本実施形態のテープ印刷装置1は、複数のサイズの印刷テープ70を使用でき、使用できる最小サイズを4mm、最大サイズを36mmとする。図9(A)は4〜12mm幅の印刷テープ70に対応するテーブルTaを示す。図9(B)は18〜24mm幅の印刷テープ70に対応するテーブルTbを示し、図9(C)は36mm幅の印刷テープ70に対応するテーブルTcを示す。これらのテーブルTa、Tb、Tcは、テーブルT(図7)と同様に記憶部52に記憶される。
例えばテーブルTaでは、刃閉じ区間が区間1〜6に区分され、区間1は加速区間、区間6は減速区間である。カッターモーター41の回転数は、区間2〜4で4000pps、区間5で2000ppsに設定されている。
ところで、テーブルTaに対応する4〜12mm幅の印刷テープ70は、幅が小さいため、区間5で完全に切断される。このため、区間2〜4では、可動刃67を回動させる際に、印刷テープ70を切断するほどのトルクは必要ない。従って、区間2〜4ではカッターモーター41の回転数は高速(4000pps)に設定されている。
テーブルTbは、テーブルTaに比べて幅の広い印刷テープ70に対応しているので、テーブルTbでは、低速の区間への移行がテーブルTaよりも早い段階(区間4の1001ステップ)から開始される。
すなわち、制御部10は、図8のステップS1に示す動作の前に、サイズ検出部57により検出した印刷テープ70のサイズを取得し、このサイズに適したテーブルを、記憶部52に記憶されたテーブルTa、Tb、Tcから選択する。その後、図8のステップS1〜S8に示す動作を実行することで、印刷テープ70のサイズに合わせて、適切な切断動作を行える。そして、制御部10は、セットされている印刷テープ70に可動刃67が接触してから、カッターモーター41の回転数を段階的に変化させることで、必要なトルクを可動刃67に与えて、確実に印刷テープ70を切断できる。また、印刷テープ70の切断が開始するまでは高速でカッターモーター41を回転させ、速やかに切断を開始できる。
このように、制御部10は、印刷テープ70のサイズに応じてカッターモーター41の回転数の変化のパターンを切り替えるため、印刷テープ70と刃部65a、67aとの相対位置が印刷テープ70のサイズ毎に異なることに対応し、印刷テープ70の切断に必要なトルクを得るとともに、且つ、切断に要する時間を短縮できる。
また、上記各実施形態では、テープ印刷装置1として、いわゆる熱転写式プリンターを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、テープ状の記録媒体に印刷を行って切断する構成を有するものであれば、インクジェットプリンター等の各種の印刷装置にも適用可能である。
Claims (5)
- テープ状印刷媒体に印刷する印刷手段と、
ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターの駆動力により支点を中心として刃を回動させ、印刷後の前記テープ状印刷媒体を切断するカッター機構と、
前記カッター機構により前記テープ状印刷媒体を切断する際に、前記テープ状印刷媒体の切断に必要なトルクが小さい段階では前記ステッピングモーターを高速で回転し、前記刃の回動位置が前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を変化させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記刃が前記テープ状印刷媒体の切断を終了する位置に近づくほど、前記ステッピングモーターの回転数が低くなるように、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とするテープ印刷装置。 - 前記制御手段は、前記刃の回動位置が、前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから終了する位置になるまでの間に、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とする請求項1記載のテープ印刷装置。
- テープ状印刷媒体に印刷する印刷手段と、
ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターの駆動力により支点を中心として刃を回動させ、印刷後の前記テープ状印刷媒体を切断するカッター機構と、
前記カッター機構により前記テープ状印刷媒体を切断する際に、前記テープ状印刷媒体の切断に必要なトルクが小さい段階では前記ステッピングモーターを高速で回転し、前記刃の回動位置が前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を変化させる制御手段と、を備え、
前記カッター機構は、複数のサイズの前記テープ状印刷媒体を切断可能であり、前記テープ状印刷媒体は前記支点と反対側に揃えて切断され、前記切断開始位置は前記テープ状印刷媒体のサイズが小さいほど前記支点から離れた位置になり、前記切断終了位置は前記テープ状印刷媒体のサイズによらず同じ位置になり、
前記制御手段は、前記テープ状印刷媒体のサイズが大きく、前記切断開始位置が前記支点に近づく場合、前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を段階的に下げることを特徴とするテープ印刷装置。 - 前記制御手段は、前記テープ状印刷媒体のサイズ毎に、前記ステッピングモーターのステップ数と前記ステッピングモーターの回転数とを対応付けたテーブルを有することを特徴とする請求項3記載のテープ印刷装置。
- テープ状印刷媒体に印刷する印刷手段と、ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターの駆動力により支点を中心として刃を回動させるカッター機構とを有し、印刷後の前記テープ状印刷媒体を前記カッター機構により切断するテープ印刷装置を制御して、
前記カッター機構により前記テープ状印刷媒体を切断する工程で、前記テープ状印刷媒体の切断に必要なトルクが小さい段階では前記ステッピングモーターを高速で回転し、前記刃の回動位置が前記テープ状印刷媒体の切断を開始する位置になってから、前記ステッピングモーターの回転数を変化させ、前記刃が前記テープ状印刷媒体の切断を終了する位置に近づくほど、前記ステッピングモーターの回転数が低くなるように、前記ステッピングモーターの回転数を変化させることを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012021221A JP5867122B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012021221A JP5867122B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013158971A JP2013158971A (ja) | 2013-08-19 |
JP5867122B2 true JP5867122B2 (ja) | 2016-02-24 |
Family
ID=49171634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012021221A Active JP5867122B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5867122B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5935363B2 (ja) * | 2012-02-02 | 2016-06-15 | セイコーエプソン株式会社 | テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 |
JP6508989B2 (ja) * | 2015-03-13 | 2019-05-08 | 株式会社 英田エンジニアリング | チューブ切断装置 |
JP7279370B2 (ja) * | 2019-01-21 | 2023-05-23 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0796198B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1995-10-18 | 沖電気工業株式会社 | 記録紙切断方法 |
JPH068194A (ja) * | 1991-08-02 | 1994-01-18 | Brother Ind Ltd | カッタ駆動装置 |
JP3178095B2 (ja) * | 1992-06-19 | 2001-06-18 | いすゞ自動車株式会社 | 塗装プラスチックのリサイクル方法 |
JP3480126B2 (ja) * | 1995-06-22 | 2003-12-15 | ブラザー工業株式会社 | 切断装置 |
JP4042292B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2008-02-06 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置 |
JP3997821B2 (ja) * | 2002-04-10 | 2007-10-24 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタ及びその制御方法 |
-
2012
- 2012-02-02 JP JP2012021221A patent/JP5867122B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013158971A (ja) | 2013-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013158972A (ja) | テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 | |
EP2910383A1 (en) | Thermal transfer printer | |
JP5857560B2 (ja) | ハーフカット装置、これを備えたテープ印刷装置、およびステッピングモーターの制御方法 | |
JP2018176426A (ja) | ラベル作成装置 | |
JP5867122B2 (ja) | テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 | |
JP4752869B2 (ja) | ヘッド移動機構及び画像形成装置 | |
US10173444B2 (en) | Printer and method of printing | |
WO2012132987A1 (ja) | サーマルヘッドの印字速度制御方法 | |
JP6248237B2 (ja) | 印刷装置および切断装置 | |
JP5803296B2 (ja) | 駆動装置、これを備えたテープ印刷装置およびステッピングモーターの制御方法 | |
US9487024B2 (en) | Printer | |
JP4951929B2 (ja) | スリッタ装置及びプリンタ | |
JP5935363B2 (ja) | テープ印刷装置、及び、テープ印刷装置の制御方法 | |
JP5429031B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP5826784B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JP5849439B2 (ja) | ハーフカット装置、これを備えたテープ印刷装置、およびステッピングモーターの制御方法 | |
JP6036892B2 (ja) | 印刷装置および印刷装置の制御方法および制御プログラム | |
JP4702168B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2013208767A (ja) | プリンタ | |
JP4635927B2 (ja) | 印字装置 | |
JP4604587B2 (ja) | テープ/チューブプリンタ | |
JP5899859B2 (ja) | プリンタ | |
JP2023091967A (ja) | 印刷装置、印刷方法及び印刷制御プログラム | |
JP2023000797A (ja) | 記録装置 | |
JP2023000663A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151221 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5867122 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |